JP4470916B2 - 光ディスクへの可視画像記録方法及び光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスクへの可視画像記録方法及び光ディスク記録装置 Download PDF

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Description

本発明は、CD−R/RWやDVD+R/RW及びDVD−R/RWなどの光ディスクのディスク面にレーザーを使用して可視画像を形成する光ディスクへの可視画像記録方法及び光ディスク記録装置に関し、特に、既に可視画像が形成されている光ディスクに新たな可視画像を追加して記録する場合に適用して好適なものである。
光ディスクの記録面やレーベル面(記録面と反対側の面)にレーザーを使用して文字や図形等の可視画像を形成することは知られている。
例えば、特許文献1には光ディスクのレーベル面側から見える個所に可視光特性変化層を設け、レーザー光を照射することによりその可視光特性を変化させて可視画像を形成することが提案されている。
また、特許文献2には、レーザーを使用して可視画像を記録することが可能な光ディスクにおいて、記録膜に可逆的な相変化材料を用い、記録した図形を書き換えることが提案されている。
さらに、特許文献3には、既に可視画像が形成されている光ディスクの記録面に新たに可視画像を追記することが提案されている。
なお、特許文献4には、光ディスクのディスク面に形成するのに好適なバーコードが提案されている。
特開2002−203321号公報 特開2003−016649号公報 特開2004−039019号公報 特開2004−063030号公報
上述のように、特許文献3において、レーザーにより既に可視画像が形成されている光ディスクのディスク面に、さらに可視画像を追記することは提案されている。
しかしながら、特許文献3に記載されているものは、追記の態様や順番があらかじめ決まっており、使用者は自由な態様で追記することはできなかった。
可視画像を追記するときには、既に形成されている可視画像のディスク面上の位置を認識することが、新たに記録する画像と既存の画像との重なりを防止したり、無駄な空間が発生することを防ぐために必要である。
このために、上記特許文献3では、(1)ディスク上に形成されているウォブル(wobble)から位置アドレスを検出して、記録した可視画像位置のスタート又はエンドアドレスを記録する方法、及び、(2)反射光信号のエンベロープ形状から可視画像が形成されてる領域を検出する方法が提案されている。
しかしながら、上記(1)の方法は、位置アドレスを検出することができるように、可視画像を記録する領域に案内溝(groove)が設けられていることが必要であった。また、上記(2)の方法では、精度よく位置を検出することが困難であったが、場所、順番、形状があらかじめ決まっているので、格別な精度は必要でなかった。
そこで、本発明は、レーザーを用いて可視画像を記録することができる光ディスクにおいて、可視画像を正確な位置に容易に追記することができる光ディスクへの可視画像記録方法及び光ディスク記録装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の光ディスクへの可視画像記録方法及び光ディスク記録装置は、光ディスクにレーザーを用いて可視画像を描画記録するときに光ディスクの所定の領域にその光ディスクに固有の識別番号と該可視画像の占める領域のディスク面における位置と形と大きさを表し得る画像領域情報とを記録し、ホスト機器側に該可視画像が形成されているその光ディスクのイメージデータと、該イメージデータとその光ディスクの識別番号とを関連付けるリンク情報を保存するようにしている。そして、追記時に、光ディスク上の前記識別番号を読み出し、ホスト機器にその識別番号に対応したその光ディスクのイメージデータが保存されているときは、その光ディスクに既に形成されている可視画像を編集画面に再現させるようにしたことを主要な特徴としている。
また、光ディスクから読み出された識別番号に対応するリンク情報がホスト機器に保存されていないときには、その光ディスクから読み出された前記画像領域情報に基づいてその光ディスクに形成されている可視画像の領域を再現するようにしている。
さらに、保存されているその光ディスクのイメージデータから算出した画像領域情報と、その光ディスクから読み出した画像領域情報とが一致していないときは、該光ディスクから読み出した画像領域情報に基づいて再現した可視画像の領域を表示するようにしている。
ここで、前記光ディスクの最内周部又は/及び最外周部には所定の幅で複数の案内溝が設けられた記録領域が設けられており、この記録領域に前記識別番号と前記画像領域情報が記録される。そして、前記可視画像は案内溝が設けられていない平坦なミラー面とされた可視画像記録領域に形成される。
また、前記光ディスクは可視画像記録層とデータ記録層を有する片面2層構造の光ディスクであってもよく、この場合には、前記識別番号と前記画像領域情報はそのデータ記録層に記録される。
本発明の光ディスクへの可視画像記録方法及び光ディスク装置によれば、光ディスクへ可視画像を追加して描画記録するときに、光ディスク上に記録されている識別番号に基づいてホスト機器に保存されているイメージデータを用いてその光ディスクに形成されている可視画像を正確に再現することができる。ユーザーは、この既存画像が再現された画面を利用して、ディスク上の正確な位置に容易に所望の画像を追加することができる。
また、光ディスクに可視画像を描画記録するときに用いたホスト機器とは別のホスト機器を用いて光ディスクに可視画像を追記するときには、光ディスク上に記録されている画像領域情報を用いて該ディスク上に描画記録されている可視画像の領域を再現することができる。
さらに、光ディスクに可視画像を追記するときに、そのホスト機器で前回追記した後に、他のホスト機器を用いてさらに可視画像の追記がなされているときでも、該光ディスクに記録されている画像領域情報を用いて、ディスク面に記録されている可視画像の位置と形を再現することができる。
そして、その情報をホスト機器が処理し、光ディスクドライブ装置に送ることにより、ディスク上の正確な位置に可視画像を追加することが可能となる。
本発明で使用される光ディスクには、大きく分けて2種類のものがある。はじめに、本発明において使用される可視画像を記録することができる2種類の光ディスクについて説明し、以下、本発明の光ディスクに記録される画像領域情報、前記2種類の光ディスクへの識別番号と画像領域情報の記録方法、本発明の光ディスク記録装置の構成、本発明の光ディスク記録装置の動作の順に説明する。
1.第1の種類の光ディスク
図1は、本発明において使用する第1の種類の光ディスク1の一実施の形態におけるレーベル面の構造を示す図である。なお、記録面は、CD系(CD−R/RW)又はDVD系(DVD−R/RW、DVD+R/RW)のいずれであってもよい。
この図に示すように、光ディスク1におけるディスク内周部の所定の半径から所定の半径まで案内溝(Groove)が螺旋状に形成されている。また、ディスク外周部の所定の半径から所定の半径まで案内溝が螺旋状に形成されている。図示した例では、半径22mm〜24mmの最内周部の領域2(以下、「内周側インフォメーションエリア」とよぶ。)と半径56mm〜58mmの最外周部の領域3(以下、「外周側インフォメーションエリア」とよぶ。)が形成されている。この内周側インフォメーションエリア2又は外周側インフォメーションエリア3に前記識別番号と画像領域情報が記憶される。なお、内周側インフォメーションエリア2と外周側インフォメーションエリア3の両方を設ける必要はなく、いずれか一方のみを設けるようにしてもよい。
前記案内溝にはウォブル(wobble)が形成されており、ウォブルには、ディスク位置情報(アドレス情報)がわかるように、位相変調やFM変調等が施されている。DVD系規格のADIP(Address In Pre-Groove)、CD系規格のATIP(Absolute Time in Pre-Groove)、あるいは、それらとは全く違った仕様のウォブルが形成されていても構わない。また、ウォブルの長さ(1周期の長さ)はその領域内で一定としてもよいし、可変としてもよい。
前記内周側インフォメーションエリア2と外周側インフォメーションエリア3の間の領域4は、可視画像を記録することができる可視画像記録領域である。前記特許文献1に記載されているように、レーザー光をこの可視画像記録領域4に照射することによりその可視光特性を変化させて可視画像を形成することができる。
この可視画像記録領域4には上記案内溝は形成されておらず、平坦なミラー面とされている。可視画像記録領域4をミラー面としているのは、前述した特許文献3の発明のようにディスク上の絶対アドレス情報を必要としないため案内溝を設ける必要がないこと、可視画像の記録中にトラッキングをかける必要がないこと、及び、案内溝があると光の干渉等により、可視画像の見栄えに影響があることなどの理由による。
また、前記光ディスク1には、あらかじめ一つの半径方向が基準角度位置として定められており、光ディスク1上に設けたブラックドットなどのマークや、前記内周側インフォメーションエリア2又は外周側インフォメーションエリア3から知ることができる所定のアドレス位置を該基準角度位置を示すマークとすることができる。
