JP2000055742A - 温度検出回路、温度検出回路の校正方法、及び、半導体記憶装置 - Google Patents

温度検出回路、温度検出回路の校正方法、及び、半導体記憶装置

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JP2000055742A
JP2000055742A JP10223341A JP22334198A JP2000055742A JP 2000055742 A JP2000055742 A JP 2000055742A JP 10223341 A JP10223341 A JP 10223341A JP 22334198 A JP22334198 A JP 22334198A JP 2000055742 A JP2000055742 A JP 2000055742A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造時のばらつきを校正して動作温度に従って
リフレッシュ周期を最適化し、消費電力の低減を図るこ
とができることができる温度検出回路を提供すること。 【解決手段】発振周期の温度依存性が互いに異なり第
1,第2発振回路31,32からそれぞれ出力される第
1,第2パルス信号CK1,CK2を第1,第2カウン
タ33,34にてカウントし、第2カウンタ34のカウ
ント値に基づいて、第2発振回路32の一定回数発振周
期内における第1カウンタ33のカウント値をラッチす
るラッチ回路35と、予め所定の動作温度においてラッ
チ回路35にラッチされるデータが基準データDRとし
て書き込まれたROM38と、ラッチ回路35にその時
にラッチされたデータを比較データとDAし、その比較
データDAとROM38の基準データDRの差を演算す
る減算回路36と、減算回路36の演算結果をデコーダ
39にて温度検出信号K1に変換し出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置の動
作温度を検出し、その検出温度に応じてリフレッシュ周
期を変更するための温度検出回路、温度検出回路の校正
方法に関するものである。
【0002】近年、パソコン等の携帯機器の記憶容量の
増加に対応するために、容量の大きなダイナミックラン
ダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic Random Access Mem
ory)が用いられるようになってきている。そのDRA
Mは、携帯機器のバッテリから供給される電源により記
憶内容を保持している。一方、DRAMは、その動作温
度に応じたメモリセルの電荷保持特性を持つ。このた
め、電荷保持特性に応じてメモリセルのリフレッシュ周
期を変更することにより、そのリフレッシュ動作におけ
る消費電流の低減が要求されている。
【0003】
【従来の技術】一般に、DRAMにおけるメモリセルの
電荷保持特性(データ保持特性)は、温度依存性が大き
く、チップの温度が低いほどデータの保持時間が長く保
存特性が良いことが知られている。そのチップの温度
は、DRAMの動作状態に応じて変化する。チップの温
度は、DRAMが通常の動作中は高温であり、データリ
テンション中は低温である。従って、チップ温度を検出
し、その温度に応じてリフレッシュ周期を変更すること
によって、データリテンション中のリフレッシュ動作に
おける消費電流の低減を図ることができる。
【0004】このような動作は、チップの温度による素
子特性の変化をとらえ、その特性に基づいてリフレッシ
ュ周期を変更することにより実現される。リフレッシュ
周期を変更する方法には、オシレータ周期の分周回数を
変更するディジタル方式と、オシレータの動作周期をア
ナログ的に制御するアナログ方式がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、温度検出及
びその周辺回路を構成する素子は、製造時に生じる抵抗
値のバラツキを含む。このバラツキによる素子の温度特
性の変化は、リフレッシュ周期と温度に対する最適な周
期との間にずれを生じさせ、DRAMの消費電力を増加
させる。
【0006】そのため、ウェハの一時試験においてセル
の冗長と同様にフューズによりばらつきを校正する方法
がある。この方法は、以下のように行われる。 (1) リフレッシュ周期や素子の抵抗値等の特性を測定す
る。
【0007】(2) 測定結果に基づいてフューズをプログ
ラム(切断)する。 (3) フューズプログラムが確実に行えたかを確認する。 上記の方法では、一時試験によりフューズを切断するフ
ューズプログラム後の周期が確実に所望の周期であるこ
とが要求される。即ち、校正方法として素子の抵抗値を
トリミングにより変更し、リフレッシュの周期を合わせ
る方法がある。しかし、この方法では、フューズプログ
ラム後にノイズや寄生抵抗等の影響によりリフレッシュ
の周期がずれる場合があり、確実に所望のリフレッシュ
周期に合わせることは非常に困難である。このように、
フューズプログラムによって素子の動作条件(抵抗値,
電圧,電流等)を変える方法は、変更後の状態がずれる
場合があり、望ましくない。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は製造時のばらつきを校正
して動作温度に従ってリフレッシュ周期を最適化し、消
費電力の低減を図ることができることができる温度検出
回路、温度検出回路の校正方法、及びその温度検出回路
を備えた半導体記憶装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、半導体装置に備えられ、
該半導体装置の動作温度に応じた温度検出信号を出力す
る温度検出回路であって、発振周期の温度依存性が互い
に異なり、該発振周期に応じた第1,第2パルス信号を
それぞれ出力する第1,第2発振回路と、前記第2発振
回路の一定回数発振周期内における前記第1パルス信号
のパルス数をカウントするカウンタと、予め所定の動作
温度における前記カウンタのカウント値に基づく基準デ
ータが書き込まれたROMと、前記カウンタのカウント
値に基づく比較データと前記ROMの基準データの差を
演算する演算回路と、前記演算回路の演算結果を前記温
度検出信号に変換するデコーダとを備えた。
【0010】請求項2に記載の発明は、半導体装置に備
えられ、該半導体装置の動作温度に応じた温度検出信号
を出力する温度検出回路であって、発振周期の温度依存
性が互いに異なり、該発振周期に応じた第1,第2パル
ス信号をそれぞれ出力する第1,第2発振回路と、前記
第1発振回路から出力される第1パルス信号のパルス数
をカウントする第1カウンタと、前記第2発振回路から
出力される第2パルス信号のパルス数をカウントする第
2カウンタと、前記第2カウンタのカウント値に基づい
て、前記第2発振回路の一定回数発振周期内における前
記第1カウンタのカウント値をラッチするラッチ回路
と、予め所定の動作温度において前記ラッチ回路にラッ
チされるデータが基準データとして書き込まれたROM
と、前記ラッチ回路にその時にラッチされたデータを比
較データとし、該比較データと前記ROMの基準データ
の差を演算する演算回路と、前記演算回路の演算結果を
前記温度検出信号に変換するデコーダとを備えた。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の温度検出回路において、前記第2カウンタは、前記第
2発振回路の一定回数発振周期に対応するデータを記憶
するためのROMを含み、該ROMに記憶されたデータ
をカウント動作の初期値とし、その初期値から前記第2
パルス信号のパルス数をカウントするようにした。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のうちの何れか1項に記載の温度検出回路において、前
記第2発振回路は、前記第1発振回路に比べて温度依存
性が大きい特性を有し、該第2発振回路から出力される
周波数の温度依存性が大きな前記第2パルス信号を基準
とし、前記第1発振回路から出力される周波数の温度依
存性が小さな前記第1パルス信号のパルス数に基づいて
半導体装置の動作温度に応じた温度検出信号を出力する
ようにした。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項2又は3
に記載の温度検出回路において、前記第1カウンタのカ
ウント値を半導体装置の外部に出力するための出力回路
を備えた。
【0014】請求項6に記載の発明は、発振周期の温度
依存性が互いに異なり、該発振周期に応じた第1,第2
パルス信号をそれぞれ出力する第1,第2発振回路と、
前記第1発振回路から出力される第1パルス信号のパル
ス数をカウントする第1カウンタと、前記第2発振回路
から出力される第2パルス信号のパルス数をカウントす
る第2カウンタと、前記第2カウンタのカウント値に基
づいて、前記第2発振回路の一定回数発振周期内におけ
る前記第1カウンタのカウント値をラッチするラッチ回
