JPWO2008102581A1 - 電子部品押圧装置および電子部品試験装置 - Google Patents

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Abstract

この発明は、電子部品のダイと基板に対する押圧荷重を個別に管理でき、その際に電子部品のダイに対する押圧荷重を必要に応じてきめ細かに管理でき、かつ、電子部品のダイに対する押圧部材の密着度を高めることができる電子部品押圧装置などを提供する。この発明は、被試験電子部品の端子をテストヘッドのコンタクト部に押し付けるための電子部品押圧装置であって、ICデバイス8のダイ81を押圧する第1押圧部材51と、ICデバイス8の基板82押圧する第2押圧部材52と、第1押圧部材51がICデバイス8の基板82を押圧する際に、第1押圧部材51をそのダイ81に対して密着させるジンバル機構54とを備えている。4つの空気圧シリンダ56は、ジンバル機構54に対して押圧荷重を付与するとともに、その押圧荷重を任意に設定、またはその微調整を行うことができる。

Description

本発明は、集積回路化されたICデバイスなどの各種の電子部品の試験をするために、被試験電子部品の端子をテストヘッドのコンタクト部に押しつけるための電子部品押圧装置、およびその電子部品押圧装置を備えた電子部品試験装置に関するものである。
電子部品試験装置による電子部品の試験は、例えば、以下のように行われる。
ソケットが取り付けられたテストヘッドの上方にICデバイスを搬送した後、電子部品押圧装置によってICデバイスを押圧してソケットに装着することにより、ソケットの接続端子とICデバイスの外部端子とを接触させる。この結果、ICデバイスは、ソケット、テストヘッドおよびケーブルを通じてテスタ本体に電気的に接続される。そして、テスタ本体からケーブルを通じてテストヘッドに供給されるテスト信号をICデバイスに供給し、そのICデバイスから読み出される応答信号をテストヘッドおよびケーブルを通じてテスタ本体に送ることにより、ICデバイスの電気的特性を測定する。
上記の試験は、ICデバイスに熱ストレスを与えて行うことが多い。ICデバイスに熱ストレスを与える方法として、例えば、ICデバイスをテストヘッドに搬送する前に、予め所定の設定温度に加熱している。さらに、加熱したICデバイスの温度が搬送途中で低下しないように、ICデバイスを搬送する装置にヒータを設け、そのヒータによりICデバイスを加熱している。
また、ICデバイスの種類によっては、集積回路が構成されるダイ(ICチップ)の部分については、押圧時の過荷重によって集積回路を破壊しないようにし、またICデバイスの基板部分についてはある程度大きな荷重によってICデバイスの外部接続端子とソケットの接続端子との接触不良を防止する必要がある。すなわち、ICデバイスのダイ部分とその他の基板部分とでは、押圧時の荷重を変えなくてはならない場合がある。
このような要求を満たす従来の電子部品押圧装置として、例えば、特許文献1に記載の装置(以下、従来装置という)が知られている。
この従来装置は、図8に示すように、ロッド(図示せず)の先端部に取り付けられてZ軸方向(上下方向)に駆動されるサポート部材1と、サポート部材1の下側周囲部に設けられたジョイント部材2と、サポート部材1の下側中央部に設けられたヒートブロック3と、ヒートブロック3の下側に設けられ、ICデバイス8のダイ81の部分を押圧する第1プッシャ5と、ジョイント部材2の下側に設けられ、ICデバイス8の基板82を押圧する第2プッシャ6と、を備えている。
サポート部材1とヒートブロック3との間には、第1スプリング4、4が設けられている。この第1スプリング4、4は、サポート部材1とヒートブロック3とを互いに離隔する方向に付勢している。
第1プッシャ5の凸部51と第2プッシャ6の凸部61との間には、第2スプリング7、7が設けられている。この第2スプリング7、7は、第1プッシャ5と第2プッシャ6とを互いに離隔する方向に付勢している。
このような構成の従来装置では、第1プッシャ5および第2プッシャ6によって、ICデバイス8のダイ81に対する押圧荷重、およびICデバイス8の基板82に対する押圧の荷重を別々に管理できる。すなわち、ICデバイス8のダイ81については集積回路にダメージを与えない荷重で押圧し、ICデバイス8の基板82についてはICデバイス8の外部接続端子とソケットの接続端子との接触不良を防止できる。
また、従来装置では、第1スプリング4、4がヒートブロック3を下方に付勢するとともに、第2スプリング7、7が第1プッシャ5を上方に、第2プッシャ6を下方に付勢する。このため、ヒートブロック3下面と第1プッシャ5上面との面倣い、および第1プッシャ5下面とのICデバイス8のダイ81上面との面ならいのいずれもが確保される。
