JPWO2009150694A1 - 半導体集積回路および試験装置 - Google Patents

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Abstract

回路ブロック10は、外部からクロックCLKを受けて動作する。ロードバランス回路40は、回路ブロック10と共通の電源端子102に接続され、所定の電力を消費する。クロック検出部20は、外部からのクロックCLKの入力を検出する。クロック検出部20によりクロックの入力停止が検出されたとき、ロードバランス回路40をアクティブとする。

Description

本発明は、多値デジタル信号にもとづいて動作する半導体集積回路および試験装置に関し、特に電源の安定化技術に関する。
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)テクノロジを用いたCPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、メモリなどの半導体集積回路を、半導体試験装置(以下、試験装置という)を用いて試験する場合、試験装置から被試験デバイス(以下、DUTという)である半導体集積回路に対して、試験パターンを供給し、DUTに所定の信号処理を行わせ、その結果得られるデータを期待値と比較して良否判定を行う。
国際公開第06/035604号パンフレット 特開平11−74768号公報 特開2004−125552号公報 特開2004−125573号公報
DUT内のフリップフロップやラッチは、試験パターンを受けて信号処理を行う最中に電流を消費し、信号処理が停止すると回路が静的な状態となるため、消費電流が減少する。したがって、DUTに対して試験パターンが間欠的に供給される場合、DUTの消費電流も間欠的にバースト状に流れることになる。DUTに電源電圧を供給する電源回路はレギュレータを用いて構成され、理想的には負荷電流にかかわらず一定の電源電圧を供給可能である。しかしながら実際の電源回路は、無視できない出力インピーダンスを有し、負荷変動に対する追従性にも限界があるため、DUTの消費電流がバースト状に変化すると、電源電圧もこれに併せて変動してしまう。
電源電圧の変動は、試験装置内のその他の回路ブロック、たとえばDUTに供給するパターンを生成するパターン発生器や、パターンの遷移タイミングを制御するためのタイミング発生器の動作に影響を及ぼし、生成される信号にジッタが重畳されてしまうという問題が発生する。
また、試験装置の内部においても、間欠的に動作するブロックが存在すると、その電源電圧が変動するという問題がある。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、試験時の電源電圧変動を抑制可能な半導体集積回路および試験装置の提供にある。
本発明のある態様の半導体集積回路は、外部から多値デジタル信号を受けて動作する回路ブロックと、回路ブロックと共通の電源端子に接続され、所定の電力を消費するロードバランス回路と、外部からの多値デジタル信号の入力を検出する検出部と、を備える。半導体集積回路は、検出部により多値デジタル信号の入力停止が検出されたとき、ロードバランス回路をアクティブとする。
半導体集積回路は、多値デジタル信号が入力されるとき、動作状態となってその消費電流が増加し、多値デジタル信号の入力が停止すると減少する。したがって多値デジタル信号の入力の有無を検出することにより、ロードバランス回路を好適に制御することができ、半導体集積回路の消費電流を一定に保つことができ、電源電圧の変動を抑制できる。
検出部は、多値デジタル信号としてクロック信号を検出してもよい。デジタル回路は、クロックが入力されると消費電流が増加するため、ロードバランス回路を好適に制御できる。
また検出部は、多値デジタル信号として、ハイレベルまたはローレベルをとる2値のデータ信号を検出してもよい。2値のデータ信号には、たとえば疑似ランダム信号、アドレス信号、データ信号などが含まれる。
検出部は、多値デジタル信号の各パルスのデューティ比を100%以上に引き延ばし、引き延ばされたパルスを含む信号を、多値デジタル信号の入力の有無を示す信号として出力してもよい。
この場合、連続して多値デジタル信号のパルスが入力されると、デューティ比が引き延ばされたパルス同士が重なり合ってハイレベルが持続するため、多値デジタル信号の有無を好適に検出できる。
検出部は、複数の遅延回路と、複数の2入力論理ゲートと、を備えてもよい。複数の遅延回路と複数の2入力論理ゲートは交互にカスケード接続され、複数の2入力論理ゲートの残りの入力端子には、多値デジタル信号が入力されてもよい。
この場合、多値デジタル信号を遅延して元の多値デジタル信号と合成し、合成された多値デジタル信号を再度遅延してもとの多値デジタル信号と合成するという処理を繰り返すことにより、多値デジタル信号が供給される間、所定レベルとなる信号を生成することができる。
論理ゲートは、2つの入力の論理和を生成してもよい。
ある態様の半導体集積回路は、多値デジタル信号のエッジを検出し、エッジごとに所定レベルとなるパルス列を生成するエッジ検出回路をさらに備えてもよい。複数の2入力論理ゲートの残りの入力端子に、多値デジタル信号に代えてパルス列を入力してもよい。
