JPWO2010005107A1 - ポリシランの製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、下記式(2)で表される環状シラン化合物に代表される特定のシラン化合物を、下記式(4)で表される二核金属錯体の存在下で反応させることを特徴とする、ポリシランの製造方法に関する。SijH2j(2)(式(2)中、jは3〜10の整数である。)[CpM(μ−CH2)]2(4)(式(4)中、Cpはシクロペンタジエニル系配位子であり、MはRhおよびIrから選ばれる金属原子であり、M−M間は二重結合である。)

Description

本発明は、ポリシランの製造方法に関する。
集積回路や薄膜トランジスタ等に応用されるシリコン薄膜(アモルファスシリコン膜やポリシリコン膜等)のパターン形成は、CVD(Chemical Vapor Deposition)法等の真空プロセスにより全面にシリコン膜を形成した後、フォトリソグラフィーにより不要部分を除去するといったプロセスで行われるのが一般的である。しかし、この方法では、大掛かりな装置が必要であること、原料の使用効率が悪いこと、原料が気体であるため扱いにくいこと、大量の廃棄物が発生すること等の問題があった。このため、近年では、分子量の大きいポリシランを基板に塗布し、加熱やUV照射によってシリコン膜を形成する方法(塗布法)が提案されている。
しかしながら、分子量の大きいシラン化合物を直接合成する方法は、合成手順および精製法が一般的に非常に困難である。特開平11−260729号公報には、熱重合により高次シランを直接合成する方法が開示されている。しかしこの技術によると、せいぜいSi20が低収率で得られる程度であり、この程度の分子の大きさでは、塗布法に適用するために必要な濡れ性等の性能の発現にはまだまだ不十分であった。
一方、近年、光重合性を有するシラン化合物の溶液に、紫外線を照射して光重合することにより高次シラン化合物を得る方法が開示されている(特開2003−313299号公報)。しかしながら、この技術においては、光重合反応に大掛かりな装置が必要であるという問題があった。
そこで本発明は、ポリシランの製造において、大掛かりな装置が不要であり、穏和な条件で実施することができるポリシランの製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、特定の金属錯体触媒がシラン化合物の重合反応に高活性を示し、例えば室温、1気圧下という穏和な反応条件下においてもポリシランが得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明によると、本発明の上記目的および利点は、
下記式(1)で表される鎖状シラン化合物、下記式(2)で表される環状シラン化合物および下記式(3)で表されるかご状シラン化合物よりなる群から選ばれる少なくとも一種のシラン化合物を、下記式(4)で表される二核金属錯体の存在下で反応させる、ポリシランの製造方法によって達成される。
Si2i+2 (1)
(式(1)中、iは1〜8の整数である。)
Si2j (2)
(式(2)中、jは3〜10の整数である。)
式Si (3)
(式(3)中、kは6、8または10である。)
[CpM(μ−CH)] (4)
(式(4)中、Cpはシクロペンタジエニル系配位子であり、MはRhおよびIrから選ばれる金属原子であり、M−M間は二重結合である。)
図1は、実施例1で得られたポリシランのIRスペクトルチャートである。
図2は、実施例1で得られたポリシランのGPCスペクトルチャートである。
図3は、実施例1で得られたポリシランのH−NMRスペクトルチャートである。
以下、本発明のポリシランの製造方法について、詳細に説明する。
本発明の方法に使用されるシラン化合物は、上記式(1)で表される鎖状シラン化合物、上記式(2)で表される環状シラン化合物および上記式(3)で表されるかご状シラン化合物よりなる群から選ばれる少なくとも一種である。
本発明の方法に使用されるシラン化合物としては、上記式(1)で表される鎖状シラン化合物および上記式(2)で表される環状シラン化合物よりなる群から選ばれる少なくとも一種を用いることが好ましい。上記式(1)で表される鎖状シラン化合物としては、SiH(モノシラン)、Si(ジシラン)およびSi(トリシラン)よりなる群から選ばれる少なくとも一種を用いることが特に好ましい。上記式(2)で表される環状シラン化合物としては、下記式(2−A)で表されるシクロペンタシラン、下記式(2−B)で表されるシクロヘキサシランおよび下記式(2−C)で表されるシリルシクロペンタシランよりなる群から選ばれる少なくとも一種を用いることが特に好ましい。
