JP2007240147A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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伸二 長岡
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Abstract

【課題】製品寸法の大型化を抑えることができる空気調和機の室内機を提供する。
【解決手段】空気調和機の室内機は、室内熱交換器と前ドレンパン81と後ドレンパン82と連通路83とを備える。室内熱交換器は、前後に配置される第2室内熱交換器と第1室内熱交換器とを少なくとも有する。前ドレンパン81は、第2室内熱交換器の下方に配置されドレン水を受ける。後ドレンパン82は、第1室内熱交換器の下方に配置されドレン水を受ける。連通路83は、前ドレンパン81と後ドレンパン82との各右側端またはその近傍あるいは各左側端またはその近傍のいずれか一方のみにおいて、前ドレンパン81と後ドレンパン82とを連通させる。また、前ドレンパン81と後ドレンパン82とは同じ高さに位置する。
【選択図】図6

Description

本発明は、空気調和機の室内機に関する。
近年、空気調和機の室内機においては、前後に配置される前熱交換部と後熱交換部とを少なくとも有する熱交換器が備えられることが多い。例えば、側面視において略逆V字型の形状を有する熱交換器がよく利用されている。
一方、熱交換器においては熱交換作用に伴って空気中の水分が結露してドレン水が発生する。従って、上記のような熱交換器においては、前熱交換部と後熱交換部とのそれぞれからドレン水が発生する。このため、上記のような熱交換器を備える空気調和機の室内機においては、前熱交換部の下方に前ドレンパンが設けられ、後熱交換部の下方に後ドレンパンが設けられる。そして、従来の空気調和機の室内機では、前ドレンパンに滴下したドレン水と後ドレンパンに滴下したドレン水とを集めて排出するために、前ドレンパンと後ドレンパンとの両側端またはその近傍をそれぞれ連通させる連通路が設けられること多い(特許文献1参照)。
特開2001−153392号公報
しかし、従来の空気調和機の室内機のように、前ドレンパンと後ドレンパンとの両側端をそれぞれ連通させる連通路が設けられる場合、空気調和機の室内機の製品寸法が大きくなり易い。すなわち、空気調和機の室内機には、送風ファンやファンモータなどの構成部品が収容されるが、これらの構成部品は前ドレンパンと後ドレンパンとの間の空間にも配置されることが通常である。従って、連通路が前ドレンパンと後ドレンパンとの両側端を連通させていると、構成部品の両側方近傍に連通路が設けられることになる。このため、設計上、構成部品と連通路との位置関係が問題となり、構成部品や連通路の配置が制限されることがある。このような場合、構成部品や連通路の配置の自由度が低くなるため、空気調和機の室内機の製品寸法の大型化を抑えることは困難である。
本発明の課題は、製品寸法の大型化を抑えることができる空気調和機の室内機を提供することにある。
請求項1に記載の空気調和機の室内機は、熱交換器と前ドレンパンと後ドレンパンと連通路とを備える。熱交換器は、前後に配置される前熱交換部と後熱交換部とを少なくとも有する。前ドレンパンは、前熱交換部の下方に配置されドレン水を受ける。後ドレンパンは、後熱交換部の下方に配置されドレン水を受ける。連通路は、前ドレンパンと後ドレンパンとの各右側端またはその近傍あるいは各左側端またはその近傍のいずれか一方のみにおいて、前ドレンパンと後ドレンパンとを連通させる。また、前ドレンパンと後ドレンパンとは同じ高さに位置する。
この空気調和機の室内機では、連通路は、前ドレンパンと後ドレンパンとの各右側端またはその近傍あるいは各左側端またはその近傍のいずれか一方のみにおいて、前ドレンパンと後ドレンパンとを連通させる。このため、連通路が前ドレンパンと後ドレンパンと両側端を連通させる場合と比べて、他の構成部品や連通路の配置の自由度が高い。これにより、この空気調和機の室内機では、製品寸法の大型化を抑えることができる。
また、この空気調和機の室内機では、前ドレンパンと後ドレンパンとは同じ高さに位置する。このため、前ドレンパンと後ドレンパンとの高さの異同によって生じる上下方向の製品寸法の大型化を抑えることができる。
請求項2に記載の空気調和機の室内機は、請求項1に記載の空気調和機の室内機であって、前ドレンパンは、連通路側がその反対側よりも下方に位置するように傾斜している。
この空気調和機の室内機では、前ドレンパンは、連通路側がその反対側よりも下方に位置するように傾斜している。このため、前ドレンパンに受けられたドレン水は、前ドレンパンの連通路側へと流れて集められる。これにより、この空気調和機の室内機では、ドレン水の排水性を向上させることができる。
請求項3に記載の空気調和機の室内機は、請求項1または2に記載の空気調和機の室内機であって、後ドレンパンは、連通路側がその反対側よりも下方に位置するように傾斜している。
この空気調和機の室内機では、後ドレンパンは、連通路側がその反対側よりも下方に位置するように傾斜している。このため、後ドレンパンに受けられたドレン水は、後ドレンパンの連通路側へと流れて集められる。これにより、この空気調和機の室内機では、ドレン水の排水性を向上させることができる。
請求項4に記載の空気調和機の室内機は、請求項1から3のいずれかに記載の空気調和機の室内機であって、連通路は、ドレン水を排出する排出口を有する。
この空気調和機の室内機では、連通路は、ドレン水を排出する排出口を有する。このため、前ドレンパンによって受けられたドレン水と後ドレンパンによって受けられたドレン水とを連通路に集めて排出口から排出することができる。このため、連通路が前ドレンパンおよび後ドレンパンの側端の一方のみを連通させる場合であっても、排水性よくドレン水を排出することができる。
