JP2007057438A - プローブカード - Google Patents

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Abstract

【課題】 コンタクタの厚み方向の熱膨張を抑制し,ウェハとプローブとの接触を安定的に確保する。
【解決手段】 コンタクタ11の外周部には,段部20が形成され,段部20の最外周に凸部21が形成される。連結体30の下面には,外側が低い傾斜面30aが形成され,その傾斜面30aに板ばね41が固定される。板ばね41の上面の傾斜面41aが凸部21の内側の角部に当接され,この板ばね41によってコンタクタ11を支持する。板ばね41によりコンタクタ11の外周部に作用する力Fを,上方から外側に傾いた斜め上方向に作用させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は,ウェハなどの被検査体の電気的特性を検査するためのプローブカードに関する。
例えば半導体ウェハ上に形成されたIC,LSIなどの電子回路の電気的特性の検査は,プローブ装置に装着されたプローブカードを用いて行われている。プローブカードは,通常,多数のプローブを支持するコンタクタと,当該コンタクタと電気的に接続されている回路基板を有している。コンタクタは,プローブが支持された下面がウェハに対向するように配置され,回路基板は,コンタクタとの電気的な接続が維持されるようにコンタクタの上面側に重ねられて配置されている。ウェハの電気的特性の検査は,複数のプローブをウェハの電子回路の電極に接触させ,回路基板とコンタクタを通じて各プローブからウェハ上の電極に検査用の電気信号を印加することにより行われている。
回路基板との電気的な接続を維持するために,例えばコンタクタは回路基板側に対して固定されるが,この固定は,例えばコンタクタの外周部を回路基板にねじ止めすることによって行われていた(例えば,特許文献1参照。)。
特開2003−324132号公報
しかしながら,例えば高低温領域の電気的特性を検査する温度試験では,例えば−40℃〜150℃の温度範囲で行われる。このため,検査時には,例えばコンタクタや回路基板が熱膨張する。従来のコンタクタは,外周部がねじによって固定されているため,コンタクタの膨張が外周方向には行われず,その分厚み方向に大きく熱膨張していた。これにより,コンタクタ面が厚み方向に歪んだり撓んだりして,コンタクタの下面にある複数のプローブの高さがばらつくことがあった。この結果,検査時に,各プローブとウェハとの接触が不安定になり,ウェハの電気的特性の検査が適正に行われないことがあった。
本発明は,かかる点に鑑みてなされたものであり,コンタクタの厚み方向の熱膨張を抑制し,ウェハなどの被検査体とプローブとの接触を安定的に確保して,電気的特性の検査を適正に行うことをその目的とする。
上記目的を達成するための本発明は,プローブを一の面に支持するコンタクタと,コンタクタの他の面と対向しコンタクタと電気的に接続される回路基板とを有するプローブカードであって,コンタクタの外周部を前記一の面側から回路基板側に向けて押圧して,コンタクトと回路基板との電気的な接続を維持する押圧部材を備え,前記押圧部材の押圧により前記コンタクタの外周部に作用する力が,前記コンタクタから前記回路基板側に向かう厚み方向から外側に傾いた方向に作用するように,前記押圧部材が前記コンタクタの外周部を押圧していることを特徴とする。
本発明によれば,前記コンタクタの外周部に作用する力が,コンタクタの厚み方向から斜め外方に傾いた方向に作用するので,例えばコンタクタの温度変動によりコンタクタが膨張した場合に,コンタクタは,外側方向に膨張しやすくなる。この結果,従来のようなコンタクタの厚み方向の大きな熱変形がなくなり,コンタクタ面内に支持された複数のプローブの位置を一定に維持することができる。したがって,プローブと被検査体との安定した接触を確保し,電気的特性の検査を適正に行うことができる。
前記コンタクタの外周部と接触する前記押圧部材の接触面は,前記コンタクタの中心に近い内側より外側が前記回路基板から離れるように傾斜していてもよい。
