JPWO2008078372A1 - 描画装置及び方法、並びにコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

描画装置(1)は、記録媒体が備えるレーベル面(122)に所望のパターンを描画するための描画処理を行う描画装置であって、描画される所望のパターンをユーザから受け付ける入力手段(42)と、レーベル面にレーザ光を照射することで、受け付けられる所望のパターンをレーベル面に描画する描画手段(13)と、所望のパターンがレーベル面に描画される度に、該描画される所望のパターンと、描画されるレーベル面を備える記録媒体に固有の識別情報とが対応付けられた管理情報を記録する管理情報記録手段(32)とを備える。

Description

本発明は、例えば記録媒体のレーベル面に対して文字や図形や画像等のパターンを描画する描画装置及び方法、並びにコンピュータプログラムの技術分野に関する。
CDやDVD等の光ディスクは、大容量のデータを容易に記録することができる。このような光ディスクに記録されるデータとしては、例えば、ソフトウェア、コンピュータアプリケーション、コンピュータファイル、映像データ、音楽データ等が一具体例として挙げられる。このような光ディスクでは、データをデジタルで記憶する。より具体的には、高強度のレーザ光を用いて光ディスクの微小領域を焼く(即ち、微小領域の光学特性を変化させる)ことで、そのような各微小領域が、記録するデータに応じたピットパターンで反射性又は非反射性になるようにする。これにより、光ディスクにデータを記録することができる。
近年、このような光ディスクにおいて、データが記録される記録面とは逆側の面であるレーベル面にユーザの所望のパターン(例えば、所望の画像や文字や図形等)を描画する行為が頻繁に行われている。典型的には、ペン等を用いて所望のパターンを描画するシンプルな行為から、インクジェットプリンタを用いて所望のパターンを描画する行為が一具体例として挙げられる。
他方で、所望のパターンを描画する技術として、レーベル面に色素膜等を積層し、該レーベル面(つまり、色素膜)にレーザ光を照射することで、所望のパターンをレーベル面に描画する技術が開発されている(特許文献1及び2参照)。この技術によれば、データを記録するためのハードウェア構成(具体的には、光ピックアップ等)を用いて所望のパターンをレーベル面に描画することができるため、比較的簡易に、きれいな画像や文字や図形等をレーベル面に描画することができる。
米国特許明細書第6771297号公報 特開2006−511034号公報
ところで、レーベル面に所望のパターンを描画する技術では、描画時の条件によっては描画される画像等が重なるおそれがある。通常、レーベル面への描画は鉛筆のように消去することが困難であり、このような重なりが一度生じてしまうと、取り返しのつかない事態となり得る。具体的には、今回描画される画像のみならず、これまでにそのレーベル面に描画してきた画像までも台無しにしてしまうおそれがある。
本発明は、例えば上述した従来の問題点に鑑みなされたものであり、例えば記録媒体のレーベル面に対して、重なりなく所望のパターンを描画することが可能な描画装置及び方法、並びにコンピュータをこのような描画装置として動作させるためのコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の描画装置は、記録媒体が備えるレーベル面に所望のパターンを描画するための描画処理を行う描画装置であって、前記描画される所望のパターンをユーザから受け付ける入力手段と、前記レーベル面にレーザ光を照射することで、前記受け付けられる所望のパターンを前記レーベル面に描画する描画手段と、前記所望のパターンが前記レーベル面に描画される度に、該描画される所望のパターンと、前記描画されるレーベル面を備える前記記録媒体に固有の識別情報とが対応付けられた管理情報を記録する管理情報記録手段とを備える。
上記課題を解決するために、本発明の描画方法は、記録媒体が備えるレーベル面に所望のパターンを描画するための描画処理を行う描画装置における描画方法であって、前記描画される所望のパターンをユーザから受け付ける入力工程と、前記レーベル面にレーザ光を照射することで、前記受け付けられる所望のパターンを前記レーベル面に描画する描画工程と、前記所望のパターンが前記レーベル面に描画される度に、該描画される所望のパターンと、前記描画されるレーベル面を備える前記記録媒体に固有の識別情報とが対応付けられた管理情報を記録する管理情報記録工程とを備える。
上記課題を解決するために、本発明のコンピュータプログラムは、記録媒体が備えるレーベル面に所望のパターンを描画するための描画処理を行う描画装置であって、前記描画される所望のパターンをユーザから受け付ける入力手段と、前記レーベル面にレーザ光を照射することで、前記受け付けられる所望のパターンを前記レーベル面に描画する描画手段と、前記所望のパターンが前記レーベル面に描画される度に、該描画される所望のパターンと、前記描画されるレーベル面を備える前記記録媒体に固有の識別情報とが対応付けられた管理情報を記録する管理情報記録手段とを備える描画装置に備えられたコンピュータを制御するコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、少なくとも前記管理情報記録手段として機能させる。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされよう。
第1実施例に係る記録再生装置の基本構成を概念的に示すブロック図である。 第1実施例に係る記録再生装置の動作の対象となる光ディスクの基本構成を示す平面図である。 比較例に係る情報記録再生装置によって描画されるレーベルを概念的に示す平面図である。 第1実施例に係る情報記録再生装置1によって描画されるレーベルを概念的に示す平面図である。 第1実施例に係る描画管理処理の流れを概念的に示すフローチャートである。 第1実施例に係る描画管理処理における描画処理の流れを概念的に示すフローチャートである。 第2実施例に係る描画管理処理の流れを概念的に示すフローチャートである。 第2実施例に係る警告画面を示す平面図である。 第3実施例に係る光ディスクの記録面におけるデータ記録済みの領域が表示部に表示されている様子を概念的に示す平面図である。 第3実施例において残り記録可能容量が表示部に表示される様子を示す平面図である。 第3実施例に係る光ディスクの記録面における複数のデータ記録済み領域と描画済み領域とが表示部に表示されている様子を概念的に示す平面図である。
符号の説明
1 情報記録再生装置
11 スピンドルモータ
12 光ピックアップユニット
13 光ピックアップ
14 スレッド
15 ステッピングモータ
51 エンコーダ
52 エンコーダコントローラ
16 OPUコントローラ
17 ステッピングコントローラ
18 スピンドルコントローラ
21 データバス
31 システムコントローラ
32 メモリ
41 表示部
42 入力部
100 光ディスク
110 データ記録層
120 レーベル層
121 特徴データ記録エリア
122 レーベルエリア
1211、1212、1213 パターン
101 仮想の光ディスク
1221 仮想のレーベルエリア
131 前回分の仮想のレーベル
130 前回分のレーベル
141 今回分の仮想のレーベル
140 今回分のレーベル
160 第1データ領域
161 仮想の第1データ領域
112 記録面(兼レーベルエリア)
