JP7212201B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動操作器によって作動する非常止め装置を備えるエレベータ装置に関する。
エレベータ装置には、乗りかごの昇降速度を常時監視して、所定の過速状態に陥った乗りかごを非常停止させるために、ガバナおよび非常止め装置が備えられている。一般に、乗りかごとガバナはガバナロープによって結合されており、過速状態を検出すると、ガバナがガバナロープを拘束することで乗りかご側の非常止め装置を動作させ、乗りかごを非常停止するようになっている。
このようなエレベータ装置では、昇降路内に長尺物であるガバナロープを敷設するため、省スペース化および低コスト化が難しい。また、ガバナロープが振れる場合、昇降路内における構造物とガバナロープとが干渉しやすくなる。
これに対し、ガバナロープを用いない非常止め装置が提案されている。
ガバナロープを用いない非常止め装置に関する従来技術として、特許文献1に記載された技術が知られている。本従来技術では、乗りかごの下部に、楔状のブレーキシューを有するブレーキユニットが設けられ、ブレーキシューにはブレーキリンクが接続される。制御部からの指令によりソレノイドが作動すると、ソレノイドに連動する機構によりブレーキリンクが上方へ動く。これにより、ブレーキシューが上方へ引き上げられ、乗りかごが制動される。
特開2013-189283号公報
上記のように、ソレノイドのような電動操作器により作動する従来の非常止め装置は、過速状態に陥った時だけでなく、停電時にも動作する。このため、エレベータ装置の動作状態を的確に把握したり迅速に把握したりすることが難しい。このため、エレベータ装置の復旧に時間を要する場合がある。
そこで、本発明は、非常止め装置が電動操作器によって作動されても、動作状態を的確に把握することができるエレベータ装置を提供する。
上記課題を解決するために、本発明によるエレベータ装置は、乗りかごに設けられる非常止め装置と、非常止め装置を作動させる電動操作器とを備えるものであって、電動操作器の動作を検出する第1スイッチと、非常止め装置の動作を検出する第2スイッチと、第1スイッチおよび第2スイッチのオン・オフ状態に基づいて、エレベータ動作状態を判定する状態判定装置と、を備えるとともに、以下の第1~第5の手段の内のいずれかを備える。
第1の手段として、状態判定装置は、エレベータ動作状態が、通常運転状態、停電状態、故障状態および非常止め装置による非常停止状態の内のいずれであるかを判定し、第1スイッチのオン・オフ状態の一方の状態および他方の状態が、それぞれ電動操作器の動作状態および非動作状態を示し、第2スイッチのオン・オフ状態の一方の状態および他方の状態が、それぞれ非常止め装置の動作状態および非動作状態を示し、状態判定装置は、第1スイッチが他方の状態であり、かつ第2スイッチが他方の状態である場合、通常運転状態であると判定する。
第2の手段として、状態判定装置は、エレベータ動作状態が、通常運転状態、停電状態、故障状態および非常止め装置による非常停止状態の内のいずれであるかを判定し、第1スイッチのオン・オフ状態の一方の状態および他方の状態が、それぞれ電動操作器の動作状態および非動作状態を示し、第2スイッチのオン・オフ状態の一方の状態および他方の状態が、それぞれ非常止め装置の動作状態および非動作状態を示し、状態判定装置は、第1スイッチが一方の状態であり、かつ第2スイッチが他方の状態である場合、停電状態であると判定する。
第3の手段として、状態判定装置は、エレベータ動作状態が、通常運転状態、停電状態、故障状態および非常止め装置による非常停止状態の内のいずれであるかを判定し、第1スイッチのオン・オフ状態の一方の状態および他方の状態が、それぞれ電動操作器の動作状態および非動作状態を示し、第2スイッチのオン・オフ状態の一方の状態および他方の状態が、それぞれ非常止め装置の動作状態および非動作状態を示し、状態判定装置は、第1スイッチが他方の状態であり、かつ第2スイッチが一方の状態である場合、故障状態であると判定する。
