JP5188161B2 - プローブカード - Google Patents

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Description

本発明は、被検査体の電気的特性を検査するためのプローブカードに関する。
例えば半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)上に形成されたIC、LSIなどの電子回路の電気的特性の検査は、プローブ装置に装着されたプローブカードを用いて行われている。
例えば図10に示すように、プローブカード100は、多数の針状のプローブ101を支持する、コンタクタやガイド板と呼ばれる支持板102と、当該支持板102と電気的に接続されているプリント配線基板103を有している。支持板102は、プローブ101の先端接触部が突出している下面がウェハWに対向するように配置され、プリント配線基板103は支持板102の上面側に配置されている。
プリント配線基板103の上面側には、支持板102の平面度を矯正する矯正部材104が設けられている。矯正部材104の外周部の下面には、支持板102、プリント配線基板103及び矯正部材104を連結し一体化するための固定具105が固定されている。固定具105の下端面には、支持板102の外周部下面を保持して、当該支持板102をプリント配線基板103に押圧する板ばね106が固定されている。
そして、ウェハW上のデバイスの電気的特性の検査は、複数のプローブ101の先端接触部をデバイスの電子回路の電極に接触させ、プリント配線基板103を通じて各プローブ101から当該電極に対して検査用の電気信号を印加することにより行われている(特許文献1)。
特開2006−10629号公報
このような電気的特性の検査は、例えば−20℃〜150℃の広範囲の温度領域で行われるため、検査時に例えば熱的影響により支持板102が水平方向に膨張する場合がある。しかしながら、支持板102の外周部が板ばね106によって固定されているために、支持板102は水平方向に膨張できず、図11に示すように、支持板102の中央部が鉛直方向に大きく歪む場合があった。例えば支持板102の中央部が鉛直上方に歪む場合には、図11(a)に示すように、プローブ101の高さが所定の高さより高くなり、検査時の各プローブ101とウェハWの接触性を低下させてしまう。また、支持板102の中央部が鉛直下方に歪む場合には、図11(b)に示すように、プローブ101の高さが所定の高さより低くなり、プローブ101やウェハWに損傷を与えてしまう。このように検査時の各プローブ101とウェハWの各電極との接触が不安定になるため、ウェハWの電気的特性の検査が適正に行われないことがあった。なお、図11においては、上記現象を分かりやすく説明するために、誇張して描図している。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ウェハなどの被検査体とプローブとの接触を安定させ、電気的特性の検査を適正に行うことをその目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、被検査体の電気的特性を検査するためのプローブカードであって、回路基板と、前記回路基板の下面側に配置され、検査体に接触する接触子を支持する支持板と、前記支持板の外周部下面を保持する保持部材と、前記支持板の外周部下面と前記保持部材との間に配置され、上方に突出し前記支持板の外周部下面と当接する当接部材と、を有し、前記当接部材は、円柱形状のローラであって、前記支持板の径方向と直角方向に延伸していることを特徴としている。
本発明によれば、支持板の外周部下面と保持部材との間に当接部材を配置しているので、支持板自体の水平方向への膨張は許容している。したがって、被検査体の電気的特性を検査する際に、支持板の温度が上昇して膨張する場合でも、当該膨張分を水平方向に膨張させることができ、それによって結果的に支持板の鉛直方向の歪みを抑制することができる。
前記当接部材は複数設けられ、前記当接部材は、平面視において前記支持板の中心を円の中心とする同一円周上に等間隔で配置されていてもよい。
前記保持部材は、前記当接部材と前記支持板を前記回路基板側に押圧していてもよい。
前記保持部材は、板ばねであってもよい。
前記保持部材の先端には、前記当接部材の離脱防止用のストッパが設けられていてもよい。
前記支持板の上面には、ガイドピンを挿入して前記支持板の水平方向の伸縮を案内するための複数のガイド部が形成され、前記ガイド部は、平面視においてその長手方向の長さが前記ガイドピンの径よりも長く形成され、前記ガイド部の長手方向の中心線は、前記支持板の中心を通っていてもよい。