Figure 2010005107
本発明におけるシラン化合物としては、上記式(2)で表される環状シラン化合物であることが好ましく、特に上記式(2−A)、上記式(2−B)および上記式(2−C)のそれぞれで表される化合物よりなる群から選択される少なくとも一種を用いることが特に好ましい。
これらの好ましいシラン化合物は、例えばジフェニルジクロロシランから製造されるデカフェニルシクロペンタシランおよびドデカフェニルシクロペンタシランを経て製造することができる。これらのシラン化合物は単独であるいは2種以上の混合物として用いることができる。
本発明の方法に使用される二核金属錯体は、上記式(4)で表される錯体である。この錯体は、本発明のポリシランの製造方法において高い活性を示し、特に有効である。その理由は、M−M間の二重結合のために、金属原子間の電子密度が高く、還元力が強いためであると推察される。
上記二核金属錯体におけるシクロペンタジエニル系配位子としては、例えば下記式(5)で表されるシクロペンタジエニル配位子および置換シクロペンタジエニル配位子を挙げることができる。
Figure 2010005107
(式(5)中、R、R、R、RおよびRは、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数6〜14のアリール基、トリフルオロメチル基または炭素数1〜4のアルキル基を有するトリアルキルシリル基である。)
上記炭素数6〜14のアリール基としては、例えばフェニル基、ナフタレニル基、アントラセニル基等を挙げることができる。
シクロペンタジエニル系配位子としては、上記式(5)において、
、R、R、RおよびRのうちの1〜5個が炭素数1〜5のアルキル基であり、残りが水素原子であるアルキル置換シクロペンタジエニル配位子;
、R、R、RおよびRのうちの1〜5個が炭素数6〜14のアリール基であり、残りが水素原子であるアリール置換シクロペンタジエニル配位子;または
、R、R、RおよびRのうちの1〜5個が炭素数1〜4のアルキル基を有するトリアルキルシリル基であり、残りが水素原子であるトリアルキルシリル置換シクロペンタジエニル配位子
であることが好ましい。本発明の方法に使用される二核金属錯体としては、下記式(6)〜(9)のいずれかで表される錯体が好ましい。
Figure 2010005107
(式(6)、(7)および(9)中のMeはメチル基であり、式(8)中のPhはフェニル基である。)
シクロペンタジエニル系配位子としては、入手が容易で、化学的には電子密度をより高めると共に、反応場の立体的形状安定性を保持する観点から、電子供与性の大きいペンタメチルシクロペンタジエニル配位子(η−C(CH、以下、「Cp」とも表記する。)が特に好ましい。従って、本発明の方法に使用される二核金属錯体としては、特に上記式(6)または(9)で表される錯体が好ましい。
上記の如き二核金属錯体[CpM(μ−CH)]を合成するには、例えば[CpM(μ−CH)CHに塩化水素を反応させて[CpM(μ−CH)Cl]とした後、これをNaと反応させる方法等によることができる。
原料である[CpM(μ−CH)CHの合成は、J.Chem.Soc.,Dalton Trans.,1441−1447(1983)に記載された方法に準拠して行うことができる。[CpM(μ−CH)Cl]と塩化水素との反応は、J.Chem.Soc.,Dalton Trans.,1215−1221(1984)に記載された方法に準拠して行うことができる。具体的には、[CpM(μ−CH)CHを含有する溶液を0〜30℃の温度に調温し、ここに塩化水素を吹き込んで反応を行う。この反応の溶媒としては、例えばペンタン、トルエン、ジクロロメタン、クロロホルム等を用いることができる。次いで、得られた[CpM(μ−CH)Cl]を含有する溶液にNaを加えて反応を行った後、沈殿を取り除き、溶媒を除去して得られる粉末を、再結晶等の適当な方法により精製することによって、目的の二核金属錯体[CpM(μ−CH)]を得ることができる。[CpM(μ−CH)Cl]を含有する溶液における溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、ヘキサン、ペンテン、シクロヘキサン、テトラヒドロフラン等を用いることができる。