別の観点による本発明は,プローブを一の面に支持するコンタクタと,コンタクタの他の面と対向しコンタクタと電気的に接続される回路基板とを有するプローブカードであって,コンタクタの外周部を前記一の面側から回路基板側に向けて押圧して,コンタクトと回路基板との電気的な接続を維持する押圧部材を備え,前記コンタクタの外周部と接触する前記押圧部材の接触面は,前記コンタクタの中心に近い内側より外側が前記回路基板から離れるように傾斜していることを特徴とする。
本発明によれば,前記押圧部材の接触面が,外側が回路基板から離れるような向きに傾斜しているので,押圧部材からコンタクタの外周部に対して作用する力が,コンタクタから前記回路基板側に向かう厚み方向から外側に傾いた方向に作用する。これにより,例えばコンタクタの温度変動によりコンタクタが膨張した場合に,コンタクタは,外側方向に膨張しやすくなる。この結果,従来のようなコンタクタの厚み方向の大きな熱変形がなくなり,コンタクタ面内に支持された複数のプローブの位置を一定に維持することができる。したがって,プローブと被検査体との安定した接触を確保し,電気的特性の検査を適正に行うことができる。
前記コンタクタの外方には,前記押圧部材が固定される固定部材が設けられ,前記押圧部材は,前記コンタクタの外周部から前記固定部材にわたって形成され,前記コンタクタの外周部側から前記固定部材側に近づくにつれて前記回路基板から離れるように傾斜していてもよい。
前記押圧部材が固定されている前記固定部材の固定面は,前記押圧部材と同じ角度に傾斜していてもよい。
前記コンタクタの外周部には,前記一の面側に突出する凸部が形成され,前記押圧部材の傾斜した接触面と前記凸部が接触していてもよい。
前記コンタクタの外周部には,コンタクタの中央部に比べて前記一の面が前記他の面側に近づいた段部が形成され,前記凸部は,前記段部に形成されていてもよい。
前記凸部は,前記押圧部材側に凸に湾曲していてもよい。
前記コンタクタの外周部と接触する前記押圧部材の接触面は,前記コンタクタ側に凸に湾曲していてもよい。
前記押圧部材は,平面から見て前記コンタクタの中心に対する点対称の位置に複数配置されていてもよい。
前記押圧部材は,板ばねであってもよい。
本発明によれば,コンタクタのプローブと被検査体との電気的な接触が安定的に確保できるので,精度の高い電気的特性の検査を行うことができる。
以下,本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は,本実施の形態にかかるプローブカードが装着されたプローブ装置1の内部の構成の概略を示す縦断面図である。
プローブ装置1には,例えばプローブカード2と,被検査体としてのウェハWを載置する載置台3が設けられている。プローブカード2は,例えば全体が略円盤状に形成されている。プローブカード2は,複数のプローブ10を支持するコンタクタ11と,コンタクタ11と電気的に接続される回路基板としてのプリント配線基板13と,プリント配線基板13を補強する補強部材14を備えている。プローブカード2は,例えばプローブカード2を保持する図示しないカードホルダによってプローブ装置1に装着されている。
コンタクタ11は,例えば略方盤状に形成され,載置台3と対向するようにプローブカード2の下面側に配置されている。コンタクタ11の下面には,複数のプローブ10が接合されて支持されている。コンタクタ11の内部には,各プローブ10と上部のプリント配線基板13とを電気的に接続する図示しない接続配線が形成されている。
コンタクタ11の外周部には,例えば図2に示すように内側部分よりも下面の位置が高くなった段部20が形成されている。段部20のさらに最外周には,下側に突出する凸部21が形成されている。例えば凸部21の下面は,平坦に形成されている。凸部21の下面は,コンタクタ11の内側(中央部側)の下面よりも高い位置に形成されている。段部20と凸部21は,例えば図3に示すようにコンタクタ11の外周部の全周にわたって形成されている。この凸部21と段部20によって,コンタクタ11の外周部の全周にわたって溝22が形成されている。