国際公開第2004/051292号
ところが、従来装置では、以下のような不具合が挙げられる。
(1)第1プッシャ5がICデバイス8のダイ81を押圧し、第2プッシャ6がICデバイス8の基板82を押圧するので、その押圧荷重を別々に管理できる。しかし、第1プッシャ5の押圧荷重は、第1スプリング4、4および第2スプリング7、7の付勢力に基づいているので、その制約を受けて、任意の調整、微調整などができない。このため、その2つの押圧荷重の別々に管理する際に、その第1プッシャ5の押圧荷重を必要に応じてきめ細かに管理できない。
(2)第1プッシャ5の押圧荷重について、任意の調整、微調整などができないので、試験対象である電子部品の種類などを変更する場合には、その変更に伴って第1スプリング4、4および第2スプリング7、7をいちいち交換する必要がある。
(3)第1スプリング4、4がヒートブロック3を下方に付勢するとともに、第2スプリング7、7が第1プッシャ5を上方に、第2プッシャ6を下方に付勢している。このため、第1プッシャ5下面とのICデバイス8のダイ81上面との面倣いを実現できる。しかし、その面倣い機構は、第1スプリング4、4および第2スプリング7、7を用いているので、その機構としては十分ではなかった。
(4)ICデバイスは、実際の使用において温度が問題となるのは、ICデバイスのダイの部分であるため、試験中において、熱ストレスは特にそのダイに対して付与するのが好ましい。その一方、ICデバイスは、小型化するとともに、試験中の発熱も大きくなっている。そこで、その試験中の発熱を抑えるために、試験中に、ICデバイスを冷却するのが好ましい。しかし、ICデバイスのダイ部分への加熱、冷却のための構造が適切でなく、その適切な構造の出現が望まれる。
そこで、本発明の目的は、上記の点に鑑み、電子部品のダイと基板に対する押圧荷重を個別に管理でき、その際に電子部品のダイに対する押圧荷重を必要に応じてきめ細かに管理でき、かつ、電子部品のダイに対する押圧部材の密着度を高めることができる電子部品押圧装置、および電子部品試験装置を提供することにある。
本発明の電子部品押圧装置は、被試験電子部品の端子をテストヘッドのコンタクト部に押し付けるための電子部品押圧装置であって、前記被試験電子部品の所定の第1の部位を押圧する第1押圧部材と、前記被試験電子部品の前記第1の部位以外の所定の第2の部位を押圧する第2押圧部材と、前記第1押圧部材が前記被試験電子部品の第1の部位を押圧する際に、前記第1押圧部材を前記第1の部位に対して密着させるジンバル機構と、前記ジンバル機構に対して押圧荷重を付与する第1押圧荷重付与手段と、前記第2押圧部材に対して押圧荷重を付与する第2押圧荷重付与手段と、を備えている。
これによれば、電子部品のダイと基板に対する押圧荷重を個別に管理でき、その際に電子部品のダイに対する押圧荷重を必要に応じてきめ細かに管理でき、かつ、電子部品のダイに対する押圧部材の密着度を高めることができる。
本発明の実施態様として、前記第1押圧部材は、前記被試験電子部品の中央部を押圧するように構成し、前記第2押圧部材は、前記被試験電子部品の中央部以外の所定部分を押圧するように構成し、前記第1押圧荷重付与手段は、第1アクチュエータで構成し、前記第2押圧荷重付与手段は、第2アクチュエータで構成するようにした。
これによれば、電子部品の基板に対して大きな押圧荷重を加えることができ、一方、電子部品のダイに対する押圧荷重については、任意の押圧荷重を加えたり、その押圧荷重の微調整ができる。
本発明の実施態様として、前記第1押圧部材は、温度が制御できるサーマルヘッドを含むようにした。これによれば、試験中に、試験対象の電子部品に対して、所望の熱を加えることができる。
本発明の実施態様として、前記ジンバル機構は、押圧される方向に貫通する開口部を有し、前記開口部には、前記サーマルヘッドを冷却または加熱するための冷却物質または加熱物質を供給、回収する管が挿通されている。
これによれば、サーマルヘッドの冷却物質または加熱物質の配管がコンパクトに実現できる上に、その配管の管理が容易になる。
本発明の実施態様として、前記ジンバル機構は、同一平面内で互いに直交する仮想的な2つの軸を有し、その2つの軸により、2方向への角運動が与えられる部材を含んでいる。これによれば、第1押圧部材の押圧面と電子部品のダイの表面との密着度を高めることができるジンバル機構を提供できる。