前記複数のガイド部は、4箇所に形成されており、前記支持板の中心を円の中心とする同一円周上に、中心角が90度おきに形成されていてもよい。
前記ガイドピンは、前記回路基板によって水平方向に動かないように固定されていてもよい。
本発明によれば、支持板の水平方向の膨張を円滑に逃がすことができるので、支持板の鉛直方向の歪みを抑制することができ、プローブと被検査体との接触が安定して行われ、高精度で信頼性の高い検査を行うことができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかるプローブカードを搭載したプローブ装置1の内部の構成の概略を示す縦断面図である。
プローブ装置1は、例えばプローブカード2と、被検査体としてのウェハWを載置する載置台3と、プローブカード2を保持するホルダ4を備えている。
プローブカード2は、例えば全体が略円盤状に形成されている。プローブカード2は、複数の接触子としてのプローブ10を支持する支持板11と、接触ピン12によって支持板11と電気的に接続される回路基板としてのプリント配線基板13と、支持板11の平面度を矯正する矯正部材14を備えている。
支持板11は、例えば略方盤状に形成され、載置台3と対向するようにプローブカード2の下面側に配置されている。支持板11の下面には、ウェハWの複数の電極(図示せず)に対応して配置された複数のプローブ10が接合されて支持されている。支持板11の上面には、接触ピン12が接合される接続端子11aが設けられている。この接続端子11aは、支持板11の内部に形成され、各プローブ10と上面側の接触ピン12とを通電するための接続配線11bに接続されている。なお、支持板11には、絶縁性であり、ウェハWとほぼ同じ熱膨張率を有する材料が用いられ、例えばセラミックやガラスが用いられる。
プリント配線基板13は、例えば略円盤状に形成され、支持板11の上側に支持板11と平行になるように配置されている。プリント配線基板13の下面には、接触ピン12が当接する接続端子13aが設けられている。この接続端子13aは、プリント配線基板13の内部に形成され、テストヘッド(図示せず)と支持板11との間で電気信号を伝達するための電子回路に接続されている。
プリント配線基板13と支持板11との間には、一定幅の隙間が設けられ、その隙間には、支持板11とプリント配線基板13とを電気的に接続する複数の接触ピン12が設けられている。接触ピン12は、支持板11の面内にほぼ均等に配置されている。接触ピン12は、弾性及び可撓性があり、かつ、導電性のある例えばニッケルによって形成されている。接触ピン12は、支持板11の接続端子11aとの接合部よりも上部側がプリント配線基板13側に向けて屈曲し、上端部がプリント配線基板13の接続端子13aに押圧されて当接している。接触ピン12の上端部は、プリント配線基板13に対し接触を維持しながら、上下左右に自由に移動できる。
支持板11の上面には、図2に示すように、支持板11の水平方向の伸縮を案内するためのガイド部としてのガイド溝20が複数個所、例えば4箇所に形成されている。ガイド溝20は、支持板11の中心Pを円の中心とする同一円周上に、中心角が90度おきに形成されている。ガイド溝20は、平面視においてその長手方向の長さがガイドピン20の径よりも長く形成され、短手方向の長さがガイドピン21の径に適合するように形成されている。ガイド溝20の長手方向の中心線Lは、支持板11の中心Pを通っている。ガイド溝20には、図3に示すように、プリント配線基板13を厚み方向に貫通するガイドピン21が挿入されている。ガイドピン21は、プリント配線基板13を厚み方向に貫通することで、水平方向に動かないように固定されている。
矯正部材14は、例えば略円盤形状を有し、図1に示すように、プリント配線基板13の上面側にプリント配線基板13と平行に配置されている。
矯正部材14の外周部の下面には、支持板11、プリント配線基板13及び矯正部材14を連結し一体化するための連結体30が固定されている。連結体30は、例えば矯正部材14の上面側から矯正部材14を厚み方向に貫通するボルト31によって固定されている。
連結体30は、上下方向に長い略四角柱形状に形成されている。連結体30は、図2に示すように、支持板11の外周部の複数個所、例えば4箇所に設けられている。各連結体30は、平面視において支持板11の中心Pを円の中心とする同一円周上に等間隔に配置されている。
連結体30は、図1に示すように、例えばプリント配線基板13を厚み方向に貫通し、下端部が支持板11の外周部の外方の位置まで到達している。連結体30の下端面には、ボルト32によって、保持部材としての板ばね33が固定されている。この板ばね33により、支持板11の外周部を下から保持しながら、支持板11をプリント配線基板13側に押し付けて、支持板11とプリント配線基板13との電気的な接触を維持できる。なお、板ばね33には、例えばステンレスが用いられる。