第4の手段として、状態判定装置は、エレベータ動作状態が、通常運転状態、停電状態、故障状態および非常止め装置による非常停止状態の内のいずれであるかを判定し、第1スイッチのオン・オフ状態の一方の状態および他方の状態が、それぞれ電動操作器の動作状態および非動作状態を示し、第2スイッチのオン・オフ状態の一方の状態および他方の状態が、それぞれ非常止め装置の動作状態および非動作状態を示し、状態判定装置は、第1スイッチが一方の状態であり、かつ第2スイッチが一方の状態である場合、非常停止状態であると判定する。
第5の手段として、電動操作器の可動部は、ソレノイドに挿入される可動子である。
本発明によれば、非常止め装置が電動操作器によって作動されるエレベータの動作状態を的確に把握できる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
一実施形態であるエレベータ装置の概略構成図である。 実施形態のエレベータ装置が備える安全制御システムの機能構成を示すブロック図である。 電動トリガ30の構成を示す要部正面図である(通常運転状態)。 非常止め装置40の構成を示す正面図である(電動トリガ:非動作状態、非常止め装置:非動作状態)。 電動トリガ30の構成を示す要部正面図である(電動トリガ:動作状態)。 非常止め装置40の構成を示す正面図である(停電時)。 非常止め装置40の構成を示す正面図である(非常止め装置:動作状態)。 エレベータの動作状態の判定手段を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いながら説明する。なお、各図において、参照番号が同一のものは同一の構成要件あるいは類似の機能を備えた構成要件を示している。
図1は、本発明の一実施形態であるエレベータ装置の概略構成図である。
図1に示すように、乗りかご1および釣り合い錘2が、それぞれ主ロープ3の一端および他端に機械的に接続される。主ロープ3は、プーリ7およびシーブ6に巻き掛けられ、これにより、乗りかご1および釣り合い錘2が、建築物に設けられる昇降路101内に吊られる。
シーブ6は、巻上機4が備えるモータ5に取り付けられる。シーブ6が、モータ5によって、回転駆動されると、主ロープ3が、シーブ6と主ロープ3との間の摩擦力によって直線的に駆動される。これにより、乗りかご1および釣り合い錘2は、昇降路101内を、互いに上下反対方向に移動する。乗りかご1は、乗りかご用ガイドレール9に案内されながら、移動する。また、釣り合い錘2は、図示されない釣り合い錘用ガイドレールに案内されながら、移動する。
なお、巻上機4およびプーリ7は、昇降路101上に設けられる機械室102内に設置される。
機械室102内に設置される駆動制御部20は、モータ5を駆動制御するモータ制御装置、モータ5が備える電磁ブレーキ8を駆動するブレーキ制御装置を備えている。駆動制御部20は、乗りかご1に設けられるかご位置・速度検出装置24およびドアゾーン検出装置23の信号に応じてモータ制御装置およびブレーキ制御装置を動作させることにより、乗りかご1の運転を制御する。なお、本実施形態では、モータ5として、同期電動機などの交流電動機が適用される。また、モータ制御装置は、モータ5に交流電力を供給するインバータ装置を備えている。
ここで、かご位置・速度検出装置24は、画像センサを備え、画像センサによって取得される乗りかご用ガイドレール9の表面状態の画像情報に基づいて、乗りかご1の位置および速度を検出する。例えば、かご位置・速度検出装置24は、予め計測され記憶装置に記憶される乗りかご用ガイドレール9の表面状態の画像情報と、画像センサによって所得される画像情報を照合することにより、乗りかご1の位置を検出する。さらに、かご位置・速度検出装置24は、検出された乗りかご1の位置の時間変化から、乗りかご1の速度を算出する。
なお、画像センサに替えて、乗りかごに設けられ、乗りかごの移動とともに回転するロータリーエンコーダを用いてもよい。
また、ドアゾーン検出装置23は、乗りかご1が、図示しないかごドアおよび乗場ドアを開閉可能な位置に位置していることを検出する。
乗りかご1の下部には一対の非常止め装置40が設けられる。非常止め装置40は、乗りかご1が所定の過速状態になると、乗りかご1の上部に設けられる電動トリガ30(電動操作器)によって操作されて作動し、乗りかご用ガイドレール9を把持して乗りかご1を制動する。なお、電動トリガ30および非常止め装置40の詳細な構成については後述する(図3,4)。