請求項5に記載の空気調和機の室内機は、請求項1から4のいずれかに記載の空気調和機の室内機であって、第1送風ファンと第1ファンモータとをさらに備える。第1送風ファンは、前ドレンパンと後ドレンパンとの間に配置される。第1ファンモータは、第1送風ファンの側方に配置され第1送風ファンを回転駆動する。第1送風ファンと第1ファンモータと連通路とは、上面視において第1送風ファン、第1ファンモータ、連通路の順に並んで配置されている。
一般に、ファンモータは、送風ファンを回転駆動するため、送風ファンに近接して配置されることが通常である。このため、連通路を送風ファンとファンモータとを避けてその下方に配置することも考えられるが、この場合、空気調和機の室内機の上下方向の寸法が大きくなり易い。
この空気調和機の室内機では、第1送風ファンと第1ファンモータと連通路とは、上面視において第1送風ファン、第1ファンモータ、連通路の順に並んで配置されている。すなわち、連通路は、第1送風ファンと第1ファンモータとの外側に配置される。このため、この空気調和機の室内機では、上下方向の寸法の大型化を抑えることができる。
請求項6に記載の空気調和機の室内機は、請求項5に記載の空気調和機の室内機であって、支持部材をさらに備える。支持部材は、連通路側とは反対側の第1送風ファンの側端近傍において第1送風ファンを回転自在に支持する。
一般に、空気調和機の室内機においては、送風ファンの一方の側端にファンモータが固定されると共に、他方の側端を支持する支持部材が設けられることが多い。この場合、連通路が前ドレンパンと後ドレンパンとの両側端を連通させるように配置されていると、支持部材と連通路との位置関係が問題となり、製品寸法が大型化し易くなる。
しかし、この空気調和機の室内機では、支持部材は、連通路側とは反対側の第1送風ファンの側端近傍において第1送風ファンを回転自在に支持する。すなわち、支持部材は、第1送風ファンの連通路が設けられていない側端近傍に設けられる。このため、この空気調和機の室内機では、支持部材と連通路との位置関係が問題とならず、製品寸法の大型化を抑えることができる。
請求項7に記載の空気調和機の室内機は、請求項1から4のいずれかに記載の空気調和機の室内機であって、第2送風ファンと第2ファンモータと伝達軸とをさらに備える。第2送風ファンは、前ドレンパンと後ドレンパンとの間に配置される。第2ファンモータは、第2送風ファンの側方に配置され、第2送風ファンを回転駆動する。伝達軸は、第2送風ファンと第2ファンモータとの間に設けられ、第2ファンモータの回転を第2送風ファンに伝達する。そして、連通路は伝達軸の下方に配置されている。
この空気調和機の室内機では、連通路は伝達軸の下方に配置されている。伝達軸は、第2送風ファンやファンモータよりも小さな外径のものを容易に利用することができる。従って、この空気調和機の室内機では、連通路が伝達軸の下方に配置されることにより、第2送風ファンや第2ファンモータの下方に連通路が配置される場合よりも、上下方向の製品寸法を小さくすることができる。
請求項8に記載の空気調和機の室内機は、請求項7に記載の空気調和機の室内機であって、支持部材をさらに備える。支持部材は、連通路側とは反対側の第2送風ファンの側端近傍において、第2送風ファンを回転自在に支持する。
一般に、空気調和機の室内機においては、送風ファンの一方の側端にファンモータが固定されると共に、他方の側端を支持する支持部材が設けられることが多い。連通路が前ドレンパンと後ドレンパンとの両側端を連通する場合には、支持部材と連通路との位置関係が問題となり、製品寸法が大型化し易くなる。
しかし、この空気調和機の室内機では、支持部材は、連通路側とは反対側の第2送風ファンの側端近傍において第2送風ファンを回転自在に支持する。すなわち、支持部材は、第2送風ファンの連通路が設けられていない側端近傍に設けられる。このため、この空気調和機の室内機では、支持部材と連通路との位置関係が問題とならず、製品寸法の大型化を抑えることができる。
請求項9に記載の空気調和機の室内機は、請求項1から8のいずれかに記載の空気調和機の室内機であって、ドレンホースとケーシングと複数のドレンホース支持部とをさらに備える。ドレンホースには、外部へと排出されるドレン水が通る。ケーシングには、ドレンホースが収容される。複数のドレンホース支持部は、ケーシングの内部にドレンホースの長手方向に並んで設けられ、ドレンホースを下方から支持する。そして、複数のドレンホース支持部は、ドレンホースの長手方向であってドレン水の出口側に配置されるドレンホース支持部ほどドレンホースを支持する高さが低くなるように形成される。
この空気調和機の室内機では、複数のドレンホース支持部は、ドレンホースの長手方向であってドレン水の出口側に配置されるドレンホース支持部ほどドレンホースを支持する高さが低くなるように形成される。このため、複数のドレンホース支持部によって支持されるドレンホースは、長手方向のドレン水の出口側ほど低くなるように傾斜して配置される。従って、この空気調和機の室内機では、ドレンホース内を流れるドレン水の排水性を向上させることができる。
請求項1に記載の空気調和機の室内機では、連通路は、前ドレンパンと後ドレンパンとの各右側端またはその近傍あるいは各左側端またはその近傍のいずれか一方のみにおいて、前ドレンパンと後ドレンパンとを連通させる。このため、連通路が前ドレンパンと後ドレンパンと両側端を連通させる場合と比べて、他の構成部品や連通路の配置の自由度が高い。これにより、この空気調和機の室内機では、製品寸法の大型化を抑えることができる。また、この空気調和機の室内機では、前ドレンパンと後ドレンパンとは略同じ高さに位置する。このため、前ドレンパンと後ドレンパンとの高さの異同によって生じる上下方向の製品寸法の大型化を抑えることができる。
請求項2に記載の空気調和機の室内機では、前ドレンパンは、連通路側がその反対側よりも下方に位置するように傾斜している。このため、前ドレンパンに受けられたドレン水は、前ドレンパンの連通路側へと流れて集められる。これにより、この空気調和機の室内機では、ドレン水の排水性を向上させることができる。
請求項3に記載の空気調和機の室内機では、後ドレンパンは、連通路側がその反対側よりも下方に位置するように傾斜している。このため、後ドレンパンに受けられたドレン水は、後ドレンパンの連通路側へと流れて集められる。これにより、この空気調和機の室内機では、ドレン水の排水性を向上させることができる。
