JP5100751B2 - プローブおよびプローブカード - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウェハ、半導体チップ、半導体部品パッケージ又はプリント基板等に形成された集積回路等の電気回路(以下、代表的にICデバイスとも称する。)のテストに際して、ICデバイスに設けられたパッドや電極或いはリードのような入出力端子と接触して、ICデバイスとの電気的な接続を確立するためのプローブ、及び、それを備えたプローブカードに関する。
半導体集積回路素子は、シリコンウェハ等に多数造り込まれた後、ダイシング、ボンディング及びパッケージング等の諸工程を経て電子部品として完成する。こうしたICデバイスは出荷前に動作テストが行われるが、このテストはウェハ状態や完成品の状態で実施される。
ウェハ状態のICデバイスのテストに際して、被試験ICデバイスとの電気的な接続を確立するためのプローブとして、基板に固定されるベース部と、後端側がベース部に設けられ、先端側がベース部から突出しているビーム部と、ビーム部の表面に形成された導電部と、を有するもの(以下、単に「シリコンフィンガコンタクタ」とも称する。)が従来から知られている(例えば、特許文献1乃至3参照)。
このシリコンフィンガコンタクタは、フォトリソグラフィ等の半導体製造技術を用いてシリコンウェハから形成されているため、被試験ICデバイスの小型化に伴う入出力端子のサイズ及びピッチの狭小化に比較的対応し易くなっている。しかしながら、ICデバイスは絶えず小型化されるため、シリコンフィンガコンタクタの更なる微細化を望まれている。
一方、プローブとICデバイスの入出力端子との安定した接触を確保するために、テスト時にプローブを入出力端子に対して一定以上の荷重で押圧しなければならない。このため、押圧時に一定以上の荷重を確保しつつ、シリコンフィンガコンタクタを微細化すると、ビーム部の根元に発生する引張応力が大きくなるという問題がある。
特開2000−249722号公報 特開2001−159642号公報 国際公開第03/071289号パンフレット
本発明が解決しようとする課題は、梁部の根元に発生する引張応力の低減を図ることが可能なプローブ及びプローブカードを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点によれば、被試験電子部品のテストに際して前記被試験電子部品と試験装置との間の電気的な接続を確立するために、前記被試験電子部品の入出力端子に接触するプローブであって、前記被試験電子部品の入出力端子に電気的に接続される導電部と、前記導電部が一方の主面に設けられた複数の梁部と、前記複数の梁部をまとめて片持ち支持している台座部と、を備え、前記各梁部は、当該梁部の後端領域で前記台座部に支持されており、前記後端領域において、隣接する前記梁部同士の間に溝が設けられており、前記溝は、先端側に向かって開口していると共に、前記後端領域における最先端と最後端との間に終端面を有していることを特徴とするプローブが提供される(請求項参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記溝の終端面と前記後端領域の最後端との間において、隣接する前記梁部同士が平面を介してつながっていることが好ましい(請求項参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記溝における前記終端面と側面との間のコーナ部分は、テーパ状又は曲面状に形成されていることが好ましい(請求項参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記導電部は、前記各梁部の前記一方の主面に長手方向に沿って設けられた配線部と、前記配線部の先端に設けられ、前記被試験電子部品の前記入出力端子に接触する接点部と、を有していることが好ましい(請求項参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記溝の終端面と前記後端領域の最後端との間において、隣接する前記梁部同士が平面を介してつながっており、隣接する前記配線部同士の間のピッチは、前記平面上において広がっていることが好ましい(請求項参照)。
上記目的を達成するために、本発明の第2の観点によれば、上記のプローブと、前記プローブが有する前記台座部が固定される基板と、を備えたことを特徴とするプローブカードが提供される(請求項照)。
本発明では、後端部分において隣接する梁部同士の間に溝を設けているので、被試験電子部品の入出力端子を押圧した際に梁部の根元に発生する引張応力を溝がない場合と比較して低減することができる。
