JPWO2009151058A1 - 磁性粒子を用いる分析装置 - Google Patents

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Abstract

阻害物質の除去を短時間に行え、分析時間を短くできる磁性粒子を用いた分析装置を提供することにある。反応容器127の中のプレウォッシュ液中の磁性粒子3は、反応容器127の外部近傍に配置された磁石4により凝集される。反応容器127は、容器回転ギア駆動モータ9により反復回転されることにより、凝集された磁性粒子3に振動を与える。この振動により、磁場により密集している磁性粒子の相対的な位置が動き、磁性粒子の凝集体に内包される阻害物質等を、磁性粒子から除去できる。

Description

本発明は、磁性粒子を固相として用いる免疫分析装置や遺伝子分析装置等の磁性粒子を用いる分析装置に係り、特に、磁性粒子と溶液の分離に好適な磁性粒子を用いる分析装置に関する。
免疫学的な特異的結合によって標的物質を高感度に測定する方法は、放射性同位元素を標識物質として用いたRIA(放射免疫測定)、酵素を用いたEIA(酵素免疫測定)、化学発光物質を用いたECLIA(電気化学発光免疫測定)等がある。これらの分析方法は極微量の標的物質を高感度に検出するために、特異的親和性を有する抗原或いは抗体を固相化して、免疫学的な特異的結合によって標的物質を固相に結合させて、標的物質以外の物質を含む液相から選択的に分離(B/F分離)して単離精製した後に検出する方法が一般的である。B/F分離を用いる分析方法においては、固相を液相から分離するにあたって、遠心分離を行う方法や、磁性体或いは磁性体を含むガラスや樹脂の微粒子を固相として用いることによって磁気的に分離する方法がある(例えば、特許文献1参照)。このうち磁性体を含む微粒子を固相として用いるB/F分離においては、分析精度を向上させる為に幾つかの方法が考慮される。
第一の方法は、標的物質と固相の特異的結合を促進することであり、固相重量当りの表面積を大きくして液相中の標的物質と固相表面の接触効率を増大させることが重要である。一般的には樹脂に磁性体を化学鍍金した比重の小さい磁性粒子が用いられ、微粒子の溶液中のブラウン運動による運動性を誘起して分散性を向上させるために、ミクロンからサブミクロンの粒子径のものが採用される。
第二の方法は、B/F分離の際に溶液からの固相の分離回収効率を向上させることである。一般的には永久磁石が用いられ、溶液中の磁性粒子に働く磁場強度向上を考慮して磁石と反応容器が配置される。ただし、上述のように分散性の良い微粒子とは溶液からの分離回収が困難であることを意味するものであり、分離回収時間には長時間を要する。
第三の方法は、磁性粒子の表面、磁性粒子凝集体の内部、磁性粒子と容器或いは磁石との間等に残留或いは非特異的に吸着する、後段分析に対する阻害物質を除去することである。一般的には、一旦回収した磁性粒子を洗浄液等の溶液中に再分散させて、上述の阻害物質を溶液中へ溶離或いは希釈して除去する。
上述の第三の方法としては、具体的には、攪拌具或いは空気圧変動により磁性粒子を含む溶液を混合して磁性粒子を再分散させるもの(例えば、特許文献2参照)、反応容器を旋回させて磁性粒子を含む溶液を流動させて磁性粒子を再分散させるもの(例えば、特許文献3参照)、反応容器の周囲に配置した複数の磁石を交互に作用させることによって磁性粒子の再分散と再回収を繰り返すもの(例えば、特許文献4参照)等がある。
特公平4−45579号公報 特開平10−123136号公報 特開平2−161358号公報 特開2006−112824号公報
しかしながら、特許文献2〜4記載の方法は、磁性粒子を溶液中に再分散させる方法であり、即ち溶液からの磁性粒子の再回収を必要とするものである。上述の通りB/F分離において分析精度を向上させる為の分散性の良い磁性粒子とは、溶液からの分離回収が困難であることを意味するものであり、磁性粒子の再回収時間に長時間を要し、分析時間が長くなるという問題があった。