光ディスク1に可視画像を初めて記録するとき、及び、可視画像を追記するときは、この基準角度位置を示すマークが検出されたタイミングに同期させて可視画像の記録を開始させる。これにより、何度描画しても、毎回ディスク上の同じ角度位置から描画記録が開始され、既に可視画像が記録されている光ディスク上に新たな可視画像を追記するときに、該追記する可視画像を既存の可視画像に対する所望の位置に記録することができる。
2.第2の種類の光ディスク
上述した第1の種類の光ディスクは、記録面にデータを記録し、その反対側の面であるレーベル面に可視画像を記録するものであった。したがって、記録面にデータを記録した後にレーベル面に可視画像を記録するときには、光ディスクを裏返しにしてドライブ装置に挿入することが必要であった。
次に、光ディスクを裏返しにして挿入する必要のない第2の種類の光ディスクについて説明する。この第2の種類の光ディスクは、1枚のディスクにデータ記録層と可視画像記録層(画像描画層)を形成した片面2層構造のディスク(デュアルレイヤーディスク)であり、レンズのフォーカス位置を変更するだけで、片側から両方の層(データ記録層と画像描画層)にアクセスすることができる。
このようなデュアルレイヤーディスクとしては、CDRタイプ、DVDRタイプ、及び、CDR−DVDRの混合タイプなどがある。
図2は、本発明において使用する第2の種類の光ディスクの層構造を示す図であり、(a)は、CDRタイプのデュアルレイヤーディスクの層構造、(b)はDVDRタイプのデュアルレイヤーディスクの層構造、(c)はCDR−DVDR混合タイプのデュアルレイヤーディスクの層構造を示している。
図2の(a)に示すように、CDRタイプのデュアルレイヤーディスクは、データ面側(対物レンズ側)から、グルーブ(案内溝)付きのポリカーボネート層、データ記録層が順に設けられている。通常のCDRの場合には、前記データ記録層の次に反射層と保護層が設けられるのであるが、このディスクにおいては、前記データ記録層の上に半透明層が設けられており、その上に、中間層を介して、可視画像記録層(画像描画層)が設けられている。また、描画した可視画像をレーベル面から目視することができるように、画像描画層の上に半透明層と保護層が設けられている。全体の厚さは1.2mmとされている。
対物レンズを通ったレーザ光は、データ記録層及び半透明層を透過して画像描画層に到達し、画像描画層に熱が加わって感熱層が化学変化を起こして色が変化することにより可視画像を描画することができる。
図2の(b)はDVDRタイプのデュアルレイヤーディスクの層構造を示す図である。
図示するように、データ面側から順に、グルーブ付きのポリカーボネート層、データ記録層、半透明層からなるDVDデータ記録基板が設けられており、中間層を介して、画像描画層、半透明層及びポリカーボネート層からなる画像描画基板が設けられている。前記両基板を貼り合わせ、全体の厚さは、1.2mmとされている。
対物レンズを通ったレーザ光は、データ記録層及び半透明層を通って画像描画層に到達し、可視画像を描画することができる。
図2の(c)はCDR−DVDRの混合タイプの層構造を示している。CDR−DVDRの混合タイプには、データ記録をCD側で行い、画像描画をDVD側で行うものと、データ記録をDVD側で行い画像描画をCD側で行うものがあるが、ここでは、データ記録をCD側で行い、画像描画をDVD側で行うものを示している。
図示するように、データ面側(対物レンズ側)からポリカーボネート層、画像描画層、半透明層からなる画像描画基板が設けられており、グルーブ付きの中間層、データ記録層、半透明層及び保護層からなるCDデータ記録基板が設けられている。前記両基板を貼り合わせ、全体の厚さは、1.2mmとされている。
このような片面2層構造の光ディスクを用いる場合には、レーザ光のフォーカス位置を変更するだけで、片側から両方の層への読み書きが可能であるため、ディスクを裏返してセットすることなくデータの記録再生や可視画像の描画を行うことができる。また、トラックアトワンス方式、又はセッションアトワンス方式により追記を行うことができるマルチセッションディスクであるため、そのデータ記録層のプログラムエリアのメインデータに前記画像領域情報を記録することができる。この第2の種類の光ディスクを使用するために新たにハードウエアを追加する必要もなく、光ディスク記録装置のファームウエアの変更程度で済む。
なお、この第2の種類の光ディスクにおいては、データ記録層の所定のアドレス位置を、前述した基準角度位置を示すマークとすることができる。
本発明においては、前記第1の種類の光ディスクを使用するときは、前記可視画像記録領域4に初めて可視画像を記録するときに、上述した内周側インフォメーションエリア2又は外周側インフォメーションエリア3に、その光ディスク1に固有の識別番号を記録しておき、前記可視画像記録領域4に可視画像を記録するときに、前記内周側インフォメーションエリア2又は外周側インフォメーションエリア3に、該光ディスク1に記録される可視画像の占める領域の位置、形及び大きさを表し得る画像領域情報を記録するようにしている。また、前記第2の種類の光ディスクを使用するときは、前記画像描画層(可視画像記録層)に可視画像を記録するときに、そのディスクのデータ記録層のプログラムエリアにその光ディスクに固有の識別番号と画像領域情報とを記録するようにしている。
そして、ホスト機器側に、可視画像が描画記録されている光ディスク1のディスク面全体を表し得るイメージデータと、該イメージデータとその光ディスク1に固有の識別番号とを関連付ける情報(リンク情報)とを記憶するようにしている。
これにより、後から光ディスク1の可視画像記録領域4又は画像描画層に新たな可視画像を追加して記録するときに、その光ディスク1から前記識別番号を読み出し、ホスト機器内にその識別番号に対応するイメージデータが記憶されているときには、そのイメージデータを画像編集プログラムの編集画面に表示して、その光ディスクに既に記録されている可視画像を再現することにより、任意の形の可視画像を既存の可視画像と重なることなく自由に配置して記録することができる。また、イメージデータがホスト機器に記憶されていない場合でも、前記画像領域情報を用いてその光ディスクに既に記録されている可視画像の領域を再現して表示することができるので、新たな可視画像を既存の可視画像と重なることなく自由に配置して記録することが可能となる。
3.画像領域情報
次に、前記記録された可視画像の占める領域の位置、形及び大きさを表し得る画像領域情報について説明する。
本発明においては、記録された可視画像に含まれる点の位置を示す情報とその可視画像をどのような形として捉えたかを示す情報とを用いてその可視画像の位置、形及び大きさを表現することができるようにしている。
そして、前記点の位置を、例えば、光ディスクの中心を原点、前記基準角度位置に対応する半径を基準線(角度ゼロ位置)とする極座標系を用いて表現するようにしている。なお、角度は前記基準線から時計回りに増加するものとして説明する。
3−1.可視画像の領域を長方形として捉える場合
図3の(a)は、可視画像を長方形として捉える場合の画像領域情報を説明するための図である。
前記光ディスク1の可視画像記録領域4又は画像描画層に可視画像を形成するときには、ホストコンピュータ上で画像編集プログラムを使用して形成しようとする絵や文字などを含む画像を作成又は選択し、該画像データに応じてレーザー光のパワーを制御して可視画像を形成する。
一般に、絵や文字など(以下、「絵柄」とよぶ。)を含んだ画像データはビットマップ(.bmp)等の形式になっており、その外形は、通常、正方形又は長方形である。そこで、図3の(a)に示すように、その正方形又は長方形6の一辺を基準線5に対して平行に配置したとき、前記極座標系において、最も内周側に位置する画像の点Aの座標を(r1,θ1)、最も外周側に位置する点Bの座標を(r2,θ2)とする。図中のC点とD点は、A点とB点の座標が分かれば計算で求めることができる。これにより、可視画像の大きさも求めることができる。
さらに、前記座標情報とは別に、この可視画像を正方形又は長方形として捉えたことを示す情報も併せて記録しておく。すなわち、(R,A(r1,θ1),B(r2,θ2))という形式の画像領域情報とする。ここで、“R”は“Rectangle”を意味する。
なお、最外周部に位置する座標Bの半径情報“r2”は光ディスクの半径を超えていても良い。また、可視画像の配置位置によっては、A点とD点あるいはA点とC点が同じ半径位置に位置するときがある。このような場合は、角度の小さい方を採用する。そのとき、同様にB点とC点あるいはB点とD点が同じ半径位置に位置しているので、角度値の大きいほうを採用するものとする。
その後、図示する可視画像7の追記が行なわれたとする。このとき、第1の種類の光ディスクを使用している場合には、新たな可視画像領域7に対応する画像領域情報(R,E(r3,θ3),F(r4,θ4))が前記内周側インフォメーションエリア2又は外周側インフォメーションエリア3に追加して記録される。また、前記第2の種類の光ディスクを使用している場合には、追記される前から描画されていた可視画像の領域と追記された可視画像7の領域の両者を含む画像領域情報、すなわち、追記された後にディスク面に描画されている可視画像に対応する画像領域情報が、第2の種類の光ディスクにおけるデータ記録層に記録される。以後、可視画像をディスク面に追記していく度にこの工程が繰り返される。