図1は、本発明の第1実施形態における電子部品試験装置を示す概略図である。 図2は、本発明の第1実施形態におけるテストヘッド、プローブカード及びプローバの接続関係を示す概念図である。 図3は、本発明の第1実施形態におけるプローブカードの概略断面図である。 図4は、本発明の第1実施形態におけるプローブカードを下側から見た部分平面図である。 図5は、本発明の第1実施形態におけるプローブの部分平面図である。 図6Aは、図5のVIA-VIA線に沿った断面図である。 図6Bは、図5のVIB-VIB線に沿った断面図である。 図7は、本発明の第2実施形態におけるプローブの部分平面図である。 図8は、図7のVIII-VIII線に沿った断面図である。 図9は、本発明の第3実施形態におけるプローブの部分平面図である。 図10は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第1工程におけるSOIウェハの断面図である。 図11Aは、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第2工程においてSOIウェハを下側から見た平面図である。 図11Bは、図11AのXIB-XIB線に沿った断面図である。 図12は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第3工程におけるSOIウェハの断面図である。 図13は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第4工程におけるSOIウェハの断面図である。 図14Aは、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第5工程においてSOIウェハを上側から見た平面図である。 図14Bは、図14AのXIVB-XIVB線に沿った断面図である。 図15は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第6工程におけるSOIウェハの断面図である。 図16Aは、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第7工程においてSOIウェハを上側から見た平面図である。 図16Bは、図16AのXVIB-XVIB線に沿った断面図である。 図17は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第8工程におけるSOIウェハの断面図である。 図18は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第9工程におけるSOIウェハの断面図である。 図19は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第10工程におけるSOIウェハの断面図である。 図20は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第11工程におけるSOIウェハの断面図である。 図21Aは、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第12工程においてSOIウェハを上側から見た平面図である。 図21Bは、図21AのXXIB-XXIB線に沿った断面図である。 図22は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第13工程におけるSOIウェハの断面図である。 図23Aは、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第14工程においてSOIウェハを上側から見た平面図である。 図23Bは、図23AのXXIIIB-XXIIIB線に沿った断面図である。 図24は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第15工程におけるSOIウェハの断面図である。 図25Aは、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第16工程においてSOIウェハを上側から見た平面図である。 図25Bは、図25AのXXVB-XXVB線に沿った断面図である。 図26Aは、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第17工程においてSOIウェハを上側から見た平面図である。 図26Bは、図26AのXXVIB-XXVIB線に沿った断面図である。 図27は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第18工程におけるSOIウェハの断面図である。 図28Aは、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第19工程においてSOIウェハを上側から見た平面図である。 図28Bは、図28AのXXVIIIB-XXVIIIB線に沿った断面図である。 図29Aは、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第20工程においてSOIウェハを上側から見た平面図である。 図29Bは、図29AのXXIXB-XXIXB線に沿った断面図である。 図30は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第21工程におけるSOIウェハの断面図である。 