JPWO2010050600A1 - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

室内ユニット(X)と室外ユニット(Y)とから構成され、室内ユニット(X)と室外ユニット(Y)相互を冷媒配管と電源線及び通信線で接続してなり、室内ユニット(X)は配線接続部(Z)を備え、この配線接続部(Z)は、上部手前側に設けられ電源線(C3,C4)が接続される電源線用端子台(13)と、下部奥側に設けられ通信線(C1,C2)が接続される通信線用端子台(14)と、通信線及び通信線用端子台(14)の一部を覆うとともに電源線端子台(13)に接続される電源線を固定するクランプ具(26)を備えたクランプベース(7)とを具備することで、電源線(C3,C4)と通信線(C1,C2)を接続する配線接続部(Z)において、省スペース化を図るとともに、配線作業性の向上化を得られるようにした。

Description

本発明は、室内ユニットと室外ユニットとから構成される空気調和装置に係り、特に室内ユニットに備えられ、電源線と通信線が接続される配線接続部の構造改良に関する。
被空調室の壁面高所に取付けられる壁掛け型の室内ユニットと、屋外に配置される室外ユニットとからなる空気調和装置が多用される。上記室内ユニットと室外ユニットは、冷媒配管と電源線及び通信線で接続されている。室内ユニットには配線接続部が設けられた電気部品箱が備えられ、電源線や通信線が接続される。
室内ユニットの被空調室壁面に対する取付けスペースを最小限にする反面、室内熱交換器は必要な熱交換量を確保しなければならない。そのため、室内ユニットの内部空間は、ほとんど大部分を室内熱交換器が占めていて、この一側部に電気部品箱が配置され、電気部品箱の前面に配線接続部が並設される。
電気部品箱とともに、配線接続部も、より小型化を図る必要がある。しかしながら、従来の配線接続部は、電源線が接続される電源用端子台と、通信線が接続される通信線用端子台とが左右に横並びに配置され、左右幅方向に長い構造となっていた。そこで、電装ボックスの左右幅方向の縮小化を図ったものが知られている(例えば、特開2007−248011号公報)。
上述した特開2007−248011号公報に記載された技術は、電気部品箱の上面に第1載置面が形成され、この第1載置面に電源コード用端子板が取付けられる。この電源コード用端子板上に電源コード押えが配置され、この電源コード押えの上部に外部配線用端子台が配置される。そして、外部配線用端子台の上部に外部配線押えが取付けられる。
このように電気部品箱は、各構成部品が上下に積み重ねられた状態で構成されるため、左右の幅方向寸法が小さく(狭く)てすみ、取付けスペースの低減化を図れる。しかしながら、配線作業性の点においては疑問が残る。
すなわち、電源コード用端子板に接続される電源コードは、最も下部に位置することとなる。この電源コードを取外しする場合は、最も上部にある外部配線押えを取外し、その下の外部配線用端子台を取外し、その下の電源コード押えを取外すことで、電源コード用端子板に接続された電源コードが露出する。
電源コードを取外して必要な作業を終えた後は、再び電源コードを電源コード用端子板に接続し、この電源コード用端子板の上に電源コード押えを取付け、この電源コード押えの上部に外部配線用端子台を取付け、この外部配線用端子台の上部に外部配線押えを取付ける。このように配線作業に手間がかかって、作業性が悪いものである。
本発明は上記事情にもとづきなされたものであり、その目的とするところは、室内ユニットに備えられ、電源線と通信線を接続する配線接続部において、省スペース化を図るとともに、配線作業性の向上化を得られるようにした空気調和装置を提供しようとするものである。
上記目的を満足するため本発明の空気調和装置は、室内ユニットと室外ユニットとから構成され、これら室内ユニットと室外ユニット相互を冷媒配管で接続してなり、室内ユニットは配線接続部を備えており、この配線接続部は、上部手前側に電源線が接続される電源線用端子台が設けられ、下部奥側に通信線が接続される通信線用端子台が設けられ、クランプ部を備えたクランプベースが通信線及び通信線用端子台の少なくとも一部を覆うとともに電源線端子台に接続される電源線を固定する。
