JPWO2009078067A1 - 電動調理器 - Google Patents

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Abstract

電動調理器は、電動機と、使用者が操作することにより電動機を動作させる操作スイッチと、動作状態と不動作状態とを切り替える安全装置スイッチと、調理物を出し入れできる開口を有する容器と、容器の開口を覆うように容器に着脱自在に装着された蓋と、蓋を容器に装着することにより動作位置から不動作位置に移動できるレバーと、レバーに応じて安全装置スイッチを動作させるレバー検知部と、レバーを移動させるレバー操作部とを備える。動作状態では、操作スイッチが操作された時に電動機を動作させる。不動作状態では、操作スイッチが操作された時に電動機を動作させない。レバーは、蓋を容器に装着することにより動作位置から不動作位置に移動できる。レバー検知部は、レバーが不動作位置にあるときに安全装置スイッチを不動作状態に設定し、レバーが動作位置にあるときに安全装置スイッチを動作状態に設定する。レバー操作部は、使用者に操作されることにより、レバーを動作位置から不動作位置に移動させる。この電動調理器は、レバーに調理物が付着しても電動機が回転せず安全である。

Description

本発明は、調理物を収容する容器を有する電動調理器に関する。
図6は特許文献1に開示されている従来の電動調理器501の断面図である。電動調理器501は、電動機113と操作スイッチ116と安全装置スイッチ112を内蔵する本体101と、安全装置スイッチ112と連動したレバー検知部106と、本体101に着脱自在に載置される容器102とを有する。容器102はカッター111を有し、上方に開口する開口102Aを有する。蓋105は容器102の開口102Aを閉鎖することができ、容器102に着脱できる凸部105Aを有する。容器102は、蓋105を固定するロック用ボタン117と、可動するレバー104とを有する。容器102が本体101に載置され、蓋105が容器102の開口102Aを閉鎖する所定の位置にあるときには、蓋105の凸部105Aがレバー104を下方に押し、レバー104がレバー検知部106を押して動作させることで安全装置スイッチ112に通電する。安全装置スイッチ112に通電させている間に操作スイッチ116を操作することでカッター111を回転させる。蓋105が上記の所定の位置に無いときには、レバー104はバネ109でレバー検知部106が動作しない上方に移動し、レバー検知部106が安全装置スイッチ112を押さないことで安全装置112に通電せず、操作スイッチ116を操作してもカッター111を回転させることができない。
従来の電動調理器501では、容器102を本体101に載置した状態でジュースなどの調理物がレバー104に付着してレバー104を固定させる場合がある。この場合には、蓋105を容器102から取り外してもレバー検知部106はレバー104で押されているので、安全装置スイッチ112に通電される。このときに操作スイッチ116を操作すると、使用者が意図することなくカッター111が回転する。
特表2002−526135号公報
電動調理器は、電動機と、使用者が操作することにより電動機を動作させる操作スイッチと、動作状態と不動作状態とを切り替える安全装置スイッチと、調理物を出し入れできる開口を有する容器と、容器の開口を覆うように容器に着脱自在に装着された蓋と、蓋を容器に装着することにより動作位置から不動作位置に移動できるレバーと、レバーに応じて安全装置スイッチを動作させるレバー検知部と、レバーを移動させるレバー操作部とを備える。動作状態では、操作スイッチが操作された時に電動機を動作させる。不動作状態では、操作スイッチが操作された時に電動機を動作させない。レバーは、蓋を容器に装着することにより動作位置から不動作位置に移動できる。レバー検知部は、レバーが不動作位置にあるときに安全装置スイッチを不動作状態に設定し、レバーが動作位置にあるときに安全装置スイッチを動作状態に設定する。レバー操作部は、使用者に操作されることにより、レバーを動作位置から不動作位置に移動させる。
この電動調理器は、レバーに調理物が付着しても電動機が回転せず安全である。
図1は本発明の実施の形態1における電動調理器の断面図である。 図2Aは実施の形態1における電動調理器の断面図である。 図2Bは図2Aに示す電動調理器の断面図である。 図3Aは実施の形態1における電動調理器の断面図である。 図3Bは図3Aに示す電動調理器の断面図である。 図3Cは実施の形態1における電動調理器の断面図である。 図3Dは図3Cに示す電動調理器の断面図である。 図3Eは実施の形態1における電動調理器の断面図である。 図3Fは図3Eに示す電動調理器の断面図である。 図4Aは実施の形態1における電動調理器の断面図である。 図4Bは図4Aに示す電動調理器の断面図である。 図4Cは実施の形態1における電動調理器の断面図である。 図4Dは図4Cに示す電動調理器の断面図である。 図5Aは本発明の実施の形態2における電動調理器の断面図である。 図5Bは図5Aに示す電動調理器の断面図である。 図6は従来の電動調理器の断面図である。