本発明の実施態様として、前記ジンバル機構は、押圧荷重が付与される第1部材と、前記第1押圧部材に取り付けられる第2部材と、前記第1部材と前記第2部材との間に介在される中間部材とを備え、前記第1部材、前記中間部材、および前記第2部材は順に重ねて配置されるとともに、その重ねた方向に移動自在となっており、かつ、前記中間部材は、同一平面内で互いに直交する仮想的な第1軸および第2軸を有し、その軸まわりの各運動に対して自由度を有するようになっている。
本発明の実施態様として、前記中間部材は、前記第1部材と対向する第1の面側に形成される一対の第1凹部と、前記第2部材と対向する第2の面側に形成される一対の第2凹部とを有し、前記第1部材は、前記中間部材の第1の面と対向する面側に、前記一対の第1凹部内に収容される一対の第1凸部を有し、前記第2部材は、前記中間部材の第2の面と対向する面側に、前記一対の第2凹部内に収容される一対の第2凸部を有する。
これによれば、第1押圧部材の押圧面と電子部品のダイの表面との密着度を高めることができるジンバル機構を、比較的簡易な構成で実現できる。
本発明の実施態様として、前記第1部材、前記第2部材、および前記中間部材は、その中央部にそれぞれ貫通孔を有し、前記各貫通孔には、前記サーマルヘッドを冷却または加熱するための冷却物質または加熱物質を供給、回収する管が挿通されている。
これによれば、さらに、サーマルヘッドの冷却物質または加熱物質の配管がコンパクトに実現できる上に、その配管の管理が容易になる。
本発明の電子部品試験装置は、被試験電子部品の端子をテストヘッドのコンタクト部に押し付けるための電子部品押圧装置を含んでいる電子部品試験装置において、前記電子部品押圧装置は、上記の発明のうちのいずれかの電子部品押圧装置からなるようにした。
これによれば、上記の発明に係る電子部品押圧装置の各効果を取り込んだ、電子部品試験装置が実現できる。
本発明では、以下のような効果を奏することができる。
(1)電子部品のダイと基板に対する押圧荷重を個別に管理でき、その際に電子部品のダイに対する押圧荷重を必要に応じてきめ細かに管理でき、かつ、電子部品のダイに対する押圧部材の密着度を高めることができる。
(2)電子部品の基板に対して大きな押圧荷重を加えることができ、一方、電子部品のダイに対する押圧荷重については、任意の押圧荷重を加えたり、その押圧荷重の微調整ができる。
(3)試験中に、試験対象の電子部品に対して、所望の熱を加えることができる。また、サーマルヘッドを冷却するための配管がコンパクトに実現できる上に、その配管の管理が容易になる。
本発明の電子部品試験装置の実施形態の構成を示す平面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1に示す電子部品押圧装置の構成を示す要部の概略断面図である。 その電子部品押圧装置の要部の分解斜視図である。 その電子部品押圧装置の要部の組み立てた状態の斜視図である。 ジンバル機構の要部の断面図である。 ジンバル機構の構成を概念的に説明する説明図である。 従来装置の断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(電子部品試験装置の実施形態)
図1は、本発明の電子部品試験装置の実施形態の構成を示す平面図、図2は図1のII−II線に沿う断面図である。
この実施形態に係る電子部品試験装置は、図1および図2に示すように、ハンドラ10、テストヘッド20、およびテスタ30を備え、テストヘッド20とテスタ30とはケーブル40を介して電気的に接続されている。
この電子部品試験装置では、ハンドラ10の供給トレイ102に搭載された試験前のICデバイスをXY搬送装置104、105によってテストヘッド20のコンタクト部201に押し当て、このテストヘッド20およびケーブル40を介してICデバイスのテストを実行し、テストが終了したICデバイスをテスト結果に従って分類トレイ103に格納する。
ハンドラ10には、基板109が設けられ、この基板109上にICデバイスのXY搬送装置104、105が設けられている。また、基板109には開口部110が形成され、図2に示すように、ハンドラ10の背面側に配置されたテストヘッド20のコンタクト部201には、開口部110を通じてICデバイスが押し当てられる。
ハンドラ10の基板109上には、2組のXY搬送装置104、105が設けられている。このうちのXY搬送装置104は、X軸方向およびY軸方向に沿ってそれぞれ設けられたレール104a、104bによって、取り付けベース104cに取り付けられた電子部品吸着装置104dが、分類トレイ103から、供給トレイ102、空トレイ101、ヒートプレート106および2つのバッファ108、108に至る領域までを移動可能に構成されている。さらに、その電子部品吸着装置104dのパッドは、図示しないZ軸アクチュエータによってZ軸方向、すなわち、上下方向にも移動可能となっている。そして、取り付けベース104cに設けられた2つの2つの電子部品吸着装置104dによって、一度に2個のICデバイスを吸着、搬送、および解放することができるようになっている。
