JP4385866B2 - 電動調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、一般家庭やレストランなどで使用される電動調理器に関するもので、特に電動調理器の安全機構に関するものである。
従来のこの種の電動調理器の安全機構について、図6、7を用いて説明する。
図において、電動調理器の本体2には、容器4に回転自在に設けられたカッタ−4aを回転駆動する電動機1が内蔵されている。7は、電動機1の運転を制御するスイッチで、スイッチ板10を押圧操作して開閉するものである。
3は、前記本体2に設けた安全ピンで、図7(b)に示すように、容器4が本体1の上に正規状態に載置された時のみ容器4の底部に設けた突起物5で押圧され、安全ピン3と連結した連結部材6の端部がスイッチ7の可動板8に設けた傾斜部9を摺動しながら押して可動板8を横方向に摺動させ、スイッチ板10の操作方向と可動板8に設けた溝11の位置が合致したときのみスイッチ板10が溝11に入りスイッチ操作が可能となり通電を可能にするようになっていた(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第2591349号公報
しかしながら、前記のように構成された安全機構は、可動板8の傾斜部9を安全ピン3と連結した連結部材6の端部が摺動しながら押しているため、摩擦により滑らかな動きが得られず、安全機能が十分果たせないという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決し、確実に安全機能を動作させることができる電動調理器を提供する事を目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電動調理器は、電動機を内蔵する本体と、前記本体に着脱自在に載置されると共に食品を収納する容器と、前記容器の底部に設けた突起物と、前記本体に設けられ前記容器が前記本体に正規状態で載置された時のみ前記突起物で押圧される安全ピンと、スイッチ板の操作により開閉するスイッチと、前記スイッチ板の操作方向と直交する方向にバネで付勢されると共に前記スイッチ板の操作を阻止する可動板と、前記安全ピンの動作に連動して回動すると共に前記可動板を移動させる回動部材とを備え、前記回動部材は、前記容器を前記本体から取り外した状態の時は、前記バネの付勢力に抗して前記可動板の移動を規制し、前記容器を前記本体に正規状態で載置した時は、その一端が前記可動板より退避するように回動して前記可動板の移動規制を解除し、移動規制が解除された前記可動板が前記バネによる付勢力で移動して、前記スイッチ板の操作を可能にするようにしたもので、安全ピンの動作方向と可動板の動作方向の変換並びに安全ピンの動作力の伝達に傾斜部を利用した摺動ではなく、支点を介して回動する回動部材で行なうので、摩擦等の力の損失がなく、スイッチ操作を規制する可動板を確実に動作させることができ、安全で且つスイッチ操作を確実に行なうことができる。
本発明の電動調理器は、摩擦等の力の損失がなく、スイッチ操作を規制する可動板を確実に動作させることができ、安全で且つスイッチ操作を確実に行なうことができる。
第1の発明は、電動機を内蔵する本体と、前記本体に着脱自在に載置されると共に食品を収納する容器と、前記容器の底部に設けた突起物と、前記本体に設けられ前記容器が前記本体に正規状態で載置された時のみ前記突起物で押圧される安全ピンと、スイッチ板の操作により開閉するスイッチと、前記スイッチ板の操作方向と直交する方向にバネで付勢されると共に前記スイッチ板の操作を阻止する可動板と、前記安全ピンの動作に連動して回動すると共に傾斜部を利用せずに前記可動板を移動させる回動部材とを備え、前記回動部材は、前記容器を前記本体から取り外した状態の時は、前記バネの付勢力に抗して前記可動板の移動を規制し、前記容器を前記本体に正規状態で載置した時は、その一端が前記可動板より退避するように回動して前記可動板の移動規制を解除し、移動規制が解除された前記可動板が前記バネによる付勢力で移動して、前記スイッチ板の操作を可能にするようにしたもので、安全ピンの動作方向と可動板の動作方向の変換並びに安全ピンの動作力の伝達に傾斜部を利用した摺動ではなく、支点を介して回動する回動部材で行なうので、摩擦等の力の損失がなく、スイッチ操作を規制する可動板を確実に動作させることができ、安全で且つスイッチ操作を確実に行なうことができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の容器の上部開口を覆う容器蓋を備え、突起物を容器底部に上下移動自在に配し、前記容器側面に、前記容器蓋が正規の位置にある時のみ前記突起物を押圧し固定する固定ピンを設けたもので、容器蓋が正規の位置にある時のみ突起物が固定され、それにより安全ピンが動作するので、容器蓋を忘れたままで、或いは容器蓋が不正規の位置では、スイッチの操作ができないので、安全である。