板ばね33と支持板11の外周部下面との間には、図1及び図3に示すように、当接部材としてのローラ40が設けられている。ローラ40は、図2に示すように、支持板11の径方向と直角方向に延伸している。ローラ40の長手方向の中心は、平面視において支持板11の中心Pを円の中心とする同一円周上に等間隔で配置されている。このローラ40により、支持板11は、支持板11自体の水平方向への膨張が許容されて板ばね33に保持される。また、ウェハWの検査時に支持板11の温度が昇温した場合に、ローラ40が回転することにより、支持板11は円滑に水平方向に膨張する。なお、ローラ40には、例えばステンレスが用いられる。
矯正部材14には、例えば上面側から厚み方向に貫通し、プリント配線基板13の上面に接触する平行調整ネジ50が設けられている。この平行調整ネジ50は、矯正部材14の面内の複数個所に設けられている。各平行調整ネジ50を回転させ、各平行調整ネジ50がプリント配線基板13の上面を押す距離を調整することにより、支持板11の水平度を調整できる。
載置台3は、例えば駆動装置60により左右方向及び上下方向に移動自在に構成されており、載置したウェハWを三次元移動させ、ウェハWの所望の部分をプローブ10に接触させることができる。
ホルダ4は、例えばプローブカード2の上面を覆い、プリント配線基板13を補強する補強部材70と、補強部材70の外周部を支持してプローブ装置1の本体(図示せず)に装着されるカードホルダ71を備えている。
補強部材70は、例えば略円盤形状に形成されている。例えば補強部材70の下面側に凹部が形成され、その凹部にプローブカード2の上部側が収容されている。補強部材70は、複数のボルト72によって矯正部材14に接続されている。
補強部材70は、補強部材70の外周部の上面から補強部材70を厚み方向に貫通するボルト73によって、カードホルダ71に固定されている。カードホルダ71は、プローブ装置1の本体に固定されている。
以上にように構成されたプローブ装置1を用いて、ウェハWの電気的特性が検査される際には、先ずウェハWが載置台3上に載置される。次に、例えば載置台3が移動し、ウェハWが支持板11に近づけられ、ウェハWの所定の各電極が各プローブ10に接触される。そして、プリント配線基板13、支持板11、プローブ10を通じて、ウェハWに検査用の電気信号が伝達され、ウェハWの電子回路の電気的特性が検査される。
以上の実施の形態によれば、支持板11の外周部下面と板ばね33との間にローラ40を配置しているので、支持板11自体の水平方向への膨張を許容している。そうすると、ウェハWの電気的特性を検査する際に、支持板11の温度が昇温した場合でも、支持板11を水平方向に膨張させることができる。また、このとき、ローラ40が回転するので、支持板11を円滑に水平方向に膨張させることができる。したがって、支持板11の膨張分を水平方向に逃がすことができ、支持板11の鉛直方向の歪みを抑制することができる。この結果、支持板11に支持された複数のプローブ10の高さを所定の高さに一定に維持することができ、検査時のプローブ10とウェハWの電極との接触を安定させることができるので、ウェハWの電気的特性の検査を適正に行うことができる。
また、ガイド溝20はその長手方向の長さがガイドピン21の径よりも長く形成され、ガイド溝20にはプリント配線基板13によって水平方向に動かないように固定されたガイドピン21が挿入されているので、支持板11の温度が昇温した場合、支持板11がガイド溝20に案内されて膨張する。さらに、ガイド溝20は、支持板11の中心Pを円の中心とする同一円周上に、中心角が90度おきに形成され、ガイド溝20の長手方向の中心線Lが支持板11の中心Pを通っているので、支持板11をその中心位置を維持しつつ水平方向に膨張させることができる。これによって、支持板11がウェハWと実質的にほぼ同じ熱膨張率を有し、支持板11がウェハWとほぼ同様に水平方向に膨張するので、支持板11に支持されたプローブ10に対するウェハWの電極の水平方向の位置が変わらず、プローブ10をウェハWの電極に適切に接触させることができる。
以上の実施の形態の板ばね33の先端には、図4に示すように、ローラ40の離脱防止用のストッパ33aが設けられていてもよい。ストッパ33aは、板ばね33の本体から上方に向けて屈曲して形成されている。これによって、例えばプローブカード2の振動等の外乱によってローラ40が板ばね33から横ずれしても、ローラ44が落下するのを防止することができる。