符号の説明
1 本体
2 容器
2A 開口
3 ハンドル
4 レバー
5 蓋
5B 蓋斜面
5C 蓋溝部
5D 係合部斜面
6 レバー検知部
7 操作部
7A レバー操作部斜面
7B 操作部凸部
8 復帰バネ
12 安全装置スイッチ
13 電動機
14 レバー
15 レバー操作部
16 操作スイッチ
25 蓋
1001 電動調理器
1002 電動調理器
1001C 調理物
P1 動作位置
P2 不動作位置
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における電動調理器1001の断面図である。
実施の形態1では電動調理器1001はミキサーである。電動調理器1001は、電動機13と操作スイッチ16と安全装置スイッチ12を内蔵する本体1と、安全装置スイッチ12と連動したレバー検知部6と、本体1に着脱自在に載置される容器2とを有する。容器2はカッター11を有し、上方に開口する開口2Aを有する。容器2は、電動機13の動作により調理される調理物1001Cを収容するように構成され、開口2Aを介して調理物1001Cを出し入れできる。蓋5は容器2の開口2Aを閉鎖することができて容器2に着脱でき、蓋凸部5Aを有する。容器2が本体1に載置され、蓋5が容器2の開口2Aを閉鎖する所定の位置にあるときには、蓋凸部5Aがレバー4を下方に押し、レバー4がレバー検知部6を押して動作させることで安全装置スイッチ12に通電する。安全装置スイッチ12に通電させている間に、使用者が操作スイッチ16を操作することで電動機13を動作させてカッター11を回転させる。蓋5が上記の所定の位置に無いときには、レバー4はバネ9でレバー検知部6が上方に移動し、レバー検知部6が安全装置スイッチ12に通電せずに不動作にして、操作スイッチ16を操作してもカッター11を回転させることができない。
電動調理器1001は容器2に固定されたハンドル3を有する。ハンドル3はハンドルカバー10を有する。レバー4はハンドルカバー10の内部に設置されている。レバー4はバネ9により上方に付勢されており、レバー検知部6が安全装置スイッチ12を不動作にする位置にある。レバー4はレバー凸部4Aとレバー斜面4Bを有している。容器2に蓋5が上記所定の位置に装着されたときにレバー凸部4Aが蓋5の蓋凸部5Aで下方に押されることで、レバー4はレバー検知部6を動作方向に押して動作させる。ハンドルカバー10の内部には、レバー4を移動させるレバー操作部7を有する。レバー操作部7はレバー斜面4Bと平行に対向する斜面レバー操作部斜面7Aを有する。レバー操作部7が復帰バネ8で押されて移動することでレバー操作部斜面7Aはレバー斜面4Bから離れる。
図2Aと図2Bは電動調理器1001の断面図である。レバー操作部7はレバー操作部凸部7Bを有する。蓋5には水平に延びる蓋溝部5Cが形成されている。レバー操作部7のレバー操作部凸部7Bは蓋溝部5Cと係合する。これにより、使用中に容易に蓋5が開かないのでより高い安全性の電動調理器1001が得られる。
蓋5は蓋溝部5Cに連続する蓋斜面5Bを有する。蓋溝部5Cの下側には、蓋溝部5Cに連続する係合部斜面5Dが設けられている。
電動調理器1001の動作を説明する。図3Aから図3Fと図4Aから図4Dは電動調理器1001の動作を示す断面図である。図3A、図3C、図3E図4A、図4Cはレバー操作部7の近傍を示し、図3B、図3D、図3F、図4B、図4Dはレバー検知部6の近傍を示す。
図3Aと図3Bは容器2を蓋5で完全に閉じている状態を示す。蓋5は蓋凸部5Aでレバー凸部4Aを押し下げ、レバー4は動作位置P1にある。このとき、レバー検知部6が下方で動作方向12Aに押し下げられて安全装置スイッチ12を通電させて動作させる。レバー操作部凸部7Bは復帰バネ8に押されることで蓋溝部5Cの奥部に挿入され、蓋5を容器2とハンドル3に固定している。このとき、レバー操作部斜面7Aはクリアランス7Cを介してレバー斜面4Bに平行に対向してレバー斜面4Bを押していない。安全装置スイッチ12は動作しているので、使用者は操作スイッチ16を操作することで電動機13を動作させてカッター11を回転させ、調理物1001Cを調理することができる。
