JPH1118942A - センサスイッチ及びおでんウォーマー等の加熱調理機器 - Google Patents

センサスイッチ及びおでんウォーマー等の加熱調理機器

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Publication number
JPH1118942A
JPH1118942A JP17494197A JP17494197A JPH1118942A JP H1118942 A JPH1118942 A JP H1118942A JP 17494197 A JP17494197 A JP 17494197A JP 17494197 A JP17494197 A JP 17494197A JP H1118942 A JPH1118942 A JP H1118942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
operation unit
operating
locking projection
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP17494197A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Kibi
孝之 吉備
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Home Tech Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Home Tech Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH1118942A publication Critical patent/JPH1118942A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被検出物体の変形の発生時や、振動発生時等に
おいても被検出物体の検出が精度良く行われる、おでん
ウォーマー等の調理機器に好適に使用できるセンサスイ
ッチを得る。 【課題解決手段】操作部3と、操作部3の操作に連動し
て往復移動する作動部5と、スイッチ8と、作動部5の
往動に連動してスイッチ8を作動するスイッチ作動体1
1と、作動部5の退動に際してスイッチ作動体11を設
定退動域まで保持する保持体9とを備えてなるセンサス
イッチ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、おでんウォーマ
ー等の加熱調理機器において、調理容器の着脱検出等に
使用されるセンサスイッチの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンビニエンスストアにはおで
んウォーマーが備えられていて、そのおでんウォーマー
で暖められたおでんが客に提供される。この従来のおで
んウォーマーは、ヒータが内蔵された機器本体上におで
んネタが収納される調理容器が着脱可能に設けられて構
成されている。
【0003】そして、最近では、このようなおでんウォ
ーマーにおいて、安全面から、また、電気を無駄に使用
することがないように、作動スイッチON状態において
も調理容器が取り外されると、センサスイッチの作動に
より加熱作動が自動的に停止されることが考えられてい
る。
【0004】図9はそのようなおでんウォーマーにおけ
るセンサスイッチの配置構成例を示す。
【0005】30は機器本体枠であり、その中央に加熱
プレート32が設けられ、その加熱プレート32面上に
おでんネタが収納される調理容器34が載置されてい
る。35は機器外装体であり、調理容器34の外周を覆
うように機器本体枠30上に設けられている。そして、
センサスイッチ40は、機器本体枠30面に調理容器3
4の底面に相対するように設けられている。
【0006】センサスイッチ40は、図10に示すよう
に、上面が開口した環状の外装体42と、外装体42内
に上部の操作部43を操作可能に開口から突出するよう
に設けられ下部をスイッチの作動部45とする操作作動
体47と、外装体42内に設けられ操作作動体47を上
方に付勢するバネ48と、操作作動体47の作動部45
により作動されるスイッチ50とからなる。
【0007】そして、外装体42が機器本体枠30側に
取り付けられることで、操作作動体47とバネ48とが
一体に機器本体枠30側に固定され、また、スイッチ5
0が別途機器本体枠30側に固定される。
【0008】上記センサスイッチ40は、調理容器34
が装着されてその底部41が操作部43を押して操作作
動体47が下降することで、その作動部45がスイッチ
50のレバー51を押圧してON状態とし、調理容器3
4が外されて操作部43の押圧が解除され操作作動体4
7が上昇することで、その作動部45がレバー51から
離れてスイッチ50をOFFするようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなセンサスイッチ40の構成では、検出精度におい
て基本的に下記のような問題点があった。
【0010】すなわち、非常に冷却状態にある調理容器
34が加熱プレート32上に置かれて急激に加熱される
と、その調理容器34のセンサスイッチ40に対応する
底部41部分が湾曲して浮き上がって位置し(点線位
置)、その場合には調理容器34が外されていないにも