路と、予め所定の動作温度において前記ラッチ回路にラ
ッチされるデータが基準データとして書き込まれたRO
Mと、前記ラッチ回路にその時にラッチされたデータを
比較データとし、該比較データと前記ROMの基準デー
タの差を演算する演算回路と、前記演算回路の演算結果
を前記温度検出信号に変換するデコーダとを備えた温度
検出回路から出力される温度検出信号を半導体装置の動
作温度に応じて校正する校正方法であって、前記温度検
出回路を搭載した半導体装置の一次試験において前記半
導体装置の温度を所定温度に保ち、前記第1カウンタの
カウント値をテスタにて読み出し、その読み出し結果に
基づいて、所定温度における前記カウント値を基準デー
タとして前記ROMに書き込んで前記温度検出信号の基
準点を校正するようにした。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の温度検出回路の校正方法において、前記半導体装置の
温度を可変し、前記所定温度における前記カウント値と
可変した温度における前記カウント値とに基づいて前記
温度検出信号の単位温度あたりの変化量を演算し、その
演算結果に基づく値を前記第2カウンタの初期値として
書き込んで前記温度検出信号の温度依存性を校正するよ
うにした。
【0016】請求項8に記載の発明は、定期的に記憶し
たセル情報のリフレッシュが必要なセルを含む半導体記
憶装置において、前記半導体記憶装置の動作温度に応じ
た温度検出信号を出力する温度検出回路を備え、その温
度検出回路は、発振周期の温度依存性が互いに異なり、
該発振周期に応じた第1,第2パルス信号をそれぞれ出
力する第1,第2発振回路と、前記第1発振回路から出
力される第1パルス信号のパルス数をカウントする第1
カウンタと、前記第2発振回路から出力される第2パル
ス信号のパルス数をカウントする第2カウンタと、前記
第2カウンタのカウント値に基づいて、前記第2発振回
路の一定回数発振周期内における前記第1カウンタのカ
ウント値をラッチするラッチ回路と、予め所定の動作温
度において前記ラッチ回路にラッチされるデータが基準
データとして書き込まれたROMと、前記ラッチ回路に
その時にラッチされたデータを比較データとし、該比較
データと前記ROMの基準データの差を演算する演算回
路と、前記演算回路の演算結果を前記温度検出信号に変
換するデコーダとを備え、前記温度検出回路から出力さ
れる温度検出信号に基づく周期にて前記セルをリフレッ
シュするようにした。
【0017】(作用)従って、請求項1に記載の発明に
よれば、発振周期の温度依存性が互いに異なり、その発
振周期に応じた第1,第2パルス信号をそれぞれ出力す
る第1,第2発振回路と、第2発振回路の一定回数発振
周期内における第1パルス信号のパルス数をカウントす
るカウンタと、予め所定の動作温度におけるカウンタの
カウント値に基づく基準データが書き込まれたROM
と、カウンタのカウント値に基づく比較データとROM
の基準データの差を演算する演算回路と、演算回路の演
算結果を温度検出信号に変換するデコーダとが備えら
れ、半導体装置の動作温度に応じた精度の良い温度検出
信号が出力される。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、発振周期
の温度依存性が互いに異なり、その発振周期に応じた第
1,第2パルス信号をそれぞれ出力する第1,第2発振
回路と、第1,第2発振回路からそれぞれ出力される第
1,第2パルス信号のパルス数をカウントする第1,第
2カウンタと、第2カウンタのカウント値に基づいて、
第2発振回路の一定回数発振周期内における第1カウン
タのカウント値をラッチするラッチ回路と、予め所定の
動作温度においてラッチ回路にラッチされるデータが基
準データとして書き込まれたROMと、ラッチ回路にそ
の時にラッチされたデータを比較データとし、その比較
データとROMの基準データの差を演算する演算回路
と、演算回路の演算結果を温度検出信号に変換するデコ
ーダとが備えられ、半導体装置の動作温度に応じた精度
の良い温度検出信号が出力される。
【0019】請求項3に記載の発明によれば、第2カウ
ンタは、第2発振回路の一定回数発振周期に対応するデ
ータを記憶するためのROMを含み、そのROMに記憶
されたデータをカウント動作の初期値とし、その初期値
から第2パルス信号のパルス数をカウントするようにし
たため、初期値と同じ動作温度において正確な温度検出
信号が出力される。
【0020】請求項4に記載の発明によれば、第2発振
回路は、第1発振回路に比べて温度依存性が大きい特性
を有し、その第2発振回路から出力される周波数の温度
依存性が大きな第2パルス信号を基準とし、第1発振回
路から出力される周波数の温度依存性が小さな第1パル
ス信号のパルス数に基づいて半導体装置の動作温度に応
じた温度検出信号が出力される。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、第1カウ
ンタのカウント値を半導体装置の外部に出力するための
出力回路を備えることにより、その出力回路を介してカ
ウント値を読み出すことができ、容易に温度検出信号を
校正することができる。
【0022】請求項6に記載の発明によれば、温度検出
回路を搭載した半導体装置の一次試験において半導体装
置の温度を所定温度に保ち、第1カウンタのカウント値
をテスタにて読み出し、その読み出し結果に基づいて、
所定温度におけるカウント値を基準データとしてROM
に書き込んで温度検出信号の基準点が正確に校正され
る。
【0023】請求項7に記載の発明によれば、半導体装
置の温度を可変し、所定温度におけるカウント値と可変
した温度におけるカウント値とに基づいて温度検出信号
の単位温度あたりの変化量が演算され、その演算結果に
基づく値を第2カウンタの初期値として書き込んで温度
検出信号の温度依存性が容易に校正される。
【0024】請求項8に記載の発明によれば、温度検出
回路から出力される温度検出信号に基づいて、動作温度
に対応する周期にてセルをリフレッシュすることによ
り、そのリフレッシュにかかる消費電力が低減される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図19に従って説明する。図1は、半導
体記憶装置としてのダイナミックRAM(DRAM)1
1のブロック回路図を示す。
【0026】DRAM11は、クロックバッファ12、
コマンドデコーダ13、アドレスバッファ14、I/O
データバッファ(以下、単にI/Oバッファという)1
5、制御信号ラッチ16、モードレジスタ17、コラム
アドレスカウンタ18、DRAMコア19、リフレッシ
ュカウンタ23、リフレッシュタイマ22、リフレッシ
ュコントローラ21を含む。尚、DRAM11の構成
は、適宜変更されてもよい。
【0027】クロックバッファ12には、外部クロック
信号CLK、クロックイネーブル信号CKEが入力され
る。クロックバッファ12は、外部クロック信号CLK
を増幅し、その増幅信号を内部クロック信号CKとして
コマンドデコーダ13,アドレスバッファ14,I/O
データバッファ15に出力する。各回路は、内部クロッ
ク信号CKに基づいて同期動作する。
【0028】クロックバッファ12は、クロックイネー
ブル信号CKEに基づいて制御信号を各回路13〜19
に出力する。各回路13〜19は、制御信号に基づいて
動作状態,非動作状態となる。
【0029】コマンドデコーダ13には、外部から制御
信号が入力される。制御信号は、チップ選択信号XC
S,ロウアドレスストローブ信号XRAS,コラムアド
レスストローブ信号XCAS,ライトイネーブル信号X
WEを含む。
【0030】コマンドデコーダ13は、入力される制御
信号を解析し、その解析結果に基づくDRAM11の動
作モードに応じたモード信号をモードレジスタに出力す
る。また、コマンドデコーダ13は、解析結果に基づく
内部制御信号を制御信号ラッチ16,リフレッシュコン
トローラ21に出力する。
【0031】アドレスバッファ14には、DRAMコア
19の容量に対応するアドレス信号A0 〜A11が入力さ
れる。アドレスバッファ14は、アドレスマルチプレク
ス方式に対応している。即ち、アドレスバッファ14
は、前記内部クロック信号CKに基づいて、アドレス信
号A0 〜A10をローアドレスRA、アドレス信号A11を
バンクアドレスBAとしてDRAMコア19に出力す
る。また、アドレスバッファ14は、内部クロック信号
CKに基づいて、アドレス信号A0 〜A11をコラムアド
レスCAとしてコラムアドレスカウンタ18に出力す
る。更に、アドレスバッファ14は、アドレス信号A0
〜A11を、モードセット信号としてモードレジスタ17
に出力する。
【0032】I/Oバッファ15は、外部とDRAMコ
ア19との間で入出力されるデータ信号DQ0 〜DQ3
を増幅する。即ち、I/Oバッファ15は、外部から入
力されるデータ信号DQ0 〜DQ3 を増幅し、その増幅
信号をDRAMコア19に出力する。また、I/Oバッ
ファ15は、DRAMコア19から出力される信号を増