なお、可視画像の領域を円形として捉えることもできる。この場合には、円の中心点Aの極座標、円の半径B(r2)、及び、円形状であることを示す情報Cの3つの情報により、可視画像の位置を表現する。すなわち、(C,A(r1,θ1),B(r2,θ1))とすればよい。ここで、“C”は“Circle”を意味する情報である。なお、B位置の角度情報θ1は省略しても良い。
3−2.可視画像の領域を扇形として捉える場合
図3の(b)は、可視画像を扇形として捉える場合について説明するための図である。なお、ここでは、中心角度が等しく半径のみが異なる2つの円弧と該2つの円弧のそれぞれの端点を結ぶ半径方向の2本の直線で囲まれる形を扇形とよぶ。
文字などの画像はアプリケーションによりディスク形状に合わせて円周方向に配置されることが多々ある。この場合には、前述のように可視画像領域を長方形として捉えるよりも扇形として捉える方が可視画像の占める領域を無駄なく表現することができる。
図3の(b)に示すように、可視画像「VWXYZ」が含まれる扇形(円弧AC、直線CB、円弧BD及び直線DAで囲まれた領域)8の最内半径をr1、最外半径をr2とし、また、この扇形の前記基準線5から時計回りでみたときの前方にあたる角度をθ1、後方の角度をθ2とする。このときの扇形の頂点であるA,B,C,Dの極座標は容易に求めることができ、扇形の大きさを求めることもできる。
そして、前述の場合と同様に、画像を扇形として捉えたという情報も併せて記録しておく。例えば、(S,A,B)という形式の情報とする。ここで、“S”は“Sector”を意味する。
なお、画像データの領域中に含まれている絵柄は必ずしも画像データの領域全体にわたって存在するわけではない。この場合、上述した手法では、絵柄は小さいのに可視画像領域は大きく捉えられてしまうこととなる。そこで、画像データ中の絵柄のない部分のデータはヌル(null)として扱い、可視画像領域として記録する対象から外す。そして、画像データ中の絵柄の部分のみを抽出し、その部分を長方形又は扇形などの可視画像として捉えて、その画像の画像領域情報を作成することにより、無駄がなく正確な画像領域情報を作成することができる。
3−3.画像データ内の絵柄を忠実に再現する場合
上述の場合は、可視画像の領域を長方形、円形又は扇形として捉えるものであった。次に、可視画像の領域をできるだけ実際の絵柄の形に近づけた形で捉える場合について説明する。
図3の(c)は、画像データ内の絵柄を多角形として捉える場合を示している。
まず、前述のように、画像データ内において絵柄が存在しない部分のデータをヌルとして画像領域情報の対象から外す。
次に、絵柄の位置、形及び大きさを定めることができる複数の点を決定する。一般に、平面図形は3点存在すれば形を定めることができるが、複雑な図形の場合は座標点を増やす必要がある。
例として、図3の(c)のような星形9の場合は、A〜Jの10点の座標点を採択すればよい。当然、座標点を多くとればとるほど限りなく正確に絵柄の形を再現することができる。したがって、ある絵柄の周囲の座標点を少なくとも3点以上定め、それら全てを可視画像の画像領域情報に含ませる。そして、前記図3の(a)及び(b)の場合と同様に、形を表す情報も併せて記録する。すなわち、画像領域情報の表現は、例えば、(F,A(r1,θ1),B(r2,θ2),C(r3,θ3),・・・,J(r10,θ10))となる。ここで、“F”は“Free”を意味する情報である。
図3の(d)は、可視画像の領域を絵柄の形に限りなく近づけるための他の方法を示す図である。
前述の場合と同様に、画像データ内において絵柄のある領域のみを抽出して、その領域をある一定の半径長さ(例えば、5mm)ごとに区切り、円周方向に分割する。分割後の形を扇形として捉え、絵柄を複数の扇形により表現する。
図3の(d)に示した例では、まず、抽出した絵柄10をそれぞれ所定値ずつ異なる半径r1、r2、・・・、r5を有する円弧で区切り、隣接する円弧で挟まれた各領域において絵柄14を含む扇形11、12、13及び14を決定する。そして、各扇形11〜14を表現する前記図3の(b)の場合と同様の画像領域情報を、前記絵柄10を表す画像領域情報とする。
絵柄を分割する半径長さの差を細かくすればするほど、実際の絵柄の形に近づけることができる。
4.第1の種類の光ディスクにおける識別番号及び画像領域情報の記録方法
次に、前記識別番号及び前記画像領域情報を実際に第1の種類の光ディスク1の所定の領域(内周側インフォメーションエリア2又は外周側インフォメーションエリア3)に記録する方法について説明する。
前述のように、第1の種類の光ディスクにおいては、識別番号及び画像領域情報はディスク内周部の内周側インフォメーションエリア2又はディスク外周部の外周側インフォメーションエリア3の案内溝が形成されている範囲内の領域に記録される。
4−1.直接記録
図4の(a)に示すように、前記内周側インフォメーションエリア2又は外周側インフォメーションエリア3に上述した識別番号及び画像領域情報をCD−R/RWで使用しているEFM(Eight to Fourteen Modulation)エンコード、又は、DVD記録で使用している8to16エンコードを使用して記録する。すなわち、EFMエンコード又は8to16エンコードにより符号化された識別番号及び画像領域情報の各符号に応じて、各トラックにマークとスペースを交互に形成することにより記録する。これは、通常のCD記録又はDVD記録の場合と同様にして行うことができる。
この識別番号及び画像領域情報を再生するときは、通常のCD又はDVDの再生と同様のCDデコード又はDVDデコードをすればよい。
4−2.トラックを所定長ごとに分割した区分を1ビットとして記録
上述した記録方法の場合は、記録後再生する際に記録品位(ジッタ、エラー)が悪いと適切に読み出せない恐れがある。そこで、一つのマークの大きさを大きくすることにより記録品位の影響を度外視させることができる。
そのために、識別番号及び画像領域情報の1ビットに前記内周側インフォメーションエリア2又は外周側インフォメーションエリア3のトラックを所定長ごとに分割した区分を割り当てて記録する。例えば、1ADIPワード、1ECC(Error Correcting Code)ブロック、1サブコードフレームなどといった所定の長さに1ビットを割り当てる。
図4の(b)は、マーク長さを1ADIPワードとしてこれを前記識別番号及び前記」画像領域情報の1ビットに対応させている例を示している。該ビットが”1”のときは、1ADIPワードの長さのランダムパターンを記録し、”0”のときはランダムパターンを記録しないようにすることで前記識別番号及び前記画像領域情報を記録する。
ランダムパターンが記録されていない場所では反射率が高く、ランダムパターンが記録されているところでは反射率が低くなるので、光ディスク1から反射される光のレベルを検出することにより、記録された情報を読み出すことができる。この場合は、記録の状態が多少悪くても識別番号及び画像領域情報を問題なく読み出すことができる。なお、反射率の大小関係は逆でも良い。
4−3.可視画像描画技術を利用して形成したバーコードとして記録
図4の(c)は、識別番号及び画像領域情報に対応するバーコードを形成する場合を示している。前記識別番号及び前記画像領域情報に対応するバーコードを可視画像形成技術を使用して前記内周側インフォメーションエリア2又は外周側インフォメーションエリア3に形成する。このとき、前記特許文献4に記載されたバーコードが好適である。なお、この図においては、バーコードの各バーが直線状に配置されているが、実際には、円周状に(放射状に)配置されることとなる。このバーコードに記録されている情報は、上述の場合と同様に、光ディスク1から反射される光のレベルを検出することにより再生することができる。
バーコードの半径方向の長さを2mm、円周上のピッチを1mm程度とすれば、トラッキングをかけなくても読み出しが可能となる。
なお、このバーコードを形成する方法を採用するときには、必ずしも、前記内周側インフォメーションエリア2及び外周側インフォメーションエリア3に案内溝を形成する必要はない。
5.第2の種類の光ディスクにおける識別番号及び画像領域情報の記録方法
前記第2の種類の光ディスクは、トラックアトワンス(Track At Once)方式、又はセッションアトワンス(Session At Once)方式でデータを追記できるマルチセッションディスクであり、第2の種類の光ディスクを用いる場合には、前述した画像領域情報をプログラムエリアのメインデータとして記録することができる。
図5は、マルチセッションディスクに画像領域情報が記録されている様子を説明するための図である。この図に示した例では、リードインLIA1とプログラムエリアPA1とリードアウトLOA1からなるセッション1、リードインLIA2とプログラムエリアPA2とリードアウトLOA2からなるセッション2、及び、リードインLIA3とプログラムエリアPA3とリードアウトLOA3からなるセッション3が記録されている。そして、セッション1のプログラムエリアPA1とセッション3のプログラムエリアPA3にはデータが記録されており、セッション2のプログラムエリアPA2には、描画された画像の画像領域情報が記録されている。
このように、第2の種類の光ディスクには、画像領域情報をプログラムエリアのメインデータとして記録することができる。
図6の(a)は、上述のように、プログラムエリアのメインデータとして画像領域情報を記録するときにおける1セクタ(2048バイト)を構成するデータバイトの定義の一例を示す図である。