第3の発明は、特に、第2の発明の容器蓋に外方に突出する張出し部を設け、容器の上部側面部に複数の溝を設け、前記容器蓋を回動させて前記張出し部を前記溝部に嵌合した時に、固定ピンが押圧され突起物が固定されるもので、前記容器蓋の前記張り出し部を前記溝に嵌合させる事により、振動等で容易に前記容器蓋が外れることがなく、安定したスイッチ操作を行なうことができる。
第4の発明は、特に、第1の発明の容器の上部開口を覆う容器蓋と、前記容器蓋に、外方に突出すると共に下方に延設された張出し部を設け、前記容器の底面部材に複数の溝を設け、前記張出し部を前記溝に嵌合させた時に、前記張出し部で突起物を押圧して固定するようにしたもので、容器蓋の側壁を延設して形成した張出し部により、固定ピンが不要になると共に、張出し部で直接突起物を固定することにより、構成が簡素化され、しかもスイッチ操作が確実に行なえる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電動調理器の要部断面図、図2(a)は、同電動調理器のスイッチ機構の動作を示す図(容器取り外し時)、(b)は、同スイッチ機構の動作を示す図(容器セット時)である。なお、従来例と同一部分に付いては、同一符号を付してその説明を省略する。
図において、電動機1を内蔵する本体2と、前記本体2上に着脱自在に載置される容器4が正規状態に載置された時のみ、前記容器底部12に設けた突起物5が前記容器底部12と相対した本体2上面に設けた安全ピン3を押圧するようになっている。
13は、本体2に回動自在に設けられた回動部材で、一端が、安全ピン3と連結された連結部材6が下方に移動したときに、当接して回動するようになっている。
スイッチ板10の操作を規制する可動板8は、複数の溝11を有すると共に、バネ14により回動部材13側に常時付勢されている。
以上のように構成された電動調理器の動作、作用を説明する。
本体12から容器4を取り外した状態、或いは 容器4が本体12に不正規に載置されている場合は、図2(a)に示すように、可動板8がバネ14の付勢力に抗して回動部材13により、移動規制され、その間は、スイッチ板10と可動板8に設けた溝11との位置がずれており、スイッチ板10を押圧操作することができない。
次に、本体2に、容器4を正規状態に載置すると、容器底部12に設けた突起物5が安全ピン3を押圧し、その安全ピン3と連結した連結部材6が、回動部材13を回転させ、可動板8の移動を規制していた回動部材13の一端が退避し、自由になった可動板8がバネ14の付勢力で、回動部材13側に移動する。それによりスイッチ板10が、可動板8に設けた溝11の位置と合致しスイッチ板10が可動板8の溝11に入ることができ、通電用の接点バネ(図示せず)を押してスイッチ操作が可能となる。
以上のように、本実施の形態では、安全ピン3の動作方向と可動板8の動作方向の変換並びに安全ピン3の動作力の伝達に傾斜部を利用した摺動ではなく、支点を介して回動する回動部材13で行なうので、摩擦等の力の損失がなく、スイッチ操作を制御する可動板8を確実に動作させることができ、安全で且つスイッチ操作を確実に行なうことができるものである。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における電動調理器の断面図、図4(a)は、同電動調理器の容器蓋の平面図、(b)は、同電動調理器の容器の断面図、(c)は、同容器の断面図(容器蓋を取り付けた状態)である。なお、上記実施の形態と同一部分に付いては、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、容器4の底部に設けた突起物5を移動自在とし、容器4の上部開口部を覆う容器蓋15を設け、さらに、その容器蓋15に、容器4上部開口部より外向に突出する張出し部16を設け、その張出し部16を周方向に回動して、容器4の上部側面部に設けた複数の溝18に嵌合させることにより、溝18に張出し部16の底面と直交して設けた固定ピン17が、張出し部16で押圧され、容器蓋15と容器底部12の突起物5を固定するものである。