これに対して、XY搬送装置105は、X軸方向およびY軸方向に沿ってそれぞれ設けられたレール105a、105bによって、取り付けベース105cに取り付けられた電子部品押圧装置50が、2つのバッファ部108、108とテストヘッド20との間の領域を移動可能に構成されており、さらにその電子部品押圧装置50の先端部は、図示しないZ軸アクチュエータによってZ軸方向(上下方向)にも移動可能となっている。そして、取り付けベース105cに設けられた2つの2つの電子部品押圧装置50によって、一度に2個のICデバイスを吸着、押圧、搬送、および解放することができるようになっている。
2つのバッファ部108、108は、レール108aおよび図示しないアクチュエータによって、2つのXY搬送装置104、105の動作領域の間を往復移動する。図1おいて、上側のバッファ部108は、ヒートプレート106から搬送されてきたICデバイスをテストヘッド20へ移送する作業を行う。下側のバッファ部108は、テストヘッド20でテストの終了したICデバイスを払い出す作業を行う。これら2つのバッファ部108、108の存在により、2つのXY搬送装置104、105は互いに干渉し合うことなく同時に動作できることになる。
XY搬送装置104の動作領域には、これから試験を行うICデバイスが搭載された供給トレイ102と、試験済みのICデバイスをテスト結果に応じたカテゴリに分類して格納される4つの分類トレイ103と、空のトレイ101とが配置されており、さらにバッファ部108に近接した位置にヒートプレート106が設けられている。
そのヒートプレート106は、例えば金属プレートであって、ICデバイスを落とし込む複数の凹部1061が形成されており、この凹部1061に供給トレイ102からの試験前のICデバイスがXY搬送装置104により移送される。ヒートプレート106の下面には、ICデバイスに所定の熱ストレスを印加するための発熱体(図示せず)が設けられており、ICデバイスは、ヒートプレート106を介して伝達される発熱体からの熱によって所定の温度に加熱されたのち、一方のバッファ部108を介してテストヘッド20のコンタクト部201に押し付けられる。
(電子部品押圧装置の実施形態)
次に、本発明に係る電子部品押圧装置50の具体的な構成について、図3〜図5を参照して説明する。
図3は、図1に示す電子部品押圧装置50の具体的な構成を示す概略断面図である。図4は、その電子部品押圧装置50の要部の分解斜視図である。図5は、その電子部品押圧装置50の要部の組み立てた状態の斜視図である。
この電子部品押圧装置50は、図3および図4に示すように、第1押圧部材51と、第2押圧部材52と、サーマルヘッド53と、ジンバル機構54と、4つの吸着・押圧用パイプ55と、4つの空気圧シリンダ56と、冷却用管57a、57bとを備え、これらの各構成要素はロッド58に取り付けられたフレーム59に対して後述のように適宜手段で保持されている。
そして、この電子部品押圧装置50は、被試験対象であるICデバイス8を吸着できるようになっており、かつ、そのICデバイス8の外部端子をテストヘッド20のコンタクト部201に押し付けることができるようになっている。
第1押圧部材51は、その下面の一部がICデバイス8のダイ81の上面全体と接触し、そのダイ81の上面全体を押圧するようになっている。この第1押圧部材51は、中央寄りの4箇所に貫通孔511をそれぞれ有し(図4参照)、その4つの各貫通孔511に第2押圧部材52の4つの凸部522がそれぞれ挿通できるようになっている。
さらに、第1押圧部材51は、その上面側が、サーマルヘッド53の下面側に交換自在に4つのネジなどで取り付けられている。このため、第1押圧部材51は、試験対象であるICデバイス8の品種などが変更されたときには、その変更に応じて予め用意されている新たな第1押圧部材(図示せず)と容易に交換できる。
第2押圧部材52は、その下面の一部が、ICデバイス8の基板82上と接触し、その基板82上を押圧するようになっている。この第2押圧部材52の中央部には開口部521が開口され、試験の際に、その開口部521内にICデバイス8のダイ81の部分が位置するようになっている。また、第2押圧部材52の開口部521の周囲には、4つの凸部522が設けられ、この4つの凸部522の各下部側がICデバイス8の基板82上を押圧するようになっている。
