JP3885779B2 - 空気調和機の室内機の熱交換器ユニットおよび空気調和機の室内機 - Google Patents
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本発明の一実施形態が採用された空気調和機1の外観を図1に示す。
空気調和機1の冷媒回路の構成を図2に示す。この冷媒回路は、主として室内熱交換器50、アキュムレータ31、圧縮機32、四路切換弁33、室外熱交換器30および電動膨張弁34で構成される。
室内機2は、図1に示すように、正面視に置いて横方向に長い形状を有している。室内機2は、主として、上部ケーシング6、下部ユニット7、室内熱交換器ユニット5(図4参照)によって構成されている。上部ケーシング6は、室内機2の上部を覆っている。下部ユニット7は室内機2の下部を構成している。室内熱交換器ユニット5は、下部ユニット7に取り付けられ、室内機2の内部に収容されている。上部ケーシング6と下部ユニット7とは別体に形成されており、上部ケーシング6と下部ユニット7の一部との境界が室内機2の外観において水平線として現れている。
上部ケーシング6は、図1に示すように、室内機2の上部を構成しており、上前面部60、天面部61および上側面部62,63によって構成されている。
60は、概ね平坦に形成されており、その一部に段差が設けられている。この段差の上面には室内機2の長手方向に長いスリット状の開口からなる前面吸込み口601が設けられている。前面吸込み口601は室内機2の上方へ向けて設けられている。
下部ユニット7は、室内機2の下部を構成しており、図4に示すように、下部ケーシング70、クロスフローファン71、室内ファンモータ72、電装品箱73(図5参照)等がモジュール化されて構成されている。
下部ケーシング70は、クロスフローファン71、室内ファンモータ72、電装品箱73等を収容している。下部ケーシング70は、図1に示すように、下前面部74、底面部75、下側面部76,77を有している。
クロスフローファン71は、図3および図4に示すように、長細い円筒形状に構成され、中心軸すなわち回転軸が水平になるように配置される。クロスフローファン71の周面には羽根が設けられており、クロスフローファン71が回転軸周りに回転することにより、空気流を生成する。この空気流は、前面吸込み口601および天面吸込み口611から取り入れられ室内熱交換器50を通り吹出し口741から室内へと吹き出す空気の流れである。クロスフローファン71は、側面視において室内機2の概ね中央に位置している。クロスフローファン71は、下部ケーシング70によって支持され、支持された状態のクロスフローファン71の上半分は下部ケーシング70の上面から上方へ突出している。
室内ファンモータ72は、クロスフローファン71を回転軸周りに回転駆動する。室内ファンモータ72は、クロスフローファン71と略同じ直径を有する薄い円筒形状を有している。室内ファンモータ72は、クロスフローファン71の右側方にクロスフローファン71と同軸に配置されており、平面視においてクロスフローファン71と回転軸方向に並んで配置されている。また、室内ファンモータ72が下部ユニット7に取り付けられた状態では、室内ファンモータ72とクロスフローファン71との頂上部分との高さは略同じとなっている。
電装品箱73は、図5に示すように、室内機2の運転を制御するための制御基板731を収容する。なお、図5は上部ケーシング6および室内熱交換器ユニット5が外された状態の下部ユニット7の上面図である。電装品箱73は、直方体の箱状の形状を有しており、下部ケーシング70の右下側面部76と室内ファンモータ72との間に配置され、室内熱交換器ユニット5の右側方に位置している。また、電装品箱73は前側寄りに配置されており、電装品箱73の後方の空間は保護チューブに覆われた補助配管51(後述)が通る空間となっている。
室内熱交換器ユニット5は、図4に示すように、室内熱交換器50、補助配管51、熱交換器支持部材52等がモジュール化されて構成されており、室内熱交換器ユニット5単体での組立や輸送が行い易くなっている。また、室内機2の組立においても、下部ユニット7にモジュール化された室内熱交換器ユニット5を取り付けることによって、容易に組立を行うことが可能である。
室内熱交換器50は、図3に示すように、クロスフローファン71の円周面に対向して配置されており、クロスフローファン71の前方、上方および後方を取り囲むように取り付けられている。室内熱交換器50は、クロスフローファン71が回転することにより吸込み口601,611から吸い込まれた空気をクロスフローファン71側に通過させ、伝熱管の内部を通過する冷媒との間で熱交換を行わせる。室内熱交換器50は、第1室内熱交換器50a、第2室内熱交換器50b、第3室内熱交換器50c、第4室内熱交換器50dの4つの部分に分割されている。室内熱交換器50は、各室内熱交換器50a,50b,50c,50dがそれぞれ接合されることにより、側面視において両端が下方に向けて屈曲する概ね逆V字型の断面形状を有するように形成されている。
