JPWO2009128139A1 - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

エレベータ装置において、かごは、巻上機ブレーキをそれぞれ有する複数台の巻上機により昇降される。巻上機ブレーキは、それぞれ単独でかごを停止させる制動力を有している。対応する巻上機ブレーキを制御する複数のブレーキ制御部は、それぞれ複数の演算部を有している。演算部は、互いの演算結果を比較することにより演算部の故障を検出可能であり、演算部の故障を検出すると対応する巻上機ブレーキに制動動作をさせる。

Description

この発明は、複数台の巻上機によりかごを昇降させるエレベータ装置に関するものである。
従来のエレベータ装置では、かごは、第1のブレーキ装置を有する第1の巻上機と、第2のブレーキ装置を有する第2の巻上機とにより昇降される。第1のブレーキ装置は、第1ないし第3のブレーキ本体を有している。第2のブレーキ装置は、第4ないし第6のブレーキ本体を有している。そして、第1及び第4のブレーキ本体は第1のグループに属し、第2及び第5のブレーキ本体は第2のグループに属し、第3及び第6のブレーキ本体は第3のグループに属している。非常制動時には、第1ないし第6のブレーキ本体によるブレーキ力の発生タイミングがグループ毎にずらされ、これによりかごに過大な減速度がかかるのが防止される(例えば、特許文献1参照)。
WO2007/023550A1
上記のように、第1及び第2の巻上機により共通のかごを昇降させるエレベータ装置において、複数の演算部で第1及び第2のブレーキ装置を制御する場合、演算部に故障が発生してもかごをより確実に停止させることが望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、演算部に故障が発生してもかごをより確実に停止させることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、駆動シーブと、駆動シーブを回転させるモータと、駆動シーブの回転を制動する巻上機ブレーキとをそれぞれ有する複数台の巻上機、駆動シーブに巻き掛けられている吊り下げ手段、吊り下げ手段により吊り下げられ、巻上機により昇降されるかご、及び対応する巻上機ブレーキを制御する複数のブレーキ制御部を備え、巻上機ブレーキは、それぞれ単独でかごを停止させる制動力を有し、ブレーキ制御部は、それぞれ複数の演算部を有し、演算部は、互いの演算結果を比較することにより演算部の故障を検出可能であり、演算部の故障を検出すると対応する巻上機ブレーキに制動動作をさせる。
また、この発明によるエレベータ装置は、第1の駆動シーブと、第1の駆動シーブを回転させる第1のモータと、第1の駆動シーブの回転を制動する第1及び第2のブレーキ装置とを有する第1の巻上機、第2の駆動シーブと、第2の駆動シーブを回転させる第2のモータと、第2の駆動シーブの回転を制動する第3及び第4のブレーキ装置とを有する第2の巻上機、第1及び第2の駆動シーブに巻き掛けられている吊り下げ手段、吊り下げ手段により吊り下げられ、第1及び第2の巻上機により昇降されるかご、第2及び第3のブレーキ装置を制御する第1のブレーキ制御部、及び第1及び第4のブレーキ装置を制御する第2のブレーキ制御部を備え、第2及び第3のブレーキ装置の組と、第1及び第4のブレーキ装置の組とは、それぞれ単独の組でかごを停止させる制動力を有し、第1及び第2のブレーキ制御部は、それぞれ複数の演算部を有し、演算部は、互いの演算結果を比較することにより演算部の故障を検出可能であり、第1のブレーキ制御部は、演算部の故障を検出すると、第2及び第3のブレーキ装置に制動動作をさせ、第2のブレーキ制御部は、演算部の故障を検出すると、第1及び第4のブレーキ装置に制動動作をさせる。
