JPWO2008126601A1 - プローブカード - Google Patents

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Abstract

所定の基準面に対する平面度、平行度を精度よく保つことができるプローブカードを提供する。プローブヘッド15の表面であって複数のプローブが突出する表面の縁端部近傍を全周にわたって基板の方向へ押さえ付けるリーフスプリング17からプローブヘッド15に加わる力の作用点Qをプローブヘッド15の外縁よりも内側に位置させるとともに、スペーストランスフォーマ14の縁端部近傍を全周にわたって基板の方向へ押さえ付けるリテーナ16からスペーストランスフォーマ14に加わる力の作用点Pをスペーストランスフォーマ14の外縁よりも内側に位置させる。

Description

本発明は、検査対象である半導体ウェハと検査用の信号を生成する回路構造との間を電気的に接続するプローブカードに関する。
半導体の検査工程では、ダイシングする前の半導体ウェハの状態で導電性を有するプローブ(導電性接触子)をコンタクトさせることによって導通検査を行い、不良品を検出するウェハレベルテストを行うことがある。このウェハレベルテストを行う際には、検査装置(テスター)によって生成、送出される検査用の信号を半導体ウェハに伝えるために、多数のプローブを収容するプローブカードが用いられる。ウェハレベルテストでは、半導体ウェハ上のダイをプローブカードでスキャニングしながらプローブをダイごとに個別にコンタクトさせるが、半導体ウェハ上には数百〜数万というダイが形成されているので、一つの半導体ウェハをテストするにはかなりの時間を要し、ダイの数が増加するとともにコストの上昇を招いていた。
上述したウェハレベルテストの問題点を解消するために、最近では、半導体ウェハ上の全てのダイまたは半導体ウェハ上の少なくとも1/4〜1/2程度のダイに、数百〜数万のプローブを一括してコンタクトさせるフルウェハレベルテストという手法が用いられるようになってきている。この手法では、プローブを半導体ウェハに対して正確にコンタクトさせるため、所定の基準面に対するプローブカードの平行度や平面度を精度よく保つ技術が必要とされる。例えば、下記特許文献1には、配線基板を平坦化させる機構の一部として、プローブの微細な配線パターンの間隔を空間的に広げるスペーストランスフォーマの縁端部を押さえ付けるクランプフレームに関する技術が開示されている。
特開2005−164601号公報(図1)
しかしながら、上述した従来のフルウェハレベルテスト用プローブカードでは、スペーストランスフォーマと配線基板との間に介在するインターポーザを構成する板バネ等の弾性部材の反力が、スペーストランスフォーマの縁端部の接触点を介してクランプフレームに作用することにより、クランプフレームがその接触点で略回転支持された状態となり、スペーストランスフォーマを押さえ付ける方向と反対の方向に反り返ってしまうという問題があった。この結果、スペーストランスフォーマ自体の反りを引き起こし、所定の基準面に対する平行度や平面度を精度よく保つことができなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、所定の基準面に対する平行度や平面度を精度よく保つことができるプローブカードを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るプローブカードは、検査対象である半導体ウェハと検査用の信号を生成する回路構造との間を電気的に接続するプローブカードであって、導電性材料から成り、前記半導体ウェハに接触して電気信号の入力または出力を行う複数のプローブと、前記複数のプローブを収容保持するプローブヘッドと、前記回路構造と電気的に接続する配線を有する基板と、前記基板の配線の間隔を変換して前記プローブヘッドと対向する側の表面に表出するスペーストランスフォーマと、前記プローブヘッドおよび前記スペーストランスフォーマの各縁端部近傍を前記基板の方向に押さえ付けることによって前記プローブヘッドおよび前記スペーストランスフォーマを保持する保持手段と、を備え、前記保持手段から前記プローブヘッドに加わる力の作用点が前記プローブヘッドの外縁よりも内側に位置すること、および/または前記保持手段から前記スペーストランスフォーマに加わる力の作用点が前記スペーストランスフォーマの外縁よりも内側に位置することを特徴とする。
また、本発明に係るプローブカードは、上記発明において、前記保持手段は、前記スペーストランスフォーマの表面の縁端部近傍を前記基板の方向へ押さえ付けるリテーナを有し、前記リテーナから前記スペーストランスフォーマに加える力の作用点は、前記スペーストランスフォーマの外縁よりも内側に位置することを特徴とする。
また、本発明に係るプローブカードは、上記発明において、前記リテーナは、前記スペーストランスフォーマを収容する中空部を有する本体部と、前記本体部の端面から内周方向に帯状に延出し、前記スペーストランスフォーマと接触する接触部と、を備え、前記接触部は、前記スペーストランスフォーマと接触する側の基端部の表面が溝状に切り欠かれて成ることを特徴とする。
また、本発明に係るプローブカードは、上記発明において、前記基板の表面から当該基板を貫通して埋め込まれ、当該基板の板厚よりも大きい高さを有する複数のポスト部材をさらに備え、前記ポスト部材の少なくとも一部は、前記スペーストランスフォーマの板厚方向において前記接触部と対向する位置に配置されたことを特徴とする。
また、本発明に係るプローブカードは、上記発明において、前記リテーナは、前記スペーストランスフォーマを収容する中空部を有する本体部と、前記本体部の端面に取り付けられ、前記本体部の内縁よりも内周方向に帯状に延出したリング状をなし、前記スペーストランスフォーマと接触するリング部材と、を備え、前記リング部材は、前記帯状に延出した内縁部に、前記リングのなす平面と直交する方向に突起し、前記スペーストランスフォーマの外縁よりも内側に接触する接触部を有することを特徴とする。
また、本発明に係るプローブカードは、上記発明において、前記基板の表面から当該基板を貫通して埋め込まれ、当該基板の板厚よりも大きい高さを有する複数のポスト部材をさらに備え、前記ポスト部材の少なくとも一部は、前記スペーストランスフォーマの板厚方向において前記接触部と対向する位置に配置されたことを特徴とする。
