JP2003023343A - 遅延信号生成回路 - Google Patents

遅延信号生成回路

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JP2003023343A
JP2003023343A JP2001209644A JP2001209644A JP2003023343A JP 2003023343 A JP2003023343 A JP 2003023343A JP 2001209644 A JP2001209644 A JP 2001209644A JP 2001209644 A JP2001209644 A JP 2001209644A JP 2003023343 A JP2003023343 A JP 2003023343A
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Hiromichi Miura
裕道 三浦
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/26Time-delay networks

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  • Pulse Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遅延素子1に供給される電源電圧が低下した
場合、あるいは、動作温度が上昇した場合、遅延素子1
を構成するインバータ2のスイッチング時間が増大し
て、各遅延素子1の遅延時間が長くなる。そのため、電
源電圧や動作温度が変化すると、遅延信号の遅延時間が
変化してしまうなどの課題があった。 【解決手段】 第1の遅延回路に基準信号が入力される
と、所定期間後に基準信号の遅延信号を出力する遅延素
子の段数を検出する検出手段を設け、その検出手段によ
り検出された遅延素子の段数に応じて、第2の遅延回路
を構成する遅延素子の中から任意の遅延素子を選択し、
その遅延素子が出力する入力信号の遅延信号を出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遅延信号を生成
する遅延信号生成回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の遅延信号生成回路を示す構
成図であり、図において、1は入力信号を所定時間保持
してから出力する遅延素子、2は遅延素子1を構成する
インバータ、3は遅延素子1を構成するコンデンサであ
る。
【0003】次に動作について説明する。図8の遅延信
号生成回路は、N個の遅延素子1が直列に接続されてい
るので、各遅延素子1の遅延時間がTであるとすると、
最前段の遅延素子1に入力信号が入力されてから、N×
T時間後に入力信号の遅延信号が最後段の遅延素子1か
ら出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の遅延信号生成回
路は以上のように構成されているので、遅延素子1に供
給される電源電圧が低下した場合、あるいは、動作温度
が上昇した場合、遅延素子1を構成するインバータ2の
スイッチング時間が増大して、各遅延素子1の遅延時間
が長くなる。そのため、電源電圧や動作温度が変化する
と、遅延信号の遅延時間が変化してしまうなどの課題が
あった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、電源電圧や動作温度が変化して
も、遅延時間が一定の遅延信号を生成することができる
遅延信号生成回路を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る遅延信号
生成回路は、第1の遅延回路に基準信号が入力される
と、所定期間後に基準信号の遅延信号を出力する遅延素
子の段数を検出する検出手段を設け、その検出手段によ
り検出された遅延素子の段数に応じて、第2の遅延回路
を構成する遅延素子の中から任意の遅延素子を選択し、
その遅延素子が出力する入力信号の遅延信号を出力する
ようにしたものである。
【0007】この発明に係る遅延信号生成回路は、選択
手段が検出手段により検出された遅延素子の段数と選択
する遅延素子の段数との対応関係を記憶するようにした
ものである。
【0008】この発明に係る遅延信号生成回路は、検出
手段により検出された遅延素子の段数に基づいて選択手