幅し、その増幅信号をデータ信号DQ0 〜DQ3 として
外部に出力する。
【0033】制御信号ラッチ16は、前記コマンドデコ
ーダから入力される制御信号に基づいて内部信号RA
S,CAS,WEを生成し、それら内部信号RAS,C
AS,WEをDRAMコア19に出力する。
【0034】モードレジスタ17は、前記モードセット
信号に基づいて、動作状態を設定する。動作状態には、
バーストモード等の動作モード、CASレイテンシ,バ
ースト長等の設定状態を含む。モードレジスタ17は、
動作状態に応じた信号をコラムアドレスカウンタ18に
出力する。
【0035】コラムアドレスカウンタ18は、前記コラ
ムアドレスCAとモードレジスタ17から入力される信
号に基づいて、内部コラムアドレスをDRAMコア19
に出力する。DRAMコア19は、その内部コラムアド
レスと、前記内部信号RAS,CAS,WE、前記ロー
及びバンクアドレスBA,RAに基づいて選択したメモ
リセルに対して、データの読み出し/書き込み動作を行
う。
【0036】リフレッシュコントローラ21は、前記内
部制御信号に基づいて、その時の動作状態に対応するレ
ベルを持つセルフリフレッシュ信号SRFを生成する。
詳述すれば、リフレッシュコントローラ21は、内部制
御信号に基づいて、通常動作時にはLレベルのセルフリ
フレッシュ信号SRFを、データリテンション時にはH
レベルのセルフリフレッシュ信号SRFを生成する。そ
して、リフレッシュコントローラ21は、生成したセル
フリフレッシュ信号SRFをリフレッシュタイマ22に
出力する。
【0037】リフレッシュタイマ22は、Hレベルのセ
ルフリフレッシュ信号SRFに基づいて、一定周期のパ
ルス信号であるリフレッシュリクエスト信号(以下、単
にリクエスト信号という)REQをリフレッシュコント
ローラ21に出力する。このリクエスト信号REQは、
その時の動作状態である通常動作に対応する周期を持
つ。
【0038】リフレッシュコントローラ21は、リクエ
スト信号REQに基づいて、制御信号ラッチ16を制御
するとともに、リフレッシュカウンタ23にカウントア
ップ信号を出力する。
【0039】リフレッシュカウンタ23は、カウントア
ップ信号に基づいて、リフレッシュするローアドレスを
カウントアップし、そのカウントアップ後のローアドレ
スをDRAMコア19に出力する。
【0040】DRAMコア19は、リフレッシュカウン
タ23から入力されるローアドレスのメモリセルに記憶
されたデータをリフレッシュする。このようにして、D
RAM11は、通常動作時に、一定周期でDRAMコア
19のメモリセルを順次リフレッシュする。
【0041】リフレッシュタイマ22は、Hレベルのセ
ルフリフレッシュ信号SRFに基づいてDRAM11の
チップ温度を検出する。リフレッシュタイマ22は、検
出した温度に対応する周期を持つリフレッシュリクエス
ト信号REQを生成する。そして、リフレッシュタイマ
22は、生成したリクエスト信号REQをリフレッシュ
コントローラ21に出力する。
【0042】リフレッシュコントローラ21は、上記と
同様に、リクエスト信号に基づいてリフレッシュカウン
タ23にカウントアップ信号を出力する。リフレッシュ
カウンタ23は、そのカウントアップ信号に基づいてロ
ーアドレスをカウントアップする。このようにして、D
RAM11は、データリテンション時にチップの温度に
対応する周期でDRAMコア19のメモリセルを順次リ
フレッシュする。
【0043】次に、データリテンション時におけるリフ
レッシュ動作にかかるリフレッシュタイマ22の構成を
詳述する。図2は、リフレッシュタイマ22のブロック
回路図を示す。
【0044】リフレッシュタイマ22は、温度検出回路
25とタイマ回路26を含む。温度検出回路25には、
セルフリフレッシュ信号SRFが入力される。温度検出
回路25は、セルフリフレッシュ信号SRFに基づい
て、チップの温度検出動作を行う。そして、温度検出回
路25は、検出した温度に応じた検出信号K1をタイマ
回路26に出力する。
【0045】タイマ回路26は、入力される検出信号K
1に基づく周期を持つリフレッシュリクエスト信号RE
Qを出力する。その検出信号K1は、その時のチップの
温度に対応している。従って、タイマ回路26は、その
時のチップ温度に対応する周期を持つリフレッシュリク
エスト信号REQを出力する。
【0046】次に、温度検出回路25とタイマ回路26
の構成を詳述する。先ず、温度検出回路25について詳
述する。図3は、温度検出回路25のブロック回路図を
示す。温度検出回路25は、第1,第2発振回路31,
32、第1,第2カウンタ33,34、ラッチ回路3
5、減算回路36、出力回路37、ROM38、デコー
ダ39、制御回路40を含む。
【0047】制御回路40は、前記セルフリフレッシュ
信号SRFに基づいて、第1,第2イネーブル信号EN
1,EN2を出力する。第1,第2発振回路31,32
は、第1イネーブル信号EN1に応答して発振動作し、
矩形波の第1,第2パルス信号CK1,CK2を第1,
第2カウンタ33,34にそれぞれ出力する。デコーダ
39は、第2イネーブル信号EN2に基づいて活性化
し、減算回路36から出力されるデータDSを温度検出
信号K1に変換し、その検出信号K1を出力する機能を
持つ。
【0048】第1,第2発振回路31,32は、異なる
温度依存性を有する。詳述すれば、第1発振回路31
は、動作温度に対する第1パルス信号CK1の周期の温
度依存性が大きい特性を有する。即ち、第1発振回路3
1は、動作温度に対応する周期を持つ第1パルス信号C
K1を出力する。第2発振回路32は、動作温度に対す
る第2パルス信号CK2の周期の温度依存性が小さい特
性を有する。即ち、第2発振回路32は、動作温度に対
してほぼ一定の周期を持つ第2パルス信号CK2を出力
する。
【0049】第1カウンタ33は、第1パルス信号CK
1のパルスが入力される毎にカウント値をカウントアッ
プし、そのカウント値anを制御回路40に出力する。
第2カウンタ34は、第2パルス信号CK2のパルスを
カウントし、そのカウント値wnをラッチ回路35に出
力する。
【0050】制御回路40は、第1カウンタ33のカウ
ント値が所定値と一致すると、第1,第2ストップ信号
ST1,ST2を出力する。第1,第2カウンタ33,
34は、それぞれ第1,第2ストップ信号ST1,ST
2に応答してカウント動作を停止する。
【0051】制御回路40は、第2ストップ信号ST2
をラッチ回路35に出力する。ラッチ回路35は、スト
ップ信号ST2に応答して前記第2カウント値wnをラ
ッチし、そのラッチデータをDAとして出力回路37と
減算回路36に出力する。出力回路37は、ラッチ回路
35から入力されるラッチデータを増幅し、その増幅信
号を出力する。
【0052】この時、ラッチ回路35がラッチする第2
カウント値wnは、その時の動作温度に対応した値であ
る。即ち、第1パルス信号CK1の周期は、その時の動
作温度に応じて変化する。従って、第1パルス信号のカ
ウント値は、その時の動作温度に対応する。
【0053】減算回路36には、ROM38が接続され
ている。そのROM38には、所定の温度においてラッ
チ回路35にラッチされたデータが基準データDRとし
て予め格納されている。この基準温度データは、後述す
る一次試験において所定の温度におけるラッチデータが
取得され、ROM38に格納される。
【0054】減算回路36は、ラッチ回路35から出力
されるDAから基準データDRを減算し、その減算結果
であるデータDSをデコーダ39に出力する。基準デー
タDRは、一次試験における所定温度にて測定された温
度データであり、DAは、その時々の温度を測定した温
度データである。従って、減算回路36は、基準の温度
に対する現在の温度の差に対応するデータDSを出力す
る。デコーダ39は、減算回路36の減算結果に基づく
信号(データDS)を検出信号K1に変換し、その検出
信号K1を出力する。
【0055】上記のように構成された温度検出回路25
に対する基準点及び温度依存性の校正方法を説明する。
基準点及び温度依存性の校正には、メモリテスタ41及
びレーザカッタ42を用いる。チップの温度を所定値に
管理する一次試験において、メモリテスタ41は、図1
のDRAMコア19のセルに対する読み出し/書き込み
試験を行う。そのメモリテスタ41は、出力回路37を
介してラッチ回路35にラッチされたデータを読み出
し、そのデータDAをレーザカッタ42に出力する。レ
ーザカッタ42は、ROM38のフューズをデータDA
に対応して切断することにより、その基準データDRを
ROM38に書き込む。尚、メモリテスタ41に代え
て、ロジックのためのテスタを用いても良い。
【0056】通常動作において、ROM38に書き込ま
れた基準データDRは、減算回路36にて読み出され、
ラッチ回路35から出力されるDAと比較される。この
時、チップの温度が一次試験における所定値と一致する
場合、基準データDRとDAは、同一値である。従っ
て、減算回路36はゼロのデータDSを出力する。この
