JP5776230B2 - フリップチップパッケージ用基板の電気検査方法 - Google Patents
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Description
ここでパッケージ基板の電気検査について図2及び図3を用いて説明する。
しかしプローブ7は細いものほど製造が難しく高度な技術を要するため価格が高くなり、プローブ費用の高額化が問題となっている。
少なくとも前記フリップチップパッケージ用基板の半導体チップとの接続を行う面に金属層を形成する工程と、導通検査工程とからなり、
金属層を形成する前記工程が、半導体チップとの接続を行う前記面にレジストを形成すると共に、レジストに開口を形成して半導体チップを接続する面の最外層の電極を露出させ、このレジスト及び開口を覆って金属層を形成することにより、これら電極をショート
させる工程であり、
前記導通検査工程は、前記金属層の任意の位置にプローブを当て、同時に半導体チップを接続しない面の電極にプローブを当てて導通検査を実施することを特徴とするフリップチップパッケージ用基板の電気検査方法である。
前記絶縁検査工程は、半導体チップを接続しない面の電極にプローブを当てて絶縁検査を実施することを特徴とする請求項1に記載のフリップチップパッケージ用基板の電気検査方法である。
図4はパッケージ基板3に最外層のはんだレジスト10を形成後、はんだレジスト開口18及び19を形成し電極5及び電極17を露出させ、半導体チップ1との接続を行う面に金属層16を形成し、おのおのの電極17をショートさせた状態である。これに導通検査を行うためプローブ8を電極5及び金属層16に接触させている。プローブ8は微細プローブ用電気検査治具6及び電気検査治具9に固定され、図示しない検査装置に接続される。従来技術では半導体チップ接続面には電極17上に図2で示すような半導体チップ接続用バンプ電極2を形成後、図3で示すような微細プローブ7を用いてそれぞれの被検査バンプに接触させた上で導通検査を行う必要があったが、本発明によれば半導体チップ接続面のプローブは微細なバンプに接触させる必要がないため安価な太いプローブを使用することができ、さらにプローブは1本あれば導通検査が可能であるため検査コストの大幅な削減が可能になる。
本発明の第1の実施例を図7を用いて説明する。
レジスト20は図7(e)で示すエッチング工程に耐えるものであれば良く、サブトラクティブ法用フォトレジストなどが使用できる。このとき半導体チップ非接続面にはレジストを形成しない。従ってレジスト20の形成にロールラミネータ等を使用する場合は、半導体チップ非接続面は、レジストが塗布されたり付着するのを防ぐため、PETフィルム等で保護する必要がある。
合を示したが、必ずしもこの順番で行う必要はなく、検査の目的が達成できるのであればこれに限定するものではない。例えば図7(e)で示す工程の次に行っても良い。また絶縁検査についても上記の例では金属バンプ21の形成後に行う場合を示したが、必ずしもこの順番で行う必要はなく、例えば図7(i)で示す工程の直後、金属バンプ21の形成前に行っても良い。
本発明の第2の実施例を図8を用いて説明する。
で検査が可能である。
なお図8(j)で示す導通検査と図8(k)で示す4端子導通検査は必ずしも両方実施する必要はなく、必要に応じどちらか一方を選択しても良い。
2・・・半導体チップ接続用バンプ電極
3・・・パッケージ基板
4・・・外部接続用バンプ電極
5・・・電極
6・・・微細プローブ用電気検査治具
7・・・微細プローブ
8・・・プローブ
9・・・電気検査治具
10・・・はんだレジスト
11・・・絶縁層
12・・・ビア
13・・・配線
14・・・貫通スルーホール
15・・・コア層
16・・・金属層
17・・・電極
18・・・はんだレジスト開口
19・・・はんだレジスト開口
20・・・レジスト
21・・・金属バンプ
22・・・金属バンプ
Claims (2)
- 半導体チップを接続する面の最外層の電極と半導体チップを接続しない面の最外層の電極が形成された段階のフリップチップパッケージ用基板の電気検査方法であって、
少なくとも前記フリップチップパッケージ用基板の半導体チップとの接続を行う面に金属層を形成する工程と、導通検査工程とからなり、
金属層を形成する前記工程が、半導体チップとの接続を行う前記面にレジストを形成すると共に、レジストに開口を形成して半導体チップを接続する面の最外層の電極を露出させ、このレジスト及び開口を覆って金属層を形成することにより、これら電極をショートさせる工程であり、
前記導通検査工程は、前記金属層の任意の位置にプローブを当て、同時に半導体チップを接続しない面の電極にプローブを当てて導通検査を実施することを特徴とするフリップチップパッケージ用基板の電気検査方法。 - 前記導通検査を実施した後、フリップチップパッケージ用基板の半導体チップとの接続を行う面に形成した金属層を除去する工程と、半導体チップとの接続を行う面に半導体チップ接続用バンプ電極を形成する工程と、絶縁検査工程とからなり、
前記絶縁検査工程は、半導体チップを接続しない面の電極にプローブを当てて絶縁検査を実施することを特徴とする請求項1に記載のフリップチップパッケージ用基板の電気検査方法。
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