段に記憶されている対応関係を設定変更するようにした
ものである。
【0009】この発明に係る遅延信号生成回路は、検出
手段により検出された遅延素子の段数が基準段数を下回
ると、第2の遅延回路を構成する遅延素子に供給される
クロックの周波数を下げるようにしたものである。
【0010】この発明に係る遅延信号生成回路は、検出
手段により検出された遅延素子の段数が基準段数を下回
ると、電源電圧の低下を知らせる割り込み信号を出力す
るようにしたものである。
【0011】この発明に係る遅延信号生成回路は、検出
手段により検出された遅延素子の段数が基準段数を下回
ると、電源電圧を上げるようにしたものである。
【0012】この発明に係る遅延信号生成回路は、検出
手段により検出された遅延素子の段数に応じて電源電圧
を制御するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による遅
延信号生成回路を示す構成図であり、図において、11
は基準信号である基準クロック(例えば、マイクロコン
ピュータのP1クロック)を所定時間保持してから出力
する遅延素子であり、N個の遅延素子11から第1の遅
延回路が構成されている。12は入力信号であるA信号
を所定時間保持してから出力する遅延素子であり、S個
の遅延素子12から第2の遅延回路が構成されている。
【0014】13は基準クロックが立ち下がると、各遅
延素子11の保持内容をラッチし、リセット信号(リセ
ット信号としては、例えばマイクロコンピュータのP2
クロックを使用するが、P1クロックとP2クロックは
ノー・オーバーラップの2相クロックである)が立ち下
がると、ラッチ内容をクリアするラッチ回路、14はリ
セット信号が立ち上がると、ラッチ回路13のラッチ内
容から保持内容が“H”の遅延素子11の段数を検出
し、その段数に応じた制御信号を出力する判定回路であ
る。なお、ラッチ回路13及び判定回路14から検出手
段が構成されている。15は判定回路14から出力され
た制御信号にしたがって任意の遅延素子12を選択し、
その遅延素子12が出力するA遅延信号を出力するセレ
クタである。なお、判定回路14及びセレクタ15から
選択手段が構成されている。
【0015】次に動作について説明する。ここでは、説
明の便宜上、図2に示すように基準クロックの1サイク
ルが100nsであって、A信号に対して20nsの遅
延時間を有するA遅延信号が必要であるものとする。ま
た、基準クロックが“H”の期間中に保持内容が“H”
になる遅延素子11としては、電源電圧が3Vのとき1
段目〜10段目の遅延素子11であり、電源電圧が2V
のとき1段目〜8段目の遅延素子11であるものとす
る。
【0016】まず、電源電圧3Vで動作しているとき、
基準クロックが立ち上がると、前段の遅延素子11から
順番に保持内容が“L”から“H”に変化する。そし
て、基準クロックが立ち下がると、ラッチ回路13が各
遅延素子11の保持内容をラッチする。なお、この場
合、電源電圧が3Vであるため、1段目〜10段目の遅
延素子11の保持内容が“H”であり、11段目〜N段
目の遅延素子11の保持内容が“L”である。
【0017】判定回路14は、リセット信号が立ち上が
ると、ラッチ回路13のラッチ内容から保持内容が
“H”の遅延素子11の段数を検出し、その段数に応じ
た制御信号をセレクタ15に出力する。なお、ラッチ回
路13のラッチ内容は、リセット信号が立ち下がるとク
リアされる。即ち、判定回路14は、“H”の遅延素子
11の段数と選択する遅延素子12の段数との対応関係
を記憶している。例えば“H”の遅延素子11の段数が
10段であれば、選択する遅延素子12の段数が5段、
“H”の遅延素子11の段数が8段であれば、選択する
遅延素子12の段数が4段のように記憶している。した
がって、この例では、判定回路14は、5段目の遅延素
子12の選択を指示する制御信号をセレクタ15に出力
する。
【0018】セレクタ15は、判定回路14から制御信
号を受けると、その制御信号にしたがって任意の遅延素
子12を選択し、その遅延素子12が出力するA遅延信
号を出力する。この例では、5段目の遅延素子12の選
択を指示する制御信号を受けているので、5段目の遅延
素子12が出力するA遅延信号を出力する。
【0019】次に、電池の消耗などが原因で電源電圧が
2Vまで低下した場合について説明する。まず、電源電
