JPWO2011004485A1 - 燃料電池システム及び燃料電池システムの運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池スタックの水詰まりにより低下した発電電圧を確実に回復させる。【解決手段】水素ガスを含む燃料ガスと酸化ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池スタックを備えた燃料電池システムの運転方法であって、燃料電池スタックの発電電圧が低下した時に、燃料電池スタックのセル含水量と燃料電池スタックのセル圧力損失の特性曲線に基づいて、前記燃料電池スタック内におけるセル圧力損失のばらつきが小さくなるように前記燃料電池スタックのセル含水量を調整する。

Description

本発明は、燃料電池システム及び燃料電池システムの運転方法に関する。
例えば自動車等の車両の駆動源として搭載される燃料電池システムは、水素ガスを含む 燃料ガスと酸化ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池を有している。燃料電池は、複数のセルが積層されたスタック構造を有している。
燃料電池システムの運転中、例えば燃料電池スタックでは電気化学反応により水が生じるが、この水の一部がセル中に入り込む。セル中の含水量が過度に増えてセルが水詰まり状態になると、ガスがセル内を通れず、ガス供給量がストイキと離れて、発電電圧が低下することがある。
このため、燃料電池スタックのセルにおける水詰まりを検出し、その際にセルの水をパージ量を増加させて排出することが行われている(特許文献1参照)。
日本国特開2002−260704号公報 日本国特開2005−63712号公報 日本国特開2007−184136号公報 日本国特開2003−217624号公報
しかしながら、上述のようにパージ量を単純に増やしても、発電電圧が必ずしも回復しない場合がある。これは、パージして含水量を減らすと、燃料電池スタックのセル同士間のセル圧力損失のばらつきが大きくなる場合があり、かかる場合、例えば相対的に圧力損失が最も大きいセルにガスが十分に供給されず、発電が効率的に行われないことによると考えられる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、燃料電池スタックの水詰まりにより低下した発電電圧を確実に回復させることができる燃料電池システム及び燃料電池システムの運動方法を提供することをその目的とする。
上記目的を達成させるための本発明は、水素ガスを含む燃料ガスと酸化ガスの電気化学反応により発電する燃料電池スタックを備えた燃料電池システムであって、燃料電池スタックの発電電圧が低下した時に、燃料電池スタックのセル含水量と燃料電池スタックのセル圧力損失の特性曲線に基づいて、前記燃料電池スタック内におけるセル圧力損失のばらつきが小さくなるように前記燃料電池スタックのセル含水量を調整するセル含水量調整手段を有することを特徴とする。なお、燃料電池スタックの発電電圧の低下には、燃料電池スタック全体の発電電圧の低下のみならず、燃料電池スタックの各セルの発電電圧の低下も含まれる。
本発明によれば、燃料電池スタック内におけるセル圧力損失のばらつきを小さくできるので、燃料電池スタックの総てのセルにおいて、ガス供給ストイキの適正量のガスが安定して供給されるようになり、この結果、発電電圧を確実に回復させることができる。
前記セル含水量調整手段は、前記特性曲線が、燃料電池スタックのセル含水量の増加に対し、燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に緩やかに増加する安定区間から前記燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に急峻に増加する急峻増加区間に移行するものの場合に、燃料電池スタックの発電電圧が低下した時に前記燃料電池スタックのセル含水量を減少させるように調整してもよい。かかる場合、燃料電池スタックのセル含水量を減少させて、燃料電池スタックの各セルのセル圧力損失を安定区間に戻すことができる。これにより、燃料電池スタック内におけるセル圧力損失のばらつきを小さくし、発電電圧の回復を図ることができる。
前記セル含水量調整手段は、前記特性曲線が、燃料電池スタックのセル含水量の減少に対し、燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に緩やかに減少する安定区間から前記燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に急峻に減少する急峻減少区間に移行するものの場合に、燃料電池スタックの発電電圧が低下した時に前記燃料電池スタックのセル含水量を増加させるように調整してもよい。かかる場合、燃料電池スタックのセル含水量を増加させて、燃料電池スタックの各セルのセル圧力損失を安定区間に戻すことができる。これにより、燃料電池スタック内におけるセル圧力損失のばらつきを小さくし、発電電圧の回復を図ることができる。