本発明の方法においては、上記の如きシラン化合物を、上記の如き二核金属錯体の存在下で反応させる。この反応は、液状で行うことが好ましい。原料のシラン化合物が液状である場合には、シラン化合物と二核金属錯体とを溶媒不存在下で混合してもよいが、上記反応は好ましくは適当な溶媒の存在下で行われる。ここで使用できる溶媒としては、シラン化合物を溶解し、該化合物および上記二核金属錯体と反応しないものであれば特に限定されないが、例えばn−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン、n−デカン、ジシクロペンタン、ベンゼン、トルエン、キシレン、デュレン、インデン、テトラヒドロナフタレン、デカヒドロナフタレン、スクワランの如き炭化水素溶媒;ジプロピルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールメチルエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、p−ジオキサンの如きエーテル溶媒;プロピレンカーボネート、γ−ブチロラクトン、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、ジメチルスルホキシドの如き極性溶媒等を挙げることができる。これらのうち、シラン化合物の溶解性と溶液の安定性の点から、炭化水素溶媒、エーテル溶媒が好ましく、炭化水素溶媒が特に好ましい。これらの溶媒は、単独でも、あるいは2種以上の混合物としても使用することができる。
上記の如き溶媒の使用割合としては、得られる溶液中のシラン化合物の濃度が0.1質量%以上となる割合であることが好ましく、さらに好ましくは0.5〜10質量%となる割合である。
二核金属錯体の使用割合は、原料であるシラン化合物の1molに対して、好ましくは5×10−4〜5×10−1molであり、より好ましくは1×10−3〜1×10−1molである。二核金属錯体の使用割合が、5×10−4molより少ない場合には、反応が十分に進行しないことがあり、一方、5×10−1molより多い場合には、得られるポリシランの分子量が小さくなりすぎることがある。
シラン化合物を二核金属錯体の存在下で反応させる際の温度は、好ましくは−30〜100℃であり、より好ましくは0〜50℃である。反応させる際の圧力は、好ましくは1×10〜1×10N/mであり、より好ましくは5×10〜2×10N/mであり、特に好ましくは1気圧(1.01×10N/m)である。反応時間は、好ましくは10分〜50時間であり、より好ましくは1〜30時間である。
かくして得られるポリシランの重量平均分子量は、二核金属錯体の使用割合、反応温度、反応圧力および反応時間を適宜設定することにより、その使用目的および使用態様に応じて任意の値とすることができる。本発明の方法において得られるポリシランの重量平均分子量は、例えば500〜500,000とすることができ、さらに2,000〜100,000とすることができる。なお、この重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によって測定したポリスチレン換算の値である。
本発明の方法によって得られたポリシランの溶液からは、二核金属錯体を除去することが好ましい。ポリシラン溶液からの二核金属錯体の除去は、例えばシリカゲル、アルミナ等の適宜のカラムにポリシラン溶液を流して二核金属錯体を吸着除去する方法、ポリシラン溶液を脱気水で洗浄する方法、ポリシラン溶液に二核金属錯体の貧溶媒を添加して二核金属錯体を沈殿させ、生成した沈殿物を濾過により除去する方法等によることができる。
本発明の方法により得られるポリシランの溶液は、例えば集積回路、薄膜トランジスタ、光電変換装置および感光体等の用途に適用されるシリコン膜形成用の組成物として、好適に使用することができる。
また、本発明の製造方法により得られるポリシランの溶液は、これに必要に応じて他の添加物を添加した組成物として使用に供することができる。例えば、周期律表の第3B族元素を含む物質または第5B族元素を含む物質をドーパント源としてポリシランの溶液に添加することにより、ドーパントを導入した所望のn型またはp型のシリコン膜を形成することができる。また、必要に応じて、フッ素系、シリコーン系、非イオン系等の各種の界面活性剤をポリシランの溶液に微量添加することにより、溶液の塗布対象物への濡れ性をより向上し、塗膜のレベリング性を改良し、塗膜のぶつぶつの発生、ゆず肌の発生等を防止することができる。
以下に、本発明を下記実施例により詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