請求項4に記載の空気調和機の室内機では、連通路は、ドレン水を排出する排出口を有する。このため、前ドレンパンによって受けられたドレン水と後ドレンパンによって受けられたドレン水とを連通路に集めて排出口から排出することができる。このため、連通路が前ドレンパンおよび後ドレンパンの側端の一方のみを連通させる場合であっても、排水性よくドレン水を排出することができる。
請求項5に記載の空気調和機の室内機では、第1送風ファンと第1ファンモータと連通路とは、上面視において第1送風ファン、第1ファンモータ、連通路の順に並んで配置されている。すなわち、連通路は、第1送風ファンと第1ファンモータとの外側に配置される。このため、この空気調和機の室内機では、上下方向の寸法の大型化を抑えることができる。
請求項6に記載の空気調和機の室内機では、支持部材は、連通路側とは反対側の第1送風ファンの側端近傍において第1送風ファンを回転自在に支持する。すなわち、支持部材は、第1送風ファンの連通路が設けられていない側端近傍に設けられる。このため、この空気調和機の室内機では、支持部材と連通路との位置関係が問題とならず、製品寸法の大型化を抑えることができる。
請求項7に記載の空気調和機の室内機では、連通路は伝達軸の下方に配置されている。伝達軸は、第2送風ファンやファンモータよりも小さな外径のものを容易に利用することができる。従って、この空気調和機の室内機では、連通路が伝達軸の下方に配置されることにより、第2送風ファンや第2ファンモータの下方に連通路が配置される場合よりも、上下方向の製品寸法を小さくすることができる。
請求項8に記載の空気調和機の室内機では、支持部材は、連通路側とは反対側の第2送風ファンの側端近傍において第2送風ファンを回転自在に支持する。すなわち、支持部材は、第2送風ファンの連通路が設けられていない側端近傍に設けられる。このため、この空気調和機の室内機では、支持部材と連通路との位置関係が問題とならず、製品寸法の大型化を抑えることができる。
請求項9に記載の空気調和機の室内機では、複数のドレンホース支持部は、ドレンホースの長手方向であってドレン水の出口側に配置されるドレンホース支持部ほどドレンホースを支持する高さが低くなるように形成される。このため、複数のドレンホース支持部によって支持されるドレンホースは、長手方向のドレン水の出口側ほど低くなるように傾斜して配置される。従って、この空気調和機の室内機では、ドレンホース内を流れるドレン水の排水性を向上させることができる。
<空気調和機の全体構成>
本発明の一実施形態が採用された空気調和機1の外観を図1に示す。
この空気調和機1は、室内の壁面などに取り付けられる室内機2と、室外に設置される室外機3とを備えている。
室内機2内には室内熱交換器50が収納され、室外機3内には室外熱交換器30が収納されており、各熱交換器30,50が冷媒配管4により接続されることにより冷媒回路を構成している。
<空気調和機の冷媒回路の構成概略>
空気調和機1の冷媒回路の構成を図2に示す。この冷媒回路は、主として室内熱交換器50、アキュムレータ31、圧縮機32、四路切換弁33、室外熱交換器30および電動膨張弁34で構成される。
室内機2に設けられている室内熱交換器50は、接触する空気との間で熱交換を行う。また、室内機2には、室内空気を吸い込んで室内熱交換器50に通し熱交換が行われた後の空気を室内に排出するためのクロスフローファン71が設けられている。このクロスフローファン71は、長細い円筒形状に構成され、中心軸が水平方向に平行になるように配置されている。クロスフローファン71は、室内機2内に設けられる室内ファンモータ72によって回転駆動される。室内機2の詳細な構成については後に説明する。
室外機3には、圧縮機32と、圧縮機32の吐出側に接続される四路切換弁33と、圧縮機32の吸入側に接続されるアキュムレータ31と、四路切換弁33に接続された室外熱交換器30と、室外熱交換器30に接続された電動膨張弁34とが設けられている。電動膨張弁34は、フィルタ35および液閉鎖弁36を介して配管41に接続されており、この配管41を介して室内熱交換器50の一端と接続される。また、四路切換弁33は、ガス閉鎖弁37を介して配管42に接続されており、この配管42を介して室内熱交換器50の他端と接続されている。この配管41,42は、図1の冷媒配管4に相当する。また、室外機3には、室外熱交換器30での熱交換後の空気を外部に排出するためのプロペラファン38が設けられている。このプロペラファン38は、室外ファンモータ39によって回転駆動される。
<室内機の構成>
図3(a)に室内機2の正面図、図3(b)に室内機2の側面図を示す。室内機2は、正面視に置いて横方向に長い形状を有している。
室内機2は、主として、上部ケーシング6、下部ユニット7および室内機2の内部に収容されている室内熱交換器ユニット5(図4参照)によって構成されている。上部ケーシング6は、室内機2の上部を覆っている。下部ユニット7は室内機2の下部を構成している。上部ケーシング6と下部ユニット7とは別体に形成されており、上部ケーシング6と下部ユニット7の一部との境界が室内機2の外観において水平線として現れている。
以下、室内機2の各構成について説明する。
[室内熱交換器ユニット]
室内熱交換器ユニット5は、図4に示すように、室内熱交換器50、補助配管51、熱交換器支持部材52等によって構成されている。なお、図4は、上部ケーシング6が取り外された状態の下部ユニット7および室内熱交換器ユニット5の外観斜視図である。室内熱交換器ユニット5の室内熱交換器50は、逆V字型の形状を有しており下方が開口しているため、室内熱交換器ユニット5は、クロスフローファン71や室内ファンモータ72が取り付けられた状態の下部ユニット7に上方から被せられ、熱交換器支持部材52を介して下部ユニット7に支持される。
〈室内熱交換器〉
