JP2014013184A - カンチレバー型プローブ集合体とそれを備えるプローブカード又はプローブユニット - Google Patents

カンチレバー型プローブ集合体とそれを備えるプローブカード又はプローブユニット Download PDF

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和人 濱田
Takashi Akiba
孝志 秋庭
Hiroyuki Takeda
紘幸 武田
Satoru Ogasawara
悟 小笠原
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Abstract

【課題】 電極ピッチの狭小化に対応しつつ、かつ、許容電流を大きくすることができるカンチレバー型プローブ集合体と、そのようなプローブ集合体を備えたプローブカード又はプローブユニットを提供することを課題とする。
【解決手段】 上下方向に間隔をあけて配置された2枚以上の連結部材を有しているカンチレバー型プローブを、それぞれの連結部材の上下方向位置を揃えて複数個並べて配置してなるカンチレバー型プローブ集合体であって、一つのカンチレバー型プローブにおける幅広連結部材と、隣接するカンチレバー型プローブにおける幅狭連結部材とが、同じ上下方向位置に位置しているカンチレバー型プローブ集合体、及びそれを備えるプローブカード又はプローブユニットを提供することによって解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体素子の特性検査や液晶パネルの検査に用いられるカンチレバー型プローブ集合体とそれを備えるプローブカード又はプローブユニットに関する。
ウエハ上に形成された各種半導体素子の特性検査や液晶パネルの検査には、従来から、例えば特許文献1〜3に見られるように、カンチレバー型プローブを組み込んだプローブカードやプローブユニットが用いられており、近年では、検査対象素子における電極ピッチの狭小化に対応して、MEMS(Micro Electro Mechanical System)を用いて、カンチレバー型プローブを製造する方法も種々提案されている(例えば、特許文献4、5参照)。
しかし、斯かるカンチレバー型プローブにおいては、接触針を片持ち梁状態に支持する連結部材が配線基板と接触針とを結ぶ電路を兼ねているために、プローブに流す電流を無闇に増やすことができないという制約がある。この事情を、例えば特許文献3に開示されている2枚バネタイプのカンチレバー型プローブを例に説明すると、以下のとおりである。すなわち、図12において100は従来のカンチレバー型プローブであり、102はその針先部、103は本体部、104は針先部102と本体部103とを連結する連結部、105は針先部102に設けられた接触針、106はプローブカード又はプローブユニットなどの基板である。プローブ100は、本体部103において基板106に取り付けられ、針先部102は、連結部104によって片持ち梁状態に支持される。連結部104は、上下に間隔をあけて配置された2枚の連結部材104a、104bで構成されている。
斯かる構成のカンチレバー型プローブ100において、基板106から接触針105に検査用の電流Iを供給すると、電流Iは電流Iaと電流Ibとに分かれて、それぞれ連結部材104a及び104bをとおり、針先部102へと流れるが、連結部材104a及び104bは、導電性材料で形成されているものの電気抵抗を有しているので、流れる電流Ia又はIbの大きさに応じて発熱することになる。
一方、検査時には、図13に示すとおり、接触針105は検査対象素子の電極Hと接触し、オーバードライブが掛けられるので、針先部102は図13に矢印で示す方向に相対的に押し上げられる。このため、連結部材104a及び104bと本体部103との接続部近傍の領域α、β、及び連結部材104a及び104bと針先部102との接続部近傍の領域γ、δには応力集中が生じ、周囲に比べて大きな応力が掛かることになる。この応力集中は、上側の連結部材104aよりも下側の連結部材104bの方が大きく、また、針先部102側の領域δよりも、本体部103側の領域βの方が大きい。
