JPWO2008066017A1 - X線透視装置 - Google Patents

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Abstract

テーブル表面と透視対象物の観察点までの距離を入力することなく、かつ、その距離を求めるためのキャリブレーション操作を事前に行うことなく、観察作業内での簡単な操作により、高い精度で傾動追尾や回転追尾を行うことのできるX線透視装置を提供する。テーブル2の表面と観察点Vまでの距離dと、テーブル2の表面とX線焦点1aまでの距離zの合計の距離hを用いた演算により、傾動または回動追尾を行うのに必要なテーブル2の移動量を求めて移動させる追尾機能を有するX線透視装置において、距離hの初期値として規定値もしくは任意入力値を用い、追尾後の画面上で観察点Vを指定することにより、追尾により生じた観察点Vのずれ量を用いて、上記距離hを更新することで、暫化的に傾動(回動)追尾精度を向上させる。

Description

本発明はX線透視装置に関し、更に詳しくは、透視対象物の透視像をモニタ画面に表示し、あるいは撮影する装置や、その透視像からCT画像を構築するX線CT装置にも適用することのできるX線透視装置に関する。
産業用のX線透視装置をはじめとするX線透視装置においては、X線源に対向してX線カメラ(2次元X線検出器)を配置し、これらの間に置かれた試料等の透視対象物のX線透視像を表示ないしは撮影する。
産業用X線透視装置をはじめとするX線透視装置においては、X線源に対向してイメージインテンシファイアおよびCCDカメラの組み合わせや、FPD(フラットパネルディテクタ)からなる2次元X線検出器(この明細書では、これらを総称してX線カメラと称する)を配置し、これらの間に置かれた試料等の透視対象物のX線透視像をX線カメラで撮影する。
この種のX線透視装置においては、通常、X線源とX線カメラとの間に、透視対象物上の任意の観察点(ビューポイント)がX線カメラの視野内に入るように透視対象物を位置決めするためのXYテーブルが配置される。
また、この種のX線透視装置においては、X線カメラをX線源の光軸中心に対して傾動させる傾動機構を備えたものもあり、更に、X線カメラとXYテーブルとを、XYテーブルに直交する軸の周りに相対回転させる回転機構を備えたものも実用化されている。
ところで、傾動機構を備えたX線透視装置においては、XYテーブルを駆動することにより、透視対象物の所望の観察点をX線カメラの視野内に収めた状態で、その観察点を異なる角度から透視すべく傾動機構によりX線カメラを傾動させると、観察点がX線カメラの視野から外れてしまい、それを追尾すべくXYテーブルを手動により操作する必要がある。特に、高拡大率で作業を行う場合、XYテーブルを手動操作して観察点を追尾することは極めて困難である。また、回転機構を備えたX線透視装置においても、回転により観察点が円弧を描いてX線カメラの視野から外れていくことがあり、これをXYテーブルを手動操作して追尾することは困難である。
このような問題を解決する技術として、傾動に際してその刻々の傾動角度に対応して、観察点が例えばX線カメラの視野中心を維持するのに必要なXYテーブルの移動量を演算により求め、その演算結果に従ってXYテーブルを自動的に移動させる傾動追尾手段を備えたX線透視装置が提案されている(特許文献1参照)。
特許第3613121号公報
ところで、以上の提案技術によれば、傾動機構を駆動しても透視対象物上の観察点は移動せずにX線カメラによる透視画面上の例えば中央を維持することができるのであるが、そのためには、透視対象物上の観察点とX線源(焦点)と当該観察点との距離についての情報が必要である。すなわち、図3に模式的に示すように、例えばX線カメラIの傾動角度が0の状態で、X線カメラIの視野中央に透視対象物Wの観察点Vを位置決めしているとき、X線カメラIをθだけ傾動させると、観察点Vを視野中心に維持するためには、観察点VとX線源(焦点)Sとのz方向距離をhとしたとき、XYテーブルTをx方向に、
a=h*tanθ・・(1)
だけ移動させる必要がある。
また、回転機構を駆動したときに透視対象物Wの観察点Vが円弧を描いて移動しないようにするべく、画面上で観察点Vの位置を指定したとき、その画面上での位置と画面の中心(X線源SのX線光軸L上の点)を、実際の観察点VとX線光軸Lとの距離に反映させるためには、上記した距離hが必要となる。