図5に室内機2の側面断面図を示す。室内熱交換器50は、クロスフローファン71の前方、上方および後方を取り囲むように取り付けられており、クロスフローファン71が回転することにより吸込み口601,611から吸い込まれた空気をクロスフローファン71側に通過させ、伝熱管の内部を通過する冷媒との間で熱交換を行わせる。室内熱交換器50は、第1室内熱交換器50a、第2室内熱交換器50b、第3室内熱交換器50c、第4室内熱交換器50dの4つの部分に分割されている。室内熱交換器50は、各室内熱交換器50a,50b,50c,50dがそれぞれ接合されることにより、側面視において両端が下方に向けて屈曲する概ね逆V字型の断面形状を有するように形成されている。
各室内熱交換器50a,50b,50c,50dは、それぞれ水平方向に長い板状の形状を有している。各室内熱交換器50a,50b,50c,50dは、両側端で複数回折り返されてなる伝熱管と、伝熱管が挿通される短冊状の複数のフィンとから構成されている。伝熱管は、各室内熱交換器50a,50b,50c,50dの両側端においてU字型伝熱管によって折り返されている。
第1室内熱交換器50aは、上端が室内機2の前方へ向けて傾斜しており、クロスフローファン71の中央上方から後側上方を覆うように配置されている。
第2室内熱交換器50bは、上端が室内機2の後方へ向けて傾斜しており、第1室内熱交換器50aの前方に配置されている。第2室内熱交換器50bの上端は、第1室内熱交換器50aの上端と接合されており、第1室内熱交換器50aと第2室内熱交換器50bとは、側面視において逆V字型になるように組み合わされている。第2室内熱交換器50bは、クロスフローファン71の中央上方から前側上方を覆うように配置されている。
第3室内熱交換器50cは、第2室内熱交換器50bの下方にクロスフローファン71の前方を覆うように配置されている。第3室内熱交換器50cの上端は第2室内熱交換器50bの下端に角度を付けて接合されており、第3室内熱交換器50cと第2室内熱交換器50bとによって鈍角が形成されている。第3室内熱交換器50cは、高さ方向、すなわち鉛直方向に平行になっており、室内熱交換器50の下方の水平面を覆う下部ユニット7に対して垂直になっている。また、第3室内熱交換器50cの下端は室内熱交換器50の下端となっており、第3室内熱交換器50cの下端、すなわち室内熱交換器50の前側の下端は、クロスフローファン71の中心軸と略同じ高さに位置している。
第4室内熱交換器50dは、第1室内熱交換器50aの下方にクロスフローファン71の後方を覆うように配置されている。第4室内熱交換器50dの上端は、第1室内熱交換器50aの下端に角度を付けて接合されており、第4室内熱交換器50dと第1室内熱交換器50aとによって鈍角が形成されている。第4室内熱交換器50dは、高さ方向に平行になっており、室内熱交換器50の下方の水平面を覆う下部ユニット7に対して垂直になっている。また、第4室内熱交換器50dの下端は、室内熱交換器50の後側の下端となっており、第4室内熱交換器50dの下端、すなわち室内熱交換器50の後側の下端は、クロスフローファン71の中心軸と略同じ高さに位置している。
第3室内熱交換器50cと第4室内熱交換器50dとは高さ方向に同じ長さを有しており、第3室内熱交換器50cと第4室内熱交換器50dとの上端および下端は同じ高さに位置している。従って、室内熱交換器50の前側の下端と後側の下端とは同じ高さになっており、クロスフローファン71の中心軸と略同じ高さに位置している。また、室内熱交換器50の前側下端と後側下端とは、逆V字型の部分の前後の下端から鉛直方向下向きにクロスフローファン71の中心軸と略同じ高さまで伸びている。
第1室内熱交換器50a、第2室内熱交換器50b、第3室内熱交換器50cおよび第4室内熱交換器50dは、それぞれ両側端(正面視における左右方向の端)に設けられた固定板によって相互に固定されることにより、一体に接合されて室内熱交換器50を形成している。室内熱交換器50は、第1室内熱交換器50aと第2室内熱交換器50bとによって形成される逆V字型の部分と、第1室内熱交換器50aと第2室内熱交換器50bとのそれぞれの下端から鉛直方向下向きに延びる直線部分とが組合された断面形状を有している。室内熱交換器50は、逆V字型の頂点を通る鉛直方向に平行な直線について前後に線対称な断面形状を有しており、第1室内熱交換器50aと第2室内熱交換器50bとが、また、第3室内熱交換器50cと第4室内熱交換器50dとが、それぞれ前後に対称になっている。なお、室内熱交換器50は、側面視においては上記のように前後対称な逆V字型を含む断面形状に形成されているが、正面視においては横方向に長い形状を有している。
〈補助配管〉
補助配管51は、室内熱交換器50と、室内機2の外部にある冷媒配管4を繋いでおり、室内熱交換器50と室外熱交換器30との間を行き来する冷媒が流れる。補助配管51は、図4に示すように、室内熱交換器50の側面から突出する伝熱管に接続されている。補助配管51は、室内熱交換器50の右側面から突出しており、室内熱交換器50の右側の空間で取り回されている。補助配管51は、室内熱交換器50の右側面から突出した後に室内機2の背面側へ向けて屈曲されている。そして、補助配管51は、室内熱交換器50の右側の空間を室内機2の背面側に沿って下方へと伸び、室内機2の後側下部の空間で室内機2の左側面に向けてさらに屈曲され、冷媒配管4に接続されている。
なお、ここでいう「右」や「左」とは、室内機2の正面視における右や左を意味しており、以下同様である。
〈熱交換器支持部材〉
熱交換器支持部材52は、室内熱交換器50の両側面付近に設けられており、図4に示すように、室内熱交換器50を内側から支持すると共に、室内ファンモータ72を覆い、補助配管51を固定している。熱交換器支持部材52は、室内熱交換器50の右側面付近に設けられており、側板54とモータカバー55と配管固定部材56とを有している。
側板54は、室内熱交換器50の逆V字型に沿った形状を有する板状の部分であり、室内熱交換器50を外側から支持している。
モータカバー55は、室内ファンモータ72の上半分を覆っている。モータカバー55は、円弧状に湾曲する曲面形状を一部に有しており、側板54から室内熱交換器50の側方へと突出している。モータカバー55は、室内ファンモータ72の円周面の上半分と対向しており、室内ファンモータ72の上方を覆っている。