この場合、外部からの多値デジタル信号の供給が停止するとき、その電位がハイレベル、ローレベルのいずれで固定される場合であっても、多値デジタル信号の供給停止を示す信号を好適に生成できる。
検出部は、多値デジタル信号に多段遅延を与え、異なる遅延が与えられた複数の遅延デジタル信号を生成する多段遅延回路と、多段遅延回路から出力される複数の遅延デジタル信号に所定の信号処理を施し、多値デジタル信号の入力の有無を判定する検出処理部と、を含んでもよい。
検出処理部は、複数の遅延デジタル信号を論理演算し、演算結果を多値デジタル信号の入力の検出結果として出力してもよい。
検出処理部は、複数の遅延デジタル信号の論理和を生成してもよい。
ある態様の半導体集積回路は、多値デジタル信号のエッジを検出し、エッジごとに所定レベルとなるパルス列を生成するエッジ検出回路をさらに備えてもよい。多段遅延回路は、多値デジタル信号に代えてパルス列に多段遅延を与えてもよい。
検出処理部は、複数の遅延デジタル信号を積分し、積分結果を多値デジタル信号の入力の検出結果として出力してもよい。複数の遅延デジタル信号を積分すると、多値デジタル信号が供給されるときの積分値は、多値デジタル信号が停止したときの積分値より大きくなる。したがって、積分結果に応じて多値デジタル信号の有無を判定できる。
ロードバランス回路は、その消費電力が制御可能に構成されてもよい。半導体集積回路は、半導体集積回路の状態を検出し、検出した状態に応じた状態検出信号を生成する状態測定回路と、ロードバランス回路がアクティブのときの状態検出信号の値が、非アクティブのときの状態検出信号の値と一致するように、ロードバランス回路による消費電力を調節する電力制御回路と、をさらに備えてもよい。
ロードバランス回路の消費電流を調節することにより、ロードバランス回路のアクティブ、非アクティブの切り換えによって生ずる半導体集積回路とロードバランス回路の総消費電流の変動量を、抑制することができる。
状態測定回路は、回路ブロックと共通の電源端子に接続され、電源端子の電源電圧に応じた周波数で発振する発振器と、発振器の周波数を測定する周波数カウンタと、を含み、測定した周波数に応じた状態検出信号を出力してもよい。
周波数カウンタは、検出部により、多値デジタル信号の入力停止が検出されてから所定期間の周波数を測定し、ロードバランス回路がアクティブのときの状態検出信号を生成してもよい。さらに周波数カウンタは、ロードバランス回路が非アクティブである所定期間の周波数を測定することにより、ロードバランス回路が非アクティブのときの状態検出信号を生成してもよい。非アクティブである期間の周波数測定は、外部からのトリガ信号のアサートを契機として開始してもよい。電力制御回路は、ロードバランス回路がアクティブ、非アクティブそれぞれのときの周波数の差分が最小となるように、ロードバランス回路による消費電力を調節してもよい。
多値デジタル信号が供給された状態から停止状態に遷移すると、ロードバランス回路がオンとなって消費電流が変動し、さらには電源の内部インピーダンスにおける電圧降下が変動することにより、電源電圧が変動する場合がある。この電源電圧の変動期間の状態をモニタして、ロードバランス回路を制御することにより、電源電圧の変動を好適に抑制できる。
本発明の別の態様は、試験装置である。この装置は、電源電圧を生成する電源回路と、異なるタイミングにエッジを有する複数のパルスを含むマルチストローブ信号を生成するマルチストローブ発生部と、マルチストローブ信号を受け、所定の信号処理を行う回路ブロックと、所定の電力を消費するロードバランス回路と、マルチストローブ信号を受け、マルチストローブ発生部によるマルチストローブ信号の生成の有無を検出するマルチストローブ検出部と、を備える。少なくとも回路ブロックおよびロードバランス回路は、共通の電源電圧を受けて動作し、マルチストローブ検出部によりマルチストローブ信号の生成停止が検出されたとき、ロードバランス回路をアクティブとする。
この態様によると、回路ブロックの消費電流は、マルチストローブ信号が供給されるとき増加し、マルチストローブ信号の供給が停止すると減少する。したがってマルチストローブ信号の生成の有無を検出することにより、ロードバランス回路を好適に制御することができ、試験装置内の消費電流を一定に保つことができ、電源回路により生成される電源電圧の変動を抑制できる。その結果、マルチストローブ信号自体や、その他の回路により生成されるタイミング信号、パターン信号のジッタを低減できる。
マルチストローブ検出部は、マルチストローブ信号に含まれる複数のパルスの論理和を、検出結果として出力してもよい。
マルチストローブ検出部は、マルチストローブ信号に含まれる複数のパルスを積分し、積分結果を検出結果として出力してもよい。
ロードバランス回路は、その消費電力が制御可能に構成されてもよい。試験装置は、半導体集積回路の状態を検出し、検出した状態に応じた状態検出信号を生成する状態測定回路と、ロードバランス回路がアクティブのときの状態検出信号の値が、非アクティブのときの状態検出信号の値と一致するように、ロードバランス回路による消費電力を調節する電力制御回路と、をさらに備えてもよい。
状態測定回路は、電源電圧を受けて動作する発振器と、発振器の周波数を測定する周波数カウンタと、を含み、測定した周波数に応じた状態検出信号を出力してもよい。
