JPWO2008047698A1 - ブラシレスモータ及びブラシレスモータの制御方法 - Google Patents

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Abstract

複数相の電機子巻線を備えたステータと、永久磁石を備えステータの内側又は外側に回転自在に配置されたロータとを有するブラシレスモータにて、電機子巻線の異なる2相間の相間誘起電圧波形を、1次基本波に5次成分及び7次成分を重畳させて台形波とする。1次基本波の電圧ピーク値α1に対する5次成分及び7次成分の電圧ピーク値α5,α7の合計の含有率X(=(α5+α7)/α1)は好ましくは0.01≦X≦0.1の範囲、より好ましくは0.02≦X≦0.09の範囲に設定する。

Description

本発明は、ブラシレスモータ及びブラシレスモータの制御方法に関し、特に、電動パワーステアリング装置用のブラシレスモータに適用して有効な技術に関する。
自動車等の操舵力補助のため、近年多くの車両にいわゆるパワーステアリング装置が装備されている。このようなパワーステアリング装置としては、近年、エンジン負荷軽減や重量低減等の観点から、電気式の動力操舵装置(いわゆる電動パワーステアリング装置、以下、適宜EPSと略記する)を搭載した車両が増大している。このようなEPSの動力源としては、従来よりブラシ付きのモータが多く使用されているが、近年では、メンテナンス性に優れ、小型で高トルクが得られることから、ブラシレスモータの使用が増大している。
このようなEPS用モータでは、運転者の操作感向上のため、作動音の低減が大きな課題となっている。一般的には、トルク変動(トルクリップル)と作動音の間には密接な関係があり、EPS用モータ、特に、ブラシレスモータでは、通電方法の工夫によるトルクリップルの低減が種々検討されている。例えば、滑らかに通電できる正弦波駆動を矩形波駆動に代えて行うことなどは、作動音の対策として良く知られている。ところが、正弦波駆動の場合、トルクリップルを低減するためには、モータ側の誘起電圧波形を正弦波形状にしなくてはならない。このため、正弦波駆動モータでは、スキューやマグネットの偏心によって、誘起電圧波形を正弦波波形にすべく対応している。
ところが、ロータにスキューを施すと、誘起電圧の1次成分も減少してしまう。このため、従来の正弦波駆動モータでは、モータの出力を多少犠牲にせざるを得ないのが実情である。そこで、このようなモータ出力の低減を改善すべく、誘起電圧に高調波を含ませ、高調波成分を打ち消す電流を流すことにより、スキュー角の角度を小さくし、出力ロスの低減を図る手法も開発されている。また、例えば、特許文献1には、各相の誘起電圧を奇数次高調波が重畳した台形波に調整することにより、トルクリップルを抑えつつ、トルクの向上を図る手法も提案されている。そこでは、誘起電圧調整手段により、基本波である正弦波形状の誘起電圧に3次高調波を重畳し、各相の誘起電圧を、略台形状の、急峻な変化のない平坦で拡がった波形形状に調整している。これにより、ロータ回転角度に対する各相誘起電圧の特性曲線と横軸(回転角度)とで囲まれる部分の形状が、基本波のみの特性曲線の場合より平坦で拡がった形状となり、その分、モータ発生トルクが増加する、とされている。
特開2006-174692号公報 特開2004-274963号公報
しかしながら、前述のように、誘起電圧に高調波を重畳し、各相の誘起電圧を台形波形状とした場合、各相の相電流は正弦波形となるため、ピーク電流値を抑えることが難しい。このため、ブラシレスモータに流すことができる電流値が制限され、その分、モータ出力が抑えられてしまうという問題があった。
本発明の目的は、ピーク電流値を抑えつつ、各相の誘起電圧を台形波形状とする駆動方式よりも高トルク、高回転を実現し得るブラシレスモータ及びブラシレスモータの制御方法を提供することにある。
本発明のブラシレスモータは、複数相の電機子巻線を備えたステータと、永久磁石を備え前記ステータの内側又は外側に回転自在に配置されたロータとを有してなるブラシレスモータであって、前記電機子巻線の異なる2相間の相間誘起電圧波形が略台形であることを特徴とする。