なお、室内熱交換器50の右側面からは補助配管51が外側へと延びており、モータカバー55は補助配管51の下方に位置している。モータカバー55は、補助配管51から滴下したドレン水がドレンパン80(図6参照)へと流れるように形成されており、ドレン水から室内ファンモータ72を保護している。
配管固定部材56は、補助配管51の変形を抑えるために補助配管51を固定する。配管固定部材56は、室内熱交換器50の側方で取り回されている補助配管51の一部においてその全周を覆うことによって補助配管51を固定する。配管固定部材56は、第1配管固定部材57と第2配管固定部材58とを有している。第1配管固定部材57は、側板54に一体化されており、補助配管51の側方を覆うことによって補助配管51の側方への移動を規制する。第2配管固定部材58は、補助配管51を挟んで第1配管固定部材57の反対側から補助配管51を固定する。第2配管固定部材58は、第1配管固定部材57とは別体に形成されており、第1配管固定部材57に取り付けられる。
[上部ケーシング]
上部ケーシング6は、図3および図5に示すように、室内機2の上部を構成しており、上前面部60、天面部61および上側面部62,63によって構成されている。
上前面部60は、室内機2の前側上部を覆っており、室内熱交換器50の前方を覆っている。上前面部60は、概ね平坦に形成されており、その一部に段差が設けられている。この段差の上面には室内機2の長手方向に長いスリット状の開口からなる前面吸込み口601が設けられている。前面吸込み口601は室内機2の上方へ向けて設けられている。
天面部61は、室内機2の天面を覆っており、室内熱交換器50の上方を覆っている。天面部61には、複数のスリット状の開口からなる天面吸込み口611が設けられている。この天面吸込み口611は、天面部61の前側から後側にかけて設けられており、前面吸込み口601よりも吸い込み面積が大きくなっている。このため、室内機2の天面後側からも十分に空気が吸い込まれるようになっている。
上側面部62,63は、室内機2の側面上部を覆っており、室内熱交換器50の側方を覆っている。上側面部62,63には、右上側面部62と左上側面部63とがあり、右上側面部62は正面視において室内熱交換器50の右側方に配置され、左上側面部63は室内熱交換器50の左側方に配置されている。
また、上部ケーシング6の下端は水平に形成されており、上部ケーシング6が下部ユニット7に被せられることによって、上部ケーシング6と下部ユニット7との境界が水平線となって室内機2の正面視および側面視における外観に現れる。
[下部ユニット]
下部ユニット7は、室内機2の下部を構成しており、図4に示すように、下部ケーシング70、クロスフローファン71、室内ファンモータ72、電装品箱73(図8参照)等がモジュール化されて構成されている。
〈下部ケーシング〉
下部ケーシング70は、図3および図5に示すように、下前面部74、底面部75、下側面部76,77、支持部78等によって構成されている。
下前面部74は、正面視において室内機2の前面下部として視野に現れる部分であり、上端が室内機2の前側に傾斜するように配置されている。図3(a)に示すように、下前面部74の上端は水平に形成されており、上部ケーシング6の下端と共に水平な境界線を構成している。また、下前面部74には、室内機2の長手方向に沿う開口からなる吹出し口741が設けられている。この吹出し口741は、図5に示すように、クロスフローファン71が収納されている支持部78の内部の空間に連通しており、クロスフローファン71によって生成された空気流は吹出し口741を通って室内へと吹き出す。また、吹出し口741には、室内へと吹出す空気が案内される水平フラップ742が設けられている。この水平フラップ742は、室内機2の長手方向に平行な軸を中心に回動自在に設けられており、フラップモータ(図示せず)によって回転駆動されることにより、吹出し口741の開閉を行うことができる。
底面部75は、室内機2の底面を覆っており、平坦に形成されている。底面部75は、水平に配置されており、その上に支持部78が配置されている。底面部75の背面側の上方には、後述するドレンホース85や補助配管51が収容される配管収容空間S1が設けられており、底面部75のうち配管収容空間S1に面する部分には、複数のリブ89が設けられている。複数のリブ89は、図9に示すように、左右方向すなわちドレンホース85の長手方向に並んで設けられており、ドレンホース85を下方から支持する。複数のリブ89は、ドレンホース85の長手方向であってドレン水の出口側に配置されるリブ89ほどドレンホース85を支持する高さが低くなるように形成されている。このため、ドレンホース85は、ドレン水の出口側が低くなるように傾斜して配置されており、ドレン水の排水性が向上している。
下側面部76,77は、側面視において室内機2の側面下部として視野に現れる部分であり、室内機2の側面下部を覆っている。下側面部76,77には、右下側面部76と左下側面部77とがあり、右下側面部76は正面視において室内機2の右側に配置され、左下側面部77は室内熱交換器50の左側に配置されている。また、下側面部76,77の上端は、下前面部74と同様に水平に形成されている。上部ケーシング6が下部ユニット7に被せられた状態では、上部ケーシング6の下端と、下部ユニット7の下前面部74および下側面部76,77の上端が合致して、水平な境界線が構成される。
支持部78は、下前面部74、底面部75、下側面部76,77に囲まれており、支持部78の上面は、下前面部74および下側面部76,77の上端より上方に位置している。支持部78には、上方からクロスフローファン71、室内ファンモータ72、電装品箱73、室内熱交換器ユニット5等が取り付けられ、クロスフローファン71、室内ファンモータ72、電装品箱73、室内熱交換器ユニット5等を下方から支持する。支持部78は、室内熱交換器ユニット5の熱交換器支持部材52を介して室内熱交換器50を支持する。支持部78の上面は、クロスフローファンの中心軸と略同じ高さとなっている。
また、支持部78の上面には、図6に示すように、ドレンパン80、ファン収容部87、ファン支持部材88が設けられている。