このように、検査時には、カンチレバー型プローブ100の連結部材104a及び104bは通電により発熱するとともに、応力集中が発生し、検査回数を重ねるうちに、特に領域βを構成する材料の弾性が失われ、接触針105と検査対象素子の電極Hとを相対的に引き離しても、連結部材104a又は104bが元の状態に戻らない、いわゆる「ヘタリ」と称される現象が発生する。
接触針105にオーバードライブを掛ける関係上、応力集中が発生するのは避けられない。一方、通電による発熱は、基板106から接触針105に流す電流Iが大きくなればなるほど大きくなり、ヘタリが発生するまでの検査回数は短くなるので、通常、基板106から接触針105に流す電流Iは一定値以下に制限され、接続部近傍の領域α〜δに応力集中が発生しても、ヘタリが生じない限界の電流を許容電流と呼んでいる。
許容電流の大きさは、カンチレバー型プローブの構造や形状、連結部材を構成する材料の種類等にも依存するが、近年、検査対象素子における電極ピッチの狭小化が進む中、プローブカードやプローブユニットにおいても複数個のカンチレバー型プローブをより狭い間隔で並置することが求められている。このため、カンチレバー型プローブの幅も狭くなる傾向にあり、電極ピッチの狭小化に対応しつつ、カンチレバー型プローブの許容電流を大きくすることには限界があると考えられていた。
特開2012−18176号公報 特開2011−153998号公報 特開2004−156993号公報 特開2007−285802号公報 特開2010−286360号公報
本発明は、電極ピッチの狭小化に対応しつつ、かつ、許容電流を大きくすることができるカンチレバー型プローブ集合体と、そのようなプローブ集合体を備えたプローブカード又はプローブユニットを提供することを課題とする。
上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明者らは、まず、カンチレバー型プローブにおける許容電流を大きくするには、針先部と本体部とを連結する連結部材の幅を広くして、その電気抵抗を下げれば良いことに思い至った。しかし、電極ピッチの狭小化に対応したプローブ集合体においてはカンチレバー型プローブの配置間隔は狭く、余りに連結部材の幅を広げすぎると隣接するプローブ同士が接触してショートしてしまう恐れがある。また、隣接するプローブ同士が接触する恐れがない範囲で連結部材の幅を広げても、許容電流を大きくする上での効果はさほど得られないことが判明した。
斯かる知見に基づき更に研究を重ね、試行錯誤を繰り返した結果、本発明者らは、プローブ集合体を構成するカンチレバー型プローブのうち、あるプローブにおいては、例えば2枚存在する連結部材のうち上側の連結部材の幅を広くし、隣接するプローブにおいては下側の連結部材の幅を広くすることにより、隣接配置されたプローブ間の間隔をより有効に利用して上側又は下側の連結部材の幅を大幅に広くできることを見出した。また、上側又は下側のいずれか一方の連結部材だけの幅を広くする場合には、一つのカンチレバー型プローブにおける上下の連結部材の電気抵抗の比が1:1ではなくなり、幅が狭い方の連結部材に流れる電流が減少して発熱量が小さくなり、結果として、上下の連結部材の幅を均等に広げる場合よりも許容電流をより大きくすることができることを見出した。
すなわち、本発明は、検査対象である半導体素子の電極と接触する接触針を有する針先部と、本体部と、前記針先部と前記本体部とを連結する連結部とを有し、前記連結部が、前記接触針の向きを下向きとしたときに、上下方向に間隔をあけて配置された2枚以上の連結部材を有しているカンチレバー型プローブを、それぞれの前記連結部材の上下方向位置を揃えて複数個並べて配置してなるカンチレバー型プローブ集合体であって、各カンチレバー型プローブにおける前記連結部材の中には、その幅が前記針先部の幅よりも広い幅広連結部材と、その幅が前記幅広連結部材よりも狭い幅狭連結部材とが存在し、一つのカンチレバー型プローブにおける幅広連結部材と、隣接するカンチレバー型プローブにおける幅狭連結部材とが、同じ上下方向位置に位置しているカンチレバー型プローブ集合体を提供することによって、上記の課題を解決するものである。