本発明のブラシレスモータにあっては、相間誘起電圧波形を略台形とすることにより、相電流もまた台形波形となり、同じ相電流ピーク値を持つ正弦波相電流に比して、モータトルクに寄与する1次成分の電流ピーク値が大きくなる。このため、各相の誘起電圧を台形波形とし、相電流が正弦波となるモータに比して、モータトルクが増大し、出力向上が図られる。
前記ブラシレスモータにおいて、前記相間誘起電圧波形を、1次基本波に、3の倍数の高次成分を除く、奇数次の高次成分を重畳させて形成しても良い。また、前記相間誘起電圧波形を、1次基本波に、5次成分及び7次成分を重畳させて形成しても良い。その場合、1次基本波の電圧ピーク値αに対する5次成分及び7次成分の電圧ピーク値αの合計の含有率X(=(α+α)/α)を好ましくは0.01≦X≦0.1の範囲に設定したり、さらに好ましくは、0.02≦X≦0.09の範囲に設定したりしても良い。このような範囲に含有率Xを設定することにより、相電流ピーク値を抑えつつ、1次成分電流ピーク値を高くすることができる。また、正弦波相電流の場合とピーク電流を同等に抑えつつ、モータ回転数を増大させることが可能となる。
一方、本発明のブラシレスモータの制御方法は、複数相の電機子巻線を備えたステータと、永久磁石を備え前記ステータの内側又は外側に回転自在に配置されたロータとを有してなるブラシレスモータの制御方法であって、前記電機子巻線における異なる2相間の相間誘起電圧の波形を略台形としたことを特徴とする。
本発明のブラシレスモータの制御方法にあっては、相間誘起電圧の波形を略台形とすることにより、相電流もまた台形波形となり、同じ相電流ピーク値を持つ正弦波相電流に比して、モータトルクに寄与する1次成分の電流ピーク値が大きくなる。このため、各相の誘起電圧を台形波形とし、相電流が正弦波となるモータに比して、モータトルクが増大し、出力向上が図られる。
前記ブラシレスモータの制御方法において、前記相間誘起電圧の1次基本波に対し、3の倍数の高次成分を除く、奇数次の高次成分を重畳させても良く、この場合、前記相間誘起電圧の1次基本波に対し、5次成分及び7次成分を重畳させても良い。また、1次基本波の電圧ピーク値αに対する5次成分及び7次成分の電圧ピーク値αの合計の含有率X(=(α+α)/α)を好ましくは0.01≦X≦0.1の範囲に設定したり、さらに好ましくは、0.02≦X≦0.09の範囲に設定したりしても良い。
本発明のブラシレスモータによれば、複数相の電機子巻線を備えたステータと、永久磁石を備えステータの内側又は外側に回転自在に配置されたロータとを有してなるブラシレスモータにて、電機子巻線の異なる2相間の相間誘起電圧波形を略台形としたので、電機子巻線の相電流を台形波形とすることができる。このため、同じ相電流ピーク値を持つ正弦波相電流に比して、モータトルクに寄与する1次成分の電流ピーク値が大きくすることができ、モータトルクをより増大させ、モータ出力の向上を図ることが可能となる。
本発明のブラシレスモータ制御方法によれば、数相の電機子巻線を備えたステータと、永久磁石を備えステータの内側又は外側に回転自在に配置されたロータとを有してなるブラシレスモータの制御方法であって、電機子巻線における異なる2相間の相間誘起電圧の波形を略台形としたので、電機子巻線の相電流を台形波形とすることができる。このため、同じ相電流ピーク値を持つ正弦波相電流に比して、モータトルクに寄与する1次成分の電流ピーク値が大きくすることができ、モータトルクをより増大させ、モータ出力の向上を図ることが可能となる。
本発明によるブラシレスモータを用いた電動パワーステアリング装置の構成を示す断面図である。 図1の電動パワーステアリング装置にて使用されているブラシレスモータの構成を示す断面図である。 図2のブラシレスモータのステータコアの構成を示す説明図である。 図2のブラシレスモータの結線状態を示す説明図である。 本発明によるブラシレスモータの相間誘起電圧の成り立ち(図5(a))と、(a)の場合の相電流を示す説明図(図5(b))である。 正弦波相電流と台形波相電流(5次・7次成分重畳)の波形を示した説明図である。 正弦波相電流と台形波相電流(5次・7次成分重畳)におけるモータトルク、相電流のピーク値、1次成分電流のピーク値を示す表である。 補助溝の有無による5次・7次高調波成分の含有率を示すグラフである。 6P9Sのモータにおけるスキュー角と、5次・7次の合成スキュー係数との関係を示すグラフである。 相電流ピーク値を100Aとした場合における、1次基本波の電圧ピーク値αに対する5次・7次高調波の電圧ピーク値αの合計の含有率X(=(α+α)/α)と、1次成分電流ピーク値との関係を示すグラフである。 相電流ピーク値を同一にした場合のXとトルクとの関係を示すグラフである。 同一トルクに対する誘起電圧波形の波高値を示すグラフである。 印加電圧を同一にした場合のXとモータ回転数との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 電動パワーステアリング装置