前記セル含水量調整手段は、前記特性曲線が、燃料電池スタックのセル含水量の増加に対し、燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に緩やかに増加する安定区間から前記燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に急峻に増加する急峻増加区間に移行し、燃料電池スタックのセル含水量の減少に対し、燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に緩やかに減少する前記安定区間から前記燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に急峻に減少する急峻減少区間に移行するものの場合に、燃料電池スタックの発電電圧が低下した時に、前記燃料電池スタックのセル平均含水量が前記安定区間又は前記急峻増加区間にある場合には前記燃料電池スタックのセル含水量を減少させるように調整し、前記燃料電池スタックのセル平均含水量が前記急峻減少区間にある場合には前記燃料電池スタックのセル含水量を増加させるように調整してもよい。かかる場合、燃料電池スタックのセル含水量を減少或いは増加させて、燃料電池スタックの各セルのセル圧力損失を安定区間に戻すことができる。これにより、燃料電池スタック内におけるセル圧力損失のばらつきを小さくし、発電電圧の回復を図ることができる。
上記燃料電池システムにおいて、前記燃料電池スタックのセル含水量の調整は、前記燃料電池スタックのパージ量の調整、前記燃料電池スタックのガス背圧の調整、前記燃料電池スタックの温度の調整の少なくともいずれかにより行われるようにしてもよい。
別の観点による本発明は、水素ガスを含む燃料ガスと酸化ガスの電気化学反応により発電する燃料電池スタックを備えた燃料電池システムの運転方法であって、燃料電池スタックの発電電圧が低下した時に、燃料電池スタックのセル含水量と燃料電池スタックのセル圧力損失の特性曲線に基づいて、前記燃料電池スタック内におけるセル圧力損失のばらつきが小さくなるように前記燃料電池スタックのセル含水量を調整することを特徴とする。
本発明によれば、燃料電池スタック内におけるセル圧力損失のばらつきが小さくなるので、燃料電池スタックの総てのセルにおいて、ガス供給ストイキの適正量のガスが安定して供給されるようになり、この結果、発電電圧を確実に回復させることができる。
上記燃料電池システムの運転方法において、前記特性曲線が、燃料電池スタックのセル含水量の増加に対し、燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に緩やかに増加する安定区間から前記燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に急峻に増加する急峻増加区間に移行するものの場合には、燃料電池スタックの発電電圧が低下した時に前記燃料電池スタックのセル含水量を減少させるように調整してもよい。かかる場合、燃料電池スタックのセル含水量を減少させて、燃料電池スタックの各セルのセル圧力損失を安定区間に戻すことができる。これにより、燃料電池スタック内におけるセル圧力損失のばらつきを小さくし、発電電圧の回復を図ることができる。
上記燃料電池システムの運転方法において、前記特性曲線が、燃料電池スタックのセル含水量の減少に対し、燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に緩やかに減少する安定区間から前記燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に急峻に減少する急峻減少区間に移行するものの場合には、燃料電池スタックの発電電圧が低下した時に前記燃料電池スタックのセル含水量を増加させるように調整してもよい。かかる場合、燃料電池スタックのセル含水量を増加させて、燃料電池スタックの各セルのセル圧力損失を安定区間に戻すことができる。これにより、燃料電池スタック内におけるセル圧力損失のばらつきを小さくし、発電電圧の回復を図ることができる。