ドレンパン80は、熱交換時に室内熱交換器50の表面に発生するドレン水を受ける部分であり、支持部78の上面から下方に窪んだ凹状の部材によって形成されている。このドレンパン80は、前ドレンパン81、後ドレンパン82、連通路83を有している。
前ドレンパン81は、図5に示すように、第3室内熱交換器50cの下方に、すなわち室内熱交換器50の前側下端の下方に配置されている。後ドレンパン82は、第4室内熱交換器50d、すなわち室内熱交換器50の後側下端の下方に配置されている。前ドレンパン81と後ドレンパン82とは、クロスフローファン71を挟んで前後に配置されている。前ドレンパン81と後ドレンパン82とは、略同じ高さに位置しており、前ドレンパン81と後ドレンパン82との底面はクロスフローファン71の中心軸の高さよりも低い位置にあり、室内熱交換器50の下端に近接して配置されている。また、前ドレンパン81と後ドレンパン82とは、それぞれドレン水を受ける底面が、右側が左側よりも下方に位置するように長手方向に沿って僅かに傾斜している。
連通路83は、図6に示すように、支持部78の右側部分に設けられており、前ドレンパン81と後ドレンパン82との各右側端のみにおいて前ドレンパン81と後ドレンパン82とを連通させている。すなわち、前ドレンパン81と後ドレンパン82とは、下方に傾斜している側のみにおいて連通されている。また、支持部78の左側部分には連通路が設けられておらず、前ドレンパン81と後ドレンパン82との各左側端では前ドレンパン81と後ドレンパン82とは連通していない。連通路83は、室内ファンモータ72の右側方に配置されており、上面視において、クロスフローファン71、室内ファンモータ72、連通路83の順に左右方向(室内機2の長手方向)に並んで配置されている。従って、ドレンパン80は、クロスフローファン71および室内ファンモータ72の前方、右側方および後方を囲むように配置されている。
また、連通路83には、ドレン水を排出する排出口84が設けられている。排出口84は、図7示すように、連通路83の底面から下方へと貫通しており、ドレン水をドレンパン80から外部へと排出するためのドレンホース85の内部と連通している。室内熱交換器50から滴下したドレン水は、前ドレンパン81と後ドレンパン82とによって受けられ、連通路83で集められ、排出口84からドレンホース85を経て機外へと排出される。ドレンホース85は、下部ケーシング70の背面側下方の配管収納空間S1に、補助配管51と共に収容されている。ドレンホース85と補助配管51とは、図5に示すように、配管収納空間S1において上下に並んで配置されており、ドレンホース85が最も下に位置している。
ファン収容部87は、図6に示すように、クロスフローファン71と室内ファンモータ72とが収容される部分であり、支持部78の上面の中央付近に設けられている。ファン収容部87は、図8に示すように、支持部78の上面から下方に半円筒形状に窪んだ部材により形成されており、クロスフローファン71と室内ファンモータ72との下半分を収容する。また、支持部78の内部には、収容されたクロスフローファン71と吹出し口741とを連通する空気経路が設けられている。
ファン支持部材88は、図6に示すように、クロスフローファン71の左側方に配置されており、クロスフローファン71を回転自在に支持する。ファン支持部材88は、前ドレンパン81と後ドレンパン82との各左側端の間に位置しており、クロスフローファン71の連通路83側とは反対側に位置している。
また、図8に示すように、支持部78は、後ドレンパン82とクロスフローファン71との間に、支持部78の上面から上方へと突出する舌部86を有している。この舌部86は、クロスフローファン71の後方を覆っており、舌部86の上端はクロスフローファン71の頂上部分より若干低い高さに位置している。
以上のように、支持部78の上面には、前ドレンパン81、後ドレンパン82およびファン収容部87が設けられ、舌部86が上方へ突出しているが、支持部78の上面の他の部分は概ね平坦かつ水平に形成されており、クロスフローファン71の中心線と略同じ高さに位置している。
また、上記のように、支持部78の最も高い位置にある部分は舌部86であるが、舌部86は、クロスフローファン71の頂上部分の高さ以下に位置している。さらに、支持部78の上面は、下前面部74および下側面部76,77の上端より上方に位置している。このため、支持部78を含めた下部ケーシング70の各部分はクロスフローファン71の頂上部分の高さ以下となっている。
なお、支持部78の上面の背面側もクロスフローファン71の高さ以下となっているが、上部ケーシング6の天面部61と支持部78の上面の背面側との間の部分は、室内の壁面に取り付けられる据付板8によって塞がれる(図5参照)。据付板8は、室内機2の長手方向には室内熱交換器50と略同じ長さを有しており、室内熱交換器50の背面側を覆っている。据付板8は、室内機2の背面側を覆うことにより、室内熱交換器50で熱交換される空気が通る空気流路を上部ケーシング6と共に形成しており、特に背面側空気流路を形成している。
〈クロスフローファン〉
クロスフローファン71は、長細い円筒形状に構成され、中心軸が水平方向に平行になるように配置される。クロスフローファン71の周面には羽根が設けられており、クロスフローファン71が中心軸周りに回転することにより、空気流を生成する。この空気流は、前面吸込み口601および天面吸込み口611から取り入れられ室内熱交換器50を通り吹出し口741から室内へと吹き出す空気の流れである。クロスフローファン71は、側面視において室内機2の概ね中央に位置しており、上面視において前ドレンパン81と後ドレンパン82との間に配置されている。クロスフローファン71は、支持部78によって支持され、支持された状態のクロスフローファン71の上半分は支持部78の上面から上方へ突出している。
〈室内ファンモータ〉