ようにして、温度検出回路25に対する基準点校正(ゼ
ロ点校正)を行う。
【0057】次に、温度依存性の校正方法を説明する。
この校正では、上記のレーザカッタ42を用いて、第1
カウンタ33のROM33aにカウントを開始する初期
値を書き込む。この初期値は、チップの温度を変更した
場合に、メモリテスタ41にて読み出すデータDAに基
づいて演算される。
【0058】即ち、チップの温度を、上記の基準点を設
定するときの温度から所定値だけ高い(又は低い)値に
する。この時、図3のラッチ回路35にラッチされる値
は、チップの素子バラツキに応じた値となる。従って、
このラッチ回路35にラッチされる値を所定値とするこ
とにより、各チップにおける温度依存性を校正するわけ
である。
【0059】第1カウンタ33は、ROM33aに記憶
された初期値からカウントを開始するため、第2カウン
タ34の値をラッチするトリガとなる信号が出力される
タイミングが初期値に応じて変化する。そして、減算回
路36の出力の単位温度あたりの変化量は、第1カウン
タ33のカウント数に比例する。従って、第1カウンタ
33のカウント数、即ち初期値を変更し、検出信号K1
の温度依存性を校正する。
【0060】上記のように構成及び校正された温度検出
回路25の作用を図4に従って説明する。制御回路40
は、セルフリフレッシュ信号SRFに基づいて、イネー
ブル信号ENを第1,第2発振回路31,32に出力す
る。第1,第2発振回路31,32は、イネーブル信号
ENに応答し、第1,第2パルス信号CK1,CK2を
出力する。そして、制御回路40は、第1発振回路31
の第1パルス信号CK1に基づく第1カウンタ33のカ
ウント値が所定値となるまで待機する。具体的には、制
御回路40は、第1カウンタ33のカウント値のうち、
最上位ビットの立ち下がりを検出するまで待機する。
【0061】最上位ビットが立ち下がる(時刻t1)
と、制御回路40は、次に第2発振回路32から出力さ
れる第2パルス信号CK2の立ち上がりを検出するまで
待機する。そして、第2パルス信号CK2が立ち上がる
(時刻t2)と、制御回路40は、Hレベルのストップ
信号ST2を出力する。第2カウンタ34はストップ信
号ST2よりカウント動作を停止する。
【0062】次に、制御回路40は、第2パルス信号C
K2の立ち下がりを検出すると(時刻t3)、Hレベル
のイネーブル信号EN2を出力してデコーダ39を活性
化させる。活性化したデコーダ39は、ラッチ回路35
から入力されるデータを検出信号K1に変換し、その検
出信号K1を出力する。
【0063】次に、制御回路40は、第2パルス信号C
K2の立ち上がりを検出すると(時刻t4)、Lレベル
のイネーブル信号EN2を出力してデコーダ39を非活
性化させる。この時、温度検出結果は、ラッチ回路35
により保持されている。
【0064】次に、制御回路40は、第2パルス信号C
K2の立ち下がりを検出すると(時刻t5)、所定のパ
ルス幅のリセット信号RST1を第2カウンタ34に出
力する。第2カウンタ34は、リセット信号RST1に
基づいてカウント値をリセットする。
【0065】そして、制御回路40は、Lレベルのスト
ップ信号ST2を第2カウンタ34に出力する。第2カ
ウンタ34は、そのストップ信号ST2に応答して、カ
ウント動作を開始する。
【0066】温度検出回路25は、上記のような動作を
繰り返し実行し、動作温度(チップ温度)に対応する温
度検出信号K1を出力する。次に、タイマ回路26の構
成を説明する。
【0067】図5は、タイマ回路26のブロック回路図
を示す。タイマ回路26は、発振回路43、カウンタ4
4、ROM45、分周器46を含む。発振回路43は、
上記温度検出回路25を構成する第2発振回路32と同
等の特性を有する。即ち、発振回路43は、動作温度に
対するパルス信号CK3の周期の温度依存性が小さい特
性を有する。従って、発振回路43は、動作温度に対し
てほぼ一定の周期を持つパルス信号CK3をカウンタ4
4に出力する。
【0068】カウンタ44には、予め初期値が格納され
たROM45が接続されている。カウンタ44は、リセ
ット動作(電源投入時,カウントアップ時における動
作)において、ROM45から初期値を読み出し、その
初期値をカウント値に設定する。カウンタ44は、パル
ス信号CK3のパルスが入力される毎にカウント値をカ
ウントアップする。カウンタ44は、カウント値が所定
値になると、所定のパルス幅を持つパルス信号CK4を
分周器46に出力する。このパルス信号CK4の周期
は、初期値に対応している。ROM45には、プロセス
バラツキに応じた値が図3のレーザカッタ42にて初期
値として書き込まれる。これにより、カウンタ44は、
温度変化及びプロセスバラツキによらず、ほぼ一定の周
期を持つパルス信号CK4を分周器46に出力する。
【0069】分周器46には、温度検出回路25から出
力される検出信号K1が入力される。分周器46は、検
出信号K1に基づいてパルス信号CK4を分周する分周
比を設定し、その分周比により前記パルス信号CK4を
分周した分周信号をリフレッシュリクエスト信号REQ
として出力する。
【0070】このようにして、タイマ回路26は、検出
信号K1に基づいて、DRAM11の動作温度(チップ
温度)に対応する周期を持つリフレッシュリクエスト信
号REQを出力する。
【0071】次に、温度検出回路25の各回路31〜4
0の構成を図6〜図19に従って詳述する。先ず、第
1,第2発振回路31,32の構成を説明する。
【0072】図6は、第1発振回路31の回路図を示
す。第1発振回路31は、周波数設定部51、リングオ
シレータ部52、波形整形部53を含む。周波数設定部
51は、抵抗素子Rn、PチャネルMOSトランジスタ
TP1〜TP5、NチャネルMOSトランジスタTN1
〜TN5、インバータ回路54を含む。抵抗素子Rn
は、nウェルよりなる抵抗素子であり、抵抗値が温度依
存性の高い特性を持つ。この抵抗素子Rnの第1端子に
は、第1,第2PMOSトランジスタTP1,TP2を
介して高電位電源Vccが供給され、抵抗素子Rnの第2
端子は第1,第2NMOSトランジスタTN1,TN2
を介して低電位電源VSSに接続されている。
【0073】第1PMOSトランジスタTP1のゲート
は、第3PMOSトランジスタTP3のドレインに接続
されている。第3PMOSトランジスタTP3のソース
には高電位電源Vccが供給され、ゲートにはイネーブル
信号ENが供給される。第1PMOSトランジスタTP
1のゲートは、第4PMOSトランジスタTP4のソー
スに接続され、その第4PMOSトランジスタTP4の
ドレインは、第1,第2PMOSトランジスタTP1,
TP2間のノードN1に接続されている。そのノードN
1は、第3NMOSトランジスタTN3のドレインに接
続され、第3NMOSトランジスタTN3のソースには
低電位電源VSSが供給される。第2,第4PMOSトラ
ンジスタTP4及び第3NMOSトランジスタのゲート
には、イネーブル信号ENがインバータ回路54により
反転された反転信号ENbが供給される。
【0074】第2NMOSトランジスタTN2のゲート
は、第4NMOSトランジスタTN4のソースに接続さ
れ、その第4NMOSトランジスタTN4のドレイン
は、第1,第2NMOSトランジスタTN1,TN2間
のノードN2に接続されている。そのノードN2は、第
5PMOSトランジスタTP5のドレインに接続され
て、第5PMOSトランジスタTP5のソースには高電
位電源Vccが供給される。第1,第4NMOSトランジ
スタTN1,TN4及び第5PMOSトランジスタTP
5のゲートにはイネーブル信号ENが供給される。
【0075】第2NMOSトランジスタTN2のゲート
は、第5NMOSトランジスタTN5のドレインに接続
されている。第5NMOSトランジスタTN5のソース
は低電位電源VSSが供給され、ゲートには反転信号EN
bが供給される。
【0076】このように構成された周波数設定部51に
対して、今、Hレベルのイネーブル信号ENが入力され
る。インバータ回路54は、イネーブル信号ENを反転
したLレベルの反転信号ENbを出力する。これら信号
EN,ENbに基づいて、第1〜第5PMOSトランジ
スタTP1〜TP5は、それぞれオン,オン,オン,オ
フ,オフする。また、第1〜第5NMOSトランジスタ
TN1〜TN5は、それぞれオン,オン,オフ,オン,
オフする。これにより、第1PMOSトランジスタTP
1のゲートは同トランジスタTP1のドレインに接続さ
れる。また、第1NMOSトランジスタTN1のゲート
は同トランジスタTN1のドレインに接続される。
【0077】これにより、オンした第1,第2PMOS
トランジスタTP1,TP2、抵抗素子Rn、第1,第
2NMOSトランジスタTN1,TN2は、高電位電源
Vccと低電位電源VSS間を分圧する分圧抵抗として動作
する。この分圧抵抗は、抵抗素子Rnの抵抗値に基づく
電位をノードN1,N2の電位を設定する。これらノー
ドN1,N2の電位は、抵抗素子Rnの温度依存性に対
応する値を持つ。従って、周波数設定部51は、ノード