補助配管51は、室内熱交換器50と、室内機2の外部にある冷媒配管4を繋いでおり、室内熱交換器50と室外熱交換器30との間を行き来する冷媒が流れる。補助配管51は、図4に示すように、室内熱交換器50の伝熱管に接続されており、室内熱交換器50の側面から外側へと延びている。補助配管51は、室内熱交換器50の右側面から側方へと突出しており、室内熱交換器50の側方の空間で取り回されている。具体的には、補助配管51は、室内熱交換器50の右側面から外側へと延び、室内ファンモータ72を覆うモータカバー55の上方を通り、モータカバー55を超えて延びている。その後、補助配管51は、室内機2の背面側へ向けて屈曲され、室内ファンモータ72を覆うモータカバー55の外側を通り、室内機2の背面側で上方へ向けて屈曲されている。そして、複数の補助配管51がまとめられ、まとめられた補助配管51は、室内熱交換器50の右側方の空間を室内機2の背面側に沿って下方へと屈曲され、下方へと延びる。そして、補助配管51は、室内機2の後側下部の空間で室内機2の左側面に向けてさらに屈曲され、室内機2の後側下部左側で冷媒配管4に接続される。なお、補助配管51は、室内機2の後側下部右側で冷媒配管4に接続されることも可能であり、この場合は、補助配管51は、室内熱交換器50の右側の空間で取り回されたのち、室内機2の後側下部右側で冷媒配管4に接続される。
熱交換器支持部材52は、室内熱交換器50の右側面付近に設けられており、室内熱交換器50を内側から支持すると共に、室内ファンモータ72を覆い、補助配管51を固定している。熱交換器支持部材52は、室内熱交換器50の右側面付近に設けられ、図6に示すように、側板54とモータカバー55と配管固定部材56とを有している。
(1)
この空気調和機1の室内機2の室内熱交換器ユニット5では、室内熱交換器50に固定される側板54に一体化された第1配管固定部材57と、第2配管固定部材58とによって、補助配管51が固定される。従って、室内機2に取り付けられる前の室内熱交換器ユニット5単体の状態において、補助配管51が配管固定部材56によって固定された状態とすることが可能である。従って、室内熱交換器ユニット5がまだ室内機2に収容されていない単体の状態においても、補助配管51の変形を抑止することができる。例えば、室内熱交換器ユニット5が単体で輸送される場合においても、補助配管51の変形を抑止することができる。また、室内熱交換器ユニット5が下部ユニット7に取り付けられる際においても、補助配管51が配管固定部材56によって固定されている状態とすることが可能である。このため、室内機2の組立時においても、補助配管51の変形を抑止することができる。従って、室内熱交換器ユニット5の取付時の作業性が向上する。
この空気調和機1の室内機2では、補助配管51の全周が配管固定部材56によって覆われている。このため、補助配管51の変形抑制効果が高い。例えば、ユーザ宅での室内機2の据付時において補助配管の方向が変更される場合があるが、このような場合においても補助配管51の変形を抑えることができる。
この空気調和機1の室内機2の室内熱交換器ユニット5では、室内熱交換器50と側板54と配管固定部材56とがモジュール化されているため、室内機2の組立とは別にこれらを予め組み立てておくことが可能である。従って、室内熱交換器ユニット5の組立を製造コストの低い地域で行うことによって、製造コストの削減が可能である。
この空気調和機1の室内機2の室内熱交換器ユニット5では、第2配管固定部材58は第1配管固定部材57に対して別体に形成されている。このため、簡易な組立によって、補助配管51の全周が第1配管固定部材57と第2配管固定部材58とに覆われた状態とすることができる。
(1)
上記の実施形態では、側板54と第1配管固定部材57とモータカバー55とは一体成形されているが、接着、螺子止め、嵌め込みなどの他の固定手段によって相互に固定されて一体化されていてもよい。
上記の実施形態では、第1配管固定部材57と第2配管固定部材58とは、補助配管51の全周を覆っているが、第1配管固定部材57と第2配管固定部材58とが補助配管51の全周の一部を覆っていてもよい。ただし、補助配管51の変形抑制については、上記の実施形態のように補助配管51の全周を覆う第1配管固定部材57と第2配管固定部材58とがより効果的である。
2 室内機
5 室内熱交換器ユニット(熱交換器ユニット)
6 上部ケーシング(ケーシング)
50 室内熱交換器(熱交換器)
51 補助配管(配管)
54 側板
55 モータカバー
57 第1配管固定部材
58 第2配管固定部材
70 下部ケーシング(ケーシング)
71 クロスフローファン(送風ファン)
72 室内ファンモータ(ファンモータ)
Claims (5)
- 送風ファン(71)と前記送風ファン(71)を駆動するファンモータ(72)とが収容されるケーシング(6,70)に収容される空気調和機の室内機の熱交換器ユニット(5)であって、
熱交換器(50)と、
前記熱交換器(50)の側面に設けられる側板(54)と、
前記熱交換器(50)から延びる配管(51)と、
前記側板(54)の側方において前記側板(54)と一体化されており、前記ファンモータ(72)を覆うモータカバー(55)と、
前記モータカバー(55)のさらに側方において前記モータカバー(55)と一体化され前記配管(51)を固定する第1配管固定部材(57)と、
を備える空気調和機の室内機の熱交換器ユニット(5)。 - 前記配管(51)を挟んで前記第1配管固定部材(57)の反対側から前記配管(51)を固定する第2配管固定部材(58)をさらに備える、
請求項1に記載の空気調和機の室内機の熱交換器ユニット(5)。 - 前記第1配管固定部材(57)と前記第2配管固定部材(58)とは前記配管(51)の全周を覆う、
請求項2に記載の空気調和機の室内機の熱交換器ユニット(5)。 - 前記第2配管固定部材(58)は、前記第1配管固定部材(57)に対して別体に形成される、
請求項2または3に記載の空気調和機の室内機の熱交換器ユニット(5)。 - 請求項1から4のいずれかに記載の前記熱交換器ユニット(5)と、
前記熱交換器ユニット(5)が収容されるケーシング(6,70)と、
を備える空気調和機の室内機(2)。
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