図1は、本発明における実施の形態に係る空気調和装置を構成する室内ユニットの外観斜視図である。 図2は、同空気調和装置に取付けられる配線接続部の分解した斜視図である。 図3は、同配線接続部におけるリモコン通信線の接続構造を示す図である。 図4は、同配線接続部におけるリモコン通信線の他の接続構造を示す図である。 図5は、同配線接続部における電源線の接続構造を示す図である。 図6は、同空気調和装置全体の配線接続を示す図である。 図7は、同配線接続部における電源線の他の接続構造を示す図である。 図8は、同実施の形態に係る他の空気調和装置全体の配線接続を示す図である。 図9は、図8に係る配線接続部における電源線の接続構造を示す図である。 図10は、図8に係る配線接続部における電源線の別の接続構造を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態を、図面にもとづいて説明する。
図1は、被空調室の壁面に取付けられる、いわゆる壁掛け形の室内ユニットXの斜視図であり、この室内ユニットXと室外ユニットで空気調和装置を構成する。
そして、図1は、筐体1の前面に設けられる吸込みグリル2を開放した状態を示していて、この吸込みグリル2は筐体1内に収容される室内熱交換器と、後述する配線接続部Zを覆う。換言すれば、室内熱交換器と配線接続部Zは、筐体1の前面に並設され、吸込みグリル2によって開閉される。
筐体1の上部にはグリルが嵌め込まれ、常時、開放状態にある上部吸込み口3が設けられる。ここでは、吸込みグリル2は開閉機構に連結されていて、空調運転開始とともに開閉機構が作動し、吸込みグリル2は筐体1前面と間隙を存するよう移動する。したがって、これらの間隙を介して室内空気が吸込まれる。
筐体1下部には、吹出し口が設けられる。この吹出し口に複数枚の羽根板からなるルーバーが設けられていて、冷房運転と暖房運転など、空調運転の種類に応じて回動角度が設定される。筐体1の裏面側から図示しない冷媒配管と電源線及び通信線が延出されている。
冷媒配管は室外ユニットYに接続され、電源線は室内の電源コンセント、もしくは室外ユニットY、もしくは複数台の室内ユニットが備えられるマルチタイプの場合は他の室内ユニットあるいは切換えユニットに接続される。
通信線は室内ユニットに備えられるリモコン、もしくは室外ユニットYの制御装置、もしくはマルチタイプの場合は集中管理室のリモコンに接続される。
次に、配線接続部Zについて詳述する。
図2は、配線接続部Zを分解した斜視図である。
上記配線接続部Zは、室内熱交換器の側部に配置される電気部品箱4の前面側に取付けられている。すなわち、室内熱交換器の側部に、配線接続部Zと電気部品箱4が前後して配置されている。なお、電気部品箱4は筐体1に対して着脱自在である。
配線接続部Zは、接続部本体5と、配線カバー6及びクランプベース7とから構成される。図2は、接続部本体5からクランプベース7を取外すとともに、配線カバー6を取外して示している。
上記接続部本体5は、前面が開口する矩形の皿状をなし、電気部品箱4の前面側に取付けられる。接続部本体5と略同一形状の配線カバー6が、接続部本体5の周縁部に着脱自在に嵌り込まれる。上記クランプベース7は、後述するように接続部本体5に着脱自在に取付けられ、接続部本体5と配線カバー6との間に収容される。
接続部本体5の、図中上下方向の略中央部で、図中左右方向の右側部に、軸方向に沿って取付け用孔を備えた第1のボス部8が突設される。さらに、第1のボス部8の下部側には、軸方向に沿ってねじ孔を備えた第2のボス部9が突設される。
これに対してクランプベース7には、取付け用ねじ10aの頭部直径よりも大なる孔部7aが設けられるとともに、この孔部7aの近傍部位に、取付け用ねじ10bのねじ部が挿通する取付け用孔が設けられる。
上記配線カバー6の所定部位には、取付け用ねじ10aのねじ部が挿通する取付け用孔6aが設けられる。配線カバー6に設けられる取付け用孔6aは、クランプベース7の孔部7aと、接続部本体5の第1のボス部8と対向する位置に設けられている。