上記燃料電池システムの運転方法において、前記特性曲線が、燃料電池スタックのセル含水量の増加に対し、燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に緩やかに増加する安定区間から前記燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に急峻に増加する急峻増加区間に移行し、燃料電池スタックのセル含水量の減少に対し、燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に緩やかに減少する前記安定区間から前記燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に急峻に減少する急峻減少区間に移行するものの場合には、燃料電池スタックの発電電圧が低下した時に、前記燃料電池スタックのセル平均含水量が前記安定区間又は前記急峻増加区間にある場合には前記燃料電池スタックのセル含水量を減少させるように調整し、前記燃料電池スタックのセル平均含水量が前記急峻減少区間にある場合には前記燃料電池スタックのセル含水量を増加させるように調整してもよい。かかる場合、燃料電池スタックのセル含水量を減少或いは増加させて、燃料電池スタックの各セルのセル圧力損失を安定区間に戻すことができる。これにより、燃料電池スタック内におけるセル圧力損失のばらつきを小さくし、発電電圧の回復を図ることができる。
前記燃料電池スタックの含水量の調整は、前記燃料電池スタックのパージ量の調整、前記燃料電池スタックのガス背圧の調整、燃料電池スタックの温度の調整の少なくともいずれかにより行われるようにしてもよい。
本発明によれば、燃料電池スタックの水詰まりにより燃料電池スタックの発電電圧が低下した際に、当該発電電圧を確実に回復させることができる。
燃料電池システムの構成の概略を示す模式図である。 燃料電池スタックのセルの構成を示す縦断面の説明図である。 制御装置のブロック図である。 パターン1の特性曲線を示すグラフである。 パターン2の特性曲線を示すグラフである。 パターン3の特性曲線を示すグラフである。 パターン1の特性曲線の場合の燃料電池システムの運転方法のフローチャートである。 パターン2の特性曲線の場合の燃料電池システムの運転方法のフローチャートである。 パターン3の特性曲線の場合の燃料電池システムの運転方法のフローチャートである。 演算部を有する制御装置のブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる燃料電池システムの運転方法が実施される燃料電池システム100の構成の概略を示す模式図である。
例えば燃料電池システム100は、燃料電池スタック200、空気配管系300、水素配管系400、冷媒配管系500及び制御装置600を備えている。燃料電池システム100は、車両、船舶、飛行機、ロボットなどの各種移動体に搭載できるほか、定置型電源にも適用可能である。ここでは、自動車に搭載した燃料電池システム100を例に採って説明する。
燃料電池スタック200は、固体高分子電解質型のセル10を複数積層したスタック構造を有している。セル10は、図2に示すようにMEA20及び一対のセパレータ22A、22Bを備えている。MEA20(膜―電極アッセンブリ)は、イオン交換膜からなる電解質膜23と、電解質膜23を挟んだアノード電極24A及びカソード電極24Bとを備えている。電極24Aには、セパレータ22Aの水素流路25Aが面し、電極24Bには、セパレータ22Bの空気流路25Bが面している。また、セパレータ22A、22Bの冷媒流路26A、26Bが、隣接するセル10同士の間を通っている。なお、このセル10に含まれる水の量が、燃料電池スタック200のセル含水量になる。また、図1に示すように燃料電池スタック200には、燃料電池スタック200の各セルの発電電圧を測定可能な電圧計25が設けられている。
空気配管系300は、燃料電池スタック200に酸化ガスとしての空気を給排するものであり、加湿装置30、供給流路31、排出流路32及びコンプレッサ33を有している。コンプレッサ33により大気中のエア(低湿潤状態の空気)が取り込まれて加湿装置30に圧送され、加湿装置30にて高湿潤状態の酸化オフガスとの間で水分交換が行われる。その結果、適度に加湿された空気が供給流路31から燃料電池スタック200に供給される。排出流路32には、燃料電池スタック200のエア背圧を調整する背圧弁34が設けられている。また、背圧弁34の近傍には、エア背圧を検出する圧力センサP1が設けられている。コンプレッサ33には、燃料電池スタック200へのエア供給流量を検出する流量センサF1が設けられている。
水素配管系400は、燃料電池スタック200に燃料ガスとしての水素ガスを給排するものであり、水素供給源40、供給流路41、循環流路42、シャットバルブ43、レギュレータ44及びインジェクタ45などを有している。水素供給源40からの水素ガスは、レギュレータ44によって減圧された後、インジェクタ45によって流量及び圧力を高精度に調整される。その後、水素ガスは、循環流路42上の水素ポンプ46によって圧送された水素オフガスと合流点Aで合流して、燃料電池スタック200に供給される。循環流路42には、パージ弁48付きのパージ路47が分岐接続されており、パージ弁48を開弁することで、水素オフガスが排出流路32に排出される。供給流路41の合流点Aの下流側には、燃料電池スタック200への水素ガスの供給圧力を検出する圧力センサP2が設けられている。また、水素ポンプ46には、流量センサF2が設けられる。なお、別の実施態様では、燃料オフガスを水素希釈器などに導入してもよいし、循環流路42に気液分離器を設けてもよい。