また、本発明に係るプローブカードは、上記発明において、前記スペーストランスフォーマの表面のうち前記リテーナと対向する表面の縁端部に面取りが施されていることを特徴とする。
また、本発明に係るプローブカードは、上記発明において、前記保持手段は、前記プローブヘッドの表面の縁端部近傍を前記基板の方向へ押さえ付けるリーフスプリングを有し、前記リーフスプリングから前記プローブヘッドに加える力の作用点は、前記プローブヘッドの外縁よりも内側に位置することを特徴とする。
また、本発明に係るプローブカードは、上記発明において、前記プローブヘッドの表面のうち前記リーフスプリングと対向する表面の縁端部に面取りが施されていることを特徴とする。
また、本発明に係るプローブカードは、上記発明において、前記基板に装着されて前記基板を補強する補強部材をさらに備え、前記保持手段は、前記スペーストランスフォーマ、前記基板、および前記補強部材を締結するネジ部材を有することを特徴とする。
また、本発明に係るプローブカードは、上記発明において、前記保持手段は、前記スペーストランスフォーマの表面の縁端部近傍を前記基板の方向へ押さえ付けるリテーナをさらに備え、前記ネジ部材は、前記リテーナを、前記スペーストランスフォーマ、前記基板、および前記補強部材とともに締結することを特徴とする。
また、本発明に係るプローブカードは、上記発明において、前記保持手段は、前記プローブヘッドおよび前記スペーストランスフォーマを締結する第2ネジ部材を有することを特徴とする。
また、本発明に係るプローブカードは、上記発明において、前記基板と前記スペーストランスフォーマとの間に積層され、前記基板の配線を中継するインターポーザをさらに備えたことを特徴とする。
本発明に係るプローブカードによれば、保持手段からプローブヘッドに加わる力の作用点がプローブヘッドの外縁よりも内側に位置すること、および/または保持手段からスペーストランスフォーマに加わる力の作用点がスペーストランスフォーマの外縁よりも内側に位置することとしたため、プローブヘッドおよびスペーストランスフォーマの反りを抑制することが可能となる。したがって、所定の基準面に対する平面度、平行度を精度よく保つことができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係るプローブカード要部の構成を示す分解斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係るプローブカードの構成を示す平面図である。 図3は、図2のA−A線要部断面図である。 図4は、本発明の実施の形態1に係るプローブカードが備えるインターポーザの内部構成を示す部分断面図である。 図5は、プローブおよびプローブヘッド要部の構成を示す部分断面図である。 図6は、本発明の実施の形態1に係るプローブヘッドが備えるリテーナおよびリーフスプリングの要部の構成を示す部分断面図である。 図7は、リテーナの構成を示す平面図である。 図8は、リーフスプリングの使用前の状態および使用中の状態を模式的に示す図である。 図9は、本発明の実施の形態1の一変形例に係るプローブカード要部の構成を示す部分断面図である。 図10は、本発明の実施の形態2に係るプローブカード要部の構成を示す分解斜視図である。 図11は、本発明の実施の形態2に係るプローブカード要部の構成を示す部分断面図である。 図12は、本発明の実施の形態3に係るプローブカードの要部の構成を示す部分断面図である。 図13は、本発明の実施の形態4に係るプローブカードの要部の構成を示す部分断面図である。 図14は、本発明の実施の形態5に係るプローブカードの要部の構成を示す部分断面図である。 図15は、本発明の実施の形態6に係るプローブカードの要部の構成を示す部分断面図である。
符号の説明
1,4,5,6,7,8,9 プローブカード
2 プローブ
3 半導体ウェハ
11,51,71 基板
12,52,72 補強部材
13,53,73,83 インターポーザ
14,64,74,84 スペーストランスフォーマ
15,65,75 プローブヘッド
15p プローブ収容領域
16,66,76,85 リテーナ
17,19,67 リーフスプリング
18 コネクタ
21,22,133,134 針状部材
21a,22a,133a,134a 針状部
21b,22c,133c,134c ボス部
21c 軸部
22b,133b,134b フランジ部
23,135 バネ部材
23a,135a 粗巻き部
23b,135b 密着巻き部
31,111,141 電極パッド
54 ポスト部材
54a 大径部
54b 小径部
86,161,661,761 本体部
87,91,92 リング部材
101,102,103,104,105,106 ネジ部材
121,171,191,521,671,721 外周部
122,522,722 中心部
123、523 連結部
131 ハウジング
131a 第1部材
131b 第2部材
132 接続端子
136,137,151,511,524,531,711,724,731,732,741,742,751,763,831,841,911,921 孔部
151a 小径孔
151b 大径孔
162,662,762,871 接触部
162a 薄肉部
172,192,672 爪部
541 中空部
641,651 面取り部
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以後、「実施の形態」と称する)を説明する。なお、図面は模式的なものであって、各部分の厚みと幅との関係、それぞれの部分の厚みの比率などは現実のものとは異なる場合もあることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれる場合があることは勿論である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るプローブカード要部の構成を示す分解斜視図である。また、図2は、本実施の形態1に係るプローブカードを図1の上方から見た平面図である。さらに、図3は、図2のA−A線を切断面とする要部断面図である。これらの図1〜図3に示すプローブカード1は、複数のプローブを用いて検査対象である半導体ウェハと検査用の信号を生成する回路構造を備える検査装置とを電気的に接続するものである。