図31は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第22工程におけるSOIウェハの断面図である。 図32Aは、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第23工程においてSOIウェハを上側から見た平面図である。 図32Bは、図32AのXXXIIB-XXXIIB線に沿った断面図である。 図33は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第24工程におけるSOIウェハの断面図である。 図34Aは、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第25工程においてSOIウェハを上側から見た平面図である。 図34Bは、図34AのXXXIVB-XXXIVB線に沿った断面図である。 図35は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第26工程におけるSOIウェハを示す断面図である。 図36Aは、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第27工程においてSOIウェハを上側から見た平面図である。 図36Bは、図36AのXXXVIB-XXXVIB線に沿った断面図である。 図37は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第28工程におけるSOIウェハの断面図である。 図38は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第29工程におけるSOIウェハの断面図である。 図39Aは、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第30工程においてSOIウェハを下側から見た平面図である。 図39Bは、図39AのXXXIXB-XXXIXB線に沿った断面図である。 図40は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第31工程におけるSOIウェハの断面図である。 図41は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第32工程におけるSOIウェハの断面図である。 図42は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第33工程におけるプローブの断面図である。 図43は、本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の第34工程におけるプローブの断面図である。
符号の説明
1…電子部品試験装置
10…テストヘッド
20…インタフェース部
30…プローブカード
31…プローブ基板
40…プローブ
41…台座部
42…梁部
422…後端領域
43A〜43C…溝
44…配線部
45…接点部
100…被試験半導体ウェハ
110…入出力端子
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態における電子部品試験装置を示す概略図、図2は本発明の第1実施形態におけるテストヘッド、プローブカード及びプローバの接続関係を示す概念図である。
本発明の第1実施形態における電子部品試験装置1は、図1に示すように、テストヘッド10、テスタ60及びプローバ70から構成されている。テスタ60は、ケーブル束61を介してテストヘッド10に電気的に接続されており、被試験シリコンウェハ100に造り込まれたICデバイスに対して試験信号を入出力することが可能となっている。テストヘッド10は、マニピュレータ80及び駆動モータ81によりプローバ70上に配置されるようになっている。
図1及び図2に示すように、テストヘッド10内には多数のピンエレクトロニクス11が設けられており、これらピンエレクトロニクス11は、数百の内部ケーブルを有するケーブル束61を介してテスタ60に接続されている。また、各ピンエレクトロニクス11は、マザーボード21と接続するためのコネクタ12にそれぞれ電気的に接続されており、インタフェース部20のマザーボード21上のコンタクト端子21aと電気的に接続することが可能となっている。
テストヘッド10とプローバ70は、インタフェース部20を介して接続されており、このインタフェース部20は、マザーボード21、ウェハパフォーマンスボード22及びフロッグリング23から構成されている。マザーボード21には、テストヘッド10側のコネクタ12と電気的に接続するためのコンタクト端子21aが設けられていると共に、このコンタクト端子21aとウェハパフォーマンスボード22を電気的に接続するために配線パターン21bが形成されている。ウェハパフォーマンスボード22は、ポゴピン等を介してマザーボード21に電気的に接続されており、マザーボード21上の配線パターン21bのピッチをフロッグリング23側のピッチに変換して、当該配線パターン21bをフロッグリング23内に設けられたフレキシブル基板23aに電気的に接続するように、配線パターン22aが形成されている。