本発明のカンチレバー型プローブ集合体においては、隣接配置されているカンチレバー型プローブのうち、一つのカンチレバー型プローブにおける幅広連結部材と、隣接するカンチレバー型プローブにおける幅狭連結部材とが、同じ上下方向位置に位置しているので、プローブ間の間隔を最大限に利用して、幅広連結部材の幅を大幅に広くできる。このため、幅が広げられた連結部材は断面積が増して強度が増し、検査時に応力集中を受けてもより高い温度まで耐えることができる。一方、幅が狭いままの幅狭連結部材には、全ての連結部材の幅を均等に広くした場合よりも少ない電流が流れ、発熱量が減少するので、より大きな電流まで耐えることができる。したがって、本発明のプローブ集合体によれば許容電流を増大させることが可能である。
なお、本発明のプローブ集合体においては、幅狭連結部材の幅が針先部の幅と同じである場合には、プローブ間の間隔を最大限に利用して、幅広連結部材の幅を最大限に広くできるので、幅狭連結部材の幅は針先部の幅と同じであるのが好ましい。また、各カンチレバー型プローブにおける連結部材が、前記針先部及び前記本体部の内部まで延伸しており、前記針先部及び前記本体部の一部を構成しているのが好ましい。複数枚存在する連結部材が、前記針先部及び前記本体部の内部まで延伸して前記針先部及び前記本体部の一部を構成している場合には、応力集中を受ける部分に針先部又は本体部との接続部が存在しないので、上下の連結部材の強度がより高まり、許容電流の増大を期待することができる。
また、本発明は、上記のようなカンチレバー型プローブ集合体を1又は複数個備えているプローブカード又はプローブユニットを提供することによって、上記課題を解決するものである。斯かる本発明のプローブカード又はプローブユニットによれば、電極ピッチの狭小化に対応してカンチレバー型プローブの配置間隔を狭くしても、許容電流が大きいので、ヘタリを懸念することなく大きな電流を流すことができ、大電流下での検査が望まれる各種半導体素子や液晶パネルに対しても耐久性のある検査を行うことが可能である。
本発明のカンチレバー型プローブ集合体によれば、電極ピッチの狭小化に対応したプローブ集合体において、ショートの危険性少なく許容電流を増大させることができるという利点が得られる。したがって、本発明のカンチレバー型プローブ集合体によれば、電極が狭小ピッチで配置された半導体素子や液晶パネルなどの検査を大電流で行うことができるという利点が得られる。また、本発明のカンチレバー型プローブ集合体をMEMSを用いて製造する場合には、従来のプローブ集合体の製造プロセスを大きく変更する必要なく、従来の製造プロセスとほぼ同じプロセスで製造することができるという利点が得られる。加えて、本発明のカンチレバー型プローブ集合体を備えた本発明のプローブカード又はプローブユニットによれば、許容電流が大きいので、比較的大きな電流を用いて半導体素子又は液晶パネル等の検査を行うことができるという利点が得られる。
本発明のカンチレバー型プローブ集合体を構成するカンチレバー型プローブの一例を示す側面図である。 図1に示すカンチレバー型プローブの正面図であり第1タイプのカンチレバー型プローブを表す図である。 図1に示すカンチレバー型プローブの正面図であり第2タイプのカンチレバー型プローブを表す図である。 本発明のカンチレバー型プローブ集合体の一例を示す図である。 図4のX−X’断面図である。 図4のY−Y’断面図である。 連結部材の変形例を示す図4のX−X’断面図に相当する断面図である。 連結部材の変形例を示す図4のY−Y’断面図に相当する断面図である。 上下の連結部材の幅を均等に広げた場合のカンチレバー型プローブ集合体を示す図である。 本発明のカンチレバー型プローブ集合体の他の一例を示す図である。 本発明のカンチレバー型プローブ集合体のさらに他の一例を示す図である。 従来のカンチレバー型プローブの一例を示す図である。 従来のカンチレバー型プローブにおいてオーバードライブを掛けたときの状態を示す図である。
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明するが、本発明が図示のものに限られないことは勿論である。