室内ファンモータ72は、クロスフローファン71を中心軸周りに回転駆動する。室内ファンモータ72は、クロスフローファン71と略同じ直径を有する薄い円筒形状を有している。室内ファンモータ72は、図6に示すように、クロスフローファン71の右側方にクロスフローファン71と同軸に配置されており、室内ファンモータ72が支持部78に取り付けられた状態では、室内ファンモータ72とクロスフローファン71との頂上部分との高さは略同じとなっている(図8参照)。
〈電装品箱〉
電装品箱73は、図6示すように、室内機2の運転を制御するための制御基板731を収容する。電装品箱73は、直方体の箱状の形状を有しており、下部ケーシング70の右下側面部76と支持部78との間に配置され、室内熱交換器ユニット5の右側方に位置する。電装品箱73は、室内ファンモータ72の右側方において支持部78の右側面に取り付けられて支持されており、室内熱交換器ユニット5が下部ユニット7に取り付けられる前に支持部78に取り付けることができる。また、電装品箱73は前側寄りに配置されており、電装品箱73の後方の空間は前述した室内熱交換器ユニット5の補助配管51が通る空間となっている。電装品箱73は、制御基板731に取り付けられた制御部品のうち容量の大きなコンデンサやパワートランジスタなどの強電部品732が室内ファンモータ72と軸方向に並ぶように配置されており、側面視において室内ファンモータ72と電装品箱73とが重なるように配置されている。また、電装品箱73の上面は、下部ケーシング70に支持された状態では、室内ファンモータ72の頂上部分、すなわちクロスフローファン71の頂上部分と略同じ高さに位置している(図8参照)。
このように、室内ファンモータ72、電装品箱73、下部ケーシング70の全ての部分が、下部ケーシング70に支持された状態のクロスフローファン71の頂上部分の高さ以下に位置しており、下部ユニット7は、全体として高さ方向に比較的寸法の小さい形状となっている。
<特徴>
(1)
この空気調和機1の室内機2では、前ドレンパン81と後ドレンパン82とを連通させる連通路83が、クロスフローファン71と室内ファンモータ72との右側方にのみ設けられており、その左側方には設けられていない。そして、前ドレンパン81と後ドレンパン82との各左側端の間には、ファン支持部材88が設けられている。このため、ファン支持部材88が連通路と上下方向に重なって配置されていない。また、連通路83は、クロスフローファン71と室内ファンモータ72との右側方に設けられており、連通路83は、クロスフローファン71と室内ファンモータ72と上下方向に重なって配置されていない。このため、空気調和機1の室内機2の上下方向の製品寸法が抑えられている。
さらに、ファン支持部材88の左側方に前ドレンパン81と後ドレンパン82との左側端を連通させる連通路が設けられる場合と比べて、左右方向の製品寸法も抑えられている。
(2)
この空気調和機1の室内機2では、前ドレンパン81および後ドレンパン82が傾斜しており、下方に位置する側の側端(右側端)が連通路83によって連通されている。このため、前ドレンパン81および後ドレンパン82に受けられたドレン水は連通路83側へと流れて連通路83に集められる。従って、ドレン水が前ドレンパン81および後ドレンパン82に溜まることが防止されており、排水性が向上している。
特に、従来の空気調和機の室内機のように、前ドレンパン81および後ドレンパン82が左右両側端において連通している場合、左右両側端にそれぞれ排水口が設けられることが多い。このような空気調和機の室内機においては、配管施工性などを考慮していずれか一方の排水口が選択され他方の排水口は閉じられる。この場合、いずれの排水口が選択されるかは、空気調和機の室内機の据付時まで不明であるため、前ドレンパン81に傾斜を付けることができない。このため、このような空気調和機の室内機では、前ドレンパン81は水平に設けられることが通常である。この場合、ドレン水の排水性が低くなり、前ドレンパン81および後ドレンパン82においてドレン水が溜まる恐れがある。
しかし、この空気調和機1の室内機2では、連通路83が前ドレンパン81および後ドレンパン82の一方の側端のみに設けられているため、前ドレンパン81および後ドレンパン82を傾斜させて設けることができる。このため、この空気調和機1の室内機2では、ドレン水の排水性が向上している。
(3)
この空気調和機1の室内機2では、連通路83が前ドレンパン81および後ドレンパン82の一方の側端のみに設けられており、排出口84が一ヶ所のみに設けられている。このため、排出口84が2箇所以上設けられる場合に比べて、使用しない排出口84に取り付けられるドレンソケットが不要となっている。このため、この空気調和機1の室内機2では、部品点数削減によりコストが低減している。
<他の実施形態>
(1)
上記の実施形態では、クロスフローファン71と室内ファンモータ72と連通路83とが左右方向に順に並んで配置されているが、連通路83がクロスフローファン71と室内ファンモータ72との間に配置されてもよい。例えば、図10に示すように、クロスフローファン91と室内ファンモータ92とが連通路93を挟んで配置されており、ファン支持部材88、クロスフローファン91、連通路93、室内ファンモータ92が左右方向に順に並んで配置されている。ここでは、上記の実施形態とは異なり、クロスフローファン91と室内ファンモータ92とが離れて配置されているが、クロスフローファン91と室内ファンモータ92とは伝達軸94によって接続されており、室内ファンモータ92の回転が伝達軸94によってクロスフローファン91へと伝達される。そして、連通路93は、伝達軸94の下方に配置されている。
なお、上記のような配置や伝達軸94を除いては、クロスフローファン91はクロスフローファン71と同様の構成であり、室内ファンモータ92は室内ファンモータ72と同様の構成であり、連通路93は連通路83と同様の構成である。また、他の構成については上記の実施形態にかかる空気調和機1の室内機2と同様である。さらに、伝達軸94は、室内ファンモータ92の一部であってもよく、クロスフローファン71の一部であってもよい。