プローブカード1は、円盤状をなして検査装置との電気的な接続を図る基板11と、基板11の一方の面に装着され、基板11を補強する補強部材12と、正八角形の表面を有する薄板状をなし、基板11からの配線を中継するインターポーザ13と、インターポーザ13によって中継された配線の間隔を変換するスペーストランスフォーマ14と、基板11よりも径が小さい円盤状をなしてスペーストランスフォーマ14に積層され、検査対象の配線パターンに対応して複数のプローブを収容保持するプローブヘッド15と、を備える。また、プローブカード1は、基板11に固着され、インターポーザ13およびスペーストランスフォーマ14を積層した状態で一括して保持するリテーナ16と、リテーナ16に固着されてプローブヘッド15を保持するリーフスプリング17と、基板11に形成される配線の一端に接続されたコネクタ18と、を備える。
以下、プローブカード1のより詳細な構成を説明する。基板11は、ベークライトやエポキシ樹脂等の絶縁性材料を用いて形成され、複数のプローブと検査装置とを電気的に接続するための配線層(配線パターン)がビアホール等によって立体的に形成されている。
補強部材12は、基板11と略同径を有する円形の外周部121と、外周部121のなす円と同じ中心を有し、円盤状をなす中心部122と、中心部122の外周方向から外周部121に達するまで延出し、外周部121と中心部122とを連結する複数の連結部123(図1では4個)とを備える。補強部材12は、アルマイト仕上げを行ったアルミニウム、ステンレス、インバー材、コバール(登録商標)材、ジュラルミンなど剛性の高い材料によって実現される。
図4は、インターポーザ13の詳細な内部構成を示す部分断面図である。インターポーザ13は、ハウジング131に複数の接続端子132を収容保持して成る。接続端子132は、基板11に接触する針状部材133と、スペーストランスフォーマ14に接触する針状部材134と、針状部材133および針状部材134の間に設けられて二つの針状部材133,134を連結するバネ部材135と、を備える。
針状部材133は、先端方向に突出した先鋭端を有する針状部133aと、針状部133aの先端と反対側の基端部に設けられ、針状部133aの径よりも大きい径を有するフランジ部133bと、フランジ部133bの針状部133aが接する側と反対側の表面から突出し、フランジ部133bの径よりも小さい径を有するボス部133cと、を備える。針状部材133の先端は、基板11の電極パッド111に接触している。
針状部材134は、複数の爪が突出したクラウン形状の先端を有する針状部134aと、針状部134aの先端と反対側の基端部に設けられ、針状部134aの径よりも大きい径を有するフランジ部134bと、フランジ部134bの針状部134aが接する側と反対側の表面から突出し、フランジ部134bの径よりも小さい径を有するボス部134cと、を備える。針状部材134の先端は、スペーストランスフォーマ14の電極パッド141に接触している。フランジ部134bの径はフランジ部133bの径と同じであり、ボス部134cの径はボス部133cの径と同じである。
なお、針状部材134として、針状部材133と同じ形状のものを適用してもよい。また、針状部材133として、針状部材134と同じ形状のものを適用してもよい。
バネ部材135は、針状部材133側が粗巻き部135aである一方、針状部材134側が密着巻き部135bである。粗巻き部135aの端部はボス部133cに巻き付けらている一方、密着巻き部135bの端部はボス部134cに巻き付けられている。粗巻き部135aとフランジ部133bとの間および密着巻き部135bとフランジ部134bとの間は、ばねの巻き付き力および/または半田付けによってそれぞれ接合されている。
密着巻き部135bの一部は、針状部材133のボス部133cに接触している。したがって、密着巻き部135bには接続端子132の軸線方向に沿った直線的な電気信号が流れ、粗巻き部135aにコイル状に電気信号が流れることがない。この結果、接続端子132のインダクタンスの増加を抑えることができる。
接続端子132を収容するハウジング131は、第1部材131aおよび第2部材131bが重ね合わさって成る。第1部材131aには、複数の接続端子132を個別に収容する段付き孔形状の孔部136が形成されている。また、第2部材131bには、複数の接続端子132を個別に収容する段付き孔形状の孔部137が形成されている。孔部136,137は、段付き孔形状をなすことによって接続端子132を抜け止めしている。
以上の構成を有するインターポーザ13は、コイルばねを備えた複数の接続端子132を適用しているため、各々の接続端子132が軸線方向に独立に伸縮し、基板11やスペーストランスフォーマ14の変形にインターポーザ13を追従させることができる。この結果、基板11やスペーストランスフォーマ14の変形によって一部の配線が断線してしまうのを防止することができる。また、インターポーザ13は、接続端子132がハウジング131に挿入されているだけなので、不具合が生じた接続端子132のみを交換することができ、メインテナンスを容易にかつ低コストで行うことができる。
スペーストランスフォーマ14は、基板11と同様、内部の配線層がビアホール等によって立体的に形成されている。スペーストランスフォーマ14は、セラミックス等の絶縁性材料を母材とし、インターポーザ13と略合同な正8角形の表面を有する薄板状をなしており、検査対象(半導体ウェハ)の熱膨張係数と基板11の熱膨張係数との差を緩和する機能も果たしている。
図5は、プローブヘッド15要部の構成およびプローブ2の詳細な構成を示す部分断面図である。図5では、図3や図4と上下を逆転させ、実際に検査を行う際の上下方向とあわせた記載を行っている。
プローブ2は、スペーストランスフォーマ14に接触する針状部材21と、この針状部材21と相反する向きに突出し、半導体ウェハ3の電極パッド31に接触する針状部材22と、針状部材21と針状部材22との間に設けられ、二つの針状部材21,22を伸縮自在に連結するバネ部材23とを備える。互いに連結される針状部材21,22、およびバネ部材23は、同一の軸線を有している。