図3Cと図3Dは、レバー操作部斜面7Aがレバー斜面4Bに近づく操作方向7Dに使用者がレバー操作部7を操作して押している状態を示す。レバー操作部斜面7Aとレバー斜面4Bとは、操作方向7Dに対して傾斜している。レバー操作部7が操作方向7Dに押されると、レバー操作部斜面7Aがレバー斜面4Bに接触してレバー斜面4Bを上方への方向1001Bに押し上げる。これにより、レバー4は、動作位置P1から、動作している安全装置スイッチ12を不動作にさせる不動作方向12Bに移動する。実施の形態1では、動作方向12Aは不動作方向12Bの反対の方向であるが、これには限定されない。レバー4が不動作方向12Bに移動することにより、レバー検知部6が不動作方向12Bに移動する。このとき、レバー4が調理物などでハンドルカバー10や容器2に固着していた場合でも、使用者がレバー操作部7を押して操作してレバー4を強制的に移動させることができる。使用者がレバー操作部7を操作方向7Dに押すと、レバー操作部凸部7Bは蓋5の蓋溝部5Cに沿って移動する。蓋溝部5Cに沿って移動するレバー操作部凸部7Bは、蓋斜面5Bに接触した位置で蓋溝部5Cとの係合を解除させ始める。これと同時に、レバー操作部斜面7Aがレバー斜面4Bに接触してレバー4を不動作方向12Bに移動させ、これによりレバー凸部4Aは蓋凸部5Aを方向1001Bに持ち上げて、容器2の開口2Aを閉鎖している蓋5を開口2Aから離す。レバー4が不動作方向12Bに移動することで、レバー検知部6を介して、動作している安全装置スイッチ12を通電させずに不動作にする。安全装置スイッチ12は不動作であるので、使用者はスイッチ16を操作しても電動機13を動作させることができずカッター11を回転させることができない。
図3Eと図3Fは使用者がレバー操作部7を操作方向7Dにさらに押した状態を示す。使用者がレバー操作部7を操作方向7Dにさらに押し込むと、レバー操作部凸部7Bが蓋斜面5Bを方向1001Bに移動させる。これによりレバー操作部斜面7Aがレバー斜面4Bを方向1001Bにさらに押し上げて、レバー4を不動作方向12Bにさらに移動させ、不動作位置P2に位置させる。このとき、レバー検知部6をレバー4で押されている状態から開放する。これと同時にレバー凸部4Aが蓋斜面5Bに接触しながら蓋凸部5Aを方向1001Bに持ち上げ、容器2の開口2Aから蓋5をさらに離し、レバー凸部4Aは蓋溝部5Cとの係合を解除する。
上記のように、安全操作スイッチ12は、操作スイッチ16が使用者により操作された時に電動機13を動作させる動作状態と、操作スイッチ16が操作された時でも電動機13を動作させない不動作状態とを切り替えることができる。レバー4は、蓋5を容器2に装着することにより動作位置P1から不動作位置P2に移動できる。レバー検知部6は、レバー4が不動作位置P2にあるときに安全装置スイッチ12を不動作状態に設定し、レバー4が動作位置P1にあるときに安全装置スイッチ12を動作状態に設定する。レバー操作部7は使用者に操作されることで、レバー4を動作位置P1から不動作位置P2に移動させることができる。
図4Aと図4Bは蓋5が容器2に装着されていない状態を示す。この状態では、レバー操作部7は復帰バネ8が付勢する方向7Eに付勢されて図3Bに示す位置より方向7Eに位置している。方向7Eは操作方向7Dの反対の方向である。
図4Cと図4Dは使用者が蓋5を容器2に近づけるように下方への方向1001Aに押した状態を示す。蓋5を容器2に装着する場合には、使用者は蓋5を方向1001Bの反対の下方への方向1001Aに押し下げる。これにより、蓋5の係合部斜面5Dはレバー操作部凸部7Bに接触してレバー操作部凸部7Bを操作方向7Dに移動させる。これによりレバー操作部7は操作方向7Dに移動して、レバー操作部斜面7Aがレバー斜面4Bに接触する。さらに蓋5を方向1001Aに押し下げると、蓋5の係合部斜面5Dがレバー操作部凸部7Bを操作方向7Dにさらに移動し、レバー操作部斜面7Aがレバー斜面4Bを方向1001A(不動作方向12B)に持ち上げる。これにより、レバー4が調理物などで容器2やハンドルカバー10(ハンドル3)に固着していた場合でも強制に不動作方向12Bに移動させることができる。蓋5を容器2に装着して開口2Aを閉鎖すると、復帰バネ8はレバー操作部7を方向7Eに付勢して移動させ、レバー操作部凸部7Bが蓋溝部5Cに沿って方向7Eに移動して蓋溝部5Cに係合する。これにより電動調理器1001の各部分は図3Aと図3Bに示す状態に位置する。