ここで、距離hはX線源(焦点)Sと透視対象物Wを搭載するためのテーブルTの表面との距離zと、テーブルTの表面と観察点Vとの距離dの合計となるが、このうち、距離zは既知量であるが、距離dは一般には未知である。
そこで、上記提案においては、テーブル表面と観察点との距離dが既知である場合にはその数値を入力し、未知である場合には以下に示すキャリブレーションによりX線源Sと観察点Vの距離hを算出し、その算出結果を用いて追尾動作を行う。すなわち、傾動角度0の状態で観察点をX線カメラの視野中心に位置決めしてその旨の入力を行った後、X線カメラを任意の角度だけ傾動させ、その傾動状態で観察点Vが再びX線カメラIの視野中心に位置するようにXYテーブルTを手動により移動させ、その旨を入力する。このようなオペレータの手動操作により、装置側が透視対象物Wの観察VとX線源Iとの距離hを算出し、以後、その距離hとX線カメラIの刻々の傾動角度θとを用いた演算により、XYテーブルTを自動的に駆動して観察点Vが常にX線カメラIの視野中心を維持するように追尾するように構成している。
しかしながら、以上のような距離の入力操作、あるいはキャリブレーションのための操作をオペレータに求めることは、スムーズな観察作業の妨げになるという問題がある。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、テーブルと透視対象物の観察点とのなす距離(観察点高さ)を入力することなく、かつ、上記のようなキャリブレーションのための操作を行うことなく、傾動ないしは回転時における追尾動作を正確に行うことのできるX線透視装置の提供をその課題としている。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明のX線透視装置は、X線源と、そのX線源からのX線が入射する位置に配置されたX線カメラと、これらX線源およびX線カメラの間に設けられ、その上に載せられた透視対象物を位置決めするためのXYテーブルを備えるとともに、上記X線カメラを上記XYテーブルに対して相対的に傾動させる傾動機構を備えたX線透視装置において、上記X線カメラが上記XYテーブルに対して相対的に傾動されたときに、その刻々の傾動角度と、上記X線源と透視対象物の観察点間の距離hを用いた演算により、観察点が上記X線カメラの視野内に位置した状態を維持するのに必要なXYテーブルの移動量を算出して自動的に当該XYテーブルを移動させて上記観察点を追尾する傾動追尾手段を備えるとともに、その傾動追尾手段による演算に用いる上記X線源と透視対象物間の距離hは、その初期値として規定値もしくは任意の入力値を用いるとともに、追尾後の画像上で観察点を指定することにより得られる観察点のずれ量を用いて、上記傾動追尾手段で用いる上記距離hを更新する追尾用データ更新手段を備えていることによって特徴づけられる。
ここで、請求項1に係る発明において、X線カメラを上記XYテーブルに対して相対的に傾動させる、とは、X線源からのX線の照射範囲内でX線カメラを傾動させる構成と、X線源とX線カメラの間でXYテーブルを傾動させる構成、および、XYテーブルを挟んで配置されたX線源とX線カメラの対を傾動させる構成のいずれであってもよい。
また、請求項2に係る発明のX線透視装置は、X線源と、そのX線源からのX線が入射する位置に配置されたX線カメラと、これらX線源およびX線カメラの間に設けられ、その上に載せられた透視対象物を位置決めするためのXYテーブルを備えるとともに、上記X線カメラとXYテーブルとを、当該XYテーブルに直交する軸を中心として相対回転させる回転機構を備えたX線透視装置において、 上記X線源とXYテーブルとが相対回転したとき、その刻々の回転角度と、上記X線源と透視対象物の観察点間の距離hを用いた演算により、観察点が上記X線カメラの視野内に位置した状態を維持するのに必要なXYテーブルの移動量を算出して自動的に当該XYテーブルを移動させて上記観察点を追尾する回転追尾手段を備えるとともに、その回転追尾手段による演算に用いる上記X線源と透視対象物間の距離hは、その初期値として規定値もしくは任意の入力値を用いるとともに、追尾後の画像上で観察点を指定することにより得られる観察点のずれ量を用いて、上記回転追尾手段で用いる上記距離hを更新する追尾用データ更新手段を備えていることによって特徴づけられる。