針状部材21は、先端方向に突出した先鋭端を有する針状部21aと、針状部21aの先鋭端と反対側の基端部に設けられ、針状部21aの径よりも小さい径を有するボス部21bと、ボス部21bの針状部21aが接する側と反対側の表面から延出する軸部21cとを備え、長手方向に軸対称な形状をなしている。これに対して、針状部材22は、先端方向に突出した先鋭端を有する針状部22aと、針状部22aの先鋭端と反対側の基端部に設けられ、針状部22aの径よりも大きい径を有するフランジ部22bと、フランジ部22bの針状部22aが接する側と反対側の表面から突出し、フランジ部22bの径よりも小さい径を有するボス部22cとを備え、長手方向に軸対称な形状をなしている。
バネ部材23は、針状部材21側が粗巻き部23aである一方、針状部材22側が密着巻き部23bである。粗巻き部23aの端部は針状部材21のボス部21bに巻き付けられ、密着巻き部23bの端部は針状部材22のボス部22cに巻き付けられている。粗巻き部23aとボス部21bとの間および密着巻き部23bとボス部22cとの間は、ばねの巻き付き力および/または半田付けによってそれぞれ接合されている。密着巻き部23bの少なくとも一部は、針状部材21を電極パッド141に接触させた状態すなわち図5に示す状態で、針状部材21の軸部21cに接触している。
以上の構成を有するプローブ2は、半導体ウェハ3の電極パッド31の配置パターンに対応して、針状部22aの先端が突出するように配設されている。針状部22aの先端は、対応する電極パッド31の表面に対し、その表面と垂直な方向から接触する。この接触により、バネ部材23はさらに湾曲して蛇行する。この際、密着巻き部23bの一部は針状部材21の軸部21cに接触した状態を保持するため、密着巻き部23bにはプローブ2の軸線方向に沿った直線的な電気信号が流れる。したがって、粗巻き部23aにコイル状に電気信号が流れることがなく、プローブ2のインダクタンスの増加を抑えることができる。
なお、図5では明示していないが、プローブヘッド15が収容保持するプローブ2の中には、グランド用のプローブや、電力供給用のプローブが含まれる。このため、プローブ2に接続される配線の中には、グランド層や電源層に接続されるものもある。
プローブヘッド15は、プローブ2を収容するための孔部151が板厚方向(図5の鉛直方向)に貫通されて成るプローブ収容領域15pを有する。孔部151は、少なくとも針状部22aの長手方向の長さよりも小さい長さを有する小径孔151aと、小径孔151aと同じ中心軸を有し、小径孔151aよりも径が大きい大径孔151bとから成る。小径孔151aの内径は、針状部材22の針状部22aの外径よりも若干大きく、かつフランジ部22bの外径よりも若干小さい。これにより、小径孔151aは、針状部材22を抜け止めしている。
プローブヘッド15に収容されるプローブ2の数や配置パターンは、半導体ウェハ3に形成される電極パッド31の配置パターンに応じて定まる。例えば、直径8インチ(約200mm)の半導体ウェハ3を検査対象とする場合には、数百〜数千個のプローブ2が必要となる。また、直径12インチ(約300mm)の半導体ウェハ3を検査対象とする場合には、数千〜数万個のプローブ2が必要となる。プローブヘッド15は、例えばセラミックス等の絶縁性材料を用いて形成される。
なお、プローブヘッド15を、図5の鉛直方向に沿って上下二つの部分に分割して構成してもよい。この場合には、ねじと位置決めピンを用いて二つの部分を締結するが、プローブ2の初期荷重で下側の板が膨らんでしまうのを防ぐため、下側に来る部分の厚みが上側に来る部分の厚みより厚くなるように設定するのが好ましい。このようにプローブヘッド15を分割して構成することにより、メインテナンスの際にプローブ2を容易に交換することが可能となる。
図6は、リテーナ16およびリーフスプリング17の要部の構造を示す部分断面図である。
リテーナ16は、インターポーザ13とスペーストランスフォーマ14を積層して保持可能な正八角柱形状の中空部を有する本体部161と、本体部161の端部のうちリーフスプリング17が積層される端部から中空部の中心方向へ全周にわたって帯状に延出し、スペーストランスフォーマ14の縁端部近傍に接触する接触部162とを有する。図7は、リテーナ16の構成を示す平面図であり、プローブヘッド15が積層される側から見た図である。
接触部162は、スペーストランスフォーマ14の外縁よりも内側の表面に面的に接触し、スペーストランスフォーマ14を基板11の方向へ押し付ける。接触部162には、スペーストランスフォーマ14と対向する側の表面の基端部を溝状に切り欠くことによって形成され、接触部162の他の部分よりも肉厚が薄い薄肉部162aが形成されている。
リテーナ16は、補強部材12と同様、アルマイト仕上げを行ったアルミニウム、ステンレス、インバー材、コバール材(登録商標)、ジュラルミンなど剛性の高い材料によって実現される。
リーフスプリング17は、薄肉の円環状をなす外周部171と、外周部171から内周方向に階段状をなして延出し、プローブヘッド15の縁端部近傍を押さえ付ける爪部172とを有する。爪部172は、図1に示すように、外周部171の全周にわたって一様に設けられており、外周部171から内周方向に舌片状に延出した部分に曲げ加工を施すことによって形成される。リーフスプリング17は、リン青銅、ステンレス(SUS)、ベリリウム銅などの弾性のある材料によって形成される。なお、リーフスプリング17の爪部172は、図2に示す場合に限られるわけではない。例えば、隣接する爪部172間のピッチ角θを変更してもよいし、爪部172の円周方向の幅wを変更してもよい。
図8は、リーフスプリング17の使用前の状態および使用中の状態を模式的に示す図である。図8に示すように、爪部172には、予めプローブヘッド15を押さえ付ける方向に荷重が加えられている。プローブヘッド15を取り付けた状態で、爪部172の先端付近の表面は、外周部171の表面と略平行になり、プローブヘッド15の縁端部近傍でプローブヘッド15と面的に接触する。
以上の構成を有するリテーナ16およびリーフスプリング17は、ネジ部材101によって基板11および補強部材12に締結されている。