以上のように、実施の形態1による電動調理器1001では、蓋5を容器2に装着する時と容器2から離す時との双方でレバー操作部7がレバー4を強制的に移動させる。これによりレバー4が調理物等でハンドル3や容器2に固着していた場合でもその固着を解除してレバー4を可動にすることができる。これにより蓋5が容器2の開口2Aを閉鎖していないときに安全装置スイッチ12を不動作にして、使用者が不用意に操作スイッチ16を操作しても電動機13が動作しないので、高い安全性を有する電動調理器1001が得られる。また、使用者がレバー操作部7を操作方向7Dに押すと、蓋溝部5Cに沿ってレバー操作部凸部7Bでレバー操作部7を移動させる。これにより蓋溝部5Cとレバー操作部凸部7Bの係合を解除すると共に、レバー操作部凸部7Bが蓋斜面5Bに接触して蓋5を容器2から離すことができる。よって、高い安全性とともに、蓋5を利便的に容器2から離すことができる電動調理器1001が得られる。
また、レバー操作部凸部7Bが蓋溝部5Cに係合させることで、蓋5を容器2に確実に係合させることができる。さらに、この構造により、レバー操作部7とレバー4の間のクリアランス7Cを確保でき、各部品の寸法精度をある程度低くすることができ、容易に各部品を設計、製造できる。
また、蓋溝部5Cの端部までレバー操作部凸部7Bを押し込むように復帰バネ8がレバー操作部7を方向7Eに付勢しているので、より確実に蓋5が保持されて容器2の開口2Aを閉鎖することができる。
また、ハンドル3にレバー4とレバー操作部7が内蔵されているので、使用者はハンドル3を保持した状態や片手でも容易にレバー4を不動作方向12Bに移動させて固着を解除でき、同時に蓋5の装着を解除することができる。
(実施の形態2)
図5Aと図5Bは本発明の実施の形態2における電動調理器1002の断面図である。図5Aと図5Bにおいて、図1から図4Dに示す実施の形態1における電動調理器1001と同じ部分には同じ参照符号を付して、その説明を省略する。実施の形態2における電動調理器1002は、図1に示す実施の形態1による電動調理器1001のレバー4、レバー操作部7、蓋5の代わりにレバー14、レバー操作部15、蓋25を備える。
図5Aに示すように、ハンドル3の内部にレバー検知部6を押すレバー14が設けられている。レバー14はレバー斜面14Bを有する。蓋25は蓋凸部25Aを有する。操作者が蓋25を容器2の開口2Aを閉鎖するように容器2に装着することで、蓋凸部5Aがレバー斜面14Bの上面を押し下げる。これによりレバー14はレバー検知部6を介して安全装置スイッチ12を動作させる動作方向12Aに移動する。このとき使用者が操作スイッチ16を操作することで電動機を動作させてカッター11を回転させることができる。レバー斜面14Bはレバー操作部15のレバー操作部斜面15Aに平行に対向している。復帰バネ8は、レバー操作部斜面15Aはレバー斜面14Bを押さないように、レバー操作部斜面15Aをレバー斜面14Bから離れる方向15Eに付勢している。
図5Bに示すように、レバー操作部斜面15Aがレバー斜面14Bに近づく方向15Dに使用者がレバー操作部15を押すと、レバー操作部斜面15Aが蓋凸部5Aを上方への方向1002Bに押されて移動させ、容器2から蓋5を離す。これと同時に、レバー斜面14Bを方向1002Bに移動させることで、レバー14は動作方向12Aの反対の不動作方向12Bに移動する。レバー14が不動作方向12Bに移動することで、安全装置スイッチ12を不通電にして不動作にする。このとき、使用者が操作スイッチ16を操作しても電動機は動作せずにカッター11を回転させることはできない。使用者が押しているレバー操作部15を開放すると、復帰バネ8がレバー操作部15を方向15Eに移動させ、蓋凸部5Aとレバー斜面14Bから離れた位置15Fに復帰させる。
実施の形態2による電動調理器1002では、使用者がレバー操作部15を方向15Dに押して移動させることで、レバー操作部斜面15Aが蓋5の蓋凸部5Aを押して容器2から蓋5を離し、同時に、レバー斜面14Bを介してレバー14を強制的に不動作方向12Bに移動させる。レバー14が調理物でハンドル3や容器2に固着した場合でも固着を解除できる。
なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。実施の形態1では電動調理器1001はミキサーであるが、フードプロセッサーやミル等の電動機を有する電動調理器、または、レバーで動作させる安全装置を備えた電動調理器でもよい。
本発明にかかる電動調理器は、レバーに調理物が付着しても電動機が回転せず安全であり、ミキサーであるが、フードプロセッサーやミル等の電動機を有する電動調理器、または、レバーで動作させる安全装置を備えた電動調理器に適用できる。
本発明は、調理物を収容する容器を有する電動調理器に関する。