さらに、この発明によるエレベータ装置は、駆動シーブと、駆動シーブを回転させるモータと、駆動シーブの回転を制動する巻上機ブレーキとをそれぞれ有する複数台の巻上機、駆動シーブに巻き掛けられている吊り下げ手段、吊り下げ手段により吊り下げられ、巻上機により昇降されるかご、及び対応する巻上機ブレーキを制御する複数のブレーキ制御部を備え、ブレーキ制御部は、それぞれ複数の演算部を有し、演算部は、互いの演算結果を比較することにより演算部の故障を検出可能であり、演算部の故障を検出すると全ての巻上機ブレーキに制動動作をさせる。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。 図1のエレベータ装置の要部を示す回路図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータ装置の要部を示す回路図である。 この発明の実施の形態4によるエレベータ装置の要部を示す回路図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、かご1及び釣合おもり2は、懸架手段である吊り下げ手段3によって昇降路内に吊り下げられ、第1及び第2の巻上機4,5の駆動力により昇降される。吊り下げ手段3は、少なくとも1本の第1の主索6と、少なくとも1本の第2の主索7とを含んでいる。第1及び第2の主索6,7としては、断面円形のロープ、又はベルト状のロープが用いられる。
第1の巻上機4は、第1の駆動シーブ8と、第1の駆動シーブ8を回転させる第1のモータ9と、第1の駆動シーブ8と一体に回転される第1及び第2のブレーキ車10a,10bと、第1及び第2のブレーキ車10a,10bの回転をそれぞれ制動する第1及び第2のブレーキ装置11a,11bを有している。
第2の巻上機5は、第2の駆動シーブ12と、第2の駆動シーブ12を回転させる第2のモータ13と、第2の駆動シーブ12と一体に回転される第3及び第4のブレーキ車10c,10dと、第3及び第4のブレーキ車10c,10dの回転をそれぞれ制動する第3及び第4のブレーキ装置11c,11dを有している。
第1の駆動シーブ8の回転を制動する第1の巻上機ブレーキは、第1及び第2のブレーキ装置11a,11bにより構成されている。第2の駆動シーブ12の回転を制動する第2の巻上機ブレーキは、第3及び第4のブレーキ装置11c,11dにより構成されている。第1の巻上機ブレーキは、かご1を単独で停止させる制動力を有している。同様に、第2の巻上機ブレーキは、かご1を単独で停止させる制動力を有している。
各ブレーキ装置11a,11b,11c,11dは、対応するブレーキ車10a,10b,10c,10dに接離されるブレーキシューと、ブレーキシューをブレーキ車10a,10b,10c,10dに押し付けるブレーキばねと、ブレーキばねに抗してブレーキシューをブレーキ車10a,10b,10c,10dから引き離す電磁石とを有している。ブレーキ車10a,10b,10c,10dとしては、例えばブレーキディスクが用いられる。
第1及び第2のブレーキ装置11a,11bは、第1のブレーキ制御部14により制御される。第3及び第4のブレーキ装置11c,11dは、第2のブレーキ制御部15により制御される。第1のブレーキ制御部14は、第1及び第2のブレーキ装置11a,11bの電磁石への電力の供給をON/OFFする第1及び第2の電磁スイッチ16a,16bの開閉を制御する。第2のブレーキ制御部15は、第3及び第4のブレーキ装置11c,11dの電磁石への電力の供給をON/OFFする第3及び第4の電磁スイッチ16c,16dの開閉を制御する。
図2は図1のエレベータ装置の要部を示す回路図である。
まず、第1のブレーキ制御部14に関連する回路構成について説明する。第1のブレーキ装置11aの電磁石には、第1のブレーキコイル(第1の電磁コイル)17aが設けられている。第2のブレーキ装置11bの電磁石には、第2のブレーキコイル(第2の電磁コイル)17bが設けられている。
第1及び第2のブレーキコイル17a,17bは、電源に対して並列に接続されている。第1及び第2の電磁スイッチ16a,16bは、第1及び第2のブレーキコイル17a,17bと電源との間に直列に接続されている。
第1のブレーキコイル17aには、第1の放電抵抗18aと第1の放電ダイオード19aとを直列に接続した回路が並列に接続されている。第2のブレーキコイル17bには、第2の放電抵抗18bと第2の放電ダイオード19bとを直列に接続した回路が並列に接続されている。
第1のブレーキコイル17aとグランドとの間には、第1の制動力制御スイッチ20aが接続されている。第2のブレーキコイル17bとグランドとの間には、第2の制動力制御スイッチ20bが接続されている。第1及び第2の制動力制御スイッチ20a,20bとしては、例えば半導体スイッチが用いられている。
これら第1及び第2の制動力制御スイッチ20a,20bをON/OFFすることにより、第1及び第2のブレーキコイル17a,17bに流れる電流が制御され、第1及び第2のブレーキ装置11a,11bの制動力の印加度合いがそれぞれ制御される。