フロッグリング23は、ウェハパフォーマンスボード22上に設けられており、テストヘッド10とプローバ70との若干の位置合わせを許容するために、内部の伝送路がフレキシブル基板23aで構成されている。フロッグリング23の下面には、このフレキシブル基板23aが電気的に接続されたポゴピン23bが多数実装されている。
フロッグリング23には、下面に多数のプローブ40が実装されたプローブカード30が、ポゴピン23bを介して電気的に接続されるようになっている。特に図示しないが、プローブカード30は、ホルダを介してプローバ70のトッププレートに固定されており、トッププレートの開口を介してプローブ40がプローバ70内に臨むようになっている。
プローバ70は、チャック71上に被試験ウェハ100を吸着等により保持して、プローブカード30に対向する位置に当該ウェハ100を自動的に供給することが可能となっている。
以上のような構成の電子部被試験装置1では、チャック71上に保持されている被試験ウェハ100をプローバ70によりプローブカード30に押し付けて、被試験ウェハ100に造り込まれたICデバイスの入出力端子110にプローブ40を電気的に接触させた状態で、テスタ60からICデバイスにDC信号とデジタル信号を印加すると共に、ICデバイスからの出力信号を受信する。このICデバイスからの出力信号(応答信号)を、テスタ60において期待値と比較することで、ICデバイスの電気的な特性を評価するようになっている。
図3は本発明の第1実施形態におけるプローブカードの概略断面図、図4は本発明の第1実施形態におけるプローブカードを下側から見た部分平面図、図5は本発明の第1実施形態におけるプローブの部分平面図、図6Aは図5のVIA-VIA線に沿った断面図、図6Bは図5のVIB-VIB線に沿った断面図である。
本実施形態におけるプローブカード30は、図3及び図4に示すように、例えば多層配線基板等から構成されるプローブ基板31と、機械的な強度を補強するためにプローブ基板31の上面に取り付けられているスティフナ32と、プローブ基板31の下面に多数実装されているシリコンフィンガコンタクタ40と、から構成されている。
プローブ基板31には、下面から上面に貫通するようにスルーホール31aが形成されていると共に、このスルーホール31aに接続された接続トレース31bが下面に形成されている。
本実施形態におけるシリコンフィンガコンタクタ(プローブ)40は、ICデバイスのテストに際してICデバイスとテストヘッド10との間の電気的な接続を確立するために、ICデバイスの入出力端子110に接触するプローブである。このプローブ40は、図5〜図6Bに示すように、プローブ基板31に固定される台座部41と、後端側で台座部41に支持され、先端側が台座部41から突出している柱状の梁部42と、梁部42の上面に形成された配線部44と、配線部44の先端に形成されている接点部45と、から構成されている。
なお、本実施形態において、プローブ40における「後端側」とは、プローブ基板31に固定される側(図6Aにおいて左側)を指す。これに対し、プローブ40における「先端側」とは被試験半導体ウェハ100の入出力端子110に接触する側(図6Aにおいて右側)を指す。また、梁部42において台座部41から先端側に向かって突出している領域を突出領域421と称し、梁部42において台座部41に支持されている領域を後端領域422と称する。
このプローブ40の台座部41及び梁部42は、シリコンウェハ46にフォトリソグラフィ等の半導体製造技術を施すことで製造されており、図5〜図6Bに示すように、一つの台座部41に複数の梁部42が後端領域422でまとめて片持ち支持されており、当該複数の梁部42は台座部41から互いに実質的に平行な方向に沿ってフィンガ状(櫛歯状)に突出している。
台座部41は、図6Aに示すように、シリコンから構成される支持層46dと、この支持層46dの上に形成され、酸化シリコン(SiO)から構成されるBOX層46cと、から構成されている。一方、各梁部42は、シリコン(Si)から構成される活性層46bと、当該活性層46bの上に形成され、絶縁層として機能する第1のSiO層46aと、から構成されている。
また、本実施形態では、図5〜図6Bに示すように、複数の梁部42の後端領域421において、隣接する梁部42同士の間に溝43Aがそれぞれ設けられている。図6A及び図6Bを比較すると分かるように、各溝43Aは、第1のSiO層46a及び活性層46bの厚さに相当する深さを有していると共に、梁部42の突出領域421同士の間の幅と実質的に同一の幅を有している。また、各溝43Aは、後端領域422の最先端423で開口していると共に、当該領域422の最後端424でも開口している。