2 ステアリングシャフト
3 モータ
4 ステアリングホイール
5 ステアリングギヤボックス
6 タイロッド
7 車輪
8 アシストモータ部
9 減速機構部
11 トルクセンサ
12 制御装置
20 補助溝
21 ステータ
22 ロータ
23 ハウジング
24 ステータコア
25 巻線
26 継鉄部
27 ティース
28 スロット
29 給電配線
30 ブラケット
31 回転軸
32 ロータコア
33 マグネット
34 マグネットホルダ
35 ベアリング
36 ベアリング
37 スプライン部
41 レゾルバ
42 レゾルバステータ
43 レゾルバロータ
44 コイル
A 1次基本波
B 5次高調波
C 7次高調波
D 重畳波
Eu 単相誘起電圧(U相)
Euv 相間誘起電圧(U−V相)
Ev 誘起電圧
Ke 誘起電圧定数
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明によるブラシレスモータを用いた電動パワーステアリング装置の構成を示す断面図である。図1の電動パワーステアリング装置(EPS)1は、ステアリングシャフト2に対し動作補助力を付与するコラムアシスト式の構成となっており、本発明による制御方法が適用されるモータ3が動力源として使用されている。
ステアリングシャフト2には、ステアリングホイール4が取り付けられている。ステアリングホイール4の操舵力は、ステアリングギヤボックス5内に配された図示しないピニオンとラック軸を介して、タイロッド6に伝達される。タイロッド6の両端には車輪7が接続されている。ステアリングホイール4の操作に伴ってタイロッド6が作動し、図示しないナックルアーム等を介して、車輪7が左右に転舵する。
EPS1では、ステアリングシャフト2に、操舵力補助機構であるアシストモータ部8が設けられている。アシストモータ部8には、モータ3と共に、減速機構部9とトルクセンサ11が設けられている。減速機構部9には、図示しないウォームとウォームホイールが配されている。モータ3の回転は、この減速機構部9によって、ステアリングシャフト2に減速されて伝達される。モータ3とトルクセンサ11は、制御装置(ECU)12に接続されている。
ステアリングホイール4が操作され、ステアリングシャフト2回転すると、トルクセンサ11が作動する。ECU12は、トルクセンサ11の検出トルクに基づいて、モータ3に対し適宜電力を供給する。モータ3が作動すると、その回転が減速機構部9を介してステアリングシャフト2に伝達され、操舵補助力が付与される。ステアリングシャフト2は、この操舵補助力と手動操舵力によって回転し、ステアリングギヤボックス5内のラック・アンド・ピニオン結合により、この回転運動がラック軸の直線運動に変換され、車輪7の転舵動作が行われる。
図2は、モータ3の構成を示す断面図である。図2に示すように、モータ3は、外側にステータ21、内側にロータ22を配したインナーロータ型のブラシレスモータとなっている。ステータ21は、ハウジング23と、ハウジング23の内周側に固定されたステータコア24、及び、ステータコア24に巻装された巻線25とを備えた構成となっている。ハウジング23は、鉄等にて有底筒状に形成されている。ハウジング23の開口部には合成樹脂製のブラケット30が取り付けられている。ステータコア24は鋼板を多数積層した構成となっている。ステータコア24の内周側には、複数個のティースが突設されている。
図3は、ステータコア24の構成を示す説明図である。ステータコア24は、リング状の継鉄部26と、継鉄部26から内側方向へ突出形成されたティース27とから形成されている。ティース27は、9個設けられている。各ティース27の間にはスロット28(9個)が形成され、モータ3は9スロット構成となっている。各ティース27の先端部には、補助溝20が形成されている。各ティース27には、巻線25が集中巻にて巻装されている。巻線25は、各スロット28内に収容されている。巻線25は、給電配線29を介してバッテリ(図示せず)と接続されている。巻線25に対しては、高調波成分を含んだ台形波形状の相電流(U,V,W)が供給される。