冷媒配管系500は、燃料電池スタック200に冷媒(例えば冷却水)を循環供給するものであり、冷却ポンプ50、冷媒流路51、ラジエータ52、バイパス流路53及び切替え弁54を有している。冷却ポンプ50は、冷媒流路51内の冷媒を燃料電池スタック200内へと圧送する。冷媒流路51は、燃料電池スタック200の冷媒入口側にある温度センサT1と、燃料電池スタック200の冷媒出口側にある温度センサT2と、を有している。ラジエータ52は、燃料電池スタック200から排出される冷媒を冷却する。切替え弁54は、例えばロータリーバルブにより構成され、必要に応じて、ラジエータ52とバイパス流路53との間で冷媒の通流を切り替える。
制御装置600は、内部にCPU、ROM、RAMを備えたマイクロコンピュータとして構成されている。制御装置600には、各配管系300、400、500を流れる流体の圧力、温度、流量等を検出するセンサ(P1,P2,F1,F2,T1,T2)の検出情報が入力される。また、制御装置600には、燃料電池スタック200の各セルの発電電圧を計測する電圧計25の検出情報のほか、外気温センサ60、車速センサ61、アクセル開度センサなどの検出情報が入力される。制御装置600は、これら検出情報等に応じて、燃料電池システム100内の各種機器(コンプレッサ33、シャットバルブ43、インジェクタ45、水素ポンプ46、パージ弁48、冷却ポンプ50、切替え弁54など)を制御し、燃料電池システム100の運転を統括制御する。また、制御装置600は、各種検出情報を読み込み、ROMに格納されている後述する特性曲線Pの情報を利用して、燃料電池スタック200のセル含水量を調整する。
図3に示すように、制御装置600は、燃料電池スタック200におけるセル含水量の調整を実現するための機能ブロックとして、記憶部65、検出部66、判定部67及び運転制御部68を備えている。記憶部65は、燃料電池スタック200のセル含水量の調整を実現するための各種のプログラムや、特性曲線Pの情報を記憶する。検出部66は、各種センサ(P1,P2,F1,F2,T1,T2,25,60、61)などの検出情報を読み込む。判定部67は、例えば燃料電池スタック200のセル10の最低セル発電電圧が、予め設定されている閾値より低下したか否かを判定する。運転制御部68は、判定部67による判定結果に基づいて、各種機器に制御指令を送信し、燃料電池スタック200が所望のセル含水量となるように運転を制御する。
運転制御部68は、判定部67で行われた判定に基づいて、記憶部65にある特性曲線Pの情報を利用して、燃料電池スタック200のセル含水量を調整する。具体的には、図1に示す水素ポンプ46によるオフガス供給量、インジェクタ45による水素ガス供給量或いはコンプレッサ33による空気供給量の調整などによる、燃料電池スタック200のパージ量の調整、背圧弁34の調整などによる燃料電池スタック200のガス背圧の調整、冷媒配管系500の冷媒温度制御などによる燃料電池スタック200の温度調整などによりセル含水量が調整される。なお、本実施の形態においては、水素ポンプ46、インジェクタ45、コンプレッサ33、背圧弁34、冷媒配管系500の少なくともいずれかと、制御装置600によりセル含水量調整手段が構成されている。
次に、以上のように構成された燃料電池システム100の運転方法について説明する。
燃料電池システム100の運転中に、水素ガスと空気との電気化学反応により生成された水が、燃料電池スタック200のセル10内に過度に溜まり、水詰まりが生じると、ガス供給量がストイキから離れて発電電圧が低下することがある。
本実施の形態にかかる燃料電池システム100の運転方法では、燃料電池スタック200の発電電圧が低下した時に、燃料電池スタック200のセル含水量と燃料電池スタック200のセル圧力損失の特性曲線Pに基づいて、燃料電池スタック200内におけるセル圧力損失のばらつきが小さくなるように燃料電池スタック200のセル含水量を調整して、発電電圧の回復を図る。なお、セル圧力損失とは、各セルにおける供給ガスに対する圧力損失である。