このような溝43Aを梁部42の後端領域422に設けることで、プローブ40が被試験半導体ウェハ100上の入出力端子110を押圧した際に、プローブ40において応力が集中する領域が後端側にまで拡張して分散されるので、梁部42の根元に発生する引張応力を低減することができる。これにより、プローブ40の破断限界となる変形量の許容値が大きくなると共に、プローブ40の耐疲労特性も向上する。
なお、溝を後端領域422において途中で止めるように形成してもよい。図7は本発明の第2実施形態におけるプローブの部分平面図、図8は図7のVIII-VIII線に沿った断面図、図9は本発明の第3実施形態におけるプローブの部分平面図である。
本発明の第2実施形態における溝43Bは、図7及び図8に示すように、後端領域422の最先端423で開口している点で第1実施形態と同様であるが、後端領域422における最先端423と最後端424との間に終端壁431が位置している点で第1実施形態と相違している。
本実施形態では、同図に示すように、溝43Bの終端壁431と後端領域422の最後端424との間において、隣接する梁部42同士が平面425を介してつながっており、隣接する配線部44同士の間のピッチが、当該平面425上において広がっている(P<P)。これにより、引張応力の低減と配線引廻しの柔軟性との両立を図ることができる。
また、本発明の第3実施形態における溝43Cは、図9に示すように、溝43Cにおける終端壁431と側壁432との間のコーナ部分433が、テーパ状に形成されている点で第2実施形態と相違している。コーナ部分433をテーパ状にすることで、引張応力の低減を更に図ることができる。なお、本発明においては、コーナ部分433を曲面状に形成してもよい。
図6Aに戻り、絶縁層(第1のSiO層)46aの上に配線部44が設けられている。配線部44は、同図に示すように、チタン及び金から構成されるシード層(給電層)44aと、シード層44aの上に設けられ、金から構成される第1の配線層44bと、第1の配線層44bの後端に設けられ、高純度の金から構成される第2の配線層44cと、から構成されている。なお、第1の配線層44bは5〜10μmの厚さを有している。第1の配線層44bの厚さを5μm未満とすると発熱し、10μmより大きくすると反りが発生するおそれがある。
第1の配線層44bの先端部分に接点部45が形成されるので、当該第1の配線層44bには比較的高い機械的強度が要求される。そのため、第1の配線層44bを構成する材料として、99.9%以上の純度の金にニッケルやコバルト等の異種金属材料を0.1%未満添加したものが用いられており、第1の配線層44bのビッカース硬さがHv130〜200まで上がっている。これに対し、第2の配線層44cは、後工程においてボンディングが可能であり、且つ、高い導電性を有するように、純度99.999%以上の金から構成されている。
配線部44の先端には接点部45が上方に向かって突出するように設けられている。この接点部45は、シード層44a及び第1の配線層44aから構成される段差の上に形成された第1の接点層45aと、第1の接点層45aを包むように設けられ、金から構成されている第2の接点層45bと、第2の接点層45bを包むように設けられた第3の接点層45cと、から構成されている。第1の接点層45aを構成する材料としては、ニッケル又はニッケルコバルト等のニッケル合金を挙げることができる。また、第3の接点層45cを構成する材料としては、ロジウム、白金、ルテニウム、パラジウム、イリジウム又はこれらの合金等の、高硬度であると共に耐食性に優れた導電性材料を挙げることができる。このような接点部45を配線部44の先端に設けることで、比較的柔らかな第1の配線層44bがICデバイスの入出力端子110に直接接触することをなくすことができる。
以上のような構成のプローブ40は、図3に示すように、半導体ウェハ100に造り込まれた被試験ICデバイスの入出力端子110に対向するように、プローブ基板31に実装されている。なお、図3には、2つのプローブ30しか図示していないが、実際には数百〜数千本のプローブ40がプローブ基板31上に実装されている。
各プローブ40は、図3に示すように、台座部41の角部をプローブ基板31に当接させた状態で、プローブ基板31に接着剤31dを用いて固定されている。この接着剤31dとしては、例えば、紫外線硬化型接着剤、温度硬化型接着剤、或いは、熱可塑性接着剤等を挙げることができる。
また、配線部44の第2の配線層44cには、接続トレース31bに接続されたボンディングワイヤ31cが接続されており、このボンディングワイヤ31cを介してプローブ40の配線部44と、プローブ基板31の接続トレース31bとが電気的に接続されている。なお、ボンディングワイヤ31cの代わりに、ソルダボールを用いて配線部44と接続トレース31bとを電気的に接続してもよい。
以上のような構成のプローブカード30を用いたICデバイスのテストは、プローバ70により被試験ウェハ100がプローブカード30に押し付けられ、プローブ基板31上のプローブ40と、被試験ウェハ100上の入出力端子110とが電気的に接触した状態で、テスタからICデバイスに対して試験信号を入出力することにより実行される。