ロータ22はステータ21の内側に配置されており、回転軸31と、ロータコア32、マグネット33を同軸状に配した構成となっている。回転軸31の外周には、鋼板を多数積層した円筒形状のロータコア32が取り付けられている。ロータコア32の外周には、セグメントタイプのマグネット33が配置されている。マグネット33は、回転軸31に固定されたマグネットホルダ34に取り付けられており、周方向に沿って6個配置されている。すなわち、当該モータ3は、6極9スロット構成となっている。
回転軸31の一端部は、ハウジング23の底部に圧入されたベアリング35に回転自在に支持されている。回転軸31の他端部は、ブラケット30に取り付けられたベアリング36によって、回転自在に支持されている。回転軸31の端部(図2において左端部)には、スプライン部37が形成されている。回転軸31は、スプライン部37に取り付けられた図示しないジョイント部材によって、減速機構部9のウォーム軸に接続される。ウォーム軸には、ウォームが形成されている。ウォームは、減速機構部9にて、ステアリングシャフト2に固定されたウォームホイールと噛合している。
ブラケット30内には、ベアリング36と、ロータ22の回転を検知するレゾルバ41が収容されている。レゾルバ41は、ブラケット30側に固定されたレゾルバステータ42と、ロータ22側に固定されたレゾルバロータ43とから構成されている。レゾルバステータ42にはコイル44が巻装されており、励磁コイルと検出コイルが設けられている。レゾルバステータ42の内側には、マグネットホルダ34の左端部に固定されたレゾルバロータ43が配置される。レゾルバロータ43は、金属板を積層した構成となっており、三方向に凸部が形成されている。
回転軸31が回転すると、レゾルバロータ43もまたレゾルバステータ42内にて回転する。レゾルバステータ42の励磁コイルには高周波信号が付与されており、凸部の近接離反により検出コイルから出力される信号の位相が変化する。この検出信号と基準信号とを比較することにより、ロータ22の回転位置が検出される。そして、ロータ22の回転位置に基づき、巻線25への電流が適宜切り替えられ、ロータ22が回転駆動される。
このようなEPS1では、ステアリングホイール4が操作されてステアリングシャフト2が回転すると、この回転に応じた方向にラック軸が移動して転舵操作がなされる。この操作により、トルクセンサ11が作動し、その検出トルクに応じて、図示しないバッテリから給電配線29を介して巻線25に電力が供給される。巻線25に電力が供給されるとモータ3が作動し、回転軸31とウォーム軸が回転する。ウォーム軸の回転は、ウォームホイールを介してステアリングシャフト2に伝達され、操舵力が補助される。
ここで、EPS1の作動に際しては、トルク変動を抑えつつ、モータ出力をより向上させるべく、モータ3では、相間の誘起電圧波形が台形波となるように調整されている。図4は、モータ3の結線状態を示す説明図、図5は、本発明によるモータ3の相間誘起電圧の成り立ち(図5(a))と、(a)の場合の相電流を示す説明図(図5(b))である。図4に示すように、モータ3は3相のスター結線となっており、相間誘起電圧は、巻線25における異なる2相間の電位差を示している。例えば、相間誘起電圧Euvの場合には、U相巻線の単相誘起電圧Euと、V相巻線の単相誘起電圧Evとの差Eu−Evが相間誘起電圧Euvとなる。なお、特許文献1にて台形波に調整されているのは、各相の単相誘起電圧(例えば、ここで言うEu)である。
当該モータ3では、このような相間誘起電圧が、1次基本波に5次と7次の高調波を重畳した台形波形となっている。図5に示すように、正弦波形の1次基本波Aに、5次高調波Bと、7次高調波Cを重畳すると、図中Dにて示すような略台形の重畳波となる。このように相間誘起電圧を台形波に調整すると、図5(b)に示すように、相電流もまた台形波形となる。図6は、正弦波相電流と台形波相電流(5次・7次成分重畳)の波形を示した説明図、図7は、両電流におけるモータトルク、相電流のピーク値、1次成分電流のピーク値を示す表である。発明者らの実験によれば、台形波相電流では、図7の表に示すように、相電流ピーク値が同じ100Aの場合でも、トルクが0.2Nm大きくなっている(正弦波相電流より4%UPする)。