プリント配線基板13は,例えば略円盤状に形成され,図1に示すようにコンタクタ11の上側にコンタクタ11と平行に配置されている。プリント配線基板13の内部には,図示しないテストヘッドとコンタクタ11との間で電気信号を伝達するための配線が形成されている。
補強部材14は,例えば略円盤形状を有し,プリント配線基板13の上面側にプリント配線基板13と平行に配置されている。
例えば補強部材14の外周部の下面には,コンタクタ11,プリント配線基板13及び補強部材14を連結し一体化するための連結体30が固定されている。連結体30は,例えば補強部材14の上面側から補強部材14を厚み方向に貫通するボルト31によって固定されている。
連結体30は,例えば上下方向に長い略四角柱形状に形成されている。連結体30は,例えば図3に示すように平面から見てコンタクタ11の外周部の複数個所,例えば4箇所に設けられている。連結体30は,コンタクタ11の中心に対して点対称の位置に配置されている。
連結体30は,図1に示すようにプリント配線基板13を貫通し,下端部がコンタクタ11の外周部の外方の位置まで到達している。図2に示すようにコンタクタ11の外周部の外側面と連結体30の内側面との間には,隙間Dが形成されている。連結体30の下端面は,例えば外側(図中に示す外方向R)に行くにつれて低くなるように傾斜している。この連結体30の傾斜面30aには,ボルト40によって,押圧部材としての板ばね41が固定されている。この板ばね41により,コンタクタ11を下から保持しながら,コンタクタ11をプリント配線基板13側に押さえ付けて,コンタクタ11とプリント配線基板13との電気的な接触を維持できる。なお,本実施の形態においては,連結体30が板ばね41の固定部材として用いられ,傾斜面30aが固定面になっている。
板ばね41は,連結体30の傾斜面30aに沿って固定されている。これにより,板ばね41は,内側が高く,外側に行くにつれて低くなるように傾斜した状態で設置されている。板ばね41は,例えば図3に示すように長方形状に形成されている。板ばね41は,平面から見て長手方向がコンタクタ11の中心に向けられている。
板ばね41は,図2に示すように連結体30の傾斜面30aからコンタクタ11の外周部まで延びており,板ばね41の内側の先端部は,コンタクタ11の溝22内まで到達している。板ばね41の上面側の接触面としての傾斜面41aは,コンタクタ11の凸部21の内側の角部に付勢された状態で当接し,当該板ばね41の傾斜面41aにより,コンタクタ11の外周部を上方側に押圧している。板ばね41と凸部21との接触により,板ばね41から凸部21側に作用する力Fは,鉛直方向(コンタクタ11の厚み方向)の上方向よりも外側に傾いた斜め上方向に向けて作用する。つまり,凸部21に作用する力Fは,外方向Rの成分を有している。これにより,板ばね41により押さえ付けられていても,コンタクタ11の外方向Rへの伸びは拘束されない。
補強部材14には,図1に示すように例えば上面側から厚み方向に貫通し,プリント配線基板13の上面に接触する平行調整ネジ50が設けられている。この平行調整ネジ50は,補強部材14面内の複数個所に設けられている。各平行調整ネジ50を回転させ,各平行調整ネジ50がプリント配線基板13の上面を押す距離を調整することにより,プリント配線基板13の水平度を調整できる。
載置台3は,例えば左右及び上下に移動自在に構成されており,載置したウェハWを三次元移動させ,ウェハW上の所望の位置にプローブ10を接触させることができる。
以上にように構成されたプローブ装置1を用いて,ウェハWの電気的特性が検査される際には,先ずウェハWが載置台3上に載置される。次に,例えば載置台3が移動し,ウェハWがコンタクタ11に近づけられ,ウェハWの所定の電極が各プローブ10に接触される。そして,プリント配線基板13,コンタクタ11,プローブ10を通じて,ウェハWに検査用の電気信号が伝達され,ウェハWの電子回路の電気的特性が検査される。この検査において,例えばウェハWの温度が昇温され,コンタクタ11が熱により膨張すると,コンタクタ11は,中心から外方に向けて膨張して伸びる。