リテーナ16およびリーフスプリング17は、プローブヘッド15およびスペーストランスフォーマ14の各縁端部近傍を基板11に対して押さえ付けることによってプローブヘッド15およびスペーストランスフォーマ14を少なくとも保持する保持手段を構成する。
コネクタ18は、基板11の中心に対して放射状に複数配設され、検査装置側に設けられるコネクタの各々と対をなし、互いの端子が接触することによってプローブ2と検査装置との電気的な接続を確立する。このようなコネクタとして、ゼロインサーションフォース(ZIF)型コネクタを適用することができる。
なお、プローブカードと検査装置との接続をコネクタによって実現する代わりに、検査装置にスプリング作用のあるポゴピン等の端子を設け、かかる端子を介してプローブカードを検査装置に接続する構成としてもよい。この場合には、プローブカードにコネクタを設ける必要はない。
以上の構成を有するプローブカード1では、リテーナ16の接触部162の基端部に薄肉部162aを設けているため、この部分が逃げとなってリテーナ16がスペーストランスフォーマ14の外縁の端点P0と接触することがなくなる。このため、リテーナ16がスペーストランスフォーマ14から受ける力の作用点は、スペーストランスフォーマ14の外縁よりも内側に位置することとなる。換言すると、スペーストランスフォーマ14がリテーナ16から押し付けられる力(リテーナ16がスペーストランスフォーマ14から受ける力の反作用)の作用点Pは、スペーストランスフォーマ14の外縁よりも内側に位置することとなる。
その結果、接触部162が端点P0で回転支持されることがなくなり、接触部162の反り返りが抑制される。したがって、リテーナ16がスペーストランスフォーマ14を押さえ付ける力F1は、スペーストランスフォーマ14の板厚方向と略平行な方向を指向し、スペーストランスフォーマ14やインターポーザ13の反りを防止することが可能となる。
また、プローブカード1では、リーフスプリング17に加わる力の作用点Qがプローブヘッド15の外縁の端点Q0よりも内側に位置する。したがって、リーフスプリング17がプローブヘッド15を基板11の方向に押さえ付ける力F2は、プローブヘッド15の板厚方向と略平行な方向を指向し、プローブヘッド15を適確に保持することができる。
このため、フルウェハレベルテストのように大量のプローブ2を保持する場合であっても、プローブヘッド15の反り等の変形が発生するのを抑えることができ、耐久性にも優れ、安定したプローブストロークを得ることができる構成となっている。
以上説明した本発明の実施の形態1によれば、リーフスプリングからプローブヘッドに加わる力の作用点がプローブヘッドの外縁よりも内側に位置するとともに、リテーナからスペーストランスフォーマに加わる力の作用点がスペーストランスフォーマの外縁よりも内側に位置することとしたため、インターポーザ、スペーストランスフォーマ、およびプローブヘッドの反りを抑制することが可能となる。したがって、所定の基準面に対する平面度、平行度を精度よく保つことができる。
また、本実施の形態1によれば、リテーナやリーフスプリングに発生する応力として、曲げ応力よりもせん断応力が支配的となるため、リテーナがスペーストランスフォーマを押さえ付ける力や、リーフスプリングがプローブヘッドを押さえ付ける力を増加させることができる。
なお、本実施の形態1では、リテーナおよびリーフスプリングのいずれか一方の構成を従来型の構成とすることが可能である。例えば、リテーナ16を適用する場合には、舌片状の爪部を有するリーフスプリングを適用してもよい。また、リーフスプリング17を適用する場合には、接触部に薄肉部を有しないリテーナを適用してもよい。
(実施の形態1の変形例)
図9は、本実施の形態1の一変形例に係るプローブカードの要部の構成を示す部分断面図である。同図に示すプローブカード4においては、リーフスプリングの形状が上述した実施の形態1と異なっている。
リーフスプリング19は、薄肉の円環状をなす外周部191と、外周部191から内周方向に延出した爪部192とを有する。爪部192は、外周部191から延出した部分の略中央部に頂点を有する山型の断面形状をなす。頂点よりも内周側に位置し、スペーストランスフォーマ14と接触する接触面は、プローブヘッド15を取り付けた状態で外周部191の表面と略平行であり、外周部191と段差を有している。爪部192には、爪部172と同様、予めプローブヘッド15を押さえ付ける方向に荷重が加えられている。
このような構成を有するプローブカード4によれば、上述した実施の形態1と同様、インターポーザ、スペーストランスフォーマ、およびプローブヘッドの反りを抑制することが可能となり、所定の基準面に対する平面度、平行度を精度よく保つことができる。
(実施の形態2)
図10は、本発明の実施の形態2に係るプローブカードの要部の構成を示す分解斜視図である。また、図11は、本実施の形態2に係るプローブカードの要部の構成を示す部分断面図である。これらの図に示すプローブカード5は、基板51の所定箇所に設けられた複数の孔部511に複数のポスト部材54がそれぞれ埋め込まれた構成を有する。
ポスト部材54は、基板51の板厚よりも若干大きい板厚を有する中空円筒形状の大径部54a、および大径部54aよりも小さい径を有し、大径部54aと同じ中心軸を有する中空円筒形状の小径部54bから成る。ポスト部材54の中心軸方向(高さ方向)には、中空部541が設けられている。中空部541は、補強部材52(外周部521、中心部522および連結部523を有する)およびインターポーザ53にそれぞれ形成された孔部524および531に連通しており、中空部541の内側面には、ネジ部材102,103を螺合可能なネジ山が設けられている。ポスト部材54は、補強部材52と同様の材料によって構成することができるが、高い加工精度が要求される点に鑑みて、ステンレスが特に適している。
図10に示すように、ポスト部材54は、径が異なる2つの同心円上に配設される。これらの円の中心は、基板51の中心と一致しており、径が小さい円周上には4つのポスト部材54が中心対称に配設される一方、径が大きい円周上には8つのポスト部材54が中心対称に配設される。図11は、径が大きい方の円周上に配設されたポスト部材54のみが通過する切断面でみた断面図を示している。