1121 仮想の記録面
170 第2データ領域(追記分)
171 仮想の第2データ領域
152 吹き出し(残り記録可能容量表示用)
以下、発明を実施するための最良の形態として、本発明の描画装置及び方法、並びにコンピュータプログラムに係る実施形態の説明を進める。
(描画装置の実施形態)
本発明の描画装置に係る実施形態は、記録媒体が備えるレーベル面に所望のパターンを描画するための描画処理を行う描画装置であって、前記描画される所望のパターンをユーザから受け付ける入力手段と、前記レーベル面にレーザ光を照射することで、前記受け付けられる所望のパターンを前記レーベル面に描画する描画手段と、前記所望のパターンが前記レーベル面に描画される度に、該描画される所望のパターンと、前記描画されるレーベル面を備える前記記録媒体に固有の識別情報とが対応付けられた管理情報を記録する管理情報記録手段とを備える。
本発明の描画装置に係る実施形態によれば、管理情報に基づいて、例えば記録媒体のレーベル面に対して、重なりなく所望のパターンを描画可能となる。より詳しくは、先ずこの描画装置は、記録媒体(例えば、CD、DVD、BD等の光ディスク)が備えるレーベル面(ここでいう「レーベル面」とは光ディスクの表裏面のうち描画対象となる側の面をいい、典型的には、記録面と反対側の面を示すが、同じ側の面を示してもよい)に所望のパターンを描画するための描画処理を行う描画装置である。
ここで、描画される所望のパターン(例えば、所望の画像や所望の文字や所望の図形の形状、大きさ、および配置等)は、入力手段(例えば、マウス、キーボード、タッチパネル等)を介して、ユーザから受け付けられる。
このように受け付けられる所望のパターンは、描画手段(例えば、半導体レーザ素子等を有する光ピックアップ)によってレーベル面にレーザ光が照射されることで、レーベル面に描画される。具体的には、描画手段は、レーベル面に沿って、例えば記録媒体の半径方向(言い換えれば、トラッキング方向)に移動可能である。そして、レーベル面には例えば色素膜等が塗布されており、レーザ光が照射された部分における色素膜の反射率と、レーザ光が照射されていない部分における色素膜の反射率とが相違することを利用して、レーベル面に所望のパターンが描画される。
このように所望のパターンがレーベル面に描画される度に、管理情報が、管理情報記録手段(例えば、メモリ等)によって記録される。ここで言う管理情報は、描画される所望のパターン(例えば、ビットマップやベクトルデータ等の画像データ)と、描画されるレーベル面を備える記録媒体に固有の識別情報(例えば、レーベル面又は記録面の何れか一方に予め記録されている識別番号)とが対応付けられた情報である。
ここで仮に、記録媒体を直接視認するだけで、これまでの描画処理によって描画されている所望のパターンの配置や大きさを正確に把握することは困難である。このような不正確な把握に基づいて、今回の描画処理にあたり新たに受け付けられる所望のパターンを追加で描画すると、描画時の条件によっては描画される画像等が重なってしまうおそれがある。
然るに、この管理情報を利用すれば、その記録媒体に記録されている固有の識別情報を光学的に読み出せば、読み出された識別情報に該当する管理情報に基づいて、その記録媒体にこれまでに描画されている所望のパターンが管理情報記録手段から容易に読み出し可能となる。このように、管理情報に基づいて、これまでに描画されている所望のパターンを簡便に特定できるので、例えば、後述する表示手段によって、これまでに描画されている所望のパターンを下絵として表示し、その上から今回の描画処理にあたり受け付けられる所望のパターンを表示することで、ユーザが最終的な仕上がりを確認した上で描画処理を行える。
以上みてきたように、本発明の描画装置に係る実施形態によれば、例えば記録媒体のレーベル面に対して、重なりなく所望のパターンを描画可能となり、実践上非常に有効である。
本発明の描画装置に係る実施形態の一の態様によると、前回及びそれ以前に行われた前記描画処理によって前記記録媒体に描画されている前記所望のパターンを描画履歴として、前記記録される管理情報に基づいて表示する表示手段を更に備える。
この態様によれば、上述の描画処理が一層好適に行われる。より詳しくは、記録される管理情報に基づいて、描画履歴(即ち、前回及びそれ以前に行われた描画処理によって記録媒体に描画されている所望のパターン)が、表示手段(例えば、画面を有するディスプレイ装置)に表示される。ここで、例えば描画履歴と今回の描画処理にあたり受け付けられる所望のパターンとを同一の画面内に表示すれば、ユーザが最終的な仕上がりを確認した上で描画処理を行える。このように、本態様によると、上述の描画処理が一層好適に行われるので、実践上非常に有効である。
この描画履歴を表示する態様では、前記描画履歴と今回の描画処理にあたり受け付けられる前記所望のパターンとの、前記レーベル面における重なりがあるか否かを判定する判定処理を行う判定手段を更に備えてもよい。
この態様によれば、今回の描画処理を行う前に予め重なりを把握できるので、ユーザはこの重なりに適切に対処できる。より詳しくは、描画履歴と今回の描画処理にあたり受け付けられる所望のパターンとの、レーベル面における重なりがあるか否かが、判定手段(例えば、演算回路を有するコントローラ)によって判定される。例えば、両パターンを描画するための画像データ(例えば、ビットマップやベクトルデータ等)から、レーベル面において両パターンが占有する座標が特定可能であるので、両座標の重なりを特定することで、重なりがあるか否かが判定される。ここで言う「重なり」には、重なりの有無のみならず、重なりの程度、或いはどの位置で重なっているか等が含まれてもよい。このようにして、今回の描画処理を行う前に予め重なりを把握できるので、ユーザはこの重なりに適切に対処できる。
この重なりが判定される態様では、前記判定処理により前記重なりがあると判定される場合には、前記ユーザに対して所定の警告を与える警告手段を更に備えてもよい。
この態様によれば、描画の重なりを好適に回避できる。より詳しくは、上述の判定処理により重なりがあると判定される場合には、警告手段(例えば、演算回路を有するコントローラ)によって、ユーザに対して所定の警告が与えられる。ここで言う「警告」とは、描画処理を行うにあたり何らかの好ましくない事態が生じていることをユーザに対して通知するものであり、例えば警告文を上述の表示手段に表示させても良いし、或いは警告音を鳴らしてもよい。このように、警告が与えられれば、ユーザは適宜所望のパターンを描画する前に修正可能となるので、上述のような描画の重なりを好適に回避できる。
或いは、この重なりが判定される態様では、前記判定処理により前記重なりがあると判定される場合には、前記重なりの程度が低減するように、前記今回の描画処理にあたり受け付けられる前記所望のパターンを移動又は縮小させる修正手段を更に備えてもよい。
この態様によれば、描画の重なりを比較的容易に回避できる。より詳しくは、判定処理により重なりがあると判定される場合には、今回の描画処理にあたり受け付けられる所望のパターンが、修正手段(例えば、演算回路を有するコントローラ)によって、重なりの程度が低減するように移動又は縮小させられる。例えば、所定方向にその方向における重なりの幅と同程度の距離だけ移動させてもよいし、或いは描画履歴に基づいてレーベル面における空き領域(即ち、未だ何も描画されていない領域)を探し出しその空き領域に収まるように縮小してから移動させてもよいし、予め各パターンを配置するための型(例えば、縦一列に配置、記録媒体の外形に沿って配置等の型)を持っていてその型に合わせるように移動又は縮小してもよい。このように所望のパターンがいわば自動的に修正されるので、描画の重なりを比較的容易に回避できる。
