JPWO2010067455A1 - エレベータの安全回路装置 - Google Patents

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Abstract

エレベータの安全回路装置において、故障検出部は、第1及び第2の安全スイッチの状態に基づいて、第1の安全スイッチが故障により開放される故障開放を検出する。切替装置は、通常時は第1の安全回路をブレーキ装置に接続するとともに第2の安全回路をブレーキ装置から切り離し、故障検出部により故障開放が検出されると、ブレーキ装置に接続される回路を第1の安全回路から上記第2の安全回路に切り替える。また、切替装置による回路切替時間は、第1の安全スイッチが開放されてからブレーキ装置の制動動作が開始されるまでの時間よりも短い時間に設定されている。

Description

この発明は、安全スイッチが開放されることにより異常状態を検出しブレーキ装置に対するかご停止指令を発生する安全回路を有するエレベータの安全回路装置に関するものである。
従来のエレベータ制御装置では、下部リミットスイッチと同様の構成のスイッチが、最下階から1階上の階にも設けられている。ピットへの浸水時には、適用するリミットスイッチが切り替えられ、これによりピット浸水時におけるエレベータのサービス低下が防止される(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−32382号公報
上記のような従来のエレベータ制御装置では、適用するリミットスイッチを切り替えるために安全回路の一部を切り替える必要があり、切替動作に起因する安全回路の動作によるサービスの低下が生じる恐れがあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、安全スイッチの故障開放が検出された場合に、かごを急停止させることなく、エレベータを運行させることができるエレベータの安全回路装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータの安全回路装置は、少なくとも1つの第1の安全スイッチを含み、第1の安全スイッチが開放されることにより異常状態を検出しブレーキ装置に対するかご停止指令を発生する第1の安全回路、少なくとも1つの第2の安全スイッチを含み、第2の安全スイッチが開放されることにより第1の安全回路と同様の異常状態を検出しブレーキ装置に対するかご停止指令を発生する第2の安全回路、第1及び第2の安全スイッチの状態に基づいて、第1の安全スイッチが故障により開放される故障開放を検出する故障検出部、及び通常時は第1の安全回路をブレーキ装置に接続するとともに第2の安全回路をブレーキ装置から切り離し、故障検出部により故障開放が検出されると、ブレーキ装置に接続される回路を第1の安全回路から第2の安全回路に切り替える切替装置を備え、切替装置による回路切替時間は、第1の安全スイッチが開放されてからブレーキ装置の制動動作が開始されるまでの時間よりも短い時間に設定されている。
また、この発明によるエレベータの安全回路装置は、少なくとも1つの第1の安全スイッチを含み、第1の安全スイッチが開放されることにより異常状態を検出しブレーキ装置に対するかご停止指令を発生する第1の安全回路、少なくとも1つの第2の安全スイッチを含み、第2の安全スイッチが開放されることにより第1の安全回路と同様の異常状態を検出しブレーキ装置に対するかご停止指令を発生する第2の安全回路、第1及び第2の安全スイッチの状態に基づいて、第1の安全スイッチが故障により開放される故障開放を検出する故障検出部、及び通常時は第1の安全回路をブレーキ装置に接続するとともに第2の安全回路をブレーキ装置から切り離し、故障検出部により故障開放が検出されると、ブレーキ装置に接続される回路を第1の安全回路から第2の安全回路に切り替える切替装置を備え、切替装置は、故障検出部により故障開放が検出されると、第2の安全回路をブレーキ装置に接続した後、第1の安全回路をブレーキ装置から切り離す。
この発明の実施の形態1によるエレベータを示す構成図である。 図1のエレベータの安全回路装置を示す回路図である。 図2の切替装置による回路切替時間がブレーキコンタクタによりブレーキコイル電流が遮断されるのに要する時間よりも長い場合のブレーキコンタクタの動作を示すタイミングチャートである。 図2の切替装置による回路切替時間がブレーキコンタクタによりブレーキコイル電流が遮断されるのに要する時間よりも短い場合のブレーキコンタクタの動作を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2によるエレベータの安全回路装置の回路切替動作を示すタイミングチャートである。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータを示す構成図である。図において、かご1及び釣合おもり2は、懸架手段3により昇降路内に吊り下げられており、巻上機4の駆動力により昇降路内を昇降される。懸架手段3としては、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。