この図に示す例では、第0〜3バイトには画像領域情報であることを示す認識コード、第4〜7バイトにはこのディスクの識別番号であるディスク固有識別コード、第8〜11バイトには何回目の追記であるかを示す情報、第12〜15バイトには画像の形を表す情報、第16〜19バイトには第1の極座標情報、第20〜23バイトには第2の極座標情報、以下、描画された可視画像の領域を表すのに必要な情報が順に記録される。なお、規格化されているフォーマットに従い、最低限必要なセクタ数となるように、上記データを繰り返し記録する。例えば、16セクタ必要な場合には、上記1セクタを16回繰り返して記録する。
図6の(b)は、画像領域情報が記録されている具体例を示す図である。この図に示す例は、前記3−1で説明した可視画像の領域を長方形として捉えた画像領域情報R(A,B)及びR(C,D)である場合を示している。
第12〜15バイトには画像の形として長方形を示すR(Rectangle)が記録されており、第16〜19バイトにはその第1の点の座標情報A(r1,θ1)、第20〜23バイトにはその第2の点の座標情報B(r2,θ2)が記録されている。さらに、第20〜23バイトには第2の長方形の第1の点の座標情報C(r3,θ3)が記録されており、第24〜27バイトにはその第2の点の座標情報D(r4,θ4)が記録されている。この例では、画像の形を示す情報Rが同じであるため、第2の長方形を示す情報の記録は省略しているが、省略せずに記録するようにしてもよい。
このように、第2の種類の光ディスクを用いる場合には、そのデータ記録層のプログラムエリアに前述した画像領域情報を記録することができる。
6.光ディスク記録装置の構成
図7は、本発明の光ディスクへの可視画像記録方法を実行することができる光ディスク記録装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。この構成により、前述した第1の種類の光ディスク及び第2の種類の光ディスクのいずれに対してもデータの記録再生及び可視画像の記録を行うことができる。
本実施の形態の光ディスク記録装置は、前記光ディスク1に対してデータの記録再生及び可視画像の形成を行う光ディスクドライブ装置20、及び、該光ディスクドライブ装置20に接続されたホストコンピュータやバックエンド装置等のホスト機器40で構成されている。ホスト機器40には、追記する可視画像を編集するための画像編集プログラムや光ディスク1にデータや可視画像を記録したり、光ディスク1からデータを再生するための制御プログラムが搭載されている。また、可視画像が描画形成されている光ディスク1のディスク面全体を表すイメージデータなどを保存する記憶部を有している。なお、ホスト機器40の有する機能を前記光ディスクドライブ装置20に持たせるようにしてもよい。
図示するように、光ディスクドライブ装置20は、光ディスク1を回転駆動するスピンドルモータ21、光ピックアップ22、RFアンプ23、サーボ回路24、デコーダ25、アドレス検出回路26、HF信号検出回路27、制御部28、レーザーパワーを制御するALPC(Automatic Laser Power Control)回路29、バッファメモリ30、エンコーダ31、ストラテジ回路32、及び、光ピックアップ22のレーザーダイオードを駆動するレーザードライバ33を備えている。
光ピックアップ22は光ディスク1にレーザー光を照射してデータの記録及び再生を行うとともに、可視画像の形成を行う。レーザー光を光ディスク1に照射したときの戻り光受光信号(EFM変調又は8to16変調されたRF信号)は、RFアンプ23で増幅され、サーボ回路24、デコーダ25、アドレス検出回路26及びHF信号検出回路27に供給される。
サーボ回路24は、前記RFアンプ23からの信号と制御部28からの制御信号に基づいて前記スピンドルモータ21の回転制御及び前記光ピックアップ22のフォーカス制御やトラッキング制御を行う。
デコーダ25は、前記RFアンプ23から供給されるEFM変調又は8to16変調された信号を復調し、再生データを出力する。光ディスクが前記第1の種類の光ディスクであって、前記識別番号及び前記画像領域情報が前記内周側インフォメーションエリア2又は前記外周側インフォメーションエリア3に前記図4の(a)に示した直接記録により記録されているときや、第2の種類の光ディスクのあるセッションに前記識別番号と画像領域情報が記録されているときは、このデコーダ25により前記識別番号及び前記画像領域情報が再生される。
アドレス検出回路26は、前記RFアンプ23から供給される信号からウォブル信号成分を抽出して前記ADIP(又はATIP)を復号し、アドレス情報(位置アドレス)を検出する。
HF信号検出回路27は、前記RFアンプ23から供給されるRF信号のエンベロープを検出して、前記制御部28に供給する。前記ADIPやバーコードを形成されていない領域は反射率が高く、それらが形成された領域は反射率が低い。従って、このHF信号検出回路27から出力される信号のエンベロープの状態から、前記図4の(b)に示したように前記識別番号及び前記画像領域情報をADIPの有無により符号化した場合や、前記図4の(c)に示したように前記識別番号及び前記画像領域情報に対応するバーコードを形成した場合には、このHF信号検出回路27の出力から前記識別番号及び前記画像領域情報を再生することができる。
バッファメモリ30は、ホスト機器40から供給される情報、すなわち、光ディスク1に記録すべきデータ(記録データ)及び光ディスク1に描画する可視画像のデータを記憶する。
エンコーダ31は、バッファメモリ30から読み出された記録データ又は可視画像のデータをEFM変調又は8to16変調し、ストラテジ回路32に出力する。
ストラテジ回路32は、エンコーダ31から供給された信号に時間軸補正処理等を行い、レーザードライバ33に出力する。
レーザードライバ33は、ストラテジ回路32から供給される変調された信号と、ALPC回路29の制御に基づいて、光ピックアップ22のレーザーダイオードを駆動する。
前述のように、前記光ディスク1には、前記基準角度位置を示すマークが設けられており、前記制御部28は、前記アドレス検出回路26や前記デコーダ25などからの出力に基づいて前記基準角度位置を示すマークを検出するようになされている。
光ディスク1に可視画像を形成するとき、前記制御部28は、前記基準角度位置を示すマークを検出したタイミングで、前記エンコーダ31にその周回に描画する画像データのエンコードを開始させ、その画像データに対応する可視画像の記録を開始させる。
これにより、光ディスク1の所定の位置から可視画像を形成することができる。
7.第1の種類の光ディスクを使用する場合の光ディスク記録装置の動作
前述のように、本発明の光ディスク記録装置においては、前記第1の種類の光ディスク1に最初に可視画像を記録するときに、その光ディスク1に初めて可視画像を記録するときに、その光ディスク1の前記内周側インフォメーションエリア2又は前記外周側インフォメーションエリア3にその光ディスク1に固有の識別番号を記録するようにしており、また、光ディスク1に可視画像を記録したときに、前記内周側インフォメーションエリア2又は前記外周側インフォメーションエリア3に該可視画像の占める領域の位置、形及び大きさを表し得る画像領域情報を記録するとともに、その可視画像が形成された光ディスク1のイメージデータと、そのイメージデータとその光ディスク1の識別番号とを関連付けるリンク情報とを前記ホスト機器40に保存するようにしている。
ここで、本発明において用いられる各種のデータを次のように定義する。
n:画像領域情報(情報Aとする。光ディスク1に存在)
x 0:各光ディスクに固有に与えられる識別番号(情報Bとする。光ディスク1に存在)
x n:可視画像が記録されている光ディスクのイメージデータ(情報Cとする。ホスト機器40に存在)
x n:情報Bと情報Cを関連付けるリンク情報(情報Dとする。ホスト機器40に存在)
G:イメージデータCx n中の画像データ
A’:ホスト機器40に保存されているイメージデータCx nから得られた画像領域情報
C’:ユーザーが追記する画像データ
An-exist:光ディスク1における情報A(画像領域情報)の有無を表すフラグ(「0」:無し、「1」:有り)
B0-exist:光ディスク1における情報B(識別番号)の有無を表すフラグ(「0」:無し、「1」:有り)
ここで、nは追記回数を示しており、n=0は初回記録を終了した状態、n=1は1回目の追記を終了した状態、n=kはk回目の追記を終了した状態を示している。
図8は、各ホスト機器及び各光ディスクに保存又は記録される情報B(識別番号)、情報C(可視画像が記録された光ディスクのイメージデータ)及び情報D(リンク情報)の例を示す図である。
図8における(1)は、第1のホスト機器αを用いて第1の光ディスク(x=1とする。)に可視画像を初めて記録した後における識別番号、可視画像が記録された光ディスクのイメージデータ及びリンク情報を示している。この図に示す例では、第1のディスクの識別番号B1 0は「AABBCCDD」、その光ディスクのイメージデータC1 0は「picture0.bmp」という名称のファイル、これらを関連付けるリンク情報はD1 0(B1 0,C1 0)とされている。