周波数カウンタは、マルチストローブ検出部により、マルチストローブ信号の生成停止が検出されてから所定期間の周波数を測定し、ロードバランス回路がアクティブのときの状態検出信号を生成してもよい。さらに周波数カウンタは、ロードバランス回路が非アクティブである所定期間の周波数を測定することにより、ロードバランス回路が非アクティブのときの状態検出信号を生成してもよい。非アクティブである期間の周波数測定は、外部からのトリガ信号のアサートを契機として開始してもよい。電力制御回路は、ロードバランス回路がアクティブ、非アクティブそれぞれのときの周波数の差分が最小となるように、ロードバランス回路による消費電力を調節してもよい。
回路ブロックは、入力されたデータを、マルチストローブ信号のエッジでラッチし、ラッチした各データに対して処理を行ってもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、試験装置の電源電圧変動を抑制できる。
第1の実施の形態に係る半導体集積回路の構成を示す回路図である。 クロック検出部およびロードバランス回路の構成例を示す回路図である。 図2のクロック検出部の動作を示すタイムチャートである。 変形例に係るクロック検出部の構成を示す回路図である。 図1の半導体集積回路によるロードレギュレーションの様子を示すタイムチャートである。 第2の実施の形態に係る半導体試験装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10…回路ブロック、20…クロック検出部、22…入力バッファ、24…出力バッファ、26…レジスタ、28…エッジ検出回路、30…多段遅延回路、32…検出処理部、40…ロードバランス回路、42…レジスタ、44…状態測定回路、46…電力制御回路、50…電源回路、52…マルチストローブ発生部、54…回路ブロック、56…ロードバランス回路、58…マルチストローブ検出部、60…コンパレータ、62…ラッチ回路、64…変化点検出部28、100…半導体集積回路、102…電源端子、104…クロック端子、106…データ入力端子、108…データ出力端子、200…試験装置、202…電源回路、204…試験信号生成部、206…判定部。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
また、本明細書において、「部材Aと部材Bが接続」された状態とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に実質的あるいは本質的な影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
第1の実施の形態では、試験時に、試験装置に内蔵される電源電圧の変動を抑制するための機構を有する半導体集積回路について説明する。第2の実施の形態では、その内部の消費電流の変動にともなう電源電圧変動を抑制する機構を有する試験装置について説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る半導体集積回路100の構成を示す回路図である。図1には半導体集積回路100に加えて、それを試験する試験装置200が示される。
半導体集積回路100は、電源電圧Vddを受けるための電源端子102、クロックCLKを受けるためのクロック端子104、外部からのデータS1を受けるためのデータ入力端子106、外部にデータS2を出力するためのデータ出力端子108を備え、ひとつの半導体基板上に集積化された機能IC(Integrated Circuit)である。
半導体集積回路100は、回路ブロック10、クロック検出部20、ロードバランス回路40、状態測定回路44、電力制御回路46を備える。
回路ブロック10は、半導体集積回路100の本来の機能を実行する回路であり、電源電圧VddおよびクロックCLKを受けて所定の信号処理を行う。回路ブロック10の構成、処理は限定されない。つまり半導体集積回路100は、CPU、DSP、メモリ、その他のデジタル回路、デジタルアナログ混載回路等のいずれであってもよい。
ロードバランス回路40は、回路ブロック10と共通の電源端子102に接続され、所定の電力(電流)を消費する。ロードバランス回路40は、電源端子102を介して外部から供給される電流を一定に保つために設けられたダミーの負荷(電流源)として設けられている。ロードバランス回路40は、外部からのイネーブル信号ENに応じて、オン(アクティブ)とオフ(非アクティブ)が切り換え可能に構成される。
クロック検出部20は、外部からのクロックCLKの入力を検出する。クロック検出部20はクロックCLKの検出時に所定レベル(ハイレベル)となるイネーブル信号ENを生成し、ロードバランス回路40へと供給する。
つまり、クロック検出部20によりクロックCLKの入力が検出されたとき、ロードバランス回路40がアクティブとなり、ロードバランス回路40にて電流(以下、バランス電流Ibalという)が消費される。
クロック検出部20、ロードバランス回路40、状態測定回路44、電力制御回路46は、主として試験時において使用される回路であるが、半導体集積回路100が最終製品に搭載される状態において使用してもよい。