このような構成によっても空気調和機1の室内機2の製品寸法を抑えることができる。すなわち、伝達軸94は、クロスフローファン91と室内ファンモータ92とよりも外径を十分に小さくすることが可能であるため、連通路93と上限方向に重複して配置されたとしても、空気調和機1の室内機2の上下方向の寸法の増大に与える影響は小さい。また、前ドレンパン81と後ドレンパン82との左側端においては、上記の実施形態と同様に連通路が設けられておらず、ファン支持部材88が設けられている。このため、上記のような構成によっても空気調和機1の室内機2の製品寸法を抑えることができる。
(2)
上記の実施形態では、前ドレンパン81と後ドレンパン82との各右側端が連通路83によって連通されているが、厳密に右側端ではなく前ドレンパン81と後ドレンパン82との各右側端近傍が連通されてもよい。
また、前ドレンパン81と後ドレンパン82との各右側端ではなく、左側端またはその近傍のみにおいて前ドレンパン81と後ドレンパン82とが連通されてもよい。この場合も上記と同様の効果を奏することができる。
(3)
上記の実施形態では、複数のリブ89がドレンホース85を支持しているが、リブ89とは異なる形態のドレンホース支持部が設けられてもよい。例えば、L字型のフックによってドレンホース89が支持されてもよい。
本発明は、製品寸法の大型化を抑えることができる効果を有し、空気調和機の室内機として有用である。
空気調和機の外観図。 空気調和機の冷媒回路図。 (a)空気調和機の室内機の正面図。(b)空気調和機の室内機の右側面図。 下部ユニットおよび熱交換器ユニットの外観斜視図。 空気調和機の室内機の側面断面図。 下部ユニットの上面図。 下部ユニットの側面断面図。 下部ユニットの右側面図。 下部ユニットの背面図。 他の実施形態にかかる空気調和機の室内機の下部ユニットの上面図。
符号の説明
1 空気調和機
2 室内機
50 室内熱交換器(熱交換器)
50a 第1室内熱交換器(後熱交換部)
50b 第2室内熱交換器(前熱交換部)
70 下部ケーシング(ケーシング)
71 クロスフローファン(第1送風ファン)
72 室内ファンモータ(第1ファンモータ)
81 前ドレンパン
82 後ドレンパン
83,93 連通路
84 排出口
85 ドレンホース
88 ファン支持部材(支持部材)
89 リブ(ドレンホース支持部)
91 クロスフローファン(第2送風ファン)
92 室内ファンモータ(第2ファンモータ)
94 伝達軸

Claims (9)

  1. 前後に配置される前熱交換部(50b)と後熱交換部(50a)とを少なくとも有する熱交換器(50)と、
    前記前熱交換部(50b)の下方に配置されドレン水を受ける前ドレンパン(81)と、
    前記後熱交換部(50a)の下方に配置されドレン水を受ける後ドレンパン(82)と、
    前記前ドレンパン(81)と前記後ドレンパン(82)との各右側端またはその近傍あるいは各左側端またはその近傍のいずれか一方のみにおいて前記前ドレンパン(81)と前記後ドレンパン(82)とを連通させる連通路(83,93)と、
    を備え、
    前記前ドレンパン(81)と前記後ドレンパン(82)とは同じ高さに位置する、
    空気調和機の室内機(2)。
  2. 前記前ドレンパン(81)は、前記連通路(83,93)側がその反対側よりも下方に位置するように傾斜している、
    請求項1に記載の空気調和機の室内機(2)。
  3. 前記後ドレンパン(82)は、前記連通路(83,93)側がその反対側よりも下方に位置するように傾斜している、
    請求項1または2に記載の空気調和機の室内機(2)。
  4. 前記連通路(83,93)は、ドレン水を排出する排出口(84)を有する、
    請求項1から3のいずれかに記載の空気調和機の室内機(2)。
  5. 前記前ドレンパン(81)と前記後ドレンパン(82)との間に配置される第1送風ファン(71)と、
    前記第1送風ファン(71)の側方に配置され前記第1送風ファン(71)を回転駆動する第1ファンモータ(72)と、
    をさらに備え、
    前記第1送風ファン(71)と前記第1ファンモータ(72)と前記連通路(83)とは、上面視において前記第1送風ファン(71)、前記第1ファンモータ(72)、前記連通路(83)の順に並んで配置されている、
    請求項1から4のいずれかに記載の空気調和機の室内機(2)。
  6. 前記連通路(83)側とは反対側の前記第1送風ファン(71)の側端近傍において前記第1送風ファン(71)を回転自在に支持する支持部材(88)をさらに備える、
    請求項5に記載の空気調和機の室内機(2)。
  7. 前記前ドレンパン(81)と前記後ドレンパン(82)との間に配置される第2送風ファン(91)と、
    前記第2送風ファン(91)の側方に配置され前記第2送風ファン(91)を回転駆動する第2ファンモータ(92)と、
    前記第2送風ファン(91)と前記第2ファンモータ(92)との間に設けられ、前記第2ファンモータ(92)の回転を前記第2送風ファン(91)に伝達する伝達軸(94)と、
    をさらに備え、
    前記連通路(93)は前記伝達軸(94)の下方に配置されている、
    請求項1から4のいずれかに記載の空気調和機の室内機(2)。
  8. 前記連通路(93)側とは反対側の前記第2送風ファン(91)の側端近傍において前記第2送風ファン(91)を回転自在に支持する支持部材(88)をさらに備える、
    請求項7に記載の空気調和機の室内機(2)。
  9. 外部へと排出されるドレン水が通るドレンホース(85)と、
    前記ドレンホース(85)が収容されるケーシング(70)と、
    前記ケーシングの内部に前記ドレンホース(85)の長手方向に並んで設けられ前記ドレンホース(85)を下方から支持する複数のドレンホース支持部(89)と、
    をさらに備え、
    前記ドレンホース(85)の長手方向であってドレン水の出口側に配置される前記ドレンホース支持部(89)ほど前記ドレンホース(85)を支持する高さが低くなるように前記複数のドレンホース支持部(89)は形成される、
    請求項1から8のいずれかに記載の空気調和機の室内機(2)。
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