ここで、相電流のうちトルクに寄与するのは、正弦波形の1次成分であり、正弦波相電流では、相電流ピーク値と1次成分電流ピーク値は共に100Aとなる。これに対し、台形波相電流は、正弦波形の1次成分に5次・7次成分を重畳した形となっており、そこでは、ピーク値が103.6Aの1次成分を用いて、相電流ピーク値を100Aに抑えられる。すなわち、5次・7次成分を重畳した台形波(図6のP)では、電流波形が富士山形(略円錐台形を有するコニーデ(成層)火山の断面状)となり相電流全体のピーク値が下がる。しかし、5次・7次成分を重畳した台形波の中には、より高いピーク値を持つ1次成分(図6のQ)が隠れており、それがトルク発生に寄与する。このため、同じ相電流ピーク値(ここでは100A)を持つ正弦波相電流(図6のR)に比して、1次成分電流ピーク値を大きくすることができ(100A→103.6A)、モータトルクを増大させ、出力を向上させることが可能となる。
なお、誘起電圧の高調波成分は、極とスロットの組み合わせにより、含まれる成分が基本的に決定される。例えば、集中巻きの場合、巻線係数の1つである短節巻係数Kp(次式)によって含まれる次数成分は容易に算出できる。
Kp=|cos(n・(1−P)・π/2)| (n:次数,P:巻線ピッチ/極ピッチ)
モータ3では、相間誘起電圧を台形波に調整するため、集中巻きにて巻線25を構成すると共にスター結線を採用する。そして、その上で、ロータ22の磁極数Pとステータ21のスロット数Sを2P3Sの整数倍(6P9S)としている。
本発明では、5次高調波と7次高調波を容易に取り込みやすくするため、6P9Sでティース27の先端に補助溝20を設けている。補助溝20を設けることにより、5次・7次高調波を多く相間誘起電圧に含有させることができる。また、補助溝形成の場合には、巻線ピッチを変える必要がないため、巻線作業が容易である。図8は、補助溝の有無による5次・7次高調波成分の含有率を示すグラフである。図8に示すように、補助溝を設けた場合の方が、約50%程度5次・7次高調波成分の含有率が向上し、効率良く5次・7次の高調波成分を得ることが可能となる。
また、5次・7次高調波成分を小さくすることはスキュー角に依存しており、巻線係数の1つであるスキュー係数から求められる。この場合、第ν次高調波成分に対するスキュー係数κsvは次式で与えられる。
κsv=sin(νγ/2)/(νγ/2) (γ:スキュー角)
このスキュー係数κsvを用いて、5次・7次高調波の含有量は次式のように表すことができる。
高調波含有量=K×κsv×β
(K:補正係数)
(β:スキューなしの状態にて、補助溝20により調整した高調波成分の含有量)
なお、κsvとβを乗じたのみでは、補助溝とスキューにて高調波成分を含めた場合の実際の高調波含有量とはならないため(κsv×βは理論値)、X値の算出に際し補正係数Kを使用する。補正係数Kの値は、理論値と実際の高調波含有量との関係を示しており、実験により求められる。
図9は、6P9Sのモータにおけるスキュー角と、5次・7次の合成スキュー係数との関係を示すグラフである。6P9Sの場合、極とスロットの最小公倍数は18であり、スキュー角が20°よりも大きくなると、5次と7次の合成次数が減少しスキューの効果が薄れる。従って、5次・7次高調波成分を効果的に調整するためには、スキュー角は、0<スキュー角≦360°/極数とスロットの最小公倍数の範囲に設定することが好ましい。
一方、相間誘起電圧波形が台形波となるような関係式は、次式にて表すことができ、式中の係数α・・・を適宜変更することにより、重畳波の波形を変えることができる。
E=A(αsinθ+αsin3θ+αsin5(θ+180)+αsin7θ+・・・)
この場合、各係数α・・・は、各次における電圧ピーク値を示している。図10は、相電流ピーク値を100Aとした場合における、1次基本波の電圧ピーク値αに対する5次・7次高調波の電圧ピーク値αの合計の含有率X(=(α+α)/α)と、1次成分電流ピーク値との関係を示すグラフである。