上記構成により、容器蓋15が容器4の上部に正規状態に取付けなければ容器底部12の突起物5が固定されないため、前記安全ピン3を押圧できず、スイッチ7の操作ができないので、安全である。
(実施の形態3)
図5(a)は、本発明の実施の形態3における電動調理器の容器蓋の平面図、(b)は、同電動調理器の容器の断面図、(c)は、同容器の断面図(容器蓋を取り付けた状態)である。なお、上記実施の形態と同一部分に付いては、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態は、容器蓋15に外方に突出させて設けた張出し部16を、容器底部12まで延長して設け、それを回動して容器底面部12の上面部に設けた溝11に嵌合するもので、それにより、溝11に張出し部16の底面と直交して設けた突起物5が張出し部16で直接押圧されて、固定されるようにしたものである。
本実施の形態では、固定ピンなど他の部品を介さずに容器蓋15に設けた張出し部16で、直接突起物5を押圧して固定するので、安全機構の動作がより信頼性の高いものとなるものである。
以上のように、本発明に係る電動調理器は、摩擦等の力の損失がなく、スイッチ操作を規制する可動板を確実に動作させて、安全で且つスイッチ操作を確実に行なうことができ、信頼性が高いので、安全機構を必要とする各種機器、装置に広く適用できる。
本発明の実施の形態1における電動調理器の要部断面図 (a)同電動調理器のスイッチ機構の動作を示す図(容器取り外し時)、(b)同スイッチ機構の動作を示す図(容器セット時) 本発明の実施の形態2における電動調理器の断面図 (a)同電動調理器の容器蓋の平面図、(b)同電動調理器の容器の断面図、(c)同容器の断面図(容器蓋を取り付けた状態) (a)本発明の実施の形態3における電動調理器の容器蓋の平面図、(b)同電動調理器の容器の断面図、(c)同容器の断面図(容器蓋を取り付けた状態) 従来の電動調理器の要部断面図 (a)同電動調理器のスイッチ機構の斜視図(容器取り外し時)、(b)同スイッチ機構の斜視図(容器セット時)
1 電動機
2 本体
3 安全ピン
4 容器
5 突起物
6 連結部材
7 スイッチ
8 可動板
9 傾斜部
10 スイッチ板
11 溝
12 容器底部
13 回動部材
14 バネ
15 容器蓋
16 張り出し部
17 固定ピン

Claims (4)

  1. 電動機を内蔵する本体と、前記本体に着脱自在に載置されると共に食品を収納する容器と、前記容器の底部に設けた突起物と、前記本体に設けられ前記容器が前記本体に正規状態で載置された時のみ前記突起物で押圧される安全ピンと、スイッチ板の操作により開閉するスイッチと、前記スイッチ板の操作方向と直交する方向にバネで付勢されると共に前記スイッチ板の操作を阻止する可動板と、前記安全ピンの動作に連動して回動すると共に前記可動板を移動させる回動部材とを備え、前記回動部材は、前記容器を前記本体から取り外した状態の時は、前記バネの付勢力に抗して前記可動板の移動を規制し、前記容器を前記本体に正規状態で載置した時は、その一端が前記可動板より退避するように回動して前記可動板の移動規制を解除し、移動規制が解除された前記可動板が前記バネによる付勢力で移動して、前記スイッチ板の操作を可能にするようにした電動調理器。
  2. 容器の上部開口を覆う容器蓋を備え、突起物を容器底部に上下移動自在に配し、前記容器側面に、前記容器蓋が正規の位置にある時のみ前記突起物を押圧し固定する固定ピンを設けた請求項1に記載の電動調理器。
  3. 容器蓋に外方に突出する張出し部を設け、容器の上部側面部に複数の溝を設け、前記容器蓋を回動させて前記張出し部を前記溝部に嵌合した時に、固定ピンが押圧され突起物が固定される請求項2に記載の電動調理器。
  4. 容器の上部開口を覆う容器蓋と、前記容器蓋に、外方に突出すると共に下方に延設された張出し部を設け、前記容器の底面部材に複数の溝を設け、前記張出し部を前記溝に嵌合させた時に、前記張出し部で突起物を押圧して固定するようにした請求項1に記載の電動調理器。
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