また、請求項2に係る発明において、X線カメラとXYテーブルとを、当該XYテーブルに直交する軸を中心として相対回転させる、とは、XYテーブルに対して、当該XYテーブルの透視対象物の搭載面に直交する軸(例えば鉛直軸)の回りにX線カメラ側を回転させる構成と、X線カメラ側を回転させずに、XYテーブルの全体を上記軸の回りに回転させる構成、更には、同じくX線カメラを回転させずに、XYテーブルの上に搭載した回転テーブルを回転させる構成のいずれであってもよい。
本発明は、X線源と透視対象物の観察点との距離hの精度を、観察動作中の簡単な操作により暫化的に向上させることで、課題を解決しようとするものである。
すなわち、傾動追尾動作、あるいは回転追尾動作でXYテーブルの移動量の算出にX線源と観察点との距離hが必要な場合、その距離の初期値として、規定値(実質的にデフォルト値)もしくは任意の入力値(実質的に概略値)を用いる。そして、追尾動作で得られた画像上で観察点を指定することにより、追尾前後での観察点のずれ量を検知することができ、そのずれ量を用いることで、当該追尾動作のために用いた距離hと、実際の距離に対する誤差を算出することができ、その算出結果に基づいて追尾動作に用いる距離hを更新することで、観察動作中の簡単な操作で高精度の自動追尾を行うことが可能となる。
本発明の実施の形態の構成図で、機械的構成を表す模式図とシステム構成を表すブロック図とを併記して示す図である。 本発明の実施の形態における追尾のための観察点とX線源の焦点との距離を自動的に更新するプログラムの内容を表すフローチャートである。 傾動追尾のためのテーブルの移動量の算出法の例の説明図である。 本発明の他の実施の形態の機械的構成を表す模式図である。 図4の実施の形態の傾動時における観察点高さの誤差の算出式の説明のための幾何学的模式図である。 本発明の更に他の実施の形態の機械的構成を表す模式図である。 図6の実施の形態の傾動時における観察点高さの誤差の算出式の説明のための幾何学的模式図である。 図6の実施の形態の回転時における観察天高さの誤差の算出式の説明のための幾何学的模式図である。
符号の説明
1 X線源
1a 焦点
2 XYテーブル
2a x軸モータ
2b y軸モータ
3 X線カメラ
4 傾動機構
4a θ軸モータ
5 回転機構
5a ψ軸モータ
6 Z軸移動機構
6a z軸モータ
10 コンピュータ
10a キーボード
10b マウス
11 表示器
12 制御装置
100 支持アーム
101 コラム
W 透視対象物
V 観察点
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態の構成図で、機械的構成を表す模式図とシステム構成を表すブロック図とを併記して示す図である。
X線源1は、X線の光軸Lが鉛直上方に向かうように配置され、その上方に水平面に沿ったXYテーブル2が設けられている。XYテーブル2の更に上方には、所要の距離を隔ててX線カメラ3が設けられている。透視対象物WはXYテーブル2の上に載せられた状態でその下方からX線が照射され、透視対象物Wを透過したX線がX線カメラ3に入射する。X線カメラ3は、例えばFPDであって、その刻々の出力はコンピュータ10に取り込まれる。コンピュータ10には、X線カメラ3からの出力を用いて画像を構築する画像処理プログラムがインストールされており、このプログラムにより構築された透視対象物WのX線透視像が表示器11に表示される。
X線カメラ3は、傾動機構4によってX線源1の光軸Lに対して任意の角度で傾動できるようになっている。この傾動機構4は、X線カメラ3を支持し、X線源1の焦点1aを中心とする円弧状のガイド部4aと、その円弧状のガイド部4aに支持されているX線カメラ3を当該円弧状のガイド部4aに沿って移動させるθ軸モータ4bを主体として構成されている。XYテーブル2のX軸およびY軸をそれぞれx軸およびy軸にとり、これらに直交する鉛直軸をz軸にとると、傾動機構4の駆動によりX線カメラ3はx−z平面上においてX線光軸Lに対して任意の角度θだけ傾動することになる。
傾動機構4の円弧状のガイド部4aは、それ自体がフレーム等に対してX線光軸Lと同軸上の軸の回りを回転自在に支持されており、ψ軸モータ5aの駆動により円弧状のガイド部4aはX線カメラ3を支持した状態でX線光軸Lを中心として任意の角度ψだけ回転し、これらが回転機構5を構成している。