第1の電磁スイッチ16aは、第1の駆動コイル21aにより開閉される。第1の駆動コイル21aの一端は、電源に接続されている。第1の駆動コイル21aの他端は、第1の電磁スイッチ制御スイッチ22aを介してグランドに接続されている。
第2の電磁スイッチ16bは、第2の駆動コイル21bにより開閉される。第2の駆動コイル21bの一端は、電源に接続されている。第2の駆動コイル21bの他端は、第2の電磁スイッチ制御スイッチ22bを介してグランドに接続されている。第1及び第2の電磁スイッチ制御スイッチ22a,22bとしては、例えば半導体スイッチが用いられている。
第1の制動力制御スイッチ20a及び第1の電磁スイッチ制御スイッチ22aのON/OFFは、第1の演算部(第1の計算機)23aにより制御される。第2の制動力制御スイッチ20b及び第2の電磁スイッチ制御スイッチ22bのON/OFFは、第2の演算部(第2の計算機)23bにより制御される。第1及び第2の演算部23a,23bは、それぞれマイクロコンピュータにより構成されている。
第1及び第2の演算部23a,23bには、データバス24を介して、各種センサや運転制御部からの信号が入力される。また、第1及び第2の演算部23a,23bは、格納されたプログラムと入力された信号とに基づいて、第1及び第2のブレーキ装置11a,11bを制御するための演算処理を実行する。
また、第1及び第2の演算部23a,23b間には、2ポートRAM25が接続されている。第1及び第2の演算部23a,23bは、2ポートRAM25を介して互いのデータを交換し、計算結果を比較することにより、第1及び第2の演算部23a,23bのいずれかに故障が発生したことを検出する。
次に、第2のブレーキ制御部15に関連する回路構成について説明する。第3のブレーキ装置11cの電磁石には、第3のブレーキコイル(第3の電磁コイル)17cが設けられている。第4のブレーキ装置11dの電磁石には、第4のブレーキコイル(第4の電磁コイル)17dが設けられている。
第3及び第4のブレーキコイル17c,17dは、電源に対して並列に接続されている。第3及び第4の電磁スイッチ16c,16dは、第3及び第4のブレーキコイル17c,17dと電源との間に直列に接続されている。
第3のブレーキコイル17cには、第3の放電抵抗18cと第3の放電ダイオード19cとを直列に接続した回路が並列に接続されている。第4のブレーキコイル17dには、第4の放電抵抗18dと第4の放電ダイオード19dとを直列に接続した回路が並列に接続されている。
第3のブレーキコイル17cとグランドとの間には、第3の制動力制御スイッチ20cが接続されている。第4のブレーキコイル17dとグランドとの間には、第4の制動力制御スイッチ20dが接続されている。第3及び第4の制動力制御スイッチ20c,20dとしては、例えば半導体スイッチが用いられている。
これら第3及び第4の制動力制御スイッチ20c,20dをON/OFFすることにより、第3及び第4のブレーキコイル17c,17dに流れる電流が制御され、第3及び第4のブレーキ装置11c,11dの制動力の印加度合いがそれぞれ制御される。
第3の電磁スイッチ16cは、第3の駆動コイル21cにより開閉される。第3の駆動コイル21cの一端は、電源に接続されている。第3の駆動コイル21cの他端は、第3の電磁スイッチ制御スイッチ22cを介してグランドに接続されている。
第4の電磁スイッチ16dは、第4の駆動コイル21dにより開閉される。第4の駆動コイル21dの一端は、電源に接続されている。第4の駆動コイル21dの他端は、第4の電磁スイッチ制御スイッチ22dを介してグランドに接続されている。第3及び第4の電磁スイッチ制御スイッチ22c,22dとしては、例えば半導体スイッチが用いられている。
第3の制動力制御スイッチ20c及び第3の電磁スイッチ制御スイッチ22cのON/OFFは、第3の演算部(第3の計算機)23cにより制御される。第4の制動力制御スイッチ20d及び第4の電磁スイッチ制御スイッチ22dのON/OFFは、第4の演算部(第4の計算機)23dにより制御される。第3及び第4の演算部23c,23dは、それぞれマイクロコンピュータにより構成されている。
第3及び第4の演算部23c,23dには、データバス26を介して、各種センサや運転制御部からの信号が入力される。また、第3及び第4の演算部23c,23dは、格納されたプログラムと入力された信号とに基づいて、第3及び第4のブレーキ装置11c,11dを制御するための演算処理を実行する。