この態様によると、前記管理情報が記録されていない場合に、前記レーベル面を光学的に走査することで、前記描画履歴を読み取る読取手段を更に備え、前記表示手段は、前記読み取られる所望のパターンを表示する。
この態様によれば、管理情報が記録されていない場合でも重なりを回避できる。より詳しくは、管理情報が記録されていない場合であっても、読取手段(例えば、描画手段と共通で用いられ、半導体レーザ素子と受光素子とを有する光ピックアップ)によってレーベル面が光学的に走査されて、描画履歴が読み取られる。ここでの「光学的に走査」は、例えばレーベル面に、描画時よりも弱いパワーでレーザ光を出射し反射光を読み取っていくことを示す。レーベル面のうち所望のパターンが描画されている部分の色素膜と描画されていない部分のそれとでは、反射率が異なることを利用する趣旨である。こうして読み取られる所望のパターンが、表示手段によって表示されるので、それを見ながらユーザは適宜所望のパターンを描画する前に修正可能となる。このように、管理情報が記録されていない場合でも重なりを回避できる。
本発明の描画装置に係る実施形態の他の態様によると、当該描画装置が前記レーベル面として前記記録媒体の記録面に描画する場合(例えば、DiscT@2方式により描画する場合)、前記記録面に対してデータを1度きり又は追加で記録可能なデータ記録手段(例えば、描画手段と共通のピックアップ)を更に備え、前記管理情報記録手段は、前記描画される所望のパターンに加えて、前記記録面におけるデータ記録済みの領域(例えば、トラック情報や2次元座標等)も、前記管理情報として記録する。
この態様によれば、当該記録媒体の記録面のうち、所望のパターンが描画済みの領域と未描画の領域とを判別できるのみならず、データが記録済みの領域と未記録の領域とを判別できる。従って、データが記録済みの領域に所望のパターンを描画してしまうような事態や、所望のパターンが描画済みの領域にデータを記録してしまうような事態、つまり描画によって記録品質が悪化してしまうような事態を回避できる。
このようにデータ記録済みの領域も管理情報として記録される態様では、前記表示手段は、前記データ記録済みの領域も更に表示してもよい。
この態様によれば、ユーザは表示された内容を確認しながら、過去に描画された所望のパターンのみならずデータ記録済みの領域に重ならないように、所望のパターンを配置できる。
このようにデータ記録済みの領域も更に表示される態様では、前記表示手段は、前記データ記録手段によってデータが追加で記録される予定のある領域(この領域も当然ながら入力手段によって受け付けられる)も更に表示してもよい。
この態様によれば、ユーザは表示された内容を確認しながら、データが記録済みの領域のみならずこれから追加で記録しようとしている領域にも重ならないように、ユーザは所望のパターンを配置できる。
或いは、このようにデータ記録済みの領域も管理情報として記録される態様では、前記記録された管理情報に基づいて、前記記録面におけるデータ追加記録が可能な領域に対応する残り記録可能容量を算出する算出手段(例えば、システムコントローラ)を更に備えてもよい。
この態様によれば、算出手段によって、残り記録可能容量が適宜算出される。残り記録可能容量は、具体的に例えば、外周側へ向かってデータ記録済みの領域に連続してデータの追加記録をする場合には、データ記録済みの領域が占めるトラックのうち最外周のものと、所望のパターン(ただし、描画済みのもののみならず、これから追加で描画予定のものも含む)が占めるトラックのうち最内周のものとの差として算出される。この差には若干のマージンを設けてもよい。なお、データの記録方向が反対に内周側へ向かうのであれば、当然ながらその方向に応じて差の算出対象も異なる。また、所望のパターンを跳ばして更に外周側にデータの追加記録が可能な構成であれば、上述の差に、所望のパターンが占めるトラックのうち最外周のものと記録面のトラックのうち最外周のものとの差を加えてもよい。いずれにせよ、このように残り記録可能容量が算出されるので、ユーザがデータの追加記録をしようと考えている場合に利便性が向上する。
このように残り記録可能容量が算出される態様では、前記表示手段は、前記算出される残り記録可能容量も更に表示してもよい。
この態様によると、ユーザは、これから追加で描画予定の所望のパターンを、残り記録可能容量を確認しながら配置できる。また、最低限確保したい記録容量から、所望のパターンの配置が許容される領域を表示してもよい。
(描画方法の実施形態)
本発明の描画方法に係る実施形態は、記録媒体が備えるレーベル面に所望のパターンを描画するための描画処理を行う描画装置における描画方法であって、前記描画される所望のパターンをユーザから受け付ける入力工程と、前記レーベル面にレーザ光を照射することで、前記受け付けられる所望のパターンを前記レーベル面に描画する描画工程と、前記所望のパターンが前記レーベル面に描画される度に、該描画される所望のパターンと、前記描画されるレーベル面を備える前記記録媒体に固有の識別情報とが対応付けられた管理情報を記録する管理情報記録工程とを備える。
本発明の描画方法に係る実施形態は、上述した本発明の描画装置に係る実施形態が享受することができる各種効果と同様の効果を享受することができる。
尚、上述した本発明の描画装置に係る実施形態における各種態様に対応して、本発明の描画方法に係る実施形態も各種態様をとることができる。
(コンピュータプログラムの実施形態)
本発明のコンピュータプログラムに係る実施形態は、記録媒体が備えるレーベル面に所望のパターンを描画するための描画処理を行う描画装置であって、前記描画される所望のパターンをユーザから受け付ける入力手段と、前記レーベル面にレーザ光を照射することで、前記受け付けられる所望のパターンを前記レーベル面に描画する描画手段と、前記所望のパターンが前記レーベル面に描画される度に、該描画される所望のパターンと、前記描画されるレーベル面を備える前記記録媒体に固有の識別情報とが対応付けられた管理情報を記録する管理情報記録手段とを備える描画装置に備えられたコンピュータを制御するコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、少なくとも前記管理情報記録手段として機能させる。
本発明のコンピュータプログラムに係る実施形態によれば、当該コンピュータプログラムを格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラムをコンピュータに読み込んで実行させれば、或いは、当該コンピュータプログラムを、通信手段を介してコンピュータにダウンロードさせた後に実行させれば、上述した本発明の描画装置に係る実施形態を比較的簡単に実現できる。
尚、上述した本発明の描画装置に係る実施形態における各種態様に対応して、本発明のコンピュータプログラムに係る実施形態も各種態様を採ることが可能である。
本発明のコンピュータプログラム製品に係る実施形態は、該コンピュータを、少なくとも前記管理情報記録手段として機能させる。