径が大きい方の円周上に配設されたポスト部材54の端面のうち、インターポーザ53に当接する端面は、リテーナ16の接触部162がスペーストランスフォーマ14に接触する接触面と、スペーストランスフォーマ14の板厚方向(図11の鉛直方向)で対向する位置に配設されている。したがって、接触部162とポスト部材54とがスペーストランスフォーマ14およびインターポーザ53を挟み付ける構成となり、基板51が波打ち等の変形を生じても、インターポーザ53およびスペーストランスフォーマ14を確実に保持し続けることが可能となる。
以上説明した本発明の実施の形態2によれば、リーフスプリングからプローブヘッドに加わる力の作用点がプローブヘッドの外縁よりも内側に位置するとともに、リテーナからスペーストランスフォーマに加わる力の作用点がスペーストランスフォーマの外縁よりも内側に位置することとしたため、インターポーザ、スペーストランスフォーマ、およびプローブヘッドの反りを抑制することが可能となる。したがって、所定の基準面に対する平面度、平行度を精度よく保つことができる。
また、本実施の形態2によれば、基板の変形を抑えるために複数のポスト部材を配設し、このポスト部材の一部が、プローブカードの板厚方向でリテーナの接触部と対向する位置に来るようにしたため、基板の変形の有無に関わらず、インターポーザやスペーストランスフォーマを確実に保持することができ、所定の基準面に対するプローブカードの平面度、平行度の精度を一段と向上させることができる。
なお、本実施の形態2においても、リテーナおよびリーフスプリングのいずれか一方に対して従来型を適用することが可能である。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3は、プローブヘッドやスペーストランスフォーマの縁端部に面取りを施すことにより、保持手段に加わる力の作用点が、プローブヘッドおよびスペーストランスフォーマの外縁よりも内側に位置する構成としたことを特徴とする。
図12は、本実施の形態3に係るプローブカードの要部の構成を示す要部断面図である。同図に示すプローブカード6は、各々の縁端部に面取りが施されたスペーストランスフォーマ64およびプローブヘッド65とを備える。また、プローブカード6は、本体部661および本体部661から内周方向に全周にわたって帯状に延出する接触部662を有するリテーナ66と、外周部671および外周部671から舌片状に延出した爪部672を有するリーフスプリング67とを備える。図12に示す以外のプローブカード6の構成は、上記実施の形態1に係るプローブカード1の構成と同じである。
スペーストランスフォーマ64は、リテーナ66と対向してリテーナ66と面的に接触する表面の縁端部にC面取りが施された面取り部641を有する。また、プローブヘッド65は、リーフスプリング67の爪部672と対向して接触する表面の縁端部にC面取りが施された面取り部651を有する。
以上の構成を有するプローブカード6では、リテーナ66がスペーストランスフォーマ64に加える力の作用点R、およびリーフスプリング67がプローブヘッド65に加える力の作用点Sが、スペーストランスフォーマ64およびプローブヘッド65の各縁端部に面取りを施さない場合よりもそれぞれ内側に位置している。
したがって、本発明の実施の形態3に係るプローブカードによれば、上述した二つの実施の形態と同様に、インターポーザ、スペーストランスフォーマ、プローブヘッドの反りを抑制することが可能となり、所定の基準面に対する平行度や平面度を精度よく保つことができる。
なお、図12では、スペーストランスフォーマの縁端部やプローブヘッドの縁端部にC面取りを施した場合を記載しているが、その代わりにR面取りを施してもよい。また、スペーストランスフォーマとプローブヘッドのいずれか一方の縁端部にのみ面取りを施してもよい。
さらに、本実施の形態3において、上記実施の形態1で適用したリテーナ16や、リーフスプリング17または19を適用することも可能である。
また、本実施の形態3において、上記実施の形態2と同様、基板にポスト部材54を埋め込んだ構造としてもよい。その場合には、複数のポスト部材54の少なくとも一部が、スペーストランスフォーマ64の板厚方向において、リテーナ66の接触部662と対向する位置に配置されていればより好ましい。
(実施の形態4)
図13は、本発明の実施の形態4に係るプローブカードの要部の構成を示す部分断面図である。同図に示すプローブカード7は、スペーストランスフォーマ74をリテーナ76およびネジ部材104によって基板71の方向へ押さえ付けるとともに、プローブヘッド75をネジ部材105(第2ネジ部材)によって基板71の方向へ押さえ付けることを特徴とする。
リテーナ76は、インターポーザ73およびスペーストランスフォーマ74を収容する中空部を有する本体部761と、本体部761から内周方向に全周にわたって帯状に延出する接触部762とを備える。接触部762には、肉厚方向に貫通する孔部763が形成されている。この孔部763は、基板71、補強部材72(外周部721および中心部722を有する)、インターポーザ73、スペーストランスフォーマ74にそれぞれ形成された孔部711,724,731,741と連通している。孔部763,711,724,731,741にはネジ山が設けられており、ネジ部材104が螺合される。このため、スペーストランスフォーマ74には、ネジ部材104によって基板71の方向へ押さえ付ける力が加わる。この力の作用点は、孔部741の位置である。すなわち、リテーナ76に取り付けられるネジ部材104からスペーストランスフォーマ74に加わる力の作用点は、スペーストランスフォーマ74の外縁よりも内側に位置している。
プローブヘッド75の縁端部近傍には、肉厚方向に貫通する孔部751が形成されている。孔部751は、インターポーザ73、スペーストランスフォーマ74にそれぞれ形成された孔部732,742と連通している。孔部751,732,742にはねじ山が設けられており、ネジ部材105が螺合される。このため、プローブヘッド75には、ネジ部材105によって基板71の方向へ押さえ付ける力が加わる。この力の作用点は、孔部751の位置である。すなわち、ネジ部材105からプローブヘッド75に加わる力の作用点は、プローブヘッド75の外縁よりも内側に位置している。
このように、本実施の形態4においては、リテーナ76、ネジ部材104、105が、保持手段の少なくとも一部を形成している。