また、第3及び第4の演算部23c,23d間には、2ポートRAM27が接続されている。第3及び第4の演算部23c,23dは、2ポートRAM27を介して互いのデータを交換し、計算結果を比較することにより、第3及び第4の演算部23c,23dのいずれかに故障が発生したことを検出する。
次に、第1のブレーキ制御部14の動作について説明する。運転制御部は、かご1の起動・停止に応じて、ブレーキ動作指令を第1のブレーキ制御部14に送る。ブレーキ動作指令が発せられると、第1及び第2の演算部23a,23bは、第1及び第2の電磁スイッチ制御スイッチ22a,22bをONにする。これにより、第1及び第2の駆動コイル21a,21bが励磁され、第1及び第2の電磁スイッチ16a,16bが閉じられる。
この状態で第1及び第2の制動力制御スイッチ20a,20bをON/OFFすることにより、第1及び第2のブレーキコイル17a,17bの励磁状態が制御され、第1及び第2のブレーキ装置11a,11bの制動状態が制御される。また、第1及び第2の演算部23a,23bは、制御指令、例えば必要電流に応じて連続的なON/OFF指令を第1及び第2の制動力制御スイッチ20a,20bに印加する。
かご1の非常停止時には、第1及び第2の演算部23a,23bは、速度検出部(図示せず)からの信号を参照しながら、第1の駆動シーブ8の回転速度、即ちかご1の速度が目標速度パターンに追従するように、第1及び第2のブレーキコイル17a,17bの電流を制動力制御スイッチ20a,20bのON/OFFにより制御する。減速のパターンは、減速度が過大とならないように設定される。
また、第1及び第2の演算部23a,23bの計算結果が異なった場合、第1及び第2の演算部23a,23bの少なくともいずれか一方が故障したと考えられるため、第1及び第2の演算部23a,23bは、第1及び第2の電磁スイッチ16a,16bを開くための指令を発生する。第1及び第2の電磁スイッチ16a,16bの少なくともいずれか一方が開かれることにより、第1及び第2のブレーキ装置11a,11bは、減速度制御を行うことなく、直ちに制動動作する。
次に、第2のブレーキ制御部15の動作について説明する。運転制御部は、かご1の起動・停止に応じて、ブレーキ動作指令を第1のブレーキ制御部15に送る。ブレーキ動作指令が発せられると、第3及び第4の演算部23c,23dは、第3及び第4の電磁スイッチ制御スイッチ22c,22dをONにする。これにより、第3及び第4の駆動コイル21c,21dが励磁され、第3及び第4の電磁スイッチ16c,16dが閉じられる。
この状態で第3及び第4の制動力制御スイッチ20c,20dをON/OFFすることにより、第3及び第4のブレーキコイル17c,17dの励磁状態が制御され、第3及び第4のブレーキ装置11c,11dの制動状態が制御される。また、第3及び第4の演算部23c,23dは、制御指令、例えば必要電流に応じて連続的なON/OFF指令を第3及び第4の制動力制御スイッチ20c,20dに印加する。
かご1の非常停止時には、第3及び第4の演算部23c,23dは、速度検出部からの信号を参照しながら、第2の駆動シーブ12の回転速度、即ちかご1の速度が目標速度パターンに追従するように、第3及び第4のブレーキコイル17c,17dの電流を制動力制御スイッチ20c,20dのON/OFFにより制御する。減速のパターンは、減速度が過大とならないように設定される。
また、第3及び第4の演算部23c,23dの計算結果が異なった場合、第3及び第4の演算部23c,23dの少なくともいずれか一方が故障したと考えられるため、第3及び第4の演算部23c,23dは、第3及び第4の電磁スイッチ16c,16dを開くための指令を発生する。第3及び第4の電磁スイッチ16c,16dの少なくともいずれか一方が開かれることにより、第3及び第4のブレーキ装置11c,11dは、減速度制御を行うことなく、直ちに制動動作する。
このようなエレベータ装置では、第1及び第2の巻上機ブレーキが、それぞれ単独でかご1を停止させる制動力を有し、第1及び第2のブレーキ制御部14,15は、演算部23a,23b,23c,23dのいずれかの故障を検出すると対応する巻上機ブレーキに制動動作をさせるので、演算部23a,23b,23c,23dに故障が発生してもかご1をより確実に停止させることができる。
実施の形態2.