圧2Vで動作しているとき、基準クロックが立ち上がる
と、前段の遅延素子11から順番に保持内容が“L”か
ら“H”に変化する。そして、基準クロックが立ち下が
ると、ラッチ回路13が各遅延素子11の保持内容をラ
ッチする。この場合、電源電圧が2Vであるため、1段
目〜8段目の遅延素子11の保持内容が“H”であり、
9段目〜N段目の遅延素子11の保持内容が“L”であ
る。
【0020】判定回路14は、リセット信号が立ち上が
ると、ラッチ回路13のラッチ内容から保持内容が
“H”の遅延素子11の段数を検出し、その段数に応じ
た制御信号をセレクタ15に出力する。なお、ラッチ回
路13のラッチ内容は、リセット信号が立ち下がるとク
リアされる。この例では、“H”の遅延素子11の段数
が8段であるので、4段目の遅延素子12の選択を指示
する制御信号をセレクタ15に出力する。
【0021】セレクタ15は、判定回路14から制御信
号を受けると、その制御信号にしたがって任意の遅延素
子12を選択し、その遅延素子12が出力するA遅延信
号を出力する。この例では、4段目の遅延素子12の選
択を指示する制御信号を受けているので、4段目の遅延
素子12が出力するA遅延信号を出力する。
【0022】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、ラッチ回路13のラッチ内容から保持内容が
“H”の遅延素子11の段数を検出し、その段数に応じ
た制御信号をセレクタ15に出力するように構成したの
で、電源電圧や動作温度が変化しても、遅延時間が一定
の遅延信号を生成することができる効果を奏する。
【0023】なお、この実施の形態1では、電源電圧が
変化した場合について示したが、動作温度が変化した場
合も、同様に遅延時間が一定の遅延信号を生成すること
ができる。
【0024】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2による遅延信号生成回路を示す構成図であり、図に
おいて、図1と同一符号は同一または相当部分を示すの
で説明を省略する。21は製品テスト時等に外部のテス
タ23から例えば3Vの電源電圧がマイクロコンピュー
タに供給されると、ラッチ回路13のラッチ内容をフラ
ッシュメモリ22に書き込むことにより、そのラッチ内
容を外部のテスタ23に与える一方、外部のテスタ23
が当該マイクロコンピュータに固有の基準段数が反映さ
れたリセットベクタ(判定回路14に記憶する対応関
係)をフラッシュメモリ22に書き込むと、そのリセッ
トベクタを判定回路14に書き込むCPU、22はラッ
チ回路13のラッチ内容やリセットベクタを格納するフ
ラッシュメモリ、23はラッチ回路13のラッチ内容か
らリセットベクタを求めるテスタである。なお、CPU
21、フラッシュメモリ22及びテスタ23から設定変
更手段が構成されている。
【0025】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、判定回路14に記憶されている対応関係の設
定変更については特に言及していないが、製造プロセス
のばらつきにより、マイクロコンピュータに搭載される
遅延素子11,12のスイッチング特性が常に一定であ
るとは限らない。そこで、この実施の形態2では、製造
プロセスのばらつきがあっても、遅延時間が一定の遅延
信号を生成することができるようにするため、製品テス
ト時、あるいは、マイクロコンピュータのリセット時
に、CPU21がラッチ回路13のラッチ内容に基づい
て判定回路14に記憶される対応関係を設定変更するよ
うにする。
【0026】具体的には、外部のテスタ23が製品テス
ト時、あるいは、マイクロコンピュータのリセット時
に、通常動作時の電源電圧(例えば、3Vの電源電圧)
をマイクロコンピュータに供給する。これにより、CP
U21が、基準クロック立ち下がり時のラッチ回路13
のラッチ内容を読み出して、そのラッチ内容をフラッシ
ュメモリ22に書き込むことにより、そのラッチ内容を
外部のテスタ23に与える。
【0027】外部のテスタ23は、フラッシュメモリ2
2からラッチ回路13のラッチ内容を読み出すととも
に、各遅延素子12から出力されるA遅延信号の遅延時
間を計測し、その計測結果とラッチ内容からリセットベ
クタ(判定回路14に記憶する対応関係)を求め、その
リセットベクタをフラッシュメモリ22に格納する。そ
して、CPU21は、フラッシュメモリ22からリセッ