本発明の目的は、阻害物質の除去を短時間に行え、分析時間を短くできる磁性粒子を用いた分析装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、磁性粒子が分散した反応液を収納する反応容器を保持し、所定温度に加温するインキュベータディスクと、該インキュベータディスクにおいて所定の反応時間を経過した反応液を吸引し、前記磁性粒子に結合した標的物質を検出する検出部とを有する磁性粒子を用いる分析装置であって、前記磁性粒子が再分散しない磁場範囲内にて、磁石と前記反応容器との相対位置を変動させる変動手段を備えるようにしたものである。
かかる構成により、阻害物質の除去を短時間に行えるとともに、分析時間を短くできるものとなる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記変動手段は、前記磁性粒子を溶液中で凝集した状態で、前記磁性粒子に対して振動を与える振動発生手段である。
(3)上記(2)において、好ましくは、前記磁性粒子が凝集したプレウォッシュ液を収納する反応容器の近傍に配置した磁石を備え、前記振動発生手段は、前記反応容器を反復回動する駆動手段である。
(4)上記(2)において、好ましくは、前記検出部は、前記磁性粒子が分散している電気化学反応液が流通する電気化学反応フローセルと、該電気化学反応フローセルの近傍に配置される磁石とを備え、前記振動発生手段は、前記磁石を往復運動する駆動手段である。
本発明によれば、阻害物質の除去を短時間に行え、分析時間を短くできるものとなる。
本発明の一実施形態による磁性粒子を用いる分析装置の全体構成を示すシステム構成図である。 本発明の一実施形態による磁性粒子を用いる分析装置における第1の阻害物質除去機構の構成を示すシステム構成図である。 本発明の一実施形態による磁性粒子を用いる分析装置における第1の阻害物質除去機構の動作説明図である。 本発明の一実施形態による磁性粒子を用いる分析装置における第2の阻害物質除去機構の構成を示すシステム構成図である。
以下、図1〜図3を用いて、本発明の一実施形態による磁性粒子を用いる分析装置の構成及び動作について説明する。
最初に、図1を用いて、本実施形態による磁性粒子を用いる分析装置の全体構成について説明する。ここでは、免疫分析装置を例にして説明する。
図1は、本発明の一実施形態による磁性粒子を用いる分析装置の全体構成を示すシステム構成図である。
免疫分析装置100において、搬送ラック122には、サンプルの入ったサンプル容器103を架設されている。搬送ラック122は、サンプル搬送ライン117により、矢印A方向に移動し、サンプル分注ピペッタ121の近傍の位置まで、サンプル容器103を搬送する。
インキュベータディスク107には、複数の反応容器127が設置される。インキュベータディスク107は、回転可能であり、円周方向に設置された反応容器127をそれぞれ所定の位置まで移動可能である。
サンプル分注チップ・反応容器搬送機構105は、X軸,Y軸,Z軸の3軸方向に移動可能な機構である。サンプル分注チップ・反応容器搬送機構105は、X−Y平面では、2つのサンプル分注チップ・反応容器ステーション124,125,反応液攪拌機構104,サンプル分注チップ・反応容器廃棄孔101,サンプル分注チップバッファ102の上部、及び、インキュベータディスク107の一部の上部の範囲内を移動可能である。そして、サンプル分注チップ・反応容器搬送機構105は、この移動範囲内で、Z軸方向に上下動可能である。