次に、図3はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、第2及び第3のブレーキ装置11b,11cの組と、第1及び第4のブレーキ装置11a,11dの組とは、それぞれ単独の組でかご1を停止させる制動力を有している。第1のブレーキ制御部14は、第1及び第2の演算部23a,23bのいずれかの故障が検出されると、第2及び第3のブレーキ装置11b,11cに制動動作をさせる。第2のブレーキ制御部15は、第3及び第4の演算部23c,23dのいずれかの故障が検出されると、第1及び第4のブレーキ装置11a,11bに制動動作をさせる。
即ち、図2において、第1の電磁スイッチ16aを開閉する第1の駆動コイル21aと、第3の電磁スイッチ16cを開閉する第3の駆動コイル21cとを入れ替えた構成となっている。実質的には、図2の回路構成のまま、図1の第1のブレーキ装置11aと第3のブレーキ装置11cとを入れ替えた構成と同様である。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、演算部23a,23b,23c,23dに故障が発生してもかご1をより確実に停止させることができる。
また、演算部23a,23b,23c,23dの故障検出時に、第1及び第2の駆動シーブ8,12の両方に制動力が加えられるので、制動力のアンバランスを抑制でき、かご1を安定して停止させることができる。
実施の形態3.
次に、図4はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置の要部を示す回路図である。図において、第1ないし第4の電磁スイッチ16a〜16dは、第1ないし第4のブレーキコイル17a〜17dと電源との間に直列に接続されている。従って、電磁スイッチ16a〜16dのいずれか1つが開放されると、全てのブレーキ装置11a,11b,11c,11dへの通電が遮断される。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、演算部23a,23b,23c,23dに故障が発生すると、全てのブレーキ装置11a,11b,11c,11dへの通電が遮断されるので、かご1をより確実に停止させることができる。また、ブレーキ装置11a,11b,11c,11dのそれぞれの制動力(制動トルク)を実施の形態1、2よりも小さくすることができる。
実施の形態4.
次に、図5はこの発明の実施の形態4によるエレベータ装置の要部を示す回路図である。図において、第1及び第2の演算部23a,23bと、第3及び第4の演算部23c,23dとは、通信手段28を介して互いに通信可能に接続されている。
第1及び第2の演算部23a,23bの故障が検出されると、第1及び第2の演算部23a,23bは、第1及び第2の電磁スイッチ16a,16bを開くための指令を発生するとともに、通信手段28を介して第3及び第4の演算部23c,23dに故障検出情報を送信する。これにより、第3及び第4の演算部23c,23dは、第3及び第4の電磁スイッチ16c,16dを開くための指令を発生する。
また、第3及び第4の演算部23c,23dの故障が検出されると、第3及び第4の演算部23c,23dは、第3及び第4の電磁スイッチ16c,16dを開くための指令を発生するとともに、通信手段28を介して第1及び第2の演算部23a,23bに故障検出情報を送信する。これにより、第1及び第2の演算部23a,23bは、第1及び第2の電磁スイッチ16a,16bを開くための指令を発生する。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、演算部23a,23b,23c,23dに故障が発生すると、全てのブレーキ装置11a,11b,11c,11dへの通電が遮断されるので、かご1をより確実に停止させることができる。また、ブレーキ装置11a,11b,11c,11dのそれぞれの制動力(制動トルク)を実施の形態1、2よりも小さくすることができる。