図6は特許文献1に開示されている従来の電動調理器501の断面図である。電動調理器501は、電動機113と操作スイッチ116と安全装置スイッチ112を内蔵する本体101と、安全装置スイッチ112と連動したレバー検知部106と、本体101に着脱自在に載置される容器102とを有する。容器102はカッター111を有し、上方に開口する開口102Aを有する。蓋105は容器102の開口102Aを閉鎖することができ、容器102に着脱できる凸部105Aを有する。容器102は、蓋105を固定するロック用ボタン117と、可動するレバー104とを有する。容器102が本体101に載置され、蓋105が容器102の開口102Aを閉鎖する所定の位置にあるときには、蓋105の凸部105Aがレバー104を下方に押し、レバー104がレバー検知部106を押して動作させることで安全装置スイッチ112に通電する。安全装置スイッチ112に通電させている間に操作スイッチ116を操作することでカッター111を回転させる。蓋105が上記の所定の位置に無いときには、レバー104はバネ109でレバー検知部106が動作しない上方に移動し、レバー検知部106が安全装置スイッチ112を押さないことで安全装置112に通電せず、操作スイッチ116を操作してもカッター111を回転させることができない。
従来の電動調理器501では、容器102を本体101に載置した状態でジュースなどの調理物がレバー104に付着してレバー104を固定させる場合がある。この場合には、蓋105を容器102から取り外してもレバー検知部106はレバー104で押されているので、安全装置スイッチ112に通電される。このときに操作スイッチ116を操作すると、使用者が意図することなくカッター111が回転する。
特表2002−526135号公報
電動調理器は、電動機と、使用者が操作することにより電動機を動作させる操作スイッチと、動作状態と不動作状態とを切り替える安全装置スイッチと、調理物を出し入れできる開口を有する容器と、容器の開口を覆うように容器に着脱自在に装着された蓋と、蓋を容器に装着することにより動作位置から不動作位置に移動できるレバーと、レバーに応じて安全装置スイッチを動作させるレバー検知部と、レバーを移動させるレバー操作部とを備える。動作状態では、操作スイッチが操作された時に電動機を動作させる。不動作状態では、操作スイッチが操作された時に電動機を動作させない。レバーは、蓋を容器に装着することにより動作位置から不動作位置に移動できる。レバー検知部は、レバーが不動作位置にあるときに安全装置スイッチを不動作状態に設定し、レバーが動作位置にあるときに安全装置スイッチを動作状態に設定する。レバー操作部は、使用者に操作されることにより、レバーを動作位置から不動作位置に移動させる。
この電動調理器は、レバーに調理物が付着しても電動機が回転せず安全である。
本発明の実施の形態1における電動調理器の断面図 実施の形態1における電動調理器の断面図 図2Aに示す電動調理器の断面図 実施の形態1における電動調理器の断面図 図3Aに示す電動調理器の断面図 実施の形態1における電動調理器の断面図 図3Cに示す電動調理器の断面図 実施の形態1における電動調理器の断面図 図3Eに示す電動調理器の断面図 実施の形態1における電動調理器の断面図 図4Aに示す電動調理器の断面図 実施の形態1における電動調理器の断面図 図4Cに示す電動調理器の断面図 本発明の実施の形態2における電動調理器の断面図 図5Aに示す電動調理器の断面図 従来の電動調理器の断面図
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における電動調理器1001の断面図である。
実施の形態1では電動調理器1001はミキサーである。電動調理器1001は、電動機13と操作スイッチ16と安全装置スイッチ12を内蔵する本体1と、安全装置スイッチ12と連動したレバー検知部6と、本体1に着脱自在に載置される容器2とを有する。容器2はカッター11を有し、上方に開口する開口2Aを有する。容器2は、電動機13の動作により調理される調理物1001Cを収容するように構成され、開口2Aを介して調理物1001Cを出し入れできる。蓋5は容器2の開口2Aを閉鎖することができて容器2に着脱でき、蓋凸部5Aを有する。容器2が本体1に載置され、蓋5が容器2の開口2Aを閉鎖する所定の位置にあるときには、蓋凸部5Aがレバー4を下方に押し、レバー4がレバー検知部6を押して動作させることで安全装置スイッチ12に通電する。安全装置スイッチ12に通電させている間に、使用者が操作スイッチ16を操作することで電動機13を動作させてカッター11を回転させる。蓋5が上記の所定の位置に無いときには、レバー4はバネ9でレバー検知部6が上方に移動し、レバー検知部6が安全装置スイッチ12に通電せずに不動作にして、操作スイッチ16を操作してもカッター11を回転させることができない。