乗りかご1の上部に設けられる安全制御部22は、かご位置・速度検出装置24が検出する乗りかご1の昇降速度が定格速度を超えて第1過速度(例えば、定格速度の1.3倍を超えない速度)に達したと判定すると、モータ5用の電源および電磁ブレーキ8用の電源、すなわち駆動制御部20におけるモータ制御装置およびブレーキ制御装置が接続される電源を遮断するための指令信号を出力する。これにより、モータ5が停止するとともに電磁ブレーキが制動状態となるので、乗りかご1は非常停止する。
なお、モータ制御装置においてインバータ装置と電源との接続が遮断されるが、インバータ装置の制御部には、商用電源や電池から電力が与えられ、制御部は動作可能な状態である。
また、安全制御部22は、かご位置・速度検出装置24が検出する乗りかごの1の下降速度が第2過速度(例えば、定格速度の1.4倍を超えない速度)に達したと判定すると、電動トリガ30を駆動するための指令信号を出力する。これにより、非常止め装置40が、電動トリガ30によって操作されて作動し、乗りかご1は非常停止する。
なお、後述するように、電動トリガ30は、電動トリガ30の動作確認用のトリガ動作スイッチ(図2,3)を備え、非常止め装置40は、非常止め装置40の動作確認用の異常増速検出スイッチ(図2,3)を備える。これらスイッチの検出信号に基づいて、駆動制御部20が備えるエレベータ状態判定部21は、エレベータの動作状態を判定する。エレベータ状態判定部21の判定結果に応じて、駆動制御部20は、乗りかご1の運転を制御する。
図2は、本実施形態のエレベータ装置が備える安全制御システムの機能構成を示すブロック図である。
本実施形態において、安全制御部22は、マイクロコンピュータを備え、マイクロコンピュータによって所定のプログラムを実行することにより、以下に説明するように動作する。なお、駆動制御部20もマイクロコンピュータを備えているが、このマイクロコンピュータと、安全制御部22が備えるマイクロコンピュータとは、独立に設けられる。これにより、運転制御と安全制御を独立させ、エレベータの信頼性を高めている。
安全制御部22は、かご位置・速度検出装置24によって検出される乗りかご1の速度(以下、「かご速度」と記す)を監視する。安全制御部22は、かご速度(昇降速度)が上述の第1過速度に達したと判定すると、駆動制御部20に対し、かご速度情報、すなわちモータ5(M)用の電源および電磁ブレーキ8用の電源の遮断を指令する指令信号を送る。駆動制御部20は、指令信号を受けると、モータ制御装置およびブレーキ制御装置と電源との間の接点(コンタクタ)を開き、電源を遮断する。
また、安全制御部22は、かご速度(下降速度)が上述の第2過速度に達したと判定すると、電動トリガ30に対し、トリガ指令、すなわち電動トリガ30の駆動を指令する指令信号を送る。電動トリガ30は、トリガ指令を受けると、非常止め装置40を操作して作動させる。
安全制御部22は、非常止め装置40の動作確認用スイッチである異常増速検出スイッチ41のオン・オフ動作状態を監視している。また、安全制御部22は、異常増速検出スイッチ41のオン・オフ動作状態を示す異常増速検出スイッチ動作情報を駆動制御部20に送る。例えば、安全制御部22は、異常増速検出スイッチ41から受信したオン・オフ信号を駆動制御部20へ転送する。
なお、安全制御部22は、異常増速検出スイッチ41のオン・オフ動作状態に基づき、もしくは、これと、かご速度およびトリガ信号のいずれかもしくは両方とに基づいて、電動トリガ30や非常止め装置40の異常の有無を判定してもよい。
電動トリガ30の動作確認用スイッチであるトリガ動作スイッチ31の出力信号は駆動制御部20に入力される。なお、トリガ動作スイッチ31の出力信号は、安全制御部22を介して、駆動制御部20へ送られてもよい。この場合、安全制御部22は、電動トリガ30の動作状態を監視する。
本実施形態において、異常増速検出スイッチ41のオン状態およびオフ状態は、それぞれ、非常止め装置40の動作(制動状態)および非動作(非制動状態)を示す。また、トリガ動作スイッチ31のオン状態およびオフ状態は、それぞれ、電動トリガ30の動作(非常止め装置40の操作)および非動作(非常止め装置40の非操作)を示す。すなわち、オン状態およびオフ状態を、それぞれ、「動作」および「非動作」に対応させている。なお、オフ状態およびオン状態を、それぞれ、「動作」および「非動作」に対応させてもよい。
