JP5975768B2 - 接続構造、及び、半導体検査装置 - Google Patents

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本発明は、被検体に接触されるプローブピンを有するプローブカードと、テストボードとを接続する接続構造、及び、その接続構造を有する半導体検査装置に関するものである。
様々な周辺温度下で、半導体デバイスの電気特性を検査する半導体検査装置が知られており、この装置に関して様々な技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。また、このような半導体検査装置の一種として、プローブカードのプローブピンを下ろして半導体デバイス上部に接触させる、プローブカード吊り下げ式の装置が知られている。
特開2001−326259号公報
現在、被検体たる半導体デバイスのサイズが非常に小さくなっていることから、半導体デバイス上のコンタクト用パッドに対して、プローブピンを高い精度で位置合わせすることが求められている。しかしながら、上述のように周辺温度を変化させると、それに応じてテストボードなどが膨張/収縮するなどして変形する結果、プローブピンの先端位置が、プローブピンを下ろす方向において変動する。
そのため、周辺温度を急激に変化させた場合には、プローブピンの先端位置の変動が収束するまで待機しなければならず、検査を開始するまでに時間がかかるという問題があった。また、ウェハステージなどの熱源に対する位置によってプローブピンの変動量が異なるため、当該位置によっては、プローブピンの接触圧が不足することにより不良でないものを不良と判定してしまう間違いが生じたり、あるいは、接触圧が過剰となることにより半導体デバイスにダメージを与える可能性が生じたりするという問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、プローブピンの先端位置における変動の影響を抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る接続構造は、被検体に接触されるプローブピンを有するプローブカードと、テストボードとを接続する接続構造であって、前記プローブカードを、前記テストボードに対して接離自在に保持する保持部材と、前記テストボードに設けられ、前記テストボードと前記プローブカードとの間の距離に応じて弾性変形して前記プローブカードに当接する可変形ピンとを備える。前記保持部材は、前記プローブカードの端部を前記テストボードと逆側から保持するプローバヘッドプレートを含み、前記プローバヘッドプレートには、前記プローブカードの前記端部の貫通穴を貫通した状態で、先端が前記テストボードの嵌合穴に嵌合可能な突出部が設けられ、前記プローブカードは、前記突出部の突出方向に対して移動自在であり、前記突出部の前記先端は、前記突出部の他の部分と同じ太さである。
本発明によれば、プローブピンの先端位置における変動の影響を、弾性変形する可変形ピンにより抑制することができるので、半導体デバイスなどの被検体を適切に検査することができる。
実施の形態1に係る半導体検査装置の構成を示す分解断面図である。 実施の形態1に係る半導体検査装置の構成を示す組立断面図である。 実施の形態1に係る半導体検査装置の別構成を示す分解断面図である。 実施の形態1に係る半導体検査装置の別構成を示す組立断面図である。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る半導体検査装置のうち被検体と接触される部分の構成を示す分解断面図であり、図2は、その組立断面図である。図2に示すように、ここでの被検体は、半導体デバイス(図示せず)が形成されたウェハ16であるものとする。半導体検査装置は、プローブカード吊り下げ式の装置であり、プローブピン2aを下ろしてウェハ16上面に接触させた後、プローブピン2aを介してウェハ16の半導体デバイスの電気特性を検出することが可能となっている。
なお、以下の説明においては、上下方向は、図1に示す点線矢印の方向、及び、プローブピン2aをウェハ16に下ろす方向を意味し、横方向とは上下方向と直交する方向を意味するものとする。
図1に示す半導体検査装置は、テストボード1と、上述のプローブピン2aを有するプローブカード2と、テストボード1との間でプローブカード2を保持するプローバヘッドプレート(保持部材)3と、スプリングを内蔵したスプリングピン(可変形ピン)4と、テストボード1を介してプローバヘッドプレート3と対向するリング部5とを備えて構成されている。このうち、プローバヘッドプレート3及びスプリングピン4は、プローブカード2とテストボード1とを接続する接続構造11を構成している。
テストボード1は、プローブカード2側に突出した基台1aが設けられた略板状の部材である。基台1aのプローブカード2と対向する表面には嵌合穴1bが設けられており、テストボード1の基台1a周辺の板状部分には貫通穴1cが設けられている。
プローブカード2の端部には貫通穴2bが設けられている。また、プローブカード2の上面には、プローブピン2aと電気的に接続された図示しない電気パッド(ターミナルピンの代用)が設けられている。
プローバヘッドプレート3には、突出部3aと、貫通穴3bと、嵌合穴3cとが設けられている。プローバヘッドプレート3の突出部3aは、プローブカード2の貫通穴2bを貫通しており、当該突出部3aの上部は、テストボード1の嵌合穴1bに嵌合されている。したがって、プローブカード2の横方向の移動は、突出部3aにより規制されている。一方、プローブカード2の上下方向の移動は、突出部3aに対して移動自在となっている。これにより、プローバヘッドプレート3は、プローブカード2を、テストボード1に対して接離(接近・離反)自在に保持している。