図10において、X=0の場合は、1次基本波のみ、若しくは、1次+3次の場合(3の倍数次の高調波を重畳すると正弦波となり台形波とならない)であり、1次基本波と同じ電流ピーク値(100A:図10の(a))となる。また、図10においてX=0.12の場合は、5次+7次により、台形波頂上部分の凹凸が大きくなり、相電流ピーク値と1次成分電流ピーク値が同じになってしまう(図10の(c))。さらに、Xが0.12以上の値となると、相電流ピーク値が1次成分電流ピーク値より高くなり、相電流ピーク値を抑えつつ、1次成分電流ピーク値を高くすることができなくなる。
すなわち、5次・7次高調波の含有率Xは、高すぎても低すぎても1次成分電流ピーク値が小さくなり好ましくない。発明者らの実験によれば、含有率Xが0.045付近にて1次成分電流ピーク値が最大となり、1次成分電流ピーク値が、相間誘起電圧波形を正弦波とした場合に比して最も大きくなることが分かった(図10の(b))。また、含有率Xを0.01≦X≦0.1に設定すると(図10の枠S)、1次成分電流ピーク値が約1%以上増大し、0.02≦X≦0.09に設定すると(図10の枠T)、相電流ピーク値が約2%以上増大することも判明した。この結果から、含有率Xは、0.01≦X≦0.1の範囲であることが好ましく、0.02≦X≦0.09の範囲であることがより好ましい。かかる設定により、相間誘起電圧波形が正弦波の場合と相電流ピーク値を同等に抑えつつ、1次成分電流ピーク値を約1%以上UPさせることが可能となる。
図11は、相電流ピーク値を同一にした場合のXとトルクとの関係を示すグラフである。図11に示すように、ここでも、含有率Xが0.045付近にてトルクが最大となり、0.01≦X≦0.1の場合、X=0の場合に比して、トルクが約1%以上UPする。また、0.02≦X≦0.09に設定すると、X=0の場合に比して、トルクが約2%以上UPする。つまり、含有率Xを好ましくは0.01≦X≦0.1の範囲、より好ましくは0.02≦X≦0.09の範囲に設定することにより、モータトルクを約1%以上、あるいは約2%以上UPさせることができ、モータの出力向上を図ることが可能となる。
このように、本発明によるブラシレスモータでは、相間誘起電圧波形を台形波とすることにより、同じ相電流ピーク値を持つ正弦波相電流に比して、1次成分電流ピーク値を大きくすることができ、モータの出力向上を図ることが可能となる。また、相間誘起電圧波形における5次・7次高調波の含有率Xを所定の値に設定することにより、1次成分電流ピーク値を増大させることができ、正弦波相電流の場合と同一ピーク電流にて高トルクを得ることができ、その分モータの出力向上を図ることが可能となる。従って、特許文献1のように、誘起電圧に高調波を重畳して各相の誘起電圧を台形波形状とする方式(各相の相電流は正弦波形となる)に比して、モータ出力の向上が図られる。
ところで、モータの回転数Nは、
N=V/Ke(V:印加電圧,Ke:誘起電圧定数(V/rpm))
にて表すことができ、上式から、印加電圧が一定の場合、Keが小さいほど回転数が高くなることが分かる。図12は、同一トルクに対する誘起電圧波形の波高値を示すグラフであり、横軸は前述のX、縦軸は誘起電圧(V/krpm)となっている。この場合、Keは誘起電圧波形の波高値となり、ここでも、XとKeとの間には相関関係が存在する。すなわち、図12に示すように、5次・7次高調波の含有率Xは、高すぎても低すぎても誘起電圧定数Keが大きくなり好ましくない。発明者らの実験によれば、この場合も、含有率Xが0.045付近にて誘起電圧定数Keが最小となる。また、0.01≦X≦0.1に設定すると、誘起電圧定数Keが約1%以上減少し、0.02≦X≦0.09に設定すると誘起電圧定数Keが約2%以上減少する。よって、回転数の観点からも、含有率Xは、0.01≦X≦0.1の範囲であることが好ましく、0.02≦X≦0.09の範囲であることがより好ましい。