ここで、特性曲線Pには、3つのパターンがある。特性曲線PのパターンP1は、図4に示すように燃料電池スタック200のセル含水量の増加に対し、燃料電池スタック200のセル圧力損失が相対的に緩やかに増加する安定区間R1から燃料電池スタック200のセル圧力損失が相対的に急峻に増加する急峻増加区間R2に移行するものである。特性曲線PのパターンP2は、図5に示すように燃料電池スタック200のセル含水量の減少に対し、燃料電池スタック200のセル圧力損失が相対的に緩やかに減少する安定区間K1から燃料電池スタック200のセル圧力損失が相対的に急峻に減少する急峻減少区間K2に移行するものである。特性曲線PのパターンP3は、図6に示すように燃料電池スタック200のセル含水量の増加に対し、燃料電池スタック200のセル圧力損失が相対的に緩やかに増加する安定区間J1から燃料電池スタック200のセル圧力損失が相対的に急峻に増加する急峻増加区間J2に移行し、燃料電池スタック200のセル含水量の減少に対し、燃料電池スタック200のセル圧力損失が相対的に緩やかに減少する安定区間J1から燃料電池スタック200のセル圧力損失が相対的に急峻に減少する急峻減少区間J3に移行するものである。これらの特性曲線Pの情報は、予め実験等により求められ、例えば記憶部65に記憶されている。
以下に、各特性曲線PのパターンP1、P2、P3についての燃料電池システム100の運転方法を具体的に説明する。
先ず、パターンP1の場合について説明する。この場合のフローチャートを図7に示す。例えば電圧計25により、燃料電池スタック200で発電された最低セル電圧が監視され、最低セル電圧が所定の閾値より下がった場合には、燃料電池スタック200のセル含水量が低減される。セル含水量の低減は、例えば燃料電池スタック200のパージ量の増加、燃料電池スタック200のガス背圧の低減、あるいは燃料電池スタック200の温度上昇などにより行われる。これにより、図4に示すように例えば燃料電池スタック200の平均セル含水量Ha(すべてのセル10の平均含水量)と、最大セル含水量Hm(すべてのセル10のうちの最大含水量)が急峻増加区間R2から安定区間R1側に移動するので、セル圧力損失のばらつきが少なくなる。つまり、例えば平均セル圧力損失Da(すべてのセル10の平均圧力損失)と最大セル圧力損失Dm(すべてのセル10のうちの最大圧力損失)との差ΔDが小さくなる。燃料電池スタック200へのガス供給ストイキは、平均セル圧力損失Daや最大セル圧力損失Dmから定まるので、差ΔDが減少することにより、すべてのセル10に適正な量のガスが安定して供給される。
次に、パターンP2の場合について説明する。この場合のフローチャートを図8に示す。例えば電圧計25により、燃料電池スタック200で発電された最低セル電圧が監視され、最低セル電圧が所定の閾値より下がった場合には、燃料電池スタック200のセル含水量が増加される。セル含水量の増加は、例えば燃料電池スタック200のガス背圧の上昇、あるいは燃料電池スタック200の温度低下などにより行われる。これにより、図5に示すように例えば燃料電池スタック200の平均セル含水量Haと、最大セル含水量Hmが急峻減少区間K2から安定区間K1側に移動するので、セル圧力損失のばらつきが少なくなる。つまり、例えば平均セル圧力損失Daと最大セル圧力損失Dmとの差ΔDが小さくなる。上述のようにガス供給ストイキは、平均セル圧力損失Daや最大セル圧力損失Dmから定まるので、差ΔDが減少することにより、すべてのセル10に適正な量のガスが安定して供給される。
次に、パターンP3の場合について説明する。この場合のフローチャートを図9に示す。先ず平均セル含水量Haが算出される。この平均セル含水量Haの算出は、例えば図10に示すように制御装置600に設けられた演算部70で行われる。平均セル含水量Haは、燃料電池スタック200全体の直流抵抗を計測してその抵抗値から求めたり、ガス供給量から求められる燃料電池スタック200の生成水量やカソードオフガスの水蒸気量等から燃料電池スタック200の水収支を計算することにより求められる。
また、電圧計25により、燃料電池スタック200で発電された最低セル電圧が監視され、最低セル電圧が所定の閾値より下がった場合には、平均セル含水量Haが、図6に示す安定区間J1又は急峻増加区間J2にあるのか、急峻減少区間J3にあるのかが判定される。この判定は、平均セル含水量Haが、特性曲線P3上の安定区間J1と急峻減少区間J3の境界値より高いか否かで行われる。
次に、図9に示すようにセル平均含水量Haが閾値以上で、安定区間J1又は急峻増加区間J2にある場合には、燃料電池スタック200のセル含水量が低減される。セル含水量の低減は、例えば燃料電池スタック200のパージ量の増加、燃料電池スタック200のガス背圧の低減、あるいは燃料電池スタック200の温度上昇などにより行われる。これにより、例えば図6に示すように燃料電池スタック200の平均セル含水量Haと、最大セル含水量Hmが急峻増加区間J2から安定区間J1側に移動するので、セル圧力損失のばらつきが少なくなる。つまり、例えば平均セル圧力損失Daと最大セル圧力損失Dmとの差ΔDが小さくなる。上述のようにガス供給ストイキは、平均セル圧力損失Daや最大セル圧力損失Dmから定まるので、差ΔDが減少することにより、すべてのセル10に適正な量のガスが安定して供給される。