かかわらずセンサスイッチ40がOFFする状態となっ
てしまう。そして、この場合には加熱が継続して行われ
なくなる。
【0011】また、振動等により調理容器が浮き上がっ
た場合にも上記問題が発生する。この発明では、上記の
事情に鑑みて行ったもので、検出精度に優れるおでんウ
ォーマー等の調理機器において好適に使用できるセンサ
スイッチを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明では、操作部と、操作部の操作に連動して往復移
動する作動部と、前記作動部の往動により作動されると
ともに退動によりその作動が解除されるスイッチとから
なるセンサスイッチにおいて、前記作動部退動時におけ
る前記スイッチの作動解除を遅らせるスイッチ作動解除
遅延機能を備える構成とした。
【0013】上記構成によれば、作動体退動時にはスイ
ッチの作動解除が遅れる。これにより、調理容器が外さ
れた場合のみ確実にスイッチの作動が解除される(スイ
ッチOFF)状態となり、すなわち、上記したような、
調理容器の底部が湾曲して浮き上がり状態となった場合
にはスイッチはOFFすることがない。このようにし
て、検出精度に優れるセンサスイッチが得られる。
【0014】請求項2記載の発明では、センサスイッチ
を、操作部と、操作部の操作に連動して往復移動する作
動部と、スイッチと、前記作動部の往動に連動して前記
スイッチを作動するスイッチ作動体と、前記作動部の退
動に際して前記スイッチ作動体を設定退動域まで保持す
る保持体と、を備えてなる構成とした。
【0015】請求項3記載の発明では、センサスイッチ
を、操作部と、操作部の操作に連動して往復移動する作
動部と、スイッチと、前記作動部の往動に連動して前記
スイッチを作動し前記作動部の退動に際して前記スイッ
チ作動体を設定退動域まで保持するカム体と、を備えて
なる構成とした。
【0016】上記それぞれの発明の構成によれば、作動
部の退動に際してスイッチ作動体が設定退動域まで保持
されてスイッチの作動解除が遅れ、これにより請求項1
記載の発明と同様の作用効果が発揮される。
【0017】おでんウォーマー等の調理機器において、
上記請求項1から3記載のセンサスイッチがその調理容
器の着脱を検出するように設けらる構成(請求項4記載
の発明)とされることで、いたずらに加熱が停止される
ことのない加熱性能に優れる調理機器が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1はおでんウォーマーへのセンサ
スイッチの取り付け構成を示す断面図である。おでんウ
ォーマーの全体構成は従来例のものと同様であるので、
その説明は省略する。
【0019】センサスイッチ1は、環状の外装体2と、
外装体2内に上部の操作部3を操作可能に開口4から突
出するように設けられ下部を作動部5とする操作作動体
6と、外装体2内に設けられ操作作動体6を上方に付勢
するコイル状のバネ7と、操作作動体6の作動部5側に
より作動されるスイッチ8と、係合体9とから構成され
ている。
【0020】操作作動体6の作動部5の下端には、一端
側に傾斜面19を有する係止解除片10が一体に設けら
れ、また、その上部には環状の係止体11が装着されて
いる。係止体11は下部が傾斜面16となった係止凸部
13を備え、コイル状のバネ12により上方に付勢さ
れ、また、ピン14により上方への移動が所定位置まで
に規定されている。
【0021】スイッチ8と係合体9とは機器本体枠15
側に取り付けられる。スイッチ8のレバー17は、通
常、すなわち、図1に示す操作部3の押し込みの無い状
態においては、係止体11の係止凸部13の上部に係止
する。
【0022】係合体9はその下部がバネ20により操作
作動体6側に付勢され、その途中部に上側が傾斜面22
となった係止凸部21を備えるとともに下端にも傾斜面
18を備えている。そして、操作作動体6の上下動に対
応して、傾斜面22が上記係止体11の傾斜面16に、
傾斜面18が係止解除片10の傾斜面19にそれぞれ当
接するようになっている。
【0023】以下、動作説明を行う。図1は調理容器2
3を装着していない状態であり、この状態ではスイッチ
8のレバー17が係止体11の係止凸部13に係止して
おり、スイッチ8はOFFしている。
【0024】図2は調理容器23が装着されて操作作動
体6の操作部3がその底部24に押され作動部5が下降
する状態を示す。この作動部5の下降に伴い係止体11
が一体に下降することで、係止体11の係止凸部13か
らレバー17が離脱し、これにより、スイッチ8はON
する。また、下降の際には傾斜面22が傾斜面16に押
されることで係合体9が開かれ、係止凸部13が係止凸
部21を過ぎた位置で係合体9はバネ20力により復帰
する。
【0025】図3は調理容器23が完全に装着された状
態を示し、スイッチ8はONしている。
【0026】図4、図5は調理容器23が取り外される
際の動作を示し、操作部3の押圧が解除されることで操
作作動体6は上昇する。その上昇に伴い係止体11の係
止凸部13が係合体9の係止凸部21に下方から係止
し、操作作動体6は係止体11のみをその係止位置に残
す状態において上昇する。その際にはバネ12が圧縮さ
れた状態となる。
【0027】図5に示すように、操作部3の押圧の解除
が完全でなく操作作動体6が十分に上昇しない場合は、
係止体11の上昇が妨げられることでスイッチ8のON