図13は、印加電圧を同一にした場合のXとモータ回転数との関係を示すグラフである。図13に示すように、ここでも、含有率Xが0.045付近にて回転数が最大となり、0.01≦X≦0.1の場合、X=0の場合に比して、回転数が約2.4%以上UPする。また、0.02≦X≦0.09に設定すると、X=0の場合に比して、回転数が約3.5%以上UPする。つまり、含有率Xを好ましくは0.01≦X≦0.1の範囲、より好ましくは0.02≦X≦0.09の範囲に設定することにより、回転数を約2.4%以上、あるいは約3.5以上UPさせることが可能となる。従って、正弦波相電流の場合とピーク電流を同等に抑えつつ、モータ回転数を増大させることが可能となる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施例では、集中巻きスター結線と2P3Sの整数倍の構成、ステータスキュー又はロータスキューの角度調節、補助溝等により相間誘起電圧を台形波に調整しているが、マグネット33の形状を適宜変更することなどによって、5次・7次成分の含有量を調整し、相間誘起電圧を台形波とすることも可能である。実際には、これらの各種条件を適宜組み合わせて、相間誘起電圧を理想的な台形波に調整するのが好ましい。
また、前述の実施例では、モータ3として6極9スロットのモータを例に挙げて説明したが、モータ構成はこれには限定されず、2極3スロットの整数倍のモータにも、本発明は適用可能である。さらに、前述の実施例では、インナーロータ型のブラシレスモータを用いた例を示したが、本発明は、ステータの外側にロータを配したアウタロータ型のブラシレスモータにも適用可能である。加えて、前述の実施例では、本発明による制御方法をコラムアシスト式EPSのモータに適用した例を示したが、ラック軸と同軸状にモータを配したラックアシスト式や、ラック軸と噛合するピニオンギヤに補助力を付与するピニオンアシスト式のEPS用モータにも適用可能である。

Claims (10)

  1. 複数相の電機子巻線を備えたステータと、永久磁石を備え前記ステータの内側又は外側に回転自在に配置されたロータとを有してなるブラシレスモータであって、
    前記電機子巻線の異なる2相間の相間誘起電圧波形が略台形であることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 請求項1記載のブラシレスモータにおいて、前記相間誘起電圧波形は、1次基本波に対し、3の倍数の高次成分を除く、奇数次の高次成分を重畳させてなることを特徴とするブラシレスモータ制御方法。
  3. 請求項2記載のブラシレスモータにおいて、前記相間誘起電圧波形は、1次基本波に対し、5次成分及び7次成分を重畳させてなることを特徴とするブラシレスモータ。
  4. 請求項3記載のブラシレスモータにおいて、1次基本波の電圧ピーク値αに対する5次成分及び7次成分の電圧ピーク値αの合計の含有率X(=(α+α)/α)が0.01≦X≦0.1の範囲であることを特徴とするブラシレスモータ。
  5. 請求項3記載のブラシレスモータにおいて、1次基本波の電圧ピーク値αに対する5次成分及び7次成分の電圧ピーク値αの合計の含有率X(=(α+α)/α)が0.02≦X≦0.09の範囲であることを特徴とするブラシレスモータ。
  6. 複数相の電機子巻線を備えたステータと、永久磁石を備え前記ステータの内側又は外側に回転自在に配置されたロータとを有してなるブラシレスモータの制御方法であって、
    前記電機子巻線における異なる2相間の相間誘起電圧の波形を略台形としたことを特徴とするブラシレスモータの制御方法。
  7. 請求項6記載のブラシレスモータの制御方法において、前記相間誘起電圧の1次基本波に対し、3の倍数の高次成分を除く、奇数次の高次成分を重畳させることを特徴とするブラシレスモータの制御方法。
  8. 請求項7記載のブラシレスモータの制御方法において、前記相間誘起電圧の1次基本波に対し、5次成分及び7次成分を重畳させることを特徴とするブラシレスモータの制御方法。
  9. 請求項8記載のブラシレスモータの制御方法において、1次基本波の電圧ピーク値αに対する5次成分及び7次成分の電圧ピーク値αの合計の含有率X(=(α+α)/α)が0.01≦X≦0.1の範囲であることを特徴とするブラシレスモータの制御方法。
  10. 請求項8記載のブラシレスモータの制御方法において、1次基本波の電圧ピーク値αに対する5次成分及び7次成分の電圧ピーク値αの合計の含有率X(=(α+α)/α)が0.02≦X≦0.09の範囲であることを特徴とするブラシレスモータの制御方法。
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