以上が半導体集積回路100の基本構成である。半導体集積回路100の試験時の動作を説明する。試験時において半導体集積回路100は、試験装置200のソケットボード(パフォーマンスボード)に装着される。試験装置200は、DUTである半導体集積回路100に供給すべき電源電圧Vddを生成する電源回路202と、DUTに試験信号S1を供給する試験信号生成部204、良否判定を行う判定部206を備える。半導体集積回路100は、試験信号生成部204から供給される試験信号S1を受け、所定の信号処理を行う。信号処理の結果得られたデータS2は、試験装置200に読み出される。判定部206は、試験信号S1に応じた期待値と、半導体集積回路100により生成された信号S2を比較し、半導体集積回路100の良否を判定する。
半導体集積回路100を試験する際には、試験データS1とともに、あるいはこれと独立して、半導体集積回路100を動作させるためのクロックCLKが出力される。
クロックCLKが入力されて半導体集積回路100が信号処理を行うとき、回路ブロック10はある電流Iddを消費する。半導体集積回路100の処理が停止すると回路ブロック10の消費電流Iddは減少する。このときロードバランス回路40を動作させなければ、電源回路202から見た負荷が軽くなり、電源電圧Vddが変動してしまう。電源電圧Vddの変動は、試験信号生成部204により生成される各種信号にジッタを与えることになる。
半導体集積回路100のクロック検出部20はクロックCLKの入力の有無を判定し、クロックCLKの入力が停止する間、つまり回路ブロック10の動作が停止する間、ロードバランス回路40をアクティブとする。その結果、回路ブロック10の動作停止にともなう電流Iddの減少分が、ロードバランス回路40に流れるバランス電流Ibalによって相殺され、電源回路202から見た負荷が一定に保たれる。その結果、電源電圧Vddの変動を抑制することができ、ひいては試験信号生成部204の動作を安定化できる。
図2は、クロック検出部20およびロードバランス回路40の構成例を示す回路図である。クロック検出部20は、入力バッファ22、出力バッファ24、複数のNANDゲートNAND1〜NAND8、複数のORゲートOR1〜OR8、複数の遅延回路DLY1〜DLY7(一部不図示)を備える。
入力バッファ22および複数のNANDゲート(NAND1〜NAND8)は、クロックCLKを分配し、分配されたクロックを個別にオン、オフするために設けられる。図2の回路では、クロックCLKは最大で8個に分配される。分配数は、後段のORゲートの個数と一致する。
クロックCLKは、入力バッファ22を介して複数のNANDゲートに分配される。ゲートNAND1〜NAND8の他方の入力には、制御信号XCNTが入力される。制御信号XCNTは、レジスタ26に格納され、外部からレベルが設定可能である。i番目のNANDゲートNANDiに着目すると、制御信号XCNT[i−1]がローレベルのとき、その経路は無効化され、後段にクロックは分配されない。
複数のORゲートおよび複数の遅延回路DLY1〜DLY7は、交互にカスケード接続される。つまり、i番目の遅延回路DLYiには、i番目のORゲートORiの出力信号CLKiが入力され、(i+1)番目のORゲートの一方の入力には、i番目の遅延回路DLYiの出力信号(遅延クロックともいう)CLKdiが入力される。
ORゲートOR1〜OR8それぞれの他方の入力には、ゲートNAND1〜NAND8により分配されたクロックが入力される。最終段のORゲートOR8の出力は出力バッファ24を介してイネーブル信号ENとして出力される。
図3は、図2のクロック検出部20の動作を示すタイムチャートである。i番目の遅延回路DLYiによって、i番目のORゲートの出力CLKiは所定時間τだけ遅延する。遅延されたクロックCLKidは、次段のORゲートOR(i+1)によってもとのクロックCLKと論理和がとられる。この処理をiを増加させて順次行うことにより、もとのクロックCLKが平滑化され、イネーブル信号ENが生成される。
つまりクロック検出部20は、クロックCLKを遅延して元のクロックCLKと合成し、合成されたクロックを再度遅延してもとのクロックと合成するという処理を繰り返すことにより、クロックが供給される間、所定レベルとなる信号を生成することができる。
なお各信号の論理レベルを適宜反転することにより、ORゲートに代えて、その他の2入力の論理ゲートを用いても同様の機能が実現できる。
図3のタイムチャートを参照すると、図2のクロック検出部20は、クロックCLKを遅延したパルスを生成してこれを積分する回路と把握することもできる。
さらにクロック検出部20によるクロック検出処理を別の観点からみると、以下の包括的な概念が把握される。すなわちクロック検出部20は、クロックCLKの各パルスのデューティ比を100%以上に引き延ばす。そして、引き延ばされたパルスを含む信号を、クロックCLKの入力の有無を示す信号(EN)として出力する。
図2に戻る。イネーブル信号ENは、後段のロードバランス回路40へと供給される。ロードバランス回路40は、個別にオン、オフが制御可能な複数(たとえば10個)の負荷回路HTと、負荷回路HTごとに設けられたANDゲートAND1〜AND10を含み、その消費電力が制御可能に構成される。負荷回路HTは、電力を消費して発熱するためヒータとも称する。ヒータHTは、対応するANDゲートの出力がハイレベルのときオン、ローレベルのときオフする。