また、図9に示すようにセル平均含水量Haが閾値よりも低く、急峻減少区間J3にある場合には、燃料電池スタック200のセル含水量が増加される。セル含水量の増加は、例えば燃料電池スタック200のガス背圧の上昇、あるいは燃料電池スタック200の温度低下などにより行われる。これにより、例えば図6に示すように燃料電池スタック200の平均セル含水量Haと、最大セル含水量Hmが急峻減少区間J3から安定区間J1側に移動するので、セル圧力損失のばらつきが少なくなる。つまり、例えば平均セル圧力損失Daと最大セル圧力損失Dmとの差ΔDが小さくなる。上述のようにガス供給ストイキは、平均セル圧力損失Daや最大セル圧力損失Dmから定まるので、差ΔDが減少することにより、すべてのセル10に適正な量のガスが安定して供給される。
以上の実施の形態によれば、燃料電池スタック200のセル含水量と燃料電池スタック200のセル圧力損失との特性曲線Pに基づいて、燃料電池スタック200のセル含水量が調整され、燃料電池スタック200内におけるセル圧力損失のばらつきが小さくなるので、燃料電池スタック200の総てのセル10において、ガス供給ストイキの適正量のガスが安定して供給されて、発電電圧が確実に回復する。
また、特性曲線PがパターンP1の場合に、燃料電池スタック200のセル含水量を減少させるように調整するので、燃料電池スタック200のセル圧力損失を安定区間R1に戻すことができる。これにより、燃料電池スタック200内におけるセル圧力損失のばらつきを小さくし、発電電圧の回復を図ることができる。
さらに、特性曲線PがパターンP2の場合に、燃料電池スタック200のセル含水量を増加させて、燃料電池スタック200のセル圧力損失を安定区間K1に戻すことができる。これにより、燃料電池スタック200内におけるセル圧力損失のばらつきを小さくし、発電電圧の回復を図ることができる。
また、特性曲線PがパターンP3の場合に、燃料電池スタック200のセル平均含水量Haが安定区間J1又は急峻増加区間J2にあるか、急峻減少区間J3にあるかを判定し、その判定によって燃料電池スタック200のセル含水量を減少或いは増加させて、燃料電池スタック200のセル圧力損失を安定区間J1に戻すことができる。これにより、燃料電池スタック200内におけるセル圧力損失のばらつきを小さくし、発電電圧の回復を図ることができる。
燃料電池スタック200のセル含水量の調整は、燃料電池スタック200のパージ量の調整、燃料電池スタック200のガス背圧の調整、燃料電池スタック200の温度調整の少なくともいずれかにより行われるので、当該セル含水量の調整を簡単かつ適正に行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、燃料電池スタックの水詰まりにより低下した発電電圧を確実に回復させる際に有用である。
10 セル
100 燃料電池システム
200 燃料電池スタック
600 制御装置

Claims (10)

  1. 水素ガスを含む燃料ガスと酸化ガスの電気化学反応により発電する燃料電池スタックを備えた燃料電池システムであって、
    燃料電池スタックの発電電圧が低下した時に、燃料電池スタックのセル含水量と燃料電池スタックのセル圧力損失の特性曲線に基づいて、前記燃料電池スタック内におけるセル圧力損失のばらつきが小さくなるように前記燃料電池スタックのセル含水量を調整するセル含水量調整手段を有することを特徴とする、燃料電池システム。
  2. 前記セル含水量調整手段は、前記特性曲線が、燃料電池スタックのセル含水量の増加に対し、燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に緩やかに増加する安定区間から前記燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に急峻に増加する急峻増加区間に移行するものの場合に、燃料電池スタックの発電電圧が低下した時に前記燃料電池スタックのセル含水量を減少させるように調整することを特徴とする、請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記セル含水量調整手段は、前記特性曲線が、燃料電池スタックのセル含水量の減少に対し、燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に緩やかに減少する安定区間から前記燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に急峻に減少する急峻減少区間に移行するものの場合に、燃料電池スタックの発電電圧が低下した時に前記燃料電池スタックのセル含水量を増加させるように調整することを特徴とする、請求項1に記載の燃料電池システム。