クランプベース7を接続部本体5に取付けるには、クランプベース7の取付け用孔に取付けねじ10bのねじ部を挿通して突出させ、このねじ部を接続部本体5に設けられる第2のボス部9のねじ孔に螺挿することで可能である。この状態で、接続部本体5に設けられる第1のボス部8がクランプベース7の孔部7aに挿通する。
さらに、配線カバー6を接続部本体5に取付けるには、配線カバー6の取付け用孔6aに取付けねじ10aのねじ部を挿通し、このねじ部を接続部本体5に設けられクランプベース7の孔部7aから突出する第1のボス部8のねじ孔に螺挿することで可能である。
後述するように配線作業を終了した後、接続部本体5に配線カバー6を取付けることで箱状の配線接続部Zが組立てられる。例えばメンテナンス作業など必要に応じて、配線カバー6に設けられる取付け用孔6aに工具を挿入し取付け用ねじ10aを外すことで、配線類を接続したままで配線カバー6を接続部本体5から取外せる。
次に、上記接続部本体5について詳述すると、この上部手前側に、図2に拡大して示す電源線用端子台13が設けられ、電源線用端子台13の下部奥側に通信線用端子台14が設けられる。さらに、上記通信線用端子台14の下部側にクランプベース取付け部15が設けられ、この下部側にアース端子部16が設けられる。
これら電源線用端子台13と、通信線用端子台14と、クランプベース取付け部15及びアース端子部16は、全て接続部本体5の前面開口部に露出する。換言すれば、配線カバー6を接続部本体5から取外しておけば、電源線用端子台13と、通信線用端子台14及びクランプベース取付け部15に対する作業が容易に行える。
上記電源線用端子台13は、上端が奥側で下端が手前側になるよう斜めに傾斜していて、上下方向の略中間部に銘板18が設けられる。銘板18には、R(L)、S(N)等の文字が左右に並んで描けられる。銘板18の下部に左右に並んでねじ端子部19が2個設けられ、銘板18の上部にはファストン端子部20が左右に並んで2個設けられる。
上記通信線用端子台14は、上端が奥側で下端が手前側になるよう斜めに傾斜していて、4個の端子カバー21が左右幅方向に並んで設けられる。上記端子カバー21を取外した状態を図3等に示している。
通信線用端子台14の上下方向の略中間部に、U1、U2、A、B等の文字が左右に並んで描かれた銘板22が設けられる。銘板22の下部にはねじ端子部23が左右に並んで4個設けられ、上部には電気部品箱4から延出される配線コードの端部が接続される端子部24が左右に並んで4個設けられる。
再び図2に示すように、上記クランプベース取付け部15には、上述した第1のボス部8と第2のボス部9が設けられるとともに、コードバンド25が取付けられる。コードバンド25は横長の帯状バンドを折り返してなり、折り返された端部相互を重ね合わせたうえで、取付けねじを介してクランプベース取付け部15に取付けたものである。
したがって、折り返されたコードバンド25内に通信線を挿入することで、通信線の大きな位置ずれを規制できるようになっている。
上記クランプベース7には、ここでは2個のクランプ具26が取付けられる。各クランプ具26は、縦方向に比較して左右幅方向が長い片部からなり、幅方向の中央部で縦方向に沿って手前側に膨出する膨出部26aが設けられる。上記膨出部26aは、電源線と通信線が嵌り込むことができる曲率半径の半円状に形成される。
クランプ具26の左右幅方向の両側部に、取付け用ねじ27が挿通する孔部が設けられている。上記取付け用ねじ27のねじ部はクランプ具26裏面から突出し、クランプベース7の所定部位に設けられるねじ孔に螺挿される。
次に、配線接続部Zに対する実際の配線接続構造について説明する。
例えば、図6に示すような1台の室外ユニットYに対して複数台の室内ユニットXを、冷媒配管及び通信線を介して接続してなる、いわゆるマルチタイプと呼ばれる空気調和装置に適用する。ここで、室内ユニットXは、各々に冷媒流量調整可能な弁(図示しない)を備えており、各室内ユニットX毎に運転/停止/温度設定/風量設定が可能になっている。
はじめ、接続部本体5は電気部品箱4の前面に取付けられ、接続部本体5から配線カバー6とともにクランプベース7を取外しておく。したがって、クランプベース取付け部15にある第1のボス部8、第2のボス部9、コードバンド25及び、アース端子部16などが露出する。