図8の(2)は該ホスト機器αを用いて第1の光ディスクに1回目の追記を行った後の各データを示している。光ディスクの識別番号は初回記録時にのみ光ディスクに記録されるため、B1 0は不変である。また、一回目の追記を行った後のイメージデータC1 1は「picture1.bmp」というファイル名で保存されており、これらを関連付けるリンク情報はD1 1(B1 0,C1 1)とされている。
図8の(3)は同じホスト機器αを用いて第1の光ディスクに2回目の追記を行った後の各データを示している。2回目の追記を行った後のイメージデータは「picture2.bmp」、リンク情報はD1 2(B1 0,C1 2)とされている。
図8の(4)は同じホスト機器αを用いて第2の光ディスク(x=2とする。)に可視画像を初めて記録したときの各データの例を示している。この図に示した例では、第2の光ディスクの識別番号B2 0は「ACEGIKMO」とされている。また、前記第1の光ディスクへの1回目の追記時と同一の可視画像を記録したものとされており、イメージデータは前記C1 1と同じ「picture1.bmp」、リンク情報はD2 0(B2 0,C1 1)とされている。このように、複数のディスクでイメージデータを共用することができる。
図8の(5)は、第2のホスト機器βを用いて、前記第1の光ディスク(B1 0=「AABBCCDD」)に可視画像の追記を行なった場合の各データの例を示している。このホスト機器βによる1回目の追記を行った後のイメージデータC1 1は「movie1.bmp」、リンク情報はD1 1(B1 0,C1 1)とされている。このホスト機器においては、初めての追記であるため、情報C及び情報Dにおけるnは1とされている。
図8の(6)は、第2のホスト機器βを用いて、前記第1の光ディスクに対して、このホスト機器βにおける2回目の追記を行なった場合の各データの例を示している。この回の追記を行った後のイメージデータC1 2は「movie2.bmp」、リンク情報はD1 2(B1 0,C1 2)とされている。
図8の(7)は、前記第1のホスト機器を用いて前記第1の光ディスクに対して、このホスト機器αにおける3回目の追記を行なった場合の各データの例を示している。ホストαによる2回目の追記(上記(3))とこの回の追記との間に、第2のホスト機器βによる前記(5)及び(6)の追記が行われている。この回の追記を行った後のイメージデータC1 3は「picture3.bmp」、リンク情報はD1 3(B1 0,C1 3)とされている。
図8の(8)は第3のホストγを用いて第3の光ディスク(x=3とする。)に可視画像を初めて記録したときの各データの例を示しており、その光ディスクの識別番号B3 0は「01234567」とされている。そして、そのイメージデータC3 0は「data0.bmp」、リンク情報はD3 0(B3 0,C3 0)とされている。
図9は、上記イメージデータ(情報C)、画像データG、及び、画像領域情報Aの例を示す図である。
この図において、(a)は光ディスクに最初に可視画像が記録されたときのイメージデータCx 0の例である。これは、前記図8における(1)に対応する。この図に示すように、画像G1が記録されている。
(b)は光ディスクに1回目の追記を行ったときのイメージデータCx 1の例を示している。これは、前記図8における(2)に対応する。前記画像G1に加え、新規な画像G2が追加されている。後述するように、ユーザーは、前記(a)のイメージデータCx 0が表示されている編集画面を用いて、所望の画像G2を所望の位置に配置することができる。
(c)は光ディスクに2回目の追記を行ったときのイメージデータCx 2の例を示している。この回の追記により画像G3が追記されている。ユーザーは、前記(b)のイメージデータCx 1が表示されている編集画面を使用して可視画像G3の編集作業を行う。
(d)は、前記光ディスク上に記録されている画像領域情報A0、A1から再現した可視画像の形を示す図である。前記(a)の画像G1を記録したときにその位置、形及び大きさを表し得る画像領域情報A0が前記光ディスクに記録され、(b)の前記画像G2を追記したときにその位置、形及び大きさを表し得る画像領域情報A1が光ディスク1に記録される。後述するように、追記を行おうとしたときに、ホスト機器内にそのディスクのイメージデータCx 1が記録されていないときは、この図に示すように、該ディスク上に記録されている画像領域情報を用いて再現した可視画像の形を表示した画面を用いて、追記する可視画像の編集を行うこととなる。
図10、図11及び図12は、第1の種類の光ディスクを使用する場合の本発明の光ディスク記録装置における処理の流れを示すフローチャートである。なお、これらの図では、煩雑さを避けるため、情報Bx 0、Cx n、Dx nにおける添字xの記載を省略している。
光ディスク1が前記光ディスクドライブ装置20に挿入されると、光ディスクドライブ装置20はそのディスクが可視画像を記録することができる第1の種類の光ディスクであるか否かを判定し、可視画像描画対応メディアでない場合は、エラー終了する。可視画像を記録することができる第1の種類の光ディスクであるときは、図10〜図12に示す処理が実行される。
まず、その光ディスク1の前記内周側インフォメーションエリア2又は前記外周側インフォメーションエリア3を読み出し、前記画像領域情報(情報An)が記録されているか否かを判定する(ステップS1)。
情報Anが記録されていないときは、フラグAn-existを「0」とし(ステップS2)、情報Anが記録されているときは、フラグAn-existを「1」として(ステップS3)、該情報Anを再生する(ステップS4)。このとき、光ディスクドライブ装置20は、画像領域情報を読み出す時に、記録されている全ての画像領域情報A0〜Anを総合して画像領域情報Anと認識して再生するようになされている。
次に、その光ディスク1の前記内周側インフォメーションエリア2又は前記外周側インフォメーションエリア3を読み出し、前記識別情報(情報B)が記録されているか否かを判定する(ステップS5)。
情報Bx 0が記録されていないときは、前記フラグB0-existを「0」し(ステップS6)、情報Bx 0が記録されているときは、フラグB0-existを「1」とした後(ステップS7)、該情報Bx 0を再生する(ステップS8)。
そして、前記フラグAn-exist、フラグB0-exist、再生された情報An及び再生された情報Bx 0を前記ホスト機器40に送信する(ステップS9)。
前記ホスト機器40は、前記光ディスクドライブ装置20からのフラグAn-exist、フラグB0-exist、情報An及び情報Bx 0等の情報を受信すると(ステップS11)、受信したフラグAn-exist及びフラグB0-existが「0」であるか「1」であるかを判定する(ステップS12、S13、S24)。
フラグAn-existとフラグB0-existがともに「0」のとき(ステップS12及びS24がともに「0」のとき)は、未記録メディアが挿入され、初めて可視画像を記録する場合(ケース1)となり、ステップS25へ進む。
フラグAn-exist及びフラグB0-existのいずれか一方が「0」で他方が「1」のとき(ステップS12が「0」でステップS14が「1」、又は、ステップS12が「1」でステップS13が「0」のとき)、すなわち、情報Anは存在するが、情報Bx 0は存在しなかったり、その逆だったりした場合(ケース5)は、異常なことが起きた可能性が有ると判断し、エラー終了させる。なお、この他にも、予期せぬ状況に陥ればエラー終了させる。
フラグAn-exist及びB0-existがともに「1」であるとき(ステップS12及びS13がともに「1」のとき)は、同時に受信した情報Bx 0(識別番号)に対応する情報Dx nが自ホスト機器40に保存されているか否かを判定する(ステップS14)。
情報Dx nが保存されていないときには、初めてホストを変えて画像を追記しようとしている場合(ケース3)となり、ステップS15に進む。
情報Dx nが保存されているときは、前記識別番号Bx 0とリンク情報Dx nに基づいて可視画像が記録されているその光ディスクのイメージデータCx nを読み出す(ステップS16)。そして、該読み出したイメージデータCx n中に存在する絵柄部分の画像領域情報A’を計算し(ステップS17)、算出した画像領域情報A’と前記光ディスク1から読み出された画像領域情報Anとを比較する(ステップS18)。
その結果、A’とAnが等しいときは、同じホスト機器を使用して画像を追記する場合(ケース2)であり、ステップS21に進む。
A’とAnが等しくないときは、過去に追記に使用したホスト機器を使用して再度追記する場合(ケース4)であり、ステップS19に進む。
以下、ケース1〜ケース4について説明する。
7−1.ケース1(光ディスクに初めて可視画像を記録する場合)
未記録メディアが挿入され、初めて可視画像を記録する場合には、ディスクに情報Bx 0は存在せず、ホスト機器40にも対応する情報Cx 0及びDx 0が存在しない。したがって、追記する可視画像を編集するための画像編集プログラムの編集画面には既存の可視画像は表示されず(ステップS25)、ユーザは新規に画像Gを張り付けて位置や大きさなどを編集したり、あるいは、既存の情報Cを利用して、光ディスク1のイメージデータを編集する(ステップS26)。
このようにして編集されたイメージデータをその光ディスクに対応する情報Cx 0として、ホスト機器40のメモリに記憶する(ステップS27)。
そして、該保存したイメージデータCx 0を光ディスク1に追記する可視画像のデータC’とする(ステップS36)。