本発明のコンピュータプログラム製品に係る実施形態によれば、当該コンピュータプログラム製品を格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラム製品をコンピュータに読み込めば、或いは、例えば伝送波である当該コンピュータプログラム製品を、通信手段を介してコンピュータにダウンロードすれば、上述した本発明の描画装置に係る実施形態を比較的容易に実施可能となる。更に具体的には、当該コンピュータプログラム製品は、上述した本発明の描画装置に係る実施形態として機能させるコンピュータ読取可能なコード(或いはコンピュータ読取可能な命令)から構成されてよい。
尚、上述した本発明の描画装置に係る実施形態における各種態様に対応して、本発明のコンピュータプログラム製品に係る実施形態も各種態様を採ることが可能である。
本実施形態のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から更に明らかにされよう。
以上説明したように、本発明の描画装置に係る実施形態によれば、入力手段、描画手段、管理情報記録手段とを備える。本発明の描画方法に係る実施形態によれば、入力工程、描画工程、管理情報記録工程とを備える。本発明のコンピュータプログラムに係る実施形態によれば、コンピュータを、少なくとも管理情報記録手段として機能させる。従って、描画処理において、重なりなく所望のパターンを描画可能となる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。尚、以下の実施例では、本発明の描画装置等を、光ディスクの情報記録再生装置に適用した構成を用いて説明を進める。
(1) 第1実施例
(1−1) 基本構成
初めに、図1及び図2を参照して、第1本実施例に係る情報記録再生装置及び該情報記録再生装置による動作の対象となる光ディスクの夫々の基本構成について説明を進める。ここに、図1は、第1実施例に係る記録再生装置の基本構成を概念的に示すブロック図であり、図2は、第1実施例に係る記録再生装置の動作の対象となる光ディスクの基本構成を示す平面図である。
図1に示すように、本実施例に係る情報記録再生装置1は、スピンドルモータ11と、光ピックアップ(OPU:Optical Pick Up)ユニット12と、光ピックアップ13と、スレッド14と、ステッピングモータ15と、エンコーダ51と、表示部41と、入力部42と、OPUコントローラ16と、ステッピングコントローラ17と、スピンドルコントローラ18と、システムコントローラ31と、メモリ32とを備えている。
スピンドルモータ11は光ディスク100を回転及び停止させるモータである。より詳細には、スピンドルモータ11は、スピンドルコントローラ18の制御下で、スピンドルサーボを受けつつ所定速度で光ディスク100を回転及び停止させるように構成されている。
光ピックアップユニット12は、光ピックアップ13とスレッド14とを保持する筐体である。
スレッド14は、ステッピングモータ15による駆動力を受けて、光ピックアップユニット12と共に光ディスク100の半径方向に移動する。
光ピックアップ13は、本発明における「描画手段」及び「データ記録手段」の一具体例を構成しており、光ディスク100に対するデータの記録及び再生を行うために、例えば図示しない半導体レーザ素子、コリメータレンズ、受光素子、対物レンズ、及び対物レンズのレンズホルダを複数軸について揺動可能なアクチュエータ131等から構成される。光ピックアップ13は、ステッピングモータ15によるスレッド14の移動により、光ディスク100の半径方向における位置が調整され、更に光ピックアップユニット12内に設けられるアクチュエータ131によりその位置が細かく調整される。つまり、ステッピングモータ15によるスレッド14の移動により、光ピックアップ13の位置が決定され、その後、より高い分解能で可動できるアクチュエータ131によりレーザ光LBの照射位置が決定される。この際、スレッド14の移動精度を高める為に、着磁力の高い2相移動位置のみを使用して移動を行うとよい。そして、光ピックアップ13は、光ディスク100に対してレーザ光LBを、再生時には読み取り光として第1のパワーで照射し、記録時には書き込み光として第2のパワーで且つ変調させながら照射する。加えて、光ピックアップ13は、光ディスク100に対するレーベル描画を行う際に、光ディスク100に対してレーザ光LBを照射する。
ステッピングモータ15は、ステッピングコントローラ17により印加される電圧に応じて、スレッド14を光ディスク100の半径方向に沿って移動させる。
エンコーダ51は、エンコーダコントローラ52の制御下で、光ディスク100の特徴データ記録エリア121(図2を参照)に対してレーザ光を照射すると共に、その反射光を受光素子により受光することにより、光ディスク100の速度情報や角度情報を取得する。
表示部41は、例えば液晶ディスプレイ或いはプラズマディスプレイ等を有し、レーベル描画を行う際のユーザインターフェースとして機能する。例えば、表示部41は、光ディスク100のデータ記録層110に記録されているデータの読み取り結果を動画像として表示する。加えて、レーベル層120に対して描画する所望のパターンを表示する(図4を参照)。これら所望のパターンの履歴は、光ディスク100の管理情報と対応付けられて、メモリ32に記録されており、ユーザは、表示部41に表示された所望のパターンの履歴を見ながら、入力部42を介して新たなパターンを指定できる。
入力部42は、本発明における「入力手段」の一具体例を構成しており、例えばキーボード、マウス、或いは表示部41と一体化したタブレット型ディスプレイであり、ユーザから所望のパターンを形成するための情報(例えば、文字・コマンド・座標情報)等の各種入力を受付る。受け付けられた入力は、データバス21を介して、システムコントローラ31に伝達され、その内容に応じて、表示部41に表示されている所望のパターンが変更され、或いは当該情報記録再生装置1により所定の動作処理が行われる。
OPUコントローラ16は、例えばレーザダイオードドライバ等を備えており、光ピックアップ13によるレーザ光LBの照射動作を制御する。具体的には、OPUコントローラ16は、システムコントローラ31による制御の下に、ステッピングコントローラ17、スピンドルコントローラ18、エンコーダコントローラ52と協働しながら、レーザ光LBのパワーや照射タイミング、照射位置等(言い換えれば、光ピックアップ13の動作)を制御する。
ステッピングコントローラ17は、ステッピングモータ15に印加するべき電圧を制御することで、ステッピングモータ15によるスレッド14の移動量を制御する。具体的には、ステッピングコントローラ17は、システムコントローラ31による制御の下に、OPUコントローラ16やスピンドルコントローラ18と協働しながら、スレッド14の移動量(言い換えれば、ステッピングモータ15の動作)を制御する。
スピンドルコントローラ18は、スピンドルモータ11による光ディスク100の回転を制御する。具体的には、スピンドルコントローラ18は、システムコントローラ31による制御の下に、OPUコントローラ16やステッピングコントローラ17と協働しながら、光ディスク100の回転速度や回転角度等(言い換えれば、スピンドルモータ11の動作)を制御する。
システムコントローラ31は、表示部41、入力部42、OPUコントローラ16、ステッピングコントローラ17、スピンドルコントローラ18及びメモリ32と、データバス21を介して接続され、OPUコントローラ16、ステッピングコントローラ17及びスピンドルコントローラ18の夫々に対して制御コマンドを出力することで、情報記録再生装置1全体の制御を行う。また、システムコントローラ31は、入力部42からの入力情報に基づく動画像(特に、所望のパターン)を表示部41に表示させると共に、その入力情報を適宜メモリ32に格納する。通常、システムコントローラ31が動作するためのソフトウェア又はファームウェアは、メモリ32に格納されている。