トベクタを読み出して、そのリセットベクタを判定回路
14に書き込む処理を実行する。
【0028】実施の形態3.上記実施の形態2では、外
部のテスタ23がリセットベクタを求めて、CPU21
がリセットベクタを判定回路14に書き込むものについ
て示したが、図4に示すように、外部端子24からトリ
ガー信号を受けると、CPU21及びテスタ23と同様
の機能を有するシーケンサ(設定変更手段)25がリセ
ットベクタを求めて、そのリセットベクタを判定回路1
4に書き込むようにしてもよい。これにより、マイクロ
コンピュータがフラッシュメモリ22を内蔵していなく
ても、リセットベクタを判定回路14に書き込むことが
できる。
【0029】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4による遅延信号生成回路を示す構成図であり、図に
おいて、図1と同一符号は同一または相当部分を示すの
で説明を省略する。31は判定回路14と同様の機能を
有するとともに、“H”の遅延素子11の段数が基準段
数を下回ると、その旨を示す制御信号を出力する判定回
路(検出手段、選択手段)、32は判定回路31から制
御信号を受けると、各遅延素子12に供給されるクロッ
クの周波数の下げを指示する書き込み信号を出力すると
ともに、電源電圧の低下を知らせる割り込み信号を出力
するシーケンサ(周波数制御手段、通知手段)、33は
シーケンサ32から書き込み信号を受けると、そのクロ
ックの周波数の下げを実現する動作クロック制御レジス
タ、34はシーケンサ32から割り込み信号を受ける
と、電源電圧の低下警報やRAM内容の退避指定等を発
する割り込み制御ブロックである。なお、図5では遅延
素子12やセレクタ15が省略されている。
【0030】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、遅延時間が一定の遅延信号を生成するものに
ついて示したが、“H”の遅延素子11の段数が基準段
数を下回ると、各遅延素子12に供給されるクロックの
周波数を下げるようにしてもよい。
【0031】具体的には、電池の消耗などが原因で電源
電圧が許容電圧より下がると、各遅延素子12の動作が
保証されなくなるので、電源電圧が低下して“H”の遅
延素子11の段数が基準段数を下回ると、判定回路31
がその旨を示す制御信号をシーケンサ32に出力する。
【0032】シーケンサ32は、判定回路31から制御
信号を受けると、各遅延素子12に供給されるクロック
の周波数の下げを指示する書き込み信号を動作クロック
制御レジスタ33に出力することにより、そのクロック
の周波数の下げを実現し、低電圧マージンを確保するよ
うにする。また、シーケンサ32は、判定回路31から
制御信号を受けると、電源電圧の低下を知らせる割り込
み信号を割り込み制御ブロック34に出力することによ
り、電源電圧の低下警報やRAM内容の退避指定等を行
えるようにする。
【0033】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5による遅延信号生成回路を示す構成図であり、図に
おいて、図5と同一符号は同一または相当部分を示すの
で説明を省略する。35は判定回路31から制御信号を
受けると、昇圧回路36がポンピング動作を行うための
クロックOSCを生成するリングオシュレータ、36は
リングオシュレータ35からクロックOSCを受ける
と、ポンピング動作を実施して電源電圧を上げる昇圧回
路である。なお、リングオシュレータ35及び昇圧回路
36から昇圧手段が構成されている。図6では遅延素子
12やセレクタ15が省略されている。
【0034】次に動作について説明する。上記実施の形
態1では、遅延時間が一定の遅延信号を生成するものに
ついて示したが、“H”の遅延素子11の段数が基準段
数を下回ると、電源電圧を上げるようにしてもよい。
【0035】具体的には、例えば、電源電圧が低下して
3V以下になることにより、“H”の遅延素子11の段
数が基準段数を下回ると、判定回路31がその旨を示す
制御信号をリングオシュレータ35に出力する。
【0036】リングオシュレータ35は、判定回路31
から制御信号を受けると、昇圧回路36がポンピング動
作を行うためのクロックOSCを生成し、そのクロック
OSCを昇圧回路36に供給する。昇圧回路36は、リ
ングオシュレータ35からクロックOSCを受けている