次に、該可視画像のデータC’からその絵柄の位置、形及び大きさを表すことができる画像領域情報A0を算出する(ステップS37)。
次に、その光ディスク1に付与する識別番号Bx 0を作成する(ステップS38)。例えば、そのときの現在時刻などを種として発生させた乱数に基づいて識別番号を作成する。
そして、前記ステップS27で作成した情報Cx 0をホスト機器40のハードディスク装置などの記憶部に保存する(ステップS39)。
次に、前記情報Bx 0と情報Cx 0とを関連付けるリンク情報Dx 0を作成し、同様に、ホスト機器40に保存する(ステップS40)。
そして、前記情報Bx 0を前記光ディスクドライブ装置20へ送信する(ステップS41)。
前記光ディスクドライブ装置20はホスト機器40から受信した情報Bx 0を前記光ディスク1の前記内周側インフォメーションエリア2又は前記外周側インフォメーションエリア3に前記図4の(a)〜(c)に示したいずれかの方法で記録する(ステップS42)。
次に、前記ホスト機器40は、前記ステップS37で計算した画像領域情報A0を前記光ディスクドライブ装置20に送信し(ステップS43)、前記光ディスクドライブ装置20は、該送信された画像領域情報A0を光ディスク1の前記内周側インフォメーションエリア2又は前記外周側インフォメーションエリア3に同様に記録する(ステップS44)。
そして、前記ホスト機器40は前記光ディスク1に追記する可視画像の画像データC’を前記光ディスクドライブ装置20に送信し(ステップS34)、前記光ディスクドライブ装置20は、対応する可視画像を前記光ディスク1に記録する(ステップS35)。
7−2.ケース2(同じホスト機器を使用して可視画像を追記する場合)
この場合は、光ディスク1上の情報Anと情報Bx 0を再生することができ、ホスト機器40内にリンク情報Dx nが存在している。そして、該リンク情報Dx nにより読み出されたイメージデータCx nから計算された画像領域情報A’と光ディスク1から読み出された画像領域情報Anとが一致していることから、他のホスト機器による可視画像の追記が行われていない。
したがって、光ディスクの識別番号Bx 0に対応する情報Cx nを前記記憶部から読み出し、光ディスク1に記録する可視画像を編集するための画像編集プログラムの編集画面に該情報Cx n(可視画像が既に記録されている光ディスク1のイメージデータ)を表示する(ステップS21)。これにより、光ディスク1に記録されている既存画像を再現することができる。
ユーザーは、該画面を使用して、イメージデータCx nの上に新たに追加したい画像Gを張り付けたり、ホスト機器40内に保存されている他の情報Cと合成したりして追記する可視画像を編集する(ステップS22)。
そして、編集されたイメージデータCx n+1をホスト機器40のメモリに一時的に記録する(ステップS23)。
次に、該作成された情報Cx n+1と前記保存されていた情報Cx nとの差分C’=Cx n+1−Cx nを光ディスク1に追記する可視画像の画像データとして抽出する(ステップS28)。すなわち、新たな可視画像が追加されているイメージデータCx n+1の各ピクセルと既存のイメージデータCx nの各ピクセルとの差分をとることで、ユーザが追加したい可視画像の画像データC’を抽出する。
そして、該抽出された画像データC’から追記する可視画像の画像領域情報An+1を前記図3に示したように算出する(ステップS29)。
そして、前記ステップS23で作成されたイメージデータCx n+1をホスト機器40に保存する(ステップS30)。このとき、イメージデータCx nは、他の光ディスクに使用されている可能性が有るので、そのまま保存しておく。
次に、前記識別番号Bx 0と前記イメージデータCx n+1とを関連付けるリンク情報Dx n+1(Bx 0,Cx n+1)を作成し、リンク情報Dx nに上書きする(ステップS31)。これにより、一世代前のリンク情報Dx nは消失され、最新のリンク情報Dx n+1のみが保存される。
次に、前記ステップS29で算出した画像領域情報An+1を前記光ディスクドライブ装置20に送信する(ステップS32)。
前記光ディスクドライブ装置20は受信した画像領域情報An+1を光ディスク1の前記内周側インフォメーションエリア2又は前記外周側インフォメーションエリア3に前記図4の(a)〜(c)に示した方法を使用して記録する(ステップS33)。これにより、光ディスク1の所定の領域に今回の追記により追加された画像の画像領域情報An+1が追記される。
次に、前記ホスト機器40は前記ステップS28で抽出された追記する画像データC’を前記光ディスクドライブ装置20に送信し(ステップS34)、光ディスクドライブ装置20は該画像データに基づいて可視画像を前記光ディスク1に追記する(ステップS35)。
7−3.ケース3(初めてホスト機器を変えて可視画像を追記する場合)
この場合は、光ディスク1上の情報Anと情報Bx 0を再生することができたが、ホスト機器40に情報Bx 0に対応する情報Dx nが存在しない(ステップS14がNO)。したがって、対応する情報Cx nのイメージデータをロードすることができず、正確な既存画像を画面上に再現することができないので、まず、その旨のメッセージをホスト機器40の表示画面に表示する(ステップS15)。
そして、光ディスク1から読み出された画像領域情報Anから既存画像の位置と形と大きさとを把握し、これを新規なイメージデータCx nとして作成し、メモリに記憶する(ステップS20)。
そして、ステップS21に進み、該作成したイメージデータCx nを可視画像を編集するための画像編集プログラムの編集画面に表示する。
ユーザーは、このイメージデータCx nの上に新たに追加したい画像Gを張り付けたり、ホスト機器40内に保存されている他の情報Cと合成したりして、追加する可視画像を既存の可視画像と重ならないように挿入して編集することができる。
以下の処理は、前記ケース2の場合と同様である。
7−4.ケース4(過去に追記に使用したホスト機器を使用して再度追記する場合)
これは、光ディスク1上の情報Anと情報Bx 0を再生することができ、ホスト機器40内にリンク情報Dx nが存在しているが、該リンク情報Dx nに基づいて読み出されたイメージデータCx nから計算された画像領域情報A’と光ディスク1から読み出された画像領域情報Anとが一致していないことから、前回このホスト機器(α)により可視画像が記録された後に、他のホスト機器(β)により可視画像の追記がなされたことがわかるケースである。
この場合には、このホスト機器40に保存されているイメージデータCx nは他のホスト機器により追記された可視画像の情報を含んでおらず、正確な既存画像を画面上に再現することができるものではないので、その旨のメッセージを画面上に表示する(ステップS19)。
そして、光ディスク1から読み出された画像領域情報Anから既存画像の位置と形と大きさとを把握し、これを前記イメージデータCx nに反映させて、新たなイメージデータCx nとしてメモリーに記憶する(ステップS20)。
そして、前記ケース2及びケース3の場合と同様に、該イメージデータCx nを画像編集プログラムの編集画面に表示し(ステップS21)、ユーザは、該画面を使用して追加する可視画像の編集を行う(ステップS22)。
以下の処理は、ケース2及びケース3の場合と同様である。
8.変形例
なお、上記において、情報A、情報B、情報Cの書き込み順序は変更されても良い。
また、上述した例に限られることはなく、以下のように変更してもよい。
8−1.変形例1
上述した実施の形態においては、光ディスクに固有の識別番号Bx 0は初めて可視画像を記録したときにのみ光ディスクに記録するようにしていたが、追記を行う度に識別番号を生成して光ディスク1に記録するようにしてもよい。この場合には、可視画像を記録したときにホスト機器にその光ディスクの識別番号を保存しておくようにし、追記時に光ディスク1から記録されている識別番号を読み取り、ホスト機器内に保存している識別番号と一致していれば同じホスト機器による追記であると判断でき、一致していなければ、他のホストで追記されたと判断することができる。
これにより、ディスク上の情報Aによる画像とホスト機器に保存されているイメージデータCによる画像との比較工程(前記ステップS17、S18)が不要となる。
8−2.変形例2
上記においては、(An-exist,B0-exist)=(1,0)又は(0,1)のときはエラー終了としていたが(ケース5)、エラー終了とせずに救済措置を施してもよい。その場合は、まず、なんらかの忠告表示を最初に出す必要がある。例えば、「このディスクは一部の情報が読み出せなかったので正確に追記できない可能性があります。」と表示すればよい。
(An-exist,B0-exist)=(1,0)の場合は、上述したケース3の場合と同様な工程を進めばよい。そして、画像を追記した後に情報Bを生成してディスクに記録することにより修復すればよい。
(An-exist,B0-exist)=(0,1)の場合は、まず、情報Bがホスト機器に保存されているリンク情報D中に存在するか否かを調べ、存在する場合は、情報Cにより既存画像を再現させ、これ以降は前記ケース2と同様な方法で追記録し、最後に情報Aをディスクに記録すればよい。存在しない場合は、既存画像の情報を何も読み取ることができないからホスト上で画像を再現することはできない。よって、ホスト上においてはブランク表示する。以降は、上述したケース1(未記録ディスク)と同様な工程で進めばよい。ただし、情報Bのディスクへの記録は省略する。