さらに、第2押圧部材52は、その周縁部523の全体が凸条に補強され(図4参照)、その補強された周縁部523の4箇所が、フレーム59の下端部に交換自在にネジ524で取り付けられている。このため、第2押圧部材52は、試験対象であるICデバイス8の品種などが変更されたときには、その変更に応じて予め用意されている新たな第2押圧部材(図示せず)と容易に交換できる。
サーマルヘッド53は、第1押圧部材51を加熱することができる加熱源であり、ヒートプレート106で加熱したICデバイス8の温度が搬送途中で下がらないように、ICデバイス8を所定の温度に維持するものである。このサーマルヘッド53は、図示しないコントローラによって、その発熱温度が制御できるようになっている。
サーマルヘッド53は、押圧される方向に4箇所の貫通孔531を有し、その各貫通孔531には4つの吸着・押圧用パイプ55がそれぞれ貫通するようになっている。また、サーマルヘッド53には、冷却用管57a、57bによって冷却物質が供給され、排出されるようになっている。このため、サーマルヘッド53は、その冷却物質の冷却により、温度制御を適正に行うことができる。
ここで、上記の冷却物質(冷却材)としては、液体(冷却液)や気体(ガス)が使用される。
ジンバル機構54は、第1押圧部材51がICデバイス8のダイ81の上面を押圧する際に、その第1押圧部材51の押圧下面をダイ81の上面全体に密着させ、サーマルヘッド53からダイ81への熱の伝導を効率的に行うものである。
このため、ジンバル機構54は、上側プレート541と、サーマルヘッド53に取り付けられた下側プレート543と、この両プレート541、543の間に介在される中間プレート542とを備え(図3および図4参照)、これらは重ねて配置されるとともに、4つの案内棒544に案内されて上下方向(重ねた方向)の移動ができるようになっている。また、上側プレート541には、4つの空気圧シリンダ56で下向きの押圧荷重が付与されるようになっており、下側プレート543にはサーマルヘッド53が取り付けられている(図3および図5参照)。
また、ジンバル機構54は、図6および図7に示すように、同一平面内で互いに直交する仮想的な2つ軸545、546を有し、中間プレート542が、その2つの軸545、546の各軸まわりの方向への角運動を与えられるようになっている。すなわち、中間プレート542は、同一平面内で互いに直交する仮想的な2つの軸545、546の軸まわりの各運動に対して自由度を有するようになっている。
さらに、ジンバル機構54は、その中央部であって押圧される方向に貫通する開口部54aを有し、この開口部54a内に4つの吸着・押圧用パイプ55と、冷却用管57a、57bとがそれぞれ貫通する形態で配置されている(図3参照)。
次に、ジンバル機構54の具体的な構成について、図4〜図7を参照して説明する。
図4に示すように、中間プレート542は、その上面側であって対向する2つの所定位置に、一対の凹部5421、5422が、その上面よりも窪むようにそれぞれ形成されている。その凹部5421、5422は、例えば半円筒状からなる。また、中間プレート542は、その下面側であって対向する2つの所定位置に、一対の凹部5423、5424が、その下面よりも窪むようにそれぞれ形成されている(図6、図7参照)。
上側プレート541の下面側の所定位置には、上記の一対の凹部5421、5422に収容される一対の凸部5411、5412が、その下面よりも突出するようにそれぞれ形成されている。その凸部5411、5412は、例えば半円筒状からなる。また、上側プレート541の上面の所定位置には、4つの空気圧シリンダ56の各ロッドが接触して押圧する4つの押圧部5413が設けられている。
下側プレート543の下面側の所定位置には、上記の一対の凹部5423、5424に収容される一対の凸部5431、5432が、その下面よりも突出するようにそれぞれ形成されている。下側プレート543の下面側は、サーマルヘッド53の上面側に取り付けられるようになっている。
図4に示すように、上側プレート541、中間プレート542、および下側プレート543は、その中央側に、4つの吸着・押圧用パイプ55および冷却用管57a、57bがそれぞれ貫通する貫通孔5415、5425、5435がそれぞれ形成されている。ここで、貫通孔5415、5425、5435が、上記の開口部54aを形成する(図3参照)。
また、その貫通孔5415の近傍には、4つの案内棒544が挿通される4つ案内孔5416がそれぞれ形成されている。同様に、貫通孔5425、5435の各近傍には、4つの案内棒544が挿通される、4つの案内孔5426と4つの案内孔5436とがそれぞれ形成されている。