以上説明した本発明の実施の形態4によれば、上述した実施の形態1〜3と同様、インターポーザ、スペーストランスフォーマ、およびプローブヘッドの反りを抑制することが可能となり、所定の基準面に対する平行度や平面度を精度よく保つことができる。
なお、リテーナ76とネジ部材104によってスペーストランスフォーマ74を押さえ付ける一方、上記実施の形態1〜3のいずれかで適用したリーフスプリングを用いてプローブヘッド75を押さえ付けるようにしてもよい。この場合には、ネジ部材105は不要である。
また、ネジ部材105によってプローブヘッド75を押さえ付ける一方、上記実施の形態1〜3のいずれかで適用したリテーナを用いることによってスペーストランスフォーマ74を押さえ付けるようにしてもよい。この場合には、ネジ部材104は不要である。
(実施の形態5)
図14は、本発明の実施の形態5に係るプローブカードの要部の構成を示す部分断面図である。同図に示すプローブカード8は、スペーストランスフォーマ84をリテーナ85によって基板11の方向へ押さえ付けるとともに、プローブヘッド75をネジ部材105(第2ネジ部材)によって基板11の方向へ押さえ付けることを特徴とする。
リテーナ85は、インターポーザ83およびスペーストランスフォーマ84を収容する中空部を有する本体部86と、本体部86の端面に取り付けられ、本体部86の内縁よりも内周方向に帯状に延出したリング状をなし、スペーストランスフォーマ84と接触するリング部材87と、を備える。リング部材87は、帯状に延出した内縁部に、リングのなす平面(図14の水平面)と直交する方向に突起し、スペーストランスフォーマ84の外縁よりも内側で面的に接触する接触部871を有する。したがって、リテーナ85が接触部871を介してスペーストランスフォーマ84に加える力の作用点は、スペーストランスフォーマ84の外縁よりも内側に位置している。
リテーナ85は、ネジ部材101によって基板11および補強部材12(外周部121および中心部122を有する)に締結されている。
プローブヘッド75の縁端部近傍には、肉厚方向に貫通する孔部751が形成されている。孔部751は、インターポーザ83、スペーストランスフォーマ84にそれぞれ形成された孔部831,841と連通している。孔部751,831,841にはねじ山が設けられており、ネジ部材105(第2ネジ部材)が螺合される。このため、プローブヘッド75には、ネジ部材105によって基板11の方向へ押さえ付ける力が加わる。この力の作用点は、孔部751の位置である。すなわち、ネジ部材105からプローブヘッド75に加わる力の作用点は、プローブヘッド75の外縁よりも内側に位置している。
このように、本実施の形態5においては、リテーナ85およびネジ部材105が、保持手段の少なくとも一部を形成している。
以上説明した本発明の実施の形態5によれば、上述した実施の形態1〜4と同様、インターポーザ、スペーストランスフォーマ、およびプローブヘッドの反りを抑制することが可能となり、所定の基準面に対する平行度や平面度を精度よく保つことができる。
なお、本実施の形態5において、上記実施の形態2と同様、基板に複数のポスト部材54を埋め込んだ構成としてもよい。その場合には、複数のポスト部材54の少なくとも一部が、スペーストランスフォーマ84の板厚方向において、リング部材87の接触部871と対向する位置に配置されていればより好ましい。
また、本実施の形態5で適用したリテーナ85を、上述した実施の形態1〜3におけるリテーナとして適用することも可能である。
(実施の形態6)
図15は、本発明の実施の形態6に係るプローブカードの要部の構成を示す部分断面図である。同図に示すプローブカード9は、スペーストランスフォーマ74をネジ部材104によって基板71の方向へ押さえ付けるとともに、プローブヘッド75をネジ部材106(第2ネジ部材)によって基板71の方向へ押さえ付けることを特徴とする。
ネジ部材104とスペーストランスフォーマ74の間には、ネジ部材104の確実な締結を図る円環状のリング部材91が介在している。ネジ部材104は、リング部材91、スペーストランスフォーマ74、インターポーザ73、基板71、補強部材72がそれぞれ有し、互いに連通する孔部911,741,731,711,724に螺合される。このため、スペーストランスフォーマ74には、ネジ部材104によって基板71の方向へ押さえ付ける力が加わる。この力の作用点は、孔部741の位置である。すなわち、ネジ部材104からスペーストランスフォーマ74に加わる力の作用点は、スペーストランスフォーマ74の外縁よりも内側に位置している。
ネジ部材106とプローブヘッド75の間にも、ネジ部材106の確実な締結を図る円環状のリング部材92が介在している。ネジ部材106は、リング部材92、プローブヘッド75、スペーストランスフォーマ74、インターポーザ73がそれぞれ有し、互いに連通する孔部921,751,742,732に螺合される。このため、プローブヘッド75には、ネジ部材106によって基板71の方向へ押さえ付ける力が加わる。この力の作用点は、孔部751の位置である。すなわち、ネジ部材105からプローブヘッド75に加わる力の作用点は、プローブヘッド75の外縁よりも内側に位置している。
以上説明した本発明の実施の形態6によれば、上述した実施の形態1〜5と同様、インターポーザ、スペーストランスフォーマ、およびプローブヘッドの反りを抑制することが可能となり、所定の基準面に対する平行度や平面度を精度よく保つことができる。
なお、リング部材91を用いる代わりに、個々のネジ部材104とスペーストランスフォーマ84との間に個別のワッシャを介在させるようにしてもよい。また、リング部材92を用いる代わりに、個々のネジ部材106とプローブヘッド75の間に個別のワッシャを介在させるようにしてもよい。
(その他の実施の形態)
ここまで、本発明を実施するための最良の形態として、実施の形態1〜6を詳述してきたが、本発明はそれらの実施の形態によって限定されるべきものではない。
本発明において、プローブヘッド、インターポーザ、スペーストランスフォーマの各形状は上記以外の形状でもよい。例えば、プローブヘッドの形状を、上述したインターポーザやスペーストランスフォーマの各形状と相似な正8角形にしてもよい。この場合には、リーフスプリングの形状もプローブヘッドにあわせて正8角形型とし、少なくとも各頂点を含む全周を均一に押えつけることができるように爪部を形成すればよい。