複数のANDゲートAND1〜AND10それぞれの一方の入力には、イネーブル信号ENが入力され、他方には、制御信号HT[0]〜HT[9]が入力される。制御信号HT[9:0]は、レジスタ42に格納され、外部からレベルが設定可能である。i番目のヒータHTiに着目すると、制御信号HT[i−1]がローレベルのとき、イネーブル信号ENに関わらずオフとなる。制御信号HT[i−1]がハイレベルのとき、イネーブル信号ENのレベルに応じてオン、オフが制御される。
たとえば複数の負荷回路HTの消費電流は、基本となる消費量に対して、1、2、4、…256、512倍に設定される。この場合、ロードバランス回路40全体の消費電流は、10ビットの制御信号HT[9:0]に応じて、1024階調で制御できる。また、複数のヒータHTには、それぞれパワーダウン制御信号PCが入力される。パワーダウン制御信号PCによって、レジスタ設定HT[9:0]およびイネーブル信号ENに関わらず、ロードバランス回路40がオフとなる。半導体集積回路100を製品に実装した後は、パワーダウン制御信号PCをローレベルに固定することにより、ロードバランス回路40の処理を強制的に停止させることができる。
図2のクロック検出部20は、クロックCLKが停止状態でローレベルに固定されるとの条件のもと、有効に動作する。もし、クロックCLKが停止状態でハイレベルに固定されると、本来ローレベルに固定されなければならないイネーブル信号ENがハイレベルとなり、ロードバランス回路40が誤動作してしまう。したがって、クロックCLKがハイレベル固定、ローレベル固定のいずれの場合にも対応するために、エッジ検出回路28が設けられる。
エッジ検出回路28は、クロックCLKのエッジを検出し、エッジごとに所定レベル(ハイレベル)となるパルス列PSを生成する。セレクタ29は、クロックCLKまたはエッジ検出回路28からのパルス列PSのいずれかを選択し、クロック検出部20へと出力する。
このパルス列PSは、入力バッファ22およびNANDゲートを介して、複数の2入力論理ゲート(ORゲート)の残りの入力端子に、クロックCLKに代えて入力される。セレクタ29によって、パルス列PSを選択することにより、外部からのクロックCLKの供給がハイレベル固定で停止する場合であっても、イネーブル信号ENをローレベルに設定できる。
なお、クロックCLKが供給停止状態でローレベルに固定される場合には、エッジ検出回路28およびセレクタ29を設けなくてもよい。反対に、クロックCLKが供給停止状態でハイレベルに固定される場合には、エッジ検出回路28のみを設ける構成としてもよい。当然ながら図2のようにエッジ検出回路28およびセレクタ29を設けた場合には、クロックCLKの停止状態における論理値がハイレベル、ローレベルいずれの場合であっても、クロックの入力の有無を適切に検出できる。
図2のクロック検出部20と同等の処理は、図4のクロック検出部20aによっても実現できる。図4は、変形例に係るクロック検出部20aの構成を示す回路図である。
クロック検出部20aは、多段遅延回路30および検出処理部32を備える。
多段遅延回路30は、クロックCLKに多段遅延を与え、異なる遅延が与えられた複数の遅延クロックCLKd0〜CLKdnを生成する。検出処理部32は、複数の遅延クロックCLKdに所定の信号処理を施して、クロックCLKの入力の有無を判定する。最も簡易には、検出処理部32はORゲートで構成できるが、その他の回路で構成してもよい。
図4のクロック検出部20aによっても、図2のクロック検出部20と同様に、クロックCLKの入力の有無を好適に判定できる。図2の回路は、遅延と所定の信号処理(OR演算)を交互に繰り返すのに対して、図4の回路は、遅延クロックCLKdを一度に生成し、これを一度の演算で処理する。つまり、信号処理の順番が異なっているのみで、実質的な処理は同じである。
図4の変形例においても、多段遅延回路30の前段に、図2のエッジ検出回路28を配置してもよい。
図4および図2の回路の動作に着目すると、遅延が与えられたクロックを元のクロックと合成する処理を繰り返している。つまり、クロック検出部20の処理は、クロックの積分処理と把握することが可能である。この観点から、図4の32検出処理部32は、複数の遅延クロックCLKd0〜CLKdnを積分し、積分結果をクロックCLKの入力の検出結果として出力していると捉えることもできる。
続いて図1に戻り、ロードバランス回路40の消費電力が制御可能である場合に、それを好適に制御する技術について説明する。
状態測定回路44は、半導体集積回路100の状態を検出し、検出した状態に応じた状態検出信号S3を生成する。
電力制御回路46は、ロードバランス回路40がアクティブのときの状態検出信号S3の値が、非アクティブのときの状態検出信号S3の値と一致するように、ロードバランス回路40による消費電力を調節する。消費電力の調節は、図2レジスタ42にデータを書き込むことにより実現できる。
ロードバランス回路40のオン、オフの切り換えに加えて、ロードバランス回路40の消費電流の量を制御することにより、ロードバランス回路のアクティブ、非アクティブの切り換えによって生ずる半導体集積回路とロードバランス回路の総消費電流の変動量を、抑制することができる。