このような形態からなる上側プレート541、中間プレート542、および下側プレート543は、図5に示すように、上下方向に対応する3つを一組とする案内孔5416、5426、5436に1つの案内棒544が挿通され、全体で4つの案内棒544が挿通されている。従って、3つのプレート541〜543は、その4つの案内棒544で自由に動ける状態で支持されるとともに、上下方向に案内されるようになっている。
また、上側プレート541、中間プレート542、および下側プレート543の貫通孔5415、5425、5435には、4つの吸着・押圧用パイプ55および冷却用管57a、57bがそれぞれ貫通するように配置されている。
このような構成からなるジンバル機構54では、中間プレート542の一対の凹部5421、5422は、図7に示すように、その底部が仮想的な軸545上に位置するとともに、その長手方向が軸545に沿う方向になる。他方、その一対の凹部5423、5424は、その底部が仮想的な軸546上に位置するとともに、その長手方向が軸546に沿う方向になる。また、中間プレート542の凹部5421、5422内には、上側プレート541の凸部5411、5412が図7に示すように収容される。さらに、中間プレート542の凹部5423、5424内には、下プレート543の凸部5431、5432が図7に示すように収容される。また、このときには、中間プレート542は、上側プレート541および下側プレー543との間に、所定間隔の隙間ができるようになっている(図6参照)。
このため、中間プレート542は、同一平面内で互いに直交する仮想的な2つの軸545、546を有し、その軸まわりの各運動に対して自由度を有するようになる。換言すると、中間プレート542は、軸545と軸546とが直交する交点Oを中心に自由な運動ができるようになっている。
従って、ジンバル機構54と一体の第1押圧部材51の下面と、ICデバイス8のダイ81の上面との面ならいが確実となる。この結果、ICデバイス8のダイ81に対して正確な荷重をそのダイ81の面内で均一に押圧することができるとともに、サーマルヘッド53から第1押圧部材51を介したICデバイス8のダイ81への伝熱性が優れ、ダイ81の温度制御が確実に行える。
4つの空気圧シリンダ56は、それぞれジンバル機構54に対して押圧荷重を付与する押圧付与手段として機能するアクチュエータである。その4つの空気圧シリンダ56は、それぞれフレーム59に取り付けられ、その各ロッドがジンバル機構54を構成する上側プレート541の4つの押圧部5413と接触するようになっている。
また、4つの空気圧シリンダ56は、それぞれ、その空気圧を任意に設定でき、またはその空気圧の微調整ができるようになっている。すなわち、その4つの空気圧シリンダ56は、ジンバル機構54を介することにより第1押圧部材51に付与する押圧荷重を、任意に設定または微調整できるようになっている。
4つの吸着・押圧用パイプ55は、フレーム59に下向きに付与される荷重を利用し、第2押圧部材52に対して押圧荷重を付与する押圧付与手段の一部として機能するものである。このため、その4つの吸着・押圧用パイプ55は、その上部側がフレーム59にそれぞれ一体に取り付けられ、その下端側が第2押圧部材52の凸部522とそれぞれ接触するようになっている。
なお、4つの吸着・押圧用パイプ55は、吸引することができるようになっており、この吸引の場合には、図示しない手段によって被試験対象であるICデバイス8を吸着できるようになっている。
冷却用管57a、57bは、サーマルヘッド53を冷却する冷却物質を供給し、それを回収するものであり、ジンバル機構54の開口部54aに挿通する形態で配置されるとともに、一端側がサーマルヘッド53とそれぞれ接続されている。例えば、冷却用パイプ57aは冷却物質をサーマルヘッド53に供給するために使用され、冷却用パイプ57bはサーマルヘッド53から回収される冷却物質を排出するために使用されるようになっている。
このように、サーマルヘッド53を冷却する冷却用管57a、57bをジンバル機構54の開口部54aに挿通する形態で配置するようにしたので、サーマルヘッド53を冷却するための配管がコンパクトに実現できる上に、その配管の管理が容易になる。
また、フレーム59は、ロッド58を介してサーボモータ(図示せず)に取り付けられ、そのサーボモータはフレーム59を下方に降下できるようになっている。そのサーボモータは、下向きの押圧力を任意に設定でき、またはその押圧力の微調整ができるようになっている。すなわち、サーボモータは、4つの吸着・押圧用パイプ55を介することにより第2押圧部材52に付与する押圧荷重を付与する押圧付与手段として機能するアクチュエータであり、その押圧力が任意にそれぞれ設定または各微調整できるようになっている。