メモリ32は、本発明における「管理情報記録手段」の一具体例を構成しており、情報記録再生装置1が動作するためのプログラム(即ち、ファームウェア)が格納されるROM領域と、情報記録再生装置1による動作中に用いられるデータが一時的に格納されるRAM領域などから構成される。加えて、レーベル描画のためのソフトウェア(言い換えれば、描画用アプリケーション)や、描画するレーベルの管理情報等も、メモリ32に格納されている。このように記録された管理情報に基づいて、本発明における「算出手段」の一具体例を構成するシステムコントローラ31は、光ディスク100の残り記録可能容量を適宜算出可能である。
尚、本実施例に係る記録再生装置の動作の対象となる光ディスク100は、例えば、図1及び図2に示すように、DVDと同じく円形状の形状を有しており、一方の側にデータ記録層110が積層されており、他方の側にレーベル層120が積層されている。データ記録層110に対しては、図1中の下側からレーザ光LBが照射されることで、データの記録及び再生が行われる。他方で、レーベル層120に対しては、図1中の上側から(実際には、光ディスク100を裏返して図1中の下側から)レーザ光LBが照射されることで、レーベルの描画が行われる。
光ディスク100のデータ記録層110は、例えばレーザ光LBの照射により特性(例えば、反射特性)が変わる色素膜や相変化膜により構成されている。データ記録層110には、センターホール130(図2参照)を中心として、リードインエリア、ユーザデータエリア及びリードアウトエリアが設けられている。そして、データ記録層110には、例えば、センターホール130を中心にスパイラル状或いは同心円状に、例えば、グルーブトラック及びランドトラック等のトラックが交互に設けられている。また、このトラック上には、データがECCブロックという単位で分割されて記録される。ECCブロックは、データをエラー訂正可能なデータ管理単位である。
他方で、光ディスク100のレーベル層120は、例えばレーザ光LBの照射により特性(例えば、反射特性)が変わる色素膜により構成されている。レーベル層120には、上述したトラックが設けられていないが、トラックが設けられていてもよい。レーベル層120には特に、最内周側に特徴データ記録エリア121が設けられており、レーベル(つまり、本発明における「所望のパターン」の一具体例)の描画が実際に行われるレーベルエリア122が該特徴データ記録エリア121の外周側に設けられている。
特徴データ記録エリア121には、図2の下側に示す特徴データ記録エリア121の拡大図に示すように、高い光反射率を有する矩形パターンとこの高い光反射率を有する矩形パターンと同一のサイズを有し且つ低い光反射率を有する矩形パターンとが規則的に配列されてなるパターン1211が形成されている。このパターン1211は、エンコーダ51により読み取られる。このパターン1211により、情報記録再生装置1は、レーベルエリア122へのレーベル描画時に、光ディスク100の速度(具体的には、角速度又は回転速度)に関する情報を取得することができる。これにより、情報記録再生装置1は、レーベルエリア122へのレーベル描画時における光ディスク100の速度を調整又は認識することができる。
また、特徴データ記録エリア121には、図2の下側に示す特徴データ記録エリア121の拡大図に示すように、高い光反射率を有する矩形パターンと低い反射率を有する矩形パターンとが不規則的に配列されてなるパターン1212が形成されている。特に、高い光反射率を有する矩形パターンと低い反射率を有する矩形パターンとの夫々は、夫々の矩形パターンが形成される位置に応じて様々なサイズを有している。このパターン1212により、情報記録再生装置1は、回転中の光ディスク100の角度方向(即ち、光ディスク100の中心からディスクの周囲の所定の点に向かって伸張する線がどの方向を指すか)に関する情報を取得することができる。これにより、情報記録再生装置1は、レーベルエリア122へのレーベル描画時における光ディスク100の角度を調整又は認識することができる。
また、特徴データ記録エリア121には、図2の下側に示す特徴データ記録エリア121の拡大図に示すように、高い光反射率を有する鋸歯パターンと、高い光反射率を有する鋸歯パターンとは逆向きに配置され且つ低い光反射率を有する矩形パターンとが規則的に配列されてなるパターン1213が形成されている。このパターン1213により、情報記録再生装置1は、光ディスク100の半径方向における光ピックアップ13の位置を高精度に調整することができる。言い換えれば、アクチュエータ131による光ピックアップ13のトラッキング精度を調整することができる。
より具体的には、パターン1213に照射されるレーザ光LBの反射光のデューティー比により、光ピックアップユニット12のトラッキング精度を調整することができる。アクチュエータ131に所定の電圧を印加したとき、デューティー比が50%となる位置(つまり、パターン1213の半径方向における中心位置)からの光ピックアップ13の移動量が、デューティー比に基づいて検出される。この動作を、アクチュエータ131に印加する電圧を変化させながら繰り返す。これにより、アクチュエータ131に印加する電圧と、光ピックアップ13の移動量との相関関係を取得することができる。以後は、取得された相関関係を用いて、レーベルエリア122へのレーベル描画時に、光ピックアップ13の位置が調整される。
尚、相対的に内周側に形成されるパターン1211をインナーリングと称し、該インナーリングは、例えば、光ディスク100上での半径位置が19.00mmから21.15mmの間のエリアに形成されている。他方、相対的に外周側に形成されるパターン1212及び1213をアウターリングと称し、該アウターリングは、例えば、光ディスク100上での半径位置が21.15mmから21.80mmの間のエリアに形成されている。そして、特徴データ記録エリア121に形成される各パターンは、レーベルエリア122にレーベルを描画している間に情報記録再生装置1により読み取られるように構成してもよいし、レーベルエリア122にレーベルを描画する前に読み取られるように構成してもよい。またこれらの各パターンは、シルクスクリーン印刷法により形成されてもよいし、或いは他の方法で形成されてもよい。
レーベルエリア122には、図2の上側に示すように、ユーザの所望のレーベル(例えば、文字や図形や画像等)を描画することができる。この所望のレーベルは、レーザ光LBが照射される微小領域における光の反射率と、レーザ光LBが照射されない微小領域における光の反射率との差を利用して、いわゆるモノクロパターンとして描画される。
(1−2)動作原理
続いて、図3から図6を参照して、本実施例に係る情報記録再生装置1による動作(特に、レーベル層120への描画動作)について説明する。
先ず、図3及び図4を参照して、比較例と本実施例とのレーベル描画に関する違いを概略的に示す。ここに、図3は、比較例に係る情報記録再生装置によって描画されるレーベルを概念的に示す平面図である。図4は、第1実施例に係る情報記録再生装置1によって描画されるレーベルを概念的に示す平面図である。