図1は、本発明のカンチレバー型プローブ集合体を構成するカンチレバー型プローブの一例を示す側面図である。図1において1はカンチレバー型プローブ(以下、単に「プローブ」という。)であり、2はその針先部、3は本体部、4は針先部2と本体部3とを連結する連結部、5は針先部2に設けられた接触針、6はプローブカード又はプローブユニットなどの基板である。プローブ1は、本体部3において基板6に取り付けられ、針先部2は連結部4によって片持ち梁状態に支持される。本例のプローブ1においては、連結部4は、上下に間隔をあけて配置された2枚の連結部材、すなわち、上側連結部材4aと下側連結部材4bで構成されている。Iはプローブ1を流れる電流であり、Ia、Ibはそれぞれ上側連結部材4a及び下側連結部材4bを流れる電流である。
本例のプローブ1は、例えば、特許文献4に開示されたようなフォトリソグラフィー技術を用いて、プローブ1を構成する各材料の層を順次積層していくことによって製造することができる。針先部2は、接触針5を形成した後、接触針5の上に針先部2を構成する各層2d、2c、2bを積層し、次いで、下側連結部材4bを構成する材料を積層し、さらに層2aと、上側連結部材4aを構成する材料を積層することにより形成される。同様に、本体部3は、形成された下側連結部材4bの上に層3bを積層し、さらに上側連結部材4aを構成する材料を積層した後に、層3aを積層することによって形成される。斯くして製造される本例のプローブ1においては、上側連結部材4a及び下側連結部材4bは、それぞれの両端部が針先部2及び本体部3の内部に延伸しており、層2a〜2d又は層3a〜3bとともに、針先部2及び本体部3を構成している。
なお、上述した製造方法はあくまでも一例であって、特許文献4に開示されたフォトリソグラフィー技術を用いる方法以外の方法でプローブ1を製造しても良いことは勿論である。また、上述した各層の積層順序も、あくまで一例に過ぎず、層3aを形成した後に、上側連結部材4a、層2b及び層3bの順に積層しても良い。さらには、針先部2及び本体部3は、一部若しくはその全体を、上側及び下側連結部材4a、4bの部分も含めて一体に形成しても良い。
なお、本明細書において上下とは、図1に示すように、接触針5が下向きになるようにプローブ1を配置したときの上下の方向をいい、水平方向とは前記上下の方向に対して水平の方向、すなわち、接触針5の向きと直交する方向をいうものとする。また、横方向とは、上側及び下側連結部材4a、4bの長手方向と直交する水平方向(図1においては紙面に垂直な方向)をいい、上側及び下側連結部材4a、4bの幅とは上側及び下側連結部材4a、4bの横方向の長さをいうものとする。同様に、針先部2及び本体部3の幅とは針先部2及び本体部3の横方向の長さをいうものとする。
図2は、図1に示すプローブ1の正面図であり、第1タイプのプローブ1を表している。図中、Daは上側連結部材4aの幅、Dbは下側連結部材4bの幅、Wは針先部2の幅である。図2に示すとおり、第1タイプのプローブ1においては、上側連結部材4aの幅Daは、針先部2の幅W及び下側連結部材4bの幅Dbのいずれよりも広く形成されており、上側連結部材4aが幅広連結部材に相当している。一方、下側連結部材4bの幅Dbは、上側連結部材4aの幅Daよりも狭く、針先部2の幅Wと同じ(W=Db)であり、下側連結部材4bが幅狭連結部材に相当している。因みに、本体部3の幅は針先部2の幅Wと同じである。
一方、図3は、同じく図1に示すプローブ1の正面図であり、第2タイプのプローブ1を表している。図3に示すとおり、第2タイプのプローブ1においては、下側連結部材4bの幅Dbは、針先部2の幅W及び上側連結部材4aの幅Daのいずれよりも広く形成されており、下側連結部材4bが幅広連結部材に相当している。一方、上側連結部材4aの幅Daは、下側連結部材4bの幅Dbよりも狭く、針先部2の幅Wと同じ(W=Da)であり、上側連結部材4aが幅狭連結部材に相当している。因みに、本体部3の幅は針先部2の幅Wと同じである。