この状態で図3に示すように、電気部品箱4から延出されるコード類が、電源線用端子台13の銘板18から上部側のファストン端子部20と、端子カバー21を取外した通信線用端子台14の銘板22から上部側の端子部24に接続されている。
室外ユニットYまたは室内ユニットXと内外渡り線(通信線)により接続された室内ユニットXから延出される内外渡り線(通信線)C1をコードバンド25に挿通し、この端部被覆を剥いて、1本を「U1」と記載されたねじ端子部23に接続する。そして、他の1本を「U2」と記載されたねじ端子部23に接続する。
次に、図4に示すように、この室内ユニットXが取付けられる被空調室のリモコンと接続する通信線C2をコードバンド25に挿通する。この通信線C2の端部被覆を剥き、1本を「A」と記載されたねじ端子部23に接続し、他の1本を「B」と接続されたねじ端子部23に接続する。
そして、取付けねじ10bのねじ部をクランプベース7の取付け用孔を介して第2のボス部9のねじ孔に螺挿することで、クランプベース7を接続部本体5に取付ける。クランプベース7は、通信線用端子台14の一部を覆うとともに、内外渡り線(通信線)C1と通信線C2及びコードバンド25を接続部本体5に押え付け、固定する。
予めクランプ具26の取付け用ねじ27を緩めておき、クランプベース7とクランプ具26との間に隙間を形成する。図5に示すように、上記隙間に電源線C3の一端部を挿通してクランプ具26の膨出部26aに嵌め込み、端部の被覆を剥いて電源線用端子台13のねじ端子部19に接続する。アース線はアース端子部16に接続する。
そして、クランプ具26に挿通する取付け用ねじ27を締め付け、クランプベース7にクランプ具26を締結する。電源線C3はクランプ具26によってクランプベース7に押付けられ、固定される。電源線C3の他端部に設けられるプラグは、被空調室に設けられるコンセント(200V)に電気的に接続する。
以上で、実質的な配線接続作業が終了する。あとは、接続部本体5に配線カバー6を嵌め込むことで配線接続部Zが組立てられる。他の被空調室に備えられる室内ユニットXに対しても同様の作業を行えば、1台の室外ユニットYに対して複数台の室内ユニットXから構成されるマルチタイプの空気調和装置の運転が可能となる。
配線接続部Zと通信線C2を介して接続される被空調室のリモコンで、室内ユニットXの空調運転開始と終了の運転制御や、冷房運転と暖房運転等の切換え、室内温度の設定等の制御を行う。
このように、接続部本体5の上部手前側に電源線用端子台13を備えて電源線C3を接続し、下部奥側に通信線用端子台14を備えて通信線C1,C2を接続するようにしたから、電源線C3と通信線C1,C2のいずれか一方の接続作業をなすとき、他方の端子台もしくは線が邪魔にならずにすみ、作業性の向上を得られる。
配線接続部Z自体、電源線用端子台13と通信線用端子台14を上下に配置したから、左右の幅方向が拡がらずにすむ。しかも、電源線用端子台13を手前側に設け、通信線用端子台14を奥側に設けたから、上下高さ方向の抑制化を図れる。結局、配線接続部Zの小型化を得られる。
上記室内ユニットXは、被空調室の壁面に取付けられる壁掛けタイプとし、配線接続部Zを室内ユニットXの一側部に収容される電気部品箱4の前面に設けたから、壁掛けタイプの室内ユニットXにおいて、配線接続部Zによる省スペース化と、配線接続作業性の向上を得られる。
さらに、上記室内ユニットは、複数の被空調室にそれぞれ取付けられる複数の室内ユニットのうちの、少なくとも1台を構成するようにしたから、マルチタイプの空気調和装置において、少なくとも1台の室内ユニットXに備えられる配線接続部Zによる省スペース化と、配線接続作業性の向上を得られる。
また、1台の室外ユニットYに対して複数台の室内ユニット及び複数台の切換えユニットから構成される空気調和装置がある。この種の空気調和装置は、切換えユニットの切換え操作により、全ての室内ユニットが冷房を行う全冷房運転と、全ての室内ユニットが暖房を行う全暖房運転と、各室内ユニットでの冷房と暖房の同時運転が可能である。
上記空気調和装置については、本出願人が出願したマルチ形空気調和装置(国際公開番号:W02006/0038860)の明細書に詳細に記載されている。