図3(a)において、所望のパターンを作成するに先立ち表示部41に表示される、仮想の光ディスク101及び仮想のレーベルエリア1221が示されている。比較例では、前回までの描画情報が管理されていないので、前回までに描画されたレーベルは表示部41に表示されない。
図3(b)において、所望のパターンとして今回作成された今回分の仮想のレーベル141が、仮想のレーベルエリア1221上に示されている。比較例では、前回までに描画されたレーベルの配置や大きさが不明であるため、今回分の仮想のレーベル141の配置や大きさは、ユーザにより感覚的に決められている。
図3(c)において、今回分の仮想のレーベル141に基づいて、レーベルエリア122に実際に描画される今回分のレーベル140が示されている。比較例では、今回分の仮想のレーベル141が感覚的に決められているので、今回分のレーベル140が前回分のレーベル130と一部重なったままで描画されてしまっている。
このような比較例に対し本実施例では、図4(a)において、所望のパターンを作成するに先立ち表示部41に表示される、仮想の光ディスク101、仮想のレーベルエリア1221、及び、前回分の仮想のレーベル131が示されている。本実施例では特に、前回までの描画情報が管理されているので、前回までに描画された前回分の仮想のレーベル131も表示部41に表示されている。
図4(b)において、所望のパターンとして今回作成された今回分の仮想のレーベル141が、前回分の仮想のレーベル131と共に、仮想のレーベルエリア1221上に示されている。本実施例では特に、ユーザは、前回分の仮想のレーベル131を視認しながら今回分の仮想のレーベル141の配置や大きさを決めることができる。
図4(c)において、今回分の仮想のレーベル141に基づいて、レーベルエリア122に実際に描画される今回分のレーベル140が示されている。このとき、今回分の仮想のレーベル141は前回分の仮想のレーベル131を視認しながら決められているので、今回分のレーベル140が前回分のレーベル130と重ならないように適切に配置された状態で描画可能である。
続いて、図4(a)から図4(c)に加え、図5及び図6を参照してレーベル描画の具体的な動作処理について説明を加える。ここに、図5は、第1実施例に係る描画管理処理の流れを概念的に示すフローチャートである。図6は、第1実施例に係る描画管理処理における描画処理の流れを概念的に示すフローチャートである。
図5において、先ず、システムコントローラ31は、スピンドルモータ11にセットされており且つレーベル描画対象となる光ディスク100の管理情報(光ディスク100の識別情報に対応する)を、メモリ32から読み込む(ステップS1)。具体的には、光ディスク100に予め記録されている固有IDを読み取り、その固有IDに対応付けられた管理情報をメモリ32から読み込む。
このとき、この管理情報が存在するか否かが、システムコントローラ31によって判断される(ステップS2)。ここで、管理情報が存在する場合(ステップS2:YES)、前回までの描画情報(即ち、前回分の仮想のレーベル131を含む)がメモリ32から読み込まれて表示部41に表示される(ステップS3)。この様子が、図4(a)に示されている。
他方で、管理情報が存在しない場合(ステップS2:NO)、初回のレーベル描画であるとして、デフォルトの管理情報が新規に作成される (ステップS32)。なお、初回のレーベル描画ではないが、管理情報が存在しない場合(例えば、固有IDが光ディスク100から読み取られない場合)を見越して、レーザ光LBをレーベルエリア122に第1のパワーで照射・受光することにより、前回までにレーベルエリア122に描画されたレーベルをスキャンして表示部41に表示されてもよい。
続いて、前回分の仮想のレーベル131を表示部41で確認しながら、ユーザが入力部42を介して、今回分の仮想のレーベル141を追加で作成する(ステップS4)。この様子が、図4(b)に示されている。なお当然ながら、今回のレーベル描画がこの光ディスク100に対する初めてのものであれば、レーベルを新規に作成することとなる。
続いて、作成された今回分の仮想のレーベル141を所望のレーベルとして、レーベルエリア122に対して描画する描画処理が行われる(ステップS5)。これにより、今回分のレーベル140が前回分のレーベル130と重ならないように適切に配置された状態で描画される。この様子が、図4(c)に示されている。なお、この描画処理の詳細については、図6を参照して後述する。
最後に、今回分の仮想のレーベル141を含む描画情報が、メモリ32に格納される(ステップS6)。このように格納された描画情報は、次回以降の描画状態の管理において利用される。
ここで、図6を参照して、ステップS5の描画処理を詳述する。
図6において、初めに、システムコントローラ31の制御の下に、情報記録再生装置1にローディングされた光ディスクが、情報記録再生装置1によりレーベル描画可能な光ディスク100であるか否か(つまり、上述した本実施例に係る光ディスク100であるか否か)が判定される(ステップS501)。
ステップS501における判定の結果、情報記録再生装置1にローディングされた光ディスクが、情報記録再生装置1によりレーベル描画可能な光ディスク100でないと判定された場合には(ステップS501:No)、以下に説明するステップS502からステップS507に係る動作は行われず、ローディングされた光ディスクに応じた動作が行われる(ステップS108)。
他方、ステップS501における判定の結果、情報記録再生装置1にローディングされた光ディスクが、情報記録再生装置1によりレーベル描画可能な光ディスク100であると判定された場合には(ステップS501:Yes)、続いて、スピンドルコントローラ18の制御の下に、スピンドルモータ11がロックされる(ステップS502)。具体的には、上述したパターン1211を含むインナーリングが読み取られ、該読取結果に応じて、スピンドルモータ11の回転速度(言い換えれば、光ディスク100の回転速度)が調整される。以降は、スピンドルモータ11の回転速度は、一定に維持される。
続いて、上述したパターン1212及び1213を含むアウターリングがサーチされた後(ステップS503)、フォーカスサーボがONとなる(ステップS504)。
その後、ステップS503においてサーチされたアウターリングを用いて、トラッキング精度の調整が行われる(ステップS505)。
その後、レーベルエリア122に対する所望のレーベルの描画を開始する位置であるトラック0がサーチされる(ステップS506)。レーベル層120には物理的なトラックが存在していないため、このトラック0は仮想的なトラックであるが、例えば、光ディスク100上での半径位置が23.80±0.03mmの位置に存在する。
その後、レーベルエリア122に対する所望のレーベルの描画が行われる(ステップS507)。
以上みてきたように、本実施例に係る情報記録再生装置1によると、今回分のレーベル140が前回分のレーベル130と重ならないように適切に配置された状態で描画される。このように、各レーベルの重なりをより確実に回避可能であり、実践上非常に有効である。
(2) 第2実施例
次に、図1から図6に加えて、図7及び図8を参照して、第2実施例に係る情報記録再生装置及び該情報記録再生装置による動作の対象となる光ディスクの夫々の基本構成について説明を進める。
第2実施例においては特に、第1実施例と異なり、今回分の仮想のレーベル141と前回分の仮想のレーベル131とが重なった場合に警告がなされる。
(2−1) 基本構成