N1,N2の電位を動作温度に対応して設定し、そのノ
ードN1,N2の電圧をリングオシレータ部52に供給
する。
【0078】また、周波数設定部51に対してLレベル
のイネーブル信号ENが入力される。インバータ回路5
4は、イネーブル信号ENを反転したHレベルの反転信
号ENbを出力する。これら信号EN,ENbに基づい
て、第1〜第5PMOSトランジスタTP1〜TP5
は、それぞれオフ,オフ,オフ,オン,オンする。ま
た、第1〜第5NMOSトランジスタTN1〜TN5
は、それぞれオフ,オフ,オン,オフ,オンする。オン
した第3NMOSトランジスタTN3は、ノードN2の
電位を低電位電源VSSと同じレベルにする。また、オン
した第5PMOSトランジスタTP5は、ノードN1の
電位を高電位電源Vccと同じレベルにする。これによ
り、周波数設定部51は、ノードN1から高電位電源V
ccを、ノードN2から低電位電源VSSをリングオシレー
タ部52に供給する。
【0079】リングオシレータ部52は、リング状に接
続された5段のインバータ回路55〜59を含む。各イ
ンバータ回路55〜59の出力端子には、負荷としての
コンデンサC1,C2がそれぞれ接続されている。尚、
コンデンサC1,C2は、それぞれPMOSトランジス
タ,NMOSトランジスタのソースとドレインを接続し
たゲート容量により構成されている。
【0080】各インバータ回路55〜59を構成するP
MOSトランジスタのソースは第1PMOSトランジス
タTP6のドレインに接続されている。第1PMOSト
ランジスタTP6のソースには高電位電源Vccが供給さ
れ、ゲートには周波数設定部51のノードN1の電位が
周波数制御電圧として供給される。
【0081】また、各インバータ回路55〜59を構成
するNMOSトランジスタのソースは第1NMOSトラ
ンジスタTN6のドレインに接続されている。第1NM
OSトランジスタTN6のソースには低電位電源VSSが
供給され、ゲートには周波数設定部51のノードN2の
電位が周波数制御電圧として供給される。
【0082】第1PMOS,NMOSトランジスタTP
6,TN6は、周波数設定部51のノードN1,N2に
おける電圧に応じた抵抗値を持つ。そして、各インバー
タ回路55〜59は、第1PMOS,NMOSトランジ
スタTP6,TN6の抵抗値、即ち周波数設定部51の
ノードN1,N2における電圧に応じた駆動電圧の供給
を受ける。これにより、各インバータ回路55〜59
は、供給される駆動電圧に応じた速度で動作する。この
各インバータ回路55〜59の動作速度は、第1発振回
路31が出力する第1パルス信号CK1のパルス周期
(周波数)に対応する。
【0083】所定位置(図6において左から2つめ)の
インバータ回路56の出力端子には、第2PMOSトラ
ンジスタTP7のドレインが接続されている。その第2
PMOSトランジスタTP7のソースには高電位電源V
ccが供給され、ゲートにはイネーブル信号ENが供給さ
れる。また、このインバータ回路56のNMOSトラン
ジスタと第1NMOSトランジスタTN6の間には第2
NMOSトランジスタTN7が挿入接続されている。そ
の第2NMOSトランジスタTN7のゲートには、イネ
ーブル信号ENが供給される。
【0084】これら第2PMOS,NMOSトランジス
タTP7,TN7は、イネーブル信号ENに基づいて、
発振を停止した時のリングオシレータ部の出力信号レベ
ルの固定と、発振を開始した場合の応答速度を高めるた
めに備えられる。即ち、Lレベルのイネーブル信号EN
に基づいて、第2PMOSトランジスタTP7がオン
し、第2NMOSトランジスタTN7がオフする。これ
により、インバータ回路56には低電位電源VSSの供給
が停止されるため、リングオシレータ部52は発振動作
を停止する。そして、オンした第2PMOSトランジス
タTP7により次段のインバータ回路57にはHレベル
の信号が入力される。これにより、リングオシレータ部
52は、Lレベルの信号を出力する。
【0085】次に、Hレベルのイネーブル信号ENに基
づいて、第2PMOSトランジスタTP7がオフし、第
2NMOSトランジスタTN7がオンする。これによ
り、インバータ回路56には低電位電源VSSが供給さ
れ、リングオシレータ部52は発振動作を行う。この
時、インバータ回路56には、リングオシレータ部52
の出力信号S1が前段のインバータ回路55により反転
され、Hレベルの信号が入力されている。従って、イン
バータ回路56は、このHレベルの信号を反転したLレ
ベルの信号を出力する。これにより、リングオシレータ
部52は、Hレベルのイネーブル信号ENに応答して直
ちに発振動作を行い、動作電源電圧、即ち、第1PMO
S,NMOSトランジスタTP6,TN6のゲート電圧
に応じた周波数を持つ信号S1を波形整形部53に出力
する。
【0086】波形整形部53は、PMOSトランジスタ
TP11〜TP14、NMOSトランジスタTN11〜
TN14、インバータ回路60を含む。リングオシレー
タ部52の出力信号S1は、第1PMOS,NMOSト
ランジスタTP11,TN11のゲートに供給される。
第1PMOSトランジスタTP11と第1NMOSトラ
ンジスタTN11の間には、直列接続された第2PMO
S,NMOSトランジスタTP12,TN12が接続さ
れている。
【0087】即ち、第1PMOSトランジスタTP11
のドレインは第2PMOSトランジスタTP12のソー
スに接続され、第2PMOSトランジスタTP12のド
レインは第2NMOSトランジスタTN12のドレイン
に接続され、第2NMOSトランジスタTN12のソー
スは第1NMOSトランジスタTN11のドレインに接
続されている。第1PMOSトランジスタTP11のソ
ースには高電位電源Vccが供給され、第1NMOSトラ
ンジスタTN11のソースには低電位電源VSSが供給さ
れる。
【0088】第2PMOS,NMOSトランジスタTP
12,TN12のゲートには、前記リングオシレータ部
52の出力信号S1を出力するインバータ回路59より
も2段前のインバータ回路58から出力される信号S2
が入力される。これにより、第2PMOSトランジスタ
TP12と第2NMOSトランジスタTN12間のノー
ドN3の電位は、位相がずれた2つの信号S1,S2を
重ね合わせた電位となる。
【0089】ノードN3は、インバータ回路60の入力
端子に接続される。インバータ回路60の出力端子は、
第3PMOSトランジスタTP13のゲートに接続され
ている。第3PMOSトランジスタTP13のドレイン
はノードN3に接続され、ソースは第4PMOSトラン
ジスタTP14のドレインに接続されている。第4PM
OSトランジスタTP14のソースには高電位電源Vcc
が供給され、ゲートには前記信号S2が供給される。
【0090】前記インバータ回路60の出力端子は、第
3NMOSトランジスタTN13のゲートに接続され
る。第3NMOSトランジスタTN13のドレインはノ
ードN3に接続され、ソースは第4NMOSトランジス
タTN14のドレインに接続されている。第4NMOS
トランジスタTN14のソースには低電位電源VSSが供
給され、ゲートには前記信号S2が供給される。
【0091】インバータ回路60及び第3,第4PMO
S,NMOSトランジスタTP13〜TN14は、ノー
ドN3のレベルを論理反転した信号(出力するパルス信
号CK1)と、前記信号S2を重ね合わせた信号をイン
バータ回路60の入力にフィードバックする。
【0092】このように構成された波形整形部53は、
図9に示すように、リングオシレータ部52の出力信号
の波形を略矩形状に波形整形する。波形整形部53は、
波形整形した信号を、第1パルス信号CK1として図3
の第1カウンタ33に出力する。このようにして、第1
発振回路31は、抵抗素子Rnの温度特性に基づく周期
の第1パルス信号CK1を出力する。
【0093】次に、第2発振回路32の構成を説明す
る。尚、第2発振回路32の構成は、第1発振回路31
のそれと同じであるため、図面を省略する。第2発振回
路32は、第1発振回路31の抵抗素子Rnに代えて、
抵抗素子Rp(図示略)が用いられている。この第2発
振回路32の抵抗素子Rpは、ポリシリコンよりなる抵
抗素子である。図7に示すように、この抵抗素子Rp
は、その素子の温度に関わらずほぼ一定の抵抗値を示す
温度特性を持つ。これにより、第2発振回路32のリン
グオシレータ部52には、動作温度の変化に対してほぼ
同じ電圧の駆動電源が供給される。従って、第2発振回
路32は、動作温度の変化に関わらずほぼ一定の周波数
を持つ第2パルス信号CK2を出力する。
【0094】そして、第1,第2発振回路31,32
は、抵抗素子Rn,Rp以外が同じ構成であるため、各
素子におけるプロセスバラツキも同じである。従って、
図8に示すように、第1,第2発振回路31,32から
それぞれ出力される第1,第2パルス信号CK1,CK
2の周波数の差は、各回路31,32にそれぞれ含まれ
る抵抗素子Rn,Rpの抵抗値の差のみに対応すること
になる。
【0095】更に、図3の第1カウンタ33のROM3