また、実施の形態3では、電磁スイッチ16a〜16dのそれぞれが、全てのブレーキコイル17a〜17dに供給される電力に適用する必要があるため、装置を小型化することができない。これに対して、実施の形態4では、ブレーキコイル17a〜17dのうちの2個ずつに供給される電力に適用できればよいため、装置を比較的小型化できる。
なお、上記の例では、2台の巻上機4,5によりかご1を昇降させたが、3台以上の巻上機を用いてもよい。
また、上記の例では、巻上機4,5のそれぞれに2台ずつのブレーキ装置11a,11b,11c,11dを用いたが、1台、又は3台以上のブレーキ装置を用いてもよい。

Claims (5)

  1. 駆動シーブと、上記駆動シーブを回転させるモータと、上記駆動シーブの回転を制動する巻上機ブレーキとをそれぞれ有する複数台の巻上機、
    上記駆動シーブに巻き掛けられている吊り下げ手段、
    上記吊り下げ手段により吊り下げられ、上記巻上機により昇降されるかご、及び
    対応する上記巻上機ブレーキを制御する複数のブレーキ制御部
    を備え、
    上記巻上機ブレーキは、それぞれ単独で上記かごを停止させる制動力を有し、
    上記ブレーキ制御部は、それぞれ複数の演算部を有し、
    上記演算部は、互いの演算結果を比較することにより上記演算部の故障を検出可能であり、上記演算部の故障を検出すると対応する上記巻上機ブレーキに制動動作をさせるエレベータ装置。
  2. 第1の駆動シーブと、上記第1の駆動シーブを回転させる第1のモータと、上記第1の駆動シーブの回転を制動する第1及び第2のブレーキ装置とを有する第1の巻上機、
    第2の駆動シーブと、上記第2の駆動シーブを回転させる第2のモータと、上記第2の駆動シーブの回転を制動する第3及び第4のブレーキ装置とを有する第2の巻上機、
    上記第1及び第2の駆動シーブに巻き掛けられている吊り下げ手段、
    上記吊り下げ手段により吊り下げられ、上記第1及び第2の巻上機により昇降されるかご、
    上記第2及び第3のブレーキ装置を制御する第1のブレーキ制御部、及び
    上記第1及び第4のブレーキ装置を制御する第2のブレーキ制御部
    を備え、
    上記第2及び第3のブレーキ装置の組と、上記第1及び第4のブレーキ装置の組とは、それぞれ単独の組で上記かごを停止させる制動力を有し、
    上記第1及び第2のブレーキ制御部は、それぞれ複数の演算部を有し、
    上記演算部は、互いの演算結果を比較することにより上記演算部の故障を検出可能であり、
    上記第1のブレーキ制御部は、上記演算部の故障を検出すると、上記第2及び第3のブレーキ装置に制動動作をさせ、
    上記第2のブレーキ制御部は、上記演算部の故障を検出すると、上記第1及び第4のブレーキ装置に制動動作をさせるエレベータ装置。
  3. 駆動シーブと、上記駆動シーブを回転させるモータと、上記駆動シーブの回転を制動する巻上機ブレーキとをそれぞれ有する複数台の巻上機、
    上記駆動シーブに巻き掛けられている吊り下げ手段、
    上記吊り下げ手段により吊り下げられ、上記巻上機により昇降されるかご、及び
    対応する上記巻上機ブレーキを制御する複数のブレーキ制御部
    を備え、
    上記ブレーキ制御部は、それぞれ複数の演算部を有し、
    上記演算部は、互いの演算結果を比較することにより上記演算部の故障を検出可能であり、上記演算部の故障を検出すると全ての上記巻上機ブレーキに制動動作をさせるエレベータ装置。
  4. 上記巻上機ブレーキへの電力の供給をそれぞれON/OFFする複数の電磁スイッチをさらに備え、
    上記電磁スイッチは、互いに直列に接続されており、
    上記ブレーキ制御部は、上記演算部の故障を検出すると対応する上記電磁スイッチをOFFにする請求項3記載のエレベータ装置。
  5. 上記ブレーキ制御部間は、通信手段を介して通信可能に接続されており、
    上記ブレーキ制御部は、上記演算部の故障を検出すると、他の上記ブレーキ制御部に故障検出情報を送信する請求項3記載のエレベータ装置。
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