(電子部品試験装置の動作例)
次に、ICデバイス8を高温条件下で試験する場合を例に、電子部品試験装置の動作を説明する。
X−Y搬送装置104の電子部品吸着装置104dは、ハンドラ10の供給トレイ102に搭載された試験前のICデバイス8を吸着保持してヒートプレート106の凹部1061まで搬送し、その凹部1061上でICデバイス8を解放する。ICデバイス8は、ヒートプレート106で所定時間だけ放置されることにより、所定の温度に加熱される。X−Y搬送装置104の電子部品吸着装置104dは、ヒートプレート106で所定の温度に加熱されたICデバイス8を吸着保持し、図1のレール108aの左端に位置しているバッファ部108に移送して、バッファ部108上でICデバイス8を解放する。
ICデバイス8が載置されたバッファ部108は、レール108aの右端まで移動する。X−Y搬送装置105の電子部品押圧装置50は、移動してきたバッファ部108上のICデバイス8を吸着保持し、テストヘッド20のコンタクト部201に移送する。そして、X−Y搬送装置105の電子部品押圧装置50は、基板109の開口部110を通じてICデバイス8をコンタクト部201のソケットに押し付ける。
このとき、電子部品押圧装置50は、第1押圧部材51によってICデバイス8のダイ81を押圧し、第2押圧部材52によってICデバイス8の基板82を押圧するので、ICデバイス8のダイ81および基板82を異なる荷重で押圧できる。また、第1押圧部材51によるダイ81に対する押圧荷重は4つの空気圧シリンダ56で与えられるので、その押圧荷重をそれぞれ任意に設定したり、またはその各押圧荷重の微調整ができる。
ここで、その任意に設定できる各押圧荷重は、例えば0〜400Nである。
しかも、電子部品押圧装置50は、第1押圧部材51と一体のジンバル機構54を備えているので、第1押圧部材51の下面と、ICデバイス8のダイ81の上面との面ならい(面接触)が確実となる。この結果、ICデバイス8のダイ81に対して正確な荷重をそのダイ81の面内で均一に押圧することができるとともに、サーマルヘッド53から第1押圧部材51を介したICデバイス8のダイ81への伝熱性が優れ、ダイ81の温度制御が確実に行える。
電子部品押圧装置50が、ICデバイス8をコンタク部201のソケットに押し付け、ICデバイス8の外部端子がソケットのプローブピンに接続すると、ICデバイス8にはテスタ30からテストヘッド20を通じてテスト信号が印加される。ICデバイス8から読み出された応答信号は、テストヘッド20を通じてテスタ30に送られ、これによりICデバイス8の性能や機能などが試験される。
ICデバイス8の試験が終了すると、X−Y搬送装置105の電子部品押圧装置50は、試験済みのICデバイス8をレール108の右端に位置しているバッファ部108に移送し、バッファ部108は、図1の左端まで移動する。X−Y搬送装置104の電子部品吸着装置104dは、試験済みのICデバイス8をバッファ部108から吸着保持し、試験結果に従って分類トレイ103に格納する。
(変形例)
上記の第1押圧部材51は、サーマルヘッド53を含む構成となっているが、試験対象のICデバイス8の種類やその特性試験などによっては、サーマルヘッド53と一体で使用する必要はない。サーマルヘッド53が不要な場合には、サーマルヘッド53に相当する部分まで第1押圧部材51として構成すれば良い。なお、サーマルヘッド53を含まない場合には、冷却用管57a、57bは使用しない。
また、上記の実施形態では、ジンバル機構54に対して押圧荷重を付与する押圧荷重付与手段として機能するアクチュエータとして空気圧シリンダ56を使用するようにしたが、これに代えて電気式または油圧式のアクチュエータを使用するようにしても良い。
さらに、上記の実施形態では、第2押圧部材52に対して押圧荷重を付与する押圧荷重付与手段として機能するアクチュエータとしてサーボモータを使用するようにしたが、これに代えて空気式または油圧式のアクチュエータを使用するようにしても良い。
また、上記の実施形態では、冷却用パイプ57a、57bには冷却液などの冷却物質を使用してサーマルヘッド53を冷却するようにした。しかし、サーマルヘッド53は、冷却がされるだけでなく、加熱が必要な場合もある。この場合には、冷却用パイプ57a、57bに供給し、回収される物質は、サーマルヘッド53を加熱する加熱物質が使用される。したがって、冷却用パイプ57a、57bには、必要に応じて冷却物質と加熱物質を選択的に使用することができ、この点で冷却物質と加熱物質はサーマルヘッドの温度を調整(上下)するための温度調整用の物質として機能する。
産業上の利用の可能性