期間中、ポンピング動作を実施して電源電圧を上げる処
理を実行し、クロックOSCの供給が停止されると、ポ
ンピング動作を停止する。
【0037】このようにして、電源電圧が上げられる
と、昇圧電源利用回路により昇圧電源が消費され、徐々
に電源電圧が低下する。そして、電源電圧が再び3V以
下になると、同様にして、リングオシュレータ35がク
ロックOSCを生成する。
【0038】実施の形態6.図7はこの発明の実施の形
態6による遅延信号生成回路を示す構成図であり、図に
おいて、図5と同一符号は同一または相当部分を示すの
で説明を省略する。37は相互に異なる複数のリファレ
ンス電圧を生成するリファレンス生成回路、38は判定
回路31から“H”の遅延素子11の段数を示す制御信
号を受けると、その制御信号にしたがって任意のリファ
レンス電圧を選択するセレクタ、39はセレクタ38に
より選択されたリファレンス電圧と電源電圧を比較し、
その比較結果に応じて電源電圧を制御するVDCであ
る。なお、リファレンス生成回路37、セレクタ38及
びVDC39から電圧制御手段が構成されている。図7
では遅延素子12やセレクタ15が省略されている。
【0039】次に動作について説明する。上記実施の形
態5では、“H”の遅延素子11の段数が基準段数を下
回ると、電源電圧を上げるものについて示したが、
“H”の遅延素子11の段数に応じて任意のリファレン
ス電圧を選択し、そのリファレンス電圧に基づいて電源
電圧を制御するようにしてもよい。
【0040】具体的には、リファレンス生成回路37が
例えば2Vのリファレンス電圧と、1.5Vのリファレ
ンス電圧と、1Vのリファレンス電圧とを出力している
とき、“H”の遅延素子11の段数が例えば8段であれ
ば、セレクタ38が2Vのリファレンス電圧を選択し、
10段であれば1.5Vのリファレンス電圧を選択し、
12段であれば1Vのリファレンス電圧を選択するよう
に動作する。
【0041】そして、VDC39は、セレクタ38が例
えば2Vのリファレンス電圧を選択すると、電源電圧が
3.5Vになるように制御し、1.5Vのリファレンス
電圧を選択すると、電源電圧が3Vになるように制御
し、1Vのリファレンス電圧を選択すると、電源電圧が
2.5Vになるように制御する。これにより、動作温度
が変化しても、電源電圧を一定に保つことができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第1
の遅延回路に基準信号が入力されると、所定期間後に基
準信号の遅延信号を出力する遅延素子の段数を検出する
検出手段を設け、その検出手段により検出された遅延素
子の段数に応じて、第2の遅延回路を構成する遅延素子
の中から任意の遅延素子を選択し、その遅延素子が出力
する入力信号の遅延信号を出力するように構成したの
で、電源電圧や動作温度が変化しても、遅延時間が一定
の遅延信号を生成することができる効果がある。
【0043】この発明によれば、選択手段が検出手段に
より検出された遅延素子の段数と選択する遅延素子の段
数との対応関係を記憶するように構成したので、構成の
複雑化を招くことなく、遅延時間が一定の遅延信号を得
ることができる効果がある。
【0044】この発明によれば、検出手段により検出さ
れた遅延素子の段数に基づいて選択手段に記憶されてい
る対応関係を設定変更するように構成したので、製造プ
ロセスのばらつきがあっても、遅延時間が一定の遅延信
号を生成することができる効果がある。
【0045】この発明によれば、検出手段により検出さ
れた遅延素子の段数が基準段数を下回ると、第2の遅延
回路を構成する遅延素子に供給されるクロックの周波数
を下げるように構成したので、低電圧マージンを確保す
ることができる効果がある。
【0046】この発明によれば、検出手段により検出さ
れた遅延素子の段数が基準段数を下回ると、電源電圧の
低下を知らせる割り込み信号を出力するように構成した
ので、電源電圧の低下警報やRAM内容の退避指定等を
行えるようになる効果がある。
【0047】この発明によれば、検出手段により検出さ
れた遅延素子の段数が基準段数を下回ると、電源電圧を
上げるように構成したので、電源電圧を一定に保つこと
ができる効果がある。
【0048】この発明によれば、検出手段により検出さ
れた遅延素子の段数に応じて電源電圧を制御するように