以下に、本発明の第1実施形態におけるプローブの製造方法の一例について、図10〜図43を参照して説明する。図10〜図43は本発明の第1実施形態に係るプローブの製造方法の各工程におけるSOIウェハの断面図又は平面図である。
先ず、本実施形態における製造方法では、図10に示す第1工程においてSOIウェハ(Silicon On Insulator Wafer)46を準備する。このSOIウェハ46は、3つのSiO層46a,46c,46eの間に2つのSi層46b,46dをそれぞれ挟んで積層したシリコンウェハである。このSOIウェハ46のSiO層46a,46c,46eは、プローブ40を造り込む際にエッチングストッパとして機能したり、絶縁層として機能する。
ここで、プローブ40の高周波特性を良好なものとするために、第1のSiO層46aは1μm以上の層厚を有しており、活性層46bは1kΩ・cm以上の体積抵抗率を有している。また、梁部42が安定したバネ特性を有するように、活性層46bの層厚の公差は±3μm以下、支持層46dの層厚の公差は±1μm以下となっている。
次に、図11A及び図11Bに示す第2工程において、SOIウェハ46の下面に第1のレジスト層47aを形成する。この工程では、特に図示しないが、先ず第2のSiO46eにフォトレジスト膜を形成し、このフォトレジスト膜上にフォトマスクを重ねた状態で紫外線を露光してキュア(凝固)させることにより、第2のSiO層46eの一部に第1のレジスト層47aを形成する。なお、フォトレジスト膜において紫外線が露光されなかった部分は溶解されて、第2のSiO層46e上から洗い流される。この第1のレジスト層47aは、次の第3工程においてエッジングマスクパターンとして機能する。
次に、図12に示す第3工程において、例えばRIE(Reactive Ion Etching)等によりSOIウェハ46の下方から第2のSiO層46eに対してエッチング処理を行う。このエッチング処理により、第2のSiO層46eにおいて第1のレジスト層47aにより保護されていない部分が侵食される。
このエッチング処理が完了したら、図13に示す第4工程において、第2のSiO層46eの上に残っている第1のレジスト層47aを除去(レジスト剥離)する。このレジスト剥離では、酸素プラズマによりレジストをアッシング(灰化)した後に、例えば硫酸過水等の洗浄水によりSOIウェハ46を洗浄する。SOIウェハ46の下部に残った第2のSiO層46eは、図38で説明する第29工程でのエッチング処理においてマスク材として機能する。
次に、図14A及び図14Bに示す第5工程において、第1のSiO層46aの表面に第2のレジスト層47bを形成する。この第2のレジスト層47bは第2工程にて説明した第1のレジスト層47aと同様の要領で、図14Aに示すように、SOIウェハ46の上面に複数の帯状に形成される。
次に、図15に示す第6工程において、例えばRIE等によりSOIウェハ46の上方から第1のSiO層46aに対してエッチング処理を行う。このエッチング処理により、第1のSiO層46aにおいて第2のレジスト層47bに保護されていない部分が侵食され、第1のSiO層46が複数の帯状となる(図16A参照)。
次に、図16A及ぶ図16Bに示す第7工程において、前述した第4工程と同様の要領で第2のレジスト層47bを除去し、図17に示す第8工程において、前述した第2工程と同じ要領で、第2のSiO層46eの上に第3のレジスト層47cを形成する。
次に、図18に示す第9工程において、SOIウェハ46の下方から支持層46dに対してエッチング処理を行う。このエッチング処理の具体的な手法としては、例えばDRIE(Deep Reactive Ion Etching)法等を挙げることができる。このエッチング処理により、支持層46dにおいて第3のレジスト層47cに保護されていない部分が、当該支持層46dの半分程の深さまで侵食される。次に、図19に示す第10工程において、前述の第4工程と同様の要領で第3のレジスト層47cを除去する。
次に、図20に示す第11工程において、SOIウェハ46の上面全体に、チタン及び金から構成されるシード層44aを成膜する。このシード層44aを成膜する具体的な手法としては、例えば、真空蒸着、スパッタリング、気相デポジッションなどを挙げることができる。このシード層44aは、後述する第1の配線層44bを形成する際の給電層として機能する。
次に、図21A及び図21Bに示す第12工程において、シード層44aの表面に、上述した第2工程と同様の要領で第4のレジスト層47dを形成する。この第4のレジスト層47dは、図21Aに示すように、最終的に配線部44が形成される部分を除いて、シード層44aの全体に形成されている。
次に、図22に示す第13工程において、シード層44a上において第4のレジスト層47dに覆われていない部分に、メッキ処理により第1の配線層44bを形成する。
次に、図23A及び図23Bに示す第14工程において、シード層44aの上に第4のレジスト層47dを残した状態で、第5のレジスト層47eを形成する。この第5のレジスト層47eは、図23Aに示すように、第1の配線層44bの後端側の一部を除いて、当該第1の配線層44bの全体に形成されている。