電動調理器1001は容器2に固定されたハンドル3を有する。ハンドル3はハンドルカバー10を有する。レバー4はハンドルカバー10の内部に設置されている。レバー4はバネ9により上方に付勢されており、レバー検知部6が安全装置スイッチ12を不動作にする位置にある。レバー4はレバー凸部4Aとレバー斜面4Bを有している。容器2に蓋5が上記所定の位置に装着されたときにレバー凸部4Aが蓋5の蓋凸部5Aで下方に押されることで、レバー4はレバー検知部6を動作方向に押して動作させる。ハンドルカバー10の内部には、レバー4を移動させるレバー操作部7を有する。レバー操作部7はレバー斜面4Bと平行に対向する斜面レバー操作部斜面7Aを有する。レバー操作部7が復帰バネ8で押されて移動することでレバー操作部斜面7Aはレバー斜面4Bから離れる。
図2Aと図2Bは電動調理器1001の断面図である。レバー操作部7はレバー操作部凸部7Bを有する。蓋5には水平に延びる蓋溝部5Cが形成されている。レバー操作部7のレバー操作部凸部7Bは蓋溝部5Cと係合する。これにより、使用中に容易に蓋5が開かないのでより高い安全性の電動調理器1001が得られる。
蓋5は蓋溝部5Cに連続する蓋斜面5Bを有する。蓋溝部5Cの下側には、蓋溝部5Cに連続する係合部斜面5Dが設けられている。
電動調理器1001の動作を説明する。図3Aから図3Fと図4Aから図4Dは電動調理器1001の動作を示す断面図である。図3A、図3C、図3E図4A、図4Cはレバー操作部7の近傍を示し、図3B、図3D、図3F、図4B、図4Dはレバー検知部6の近傍を示す。
図3Aと図3Bは容器2を蓋5で完全に閉じている状態を示す。蓋5は蓋凸部5Aでレバー凸部4Aを押し下げ、レバー4は動作位置P1にある。このとき、レバー検知部6が下方で動作方向12Aに押し下げられて安全装置スイッチ12を通電させて動作させる。レバー操作部凸部7Bは復帰バネ8に押されることで蓋溝部5Cの奥部に挿入され、蓋5を容器2とハンドル3に固定している。このとき、レバー操作部斜面7Aはクリアランス7Cを介してレバー斜面4Bに平行に対向してレバー斜面4Bを押していない。安全装置スイッチ12は動作しているので、使用者は操作スイッチ16を操作することで電動機13を動作させてカッター11を回転させ、調理物1001Cを調理することができる。
図3Cと図3Dは、レバー操作部斜面7Aがレバー斜面4Bに近づく操作方向7Dに使用者がレバー操作部7を操作して押している状態を示す。レバー操作部斜面7Aとレバー斜面4Bとは、操作方向7Dに対して傾斜している。レバー操作部7が操作方向7Dに押されると、レバー操作部斜面7Aがレバー斜面4Bに接触してレバー斜面4Bを上方への方向1001Bに押し上げる。これにより、レバー4は、動作位置P1から、動作している安全装置スイッチ12を不動作にさせる不動作方向12Bに移動する。実施の形態1では、動作方向12Aは不動作方向12Bの反対の方向であるが、これには限定されない。レバー4が不動作方向12Bに移動することにより、レバー検知部6が不動作方向12Bに移動する。このとき、レバー4が調理物などでハンドルカバー10や容器2に固着していた場合でも、使用者がレバー操作部7を押して操作してレバー4を強制的に移動させることができる。使用者がレバー操作部7を操作方向7Dに押すと、レバー操作部凸部7Bは蓋5の蓋溝部5Cに沿って移動する。蓋溝部5Cに沿って移動するレバー操作部凸部7Bは、蓋斜面5Bに接触した位置で蓋溝部5Cとの係合を解除させ始める。これと同時に、レバー操作部斜面7Aがレバー斜面4Bに接触してレバー4を不動作方向12Bに移動させ、これによりレバー凸部4Aは蓋凸部5Aを方向1001Bに持ち上げて、容器2の開口2Aを閉鎖している蓋5を開口2Aから離す。レバー4が不動作方向12Bに移動することで、レバー検知部6を介して、動作している安全装置スイッチ12を通電させずに不動作にする。安全装置スイッチ12は不動作であるので、使用者はスイッチ16を操作しても電動機13を動作させることができずカッター11を回転させることができない。
図3Eと図3Fは使用者がレバー操作部7を操作方向7Dにさらに押した状態を示す。使用者がレバー操作部7を操作方向7Dにさらに押し込むと、レバー操作部凸部7Bが蓋斜面5Bを方向1001Bに移動させる。これによりレバー操作部斜面7Aがレバー斜面4Bを方向1001Bにさらに押し上げて、レバー4を不動作方向12Bにさらに移動させ、不動作位置P2に位置させる。このとき、レバー検知部6をレバー4で押されている状態から開放する。これと同時にレバー凸部4Aが蓋斜面5Bに接触しながら蓋凸部5Aを方向1001Bに持ち上げ、容器2の開口2Aから蓋5をさらに離し、レバー凸部4Aは蓋溝部5Cとの係合を解除する。
上記のように、安全操作スイッチ12は、操作スイッチ16が使用者により操作された時に電動機13を動作させる動作状態と、操作スイッチ16が操作された時でも電動機13を動作させない不動作状態とを切り替えることができる。レバー4は、蓋5を容器2に装着することにより動作位置P1から不動作位置P2に移動できる。レバー検知部6は、レバー4が不動作位置P2にあるときに安全装置スイッチ12を不動作状態に設定し、レバー4が動作位置P1にあるときに安全装置スイッチ12を動作状態に設定する。レバー操作部7は使用者に操作されることで、レバー4を動作位置P1から不動作位置P2に移動させることができる。