駆動制御部20は、受信したトリガ動作スイッチ31の出力信号および異常増速検出スイッチ動作情報が示す、それぞれ、トリガ動作スイッチ31のオン・オフ状態および異常増速検出スイッチ41のオン・オフ状態に基づいて、エレベータ状態判定部21を用いて、エレベータの動作状態を判定する。本実施形態では、エレベータ状態判定部21によって、エレベータの動作状態が、通常運転状態(通常走行状態)、停電状態、非常止め装置の故障状態、過速が検知され非常止め装置が動作した状態のいずれであるかが判定される。
エレベータ状態判定部21によるエレベータの動作状態の判定結果に応じて、駆動制御部20は、エレベータの通常運転を継続したり、エレベータを停止状態から通常運転状態に復旧したり、エレベータの停止状態を保持したりする。
また、エレベータの動作状態が、非常止め装置の故障状態、過速が検知され非常止め装置が動作した状態であると判定された場合、駆動制御部20からの信号によりエレベータの動作状態を監視する監視端末装置から、外部に、異常報知信号が発信される。例えば、異常報知信号は、監視端末装置から、エレベータ設置場所とは地理的に離れた監視センタに設置される監視サーバ装置に発信される。この異常報知信号に応じて、保守技術者が、エレベータ設置場所に赴き、エレベータを、保守点検したり、修理したり、復旧したりする。
図3は、図1における電動トリガ30の構成を示す要部正面図である。なお、本図3においては、エレベータは通常運転状態である。また、トリガ動作スイッチ31が、非投入状態、すなわちオフ状態であり、電動トリガ30は、非常止め装置の非操作状態、すなわち非動作状態である。
図3に示すように、電動トリガは、巻線が巻装されたソレノイドコア34を有する固定子33と、ソレノイドコア34に出入り可能に挿入される可動子32を備える。後述する非常止め装置におけるウェッジ(図4における「42」)を引き上げる引き上げロッド36と、可動子32とが、リンク機構35を介して、連動可能に接続される。
引き上げロッド36は、一対の非常止め装置(図1における「40」)の各々に対して設けられる。図3においては、一対の非常止め装置の一方におけるウェッジを引き上げるための引き上げロッド36のみ示しているが、一対の非常止め装置の他方におけるウェッジを引き上げるための引き上げロッド(図示せず)も、リンク機構35を介して、可動子32と、連動可能に接続される。これにより、一対の非常止め装置における二つのウェッジが、同時に引き上げられる。
図3においては、ソレノイドコア34の巻線が通電されている。これにより、可動子32は、電磁力によって、ソレノイドコア34内に吸引される。ここで、可動子32には、可動子32がソレノイドコアから外部へ出されるような付勢力が、バネなどの弾性部材(図示せず)によって与えられる。図3においては、このような付勢力よりも大きな電磁力によって、可動子32は吸引される。
図3に示すように、乗りかご1上において、トリガ動作スイッチ31が、可動子32に隣接して、設けられる。トリガ動作スイッチ31は、乗りかご1上に固定されるブラケットなどの支持部材に固定される。トリガ動作スイッチ31は、可動子32によって操作される。図3においては、可動子32がソレノイドコア34内に吸引されているので、可動子32はトリガ動作スイッチ31から離れている。この場合、トリガ動作スイッチ31が備える機械式電気接点は、開状態となる。すなわち、トリガ動作スイッチ31は、非投入状態すなわちオフ状態であり、電動トリガ30が非動作状態であることを示す。
図4は、図1における非常止め装置40の構成を示す正面図である。なお、本図4においては、電動トリガ30が非動作状態(図3)であり、このため非常止め装置40は非動作状態である。
非常止め装置40は、乗りかご1の下部に固定される筐体45(もしくは枠体)と、制動子となる一対のウェッジ42と、これらウェッジ42の移動を案内する一対のガイド部材43とを備える。ウェッジ42は、筐体45内において、上下方向に移動可能に設けられる。また、ガイド部材43は、筐体45内の上部に固定されている。