次に、図24に示す第15工程において、第1の配線層44bの表面においてレジスト層47d,47eに覆われていない部分に、メッキ処理により第2の配線層44cを形成し、図25A及び図25Bに示す第16工程において、レジスト層47d,47eを上述の第4工程と同様の要領で除去する。
次に、図26A及び図26Bに示す第16工程において、第1の配線層44bの先端部分からシード層44aの表面に至る領域を除いて、SOIウェハ46の全体に、前述の第4工程と同様の要領で、第6のレジスト層47fを形成する。なお、この第6のレジスト層47fは、次の第17工程において第1の接点層45aを形成するためのものであるが、第1の接点層45aは接点部45の高さ方向の大部分を占めるため、この第16工程では第6のレジスト層47fを十分に厚く形成する。
次に、図27に示す第18工程において、第6のレジスト層47fに覆われていない部分にメッキ処理により第1の接点層45aを形成する。このNiメッキ層45aは、第1の配線層44bとシード層44aとの間の段差部分に形成されるため、図27に示すように曲面状に形成される。次に、図28A及び図28Bに示す第19工程において、第6のレジスト層47fを、上述の第4工程と同様の要領で除去する。
次に、図29A及び図29Bに示す第20工程において、第1の接点層45aの周りを若干の間隔を空けた状態でSOIウェハ46の全面に、上述の第2工程と同様の要領で第7のレジスト層47gを形成する。
次に、図30に示す第21工程において、SOIウェハ46の上面において第7のレジスト層47gに覆われてない部分に金メッキ処理を行い、第1の接点層45aを包むように第2の接点層45bを形成する。因みに、この第2の接点層45bは、次工程にて、第3の接点層45cをロジウムメッキで構成する際に使用されるメッキ液から第1の接点層45aを保護するために形成される。
次に、図31に示す第22工程において、第7のレジスト層47gを残した状態で、SOIウェハ46の上面において第7のレジスト層47gに覆われていない部分にロジウムメッキ処理を行い、第2の接点層45bを包むように第3の接点層45cを形成する。次いで、図32A及び図32Bに示す第23工程において、第7のレジスト層47gを、上述の第4工程と同様の要領で除去する。第3の接点層45cは、高い硬度(例えば第3の接点層45cがロジウムで構成されている場合にはHv800〜1000)を有していると共に耐食性にも優れているため、長期間安定した接触抵抗及び耐磨耗性が要求される接点部45の表面に適している。
次に、図33に示す第24工程において、第1の配線層44bをメッキ処理で形成する際に給電層として機能したシード層44aのうち露出している部分をミリング処理により除去する。このミリング処理は、真空チャンバ中でアルゴンイオンをSOIウェハ46の上面に向かって衝突させることで行われる。この際、シード層44aは他の層と比較して薄いため、このミリング処理によって最初に除去される。このミリング処理により、シード層44aの中でも配線部44及び接点部45の下方に位置している部分のみが残り、その他の部分は除去される。
次に、図34A及び図34Bに示す第25工程において、第1のSiO層46aの上に複数の帯状の第8のレジスト層47hを、上述の第2工程と同様の要領で形成する。
次に、図35に示す第26工程において、SOIウェハ46の上方から活性層(Si層)46bに対してエッチング処理を行う。このエッチング処理の具体的な手法としては、例えばDRIE法等を挙げることができる。このエッチング処理により、活性層46bが複数の帯状に侵食される。なお、このDRIE処理によりSOIウェハ46の侵食は、BOX層(SiO層)46cがエッチングストッパとして機能するため、支持層(Si層)46dには至らない。
また、このエッチング処理は、梁部42のスキャロプ値(エッチングにより形成された側壁面の凹凸の粗さ)が100nm以下となるように行われる。これにより、梁部42が弾性変形する際に、側壁表面の粗い部分を起点としてクラックが発生するのを防止することができる。
次に、図36A及び図36Bに示す第27工程において、前述の第4工程と同様の要領で第8のレジスト層47hを除去する。次に、図37に示す第28工程において、SOIウェハ46の上面全体にポリイミド膜48を形成する。このポリイミド膜48は、ポリイミド前駆体をスピンコータやスプレコータ等を用いてSOIウェハ46の上面全体に塗布した後、20℃以上の加熱又は触媒によりイミド化させることで形成される。このポリイミド膜48は、次工程及び次々工程における貫通エッチング処理の際に、エッチング装置のステージが貫通孔を介して露出することで、冷却液が漏洩したり、エッチングによりステージ自体がダメージを受けるのを防止するために形成される。
次に、図38に示す第29工程において、SOIウェハ46の下方から支持層(Si層)46dに対してエッチング処理を行う。このエッチング処理の具体例としては、例えばDRIE法等を挙げることができる。このエッチング処理では、上述の第3工程で残された第2のSiO層46eがマスク材として機能する。なお、このDRIE処理による下方からのSOIウェハ46の侵食は、BOX層(SiO層)46cがエッチングストッパとして機能するため、活性層(Si層)46bには至らない。