図4Aと図4Bは蓋5が容器2に装着されていない状態を示す。この状態では、レバー操作部7は復帰バネ8が付勢する方向7Eに付勢されて図3Bに示す位置より方向7Eに位置している。方向7Eは操作方向7Dの反対の方向である。
図4Cと図4Dは使用者が蓋5を容器2に近づけるように下方への方向1001Aに押した状態を示す。蓋5を容器2に装着する場合には、使用者は蓋5を方向1001Bの反対の下方への方向1001Aに押し下げる。これにより、蓋5の係合部斜面5Dはレバー操作部凸部7Bに接触してレバー操作部凸部7Bを操作方向7Dに移動させる。これによりレバー操作部7は操作方向7Dに移動して、レバー操作部斜面7Aがレバー斜面4Bに接触する。さらに蓋5を方向1001Aに押し下げると、蓋5の係合部斜面5Dがレバー操作部凸部7Bを操作方向7Dにさらに移動し、レバー操作部斜面7Aがレバー斜面4Bを方向1001A(不動作方向12B)に持ち上げる。これにより、レバー4が調理物などで容器2やハンドルカバー10(ハンドル3)に固着していた場合でも強制に不動作方向12Bに移動させることができる。蓋5を容器2に装着して開口2Aを閉鎖すると、復帰バネ8はレバー操作部7を方向7Eに付勢して移動させ、レバー操作部凸部7Bが蓋溝部5Cに沿って方向7Eに移動して蓋溝部5Cに係合する。これにより電動調理器1001の各部分は図3Aと図3Bに示す状態に位置する。
以上のように、実施の形態1による電動調理器1001では、蓋5を容器2に装着する時と容器2から離す時との双方でレバー操作部7がレバー4を強制的に移動させる。これによりレバー4が調理物等でハンドル3や容器2に固着していた場合でもその固着を解除してレバー4を可動にすることができる。これにより蓋5が容器2の開口2Aを閉鎖していないときに安全装置スイッチ12を不動作にして、使用者が不用意に操作スイッチ16を操作しても電動機13が動作しないので、高い安全性を有する電動調理器1001が得られる。また、使用者がレバー操作部7を操作方向7Dに押すと、蓋溝部5Cに沿ってレバー操作部凸部7Bでレバー操作部7を移動させる。これにより蓋溝部5Cとレバー操作部凸部7Bの係合を解除すると共に、レバー操作部凸部7Bが蓋斜面5Bに接触して蓋5を容器2から離すことができる。よって、高い安全性とともに、蓋5を利便的に容器2から離すことができる電動調理器1001が得られる。
また、レバー操作部凸部7Bが蓋溝部5Cに係合させることで、蓋5を容器2に確実に係合させることができる。さらに、この構造により、レバー操作部7とレバー4の間のクリアランス7Cを確保でき、各部品の寸法精度をある程度低くすることができ、容易に各部品を設計、製造できる。
また、蓋溝部5Cの端部までレバー操作部凸部7Bを押し込むように復帰バネ8がレバー操作部7を方向7Eに付勢しているので、より確実に蓋5が保持されて容器2の開口2Aを閉鎖することができる。
また、ハンドル3にレバー4とレバー操作部7が内蔵されているので、使用者はハンドル3を保持した状態や片手でも容易にレバー4を不動作方向12Bに移動させて固着を解除でき、同時に蓋5の装着を解除することができる。
(実施の形態2)
図5Aと図5Bは本発明の実施の形態2における電動調理器1002の断面図である。図5Aと図5Bにおいて、図1から図4Dに示す実施の形態1における電動調理器1001と同じ部分には同じ参照符号を付して、その説明を省略する。実施の形態2における電動調理器1002は、図1に示す実施の形態1による電動調理器1001のレバー4、レバー操作部7、蓋5の代わりにレバー14、レバー操作部15、蓋25を備える。
図5Aに示すように、ハンドル3の内部にレバー検知部6を押すレバー14が設けられている。レバー14はレバー斜面14Bを有する。蓋25は蓋凸部25Aを有する。操作者が蓋25を容器2の開口2Aを閉鎖するように容器2に装着することで、蓋凸部5Aがレバー斜面14Bの上面を押し下げる。これによりレバー14はレバー検知部6を介して安全装置スイッチ12を動作させる動作方向12Aに移動する。このとき使用者が操作スイッチ16を操作することで電動機を動作させてカッター11を回転させることができる。レバー斜面14Bはレバー操作部15のレバー操作部斜面15Aに平行に対向している。復帰バネ8は、レバー操作部斜面15Aはレバー斜面14Bを押さないように、レバー操作部斜面15Aをレバー斜面14Bから離れる方向15Eに付勢している。