状態測定回路44としては、半導体集積回路100の電源電圧Vddや温度に応じて発振周波数が変化するリングオシレータが好適に利用できる。この場合、状態測定回路44は、回路ブロック10と共通の電源端子102に接続され、電源端子102の電源電圧Vddに応じた周波数で発振するリングオシレータ(OSC)と、リングオシレータの周波数を測定する周波数カウンタ(不図示)と、を含んもよい。周波数カウンタにより測定した周波数が、状態検出信号S3として電力制御回路46に出力される。
図5は、図1の半導体集積回路100によるロードレギュレーションの様子を示すタイムチャートである。クロックCLKが入力される期間、回路ブロック10により電流Iddが消費される。この電流は、クロックCLKと同期したリップルを有している。クロックCLKが停止すると、ロードバランス回路40がアクティブとなり、消費電流Iddが一定に保たれる。ロードバランス回路40がオフからオンに遷移するタイミングで、電源電圧Vddがオーバーシュートする。このオーバーシュートは、100μs〜数msの時間オーダーで発生する。
周波数カウンタは、クロック検出部20によりクロックCLKの入力停止が検出されてから所定期間T2の周波数を測定し、ロードバランス回路40がアクティブのときの状態検出信号S3を生成してもよい。また、クロックCLKが入力されている所定期間T1の周波数を測定し、ロードバランス回路40が非アクティブのときの状態検出信号S3を生成する。電力制御回路46は、2つの期間T1、T2で取得された状態検出信号S3が一致するように、ロードバランス回路40により生成される電流量を制御する。
クロックCLKが停止した状態から供給された状態に遷移すると、消費電流が変動し、電源電圧が大きく変動することになる。この電源電圧Vddの変動期間の状態をモニタすることにより、電源電圧Vddの変動を好適に抑制できる。
上述の第1の実施の形態に係る半導体集積回路100は、クロックCLKの入力停止を契機としてロードバランス回路40をアクティブとする場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。
たとえばクロックCLKに代えて、疑似ランダム信号などのデータ信号の入力を検出してもよい。検出方法は、クロックCLKに対するそれと同様でよい。たとえば疑似ランダム信号が入力される回路では、データの変化点(エッジ)の密度がランダムに変化し、結果として回路の消費電流も変動する。そこで、クロックに代えて、疑似ランダム信号を検出してロードバランス回路40を制御することにより、データ信号の粗密に応じた消費電流の変動をキャンセルすることができ、ひいては半導体集積回路100に供給される電源電圧の変動を抑制できる。
また、CDR(Clock Data Recovery)方式を採用する回路では、データ信号に埋め込まれたエッジにもとづいてクロックを再生する。この場合には、データ信号の入力を検出することは、クロックの検出と同義であるため、消費電流を一定に保つことができ、電源電圧の変動を抑制できる。
(第2の実施の形態)
図6は、第2の実施の形態に係る半導体試験装置200の構成を示すブロック図である。試験装置200は、電源回路50、マルチストローブ発生部52、回路ブロック54、ロードバランス回路56、マルチストローブ検出部58を備える。
電源回路50はレギュレータなどであり、電源電圧Vddを生成する。マルチストローブ発生部52は、マルチストローブ信号MSTRBを生成する。マルチストローブ信号MSTRBは、異なるタイミングにエッジを有する複数のパルスを含む。マルチストローブは、入力された単一のストローブ信号に、図4に示されるような多段遅延回路30によって多段遅延を与えることにより生成される。
回路ブロック54は、マルチストローブ信号MSTRBを受け、所定の信号処理を行う。信号処理の内容は特に限定されるものではないが、たとえばマルチストローブ信号を利用した試験が、特開2004−125552号公報や特開2004−125573号公報に開示される。
たとえば、回路ブロック54は、コンパレータ60、ラッチ回路62、変化点検出部64を含む。コンパレータ60には図示しないDUTから出力されるデータ信号DQが入力される。コンパレータ60は、データ信号DQを所定のしきい値電圧と比較し、レベル判定を行う。ラッチ回路62は、判定結果を示す信号S4を、マルチストローブ信号MSTRBに含まれるパルスの各エッジのタイミングでラッチする。その結果、データ信号DQのレベル遷移の変化点を境として、ラッチされたデータS5の値が変化する。変化点検出部64はラッチされたデータS5にもとづいて、データ信号DQの変化点のタイミングを検出する。たとえばいくつかのデータ信号DQについて変化点を測定することにより、ジッタを測定することができる。この試験を連続的に行えば、アイマージンなどの測定が可能となる。
ロードバランス回路56は、回路ブロック54と共通の電源電圧Vddを受け、所定の電力を消費する。ロードバランス回路56の機能および目的は、第1の実施の形態で説明した図1のロードバランス回路40と同様である。
マルチストローブ信号MSTRBは、マルチストローブ検出部58にも供給される。マルチストローブ検出部58は、マルチストローブ発生部52によるマルチストローブ信号MSTRBの生成の有無を検出する。マルチストローブ検出部58はマルチストローブ信号MSTRBの生成停止を検出すると、イネーブル信号ENを所定レベル(ハイレベル)としてロードバランス回路56をアクティブ(オン)とする。