この場合の通信線用端子台14に対する内外渡り線(通信線)C1及びリモコン通信線C2の接続は、図4で示したものと何ら変りがないので、説明を省略する。ただし、電源線用端子台13に対する接続は、図7に示すようになる。
被空調室のコンセントに接続される電源線C3を、電源線用端子台13のねじ端子部19に接続することは変りがない。そして、上記空気調和装置の切換えユニットから延出される電源線C4を、他方のクランプ具26とクランプベース7との隙間に挿通し、端部に設けられる端子を電源線用端子台13のファストン端子部20に接続する。
上記電源線C4の中途部をクランプ具26の膨出部26aに嵌め込み、クランプ具26を取付け用ねじ27で締結することで、切換えユニットから延出される電源線C4を固定するとともに、内外渡り配線(通信線)C1と通信線C2を固定する。空調作用は上述のように行われ、配線接続部Zとして上述のような効果を奏する。
なお、上記空気調和装置において、図5に示す電源線C3は被空調室のコンセントに接続すると説明したが、これに限定されるものではない。室外ユニットYが電源に接続され、この室外ユニットYを介して室内ユニットXに電源を取り込む場合は、電源線は室外ユニットYに接続される。
また、室外ユニットYから電源を供給される室内ユニットXを介して電源を取り込む場合は、その室内ユニットXに接続されることになる。
図8に示す空気調和装置は、3相の室外電源に接続された1台の室外ユニットYと、この室外ユニットYから電源を供給される2台の室内ユニットX1、X2とから構成されるタイプの空気調和装置である。
この場合は、図2に示す電源線用端子台13に代えて、図9にも示すように、ねじ端子部19が左右中央に並んで3個設けられ、同様にファストン端子部20が3個設けられた電源用端子台30が用いられる。
室内ユニットX1において、図10にも示すように、室外ユニットYから延びる電源線及び通信線を兼ねた内外渡り線C5を電源用端子台30のねじ端子部19に接続し、リモコンと接続される通信線C2を通信線用端子台14の端子部A,Bに接続する。
ここで、2台の室内ユニットXは、流量調整可能な弁を備えておらず、2台の室内ユニットX1,X2に対する運転/停止/温度調整/風量調整は、1つのリモコンによって同時に操作される。
また、室内ユニットX2への電源線は、室内ユニットX1を介して室外ユニットYから供給されるため、室内ユニットX1の電源用端子台30から延びる電源線C6が室内ユニットX2の電源用端子台30のねじ端子部19に接続される。同様に通信線C2も室内ユニットX1から延び、室内ユニットX2の通信線用端子台14の端子部A、Bに接続される。
なお、本発明は上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。そして、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。
本発明によれば、電源コードと通信線を接続する配線接続部において、省スペース化を図るとともに、配線作業性の向上化を得られる効果を奏する。

Claims (3)

  1. 互いに、冷媒配管で接続される室内ユニットと室外ユニットとからなる空気調和装置において、
    上記室内ユニットは、配線接続部を備え、
    この配線接続部は、
    上部手前側に設けられ、電源線が接続される電源線用端子台と、
    下部奥側に設けられ、通信線が接続される通信線用端子台と、
    上記通信線及び上記通信線用端子台の少なくとも一部を覆い、かつ上記電源線端子台に接続される上記電源線を固定するクランプ部を備えたクランプベースと、
    を具備することを特徴とする空気調和装置。
  2. 上記室内ユニットは、被空調室の壁面に取付けられる壁掛けタイプであり、
    上記配線接続部は、上記室内ユニットの一側部に収容される電気部品箱の前面に設けられることを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
  3. 上記室内ユニットは、複数の被空調室にそれぞれ取付けられる複数の室内ユニットのうちの、少なくとも1台を構成することを特徴とする請求項2記載の空気調和装置。
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