図5Bに示すように、レバー操作部斜面15Aがレバー斜面14Bに近づく方向15Dに使用者がレバー操作部15を押すと、レバー操作部斜面15Aが蓋凸部5Aを上方への方向1002Bに押されて移動させ、容器2から蓋5を離す。これと同時に、レバー斜面14Bを方向1002Bに移動させることで、レバー14は動作方向12Aの反対の不動作方向12Bに移動する。レバー14が不動作方向12Bに移動することで、安全装置スイッチ12を不通電にして不動作にする。このとき、使用者が操作スイッチ16を操作しても電動機は動作せずにカッター11を回転させることはできない。使用者が押しているレバー操作部15を開放すると、復帰バネ8がレバー操作部15を方向15Eに移動させ、蓋凸部5Aとレバー斜面14Bから離れた位置15Fに復帰させる。
実施の形態2による電動調理器1002では、使用者がレバー操作部15を方向15Dに押して移動させることで、レバー操作部斜面15Aが蓋5の蓋凸部5Aを押して容器2から蓋5を離し、同時に、レバー斜面14Bを介してレバー14を強制的に不動作方向12Bに移動させる。レバー14が調理物でハンドル3や容器2に固着した場合でも固着を解除できる。
なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。実施の形態1では電動調理器1001はミキサーであるが、フードプロセッサーやミル等の電動機を有する電動調理器、または、レバーで動作させる安全装置を備えた電動調理器でもよい。
本発明にかかる電動調理器は、レバーに調理物が付着しても電動機が回転せず安全であり、ミキサーであるが、フードプロセッサーやミル等の電動機を有する電動調理器、または、レバーで動作させる安全装置を備えた電動調理器に適用できる。
1 本体
2 容器
2A 開口
3 ハンドル
4 レバー
5 蓋
5B 蓋斜面
5C 蓋溝部
5D 係合部斜面
6 レバー検知部
7 操作部
7A レバー操作部斜面
7B 操作部凸部
8 復帰バネ
12 安全装置スイッチ
13 電動機
14 レバー
15 レバー操作部
16 操作スイッチ
25 蓋
1001 電動調理器
1002 電動調理器
1001C 調理物
P1 動作位置
P2 不動作位置

Claims (10)

  1. 電動機と、
    使用者が操作することにより前記電動機を動作させる操作スイッチと、
    前記操作スイッチが操作された時に前記電動機を動作させる動作状態と、前記操作スイッチが操作された時に前記電動機を動作させない不動作状態とを切り替える安全装置スイッチと、
    前記電動機の動作により調理される調理物を収容するように構成され、前記調理物を出し入れできる開口を有する容器と、
    前記容器の前記開口を覆うように前記容器に着脱自在に装着された蓋と、
    前記蓋を前記容器に装着することにより動作位置から不動作位置に移動できるレバーと、
    前記レバーが前記不動作位置にあるときに前記安全装置スイッチを前記不動作状態に設定し、前記レバーが前記動作位置にあるときに前記安全装置スイッチを前記動作状態に設定するレバー検知部と、
    前記使用者に操作されることにより、前記レバーを前記動作位置から前記不動作位置に移動させるレバー操作部と、
    を備えた電動調理器。
  2. 前記電動機を内蔵する本体をさらに備え、
    前記容器は前記本体に着脱自在に載置される、請求項1に記載の電動調理器。
  3. 前記レバー操作部は、前記レバーを前記動作位置から前記不動作位置に移動させたときに前記蓋を前記容器から離す、請求項1に記載の電動調理器。
  4. 前記レバー操作部はレバー操作部凸部を有し、
    前記蓋は蓋斜面を有し、
    前記レバー操作部凸部で前記蓋斜面が押し上げられることにより、前記蓋は前記容器から離れる、請求項3に記載の電動調理器。
  5. 前記レバー操作部は前記蓋と係合する、請求項3に記載の電動調理器。
  6. 前記蓋は前記蓋斜面に連続する蓋溝部が形成されており、
    前記レバー操作部は、前記蓋溝部に係合するレバー操作部凸部を有する、請求項5に記載の電動調理器。
  7. 前記レバー操作部を付勢する復帰バネをさらに備えた、請求項6に記載の電動調理器。
  8. 前記蓋は、前記容器に前記蓋を装着することでレバー操作部凸部を移動させる係合部斜面を有する、請求項6に記載の電動調理器。
  9. 前記レバー操作部は、前記レバー操作部が移動しているときに前記蓋を前記容器から離すレバー操作部斜面を有する、請求項1に記載の電動調理器。
  10. 前記容器に設けられたハンドルを有し、
    前記レバーと前記レバー操作部は前記ハンドル内に内蔵されている、請求項1に記載の電動調理器。
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