  4. 前記セル含水量調整手段は、前記特性曲線が、燃料電池スタックのセル含水量の増加に対し、燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に緩やかに増加する安定区間から前記燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に急峻に増加する急峻増加区間に移行し、燃料電池スタックのセル含水量の減少に対し、燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に緩やかに減少する前記安定区間から前記燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に急峻に減少する急峻減少区間に移行するものの場合に、燃料電池スタックの発電電圧が低下した時に、前記燃料電池スタックのセル平均含水量が前記安定区間又は前記急峻増加区間にある場合には前記燃料電池スタックのセル含水量を減少させるように調整し、前記燃料電池スタックのセル平均含水量が前記急峻減少区間にある場合には前記燃料電池スタックのセル含水量を増加させるように調整することを特徴とする、請求項1に記載の燃料電池システム。
  5. 前記燃料電池スタックのセル含水量の調整は、前記燃料電池スタックのパージ量の調整、前記燃料電池スタックのガス背圧の調整、前記燃料電池スタックの温度の調整の少なくともいずれかにより行われることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の燃料電池システム。
  6. 水素ガスを含む燃料ガスと酸化ガスの電気化学反応により発電する燃料電池スタックを備えた燃料電池システムの運転方法であって、
    燃料電池スタックの発電電圧が低下した時に、燃料電池スタックのセル含水量と燃料電池スタックのセル圧力損失の特性曲線に基づいて、前記燃料電池スタック内におけるセル圧力損失のばらつきが小さくなるように前記燃料電池スタックのセル含水量を調整することを特徴とする、燃料電池システムの運転方法。
  7. 前記特性曲線が、燃料電池スタックのセル含水量の増加に対し、燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に緩やかに増加する安定区間から前記燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に急峻に増加する急峻増加区間に移行するものの場合には、
    燃料電池スタックの発電電圧が低下した時に前記燃料電池スタックのセル含水量を減少させるように調整することを特徴とする、請求項6に記載の燃料電池システムの運転方法。
  8. 前記特性曲線が、燃料電池スタックのセル含水量の減少に対し、燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に緩やかに減少する安定区間から前記燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に急峻に減少する急峻減少区間に移行するものの場合には、
    燃料電池スタックの発電電圧が低下した時に前記燃料電池スタックのセル含水量を増加させるように調整することを特徴とする、請求項6に記載の燃料電池システムの運転方法。
  9. 前記特性曲線が、燃料電池スタックのセル含水量の増加に対し、燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に緩やかに増加する安定区間から前記燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に急峻に増加する急峻増加区間に移行し、燃料電池スタックのセル含水量の減少に対し、燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に緩やかに減少する前記安定区間から前記燃料電池スタックのセル圧力損失が相対的に急峻に減少する急峻減少区間に移行するものの場合には、
    燃料電池スタックの発電電圧が低下した時に、前記燃料電池スタックのセル平均含水量が前記安定区間又は前記急峻増加区間にある場合には前記燃料電池スタックのセル含水量を減少させるように調整し、前記燃料電池スタックのセル平均含水量が前記急峻減少区間にある場合には前記燃料電池スタックのセル含水量を増加させるように調整することを特徴とする、請求項6に記載の燃料電池システムの運転方法。
  10. 前記燃料電池スタックのセル含水量の調整は、前記燃料電池スタックのパージ量の調整、前記燃料電池スタックのガス背圧の調整、前記燃料電池スタックの温度調整の少なくともいずれかにより行われることを特徴とする、請求項6〜9のいずれかに記載の燃料電池システムの運転方法。
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