以上の実施の形態によれば,コンタクタ11の外周部の凸部21に対し,板ばね41を内側が高くなるように斜めに傾斜させて当接させたので,凸部21に対する力Fが鉛直方向から斜め外方に傾いた方向に作用する。これにより,コンタクタ11は,外方へ自由に膨張できる。また,コンタクタ11の外方向Rへの膨張を誘導できる。したがって,例えば熱膨張時に,コンタクタ11は,主に外方向Rに膨張し,上下方向への膨張が抑制される。これ故,コンタクタ11の平坦度が維持され,コンタクタ11の各プローブ10とウェハWとの接触が安定的に維持される。この結果,プローブ10のよる電気特性の検査が安定かつ適正に行われる。
連結体30の下面に傾斜面30aを形成し,当該傾斜面30aに板ばね41を固定したので,板ばね41の傾斜角を安定させることができる。なお,連結体30の傾斜面30aは,連結体30の下面の全面に形成されていてもよいし,板ばね41の取り付け部にのみ形成されていてもよい。
コンタクタ11の外周部に段部20を形成し,その段部20に凸部21と溝22を形成したので,板ばね41の先端部をコンタクタ11に接触させず,板ばね41の傾斜面41aと凸部21の内側を接触させることができ,板ばね41から凸部21に作用する力Fを斜め外方向に適正に作用させることができる。
平面から見て複数の板ばね41がコンタクタ11の中心に対して点対称の位置に配置されるので,中心から外方に向けたコンタクタ11の熱膨張が均等に行われる。これにより,プリント配線基板13とコンタクタ11との軸がずれて相対的な位置がずれることがなく,コンタクタ11とプリント配線基板13との電気的な接触が維持される。
以上の実施の形態では,コンタクタ11の凸部21の下面が平坦であったが,図4に示すように凸部21が下側に凸に湾曲していてもよい。かかる場合,例えばコンタクタ11の凸部21と板ばね41との摩擦による抵抗が低減され,コンタクタ11が熱により膨張する際に,コンタクタ11が外方にスムーズに移動する。この結果,コンタクタ11の縦方向の歪みや撓みをより十分に抑制でき,コンタクタ11のプローブ10とウェハWとの接触をより安定的に維持できる。
また,上述したように凸部21を湾曲する代わりに,板ばね41側の凸部21との接触面が湾曲していてもよい。かかる場合,例えば図5に示すように板ばね41の先端付近における上面の傾斜面41aに,上に凸に湾曲した凸部60が形成される。この場合,凸部60の湾曲面が接触面となる。この凸部60は,溝22内に配置され,凸部60の外側の湾曲面と凸部21の内側の角部が接触される。かかる場合も,コンタクタ11が熱により膨張したときに,コンタクタ11が外方向にスムーズに移動するので,コンタクタ11の上下方向の歪みや撓みを抑制できる。したがって,プローブ10とウェハWとの接触をより安定的に維持できる。なお,かかる場合において,コンタクタ11の凸部21側も上述したように下に凸に湾曲していてもよい。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において,各種の変更例または修正例に相到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。例えば以上の実施の形態では,コンタクタ11は,方盤形状であったが,図6に示すように円盤形状であってもよい。この際,連結体30と板ばね41は,方盤形状の場合と同様にコンタクタ11の中心に対して点対称の位置に等間隔に配置される。なお,連結体30と板ばね41の数は,複数であれば,任意に選択できる。
また,コンタクタ11と板ばね41によってコンタクタ11に作用する力Fが鉛直方向から外側に傾いた斜め方向に作用するものであれば,板ばね41やコンタクタ11の外周部の形状は,他の形状であってもよい。また,板ばね41を固定する連結体30は,補強部材14に取り付けられていなくても,プリント配線基板13に取り付けられていてもよい。さらに,板ばね41に代えて,他の形状の弾性体を用いてもよい。本発明は,被検査体がウェハW以外のFPD(フラットパネルディスプレイ),フォトマスク用のマスクレチクルなどの他の基板である場合にも適用できる。