回路ブロック54の消費電流は、マルチストローブ信号MSTRBが供給されるとき増加し、マルチストローブ信号MSTRBの供給が停止すると減少する。したがってマルチストローブ信号MSTRBの生成の有無を検出することにより、ロードバランス回路40を好適に制御することができ、試験装置200内の消費電流を一定に保つことができ、電源回路50により生成される電源電圧Vddの変動を抑制できる。その結果、マルチストローブ信号自体や、その他の回路により生成されるタイミング信号、パターン信号のジッタを低減できる。
上述のように、マルチストローブ信号MSTRBは図4の多段遅延回路30により生成される複数の遅延クロックCLKdと等価的な信号である。したがって、マルチストローブ検出部58は図4の検出処理部32と同様に、マルチストローブ信号MSTRBに含まれるパルスの論理和をとることにより、イネーブル信号ENを生成できる。
あるいはマルチストローブ検出部58は、マルチストローブ信号MSTRBに含まれるパルスを積分し、積分結果をイネーブル信号ENとして出力してもよい。
第1の実施の形態で説明したエッジ検出回路28を、第2の実施の形態に適用することも可能である。また状態測定回路44および電力制御回路46を、試験装置200に実装することにより、さらに安定した電力の安定化が実現できる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
第1の実施の形態では、半導体集積回路100が試験装置200の試験対象である場合を説明したが、半導体集積回路100そのものが、試験装置200の内部に実装される機能ICであってもよい。試験装置200の内部で、クロックを受けて動作する回路ブロックが存在する場合、図1の半導体集積回路100を利用することにより、クロックが停止した場合に、電源回路202に対する負荷を一定に保つことができる。
実施の形態にもとづき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を離脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
本発明は、試験技術に利用できる。

Claims (21)

  1. 外部から多値デジタル信号を受けて動作する回路ブロックと、
    前記回路ブロックと共通の電源端子に接続され、所定の電力を消費するロードバランス回路と、
    外部からの前記多値デジタル信号の入力を検出する検出部と、
    を備え、
    前記検出部により前記多値デジタル信号の入力停止が検出されたとき、前記ロードバランス回路をアクティブとすることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記多値デジタル信号はクロック信号であることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記多値デジタル信号はハイレベルまたはローレベルをとる2値のデータ信号であることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  4. 前記検出部は、
    前記多値デジタル信号の各パルスのデューティ比を100%以上に引き延ばし、引き延ばされたパルスを含む信号を、前記多値デジタル信号の入力の有無を示す信号として出力することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体集積回路。
  5. 前記検出部は、
    複数の遅延回路と、
    複数の2入力論理ゲートと、
    を備え、
    前記複数の遅延回路と前記複数の2入力論理ゲートは交互にカスケード接続され、前記複数の2入力論理ゲートの残りの入力端子には、前記多値デジタル信号が入力されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体集積回路。
  6. 前記論理ゲートは、2つの入力の論理和を生成することを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路。
  7. 前記多値デジタル信号のエッジを検出し、エッジごとに所定レベルとなるパルス列を生成するエッジ検出回路をさらに備え、
    前記複数の2入力論理ゲートの前記残りの入力端子に、前記多値デジタル信号に代えて前記パルス列を入力したことを特徴とする請求項4または5に記載の半導体集積回路。
  8. 前記検出部は、
    前記多値デジタル信号に多段遅延を与え、異なる遅延が与えられた複数の遅延デジタル信号を生成する多段遅延回路と、
    前記多段遅延回路から出力される複数の遅延デジタル信号に所定の信号処理を施し、前記多値デジタル信号の入力の有無を判定する検出処理部と、
    を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体集積回路。
  9. 前記検出処理部は、前記複数の遅延デジタル信号の論理和を生成し、演算結果を前記多値デジタル信号の入力の検出結果として出力することを特徴とする請求項8に記載の半導体集積回路。