前記したXYテーブル2は、x軸モータ2aとy軸駆動用モータ2bの駆動によってそれぞれx軸方向およびy軸方向に移動し、また、このXYテーブル2の全体がz軸移動機構6のz軸モータ6aの駆動によって鉛直方向、つまりX線源1に対して接近/離隔する方向に移動させることができる。
XYテーブル2の各軸駆動用モータ2a,2bと、Z軸移動機構6のz軸モータ6a、前記した傾動機構4のθ軸モータ4aおよび回転機構5のψ軸モータ5bは、コンピュータ10の制御下に置かれている制御装置12からの駆動信号によって動作する。
コンピュータ10には、例えば前記した(1)式に基づく演算により、X線カメラ3の傾動時に観察点Vを追尾する前記した提案等において公知の傾動追尾プログラムや、あるいはX線カメラ3の回転時に観察点Vが円弧を描かずに静止すべくX線カメラ3の視野中心に位置させるか、あるいはX線カメラ3の回転時に観察点Vの円弧状の軌跡に対応してXYテーブル2を刻々と移動させて画像上での観察点Vの移動を防止する、前記した提案等において公知の回転追尾プログラムがインストールされている。このコンピュータ10には、観察点Vの高さ(XYテーブル2の表面と観察点Vとのなす距離)dをオペレータが入力するためのキーボード10aと、後述するように画面上で観察点Vを指定するためのマウス10bが接続されている。
また、このコンピュータ10には、以下に示すように、観察作業中の簡単な操作により、傾動追尾や回転追尾において必要なX線源1の焦点1aと透視対象物W上の観察点Vとの距離hを自動的に更新するプログラムが書き込まれている。図2はそのプログラムの内容を示すフローチャートである。
このプログラムにおいては、あらかじめ透視対象物W上の観察点VとXYテーブル2の表面とのなす距離dとして、デフォルト値(例えば0)が設定されており、オペレータがその距離dを入力しない場合には、その距離dの初期値としてそのデフォルト値が用いられる。また、dが入力されればその値を用いる。そして、プログラムの開始時点と、ステージの状態変更、つまりXYテーブル2の移動(Z軸移動機構6を含む)およびX線カメラ3の傾動もしくは回転、があるごとに、ステージ情報(XYテーブル2のx,y,z軸の位置情報、X線カメラ3の傾動角度、回転角度)を記憶する。
そして、X線カメラ3の傾動もしくは回転があった場合、前記した提案と同等の追尾動作を行うのであるが、その場合にXYテーブル2の移動量の計算に用いられるX線源1と観察点Vの距離hは、上記の観察点VとXYテーブル2の表面との距離dの初期値と、その時点におけるXYテーブル2表面とX線源1の焦点1aとの距離zとの和(h=z+d)である。
この追尾後の画面上で、観察点Vをマウス10bによりダブルクリックすると、クリック位置と画面中心間の距離(トラッキング誤差)と、傾動ないしは回転前に記憶したステージ情報と、X線カメラ3の傾動量/回転量から、XYテーブル2の表面と観察点Vとの距離dの、その時点で用いている値に対する誤差を求め、その距離dを更新する。
その計算例について述べると、回転操作があった場合(傾動操作はあってもなくてもよい)、図1のように座標軸をとったとき、観察点Vの画面横方向へのシフト量を画面上でのダブルクリック位置から求め、表示倍率を考慮してX線カメラ3上でのシフト量Δxに換算する。回転角の変化量をΔψ、XYテーブル2の高さ(X線源1の焦点1aとXYテーブル2の表面とのなす距離)をz、現在の観察点高さ、つまりXYテーブル2の表面から観察点Vまでの距離をdとすると、観察点高さdの誤差δxは、
Figure 2008066017
となる。新しい観察点高さdは、
Figure 2008066017
となる。この更新後の観察点高さdと、回転前のステージ情報を用いて回転追尾動作を再実行する。これにより、観察点Vは画面の中央にくる。また、次回の傾動もしくは回転追尾に際しても更新後の距離dを用いる。
回転操作はなく傾動操作のみ行われた場合には、観察点Vの画面縦方向へのシフト量を画面上のダブルクリック位置から求め、同じく表示倍率を考慮してX線カメラ3上でのシフト量Δyに換算する。傾動角の変化量をΔθ、XYテーブル2の高さをz、現在の観察点高さをdとすると、観察点高さdの誤差δyは、
Figure 2008066017
となる。新しい観察点高さdは、従って、
Figure 2008066017