以上の実施の形態では、支持板11の外周部下面と板ばね33との間にローラ40を設けていたが、図5に示すように、板ばね33とローラ40に代えて、先端が凸型になった板ばね80を設けてもよい。板ばね80の先端80aは、側面視において略半円形状に突出し、支持板11の外周部下面と接している。これによって、支持板11自体の水平方向への膨張が許容され、支持板11の温度が昇温した場合でも、支持板11を水平方向に膨張させることができ、支持板11の鉛直方向の歪みを抑制することができる。
以上の実施の形態では、補強部材70の外周部はボルト73によってカードホルダ71に固定されていたが、図6に示すように、補強部材70の外周部を厚み方向に貫通する長穴のガイド孔90を複数形成し、補強部材70の外周部を水平方向に伸縮させるようにしてもよい。
ガイド孔90は、図7に示すように、補強部材70の略円盤形状の本体70aに接続され、本体70aの外周から外方に径方向に延伸する略直方体形状の8本の接続部材70bにそれぞれ形成されている。また、ガイド孔90は、平面視においてその長手方向が接続部材70bに沿うように形成され、すなわちその長手方向の中心線L’が補強部材70の中心P’を通り、複数の中心線L’が中心P’で交差するように形成されている。さらに、ガイド孔90は、補強部材70の中心P’を円の中心とする同一円周上に、中心角が45度おきに形成されている。なお、接続部材70bの本数は、プローブカード2のプリント配線基板13に接続されるテストヘッド(図示せず)の形状で決まり、例えば4本の接続部材70bが設けられる場合もある。かかる場合、ガイド孔90は、補強部材70の中心P’を円の中心とする同一円周上に、中心角が45度おきに形成される。
ガイド孔90内には、図8に示すように、その下部がガイド孔90の内周に沿って突出し、段部91が形成されている。このガイド孔90内には、カードホルダ71に固定されたボルト92が設けられている。ボルト92の外周にはカラー93が設けられ、カラー93は、ボルト92によってカードホルダ71に対して固定されている。カラー93は、上部に設けられたフランジ部93aと、その下部に設けられた支持部93bから構成されている。
カラー93のフランジ部93aは、段部91よりわずかに上方に設けられ、例えばフランジ部93aの下面とカードホルダ71の上面との距離hが、段部91とカードホルダ71の上面との距離hより数μm長くなっている。したがって、ボルト92を締め付けても、補強部材70の外周部は鉛直方向にその分は固定されない。また、ガイド孔90の段部91より上部90aの平面視における長手方向の長さXは、フランジ部93aの径Sよりも長くなっており、かつ、ガイド孔90の段部91より下部90bの平面視における長手方向の長さYは、支持部93bの径Tよりも長くなっている。したがって、補強部材70自体の水平方向への膨張を許容する。さらに、フランジ部93aの径Sは、ガイド孔90の下部90bの平面視における長手方向の長さYよりも長くなっており、補強部材70の浮き上がりが抑えられる。また、カラー93の支持部93bの径Tは、図9に示すように、ガイド孔90の下部90bの平面視における短手方向の長さTよりわずかに(数μm)小さくなっている。
ここで、例えばウェハWの電気的特性の検査をする際、補強部材70の温度が昇温した場合に、補強部材70の外周部が水平方向に固定されていると、補強部材70の中央部が鉛直方向上方に歪む場合がある。かかる場合、補強部材70の鉛直方向の歪みによって、支持板11に支持された複数のプローブ10の高さがばらつき、プローブ10とウェハWの電極との接触が不安定になる。しかしながら、以上の実施の形態によれば、補強部材70の複数の接続部材70bに、ガイド孔90が接続部材70bの厚み方向に貫通してそれぞれ形成され、ガイド孔90の上部90aの長手方向の長さXは、カラー93のフランジ部93aの径Sより長く、かつ、下部90bの長手方向の長さYが支持部93bの径Tよりも長いので、補強部材70自体の水平方向への膨張を許容する。また、カラー93のフランジ部93aは、段部51よりわずかに(数μm)上方に設けられているので、ボルト92を締め付けても、補強部材70の外周部は鉛直方向にその分は固定されない。したがって、ウェハWの電気的特性を検査する際に、補強部材70の温度が昇温した場合でも、補強部材70を水平方向に膨張させることができ、補強部材70の鉛直方向の歪みを抑制することができる。これによって、補強部材70の下方に設けられた支持板11の鉛直方向の歪みも抑制することができ、支持板11に支持された複数のプローブ10の高さを所定の高さに一定に維持することができる。したがって、検査時のプローブ10とウェハWの電極との接触を安定させることができる。