巻上機4は、懸架手段3が巻き掛けられた駆動シーブ5と、駆動シーブ5を回転させる駆動装置としての巻上機モータ6と、駆動シーブ5の回転を制動するブレーキ装置7とを有している。ブレーキ装置7は、駆動シーブ5と同軸に結合されたブレーキドラム8と、ブレーキドラム8に接離されるブレーキシュー9と、ブレーキシュー9をブレーキドラム8に押し付けて制動力を印加するブレーキばね(図示せず)と、ブレーキばねに抗してブレーキシュー9をブレーキドラム8から引き離して制動力を解除する電磁マグネット(図示せず)とを有している。
昇降路の上部には、上部プーリ10が設けられている。昇降路の下部には、下部プーリ11が設けられている。上部プーリ10及び下部プーリ11には、ガバナロープ12が巻き掛けられている。ガバナロープ12の両端部は、かご1に接続されている。ガバナロープ12は、かご1の昇降に伴って循環される。これにより、上部プーリ10は、かご1の走行速度に応じた速度で回転される。上部プーリ10には、上部プーリ10の回転速度に応じた信号を発生するガバナエンコーダ13が設けられている。
巻上機モータ6及びブレーキ装置7は、運行制御装置14により制御される。即ち、かご1の運行は、運行制御装置14により制御される。運行制御装置14は、巻上機モータ6を制御してかご1を昇降させるとともに、目的階ではブレーキ装置7によりかご1の静止状態を保持させる。また、運行制御装置14は、かご1を運行するためのプログラムが格納されたマイクロコンピュータを有している。
ガバナエンコーダ13からの信号は、安全制御装置(電子安全コントローラ)15に入力される。安全制御装置15は、運行制御装置14から独立して、エレベータの異常の有無を監視する。安全制御装置15は、マイクロコンピュータを有している。安全制御装置15のマイクロコンピュータには、検出された異常の内容に応じて巻上機モータ6及びブレーキ装置7への電力供給を制御するためのプログラムが格納されている。また、安全制御装置15は、論理回路により構成することもできる。
図2は図1のエレベータの安全回路装置を示す回路図である。ブレーキ装置7の電磁マグネットは、ブレーキコイル21を有している。安全制御装置15は、ブレーキコイル21への通電を制御することにより、ブレーキ装置7の制動力を制御する。例えば、安全制御装置15は、かご1を非常停止させる際のかご1の減速度が過大にならないように、ブレーキ装置7の制動力を間欠的に印加することにより、ブレーキ装置7の制動力を制御する。但し、このような制動力の制御を行うための回路構成は、図2では省略した。
ブレーキ装置7は、ブレーキコイル21に対して電力を供給・遮断するブレーキコンタクタ22をさらに有している。
ブレーキコンタクタ22と電源との間には、第1の安全回路(主安全回路)23が接続されている。第1の安全回路23は、直列に接続された少なくとも1つの第1の安全スイッチ25を含んでいる。
また、第1の安全回路23は、第1の安全スイッチ25が開放されることにより異常状態を検出し、ブレーキ装置7に対するかご停止指令を発生する。即ち、かご1の走行中に第1の安全スイッチ25の少なくとも1つが開放されると、ブレーキコンタクタ22への通電が遮断される。これにより、巻上機モータ6への通電が遮断されるとともに、ブレーキコイル21への通電が遮断され、かご1が急停止される。
ブレーキコンタクタ22と電源との間には、第2の安全回路(予備安全回路)24が第1の安全回路23に並列に設けられている。ブレーキコンタクタ22と第2の安全回路24との間は、通常時には切り離されている。第2の安全回路24は、直列に接続された少なくとも1つの第2の安全スイッチ26を含んでいる。
また、第2の安全回路24は、第2の安全スイッチ26が開放されることにより第1の安全回路23と同様の異常状態を検出し、ブレーキ装置7に対するかご停止指令を発生する。但し、通常時には、第2の安全回路24はブレーキコンタクタ22から切り離されており、待機中であるため、かご停止指令はブレーキコンタクタ22に伝達されない。
第1の安全スイッチ25と、それに対応する第2の安全スイッチ26、即ち監視対象が
同一の第2の安全スイッチ26とは、それらが故障していなければ開閉状態が常に同じである。
第1及び第2の安全スイッチ25,26としては、例えば、上部昇降路スイッチ、下部昇降路スイッチ、かごドア開放検出スイッチ、乗場ドア開放検出スイッチ及び過速度検出スイッチ等が挙げられる。
ブレーキコンタクタ22に第1及び第2の安全回路23,24のどちらを接続するかは、切替装置27によって切り替えられる。切替装置27は、電磁リレー28と、電磁リレー28に直列に接続された電気的なスイッチである半導体スイッチ29とを有している。