サンプル分注チップ・反応容器ステーション124,125には、それぞれ、未使用の複数の反応容器と、未使用の複数のサンプル分注チップが設置されている。サンプル分注チップ・反応容器搬送機構105は、X−Y平面内でサンプル分注チップ・反応容器ステーション124,125の上方に移動し、Z軸方向に下降して未使用の反応容器を把持した後上昇し、さらに、X−Y平面内でインキュベータディスク107の上方に移動し、Z軸方向に下降してインキュベータディスク107の反応容器載置位置に、反応容器を設置する。
また、サンプル分注チップ・反応容器搬送機構105は、X−Y平面内でサンプル分注チップ・反応容器ステーション124,125の上方に移動し、Z軸方向に下降して未使用のサンプル分注チップを把持した後、上昇し、さらに、X−Y平面内でサンプル分注チップバッファ102の上方に移動し、Z軸方向に下降してサンプル分注チップバッファ102に、サンプル分注チップを設置する。
サンプル分注ピペッタ121は、回動及び上下動可能である。サンプル分注ピペッタ121は、サンプル分注チップバッファ102の上方に回動して移動した後下降して、その先端にサンプル分注チップを取り付ける。サンプル分注チップの取り付けられたサンプル分注ピペッタ121は、搬送ラック122に載置されたサンプル容器103の上方に移動した後下降して、サンプル容器103に保持されたサンプルを所定量吸引する。サンプルを吸引したサンプル分注ピペッタ121は、インキュベータディスク107の上方に移動した後、下降して、インキュベータディスク107に保持された未使用の反応容器127に、サンプルを分注する。同一のサンプルについて複数項目の分析を行う場合には、サンプル分注ピペッタ121は、同じサンプル分注チップを用いて、再度サンプル容器103に保持されたサンプルを吸引し、インキュベータディスク107に保持された他の未使用の反応容器内に、サンプルを分注する動作を繰り返す。同一サンプルに対する分注が終了すると、サンプル分注ピペッタ121は、サンプル分注チップ・反応容器廃棄孔101の上方に移動し、使用済みのサンプル分注チップを廃棄孔から廃棄する。
試薬ディスク114には、複数の試薬容器に保持された試薬が設置されている。試薬ディスク114の上部には蓋129が設けられ、試薬ディスク114の内部は保冷庫となっている。蓋129の一部には、開口部129Aが設けられている。試薬分注ピペッタ112は、回動及び上下動可能である。試薬分注ピペッタ112は、試薬ディスク114の蓋129の開口部129Aの上方に移動して、所定の試薬を所定量吸引し、インキュベータディスク107の上方に移動して、サンプルの分注されている反応容器127に試薬を分注する。
サンプルと試薬の分注された反応容器127は、サンプル分注チップ・反応容器搬送機構105のX−Y平面の移動範囲内まで回動する。サンプル分注チップ・反応容器搬送機構105は、Z軸方向に下降して、サンプルと試薬の分注された反応容器127を把持した後移動して、反応液攪拌機構104に反応容器を設置する。反応液攪拌機構104は、反応容器に対して回転運動を加えることで反応容器内のサンプルと試薬を攪拌する。攪拌の終了した反応容器は、サンプル分注チップ・反応容器搬送機構105により、インキュベータディスク107に戻される。インキュベータディスク107の内部は恒温に保たされている。
インキュベータディスク107の外周には、2個の反応液吸引ノズル115A,115Bが設置されている。サンプルと試薬の攪拌終了後、インキュベータディスク107で所定の反応時間が経過すると、反応容器内の反応液は、反応液吸引ノズル115A,115Bにより吸引される。反応液吸引ノズル115Aで吸引された反応液は、検出部116Aで検出される。また、反応液吸引ノズル115Bで吸引された反応液は、検出部116Bで検出される。検出部116Aと検出部116Bとは、同じ構成の検出部であり、検出時間を短縮して、スループットを上げるため、2個備えられている。
