JP4665696B2 - X線検査装置 - Google Patents
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Description
これらのX線検査装置は、X線源とX線検出器との間に、被測定物を載置するステージを配置し、ステージ上に載置された被測定物について透視X線像を撮影する。
1つの被測定物において複数の測定を行う場合は、各測定点について同様の操作を繰り返すことになる。検査作業においては、複数の測定点について測定する場合に、先に測定した測定点を後から再び測定したい場合がある。その場合に、再び同じ測定点について、再度、位置の調整を行って測定する必要があった。
また、本発明は、同形状の複数の被測定物について、ひとつひとつステージに載置して複数の測定位置の測定を行う場合に、簡単な操作で各測定位置の測定を行うことができるX線検査装置を提供することを目的とする。
この駆動部には、少なくとも並進駆動、回転駆動、傾動駆動のいずれかの駆動機構が含まれる。
光学カメラはX線検出器に隣接するように配置するのが望ましいが、X線測定光学系に対する位置が関係付けられて、撮影した外観画像における透視X線像の位置関係が算出できるようにしてあればよい。
ポインティングデバイスとしてはマウスが好ましいが、トラックボール、トラックパッドなどでもよく、要するにモニタ画面上にポインタを表示して画面上での位置指定を行うことができる入力機器であればよい。
操作ボタン登録制御部による測定位置が登録される操作ボタンは、ソフトウェアによりモニタ画面上に表示される画像ボタンを用いるのが好ましいが、これに代えて、キーボードの特定キーを操作ボタンとして用いてもよい。例えば、機能キーを備えたキーボードを用いている場合は、機能キーを操作ボタンとしてもよい。
そして、モニタ画面上(またはキーボード等の入力装置上に)測定位置を登録することができる操作ボタンが設けてあり、モニタ画面の外観画像上でポインタにより、登録しようとする測定位置を指定することでその操作ボタンに測定位置の情報が登録される。その後は、操作ボタンをオン(モニタ画面上にあるときはクリック、入力装置上にあるときは押圧操作)にするだけで、登録された測定位置が呼び出され、その測定位置に移動するための駆動部制御信号が発生される。
これにより、操作ボタンに登録した測定位置については、非常に簡単な操作で、再びX線測定光学系の測定視野内に移動させることができる。
上記発明において、操作ボタン登録制御部は、測定位置とともにその測定位置でのX線撮像条件について操作ボタンに登録するようにしてもよい。
ここで、X線撮像条件とは、X線検査の際に設定する測定位置以外のパラメータであり、例えばX線管電圧、X線管電流、コントラストなどを条件として含めることができる。
これによれば、測定位置だけでなく、X線撮像条件についても個々の測定位置について登録した状態に再設定することができるので、1つの被測定物について複数の場所を異なる条件で測定する場合に位置合わせだけでなく測定条件についても設定が容易となる。
光学カメラ18とX線測定光学系13とは位置関係が固定されているため、光学カメラ18による外観画像(可視光像)とX線検出器12による透視X線像とは対応関係を有している。
また、メモリ25には、操作ボタン登録データ蓄積領域41と外観画像データ蓄積領域42と透視X線像範囲記憶領域43が形成されている。
X線画像作成部31は、X線検出器12から送られてきた透視X線像の映像信号を、次々とデジタル画像に変換し、コマ画像データを作成する制御を行う。
X線画像表示制御部32は、作成されたコマ画像データを表示装置24に送って表示することにより、透視X線画像24aを動画表示する。この透視X線画像24aは、主として被測定物の局所的な透視X線像であり、被測定物の検査に用いる画像である。
操作ボタン表示制御部35は、表示装置24のモニタ画面のうち、透視X線画像24a、外観画像24b以外の場所に操作ボタン24cを表示する制御を行う。操作ボタンとして、図2に示すように、それぞれに識別符号としての番号が付された10個の選択ボタン「1」〜「10」と、「設定」のボタンと、「削除」ボタンとが表示される。
操作ボタン登録制御部36は、各操作ボタン24cに任意の測定位置とともに、必要な場合は撮像条件を含めた登録を行うための制御を行う。ここで登録する撮像条件は、X線管電圧、管電流、コントラストなどであり、測定位置情報とともに蓄積する。登録データは操作ボタン登録データ蓄積領域41において、操作ボタンの識別符号、位置座標、撮像条件が関連付けられて蓄積される。図3は、登録データを説明する図であり、各ボタン「1」〜「10」に、座標(x,y,z)、管電圧、管電流、コントラストが登録できるようにしてある。なお、座標情報は必須の登録事項であるが、他は登録してもしなくてもよい。登録しないときは、撮像条件は現状を維持することになる。