ウェッジ42は、上側に行くにつれ幅が狭くなる。ウェッジ42において、乗りかご用ガイドレール9に対向する側面は、ほぼ垂直面を成し、反ガイドレール側の側面は斜面を成している。
ガイド部材43は、ウェッジ42に対して、反ガイドレール側に位置する。ガイド部材43は、くさび状の形状を有しており、下側に行くにつれ幅が狭くなる。ガイド部材43において、ウェッジ側の側面は斜面を成しており、反ウェッジ側の側面は、ほぼ垂直面を成している。ガイド部材43は、引き上げロッド36によってウェッジ42が引き上げられるとき、ウェッジ42の斜面とガイド部材43の斜面とが摺動可能に接触することにより、上方向へのウェッジ42の移動を案内する。
図4に示すように、筐体の上部には、異常増速検出スイッチ41が固定される。異常増速検出スイッチ41は、ウェッジ42の上端部によって押圧されて操作される。図4においては、電動トリガ30が非動作状態であり、ウェッジ42は引き上げられていない。このため、ウェッジ42の上端部が異常増速検出スイッチ41から離れている。この場合、異常増速検出スイッチ41が備える機械式電気接点は、開状態となる。すなわち、異常増速検出スイッチ41は、非投入状態すなわちオフ状態であり、非常止め装置40が非動作状態であることを示す。
図5は、電動トリガ30の構成を示す、図3と同様の要部正面図である。なお、本図5において、電動トリガ30は動作状態である。
図5においては、ソレノイドコア34の巻線への通電が停止もしくは遮断されている。すなわち、図5は、停電の場合、もしくは安全制御部22からトリガ指令が発信された場合に相当する。
ソレノイドコア34の巻線への通電が停止もしくは遮断されるので、電磁力が消失する。このため、可動子32は、図示しない弾性部材の付勢力によって、ソレノイドコアから外部へ突出する。このとき、トリガ動作スイッチ31は、トリガ動作スイッチ31に対向する可動子32の端部によって押圧されて操作される。この場合、トリガ動作スイッチ31が備える機械式電気接点は、閉状態となる。すなわち、トリガ動作スイッチ31は、投入状態すなわちオン状態であり、電動トリガ30が動作状態であることを示す。
図6は、図1における非常止め装置40の構成を示す正面図である。なお、本図6は、停電時における非常止め装置40の状態を示す。
停電時には、巻上機4のモータ5が停止するとともに、電磁ブレーキ8が制動状態となるため、乗りかご1が停止する。このため、上述(図5)のように電動トリガ30は動作するが、非常止め装置40におけるウェッジ42の上端部は、異常増速検出スイッチ41に到達しない。この場合、ウェッジ42の上端部が異常増速検出スイッチ41を操作することはなく、異常増速検出スイッチ41が備える機械式電気接点は、開状態となる。すなわち、異常増速検出スイッチ41は、非投入状態すなわちオフ状態であり、非常止め装置40が非動作状態であることを示す。
上述したことから判るように、異常増速検出スイッチ41は、停電時において、電動トリガ30が動作しても、ウェッジ42の上端部が到達しないような位置に設けられている。
図7は、図1における非常止め装置40の構成を示す正面図である。なお、本図7において、非常止め装置40は動作状態である。
乗りかご1の下降速度が第2過速度(例えば、定格速度の1.4倍を超えない速度)に達すると、電動トリガ30が動作し、ウェッジ42が引き上げられ、さらに、乗りかご1が下降すると、非常止め装置40は、図7に示すような動作状態となる。
図7に示すように、一対のウェッジ42が一対のガイド部材43の間に入り込み、ウェッジ42の上端が筐体45内の上部まで到達する。これにより、一対のウェッジ42は、一対のガイド部材43と、ばねなどの弾性体44とによって、両側から押圧されて、乗りかご用ガイドレール9を挟持する。このとき、一対のウェッジ42と乗りかご用ガイドレール9との間に作用する摩擦力によって、乗りかご1は、急速に減速され、非常停止する。
また、図7に示すように、ウェッジ42の上端部は、異常増速検出スイッチ41に到達して、異常増速検出スイッチ41を押圧する。これにより、ウェッジ42の上端部によって異常増速検出スイッチ41が操作されるので、異常増速検出スイッチ41が備える機械式電気接点は、閉状態となる。すなわち、異常増速検出スイッチ41は、投入状態すなわちオン状態であり、非常止め装置40が動作状態であることを示す。