反応液の吸引された反応容器は、インキュベータディスク107を回動することで、サンプル分注チップ・反応容器搬送機構105の移動範囲内まで移動する。サンプル分注チップ・反応容器搬送機構105は、使用済みの反応容器をインキュベータディスク107から取り除き、サンプル分注チップ・反応容器廃棄孔101の反応容器廃棄孔に廃棄する。
プレウォッシュステーション109は、所定の分析項目に対してのみ用いられる物である。分析項目によっては、阻害物質の影響が大きく、できるだけ阻害物質を除去する必要なものがある。そのような分析項目に対して、プレウォッシュステーション109が用いられる。サンプルと試薬の攪拌終了後、インキュベータディスク107で所定の反応時間が経過すると、反応容器は、プレウォッシュ搬送機構108によりプレウォッシュステーション109に移動される。プレウォッシュステーション109の近傍には、プレウォッシュ液吐出ノズル110と、プレウォッシュ液用反応液吸引ノズル111とが設けられている。
反応容器に磁石を接近させ、反応液中の磁性粒子を凝集し、容器の内壁に保持した状態で、プレウォッシュ液用反応液吸引ノズル111は、プレウォッシュステーション109に移動された反応容器内から反応液を吸引する。反応液の吸引とともに、阻害物質も吸引される。その結果、反応容器内には、磁性粒子(ビーズ)が残留する。その後、プレウォッシュ液吐出ノズル110は、反応容器内にプレウォッシュ液を吐出する。プレウォッシュ液としては、例えば、緩衝液が用いられる。プレウォッシュが終了すると、反応容器から磁石を離し、反応容器内の液を攪拌して再分散した後、プレウォッシュ搬送機構108は、反応容器をインキュベータディスク107に戻す。その後、反応容器内の液(磁性粒子+プレウォッシュ液)は、反応液吸引ノズル115A,115Bにより吸引され、検出部116A、116Bで検出される。
次に、図2及び図3を用いて、本実施形態による磁性粒子を用いる分析装置における第1の阻害物質除去機構について説明する。
図2は、本発明の一実施形態による磁性粒子を用いる分析装置における第1の阻害物質除去機構の構成を示すシステム構成図である。図3は、本発明の一実施形態による磁性粒子を用いる分析装置における第1の阻害物質除去機構の動作説明図である。なお、図2及び図3において、図1と同一符号は同一部分を示している。
第1の阻害物質除去機構は、図1に示したプレウォッシュステーション109に設けられている。
図1にて説明したように、反応容器127は、プレウォッシュ搬送機構108によりプレウォッシュステーション109に移動される。反応容器127の内部の溶液2には、磁性粒子3が分散状態で存在する。溶液2は、測定対象物質、及び測定対象物質と磁性粒子を特異的に結合させるための抗体等を含んでおり、即ち反応液においては測定対象物質と磁性粒子が抗体等を介して複合体を形成している。一方、複合体を形成しない未反応物質は後段反応に対する阻害物質となり得る。従って、測定対象物質と磁性粒子の複合体を他の未反応物質から単離精製すべくB/F分離操作を行う。
制御部20は、磁石駆動モータ5により、磁石4を反応容器127に密接させることにより、反応液に含まれる磁性粒子3は、磁石4が密接する容器127の内壁に磁気的に回収される。
この状態で、溶液吸引ノズル駆動モータ16によってプレウォッシュ用反応液吸引ノズル111を反応容器127の上部中央に位置させて、次いでプレウォッシュ用反応液吸引ノズル111の先端を容器底面に下降させる。そして、溶液吸引ポンプ18により反応液を吸引し、溶液吸引配管17を通して吸引溶液タンク19に送液する。これにより、反応容器127の内部には、磁性粒子3のみが残存する。そして、溶液吸引ノズル駆動モータ16によりプレウォッシュ用反応液吸引ノズル111を初期位置に戻す。