電磁リレー28は、第1及び第2の安全回路23,24とブレーキコンタクタ22との間に設けられ、第1及び第2の安全回路23,24をブレーキコンタクタ22に選択的に接続する。半導体スイッチ29は、電磁リレー28のコイルへの通電を入切する。
半導体スイッチ29のオン・オフは、故障検出部30により制御される。故障検出部30は、第1及び第2の安全スイッチ25,26の状態に基づいて、第1の安全スイッチ25が故障により開放される故障開放を検出する。具体的には、故障検出部30は、同様の異常状態のときに開放される(監視対象が同一の)第1及び第2の安全スイッチ25,26の状態を比較し、第2の安全スイッチ26が閉成されているにも拘わらず第1の安全スイッチ25が開放された状態を故障開放として検出する。
なお、通常時は第2の安全回路24に電流が流れていないため、第2の安全スイッチ26には通電によるオン故障が発生しないと考えられる。このため、第1の安全スイッチ25が開放されており、第2の安全スイッチ26が閉成されている状態は、第1の安全スイッチ25の故障開放であると考えられる。
故障検出部30は、安全制御装置15に設けられている。故障検出部30の機能は、安全制御装置15のマイクロコンピュータ又は論理回路により実現される。
切替装置27は、通常時は第1の安全回路23をブレーキコンタクタ22に接続するとともに第2の安全回路24をブレーキコンタクタ22から切り離している。しかし、故障検出部30により故障開放が検出されると、切替装置27は、ブレーキコンタクタ22に接続される回路を第1の安全回路23から第2の安全回路24に切り替える。
また、切替装置27による第1及び第2の安全回路23,24間の回路切替時間T1は、第1の安全スイッチ25が開放されてからブレーキ装置7の制動動作が実際に開始されるまでの時間T2よりも短い時間に設定されている(T1<T2)。具体的には、T2はブレーキコンタクタ22の仕様により通常50〜100mm秒程度であり、このT2に対してT1は誤差を含めてT1<T2となるように設定されている。また、T1を設定するための電磁リレー28の選択は、故障検出部30の検出に要する時間の見積もり値と、半導体スイッチ29の動作仕様とに基づいて行われる。
次に、動作について説明する。通常時には、第2の安全回路24はブレーキコンタクタ22から切り離されており、第1の安全回路23が有効な状態となっている。そして、エレベータの何等かの異常により第1の安全スイッチ25の少なくとも1つが開放されると、巻上機モータ6への通電が遮断されるとともに、ブレーキコイル21への通電が遮断され、かご1が急停止される。
一方、故障検出部30は、第1の安全スイッチ25の故障開放の有無を常時監視している。そして、故障開放が検出されると、半導体スイッチ29をオフにし、電磁リレー28への通電を遮断することにより、ブレーキコンタクタ22に接続される回路を第1の安全回路23から第2の安全回路24に瞬時に切り替える。
このとき、図3に示すように,切替装置27による回路切替時間T1がブレーキコンタクタ22によりブレーキコイル電流が遮断されるのに要する時間T2よりも長い場合、ブレーキコンタクタ22への給電が一時的に遮断されるので、ブレーキ装置7の制動力によりかご1が急減速され、T1の長さによってはかご1は急停止される。
これに対して、実施の形態1のエレベータの安全回路装置では、図4に示すように、T1<T2としたことにより、第1の安全スイッチ25の故障開放が検出された場合にも、かご1を急停止させることなく、エレベータを運行させることができる。即ち、動作中の第1の安全回路23が故障しても、待機中の第2の安全回路24に瞬時に切り替わるため、かご1を急停止させることなく、安全に運行が行える。
また、故障検出部30は、同様の異常状態のときに開放される第1及び第2の安全スイッチ25,26の状態を比較し、第2の安全スイッチ26が閉成されているにも拘わらず第1の安全スイッチ25が開放された状態を故障開放として検出するので、第1の安全回路23の故障を精度良く検出できる。
さらに、エレベータの異常が検出された場合には、ブレーキコンタクタ22への通電を遮断し、機械式スイッチにより巻上機モータ6及びブレーキコイル21への通電を遮断するので、かご1をより確実に停止させることができる。
さらにまた、故障検出部30により故障開放が検出されると、半導体スイッチ29がオフにされるので、回路切替を高速で行うことができる。
なお、第2の安全回路24への切替後には、エレベータの運転を継続させることができるが、第1の安全回路23の故障を保守センタ等へ報知するとともに、かご1を所定の階に停止させた後、エレベータの運転を休止させ、点検作業を行うのが好ましい。
また、第2の安全回路24への切替後に、第1の安全回路23の故障を保守センタ等へ報知し、保守員による点検作業を行うまでの間だけ第2の安全回路24を動作させた状態での運転を行うようにしてもよい。