状態は継続される。すなわち、調理容器23の底部が湾
曲し浮き上がって、操作部3の押圧ストロークが減少し
た程度ではスイッチ8はOFFすることがなく、これに
より、加熱がいたずらに停止されることが回避される。
【0028】図6は調理容器23が取り外されて操作作
動体6がさらに上昇された状態を示し、この状態では係
止解除片10の傾斜面19が係合体9の傾斜面18を下
方から押すことで係合体9は開かれ、これにより、係止
凸部13の係止凸部21への係止が解除されて係止体1
1も上昇し、スイッチ8のレバー17が係止体11の係
止凸部13に係止してスイッチ8はOFFする。 (第2の実施形態)この実施形態では、図7に示すよう
に、操作作動体6によりカム体24を回転させ、スイッ
チ(図に現れない)のロータリーレバー25を作動して
いる。すなわち、操作作動体6が下降されるとロータリ
ーレバー25はカム体24に広範囲に形成された大径部
分aにより押されてスイッチがONとなる。上記のよう
に大径部分aが広範囲に形成されたカム体24を用いる
ことで、操作作動体6が少し上昇した程度ではロータリ
ーレバー25が変位しないようにして、第1の実施形態
と同様に、調理容器の底部が湾曲し浮き上がった位置に
おいてはスイッチはON状態に維持されるようにしてい
る。
【0029】図8は上記第2の実施形態の変形例を示
し、この例ではカム体24の係止凹部28に操作作動体
6に形成されたピン29が係止されてそれぞれが連動す
る構成となっている。この変形例においてもカム体24
に広範囲に大径部分aが形成されており、作用効果は第
2の実施形態のものと同様に果たされる。
【0030】なお、図7、8において、第1の実施形態
のものと同様の部分には同様の番号を付している。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、被検出物体の変形の
発生時や、振動発生時等においても被検出物体の検出が
精度良く行われる、おでんウォーマー等の調理機器に好
適に使用できるセンサスイッチを得ることができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のセンサスイッチの第1の実施形態の
取り付け構成を示す断面図
【図2】第1の実施形態の動作説明のための断面図
【図3】第1の実施形態の動作説明のための断面図
【図4】第1の実施形態の動作説明のための断面図
【図5】第1の実施形態の動作説明のための断面図
【図6】第1の実施形態の動作説明のための断面図
【図7】この発明のセンサスイッチの第2の実施形態の
取り付け構成を示す断面図
【図8】この発明のセンサスイッチの第2の実施形態の
変形例の取り付け構成を示す簡略図
【図9】おでんウォーマーの部分断面図
【図10】従来のセンサスイッチの取り付け構成を示す
断面図
【符号の説明】
3 操作部 5 作動部 8 スイッチ 9 係合体(保持体) 11 係止体(スイッチ作動体)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部と、操作部の操作に連動して往復
    移動する作動部と、前記作動部の往動により作動される
    とともに退動によりその作動が解除されるスイッチとか
    らなるセンサスイッチにおいて、前記作動部退動時にお
    ける前記スイッチの作動解除を遅らせるスイッチ作動解
    除遅延機能を備えることを特徴とするセンサスイッチ。
  2. 【請求項2】 操作部と、操作部の操作に連動して往復
    移動する作動部と、スイッチと、前記作動部の往動に連
    動して前記スイッチを作動するスイッチ作動体と、前記
    作動部の退動に際して前記スイッチ作動体を設定退動域
    まで保持する保持体と、を備えてなることを特徴とする
    センサスイッチ。
  3. 【請求項3】 操作部と、操作部の操作に連動して往復
    移動する作動部と、スイッチと、前記作動部の往動に連
    動して前記スイッチを作動するとともに前記作動体の退
    動に際して前記スイッチ作動体を設定退動域まで保持す
    るカム体と、を備えてなることを特徴とするセンサスイ
    ッチ。
  4. 【請求項4】 被調理物が収納される調理容器が機器本
    体側に着脱可能に装着され、請求項1から3記載のセン
    サスイッチがその調理容器の着脱を検出するように設け
    られてなることを特徴とするおでんウォーマー等の加熱
    調理機器。
JP17494197A 1997-06-30 1997-06-30 センサスイッチ及びおでんウォーマー等の加熱調理機器 Pending JPH1118942A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013148261A (ja) * 2012-01-19 2013-08-01 Rinnai Corp 調理容器検知装置
CN105342455A (zh) * 2015-12-14 2016-02-24 周妙思 一种电压力锅延时关闭阀
CN105455628A (zh) * 2015-12-14 2016-04-06 周妙思 一种电压力锅延时关闭阀
CN105559572A (zh) * 2015-12-14 2016-05-11 周妙思 一种电压力锅延时关闭阀

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