次に、溶液供給ノズル駆動モータ11により、プレウォッシュ液吐出ノズル110を反応容器127の上部中央に位置させ、さらに、プレウォッシュ液吐出ノズル110の先端を容器底面に下降させる。そして、溶液供給ポンプ13によりプレウォッシュ液供給タンク14から、溶液供給配管12を通してプレウォッシュ液を溶液供給ノズルから吐出する。このプレウォッシュ液としては、緩衝液等を用い、洗浄液として作用する。洗浄液は、磁性粒子の凝集体内部や表面及び容器内壁に残留する阻害物質を希釈或いは溶離し得る。そして、溶液供給ノズル駆動モータ11により、プレウォッシュ液吐出ノズル110を初期位置に戻す。
次に、反応容器127の外壁と密着する容器回転ギア8を容器回転ギア駆動モータ9により反復回転させて、反応容器127を容器回転方向24に反復回転させる。これにより、図3に示すように、磁性粒子3は、磁力方向21の磁力と、摩擦方向22の摩擦力によって、磁性粒子運動方向23に反復運動する。このとき、磁石4によって磁性粒子3に与えられる磁場強度は、磁性粒子3がプレウォッシュ液に対して再分散しない磁場強度範囲としている。したがって、磁性粒子3は、再分散することなく、容器内壁面上における相対位置を変動する。磁性粒子3は球状である。磁場によって密集した磁性粒子の間には僅かな隙間があり、この隙間に阻害物質が付着している。その状態に対して、磁性粒子3の容器内壁面上における相対位置を変動させる、すなわち、磁性粒子3に対して振動を加えることで、磁場により密集している磁性粒子3の相対的な位置が動き、磁性粒子間の隙間が変化するため、磁性粒子の凝集体に内包される阻害物質、磁性粒子と容器或いは磁石との間に残留する阻害物質、及び磁性粒子に非特異的に吸着する阻害物質は、効率的に洗浄液中へ溶離或いは希釈される。すなわち、反応容器を反復回転させるモータ9は、磁性粒子の凝集体に対する振動手段として作用し、不要な阻害物質を、磁性粒子から除去できる。そして、容器回転ギアの反復回転を停止して容器の反復回転を停止させる。
その後、溶液吸引ポンプ18によりプレウォッシュ液を吸引し、溶液吸引配管17を通して吸引溶液タンク19に送液する。そして、溶液吸引ノズル駆動モータ16によってプレウォッシュ用反応液吸引ノズル111を初期位置に戻す。
次に、溶液供給ノズル駆動モータ11によってプレウォッシュ液吐出ノズル110を反応容器127の上部中央に位置させて、次いでプレウォッシュ液吐出ノズル110の先端を容器底面に下降させる。溶液供給ポンプ13によりプレウォッシュ液供給タンク14から、溶液供給配管12を通してプレウォッシュ液をプレウォッシュ液吐出ノズル110から吐出する。
なお、必要に応じて、反応容器の反復回転、プレウォッシュ液の吸引、プレウォッシュ液の供給を繰り返すこともできる。
その後、制御部20は、攪拌台駆動用モータ7により、攪拌台6を駆動する。攪拌台6は、反応容器127の上部を保持した状態で、反応容器127の下部を円周方向に回転させることにより、反応容器127を偏心円運動させることで、反応容器の内部の磁性粒子を分散させる。
尚、磁場によって反応容器127の内壁に凝集させた磁性粒子3の相対位置を変動させる手段としては、磁石駆動モータ5により、磁石4を反応容器127に密接した状態を保ったまま、反応容器127の外壁に沿って反復上下あるいは回動させる手段もある。また、プレウォッシュ搬送機構108により反応容器127を把持して、磁石4が反応容器127に密接した状態を保ったまま、反応容器127を反復上下あるいは回動させる手段もある。
従来、磁性粒子の再分散・再回収により阻害物質を除去しようとすると、分散性の良い磁性粒子では、溶液からの分離回収が困難であるため、磁性粒子の再回収時間に長時間を要する。そのため、阻害物質の除去に要する時間は、例えば、30秒程度である。それに対して、本実施形態では、反応液の吸引、プレウォッシュ液の吐出、プレウォッシュ液の吸引、その後のプレウォッシュ液の吐出時には、磁性粒子は磁石により凝集されたままであり、磁性粒子の再分散・再回収を行わないため、阻害物質の除去に要する時間を、例えば、10秒程度まで短縮できる。その一方で、凝集した磁性粒子に対して、反応容器を反復回転させて振動を加えることで、凝集した磁性粒子の隙間に残存する阻害物質も効果的に除去できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、磁性粒子を固相として用いるB/F分離において、磁性粒子の再分散・再回収を行うことなく、磁性粒子の凝集体に内包される阻害物質、磁性粒子と容器或いは磁石との間に残留する阻害物質、及び磁性粒子に非特異的に吸着する阻害物質を効率的に除去し、分析精度向上と分析時間短縮が実現する。