先ず、第2実施例に係る情報記録再生装置の基本構成について説明する。ここで、第2実施例に係る情報記録再生装置の基本構成は図1に示す情報記録再生装置1と同様でよく、光ディスクの基本構成は図2に示す光ディスク100と同様でよい。そこで、同一の構成については同一の参照符号を付し、その詳細な説明を適宜省略する。
(2−2)動作原理
続いて、図7及び図8を参照して、第2実施例に係る情報記録再生装置1による動作(特に、警告動作)について説明する。ここに、図7は、第2実施例に係る描画管理処理の流れを概念的に示すフローチャートである。図8は、第2実施例に係る警告画面を示す平面図である。ここでは、図7を参照しながら、本実施例に係る情報記録再生装置1による動作の全体について説明しつつ、適宜図8を参照して、より詳細な説明を加えていく。なお、第2実施例に係る情報記録再生装置の動作処理のうち、図5に示すステップと同一の動作処理でよい場合には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を適宜省略する。
図7において、図5を参照して上述したように、今回分の仮想のレーベル141が追加で作成されると(ステップS4)、この今回分の仮想のレーベル141が前回分の仮想のレーベル131と重なっていないか否かが、システムコントローラ31によって判定される(ステップS41)。具体的には、両者の占める領域を座標データとして表し、互いの領域の重なりの有無が判定される。この際、許容される重なりの程度は多段階に可変であってもよい。
ここで、今回分の仮想のレーベル141が前回分の仮想のレーベル131と重なっていないと判定される場合(ステップS41:YES)、何ら問題は生じていないので、そのまま描画処理が行われる(ステップS5)。
他方で、今回分の仮想のレーベル141が前回分の仮想のレーベル131と重なっていると判定される場合(ステップS41:NO)、このままでは今回分のレーベル140が前回分のレーベル130と重なって描画されてしまうので、システムコントローラ31は表示部41に対して警告を表示すべき旨の命令を出す(ステップS42)。その結果、例えば図8に示すような「重なり発生!位置の変更をおすすめします」という警告文151が表示部41に表示される。
この警告文151を受けて、今回分の仮想のレーベル141の配置や大きさの修正がなされる(ステップS43)。この修正は、入力部42を介してユーザの手動で行われてもよいし、自動で行われてもよい。自動で行われる場合には、例えば、システムコントローラ31が、仮想のレーベルエリア1221のうち前回分の仮想のレーベル131が描画されていない領域の中から今回分の仮想のレーベル141が収まる場所を特定してその領域に今回分の仮想のレーベル141を配置しなおしてもよい。或いは、配置(例えば、各レーベルの並び方を縦並びに配置する、或いは円周に沿って配置する等)や大きさ(例えば、各レーベルの縦横の上下限値、フォントの大きさの上下限値を指定する等)を規定するためのパターンを予め指定しておき、そのパターンに合わせて修正が自動的になされてもよい。なお、敢えて両レーベルを重ならせているのであれば、警告文151を無視することも当然可能である。
以上みてきたように、本実施例に係る情報記録再生装置1によると、ユーザが今回分の仮想のレーベル141と前回分の仮想のレーベル131とを重ねて配置してしまい、その事実を見逃してしまうような場合にも、警告文151が表示される。このように、各レーベルの重なりをより確実に回避可能であり、実践上非常に有効である。
また、上述の実施例では、ライトスクライブ技術を想定して説明したが、レーベルの描画をするための技術であれば、他の技術(例えば、レーベルフラッシュ、DiscT@2)等の各種用途において、上述した構成を採用することで、上述した効果を享受できることは言うまでもない。
(3) 第3実施例
次に、図1から図2に加えて、図7及び図8を参照して、第3実施例に係る情報記録再生装置の基本動作について説明を進める。ここで、図9は、第3実施例に係る光ディスクの記録面におけるデータ記録済みの領域が表示部に表示されている様子を概念的に示す平面図である。図10は、第3実施例において残り記録可能容量が表示部に表示される様子を示す平面図である。図11は、第3実施例に係る光ディスクの記録面における複数のデータ記録済み領域と描画済み領域が表示部に表示されている様子を概念的に示す平面図である。なお、本実施例に係る構成には上述の第1又は第2実施例と基本的に同様でよいが、記録層110に対してレーベルの描画が行われるため、特徴データ記録エリア121もしくはそれに相当する情報は記録面側に設けられる。
第3実施例においては特に、上述の実施例と異なり、DiscT@2のように記録層110に対してレーベルの描画が行われる。言い換えれば、光ディスク100の記録面に対して所望のパターンの描画が行われる。具体的には、記録面側に描画を行う場合は、データがどこまで記録されているかを光ディスク100の管理領域から読み出し、そこに重ならないような領域に描画用アプリケーション(つまり、システムコントローラ31)が描画のための処理を行う。しかしながら、比較例を用いて上述したように、通常はどの領域に描画を行ったかという情報は保存されない。そのため、データの追加記録を行う場合、データ領域への重なりは避けられるが、描画済みの領域には重なってしまう恐れがある。かかる事態を回避すべく、本実施例では、描画履歴に加えて記録面におけるデータ記録済みの領域も、管理情報として記録しておく。この管理情報を活用することにより、描画及びデータ記録の際の利便性を向上できる。この様子を、前回分と今回分のレーベルを描画する例を見ながら以下に詳述する。
本実施例に係る情報記録再生装置1は、光ディスク100の内周側からデータを記録する。このデータについての各種情報が光ディスク100の管理領域(不図示)に記録される。これとともに、記録面におけるデータ記録済みの領域が何トラックまでかを示す情報が、光ディスク100に固有の識別情報に対応付けられて、管理情報の一部としてメモリ32に記録される。
そして、前回分のレーベル130が描画されるにあたって、以下のような処理が行われる。先ず、光ディスク100に固有の識別情報が読み取られ、それに対応付けられた管理情報に基づいて、どこからどこまでがデータ記録済み領域(つまり、後述する第1データ領域160)であるかが読み出される。そして、図9(a)に示すように、この第1データ領域160に相当する領域が仮想の記録面1121における仮想の第1データ領域161として表示部41に表示される。つまり、仮想の第1データ領域161以外の領域が描画可能な領域として表示される。よって、図9(b)に示すように、ユーザーはデータ記録領域に重ならないように前回分の仮想のレーベル131の配置や大きさ等を決定できる。その決定に従い、図9(c)に示すように、実際の記録面(兼レーベルエリア)112に対して、前回分のレーベル130が描画される。この際、前回分のレーベル130は第1データ領域160と重ならずに描画されるので、記録品質の悪化が回避される。