さらに、第1及び第2の安全スイッチ25,26は、完全に1:1で対応していなくてもよく、例えば、第1の安全スイッチ25よりも第2の安全スイッチ26の方が多くてもよい。即ち、第2の安全回路24による監視対象の数が第1の安全回路23による監視対象の数よりも多くてもよい。また、この場合、通常時に安全制御装置15に監視対象の一部を受け持たせ監視させてもよい。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2のエレベータの安全回路装置の構成は、基本的には実施の形態1と同様である。実施の形態2では、切替装置27は、故障検出部30により故障開放が検出されると、図5に示すように、第2の安全回路24をブレーキコンタクタ22に接続した後、第1の安全回路23をブレーキコンタクタ22から切り離す。即ち、切替装置27は、第1及び第2の安全回路23,24の両方が同時に待機中とならないように回路を切り替える。
このような安全回路装置によっても、第1の安全スイッチ25の故障開放が検出された場合にも、かご1を急停止させることなく、エレベータを運行させることができる。
なお、上記の例では、駆動シーブ5の回転を制動してかご1を制動するブレーキ装置7を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、懸架手段3を把持してかご1を制動するブレーキ(ロープブレーキ)や、かご1に搭載されガイドレールに係合してかご1を制動するブレーキ(かごブレーキ)等でもよい。
また、ブレーキ装置の数は1つに限定されるものではなく、複数のブレーキ装置を用いてもよい。
さらに、上記の例では、1台の巻上機4によりかご1が昇降されるが、複数台の巻上機を用いるエレベータであってもよい。

Claims (5)

  1. 少なくとも1つの第1の安全スイッチを含み、上記第1の安全スイッチが開放されることにより異常状態を検出しブレーキ装置に対するかご停止指令を発生する第1の安全回路、
    少なくとも1つの第2の安全スイッチを含み、上記第2の安全スイッチが開放されることにより上記第1の安全回路と同様の異常状態を検出し上記ブレーキ装置に対するかご停止指令を発生する第2の安全回路、
    上記第1及び第2の安全スイッチの状態に基づいて、上記第1の安全スイッチが故障により開放される故障開放を検出する故障検出部、及び
    通常時は上記第1の安全回路を上記ブレーキ装置に接続するとともに上記第2の安全回路を上記ブレーキ装置から切り離し、上記故障検出部により故障開放が検出されると、上記ブレーキ装置に接続される回路を上記第1の安全回路から上記第2の安全回路に切り替える切替装置
    を備え、
    上記切替装置による回路切替時間は、上記第1の安全スイッチが開放されてから上記ブレーキ装置の制動動作が開始されるまでの時間よりも短い時間に設定されているエレベータの安全回路装置。
  2. 上記故障検出部は、同様の異常状態のときに開放される上記第1及び第2の安全スイッチの状態を比較し、上記第2の安全スイッチが閉成されているにも拘わらず上記第1の安全スイッチが開放された状態を故障開放として検出する請求項1記載のエレベータの安全回路装置。
  3. 上記第1及び第2の安全回路は、上記ブレーキ装置と電源との間に並列に接続されており、
    上記切替装置は、上記第1及び第2の安全回路と上記ブレーキ装置との間に設けられ、上記第1及び第2の安全回路を上記ブレーキ装置に選択的に接続する切替スイッチ部を有している請求項1記載のエレベータの安全回路装置。
  4. 上記切替装置は、上記第1及び第2の安全回路を上記ブレーキ装置に選択的に接続する電磁リレーと、上記電磁リレーのコイルへの通電を入切する電気的なスイッチとを有し、
    上記電気的なスイッチのオン・オフは、上記故障検出部により制御される請求項1記載のエレベータの安全回路装置。
  5. 少なくとも1つの第1の安全スイッチを含み、上記第1の安全スイッチが開放されることにより異常状態を検出しブレーキ装置に対するかご停止指令を発生する第1の安全回路、
    少なくとも1つの第2の安全スイッチを含み、上記第2の安全スイッチが開放されることにより上記第1の安全回路と同様の異常状態を検出し上記ブレーキ装置に対するかご停止指令を発生する第2の安全回路、
    上記第1及び第2の安全スイッチの状態に基づいて、上記第1の安全スイッチが故障により開放される故障開放を検出する故障検出部、及び
    通常時は上記第1の安全回路を上記ブレーキ装置に接続するとともに上記第2の安全回路を上記ブレーキ装置から切り離し、上記故障検出部により故障開放が検出されると、上記ブレーキ装置に接続される回路を上記第1の安全回路から上記第2の安全回路に切り替える切替装置
    を備え、
    上記切替装置は、上記故障検出部により故障開放が検出されると、上記第2の安全回路を上記ブレーキ装置に接続した後、上記第1の安全回路を上記ブレーキ装置から切り離すエレベータの安全回路装置。
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