図4は、図2及び図3に示した第1タイプ及び第2タイプのプローブ1を交互に配置した本発明のプローブ集合体7の一例を示す図である。図4において、1a、1cは第1タイプのプローブ1、1bは第2タイプのプローブ1である。図4に示すとおり、第1タイプのプローブ1a、1cと第2タイプのプローブ1bとは、それぞれの本体部3a、3b、3cを介して基板6に交互に取り付けられている。プローブ1aにおける上側連結部材4a−a、プローブ1bにおける下側連結部材4b−b、及びプローブ1cにおける上側連結部材4a−cが幅広連結部材に相当し、プローブ1aにおける下側連結部材4b−a、プローブ1bにおける上側連結部材4a−b、及びプローブ1cにおける下側連結部材4b−cが幅狭連結部材に相当している。
本例においては、第1タイプのプローブ1a、1cと第2タイプのプローブ1bとは、幅広連結部材が上側連結部材4a−a又は4a−cであるか、下側連結部材4a−bであるかの違いを除けば、同形、同大に形成されている。したがって、本体部3a、3b、3cを介して基板6に取り付けられた状態で、上側連結部材4a−a、4a−b、4a−c、及び下側連結部材4b−a、4b−b、4b−cの上下方向の位置はそれぞれ同じである。
図4に示すとおり、本発明のプローブ集合体7においては、プローブ1aにおいて幅広連結部材に相当する上側連結部材4a−aは、隣接するプローブ1bにおいて幅狭連結部材に相当する上側連結部材4a−bと同じ上下方向位置に位置している。また、プローブ1bにおいて幅広連結部材に相当する下側連結部材4b−bは、隣接するプローブ1aにおいて幅狭連結部材に相当する下側側連結部材4b−a及び隣接するプローブ1cにおいて幅狭連結部材に相当する下側側連結部材4b−cと同じ上下方向位置に位置している。さらに、プローブ1cにおいて幅広連結部材に相当する上側連結部材4a−cは、隣接するプローブ1bにおいて幅狭連結部材に相当する上側連結部材4a−bと同じ上下方向位置に位置している。したがって、例えば、プローブ1bにおいて幅広連結部材に相当する下側連結部材4b−bは、隣接するプローブ1a及び1cとの間に存在する間隙を最大限に使用してその幅Dbを広げることができる。プローブ1aにおいて幅広連結部材に相当する上側連結部材4a−a、及びプローブ1cにおいて幅広連結部材に相当する上側連結部材4a−cについても同様である。
なお、図4には、第1タイプのプローブ1が2本と、第2タイプのプローブ1が1本しか示されていないけれども、一つのプローブにおける幅広連結部材と、隣接するプローブにおける幅狭連結部材とが、同じ上下方向位置に位置する限り、さらに多数のプローブ1を配置しても良いことは勿論である。
図5は図4のX−X’断面図であり、図6は図4のY−Y’断面図である。図5及び図6に示すとおり、上側連結部材4a−a、4a−cは、対応する下側連結部材4b−a、4b−cよりも幅が広く幅広連結部材に相当している。同様に、下側連結部材4b−bは、対応する上側連結部材4a−bよりも幅が広く形成されており、幅広連結部材に相当している。また、上側連結部材4a−a、4a−c及び下側連結部材4b−bの幅広部分は、本体部3側の後端から針先部2側の先端部まで同じ幅で伸びている。なお、幅狭連結部材に相当する下側連結部材4b−a、4b−c及び上側連結部材4a−bの幅は、針先部2及び本体部3の幅と同じである。
本発明のプローブ集合体7には種々の変形が可能である。すなわち、図4〜図6では、幅広連結部材に相当する上側連結部材4a−a、4a−c及び下側連結部材4b−bは、本体部3側の後端部から針先部2側の先端部まで一様に幅広に形成されているが、例えば、図7、図8に示すように、先端部に向かうに連れて徐々に狭くなるテーパ形状であっても良い。また、上側連結部材4a−a〜4a−c及び下側連結部材4b−a〜4b−cは、その先端部が針先部2の先端部まで、その後端部が本体部3の後端部まで延伸されているが、その延伸部分は針先部2及び/又は本体部3の途中までであっても良い。さらに、幅狭連結部材に相当する下側連結部材4b−a、4b−c及び上側連結部材4a−bの幅は、針先部2及び本体部3の幅と必ずしも同じでなくても良く、針先部2及び/又は本体部3の幅よりも広く形成されていても良い。