3aに書き込むデータにより、ラッチ回路35の出力信
号DAを、図8に示す信号DA1のようにその傾きを変
更することができる。
【0096】次に、第1カウンタ33の構成を説明す
る。図10は、第1カウンタ33のブロック回路図を示
す。第1カウンタ33は、NOR回路61、インバータ
回路62、カウント値のビット数に対応する数の加算器
63を含む。
【0097】NOR回路61には、第1停止信号ST1
と第1パルス信号CK1が入力される。NOR回路61
は、Lレベルの第1停止信号ST1に基づいて第1パル
ス信号CK1を反転した信号S11を出力し、Hレベル
の第1停止信号ST1に基づいてLレベルの信号S11
をインバータ回路62及び初段の加算器63に出力す
る。インバータ回路62は、信号S11の論理を反転
し、その反転信号S11bを初段の加算器63に出力す
る。
【0098】複数の加算器63は、直列に接続されてい
る。各加算器63は、それぞれ1ビットの加算を行う回
路である。各加算器63は、図9に示す回路にて構成さ
れている。この回路は、実際には減算器であり、入力信
号を反転することにより加算器として動作させている。
【0099】各加算器63には、リセットトランジスタ
Tr1が設けられている。リセットトランジスタTr1は、
各加算器63に設けられたROM33aと協働し、各加
算器63の初期状態、即ち第1カウンタ回路33の初期
値を決定するものである。
【0100】即ち、リセットトランジスタTr1は、加算
器63のノードN11a,N11b,N11c,N11
dのうちの何れか1つに接続される。リセットトランジ
スタTr1は、接続されたノードN11a,N11b,N
11c,N11dの電位を低い電位(Lレベル)にす
る。このことは、加算器63の状態を「0」又は「1」
にする。これにより、各加算器63は、入力される第1
停止信号ST1に基づいて初期値をセットする。
【0101】これら接続するノードN11a,N11
b,N11c,N11dの決定は、その加算器が演算す
るビット位置と、1ビット下位の値の組み合わせにより
設定され、図3のレーザカッタ42により所望の配線以
外を切断する、又はコンタクトを形成して所望の配線の
みを形成する等の方法により設定される。
【0102】図11に示す初段の加算器63は、初期値
に基づいて入力される信号S11,S11bを加算演算
し、その演算結果の信号w0,w0bを外部及び2段目
の加算器63に出力する。2段目の加算器63は、初段
の加算器63から入力される信号w0,w0bを加算演
算し、その演算結果の信号w1,w1bを次段の加算器
63に出力する。即ち、複数段の加算器63は、それぞ
れ加算結果を次段の加算器63に出力する。
【0103】このように構成された第1カウンタ33
は、第1パルス信号CK1が入力される毎に各加算器6
3がリセットした状態(初期値)から1ずつ加算を行
う。これにより、第1カウンタ33は、アップカウント
し、各加算器63の加算結果をカウント値wn(信号w
0,w0b〜w8,w8b)として出力する。
【0104】次に、第2カウンタ34の構成を説明す
る。図12は、第2カウンタ34のブロック回路図を示
す。第2カウンタ34は、NOR回路65、インバータ
回路66、カウント値のビット数に対応する数の減算器
67を含む。
【0105】NOR回路65には、第2停止信号ST2
と第2パルス信号CK2が入力される。NOR回路65
は、Lレベルの第2停止信号ST2に基づいて第2パル
ス信号CK2を反転した信号S21を出力し、Hレベル
の第2停止信号ST2に基づいてLレベルの信号S21
をインバータ回路65及び初段の減算器67に出力す
る。インバータ回路66は、信号S21の論理を反転
し、その反転信号S21bを初段の減算器67に出力す
る。
【0106】各減算器67は、直列に接続されている。
各減算器67は、それぞれ1ビットの減算を行う回路で
ある。各減算器67は、図13に示す回路にて構成され
ている。各減算器67にはリセットトランジスタTr2が
設けられているリセットトランジスタTr2は、NMOS
トランジスタよりなり、ゲートにリセット信号RST1
が供給される。このリセット信号RST1に基づいてリ
セットトランジスタTr2がオンすることにより、各減算
器67は、インバータ回路よりなるレジスタにそれぞれ
ゼロ(Lレベルの情報)をセットする。
【0107】初段の減算器67は、入力される信号S2
1,S21bに基づいて減算演算し、その演算結果の信
号a0,a0bを外部及び2段目の減算器67に出力す
る。各減算器67は同様に動作し、減算結果を外部に出
力するとともに次段の減算器67に出力する。
【0108】このように構成された第2カウンタ34
は、第2パルス信号CK2が入力される毎に、各減算器
67がリセットした状態から1ずつ減算を行う。これに
より、第2カウンタ34は、ダウンカウントし、各減算
器67の減算結果をカウント値an(信号a0,a0b
〜a8,a8b)として出力する。
【0109】次に、減算回路36の構成を説明する。図
14は、減算回路36のブロック回路図を示す。減算回
路36は、前記第1,第2カウンタ33,34のビット
数に対応する9個の加算器71にて構成される。図15
は、加算器71の回路構成を示す。
【0110】各加算器71には、それぞれ図3のラッチ
回路35から出力されるDAが、第1ビット信号r0〜
r8として入力される。また、各加算器71には、それ
ぞれ図3のROM38から読み出された基準データDR
が、第2ビット信号s0〜s8として入力される。各加
算器71は、それぞれ第1ビット信号r0〜r8と第2
ビット信号s0〜s8を加算演算し、その演算結果を相
補なビット信号d0,d0b〜d8,d8bとして出力
する。また、各段の加算器71は、加算演算に基づくキ
ャリア信号c0,c0b〜c8,c8bを次段の加算器
71に出力する。
【0111】次に、デコーダ39の構成を説明する。図
16は、デコーダ39の回路図を示す。デコーダ39に
は、前記減算回路36から出力されるビット信号d0,
d0b〜d8,d8bのうち、所定位置のビット信号d
4,d4b〜d7,d7bが入力される。更に、デコー
ダ39には、制御回路40からリセット信号RST2と
イネーブル信号EN2が入力される。デコーダ39は、
ビット信号d4,d4b〜d7,d7bをデコードし、
温度検出信号K1を出力する。尚、図16のデコーダ3
9は、温度検出信号K1として、図5の分周器46の分
周比を変更する信号K1となる分周信号div4,div2,mul
1,mul2,mul4,mul8,mul16 を出力するように構成されて
いる。
【0112】デコーダ39は、Hレベルのリセット信号
RST2及びLレベルのイネーブル信号EN2に基づい
て、マトリックス状にPチャネルMOSトランジスタを
接続した交点のノードN31〜N37の電位をLレベル
に設定する。次に、Lレベルのリセット信号RST2及
びHレベルのイネーブル信号EN2の時、デコーダ39
は、ビット信号d4,d4b〜d7,d7bに基づいて
ノードN31〜N37のうちの1つの電位を低電位(L
レベル)にする。これにより、デコーダ39は、各ノー
ドの電位に対応して、分周信号div4〜mul16 のうちの1
つをHレベルにて出力する。
【0113】例えば、今、各ビット信号d4〜d7(d
4b〜d7b)の電位がL,H,H,L(H,L,L,
H)である。この時、デコーダ39は、各ビット信号d
4,d4b〜d7,d7bに基づいてノードN34の電
位をLレベルにする。これにより、デコーダ39は、H
レベルの分周信号mul2とLレベルの分周信号div4〜mul
1,mul4〜mul16 を出力する。
【0114】次に、ROM38の構成を説明する。図1
7は、ROM38のブロック回路図を示す。ROM38
は、図3減算回路36にて読み出される信号DR(図1
4の第1ビット信号r0,r0b〜r8,r8b)のビ
ット数に対応する9個のフューズROM75を備えてい
る。各フューズROM75は、製造時に同じ回路構成を
持ち、前記した基準データDRの各ビット情報が図3の
レーザカッタ42により書き込まれる。各フューズRO
M75には、入力される前記セルフリフレッシュ信号S
RFに応答し、記憶した情報に基づいて基準データDR
を構成する相補な第1ビット信号r0,r0b〜r8,
r8bを出力する。
【0115】詳述すれば、各フューズROM75は、L
レベルのセルフリフレッシュ信号SRFに応答して、H
レベルの第1ビット信号r0〜r8(Lレベルの反転信
号r0b〜r8b)を出力する。各フューズROM75
は、Hレベルのセルフリフレッシュ信号SRFに応答し
て、記憶した情報に基づくレベルの第1ビット信号r
0,r0b〜r8,r8bを出力する。
【0116】図18は、ROM38の一部回路図であ
り、フューズROM75の回路図を示す。フューズRO
M75は、PチャネルMOSトランジスタTP21,T
P22、NチャネルMOSトランジスタTN21、フュ
ーズF1,F2、インバータ回路76,77、切替スイ
ッチSW1を含む。一対のPMOSトランジスタTP2