8−3.変形例3
上記ケース4において、既存画像を表示する際に情報Anだけで表示するのではなく、まず、ホスト機器に保存されている情報Cx nにより画像を表示させ、不足分のみ情報Anから補って、既存画像を表示するようにしてもよい。
9.第2の種類の光ディスクを使用する場合の光ディスク記録装置の動作
図13は、前記第2の種類の光ディスクを使用する場合の光ディスク記録装置における処理の流れを示すフローチャートである。
光ディスクドライブ装置20に光ディスクがセットされると、光ディスクドライブ装置20ではセットされた光ディスクが第2の種類の光ディスクのマルチセッションディスクであるかどうかをチェックする(ステップS51)。セットされたディスクが第2の種類の光ディスクであり、ホスト機器40から画像記録を指示するコマンドが発せられると、ドライブ装置20はセットされた光ディスクのデータ記録層が未記録状態であるか否かを判定する(ステップS52)。
データ記録層が未記録状態のときは、その旨をホスト機器40に通知し、ホスト機器40はユーザーに対し、データ記録層にデータを記録した後で画像描画をすることを促す警告を表示して処理を終了する(ステップS53)。これは、再生専用機には、最初のセッションには常に音楽や画像等のデータが記録されているものとして動作するものがあり、最初のセッションに画像領域情報が記録されている場合に不都合が生じるのを防止するためである。
一方、データ記録層が未記録状態でないときは、ドライブ装置20は記録されている各セッションのプログラムエリアを再生し(ステップS54)、前記画像領域情報の認識コードが検出されるかどうかによって、画像領域情報が記録されているセッションがあるか否かを判定する(ステップS55)。
画像領域情報が記録されているセッションが存在しないときは、そのディスクに画像が描画されていないので、前述したケース1(光ディスクに初めて可視画像を記録する場合)に該当する。そこで、前記図11のステップS25〜S27の処理を実行する(ステップS56)。すなわち、画像編集プログラムの編集画面にブランク状態の光ディスク面を表示し、ユーザによる画像の追加などの編集処理が行われた結果のイメージデータCx 0を得て、ホスト機器40のメモリに記憶する。
続いて、前記図12のステップS36〜S40の処理を実行する(ステップS57)。すなわち、該イメージデータCx 0を光ディスクに追記する可視画像のデータC’として、該可視画像のデータC’からその絵柄の位置、形及び大きさを表すことができる画像領域情報A0を算出する。また、その光ディスクに固有の識別番号(ディスク固有識別コード)Bx 0(情報B)を作成し、該識別番号Bx 0と前記イメージデータCx 0とを関連付けるリンク情報Dx 0を作成する。そして、前記イメージデータCx 0とリンク情報Dx 0をホスト機器40に保存する。
そして、前記画像領域情報A0と前記識別番号Bx 0とを光ディスクドライブ装置20に送信し(ステップS58)、光ディスクドライブ装置20は受信した画像領域情報A0と識別番号Bx 0(ディスク固有識別コード)をセットされている第2の種類の光ディスクにマルチセッションで記録する(ステップS59)。
そして、ホスト機器40は前記追記する可視画像のデータC’を光ディスクドライブ装置20に送信し(ステップS68)、光ディスクドライブ装置20は該可視画像のデータC’を第2の種類の光ディスクの画像描画層に記録する(ステップS69)。
一方、光ディスクのプログラムエリアに画像領域情報が記録されているセッションが存在しているときは(ステップS55がYES)、ホスト機器40は光ディスクドライブ装置20に対し、画像領域情報が記録されているセッションのうちの最終セッションに記録されている画像領域情報(情報A)とディスク固有識別コード(情報B)の取得を要求する(ステップS60)。これにより、画像領域情報が記録されているセッションが複数ある場合に、その光ディスクに記録されている最も新しい画像領域情報を取得することができる。
この要求に応じて、光ディスクドライブ装置20は最新の画像領域情報(情報A)とディスクの識別番号(情報B)をそのディスクのプログラムエリアから読み出し(ステップS61)、ホスト機器40に送信する(ステップS62)。
ホスト機器40では、光ディスクドライブ装置20から送られてきたディスクの識別番号Bx 0(情報B)が、その機器内に保存されているリンク情報(情報D)の中に存在するか否か、すなわち、その識別番号Bx 0に対応するリンク情報Dx 0がホスト機器40内に保存されているか否かを判定する(ステップS63)。
そして、その結果に応じて、前記図11の場合と同様に、ケース2(同じホスト機器を使用して可視画像を追記する場合)、ケース3(初めてホスト機器を変えて可視画像を追記する場合)及びケース4(過去に追記に使用したホスト機器を使用して再度追記する場合)の各処理を実行する(ステップS64)。
すなわち、識別番号Bx 0がそのホスト機器40内に保存されているリンク情報Dの中に存在しないとき(ステップS63がNO)は、初めてホストを変えて画像を追記しようとしている場合(ケース3)であるため、正確な既存画像を再現することができない旨の警告表示を行った後、記録されていた画像領域情報Anから既存画像の位置と形を大きさを把握して、これを新規なイメージデータCx nとして作成し、メモリに記録するとともに、画像編集プログラムの編集画面に該イメージデータCx nを表示する。
また、識別番号Bx 0がホスト機器40内に保存されているリンク情報Dの中に存在しているとき(ステップS63がYES)は、該識別番号Bx 0とリンク情報Dx nに基づいてその光ディスクのイメージデータCx nを読み出す。そして、読み出したイメージデータCx n中の絵柄部分の画像領域情報A’を計算し、算出した画像領域情報A’と光ディスクから読み出された画像領域情報Anとを比較する。
算出した画像領域情報A’と読み出された画像領域情報Anとが一致していないときは、他のホスト機器で描画されたことがある場合(ケース4)に該当するため、正確な既存画像を再現できない旨の警告を表示する。そして、前記ケース3の場合と同様に、読み出された画像領域情報Anから既存画像の位置と形を大きさを把握して、これを新規なイメージデータCx nとして作成し、メモリに記録するとともに、画像編集プログラムの編集画面に該イメージデータCx nを表示する。
一方、算出した画像領域情報A’と読み出された画像領域情報Anが一致しているときは、同じホスト機器を使用して可視画像を追記する場合(ケース2)に該当し、画像編集プログラムの編集画面に前記リンク情報Dx nに基づいて読み出したイメージデータCx nを表示する。
このように、ケース2、ケース3及びケース4の各場合にそれぞれ応じたイメージデータCx nが編集画面上に表示され、ユーザは、該編集画面上で追加したい画像Gを貼り付けたり、ホスト機器40に保存されている他の情報Cと合成したりして追記する可視画像を編集する。そして、編集の結果作成されたイメージデータCx n+1をホスト機器40のメモリに一時的に記憶する。
次に、図12のステップS28〜S31とほぼ同様の処理を実行する(ステップS65)。すなわち、作成されたイメージデータCx n+1と前記イメージデータCx nとの差分C’=Cx n+1−Cx nを光ディスクに追記する可視画像の画像データとして抽出する。また、前記作成されたイメージデータCx n+1からその中に含まれている可視画像の占める領域の位置、形及び大きさを表し得る画像領域情報Ax n+1を算出する。なお、前記ステップS29では、差分の情報C’から画像領域情報Ax n+1を算出していたのに対し、ここでは、作成されたイメージデータCx n+1から画像領域情報Ax n+1を作成している点が相違している。そして、ホスト機器40は、前記作成されたイメージデータCx n+1を保存し、光ディスクの識別番号Bx 0とイメージデータCx n+1とを関連付けるリンク情報Dx n+1を作成してリンク情報Dx nに上書き保存する。
そして、ホスト機器40は、その光ディスクの識別番号Bx 0と算出した画像領域情報Ax n+1を光ディスクドライブ装置20に送信する(ステップS66)。これを受け取った光ディスクドライブ装置20は、該識別番号Bx 0と画像領域情報Ax n+1をセットされている光ディスクにマルチセッションで記録する(ステップS67)。
次に、ホスト機器40は、前記可視画像のデータC’を光ディスクドライブ装置20に送信し(ステップS68)、光ディスクドライブ装置20は、受け取ったデータC’を第2の種類の光ディスクの画像描画層に記録する(ステップS69)。
このようにして、可視画像を第2の種類の光ディスクの正確な位置に容易に記録することができる。
なお、上記においては、第2の種類の光ディスクを使用する場合において、可視画像が追記されるごとに、可視画像が追記された後のディスク面に記録されている可視画像に対応する画像領域情報を記録するようにしていたが、これに限られることはなく、第1の種類の光ディスクを使用する場合と同様に、追記された可視画像に対応する画像領域情報を新たなセッションに記録するようにし、画像領域情報が記録されている全てのセッションのデータを読み出して合成し、ディスプレイ上に表示するようにしてもよい。