次に、図4を用いて、本実施形態による磁性粒子を用いる分析装置における第2の阻害
物質除去機構について説明する。
図4は、本発明の一実施形態による磁性粒子を用いる分析装置における第2の阻害物質除去機構の構成を示すシステム構成図である。なお、図4において、図1と同一符号は同一部分を示している。
第2の阻害物質除去機構は、図1に示した検出部116に設けられている。検出部116は、電気化学発光検出フローセルを備えている。電気化学発光とは、金属キレート等の電気化学発光物質が電極反応によって励起されて発光する現象である。この電気化学発光を利用して抗原や抗体などの微量物質を検出する。
図1に示したインキュベータディスク107の保持された反応容器127において、所定の反応時間が経過した時点では、溶液2に分散状態の磁性粒子3が含まれている。溶液2は、測定対象物質、及び測定対象物質と磁性粒子を特異的に結合させるための抗体等を含んでおり、即ち反応液においては測定対象物質と磁性粒子が抗体等を介して複合体を形成している。一方、複合体を形成しない未反応物質は後段反応に対する阻害物質となり得る。従って測定対象物質と磁性粒子の複合体を他の未反応物質から単離精製すべくB/F分離操作を行うものである。 まず、制御部20は、溶液吸引ノズル駆動モータ16Aにより、反応液吸引ノズル115を反応容器127の上部中央に位置させて、次いで反応液吸引ノズル115の先端を容器底面に下降させる。そして、溶液吸引ポンプ18Aにより反応液を吸引し、溶液吸引配管17Aを通して吸引溶液を、電気化学反応フローセル26の内部に送液する。
次に、制御部20は、磁石駆動モータ5により、磁石4を電気化学反応フローセル26の下面に密接させて、電気化学反応フルーセル26を通過する反応液の中の磁性粒子を、一対の反応電極27の内、下側の反応電極の表面に磁気的に吸着する。
次に、溶液吸引ノズル駆動モータ16Aによって反応液吸引ノズル115を電気化学反応液25に浸漬させ、溶液吸引ポンプ18Aにより反応液を吸引し、溶液吸引配管17Aを通して電気化学反応フローセル26の内部に送液する。 そのとき、制御部20は、磁石駆動モータ5Aによって、磁石4Aを電気化学反応フローセル下面に密接させたまま、流体と平行方向(図中の矢印C方向)に反復運動をさせる。これにより磁性粒子は再分散することのない磁場範囲において電気化学反応フローセル内の反応電極表面における相対位置を変動させる。このとき、磁石4Aによって磁性粒子に与えられる磁場強度は、磁性粒子が再分散しない磁場強度範囲としている。したがって、磁性粒子は、再分散することなく、容器内壁面上における相対位置を変動する。すなわち、磁性粒子に対して振動を加えることで、磁場により密集している磁性粒子の相対的な位置が動き、磁性粒子間の隙間が変化するため、磁性粒子の凝集体に内包される阻害物質、磁性粒子と容器或いは磁石との間に残留する阻害物質、及び磁性粒子に非特異的に吸着する阻害物質は、効率的に洗浄液中へ溶離或いは希釈される。すなわち、磁石4Aを反復運動させるモータ5Aは、磁性粒子の凝集体に対する振動手段として作用し、不要な阻害物質を、磁性粒子から除去できる。
阻害物質の除去が終了すると、溶液吸引ポンプ18Aを停止して溶液を静止させる。そして、磁石駆動モータ5Aにより、磁石4Aを電気化学反応フローセル26の下面から離す。