また、カラー93のフランジ部93aの径Sは、ガイド孔90の下部90bの長手方向の長さYよりも長くなっているので、補強部材70の温度が昇温して膨張する際、当該補強部材70の浮き上がりを抑えることができる。
さらに、ガイド孔90は、その長手方向が接続部材70bに沿うように形成されて、その長手方向の中心線L’が補強部材70の中心P’で交差し、かつ、カラー93の支持部93bの径Tは、ガイド孔90の下部90bの短手方向の長さTよりわずかに(数μm)小さくなっているので、補強部材70の温度が昇温して膨張する際、補強部材70をその中心P’から外方に向けて円滑にかつ、中心位置がずれないように膨張させることができる。すなわち、補強部材70が回転方向にずれることなく膨張させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。本発明は、基板がウェハ以外のFPD(フラットパネルディスプレイ)、フォトマスク用のマスクレチクルなどの他の基板である場合にも適用できる。
本発明は、例えば半導体ウェハ等の被検査体の電気的特性を検査するためのプローブカードに有用である。
本実施の形態にかかるプローブカードを搭載したプローブ装置の構成の概略を示す縦断面図である。 プローブカードを下方から見た平面図である。 プローブカードの支持板の外周部周辺の構成の概略を示す縦断面図である。 プローブカードの支持板の外周部周辺の構成の概略を示す縦断面図である。 プローブカードの支持板の外周部周辺の構成の概略を示す縦断面図である。 他の実施の形態にかかるプローブカードを有するプローブ装置の構成の概略を示す縦断面図である。 プローブカードを上方から見た平面図である。 プローブカードの天板の外周部周辺の構成の概略を示す縦断面図である。 カラーの支持部とガイド孔の構成の概略を示す平面図である。 従来のプローブカードの構成の概略を示す縦断面図である。 従来のプローブカードの支持板が歪んだ様子を示す縦断面図であり、(a)は支持板の中央部が鉛直上方に歪んだ様子を示し、(b)は支持板の中央部が鉛直下方に歪んだ様子を示している。
符号の説明
1 プローブ装置
2 プローブカード
10 プローブ
11 支持板
13 プリント配線基板
20 ガイド溝
21 ガイドピン
33 板ばね
33a ストッパ
40 ローラ
L 中心線
P 中心
W ウェハ

Claims (8)

  1. 被検査体の電気的特性を検査するためのプローブカードであって、
    回路基板と、
    前記回路基板の下面側に配置され、検査体に接触する接触子を支持する支持板と、
    前記支持板の外周部下面を保持する保持部材と、
    前記支持板の外周部下面と前記保持部材との間に配置され、上方に突出し前記支持板の外周部下面と当接する当接部材と、を有し、
    前記当接部材は、円柱形状のローラであって、前記支持板の径方向と直角方向に延伸していることを特徴とする、プローブカード。
  2. 前記当接部材は複数設けられ、
    前記当接部材は、平面視において前記支持板の中心を円の中心とする同一円周上に等間隔で配置されていることを特徴とする、請求項に記載のプローブカード。
  3. 前記保持部材は、前記当接部材と前記支持板を前記回路基板側に押圧していることを特徴とする、請求項1又は2のいずれかに記載のプローブカード。
  4. 前記保持部材は、板ばねであることを特徴とする、請求項に記載のプローブカード。
  5. 前記保持部材の先端には、前記当接部材の離脱防止用のストッパが設けられていることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載のプローブカード。
  6. 前記支持板の上面には、ガイドピンを挿入して前記支持板の水平方向の伸縮を案内するための複数のガイド部が形成され、
    前記ガイド部は、平面視においてその長手方向の長さが前記ガイドピンの径よりも長く形成され、
    前記ガイド部の長手方向の中心線は、前記支持板の中心を通ることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載のプローブカード。
  7. 前記複数のガイド部は、4箇所に形成されており、
    前記支持板の中心を円の中心とする同一円周上に、中心角が90度おきに形成されていることを特徴とする、請求項に記載のプローブカード。
  8. 前記ガイドピンは、前記回路基板によって水平方向に動かないように固定されていることを特徴とする、請求項6又は7に記載のプローブカード。
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