また、プローバヘッドプレート3は、プローブカード2の端部をテストボード1と逆側から保持している。プローバヘッドプレート3の中央部の貫通穴3bは、保持されているプローブカード2のプローブピン2aを露出するように設けられている。そして、プローバヘッドプレート3の嵌合穴3cは、プローバヘッドプレート3のテストボード1と当接する表面に形成されている。なお、本実施の形態1では、プローバヘッドプレート3は、低熱膨張係数の材料から形成されている。
スプリングピン4は、テストボード1の基台1aに設けられており、テストボード1とプローブカード2との間の距離に応じて弾性変形する。このスプリングピン4の先端は、プローブカード2の上述の電気パッドと当接しており、スプリングピン4は、テストボード1とプローブカード2とを物理的及び電気的に接続している。また、スプリングピン4は、プローブカード2をテストボード1と逆側に付勢しており、プローブカード2の上述の電気パッドと圧接している。
リング部5には、突出部5aが設けられている。この突出部5aは、テストボード1の貫通穴1cを貫通した状態で、プローバヘッドプレート3の嵌合穴3cに嵌合され、プローバヘッドプレート3をテストボード1に固定している。
以上のように構成された本実施の形態1に係る接続構造11及び半導体検査装置において、周辺温度を低温から高温に、あるいは高温から低温に急激に変化させた場合には、従来と同様、テストボード1などが膨張/収縮し、プローブピン2aの先端位置は変動する。
しかし、例えば、上述の温度の変化に伴い、プローブピン2aの先端位置が基準位置よりも下側(ウェハ16側)に移動するように変動した場合であっても、プローブピン2aとウェハ16とが接触する際に、プローブカード2がスプリングピン4の可撓性により上側(リング部5側)に移動可能となっている。したがって、接触圧が過剰となるのを抑制することができるため、ウェハ16にダメージを与える可能性を抑制することができる。
また、例えば、上述の温度の変化に伴い、プローブピン2aの先端位置が基準位置よりも上側(リング部5側)に移動するように変動した場合であっても、プローブピン2aとウェハ16とが接触する際に、プローブカード2がスプリングピン4により下側(ウェハ部5側)に付勢される。したがって、接触圧が不足するのを抑制することができるため、不良と判定してしまう間違いを抑制することができる。
以上のように、本実施の形態に係る接続構造11及びそれを備える半導体検査装置によれば、プローブピン2aの先端位置における変動の影響を、弾性変形するスプリングピン4により抑制することができる。したがって、ウェハ16などの被検体を適切に検査することができる。また、プローブピン2aの先端位置の変動が収束するのを待たずに検査することも可能となるので、検査時間の短縮及びそれに伴う省電力化が期待できる。
また、本実施の形態1では、スプリングピン4は、プローブカード2の電気パッドと圧接している。したがって、テストボード1とプローブカード2との間の物理的及び電気的な接続を確実に行うことができる。
また、本実施の形態1では、プローバヘッドプレート3は、低熱膨張係数の材料から形成されていることから、プローバヘッドプレート3の周辺温度に応じた膨張/収縮を抑制することができる。したがって、プローバヘッドプレート3の熱変化に起因して発生する、プローブピン2aの先端位置の変動を抑制することができる。なお、一般的な鋼の熱膨張係数は約12×10−6/Kであるが、プローバヘッドプレート3の熱膨張係数としては、高温検査の温度上限(例えば150℃)においてその半分の6×10−6/K以下であることが望ましい。
なお、以上の説明では、スプリングピン4を用いる構成について説明した。しかし、テストボード1とプローブカード2との間の距離に応じて弾性変形してプローブカードに当接する可変形ピンであれば、スプリングピン4に限ったものではない。例えば、図3及び図4に示すように、スプリングピン4を、弾性変形する(撓む)ワイヤピン8に置き換えた構成であっても、上述と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 テストボード、2 プローブカード、2a プローブピン、3 プローバヘッドプレート、4 スプリングピン、8 ワイヤピン、11 接続構造、16 ウェハ。

Claims (4)

  1. 被検体に接触されるプローブピンを有するプローブカードと、テストボードとを接続する接続構造であって、
    前記プローブカードを、前記テストボードに対して接離自在に保持する保持部材と、
    前記テストボードに設けられ、前記テストボードと前記プローブカードとの間の距離に応じて弾性変形して前記プローブカードに当接する可変形ピンと
    を備え
    前記保持部材は、
    前記プローブカードの端部を前記テストボードと逆側から保持するプローバヘッドプレートを含み、
    前記プローバヘッドプレートには、
    前記プローブカードの前記端部の貫通穴を貫通した状態で、先端が前記テストボードの嵌合穴に嵌合可能な突出部が設けられ、
    前記プローブカードは、前記突出部の突出方向に対して移動自在であり、
    前記突出部の前記先端は、前記突出部の他の部分と同じ太さである、接続構造。
    接続構造。
  2. 請求項1に記載の接続構造であって、
    前記可変形ピンは前記プローブカードと圧接している、接続構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の接続構造であって、
    前記可変形ピンは、スプリングを内蔵したスプリングピン、または、ワイヤピンを含む、接続構造。
  4. プローブカードとテストボードとを備え、それらを請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の接続構造により接続した半導体検査装置
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