構成したので、電源電圧を一定に保つことができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による遅延信号生成
回路を示す構成図である。
【図2】 各種信号の論理を示す説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による遅延信号生成
回路を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による遅延信号生成
回路を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による遅延信号生成
回路を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態5による遅延信号生成
回路を示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態6による遅延信号生成
回路を示す構成図である。
【図8】 従来の遅延信号生成回路を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
11 遅延素子(第1の遅延回路)、12 遅延素子
(第2の遅延回路)、13 ラッチ回路(検出手段)、
14 判定回路(検出手段、選択手段)、15セレクタ
(選択手段)、21 CPU(設定変更手段)、22
フラッシュメモリ(設定変更手段)、23 テスタ(設
定変更手段)、24 外部端子、25シーケンサ(設定
変更手段)、31 判定回路(検出手段、選択手段)、
32シーケンサ(周波数制御手段、通知手段)、33
動作クロック制御レジスタ、34 割り込み制御ブロッ
ク、35 リングオシュレータ(昇圧手段)、36昇圧
回路(昇圧手段)、37 リファレンス生成回路(電圧
制御手段)、38セレクタ(電圧制御手段)、39 V
DC(電圧制御手段)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の遅延素子が直列に接続された第1
    の遅延回路と、複数の遅延素子が直列に接続され、入力
    信号を遅延して出力する第2の遅延回路と、上記第1の
    遅延回路に基準信号が入力されると、所定期間後に当該
    基準信号の遅延信号を出力する遅延素子の段数を検出す
    る検出手段と、上記検出手段により検出された遅延素子
    の段数に応じて、上記第2の遅延回路を構成する遅延素
    子の中から任意の遅延素子を選択し、その遅延素子が出
    力する入力信号の遅延信号を出力する選択手段とを備え
    た遅延信号生成回路。
  2. 【請求項2】 選択手段は、検出手段により検出された
    遅延素子の段数と選択する遅延素子の段数との対応関係
    を記憶することを特徴とする請求項1記載の遅延信号生
    成回路。
  3. 【請求項3】 検出手段により検出された遅延素子の段
    数に基づいて選択手段に記憶されている対応関係を設定
    変更する設定変更手段を設けたことを特徴とする請求項
    2記載の遅延信号生成回路。
  4. 【請求項4】 検出手段により検出された遅延素子の段
    数が基準段数を下回ると、第2の遅延回路を構成する遅
    延素子に供給されるクロックの周波数を下げる周波数制
    御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の遅延信
    号生成回路。
  5. 【請求項5】 検出手段により検出された遅延素子の段
    数が基準段数を下回ると、電源電圧の低下を知らせる割
    り込み信号を出力する通知手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の遅延信号生成回路。
  6. 【請求項6】 検出手段により検出された遅延素子の段
    数が基準段数を下回ると、電源電圧を上げる昇圧手段を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の遅延信号生成回
    路。
  7. 【請求項7】 検出手段により検出された遅延素子の段
    数に応じて電源電圧を制御する電圧制御手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の遅延信号生成回路。
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