となる。この更新後の観察点高さdと、回転前のステージ情報を用いて傾動追尾動作を再実行する。また、上記と同様に、次回の傾動もしくは回転追尾に際しても更新後の距離dを用いる。
以上のように、観察点高さdを全く入力しなくても、また、距離dを求めるためのキャリブレーション操作を行わなくても、あるいはdを入力してもその値が実際の値と相違していても、追尾後の画面上で観察点Vの位置をダブルクリック等によって指定することにより、dの値は自動的により正しい値に更新され、高精度の自動追尾を行うことが可能となる。
なお、以上の実施の形態においては、回転操作をX線カメラ3を回転させるタイプのX線透視装置について述べたが、透視対象物W側を回転させる構造のもの、すなわちXYテーブル2の上もしくは下に回転テーブルを備えた構造のもの、にも本発明を等しく適用し得ることは勿論である。
また、X線カメラ3の傾動時に、X線焦点1aとX線カメラ3の距離SIDが不変であるのに対し、X線焦点1aと観察点Vとの距離SODが変化することに起因して透視倍率が変化することになるが、この倍率を一定に保つべく傾動角度に応じてXYテーブル2のz方向位置を自動的に変化させる機能は、前記した提案等において公知であるが、この倍率維持のための動作にも前記した距離dが必要であり、この距離dの更新時に透視倍率の維持のための演算も新たな距離dを用いて行うように構成できることは勿論である。
ここで、本発明は、X線源と透視対象物を載せるためのテーブル、およびX線カメラの配置や、斜め透視をするための機構については、上記した実施の形態に限定されることはなく、種々のタイプの装置に適用することができる。以下、いくつかの変形例について説明する。また、上記の説明において述べた観察点高さの更新のための計算は、図1の実施の形態の構造のX線透視装置に適用されるものであり、その構造が変われば、同様の考え方に基づいて、その構造に対応した計算式を用いればよく、その計算式についても合わせて説明する。
図4に模式図を示す例は、X線源1とX線カメラ3は対向配置された状態で移動せず、これらの間に設けられているXYテーブル2が傾動するタイプの装置である。すなわち、X線カメラ3はX線源1のX線光軸L上に中心が位置した状態で移動せず、x軸モータ2aとy軸モータ2bによりx軸方向およびy軸方向に移動するとともに、このXYテーブル2は、先の例と同様にZ軸移動機構6に支持され、z軸モータ6aの駆動によりz軸方向に移動する。そして、この例においては、XYテーブル2が、Z軸移動機構6に支持されたθ軸モータ40aを駆動源とする傾動機構40によって傾動し、透視対象物Wの観察点Vを斜め透視することができるようになっている。
この図4の例において、XYテーブル2を傾動させたときの観察点高さの誤差量δの計算方法について、図5の幾何学的模式図(正面図)を参照しつつ以下に説明する。
XYテーブル2の傾動角度の変化量を図示のようにΔθとし、その時点で用いている観察点VとX線焦点1aとのなす距離をSOD(前記した例におけるhに相当)、X線焦点1aとX線カメラ3の検出面までの距離をSID、XYテーブル2の表面から観察点Vまでの真の距離をd(真の観察点高さ)とおき、Δθの傾動前後における観察点VのX線カメラ3の検出面上でのシフト量がΔyであったとすれば、観察点高さdの誤差δは、下記の(6)式によって求めることができる。
Figure 2008066017
次に、図6に外観図を示す例について説明する。この例は、X線源1とX線カメラ3を互いに対向させた状態で共通の支持アーム100に支持するとともに、その支持アーム100をコラム101に対して水平軸を中心として傾動させることにより、X線源1とX線カメラ3の対を透視対象物に対して傾動させ、これによって斜め透視を実現するタイプの装置である。
この例においては、支持アーム100がコラム101に対してz軸方向に移動するとともに、x,y軸方向に移動するXYテーブル2の上に回転テーブル20が配置されており、この回転テーブル20の上に透視対象物が配置される。
この図6の例において、支持アーム100を傾動させたときの観察点高さの誤差量δの計算方法について、図7の幾何学的模式図(平面図)を参照しつつ以下に説明する。