1とNMOSトランジスタTN21は、高電位電源Vcc
と低電位電源VSSの間に直列接続され、それらトランジ
スタTP21,TN21のゲートにはセルフリフレッシ
ュ信号SRFが入力される。PMOSトランジスタTP
21のドレインとNMOSトランジスタTN21のドレ
インの間には、直列接続された第1,第2フューズF
1,F2が接続されている。その第1,第2フューズF
1,F2の間のノードN41は、第1インバータ回路7
6の入力端子に接続され、第1インバータ回路76の出
力端子は第1PMOSトランジスタTP21に並列接続
された第2PMOSトランジスタTP22のゲートに接
続されている。
【0117】第1インバータ回路76の出力端子は、ス
イッチSW1を介して第2インバータ回路77の入力端
子に接続されている。スイッチSW1は、第2インバー
タ回路77の入力端子に接続されたコモン端子COM
と、そのコモン端子COMに切替接続される第1,第2
端子Ta,Tbを持つ。第1端子Taは第1インバータ
回路76の出力端子に接続される。第2端子Tbはノー
ドN41に接続される。コモン端子COMは、通常第1
端子Taに接続される。そして、第2インバータ77か
らビット信号r0が出力され、その第2インバータ回路
77に供給される信号がビット信号r0に対して相補な
ビット信号r0bとして出力される。
【0118】このように構成されたフューズROM75
の第2フューズF2は、基準データDRのビット情報に
基づいて、前記した一次試験において図3のレーザカッ
タ42により切断される。これにより、フューズROM
75は、セルフリフレッシュ信号SRFに応答して、第
2フューズF2の状態に応じたビット信号r0,r0b
を出力する。
【0119】詳述すれば、各フューズROM75は、L
レベルのセルフリフレッシュ信号SRFに基づいて、第
2フューズF2の切断の有無に関わらず同じに動作す
る。即ち、全フューズROM75は、Lレベルのセルフ
リフレッシュ信号SRFに基づいて第1PMOSトラン
ジスタTP21がオンするため、Hレベルの第1ビット
信号r0(Lレベルの反転ビット信号r0b)を出力す
る。
【0120】第2フューズF2が切断されたフューズR
OM75は、Hレベルのセルフリフレッシュ信号SRF
に基づいてオンしたNMOSトランジスタTN21がノ
ードN41の電位をLレベルに引き下げる。これによ
り、フューズROM75は、Lレベルの第1ビット信号
r0(Hレベルの反転信号r0b)を出力する。
【0121】第2フューズが切断されていないフューズ
ROM75は、第2PMOSトランジスタTP21が第
1インバータ回路76から出力されるLレベルの信号に
基づいてオンしていることから、ノードN41を電位を
Hレベルに保つ。これによりフューズROM75はHレ
ベルの第1ビット信号r0(Lレベルの反転信号r0
b)を出力する。
【0122】前記スイッチSW1は、各フューズROM
75から出力されるビット信号r0,r0b〜r8,r
8bの論理を反転するために用いられる。コモン端子C
OMが第1端子Taに接続された状態では、第1インバ
ータ回路76の出力信号がスイッチSW1を介して第2
インバータ回路77に供給されるため、第2インバータ
回路77の出力信号のレベルを反転したレベルを持つビ
ット信号r0〜r8が出力される。これらビット信号r
0〜r8のレベルは、ノードん41のそれと同じであ
る。
【0123】一方、コモン端子COMが第2端子Tbに
接続された状態では、ノードN41の電位が第2インバ
ータ回路77に供給される。これにより、第2インバー
タ回路77は、ノードN41のレベルを反転したレベル
を持つビット信号r0〜r8を出力する。尚、ビット信
号r0,r0bの論理を反転する必要が無い場合、スイ
ッチSW1を省略することができる。
【0124】次に、制御回路40の構成を説明する。図
19は、制御回路40のブロック回路図を示す。制御回
路40は、インバータ回路81〜100、フリップフロ
ップ回路(以下、FF回路という)101〜107、N
AND回路109〜115、OR回路116を含む。制
御回路40には、セルフリフレッシュ信号SRF、パワ
ーオンリセット信号STTX、ビット信号w8,w8
b、第2パルス信号CK2が入力される。
【0125】セルフリフレッシュ信号SRFは、直列接
続された2段のインバータ回路81,82により第1,
第2発振回路31,32を活性化するための第1イネー
ブル信号EN1として出力される。
【0126】FF回路101〜107は直列接続され、
各FF回路101〜107間には、インバータ回路85
〜90とNAND回路109〜114がそれぞれ挿入接
続されている。詳述すれば、第1FF回路101の第
1,第2出力端子は、それぞれNAND回路109,イ
ンバータ回路85を介して第2FF回路102の第1,
第2入力端子に接続される。同様に、第2〜第7FF回
路102〜107の間には、NAND回路110〜11
4とインバータ回路86〜90が接続されている。
【0127】セルフリフレッシュ信号SRFは、インバ
ータ回路83を介してデコーダ39をリセットするため
の第2リセット信号RST2として出力される。インバ
ータ回路83の出力信号は、第1FF回路101の第1
入力端子に入力される。
【0128】また、セルフリフレッシュ信号SRFはN
AND回路115に入力される。そのNAND回路11
5にはパワーオンリセット信号STTXと、第7FF回
路107の第2出力端子から出力される信号が入力され
る。NAND回路115の出力信号はインバータ回路8
4を介して第1FF回路101の第2入力端子に入力さ
れる。
【0129】NAND回路にはビット信号w8が入力さ
れ、NAND回路には反転ビット信号w8bが入力され
る。そして、第3FF回路103までに入力される各信
号SRF,STTX,w8,w8bに基づいて、第3F
F回路103の第2出力端子からの出力信号は、インバ
ータ回路92を介して第1発振回路31に対する制御信
号ST1として出力される。
【0130】NAND回路111には、第2パルス信号
CK2が入力される。その第2パルス信号CK2はイン
バータ回路91により反転され、その反転信号CK1b
は次段のNAND回路112に入力される。そして、第
4FF回路104までに入力される各信号SRF〜w8
b,CK2に基づいて、第4FF回路104の第2出力
端子からの出力信号は、インバータ回路93を介して第
2発振回路32に対する制御信号ST2として出力され
る。
【0131】NAND回路113には第2パルス信号C
K2が入力される。第5FF回路105の第2出力端子
からの出力信号と、第6FF回路106の第1出力端子
からの出力信号は、OR回路116に入力され、そのO
R回路116の出力信号は、インバータ回路94,95
を介してデコーダ39を活性化するためのイネーブル信
号EN2として出力される。第6FF回路106の第2
出力端子からの出力信号は、奇数段のインバータ回路9
6〜100を介して、第2カウンタ34をリセットする
ための第1リセット信号RST1として出力される。
【0132】NAND回路114には、第2パルス信号
CK2を反転した反転信号CK2bが入力される。第7
FF回路107の第2出力端子から出力される信号は、
初段のNAND回路115に入力される。
【0133】以上記述したように、本実施の形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (1)発振周期の温度依存性が互いに異なり、その発振
周期に応じた第1,第2パルス信号CK1,CK2をそ
れぞれ出力する第1,第2発振回路31,32と、第
1,第2発振回路31,32からそれぞれ出力される第
1,第2パルス信号CK1,CK2のパルス数をカウン
トする第1,第2カウンタ33,34と、第2カウンタ
34のカウント値に基づいて、第2発振回路32の一定
回数発振周期内における第1カウンタ33のカウント値
をラッチするラッチ回路35と、予め所定の動作温度に
おいてラッチ回路35にラッチされるデータが基準デー
タDRとして書き込まれたROM38と、ラッチ回路3
5にその時にラッチされたデータを比較データとDA
し、その比較データDAとROM38の基準データDR
の差を演算する減算回路36と、減算回路36の演算結
果をデコーダ39にて温度検出信号K1に変換し出力す
るようにした。その結果、DRAM11の動作温度に応
じた精度の良い温度検出信号K1を出力することができ
る。
【0134】(2)一次試験において、温度検出回路2
5を搭載したDRAM11の温度を所定温度に保ち、第
1カウンタ33のカウント値を出力回路37を介してメ
モリテスタ41にて読み出し、その読み出し結果に基づ
いて、所定温度におけるカウント値を基準データDRと
してROM38に書き込むことで、温度検出信号K1の
基準点を正確に校正することができる。
【0135】(3)一次試験において温度検出信号K1
の単位温度あたりの変化量を演算し、その演算結果に基
づく値を第2カウンタ34の初期値としてROM33a
に書き込むことで、温度検出信号K1の温度依存性を容
