JPWO2008041266A1 - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

ガイドレールに作用する曲げモーメントを小さくすることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。この目的を達成するために、巻上機が取り付けられ、水平方向から視てガイドレールの長手方向の範囲に少なくとも一部分を含むように配置された巻上機取付部を有し、ガイドレールの長手方向の範囲で巻上機取付部に取り付けられたレール取付部が、ガイドレールの長手方向における巻上機取付部の取付け範囲に跨って、ガイドレールに取り付けられる。

Description

この発明は、巻上機を昇降路内に設置するエレベータ装置において、昇降路内に設置される巻上機をガイドレールに取り付けるための取付構造に関するものである。
従来のエレベータ装置は、釣合い錘の昇降を案内するガイドレールに支持台を取り付け、支持台の上に巻上機が取り付けられた取付部材が弾性部材を介して取付けられている。取付部材には、ガイドレールの長手方向に摺動可能に取付部材を保持するとともに、取付部材の水平方向の振れを防止する振止部材が取付部材の上下に設けられている。振止部材は、弾性部材を介してガイドレールを挟み込んでいる。
巻上機は、かご及び釣合い錘を懸架する懸架手段である主索が巻き掛けられる駆動綱車を有し、駆動綱車を駆動することでかご及び釣合い錘を昇降させる。巻上機には、主索によって垂直方向の力が作用し、この力によって巻上機を介して取付部材にモーメントが作用する。このモーメントを取付部材の上下に設けられた振止部材でガイドレールに支持され、支持台で巻上機に作用した垂直方向の力を支持する。そして、支持台の上に設けられた弾性部材と振止部材に設けられた弾性部材で巻上機の振動がガイドレールへ伝達されるのを抑えている。(特許文献1参照)
WO02/079068公報(第8−10頁、第2図)
以上のように、従来のエレベータ装置は、懸架手段である主索によって取付部材に作用したモーメントを振止部材でガイドレールに支持されるので、ガイドレールには曲げモーメントが作用する。このため、ガイドレールのサイズを大きくして、曲げモーメントによるガイドレールの変形などを防止する必要があり、製造コストや据付コストが増大するという問題があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、ガイドレールに作用する曲げモーメントを小さくすることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ装置においては、巻上機が取り付けられ、水平方向から視てガイドレールの長手方向の範囲に少なくとも一部分を含むように配置された巻上機取付部を有し、ガイドレールの長手方向の範囲内で巻上機取付部に取り付けられたレール取付部が、ガイドレールの長手方向における巻上機取付部の取り付け範囲に跨って、ガイドレールに取り付けられたものである。
この発明は、ガイドレールの長手方向の範囲内で巻上機取付部に取り付けられたレール取付部が、ガイドレールの長手方向における巻上機取付部の取り付け範囲に跨って、ガイドレールに取り付けられることにより、巻上機に作用された力が巻上機取付部を介してガイドレールに曲げモーメントが生じても、巻上機取付部の取り付け範囲における断面性能が向上するため、ガイドレールに作用する曲げモーメントを小さくすることができる。
実施の形態1におけるエレベータ装置の全体構成図を示す図である。 実施の形態1における巻上機取付機構の正面図を示す図である。 図2の断面A−Aを示す図である。 図2の上面図である。 図2の断面B−Bを示す図である。 実施の形態1における巻上機取付機構の枠体の構造を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 実施の形態1における巻上機取付機構の下側のガイド部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は(a)の断面C−Cである。 実施の形態1における巻上機取付機構の上側のガイド部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は(a)の断面D−Dである。 巻上機取付機構の据付作業の手順を示すフローチャートである。 巻上機取付機構の据付作業状態を示す図である。 図9の下面図である。 実施の形態2における巻上機取付機構の正面図を示す図である。 図11の断面E−Eを示す図である。 実施の形態2における巻上機取付機構の上部の要部拡大図の正面図である。 実施の形態2における巻上機取付機構の上部の要部拡大図の側面図である。 図14の断面G−Gを示す図である。 実施の形態3におけるエレベータ装置の全体構成図を示す図である。 実施の形態3における巻上機取付機構を示す図である。
符号の説明
1 昇降路、2 かご、3a,3b かごのガイドレール
4 釣合い錘、5a,5b 釣合い錘のガイドレール
6 巻上機、6a 駆動綱車、6b 駆動部
7 巻上機取付機構、8 釣合い錘用吊り車
9 かご用吊り車、10 懸架手段、12 懸架手段取付部
13 巻上機取付機構、14 かご用吊り車、15 巻上機、16 巻上機取付機構
31,51a,51b レール底部、32,52a,52b レール案内部