次に、制御部20は、反応電極27に電圧を印加して電気化学発光反応を誘起する。この発光量は、電気化学反応フルーセル26の外部に設置した発光検出器28によって測定される。
以上説明したように、本実施形態によれば、磁性粒子を固相として用いるB/F分離において、磁性粒子の再分散・再回収を行うことなく、磁性粒子の凝集体に内包される阻害物質、磁性粒子と容器或いは磁石との間に残留する阻害物質、及び磁性粒子に非特異的に吸着する阻害物質を効率的に除去し、分析精度向上と分析時間短縮が実現する。
1…容器
2…溶液
3…磁性粒子
4,4A…磁石
5,5A…磁石駆動モータ
6…攪拌台
7…攪拌台駆動モータ
8…容器回転ギア
9…容器回転ギア駆動モータ
10…溶液供給ノズル
11…溶液供給ノズル駆動モータ
12…溶液供給配管
13…溶液供給ポンプ
14…プレウォッシュ液タンク
15…溶液吸引ノズル
16,16A…溶液吸引ノズル駆動モータ
17,17A…溶液吸引配管
18,18A…溶液吸引ポンプ
19,19A…吸引溶液タンク
20…制御部
25…電気化学反応液
26…電気化学反応フルーセル
27…反応電極
28…発光検出器
100…免疫分析装置
103…サンプル容器
105…サンプル分注チップ・反応容器搬送機構
107…インキュベータディスク
108…プレウォッシュ搬送機構
109…プレウォッシュステーション
112…試薬分注ピペッタ
114…試薬ディスク
115…反応液吸引ノズル
116…検出部
121…サンプル分注ピペッタ
124…サンプル分注チップステーション
125…反応容器ステーション
127…反応容器

Claims (6)

  1. 磁性粒子が分散した反応液を収納する反応容器を保持し、所定温度に加温するインキュベータと、該インキュベータにおいて所定の反応時間を経過した後、反応液を吸引し、前記磁性粒子に結合した標的物質を検出する検出部とを有する磁性粒子を用いる分析装置であって、
    前記磁性粒子が再分散しない磁場範囲内にて、磁石と前記反応容器との相対位置を変動させる変動手段を備えることを特徴とする磁性粒子を用いる分析装置。
  2. 請求項1記載の磁性粒子を用いる分析装置において、
    前記変動手段は、前記磁性粒子を溶液中で凝集した状態で、前記磁性粒子に対して振動を与える振動発生手段であることを特徴とする磁性粒子を用いる分析装置。
  3. 請求項2記載の磁性粒子を用いる分析装置において、
    前記磁性粒子が凝集した磁性粒子分散用溶液を収納する反応容器の近傍に配置した磁石を備え、
    前記振動発生手段は、前記反応容器を反復回動する駆動手段であることを特徴とする磁性粒子を用いる分析装置。
  4. 請求項2記載の磁性粒子を用いる分析装置において、
    前記磁性粒子が凝集した磁性粒子分散用溶液を収納する反応容器の近傍に配置した磁石を備え、
    前記振動発生手段は、前記磁石を反復上下或いは回動する駆動手段であることを特徴とする磁性粒子を用いる分析装置。
  5. 請求項2記載の磁性粒子を用いる分析装置において、
    前記磁性粒子が凝集した磁性粒子分散用溶液を収納する反応容器の近傍に配置した磁石、および反応容器をインキュベータから及びインキュベータへと移動させるための反応容器移動機構を備え、
    前記振動発生手段は、前記反応容器移動機構によって、反応容器を反復上下或いは回動する駆動手段であることを特徴とする磁性粒子を用いる分析装置。
  6. 請求項2記載の磁性粒子を用いる分析装置において、
    前記検出部は、
    前記磁性粒子が分散している反応溶液が流通する流路中検出部と、
    該流路中検出部の近傍に配置される磁石とを備え、
    前記振動発生手段は、前記磁石を往復運動する駆動手段であることを特徴とする磁性粒子を用いる分析装置。
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