本発明によれば、電子部品のダイと基板に対する押圧荷重を個別に管理でき、その際に電子部品のダイに対する押圧荷重を必要に応じてきめ細かに管理でき、かつ、電子部品のダイに対する押圧部材の密着度を高めることができる。
また、本発明によれば、電子部品の基板に対して大きな押圧荷重を加えることができ、一方、電子部品のダイに対する押圧荷重については、任意の押圧荷重を加えたり、その押圧荷重の微調整ができる。
さらに、本発明によれば、試験中に、試験対象の電子部品に対して、所望の熱を加えることができる。また、サーマルヘッドを冷却するための配管がコンパクトに実現できる上に、その配管の管理が容易になる。

Claims (9)

  1. 被試験電子部品の端子をテストヘッドのコンタクト部に押し付けるための電子部品押圧装置であって、
    前記被試験電子部品の所定の第1の部位を押圧する第1押圧部材と、
    前記被試験電子部品の前記第1の部位以外の所定の第2の部位を押圧する第2押圧部材と、
    前記第1押圧部材が前記被試験電子部品の第1の部位を押圧する際に、前記第1押圧部材を前記第1の部位に対して密着させるジンバル機構と、
    前記ジンバル機構に対して押圧荷重を付与する第1押圧荷重付与手段と、
    前記第2押圧部材に対して押圧荷重を付与する第2押圧荷重付与手段と、
    を備えていることを特徴とする電子部品押圧装置。
  2. 前記第1押圧部材は、前記被試験電子部品の中央部を押圧するように構成し、
    前記第2押圧部材は、前記被試験電子部品の中央部以外の所定部分を押圧するように構成し、
    前記第1押圧荷重付与手段は、第1アクチュエータで構成し、
    前記第2押圧荷重付与手段は、第2アクチュエータで構成することを特徴とする請求項1に記載の電子部品押圧装置。
  3. 前記第1押圧部材は、温度が制御できるサーマルヘッドを含んでいることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子部品押圧装置。
  4. 前記ジンバル機構は、押圧される方向に貫通する開口部を有し、
    前記開口部には、前記サーマルヘッドを冷却または加熱するための冷却物質または加熱物質を供給、回収する管が挿通されていることを特徴とする請求項3に記載の電子部品押圧装置。
  5. 前記ジンバル機構は、同一平面内で互いに直交する仮想的な2つの軸を有し、その2つの軸により、2方向への角運動が与えられる部材を含んでいることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちの何れかに記載の電子部品押圧装置。
  6. 前記ジンバル機構は、
    押圧荷重が付与される第1部材と、
    前記第1押圧部材に取り付けられる第2部材と、
    前記第1部材と前記第2部材との間に介在される中間部材とを備え、
    前記第1部材、前記中間部材、および前記第2部材は順に重ねて配置されるとともに、その重ねた方向に移動自在となっており、
    かつ、前記中間部材は、同一平面内で互いに直交する仮想的な第1軸および第2軸を有し、その軸まわりの各運動に対して自由度を有するようになっていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちの何れかに記載の電子部品押圧装置。
  7. 前記中間部材は、前記第1部材と対向する第1の面側に形成される一対の第1凹部と、前記第2部材と対向する第2の面側に形成される一対の第2凹部とを有し、
    前記第1部材は、前記中間部材の第1の面と対向する面側に、前記一対の第1凹部内に収容される一対の第1凸部を有し、
    前記第2部材は、前記中間部材の第2の面と対向する面側に、前記一対の第2凹部内に収容される一対の第2凸部を有することを特徴とする請求項6に記載の電子部品押圧装置。
  8. 前記第1部材、前記第2部材、および前記中間部材は、その中央部にそれぞれ貫通孔を有し、前記各貫通孔には、前記サーマルヘッドを冷却または加熱するための冷却物質または加熱物質を供給、回収する管が挿通されていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の電子部品押圧装置。
  9. 被試験電子部品の端子をテストヘッドのコンタクト部に押し付けるための電子部品押圧装置を含んでいる電子部品試験装置において、
    前記電子部品押圧装置は、請求項1乃至請求項8のうちのいずれかに記載の電子部品押圧装置からなることを特徴とする電子部品試験装置。
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