以上のとおり、本発明のプローブ集合体7においては、一つのプローブにおける幅広連結部材と、隣接するプローブにおける幅狭連結部材とが、同じ上下方向位置に位置するように複数個のプローブが隣接配置されているので、隣接するプローブ間に存在する間隙を最大限に使用して、幅広連結部材の幅を広げることができる。例えば、図4に示すプローブ集合体7において、プローブ1a、1b、1cの配置ピッチPを60μm、各プローブ1a〜1cの幅(針先部2の幅)Wを40μmとすると、隣接するプローブ間の間隔は、P−(1/2)W−(1/2)W=P−W=60μm−40μm=20μmとなる。連結部材の幅を広げた場合でも、隣接するプローブ間にその間隔の半分、すなわち、10μm{=20μm×(1/2)}の間隙を残すとすると、幅広連結部材に相当する下側連結部材4b−bは、両側に10μm(=20μm−10μm)ずつ幅を広げることが可能であり、下側連結部材4b−bの幅Dbは、40μm+10μm+10μm=60μmまで広げることが可能である。幅広連結部材に相当する上側連結部材4a−a及び上側連結部材4a−cの幅についても同様である。
これに対して、例えば、上側連結部材4a−a、4a−b、4a−cの幅と、下側連結部材4b−a、4b−b、4b−cの幅を、各プローブ1a、1b、1cで均等に広げる場合には、図9に示すように、各プローブ1a、1b、1c間の間隙を、隣接するプローブ1aと1b、又は1bと1cとで分かち合わなければならないので、上記と同様に隣接するプローブ間にその間隔の半分である10μmの間隙を残すとすると、例えばプローブ1bにおける上側連結部材4a−b及び下側連結部材4b−bは、使用できる10μmの(1/2)、すなわち、片側に5μmずつしかその幅を広げることができず、40μm+5μm+5μm=50μmまでしか幅を広げることができない。隣接する他のプローブ1a、1cについても同様である。
このように、一つのプローブにおける幅広連結部材と、隣接するプローブにおける幅狭連結部材とが、同じ上下方向位置に位置するように複数個のプローブを隣接配置する本発明のプローブ集合体7によれば、幅広連結部材に相当する上側連結部材4a−a、4a−c又は下側連結部材4b−bの幅Da又はDbを、上下の連結部材で均等に広げる場合よりも広くすることができるので、上側連結部材4a−a、4a−c又は下側連結部材4b−bの断面積が増大し、検査時に針先部2が持ち上がることに伴い応力集中が発生した場合でも、応力集中を緩和して、上側連結部材4a−a、4a−c又は下側連結部材4b−bの応力集中に対する強度を増加させることが可能である。
一方、本発明のプローブ集合体7において、幅狭連結部材に相当する下側連結部材4b−a、4b−c又は上側連結部材4a−bにおいては、対となる上側連結部材4a−a、4a−c又は下側連結部材4b−bの幅が広がり、断面積が増した分だけ電気抵抗が下がるので、相対的に電気抵抗が高まることになる。例えば、幅広連結部材に相当する下側連結部材4b−bの幅が40μmから60μmに広がった場合には、断面積は1.5倍になるので、元の電気抵抗をRとすると、幅が広がった後の電気抵抗R’は、R’=R/(1.5)=(2/3)Rとなる。幅狭連結部材に相当する上側連結部材4a−bの電気抵抗は、断面積が変わらないので、Rのままである。したがって、図1に示すとおり、上側連結部材4a−bに流れる電流をIa、下側連結部材4b−bに流れる電流をIbとすると、両者における電圧降下は同じであるから、Ia×R=Ib×(2/3)Rが成り立ち、Ib=(3/2)Iaとなる。一方、基板6から接触針5に流れる全電流をIとすると、I=Ia+Ibであるから、ここにIb=(3/2)Iaを代入すると、I=Ia+(3/2)Iaとなり、幅狭連結部材に相当する上側連結部材4a−bに流れる電流Iaは、Ia=(2/5)I、すなわち、全電流の半分よりも少ない40%の電流しか流れないことになる。したがって、幅狭連結部材に相当する上側連結部材4a−bは、幅が狭いままであるけれども、流れる電流の比率が減少する分だけ発熱量が少なくなり、プローブ1全体としての許容電流は大きくなる。