上述のように、エレベータの動作状態に応じて、トリガ動作スイッチ31および異常増速検出スイッチ41のオン・オフ状態が異なる。したがって、次に説明するように、トリガ動作スイッチ31および異常増速検出スイッチ41のオン・オフ状態に基づいて、エレベータの動作状態を判定することができる。
図8は、トリガ動作スイッチ31および異常増速検出スイッチ41のオン・オフ状態に基づくエレベータの動作状態の判定手段を示すフローチャートである。なお、本フローチャートによる判定処理は、駆動制御部20におけるエレベータ状態判定部21(図2)によって、実行される。なお、本実施形態では、マイクロコンピュータなどのコンピュータシステムが、所定のプログラムを実行することにより、本フローチャートによる判定処理を行う。
エレベータ状態判定部21は、状態判定処理を開始すると、ステップS1において、異常増速検出スイッチ41による信号を、安全制御部22を介して取得し、取得した信号に基づいて、異常増速検出スイッチ41がオフ状態であるかを判定する。エレベータ状態判定部21は、オフ状態であると判定すると(ステップS1のYES)、次にステップS2を実行し、オフ状態ではない(すなわちオン状態である)と判定すると(ステップS1のNO)、次にステップS3を実行する。
ステップS2において、エレベータ状態判定部21は、トリガ動作スイッチ31による信号を取得し、取得した信号に基づいて、トリガ動作スイッチ31がオフ状態であるかを判定する。エレベータ状態判定部21は、オフ状態であると判定すると(ステップS2のYES)、次にステップS4を実行し、オフ状態ではない(すなわちオン状態である)と判定すると(ステップS2のNO)、次にステップS5を実行する。
ステップS3において、エレベータ状態判定部21は、ステップS2と同様に、トリガ動作スイッチ31による信号を取得し、取得した信号に基づいて、トリガ動作スイッチ31がオフ状態であるかを判定する。エレベータ状態判定部21は、オフ状態であると判定すると(ステップS3のYES)、次にステップS6を実行し、オフ状態ではない(すなわちオン状態である)と判定すると(ステップS3のNO)、次にステップS7を実行する。
ステップS4において、エレベータ状態判定部21は、エレベータは通常走行状態であると判定する。ここで、トリガ動作スイッチおよび異常増速検出スイッチ41はともにオフ状態である。すなわち、電動トリガ30および非常止め装置40はともに非動作状態である(図3,4)。したがって、エレベータの動作状態は通常走行状態である。
ステップS5において、エレベータ状態判定部21は、エレベータは停電状態であると判定する。ここで、トリガ動作スイッチ31がオン状態であるのに対し、異常増速検出スイッチ41はともにオフ状態である。すなわち、電動トリガ30が動作状態であるのに対し、非常止め装置40は非動作状態である(図5,6)。したがって、エレベータの動作状態は停電状態である。
ステップS6において、エレベータ状態判定部21は、エレベータは故障状態であると判定する。ここで、トリガ動作スイッチ31がオフ状態であるのに対し、異常増速検出スイッチ41はともにオン状態である。すなわち、電動トリガ30が非動作状態であるのにも関わらず、非常止め装置40が動作状態である(図5,6)。したがって、電動トリガ30および非常止め装置40による非常止め動作が異常であり、エレベータの動作状態は故障状態である。
ステップS7において、エレベータ状態判定部21は、エレベータは、異常増速状態、すなわち乗りかご1の速度が第2過速度を超え、非常止め装置40により非常停止した状態であると判定する。ここで、トリガ動作スイッチおよび異常増速検出スイッチ41はともにオン状態である。すなわち、電動トリガ30および非常止め装置40はともに動作状態である(図3,6)。したがって、エレベータの動作状態は、非常止め装置による非常停止を要する異常増速状態である。
エレベータ状態判定部21は、ステップS4~S7を実行すると、一連の判定処理を終了する。