合成例1(二核ロジウム錯体の合成)
先ずJ.Chem.Soc.,Dalton Trans.,1215−1221(1984)に記載の方法に基づき、[CpRh(μ−CH)Cl]の合成を行った。具体的には、[CpRh(μ−CH)Me]のペンタン溶液を20℃に調温し、ここに塩化水素ガスを吹き込み、同温度で3分の反応を行うことにより、溶液の色が濃紫色となり、赤褐色の沈殿が得られた。得られた沈殿を回収し、再結晶にて精製することにより、[CpRh(μ−CH)Cl]を得た。
次いで、上記で得た[CpRh(μ−CH)Cl]の203mg(0.353mmol)を20mLの無水ベンゼンに溶解し、ここに64mgのNaを加えた。この溶液を5時間撹拌すると、白色沈殿の析出を伴い、溶液の色は赤色から青緑色に変化した。沈殿をろ過により取り除いた後、得られた溶液から溶媒を除去し、濃青色の粉末を得た(収量168mg、収率95%(Rh基準))。この反応の反応式は以下の通りである。
[CpRh(μ−CH)Cl]+2Na→[CpRh(μ−CH)]+2NaCl
上記で得られた濃青色の粉末をトルエンで再結晶することにより、青色結晶を得た。この結晶につき、H−NMR、13C−NMRおよびUVスペクトル(UV/vis)を測定したところ、この結晶は、上記式(6)で表される錯体であることが分かった。H−NMRおよびUVスペクトルの結果を以下に示す。
H−NMR(400MHz,C):δ1.64(s,CMe,30H),9.44(t,μ−CH,4H)
13C−NMR(100MHz,C):δ157.2,93.5,10.8
UV/vis(C):λmax=606nm(ε=1.02×10−1cm−1
合成例2(二核イリジウム錯体の合成)
先ず、出発物質となる[CpIr(μ−CH)Cl]を、上記合成例1の方法に準じて合成した。
次に、窒素雰囲気下、[CpIr(μ−CH)Cl](203mg、0.269mmol)を無水ベンゼン(20mL)に溶解し、Na(64mg)を加えた。この溶液を5時間撹拌すると、白色沈殿の析出を伴い、溶液の色は赤橙色から赤紫色に変化した。沈殿をろ過により取り除いた後、得られた溶液から溶媒を除去し赤色粉末を得た(収量181mg、収率98%(Ir基準))。反応式は以下の通りである。
[CpIr(μ−CH)Cl]+2Na→[CpIr(μ−CH)]+2NaCl
上記で得られた赤色の粉末をテトラヒドロフランで再結晶することにより、赤色結晶を得た。なお、NMRおよびUVスペクトルにより、得られた赤色結晶が上記式(9)で表される二核金属錯体であることが分かった。
H NMR(400MHz,C):δ1.72(s,CMe,30H),9.01(s,μ−CH,4H)
13C NMR(100MHz,C):δ88.7,88.1,10.6
UV/vis(C):λmax=474nm(ε=1.43×10−1cm−1
合成例3(二核ロジウム錯体の合成)
まず、出発物質となる[Cp(SiMeRh(μ−CH)Cl]を、上記合成例1の方法に準じて合成した。
次に、窒素雰囲気下、[Cp(SiMeRh(μ−CH)Cl](266mg、0.350mmol)を無水ベンゼン(20ml)に溶解し、Na(64mg)を加えた。この溶液を5時間撹拌すると、白色沈殿が析出した。沈殿をろ過により取り除いた後、得られた溶液から溶媒を除去し粉末を得た(収量222mg、収率92%(Rh基準))。反応式は以下の通りである。
[Cp(SiMeRh(μ−CH)Cl]+2Na→[Cp(SiMeRh(μ−CH)]+2NaCl
NMRおよびUVスペクトルにより、得られた粉末は上記式(7)で表される二核金属錯体であることが分かった。
合成例4(二核ロジウム錯体の合成)
まず、出発物質となる[Cp(Ph)Rh(μ−CH)Cl]を、上記合成例1の方法に準じて合成した。
次に、窒素雰囲気下、[Cp(Ph)Rh(μ−CH)Cl](206mg、0.351mmol)を無水ベンゼン(20ml)に溶解し、Na(64mg)を加えた。この溶液を5時間撹拌すると、白色沈殿が析出した。沈殿をろ過により取り除いた後、得られた溶液から溶媒を除去し粉末を得た(収量170mg、収率94%(Rh基準))。反応式は以下の通りである。
[Cp(Ph)Rh(μ−CH)Cl]+2Na→[Cp(Ph)Rh(μ−CH)]+2NaCl
NMRおよびUVスペクトルにより、得られた粉末は上記式(8)で表される二核金属錯体であることが分かった。
実施例1(ポリシランの合成例1)