易に校正することができる。
【0136】(4)温度検出回路25から出力される温
度検出信号K1に基づいて、DRAM11の動作温度に
対応する周期にてDRAMコア19のセルをリフレッシ
ュすることにより、そのリフレッシュにかかる消費電力
を低減することができる。
【0137】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
製造時のばらつきを校正して動作温度に従ってリフレッ
シュ周期を最適化し、消費電力の低減を図ることが可能
な温度検出回路、温度検出回路の校正方法、及びその温
度検出回路を備えた半導体記憶装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態のDRAMのブロック回路図。
【図2】 リフレッシュタイマのブロック回路図。
【図3】 温度検出回路のブロック回路図。
【図4】 温度検出回路の動作を示すタイミング図。
【図5】 タイマ回路のブロック回路図。
【図6】 発振回路の回路図。
【図7】 抵抗素子の温度特性図。
【図8】 温度に対する抵抗値,発振周期の特性図。
【図9】 発振回路の動作波形図。
【図10】 第1カウンタのブロック回路図。
【図11】 第1カウンタの一部回路図。
【図12】 第2カウンタのブロック回路図。
【図13】 第2カウンタの一部回路図。
【図14】 減算回路のブロック回路図。
【図15】 加算器の回路図。
【図16】 デコーダの回路図。
【図17】 第1ROMのブロック回路図。
【図18】 フューズROMの回路図。
【図19】 制御回路の回路図。
【符号の説明】
11 半導体記憶装置としてのDRAM 25 温度検出回路 31 第1発振回路 32 第2発振回路 33 第1カウンタ 34 第2カウンタ 35 ラッチ回路 36 演算回路としての減算回路 37 出力回路 38 ROM 39 デコーダ CK1 第1パルス信号 CK2 第2パルス信号 DA 比較データ DR 基準データ K1 温度検出信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F056 XA03 XA07 5B024 AA01 BA23 BA29 CA11 DA08 DA18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置に備えられ、該半導体装置の
    動作温度に応じた温度検出信号を出力する温度検出回路
    であって、 発振周期の温度依存性が互いに異なり、該発振周期に応
    じた第1,第2パルス信号をそれぞれ出力する第1,第
    2発振回路と、 前記第2発振回路の一定回数発振周期内における前記第
    1パルス信号のパルス数をカウントするカウンタと、 予め所定の動作温度における前記カウンタのカウント値
    に基づく基準データが書き込まれたROMと、 前記カウンタのカウント値に基づく比較データと前記R
    OMの基準データの差を演算する演算回路と、 前記演算回路の演算結果を前記温度検出信号に変換する
    デコーダとを備えた温度検出回路。
  2. 【請求項2】 半導体装置に備えられ、該半導体装置の
    動作温度に応じた温度検出信号を出力する温度検出回路
    であって、 発振周期の温度依存性が互いに異なり、該発振周期に応
    じた第1,第2パルス信号をそれぞれ出力する第1,第
    2発振回路と、 前記第1発振回路から出力される第1パルス信号のパル
    ス数をカウントする第1カウンタと、 前記第2発振回路から出力される第2パルス信号のパル
    ス数をカウントする第2カウンタと、 前記第2カウンタのカウント値に基づいて、前記第2発
    振回路の一定回数発振周期内における前記第1カウンタ
    のカウント値をラッチするラッチ回路と、 予め所定の動作温度において前記ラッチ回路にラッチさ
    れるデータが基準データとして書き込まれたROMと、 前記ラッチ回路にその時にラッチされたデータを比較デ
    ータとし、該比較データと前記ROMの基準データの差
    を演算する演算回路と、 前記演算回路の演算結果を前記温度検出信号に変換する
    デコーダとを備えた温度検出回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の温度検出回路におい
    て、 前記第2カウンタは、前記第2発振回路の一定回数発振
    周期に対応するデータを記憶するためのROMを含み、
    該ROMに記憶されたデータをカウント動作の初期値と
    し、その初期値から前記第2パルス信号のパルス数をカ
    ウントするようにした温度検出回路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のうちの何れか1項に記
    載の温度検出回路において、 前記第2発振回路は、前記第1発振回路に比べて温度依
    存性が大きい特性を有し、該第2発振回路から出力され
    る周波数の温度依存性が大きな前記第2パルス信号を基
    準とし、前記第1発振回路から出力される周波数の温度
    依存性が小さな前記第1パルス信号のパルス数に基づい
    て半導体装置の動作温度に応じた温度検出信号を出力す
    るようにした温度検出回路。
  5. 【請求項5】 請求項2又は3に記載の温度検出回路に
    おいて、 前記第1カウンタのカウント値を半導体装置の外部に出
    力するための出力回路を備えた温度検出回路。
  6. 【請求項6】 発振周期の温度依存性が互いに異なり、
    該発振周期に応じた第1,第2パルス信号をそれぞれ出
    力する第1,第2発振回路と、 前記第1発振回路から出力される第1パルス信号のパル
    ス数をカウントする第1カウンタと、 前記第2発振回路から出力される第2パルス信号のパル
    ス数をカウントする第2カウンタと、 前記第2カウンタのカウント値に基づいて、前記第2発
    振回路の一定回数発振周期内における前記第1カウンタ
    のカウント値をラッチするラッチ回路と、 予め所定の動作温度において前記ラッチ回路にラッチさ
    れるデータが基準データとして書き込まれたROMと、 前記ラッチ回路にその時にラッチされたデータを比較デ
    ータとし、該比較データと前記ROMの基準データの差
    を演算する演算回路と、 前記演算回路の演算結果を前記温度検出信号に変換する
    デコーダとを備えた温度検出回路から出力される温度検
    出信号を半導体装置の動作温度に応じて校正する校正方
    法であって、 前記温度検出回路を搭載した半導体装置の一次試験にお
    いて前記半導体装置の温度を所定温度に保ち、前記第1
    カウンタのカウント値をテスタにて読み出し、その読み
    出し結果に基づいて、所定温度における前記カウント値
    を基準データとして前記ROMに書き込んで前記温度検
    出信号の基準点を校正するようにした温度検出回路の校
    正方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の温度検出回路の校正方
    法において、 前記半導体装置の温度を可変し、前記所定温度における
    前記カウント値と可変した温度における前記カウント値
    とに基づいて前記温度検出信号の単位温度あたりの変化
    量を演算し、その演算結果に基づく値を前記第2カウン
    タの初期値として書き込んで前記温度検出信号の温度依
    存性を校正するようにした温度検出回路の校正方法。
  8. 【請求項8】 定期的に記憶したセル情報のリフレッシ
    ュが必要なセルを含む半導体記憶装置において、 前記半導体記憶装置の動作温度に応じた温度検出信号を
    出力する温度検出回路を備え、 その温度検出回路は、 発振周期の温度依存性が互いに異なり、該発振周期に応
    じた第1,第2パルス信号をそれぞれ出力する第1,第
    2発振回路と、 前記第1発振回路から出力される第1パルス信号のパル
    ス数をカウントする第1カウンタと、 前記第2発振回路から出力される第2パルス信号のパル
    ス数をカウントする第2カウンタと、 前記第2カウンタのカウント値に基づいて、前記第2発
    振回路の一定回数発振周期内における前記第1カウンタ
    のカウント値をラッチするラッチ回路と、 予め所定の動作温度において前記ラッチ回路にラッチさ
    れるデータが基準データとして書き込まれたROMと、 前記ラッチ回路にその時にラッチされたデータを比較デ
    ータとし、該比較データと前記ROMの基準データの差
    を演算する演算回路と、 前記演算回路の演算結果を前記温度検出信号に変換する
    デコーダとを備え、 前記温度検出回路から出力される温度検出信号に基づく
    周期にて前記セルをリフレッシュするようにした半導体
    記憶装置。
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