なお、駆動制御部20は、ステップS4~S7のような判定結果に応じて、例えば、次に説明するように、エレベータの運転を制御する。
ステップS4のように、通常走行状態であると判定されると、駆動制御部20は、通常の運転制御を継続する。
ステップS5のように、停電状態であると判定されると、駆動制御部20は、停電時管制運転制御を行う。例えば、駆動制御部20は、電源をバッテリに切り替え、電動トリガ30を非動作状態に復旧させるとともに、乗りかご1を定格速度よりも低い速度で運転したり、乗りかご1を最寄り階に自動着床させたりする。
ステップS6のように、故障状態であると判定されると、また、ステップS7のように、異常増速状態であると判定されると、駆動制御部20は、監視端末装置を介して、異常報知信号を発信する。なお、故障状態と異常増速状態とでは、異なる異常報知信号が発信される。監視センタや営業所などにおいて、異常報知信号が受信されると、保守技術者が、エレベータ設置場所に赴き、エレベータを、保守点検したり、修理したり、復旧したりする。この場合、保守技術者は、故障状態と異常増速状態のいずれであるかを作業開始前に把握できるので、エレベータの状態に応じた適切な手段により、迅速に作業を行うことができる。
上述した実施形態によれば、トリガ動作スイッチ31および異常増速検出スイッチ41のオン・オフ状態に基づき、電動操作器である電動トリガ30によって操作される非常止め装置40を備えるエレベータ装置の動作状態を的確に判定できたり、迅速に判定できたりする。
また、上述した実施形態によれば、エレベータ装置の動作状態が、通常運転状態、停電状態、故障状態、異常増速状態のいずれであるかを判定することができる。したがって、エレベータ装置の動作状態を具体的に判定できる。
また、トリガ動作スイッチ31および異常増速検出スイッチ41が、それぞれ、電動トリガ30および非常止め装置40における機械的可動部によって操作されるので、電動トリガ30および非常止め装置40の動作状態および非動作状態を信頼性高く検出できる。
なお、本発明は前述した実施形態例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。
例えば、電動トリガ30は、乗りかご1の上方部のほか、下方部や側方部に設けられてもよい。また、電動トリガ30は、リニアアクチュエータを備えるものでもよい。
また、エレベータ装置は、巻上機およびエレベータ制御装置(駆動制御部20)が昇降路内に設けられる機械室レスエレベータでもよい。
1…乗りかご、2…釣り合い錘、3…主ロープ、4…巻上機、5…モータ、6…シーブ、7…プーリ、8…電磁ブレーキ、9…乗りかご用ガイドレール、20…駆動制御部、21…エレベータ状態判定部、22…安全制御部、23…ドアゾーン検出装置、24…かご位置・速度検出装置、30…電動トリガ、31…トリガ動作スイッチ、32…可動子、33…固定子、34…ソレノイドコア、35…リンク機構、36…引き上げロッド、40…非常止め装置、41…異常増速検出スイッチ、42…ウェッジ、43…ガイド部材、44…弾性体、45…筐体、101…昇降路、102…機械室

Claims (5)

  1. 乗りかごに設けられる非常止め装置と、前記非常止め装置を作動させる電動操作器とを備えるエレベータ装置において、
    前記電動操作器の動作を検出する第1スイッチと、
    前記非常止め装置の動作を検出する第2スイッチと、
    前記第1スイッチおよび前記第2スイッチのオン・オフ状態に基づいて、エレベータ動作状態を判定する状態判定装置と、
    を備え
    前記状態判定装置は、前記エレベータ動作状態が、通常運転状態、停電状態、故障状態および前記非常止め装置による非常停止状態の内のいずれであるかを判定し、
    前記第1スイッチの前記オン・オフ状態の一方の状態および他方の状態が、それぞれ前記電動操作器の動作状態および非動作状態を示し、
    前記第2スイッチの前記オン・オフ状態の前記一方の状態および前記他方の状態が、それぞれ前記非常止め装置の動作状態および非動作状態を示し、
    前記状態判定装置は、前記第1スイッチが前記他方の状態であり、かつ前記第2スイッチが前記他方の状態である場合、前記通常運転状態であると判定することを特徴とするエレベータ装置。