本発明は,被検査体とプローブとの安定的な接触を確保して,電気的特性の検査を適正に行う際に有用である。
プローブ装置の構成の概略を示す縦断面の説明図である。 コンタクタの外周部付近の構成を示す縦断面の部分拡大図である。 プローブカードの下面図である。 凸部が湾曲したコンタクタの外周部付近の構成を示す縦断面の部分拡大図である。 板ばねに凸部が形成されている場合のコンタクタの外周部付近の構成を示す縦断面の部分拡大図である。 円形のコンタクタを有するプローブカードの下面図である。
符号の説明
1 プローブ装置
2 プローブカード
10 プローブ
11 コンタクタ
13 プリント配線基板
20 段部
21 凸部
30 連結体
30a 傾斜面
41 板ばね
41a 傾斜面
F 力
W ウェハ

Claims (11)

  1. プローブを一の面に支持するコンタクタと,コンタクタの他の面と対向しコンタクタと電気的に接続される回路基板とを有するプローブカードであって,
    コンタクタの外周部を前記一の面側から回路基板側に向けて押圧して,コンタクトと回路基板との電気的な接続を維持する押圧部材を備え,
    前記押圧部材の押圧により前記コンタクタの外周部に作用する力が,前記コンタクタから前記回路基板側に向かう厚み方向から外側に傾いた方向に作用するように,前記押圧部材が前記コンタクタの外周部を押圧していることを特徴とする,プローブカード。
  2. 前記コンタクタの外周部と接触する前記押圧部材の接触面は,前記コンタクタの中心に近い内側より外側が前記回路基板から離れるように傾斜していることを特徴とする,請求項1に記載のプローブカード。
  3. プローブを一の面に支持するコンタクタと,コンタクタの他の面と対向しコンタクタと電気的に接続される回路基板とを有するプローブカードであって,
    コンタクタの外周部を前記一の面側から回路基板側に向けて押圧して,コンタクトと回路基板との電気的な接続を維持する押圧部材を備え,
    前記コンタクタの外周部と接触する前記押圧部材の接触面は,前記コンタクタの中心に近い内側より外側が前記回路基板から離れるように傾斜していることを特徴とする,プローブカード。
  4. 前記コンタクタの外方には,前記押圧部材が固定される固定部材が設けられ,
    前記押圧部材は,前記コンタクタの外周部から前記固定部材にわたって形成され,前記コンタクタの外周部側から前記固定部材側に近づくにつれて前記回路基板から離れるように傾斜していることを特徴とする,請求項2又は3のいずれかに記載のプローブカード。
  5. 前記押圧部材が固定されている前記固定部材の固定面は,前記押圧部材と同じ角度で傾斜していることを特徴とする,請求項4に記載のプローブカード。
  6. 前記コンタクタの外周部には,前記一の面側に突出する凸部が形成され,
    前記押圧部材の傾斜した接触面と前記凸部が接触していることを特徴とする,請求項2〜5のいずれかに記載のプローブカード。
  7. 前記コンタクタの外周部には,コンタクタの中央部に比べて前記一の面が前記他の面側に近づいた段部が形成され,
    前記凸部は,前記段部に形成されていることを特徴とする,請求項6に記載のプローブカード。
  8. 前記凸部は,前記押圧部材側に凸に湾曲していることを特徴とする,請求項6又は7のいずれかに記載のプローブカード。
  9. 前記コンタクタの外周部と接触する前記押圧部材の接触面は,前記コンタクタ側に凸に湾曲していることを特徴とする,請求項1〜8のいずれかに記載のプローブカード。
  10. 前記押圧部材は,平面から見て前記コンタクタの中心に対する点対称の位置に複数配置されていることを特徴とする,請求項1〜9のいずれかに記載のプローブカード。
  11. 前記押圧部材は,板ばねであることを特徴とする,請求項1〜10のいずれかに記載のプローブカード。
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