シクロペンタシラン0.3875g(2.5mmol)を、脱気したトルエン10gに溶解して、シクロペンタシランの溶液を得た。得られたシクロペンタシランの溶液に上記合成例1で得られた上記式(6)で表される二核ロジウム錯体12.55mg(0.025mmol)を加えて、25℃、1気圧の条件下で24時間攪拌したところ、赤褐色の粘ちょう溶液を得た。次いで、得られた粘ちょう溶液をシリカゲルのカラム(Merck社製、Kieselgel 60)にアプライして精製し、二核ロジウム錯体を除去した。カラム精製後に得られた無色透明な粘ちょうな溶液につき、以下の要領で赤外分光分析、GPC分析およびH−NMR分析を行ったところ、このものはポリシランを含有する溶液であることが分かった。
<赤外分光分析>
得られた粘ちょう溶液を窒素雰囲気中でKBr板に塗布し溶媒を除去したものを、窒素雰囲気のグローブボックス内で25℃にてIR吸収スペクトルを測定した。測定したIRスペクトルチャートを図1に示した。
IR(neat):2,108cm−1(νSi−H)、893cm−1、847cm−1(νSi−H
<GPC分析>
得られた粘ちょう溶液から溶媒を除去し、これをシクロヘキサンに溶解し、1質量%のシクロヘキサン溶液を調製した。次いで、調製したシクロヘキサン溶液を用いて、GPC分析を下記の条件により行った結果、得られたポリシランの重量平均分子量(Mw)は9,500、分子量分布指数(Mw/Mn)は1.45であった。測定したGPCスペクトルチャートを図2に示した。
[測定装置]
ゲルパーミエーションクロマトグラフ分析装置としてVISCOTEK社製、GPCMAXおよびTDA−302をグローブボックス内に搬入し、窒素気流中、酸素濃度10ppm以下の条件で行った。
[ゲルパーミエーションクロマトグラフ分析用カラム]
測定用カラムには、東ソー(株)製、TSK−GELG3000HHR、TSK−GELG2000HHRおよびTSK−GELG1000HHR(3本共にカラムの中身はスチレン・ジビニルベンゼン共重合体、粒径5μm)を直列に連結したものを使用した。
[溶媒]
測定用溶媒にはシクロヘキサン(和光純薬(株)製)を用いて分析を行った。
[標準試料]
ポリスチレン(東ソー(株)製、TSKstandard POLYSTYRENE)を用いた。
H−NMR分析>
得られた粘ちょう溶液から溶媒を除去し、これをベンゼン−dに溶解し、テトラメチルシランを内部標準として300MHzのH−NMRを測定した。測定したH−NMRスペクトルチャートを図3に示した。
H−NMR(300MHz,C):δ3.24(3.0−4.0ppm)
実施例2(ポリシランの合成例2)
実施例1における二核ロジウム錯体に替えて上記合成例2で得た上記式(9)で表される二核イリジウム錯体の16.4mg(0.025mmol)を用いた他は、上記実施例1と同条件で反応を行い、無色透明な粘ちょう溶液を得た。
この粘ちょう溶液につき、実施例1と同様にしてH−NMR分析、赤外分光分析およびGPC分析を行ったところ、このものは重量平均分子量5,500のポリシランを含有する溶液であることが分かった。
実施例3(ポリシランの合成例3)
シリルシクロペンタシラン0.45g(2.5mmol)を脱気したトルエン10gに溶解した後、合成例1で得られた上記式(6)で表される二核ロジウム錯体13mg(0.025mmol)を加えて、25℃、1気圧の条件下で2時間攪拌したところ、激しい水素ガス発生を伴って赤褐色の粘ちょう溶液が得られた。この粘ちょう溶液をシリカゲルのカラム(Merck社製、Kieselgel 60)にアプライして精製し、二核ロジウム錯体を除去することにより無色透明の粘ちょう溶液が得られた。
この粘ちょう溶液について実施例1と同様にしてH−NMR分析および赤外分光分析を行ったところ、この粘ちょう溶液はポリシランを含有する溶液であることが分かった。またGPC測定によりこのポリシランは重量平均分子量(Mw)は12,000であり、数平均分子量(Mn)は4,000であることが分かった。
なお、本実施例にて使用したシリルシクロペンタシランは、特開2001−253706号公報に記載の方法により合成した(実施例4も同じ。)。
実施例4(ポリシランの合成例4)
シリルシクロペンタシラン0.45g(2.5mmol)を脱気したテトラリン10gに溶解した後、上記合成例3で得た上記式(7)で表される二核ロジウム錯体27mg(0.025mmol)を加えて、40℃、1気圧の条件下で24時間攪拌した。錯体の添加直後から水素ガスが発生し、最終的に赤褐色の粘ちょう溶液が得られた。この粘ちょう溶液をシリカゲルのカラム(Merck社製、Kieselgel 60)にアプライして精製し、二核ロジウム錯体を除去することにより、無色透明の粘ちょうな溶液が得られた。