  2. 乗りかごに設けられる非常止め装置と、前記非常止め装置を作動させる電動操作器とを備えるエレベータ装置において、
    前記電動操作器の動作を検出する第1スイッチと、
    前記非常止め装置の動作を検出する第2スイッチと、
    前記第1スイッチおよび前記第2スイッチのオン・オフ状態に基づいて、エレベータ動作状態を判定する状態判定装置と、
    を備え、
    前記状態判定装置は、前記エレベータ動作状態が、通常運転状態、停電状態、故障状態および前記非常止め装置による非常停止状態の内のいずれであるかを判定し、
    前記第1スイッチの前記オン・オフ状態の一方の状態および他方の状態が、それぞれ前記電動操作器の動作状態および非動作状態を示し、
    前記第2スイッチの前記オン・オフ状態の前記一方の状態および前記他方の状態が、それぞれ前記非常止め装置の動作状態および非動作状態を示し、
    前記状態判定装置は、前記第1スイッチが前記一方の状態であり、かつ前記第2スイッチが前記他方の状態である場合、前記停電状態であると判定することを特徴とするエレベータ装置。
  3. 乗りかごに設けられる非常止め装置と、前記非常止め装置を作動させる電動操作器とを備えるエレベータ装置において、
    前記電動操作器の動作を検出する第1スイッチと、
    前記非常止め装置の動作を検出する第2スイッチと、
    前記第1スイッチおよび前記第2スイッチのオン・オフ状態に基づいて、エレベータ動作状態を判定する状態判定装置と、
    を備え、
    前記状態判定装置は、前記エレベータ動作状態が、通常運転状態、停電状態、故障状態および前記非常止め装置による非常停止状態の内のいずれであるかを判定し、
    前記第1スイッチの前記オン・オフ状態の一方の状態および他方の状態が、それぞれ前記電動操作器の動作状態および非動作状態を示し、
    前記第2スイッチの前記オン・オフ状態の前記一方の状態および前記他方の状態が、それぞれ前記非常止め装置の動作状態および非動作状態を示し、
    前記状態判定装置は、前記第1スイッチが前記他方の状態であり、かつ前記第2スイッチが前記一方の状態である場合、前記故障状態であると判定することを特徴とするエレベータ装置。
  4. 乗りかごに設けられる非常止め装置と、前記非常止め装置を作動させる電動操作器とを備えるエレベータ装置において、
    前記電動操作器の動作を検出する第1スイッチと、
    前記非常止め装置の動作を検出する第2スイッチと、
    前記第1スイッチおよび前記第2スイッチのオン・オフ状態に基づいて、エレベータ動作状態を判定する状態判定装置と、
    を備え、
    前記状態判定装置は、前記エレベータ動作状態が、通常運転状態、停電状態、故障状態および前記非常止め装置による非常停止状態の内のいずれであるかを判定し、
    前記第1スイッチの前記オン・オフ状態の一方の状態および他方の状態が、それぞれ前記電動操作器の動作状態および非動作状態を示し、
    前記第2スイッチの前記オン・オフ状態の前記一方の状態および前記他方の状態が、それぞれ前記非常止め装置の動作状態および非動作状態を示し、
    前記状態判定装置は、前記第1スイッチが前記一方の状態であり、かつ前記第2スイッチが前記一方の状態である場合、前記非常停止状態であると判定することを特徴とするエレベータ装置。
  5. 乗りかごに設けられる非常止め装置と、前記非常止め装置を作動させる電動操作器とを備えるエレベータ装置において、
    前記電動操作器の動作を検出する第1スイッチと、
    前記非常止め装置の動作を検出する第2スイッチと、
    前記第1スイッチおよび前記第2スイッチのオン・オフ状態に基づいて、エレベータ動作状態を判定する状態判定装置と、
    を備え、
    前記第1スイッチは、前記電動操作器の可動部によって操作され、
    前記第2スイッチは、前記非常止め装置の可動部によって操作され、
    前記電動操作器の前記可動部は、ソレノイドに挿入される可動子であることを特徴とするエレベータ装置。
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