ここで、データの追加記録容量を確保する観点からは、上述のように前回分の仮想のレーベル131の配置や大きさ等を決定する際に光ディスク100の残り記録可能容量を算出してユーザに表示することが好ましい。例えば、図10(a)に示すように、ユーザーが入力部42を介して前回分の仮想のレーベル131を所定の位置に配置すると、残り記録可能容量が算出されて、「残り記録可能容量は250MB」の旨の吹き出し152が表示部41に表示されるとよい。加えて、この表示を確認したユーザーが、図10(b)に示すように、前回分の仮想のレーベル131を更に外周側に再配置すると、それに応じて残り記録可能容量が再算出されて、その結果「残り記録可能容量は400MB」の旨の吹き出し152が表示部41に表示されるとよい。このように残り記録可能容量を確認できれば、データの追加記録容量を極力確保しつつ、前回分の仮想のレーベル131の配置や大きさ等を決定できる。
こうして前回分のレーベル130が描画されると、描画用アプリケーションは管理情報の一部である描画済み領域情報を更新する。これにより、当該光ディスク100のデータ記録済み領域及び描画済み領域を容易に判別できる。例えば描画領域を外周寄りにしておけば、データ記録領域の後に空き領域があるため、さらにデータの追加記録ができる。その追加記録の情報に基づいて管理情報を更新しておけば、図11(a)に示すように仮想の第2データ領域171を表示でき、今回分のレーベル描画の配置を決定する際に便利である。つまり、ユーザーは複数のデータ記録済み領域(この場合では仮想の第1データ領域161および仮想の第2データ領域171)と描画済み領域(この場合では前回分の仮想のレーベル131)を容易に把握できるため、図11(b)に示すように、記録済み領域に重ならないように今回分の仮想のレーベル141の配置や大きさ等を決定できる。その決定に従い、図11(c)に示すように、空いている領域に簡単に今回分のレーベル140を追加で描画可能となる。
以上みてきたように、本実施例に係る情報記録再生装置1によると、追加の描画あるいは追加のデータ記録を行うにあたり、描画品質あるいは記録品質の悪化を好適に回避可能であり、実践上非常に有効である。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴なう描画装置及び方法、並びにコンピュータプログラムもまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明に係る描画装置及び方法、並びにコンピュータプログラムは、例えばDVD等の記録媒体の表裏面いずれかの面に対して文字や図形や画像等のパターンを描画可能な情報記録装置に利用可能である。また、例えば民生用或いは業務用の各種コンピュータ機器に搭載される又は各種コンピュータ機器に接続可能な情報記録装置等にも利用可能である。

Claims (13)

  1. 記録媒体が備えるレーベル面に所望のパターンを描画するための描画処理を行う描画装置であって、
    前記描画される所望のパターンをユーザから受け付ける入力手段と、
    前記レーベル面にレーザ光を照射することで、前記受け付けられる所望のパターンを前記レーベル面に描画する描画手段と、
    前記所望のパターンが前記レーベル面に描画される度に、該描画される所望のパターンと、前記描画されるレーベル面を備える前記記録媒体に固有の識別情報とが対応付けられた管理情報を記録する管理情報記録手段と
    を備えることを特徴とする描画装置。
  2. 前回及びそれ以前に行われた前記描画処理によって前記記録媒体に描画されている前記所望のパターンを描画履歴として、前記記録される管理情報に基づいて表示する表示手段を更に備える
    ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の描画装置。
  3. 前記描画履歴と今回の描画処理にあたり受け付けられる前記所望のパターンとの、前記レーベル面における重なりがあるか否かを判定する判定処理を行う判定手段を更に備える
    ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の描画装置。
  4. 前記判定処理により前記重なりがあると判定される場合には、前記ユーザに対して所定の警告を与える警告手段を更に備える
    ことを特徴とする請求の範囲第3項に記載の描画装置。
  5. 前記判定処理により前記重なりがあると判定される場合には、前記重なりの程度が低減するように、前記今回の描画処理にあたり受け付けられる前記所望のパターンを移動又は縮小させる修正手段を更に備える
    ことを特徴とする請求の範囲第3項に記載の描画装置。
  6. 前記管理情報が記録されていない場合に、前記レーベル面を光学的に走査することで、前記描画履歴を読み取る読取手段を更に備え、
    前記表示手段は、前記読み取られる所望のパターンを表示する
    ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の描画装置。
  7. 当該描画装置が前記レーベル面として前記記録媒体の記録面に描画する場合、
    前記記録面に対してデータを1度きり又は追加で記録可能なデータ記録手段を更に備え、
    前記管理情報記録手段は、前記描画される所望のパターンに加えて、前記記録面におけるデータ記録済みの領域も、前記管理情報として記録する
    ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の描画装置。
  8. 前記表示手段は、前記データ記録済みの領域も更に表示する
    ことを特徴とする請求の範囲第7項に記載の描画装置。
  9. 前記表示手段は、前記データ記録手段によってデータが追加で記録される予定のある領域も更に表示する
    ことを特徴とする請求の範囲第8項に記載の描画装置。
  10. 前記記録された管理情報に基づいて、前記記録面におけるデータ追加記録が可能な領域に対応する残り記録可能容量を算出する算出手段を更に備える
    ことを特徴とする請求の範囲第7項に記載の描画装置。
  11. 前記表示手段は、前記算出される残り記録可能容量も更に表示する
    ことを特徴とする請求の範囲第10項に記載の描画装置。
  12. 記録媒体が備えるレーベル面に所望のパターンを描画するための描画処理を行う描画装置における描画方法であって、
    前記描画される所望のパターンをユーザから受け付ける入力工程と、
    前記レーベル面にレーザ光を照射することで、前記受け付けられる所望のパターンを前記レーベル面に描画する描画工程と、
    前記所望のパターンが前記レーベル面に描画される度に、該描画される所望のパターンと、前記描画されるレーベル面を備える前記記録媒体に固有の識別情報とが対応付けられた管理情報を記録する管理情報記録工程と
    を備えることを特徴とする描画方法。
  13. 記録媒体が備えるレーベル面に所望のパターンを描画するための描画処理を行う描画装置であって、前記描画される所望のパターンをユーザから受け付ける入力手段と、前記レーベル面にレーザ光を照射することで、前記受け付けられる所望のパターンを前記レーベル面に描画する描画手段と、前記所望のパターンが前記レーベル面に描画される度に、該描画される所望のパターンと、前記描画されるレーベル面を備える前記記録媒体に固有の識別情報とが対応付けられた管理情報を記録する管理情報記録手段とを備える描画装置に備えられたコンピュータを制御するコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、少なくとも前記管理情報記録手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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