次に、図39A及び図39Bに示す第30工程において、SOIウェハ46の下方から2つのSiO層46c,46eに対してエッチング処理を行う。このエッチング処理の具体的な手法としてはRIE法等を挙げることができる。図39Aに示すように、このエッチング処理により梁部42が完全にフィンガ状(櫛歯状)に形成される。
次に、図40に示す第31工程において、不要となったポリイミド膜48を強アルカリ性の剥離液により除去する。なお、本実施形態では、ウェハ46に直接塗布したポリイミド前駆体をイミド化することでポリイミド膜48を成膜したが、本発明においては特にこれに限定されない。例えば、ポリイミド膜48として、アルカリ可溶性粘着剤を用いてポリイミドフィルムをウェハ46に貼付してもよい。
次に、図41に示す第32工程において、SOIウェハ46の上面に、発泡剥離テープ49を貼り付け、所定本数の梁部42を一単位として、梁部42の長手方向に沿ってSOIウェハ46をダイシングする。なお、発泡剥離テープ49は、ダイシングの際に梁部42を水圧から保護するために貼り付けられる。
この発泡剥離テープ49は、PETを含む基材テープの一方の面にUV発泡性粘着剤が塗布されて構成されている。この発泡剥離テープ49は、紫外線未照射の状態でUV発泡性粘着剤によりSOIウェハ46に粘着するが、紫外線が照射されるとUV発泡性粘着剤が発泡して粘着力が低下して、SOIウェハ46から容易に剥離することが可能となっている。
次に、図42に示す第33工程において、ダイシングされたプローブ40を上方からピックアップ装置によりハンドリング可能とするために、台座部41の下面にUV剥離型テープ50を貼り付ける。
このUV剥離型テープ50は、ポリオレフィンを含む基材テープの一方の面にUV硬化型粘着剤が塗布されて構成されている。このUV剥離型テープ50は、紫外線未照射の状態ではUV硬化型粘着剤により台座部41の下面に粘着するが、紫外線が照射されるとUV硬化型粘着剤が粘着力を失い、台座部41から容易に剥離することが可能となっている。
次に、図43に示す第34工程において、発泡剥離テープ49に向かって紫外線を照射することで、発泡剥離テープ49のUV発泡性粘着剤を発泡させ、発泡剥離テープ49をプローブ40から剥離し、発泡剥離テープ49からUV剥離型テープ50にプローブ40を転写する。
次に、特に図示しないが、ピックアップ装置によりプローブ40を保持した状態でUV硬化型剥離テープ50に向かって紫外線を照射することで、当該テープ50をプローブ40から剥離する。そして、ピックアップ装置がプローブ基板30の所定位置にプローブ40を配置し、接着剤31dにより固定することで、プローブ40がプローブ基板30に実装される。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。

Claims (6)

  1. 被試験電子部品のテストに際して前記被試験電子部品と試験装置との間の電気的な接続を確立するために、前記被試験電子部品の入出力端子に接触するプローブであって、
    前記被試験電子部品の入出力端子に電気的に接続される導電部と、
    前記導電部が一方の主面に設けられた複数の梁部と、
    前記複数の梁部をまとめて片持ち支持している台座部と、を備え、
    前記各梁部は、当該梁部の後端領域で前記台座部に支持されており、
    前記後端領域において、隣接する前記梁部同士の間に溝が設けられており、
    前記溝は、先端側に向かって開口していると共に、前記後端領域における最先端と最後端との間に終端面を有していることを特徴とするプローブ。
  2. 前記溝の終端面と前記後端領域の最後端との間において、隣接する前記梁部同士が平面を介してつながっていることを特徴とする請求項記載のプローブ。
  3. 前記溝における前記終端面と側面との間のコーナ部分は、テーパ状又は曲面状に形成されていることを特徴とする請求項又は記載のプローブ。
  4. 前記導電部は、
    前記各梁部の前記一方の主面に長手方向に沿って設けられた配線部と、
    前記配線部の先端に設けられ、前記被試験電子部品の前記入出力端子に接触する接点部と、を有していることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のプローブ。
  5. 前記溝の終端面と前記後端領域の最後端との間において、隣接する前記梁部同士が平面を介してつながっており、
    隣接する前記配線部同士の間のピッチは、前記平面上において広がっていることを特徴とする請求項記載のプローブ。
  6. 請求項1〜の何れかに記載のプローブと、
    前記プローブが有する前記台座部が固定される基板と、を備えたことを特徴とするプローブカード。
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