本発明において使用する第1の種類の光ディスクの一実施の形態の構造を示す図である。 本発明において使用する第2の種類の光ディスクの層構造を示す図であり、(a)はCDRタイプのデュアルレイヤー光ディスクの層構造を示す図、(b)はDVDRタイプのデュアルレイヤー光ディスクの層構造を示す図、(c)はCDR−DVDR混合タイプのデュアルレイヤー光ディスクの層構造を示す図である。 画像領域情報を説明するための図であり、(a)は可視画像を長方形として捉える場合、(b)可視画像を扇形として捉える場合、(c)は多角形として表現する場合、(d)は複数の扇形により表現する場合を示す図である。 識別番号及び画像領域情報を第1の種類の光ディスクに記録する方法について説明するための図であり、(a)は識別番号を記録領域に直接記録する場合、(b)は記録領域のトラックを所定長ごとに分割して区分を1ビットとして記録する場合、(c)は識別番号に対応するバーコードを可視画像記録の手法によって記録領域に形成する場合を示している。 第2の種類の光ディスクにおけるプログラムエリアへの記録の様子を説明するための図である。 第2の種類の光ディスクへの画像領域情報の記録方法を説明するための図であり、(a)はデータバイトの定義を示す図であり、(b)は画像領域情報の記録の具体例を示す図である。 本発明の光ディスク記録装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 各光ディスクに固有に与えられる識別番号及びホスト機器に保存されるイメージデータについて説明するための図である。 イメージデータ(情報C)、画像データG、及び、画像領域情報Aの例を示す図である。 第1の種類の光ディスクを使用する場合の本発明の光ディスク記録装置における処理の流れを示すフローチャート(その1)である。 第1の種類の光ディスクを使用する場合の本発明の光ディスク記録装置における処理の流れを示すフローチャート(その2)である。 第1の種類の光ディスクを使用する場合の本発明の光ディスク記録装置における処理の流れを示すフローチャート(その3)である。 第2の種類の光ディスクを使用する場合の本発明の光ディスク記録装置における処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1:光ディスク、2:内周側インフォメーションエリア、3:外周側インフォメーションエリア、4:可視画像記録領域、20:光ディスクドライブ装置、21:スピンドルモータ、22:光ピックアップ、23:RFアンプ、24:サーボ回路、25:デコーダ、26:アドレス検出回路、27:HF信号検出回路、28:制御部、29:ALPC回路、30:バッファメモリ、31:エンコーダ、32:ストラテジ回路、33:レーザードライバ、40:ホスト機器

Claims (10)

  1. ホスト機器を用いて編集された可視画像を光ディスクにレーザーを使用して形成する可視画像記録方法であって、
    光ディスクに固有の識別番号をその光ディスクの所定の領域に記録する工程と、
    前記可視画像の占める領域のディスク面における位置と形と大きさを表し得る画像領域情報をその光ディスクの所定の領域に記録する工程と、
    編集する工程により編集された可視画像が形成されている光ディスクのイメージデータと、該イメージデータとその光ディスクに固有の前記識別番号とを関連付けるリンク情報とを前記ホスト機器に記憶する工程と、
    光ディスクから前記識別番号と前記画像領域情報を読み出す工程と、
    前記光ディスクから読み出された識別番号に対応する前記リンク情報がホスト機器に記憶されているときは、該読み出された識別番号と前記リンク情報とに基づいて、前記ホスト機器に記憶されているその光ディスクのイメージデータを読み出し編集画面に表示し、前記光ディスクから読み出された識別番号に対応する前記リンク情報がホスト機器に記憶されていないときは、前記イメージデータに替えて、前記光ディスクから読み出された前記画像領域情報に基づいて、光ディスクとそのディスク面に形成されている可視画像の領域を編集画面に表示する工程と、
    前記編集画面で、該編集画面に表示されている前記イメージデータと、その光ディスクに新たに追加して形成する可視画像に対応するイメージデータとを編集する工程と、
    前記編集画面における編集に対応してその光ディスクへ新たに追加して形成する可視画像をその光ディスクに形成する工程と
    を含むことを特徴とする光ディスクへの可視画像記録方法。
  2. 前記表示する工程は、さらに、
    前記ホスト機器に記憶されているその光ディスクのイメージデータから、そのイメージデータに含まれている可視画像のディスク面における位置と形と大きさを表し得る画像領域情報を算出する工程と、
    該算出した画像領域情報と前記光ディスクから読み出された画像領域情報とを比較する工程と、
    前記比較結果が一致しないときは、前記イメージデータに替えて、前記光ディスクから読み出された画像領域情報から得られた可視画像の形を該画像領域情報に対応する大きさで対応する位置に表示する工程と
    を含むことを特徴とする請求項1記載の光ディスクへの可視画像記録方法。
  3. 前記記憶する工程において、前記イメージデータと前記識別番号とを関連付けるリンク情報を前記ホスト機器に記憶した後には、それ以前に記憶されていたその光ディスクの識別番号に対応するリンク情報は消去されていることを特徴とする請求項1記載の光ディスクへの可視画像記録方法。
  4. 前記光ディスクには、可視画像を形成するための可視画像記録領域と、ディスクの最内周部又は最外周部の少なくとも一方にあらかじめ溝を彫る方法によって螺旋状に形成された複数のトラックを有する記録領域とが設けられており、
    前記可視画像記録領域には前記溝は形成されておらず、
    前記記録領域は前記識別番号及び前記画像領域情報が記録される領域である
    ことを特徴とする請求項1記載の光ディスクへの可視画像記録方法。
  5. 前記光ディスクは、可視画像記録層とデータ記録層とを有する片面2層構造の光ディスクであり、
    前記識別番号及び前記画像領域情報は前記光ディスクのデータ記録層に記録されることを特徴とする請求項1記載の光ディスクへの可視画像記録方法。
  6. 編集画面を用いて編集された可視画像を光ディスクにレーザーを使用して形成することができる光ディスク記録装置であって、
    光ディスクに固有の識別番号をその光ディスクの所定の領域に記録する手段と、
    前記可視画像の占める領域のディスク面における位置と形と大きさを表し得る画像領域情報をその光ディスクの所定の領域に記録する手段と、
    編集画面を用いて編集された可視画像が形成されている光ディスクのイメージデータと、該イメージデータとその光ディスクの前記識別番号とを関連付けるリンク情報とを記憶部に記憶する手段と、
    光ディスクから前記識別番号と前記画像領域情報を読み出す手段と、
    前記光ディスクから読み出された識別番号に対応する前記リンク情報が前記記憶部に記憶されているときは、該読み出された識別番号と前記リンク情報とに基づいて、前記記憶部からその光ディスクのイメージデータを読み出し編集画面に表示し、前記光ディスクから読み出された識別番号に対応する前記リンク情報が前記記憶部に記憶されていないときは、前記イメージデータに替えて、前記光ディスクから読み出された前記画像領域情報に基づいて、光ディスクとそのディスク面に形成されている可視画像の領域を編集画面に表示する手段と、
    前記編集画面における編集に対応してその光ディスクへ新たに追加して形成する可視画像をその光ディスクに形成する手段と
    を有することを特徴とする光ディスク記録装置。
  7. 前記表示する手段は、前記イメージデータから、そのイメージデータに含まれている可視画像のディスク面における位置と形と大きさを表し得る画像領域情報を算出し、該算出した画像領域情報と前記光ディスクから読み出された画像領域情報とが一致しないときは、前記イメージデータに替えて、前記光ディスクから読み出された画像領域情報から得られたその光ディスクに形成されている可視画像の形を該画像領域情報に対応する大きさで対応する位置に表示するものであることを特徴とする請求項記載の光ディスク記録装置。
  8. 前記記憶する手段は、前記イメージデータと前記識別番号とを関連付けるリンク情報を前記記憶部に記憶するときに、それ以前に記憶されていたその光ディスクの識別番号に対応するリンク情報を消去するものであることを特徴とする請求項記載の光ディスク記録装置。
  9. 前記光ディスクには、可視画像を形成するための可視画像記録領域と、ディスクの最内周部又は最外周部の少なくとも一方にあらかじめ溝を彫る方法によって螺旋状に形成された複数のトラックからなる記録領域とが設けられており、
    前記可視画像記録領域には前記溝は形成されておらず、
    前記記録領域は前記識別番号及び前記画像領域情報が記録される領域である
    ことを特徴とする請求項記載の光ディスク記録装置。
  10. 前記光ディスクは、可視画像記録層とデータ記録層とを有する片面2層構造の光ディスクであり、
    前記識別番号及び前記画像領域情報は前記光ディスクのデータ記録層に記録されることを特徴とする請求項記載の光ディスク記録装置。
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