  10. 前記多値デジタル信号のエッジを検出し、エッジごとに所定レベルとなるパルス列を生成するエッジ検出回路をさらに備え、
    前記多段遅延回路は、前記多値デジタル信号に代えて前記パルス列に多段遅延を与えることを特徴とする請求項8または9に記載の半導体集積回路。
  11. 前記検出処理部は、前記複数の遅延デジタル信号を積分し、積分結果を前記多値デジタル信号の入力の検出結果として出力することを特徴とする請求項8に記載の半導体集積回路。
  12. 前記ロードバランス回路は、その消費電力が制御可能に構成され、
    前記半導体集積回路は、
    前記半導体集積回路の状態を検出し、検出した状態に応じた状態検出信号を生成する状態測定回路と、
    前記ロードバランス回路がアクティブのときの前記状態検出信号の値が、非アクティブのときの前記状態検出信号の値と一致するように、前記ロードバランス回路による消費電力を調節する電力制御回路と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の半導体集積回路。
  13. 前記状態測定回路は、
    前記回路ブロックと共通の電源端子に接続され、前記電源端子の電源電圧に応じた周波数で発振する発振器と、
    前記発振器の周波数を測定する周波数カウンタと、
    を含み、測定した周波数に応じた状態検出信号を出力することを特徴とする請求項12に記載の半導体集積回路。
  14. 前記周波数カウンタは、
    前記検出部により前記多値デジタル信号の入力停止が検出されてから所定期間の周波数を測定することにより、前記ロードバランス回路がアクティブのときの前記状態検出信号を生成し、
    前記ロードバランス回路が非アクティブである所定期間の周波数を測定することにより、前記ロードバランス回路が非アクティブのときの前記状態検出信号を生成し、
    前記電力制御回路は、前記ロードバランス回路がアクティブ、非アクティブのときの周波数の差分が最小となるように、前記ロードバランス回路による消費電力を調節することを特徴とする請求項13に記載の半導体集積回路。
  15. 電源電圧を生成する電源回路と、
    異なるタイミングにエッジを有する複数のパルスを含むマルチストローブ信号を生成するマルチストローブ発生部と、
    前記マルチストローブ信号を受け、所定の信号処理を行う回路ブロックと、
    所定の電力を消費するロードバランス回路と、
    前記マルチストローブ信号を受け、前記マルチストローブ発生部による前記マルチストローブ信号の生成の有無を検出するマルチストローブ検出部と、
    を備え、少なくとも前記回路ブロックおよび前記ロードバランス回路は、共通の前記電源電圧を受けて動作し、前記マルチストローブ検出部により前記マルチストローブ信号の生成停止が検出されたとき、前記ロードバランス回路をアクティブとすることを特徴とする試験装置。
  16. 前記マルチストローブ検出部は、前記マルチストローブ信号に含まれる複数のパルスの論理和を、検出結果として出力することを特徴とする請求項15に記載の試験装置。
  17. 前記マルチストローブ検出部は、前記マルチストローブ信号に含まれる複数のパルスを積分し、積分結果を検出結果として出力することを特徴とする請求項15に記載の試験装置。
  18. 前記ロードバランス回路は、その消費電力が制御可能に構成され、
    前記試験装置は、
    前記半導体集積回路の状態を検出し、検出した状態に応じた状態検出信号を生成する状態測定回路と、
    前記ロードバランス回路がアクティブのときの前記状態検出信号の値が、非アクティブのときの前記状態検出信号の値と一致するように、前記ロードバランス回路による消費電力を調節する電力制御回路と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項15から17のいずれかに記載の試験装置。
  19. 前記状態測定回路は、
    前記電源電圧を受けて動作する発振器と、
    前記発振器の周波数を測定する周波数カウンタと、
    を含み、測定した周波数に応じた状態検出信号を出力することを特徴とする請求項18に記載の試験装置。
  20. 前記周波数カウンタは、
    前記マルチストローブ検出部により前記マルチストローブ信号の生成停止が検出されてから所定期間の周波数を測定することにより、前記ロードバランス回路がアクティブのときの前記状態検出信号を生成するとともに、
    前記ロードバランス回路が非アクティブである所定期間の周波数を測定することにより、前記ロードバランス回路が非アクティブのときの前記状態検出信号を生成し、
    前記電力制御回路は、前記ロードバランス回路がアクティブ、非アクティブのときの周波数の差分が最小となるように、前記ロードバランス回路による消費電力を調節することを特徴とする請求項19に記載の試験装置。
  21. 前記回路ブロックは、入力されたデータを、前記マルチストローブ信号のエッジでラッチし、ラッチした各データに対して処理を行うことを特徴とする請求項15から20のいずれかに記載の試験装置。
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