支持アーム100の傾動中心をOとし、傾動角度θを図示のようにとり、その傾動角度の変化量をΔθとする。また、傾動角度を変化させる前の時点で設定されている観察点Vの位置をP、真の観察点Vの位置をQで表し、観察点VのX線カメラ3への投影位置をY(PQ)と表す。観察点高さの誤差δは図示のように示される。傾動角度を変化させた後、設定された観察点Vの位置はP′となり、真の観察点Vの位置はQ′で表される。この傾動角度を変化させた後の観察点Vの投影位置はY(Q)となり、傾動角度変化前の投影位置Y(PQ)に対してΔyだけその位置がシフトすることになる。上記と同様に、その時点で用いている観察点Vの設定位置PとX線焦点21aとの距離をSOD、X線焦点1aとX線カメラ3の検出面までの距離をSIDとすると、観察点高さの誤差δは、下記の(7)式によって求めることができる。
Figure 2008066017
次に、図6に示した装置において、回転テーブル20を回転させたときの観察点高さの誤差δの算出方法について、図8の幾何学的模式図(平面図)を参照しつつ説明する。
図8において、回転テーブル20を回転させる前の時点において、観察点Vの設定位置をP、観察点Vの真の位置をQとし、回転テーブル20をΔψだけ回転させた後の観察点Vの真の位置をQ′で表す。また、設定された観察点Vの位置とX線焦点1aとの距離をSOD、X線焦点1aとX線カメラ3の検出面との距離をSIDとする。回転テーブル20をΔψだけ回転させたとき、観察点VのX線カメラ3の検出面上へのシフト量をΔxとすると、観察点の誤差δは下記の(8)式で求めることができる。
Figure 2008066017
本発明のX線透視装置を用いることにより、例えば各種工業製品の内部に存在する欠陥の有無等の検査において、透視対象物の透視像の上で注目すべき観察点を、複数の方向から透視する場合、傾動追尾もしくは回転追尾のために必要なX線源と透視対象物の観察点との距離について、従来の追尾機能を有するX線透視装置のように正確に入力したり、あるいは先立ってキャリブレーションを行うなどの追尾機能を有効化するための特別な操作を行うことなく、上記の距離が観察中の簡単な操作により暫化的に高精度化されていくことになるため、観察作業をスムーズに行うことが可能となり、観察作業の効率化を達成することができる。

Claims (2)

  1. X線源と、そのX線源からのX線が入射する位置に配置されたX線カメラと、これらX線源およびX線カメラの間に設けられ、その上に載せられた透視対象物を位置決めするためのXYテーブルを備えるとともに、上記X線カメラを上記XYテーブルに対して相対的に傾動させる傾動機構を備えたX線透視装置において、
    上記X線カメラが上記XYテーブルに対して相対的に傾動されたときに、その刻々の傾動角度と、上記X線源と透視対象物の観察点間の距離hを用いた演算により、観察点が上記X線カメラの視野内に位置した状態を維持するのに必要なXYテーブルの移動量を算出して自動的に当該XYテーブルを移動させて上記観察点を追尾する傾動追尾手段を備えるとともに、その傾動追尾手段による演算に用いる上記X線源と透視対象物間の距離hは、その初期値として規定値もしくは任意の入力値を用いるとともに、追尾後の画像上で観察点を指定することにより得られる観察点のずれ量を用いて、上記傾動追尾手段で用いる上記距離hを更新する追尾用データ更新手段を備えていることを特徴とするX線透視装置。
  2. X線源と、そのX線源からのX線が入射する位置に配置されたX線カメラと、これらX線源およびX線カメラの間に設けられ、その上に載せられた透視対象物を位置決めするためのXYテーブルを備えるとともに、上記X線カメラとXYテーブルとを、当該XYテーブルに直交する軸を中心として相対回転させる回転機構を備えたX線透視装置において、
    上記X線源とXYテーブルとが相対回転したとき、その刻々の回転角度と、上記X線源と透視対象物の観察点間の距離hを用いた演算により、観察点が上記X線カメラの視野内に位置した状態を維持するのに必要なXYテーブルの移動量を算出して自動的に当該XYテーブルを移動させて上記観察点を追尾する回転追尾手段を備えるとともに、その回転追尾手段による演算に用いる上記X線源と透視対象物間の距離hは、その初期値として規定値もしくは任意の入力値を用いるとともに、追尾後の画像上で観察点を指定することにより得られる観察点のずれ量を用いて、上記回転追尾手段で用いる上記距離hを更新する追尾用データ更新手段を備えていることを特徴とするX線透視装置。
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