この粘ちょう溶液について実施例1と同様にしてH−NMR分析および赤外分光分析を行ったところ、この粘ちょう溶液はポリシランを含有する溶液であることが分かった。またGPC測定によりこのポリシランは重量平均分子量(Mw)は1,800であり、数平均分子量(Mn)は870であることが分かった。
実施例5(ポリシランの合成例5)
シクロヘキサシラン0.45g(2.5mmol)を、窒素雰囲気のグローブボックス中で脱気したシクロヘキサン10mLに溶解した。この溶液に、上記合成例4で得た上記式(8)で表される二核ロジウム錯体13mg(0.025mmol)を加えて、25℃、1気圧の条件下で2時間攪拌して粘ちょう溶液を得た。この粘ちょう溶液をシリカゲルのカラム(Merck社製、Kieselgel 60)にアプライして精製し、二核ロジウム錯体を除去することにより、無色透明の粘ちょうな溶液が得られた。
この粘ちょう溶液について実施例1と同様にしてH−NMR分析および赤外分光分析を行ったところ、この粘ちょう溶液はポリシランを含有する溶液であることが分かった。またGPC測定によりこのポリシランは重量平均分子量(Mw)は10,700であり、数平均分子量(Mn)は4,200であることが分かった。
なお、本実施例で用いたシクロヘキサシランは、ジフェニルジクロルシランのKipping反応により得られるドデカフェニルシクロヘキサシランを塩化アルミニウム触媒の存在下で塩化水素によって塩素化した後、水素化リチウムアルミニウムを用いて還元することにより合成した。
発明の効果
本発明によれば、大掛かりな装置が不要であり、室温、1気圧下という穏和な条件下においても実施することができるポリシランの製造方法が提供される。

Claims (7)

  1. 下記式(1)で表される鎖状シラン化合物、下記式(2)で表される環状シラン化合物および下記式(3)で表されるかご状シラン化合物よりなる群から選ばれる少なくとも一種のシラン化合物を、下記式(4)で表される二核金属錯体の存在下で反応させることを特徴とする、ポリシランの製造方法。
    Si2i+2 (1)
    (式(1)中、iは1〜8の整数である。)
    Si2j (2)
    (式(2)中、jは3〜10の整数である。)
    式Si (3)
    (式(3)中、kは6、8または10である。)
    [CpM(μ−CH)] (4)
    (式(4)中、Cpはシクロペンタジエニル系配位子であり、MはRhおよびIrから選ばれる金属原子であり、M−M間は二重結合である。)
  2. シラン化合物が、上記式(2)で表される環状シラン化合物である、請求項1に記載のポリシランの製造方法。
  3. シラン化合物が、下記式(2−A)〜(2−C)のそれぞれで表される化合物よりなる群から選ばれる少なくとも一種である、請求項2に記載のポリシランの製造方法。
    Figure 2010005107
  4. 上記式(4)におけるシクロペンタジエニル系配位子が、下記式(5)で表されるシクロペンタジエニル配位子または置換シクロペンタジエニル配位子である、請求項1に記載のポリシランの製造方法。
    Figure 2010005107
    (式(5)中、R、R、R、RおよびRは、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数6〜14のアリール基、トリフルオロメチル基または炭素数1〜4のアルキル基を有するトリアルキルシリル基である。)
  5. 上記式(4)で表される二核金属錯体が、下記式(6)〜(9)のいずれかで表される錯体である、請求項4に記載のポリシランの製造方法。
    Figure 2010005107
    (式(6)、(7)および(9)中のMeはメチル基であり、式(8)中のPhはフェニル基である。)
  6. 上記式(4)で表される二核金属錯体を、シラン化合物の1molに対して、5×10−4〜5×10−1mol用いることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のポリシランの製造方法。
  7. シラン化合物を上記式(4)で表される二核金属錯体の存在下で反応させる際の温度が、−30〜100℃である、請求項1〜5のいずれかに記載のポリシランの製造方法。
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