そして、操作ボタン登録制御部36は、登録後に操作ボタンを指定する入力操作(クリック、押圧操作)を行うことにより、その操作ボタンに登録された測定位置を外観画像上で指定する入力操作を代行する。
他の入力方法は、予め操作ボタンに測定位置が登録してあるときに、マウス23で操作ボタンをクリックすることにより、その操作ボタンに登録してある測定位置情報を読み出され、駆動信号が発生する。
被測定物SのX線測定を行う前に、予め、透視X線像24aと外観画像24bとステージ15の座標との関係を求める。
ステージ15を基準位置(原点)に移動した状態で、X線が透過する範囲の座標を求めておき、対応関係をメモリ25の透視X線像範囲記憶領域43に記憶させておく。ステージ15が基準位置(原点)にある状態で、被測定物Sを載置し、被測定物S全体の外観画像(可視光像)を撮影し、ステージ15と外観画像との対応関係を外観画像データ記憶領域42に記憶させておく。これにより、外観画像上の位置を指定すると、外観画像データ記憶領域42、透視X線像範囲記憶領域43を参照することにより、対応するステージ15の座標が求まるようになり、その指定位置までの透視X線像範囲との距離や方向も求まることになる。
以後、外観画像データ記憶領域42、透視X線像範囲記憶領域43に記憶させた対応関係に基づいて、ステージ15の位置を移動するごとに、その時点での透視X線像の範囲を算出し、表示装置24のモニタ画面にカーソルCで透視X線像の範囲位置を表示するようにしてある。
これにより、操作ボタン登録データ蓄積領域41から、該当する登録データ4101を参照して座標を読み出し、撮像条件が登録されている場合は撮像条件についても読み出す。
そして、該当する座標が測定視野にくるように駆動機構16に駆動信号を送り、また、撮像条件が設定されている場合はその撮像条件になるように撮像条件信号を送り、各機器も先の測定時の状態に設定する。
また、回転移動や傾動移動が行われる場合も同様に、操作ボタンに測定位置情報として座標情報とともに回転角、傾動角の情報を含めて登録すればよい。
11: X線発生装置(X線源)
12: X線検出器
13: X線測定光学系
15: ステージ
16: 駆動機構
18: 光学カメラ
20: 制御系
21: CPU
23: マウス
24: 表示装置
24a: 透視X線像表示エリア
24b: 外観画像表示エリア
25: メモリ
31: X線画像作成部
32: X線画像表示制御部
33: 外観画像作成部
34: 外観画像表示制御部
35: 操作ボタン表示制御部
36: 操作ボタン登録制御部
37: 駆動信号発生部
38: 撮像条件信号発生部
4101〜4110: 登録データ
42: 外観画像データ蓄積領域
43: 透視X線像範囲記憶領域
C: カーソル
P: ポインタ
Claims (2)
- 被測定物に向けて透視用X線を照射するX線源と被測定物の透視X線像を撮影するX線検出器とからなるX線測定光学系と、X線源とX線検出器との間において被測定物を載置するステージと、X線測定光学系に対する位置が関係付けられるとともに被測定物全体の外観画像を撮影する光学カメラと、ステージ上の被測定物とX線測定光学系との位置関係を調整する駆動部と、モニタ画面と、モニタ画面に透視X線像の画像表示を行うX線画像表示制御部と、モニタ画面に光学カメラで撮影された外観画像を表示する外観画像表示制御部と、
モニタ画面に表示したポインタを用いて入力を行うポインティングデバイスとを備え、
外観画像上でポインタによる測定位置を指定する入力操作に基づいて指定した測定位置をX線測定光学系の測定視野に移動させるための駆動部制御信号を発生するX線検査装置であって、
外観画像上でポインタにより指定した少なくとも1つの測定位置を予め操作ボタンに登録するとともに、登録後に操作ボタンを指定する入力によりその操作ボタンに登録された測定位置を外観画像上で指定する入力操作を代行する制御を行う操作ボタン登録制御部を備え、
操作ボタン登録制御部は、異なる識別符号が与えられた複数の操作ボタンにそれぞれ異なる測定位置を割り付けて登録するとともに、外観画像の登録された各測定位置に識別符号を表示することを特徴とするX線検査装置。 - 操作ボタン登録制御部は、測定位置とともにその測定位置でのX線撮像条件について操作ボタンに登録することを特徴とする請求項1に記載のX線検査装置。
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