図10は、本発明のプローブ集合体7の他の例を示す図である。本例において、各プローブ1a〜1dは、連結部4がそれぞれ3枚の連結部材4a−a〜4c−a、4a−b〜4c−b、4a−c〜4c−c、及び4a−d〜4c−dで構成されている。各連結部4における連結部材には、各1枚の幅広連結部材が存在しており、プローブ1aにおける連結部材4a−a、プローブ1bにおける連結部材4b−b、プローブ1cにおける連結部材4c−c、及びプローブ1dにおける連結部材4a−dが、それぞれ幅広連結部材に相当している。各プローブ1a〜1dにおけるその他の連結部材は幅狭連結部材に相当している。図10に示すとおり、本例のプローブ集合体7においても、例えば、一つのプローブ1bにおける幅広連結部材である連結部材4b−bは、隣接するプローブ1a及び1cにおける幅狭連結部材である連結部材4b−a及び4b−cと同じ上下方向位置に位置している。これにより、本例のプローブ集合体7においても、幅広連結部材に相当する連結部材4a−a、4b−b、4c−c、及び4a−dの幅は、隣接するプローブ間隙を最大限に利用して幅広く広げることができ、許容電流を高めることができる。
図11は、本発明のプローブ集合体7のさらに他の例を示す図である。本例において、各プローブ1a〜1cは、連結部4がそれぞれ4枚の連結部材4a−a〜4d−a、4a−b〜4d−b、及び4a−c〜4d−cで構成されている。各連結部4における連結部材には、各2枚の幅広連結部材が存在しており、プローブ1aにおける連結部材4a−a及び4c−a、プローブ1bにおける連結部材4b−b及び4d−b、及びプローブ1cにおける連結部材4a−c及び4c−cが、それぞれ幅広連結部材に相当している。各プローブ1a〜1cにおけるその他の連結部材は幅狭連結部材に相当している。図11に示すとおり、本例のプローブ集合体7においても、例えば、一つのプローブ1bにおける幅広連結部材である連結部材4b−b及び4d−bは、それぞれ、隣接するプローブ1a及び1cにおける幅狭連結部材である連結部材4b−a及び4b−c、4d−a及び4d−cと同じ上下方向位置に位置している。これにより、本例のプローブ集合体7においても、幅広連結部材に相当する連結部材4a−a、4c−a、4b−b、4d−b、4a−c、及び4c−cの幅は、隣接するプローブ間隙を最大限に利用して幅広く広げることができ、許容電流を高めることができる。
本発明のカンチレバー型プローブ集合体、及びそれを備えるプローブカード又はプローブユニットによれば、検査対象素子における電極の狭小ピッチ化に対応しつつ、カンチレバー型プローブの許容電流を高めることができ、より大きな検査電流で半導体素子や液晶パネルの検査を行うことができる。本発明は半導体検査装置や液晶パネル検査装置における検査能力の向上に寄与するものであり、その産業上の利用可能性は多大である。
1、100 カンチレバー型プローブ
2、102 針先部
3、103 本体部
4、104 連結部
4a 上側連結部材
4b 下側連結部材
5、105 接触針
6、106 基板
7 プローブ集合体
D 連結部材の幅
H 電極
P ピッチ
W 針先部の幅

Claims (4)

  1. 検査対象である半導体素子の電極と接触する接触針を有する針先部と、本体部と、前記針先部と前記本体部とを連結する連結部とを有し、前記連結部が、前記接触針の向きを下向きとしたときに、上下方向に間隔をあけて配置された2枚以上の連結部材を有しているカンチレバー型プローブを、それぞれの前記連結部材の上下方向位置を揃えて複数個並べて配置してなるカンチレバー型プローブ集合体であって、各カンチレバー型プローブにおける前記連結部材の中には、その幅が前記針先部の幅よりも広い幅広連結部材と、その幅が前記幅広連結部材よりも狭い幅狭連結部材とが存在し、一つのカンチレバー型プローブにおける幅広連結部材と、隣接するカンチレバー型プローブにおける幅狭連結部材とが、同じ上下方向位置に位置しているカンチレバー型プローブ集合体。
  2. 前記狭幅連結部材の幅が前記針先部の幅と同じである請求項1記載のカンチレバー型プローブ集合体。
  3. 前記連結部材が、前記針先部及び前記本体部の内部まで延伸しており、前記針先部及び前記本体部の一部を構成している請求項1又は2記載のカンチレバー型プローブ集合体。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のカンチレバー型プローブ集合体を1又は複数個備えているプローブカード又はプローブユニット。
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