また、本発明において、インターポーザやスペーストランスフォーマの各表面形状をプローブヘッドに相似な円形としてもよい。この場合には、フルウェハレベルテスト用のプローブカードとしては最も対称性が高くなるため、プローブカードの平面度や平行度を最優先する場合には最適である。
さらに、本発明において、インターポーザやスペーストランスフォーマの各表面を適当な正多角形とし、プローブヘッドをその正多角形に相似な正多角形としてもよい。
加えて、本発明では、プローブとして、従来知られている様々な種類のプローブのうちのいずれかを適用することが可能である。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態等を含みうるものであり、特許請求の範囲により特定される技術的思想を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を施すことが可能である。
以上のように、本発明に係るプローブカードは、半導体の電気特性検査を行う際に有用であり、特にフルウェハレベルテストを行う場合に好適である。

Claims (13)

  1. 検査対象である半導体ウェハと検査用の信号を生成する回路構造との間を電気的に接続するプローブカードであって、
    導電性材料から成り、前記半導体ウェハに接触して電気信号の入力または出力を行う複数のプローブと、
    前記複数のプローブを収容保持するプローブヘッドと、
    前記回路構造と電気的に接続する配線を有する基板と、
    前記基板の配線の間隔を変換して前記プローブヘッドと対向する側の表面に表出するスペーストランスフォーマと、
    前記プローブヘッドおよび前記スペーストランスフォーマの各縁端部近傍を前記基板の方向に押さえ付けることによって前記プローブヘッドおよび前記スペーストランスフォーマを保持する保持手段と、
    を備え、
    前記保持手段から前記プローブヘッドに加わる力の作用点が前記プローブヘッドの外縁よりも内側に位置すること、および/または前記保持手段から前記スペーストランスフォーマに加わる力の作用点が前記スペーストランスフォーマの外縁よりも内側に位置することを特徴とするプローブカード。
  2. 前記保持手段は、前記スペーストランスフォーマの表面の縁端部近傍を前記基板の方向へ押さえ付けるリテーナを有し、
    前記リテーナから前記スペーストランスフォーマに加える力の作用点は、前記スペーストランスフォーマの外縁よりも内側に位置することを特徴とする請求項1記載のプローブカード。
  3. 前記リテーナは、
    前記スペーストランスフォーマを収容する中空部を有する本体部と、
    前記本体部の端面から内周方向に帯状に延出し、前記スペーストランスフォーマと接触する接触部と、
    を備え、
    前記接触部は、前記スペーストランスフォーマと接触する側の基端部の表面が溝状に切り欠かれて成ることを特徴とする請求項2記載のプローブカード。
  4. 前記基板の表面から当該基板を貫通して埋め込まれ、当該基板の板厚よりも大きい高さを有する複数のポスト部材をさらに備え、
    前記ポスト部材の少なくとも一部は、前記スペーストランスフォーマの板厚方向において前記接触部と対向する位置に配置されたことを特徴とする請求項3記載のプローブカード。
  5. 前記リテーナは、
    前記スペーストランスフォーマを収容する中空部を有する本体部と、
    前記本体部の端面に取り付けられ、前記本体部の内縁よりも内周方向に帯状に延出したリング状をなし、前記スペーストランスフォーマと接触するリング部材と、
    を備え、
    前記リング部材は、前記帯状に延出した内縁部に、前記リングのなす平面と直交する方向に突起し、前記スペーストランスフォーマの外縁よりも内側に接触する接触部を有することを特徴とする請求項2記載のプローブカード。
  6. 前記基板の表面から当該基板を貫通して埋め込まれ、当該基板の板厚よりも大きい高さを有する複数のポスト部材をさらに備え、
    前記ポスト部材の少なくとも一部は、前記スペーストランスフォーマの板厚方向において前記接触部と対向する位置に配置されたことを特徴とする請求項5記載のプローブカード。
  7. 前記スペーストランスフォーマの表面のうち前記リテーナと対向する表面の縁端部に面取りが施されていることを特徴とする請求項2記載のプローブカード。
  8. 前記保持手段は、前記プローブヘッドの表面の縁端部近傍を前記基板の方向へ押さえ付けるリーフスプリングを有し、
    前記リーフスプリングから前記プローブヘッドに加える力の作用点は、前記プローブヘッドの外縁よりも内側に位置することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項記載のプローブカード。
  9. 前記プローブヘッドの表面のうち前記リーフスプリングと対向する表面の縁端部に面取りが施されていることを特徴とする請求項8記載のプローブカード。
  10. 前記基板に装着されて前記基板を補強する補強部材をさらに備え、
    前記保持手段は、
    前記スペーストランスフォーマ、前記基板、および前記補強部材を締結するネジ部材を有することを特徴とする請求項1記載のプローブカード。
  11. 前記保持手段は、前記スペーストランスフォーマの表面の縁端部近傍を前記基板の方向へ押さえ付けるリテーナをさらに備え、
    前記ネジ部材は、前記リテーナを、前記スペーストランスフォーマ、前記基板、および前記補強部材とともに締結することを特徴とする請求項10記載のプローブカード。
  12. 前記保持手段は、
    前記プローブヘッドおよび前記スペーストランスフォーマを締結する第2ネジ部材を有することを特徴とする請求項1〜7,10,11のいずれか一項記載のプローブカード。
  13. 前記基板と前記スペーストランスフォーマとの間に積層され、前記基板の配線を中継するインターポーザをさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のプローブカード。
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