53,53a,53b,53c,53d レールブラケット
55a,55b レール取付面
71 巻上機取付部、72 レール取付部
711 枠体、715a,715b,715c,715d 弾性体
721a,721b 部材、722a,722b 当接部
73 レール連結部、74 部分当接部、75 制限体、76 調整部材
81a,81b,82a,82b ガイド部、814,824 取付手段
91 巻上機取付部、92 レール取付部
912,913 ガイド部、921 当接部
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1におけるエレベータ装置の全体構成図を示す。
図1において、昇降路1内には、乗客を乗せて昇降するかご2と、かご2の両側にそれぞれ設けられ、かご2の昇降を案内するかご2のガイドレール3a、3bと、かご2の昇降方向と反対方向に昇降する釣合い錘4と、釣合い錘4の両側にそれぞれ設けられ、釣合い錘4の昇降を案内する釣合い錘4のガイドレール5a、5bとを有している。釣合い錘4の上側で昇降路1の上部に、かご2及び釣合い錘4の昇降の動力源となる巻上機6が設けられている。巻上機6は、かご2及び釣合い錘4を懸架する懸架手段10が巻き掛けられる駆動綱車6aと、この駆動綱車6aを回転させる駆動部6bとを有している。また、昇降路1の上部に巻上機6をガイドレール5a、5bの間に取り付けるための巻上機取付機構7が設けられており、本実施の形態はこの巻上機取付機構7に特徴を有しており、その詳細は後述する。
釣合い錘4の上部には釣合い錘用吊り車8が取り付けられており、かご2の下部にはかご用吊り車9が取り付けられている。懸架手段10は、一端がかご2のガイドレール3aの上端の懸架手段取付部11に固定され、他端が巻上機取付機構7に設けられた懸架手段取付部12に固定される。そして、懸架手段10は、釣合い錘用吊り車8、駆動綱車6a、かご用吊り車9に巻き掛けられて、かご2及び釣合い錘4を懸架する。このエレベータ装置は、巻上機6の駆動綱車6aを回転させることで、懸架手段10を介してかご2及び釣合い錘4を昇降させる。
次に、巻上機取付機構7について詳述する。
図2は巻上機取付機構7の構造を示す正面図で、図3は図2のA−A断面図であり、図4は図2の上面図、図5は図2のB−B断面図である。
まず、ガイドレール5a、5bについて説明する。図2及び図4に示すように、ガイドレール5a、5bは、長手方向に複数のレールブラケット53を介して昇降路壁に固定される。複数のレールブラケット53の一群53a、53bは、それぞれガイドレール5a、5bの上部に配置される。他群のレールブラケット53c、53dはレールブラケット53a、53bに対して所定の間隔(図2のH)をおいて配置される。また、図5に示すように、ガイドレール5aはレール底部51aと、このレール底部51aに立設して釣合い錘4の昇降を案内するレール案内部52aとを有している。そして、クリップ54をガイドレール5aのレール底部51aとレールブラケット53とを挟み込んで、ガイドレール5aとレールブラケット53とが取り付けられる。他方のガイドレール5bについては説明を省略するが、ガイドレール5aと同様に構成されている。
巻上機取付機構7は、巻上機6を取り付ける巻上機取付部71と、巻上機取付部71に取り付けられるとともに、ガイドレール5a、5bに取り付けられるレール取付部72から構成されている。レール取付部72は、L字状の板状に形成された部材721a,721bを有している。この部材721aと721bに巻上機取付部71が取り付けられ、それぞれ、ガイドレール5a、5bの上部に取り付けられる。
巻上機取付部71は、枠体711を有し、水平方向から視てガイドレール5a、5bの長手方向の範囲内に配置している。図6は枠体711の構造を示す図であり、(a)は正面図で、(b)は側面図である。図6に示すように、枠体711は、縦部材711a、711bの上下に、横部材712a、712bを固定して構成されている。枠体711の下部に、縦部材711a、711bの一側側面に設けられた下側固定台713a、713bが取り付けられている。また、枠体711の上部に、横部材712bの一側側面の左右に設けられた上側固定台714a、714bが取り付けられている。
図2に示すように、この枠体711に、巻上機6の下部が下側固定台713a、713bに、巻上機6の上部が上側固定台714a、714bに、それぞれ弾性体715a、715bと弾性体716a、716bを介して取り付けられている。このとき、図3に示すように、駆動綱車6aに巻き掛けられて垂下する懸架手段10が枠体711と接触しないよう、巻上機6の駆動綱車6aは枠体711に対してずれた位置に配置される。また、下部の横部材712aには、懸架手段取付部12が設けられている。この懸架手段取付部12に懸架手段10の端部が取り付けられる。
巻上機取付部71には、ガイド部81a、81b,82a、82bを有している。ガイド部81a、81bが枠体711の下部の両側に設けられ、ガイド部82a、82bが枠体711の上部の両側に設けられている。図7は下部のガイド部81a、81bを示す図であり、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)はD−D断面図である。また、図8は上部のガイド部82a、82bを示す図であり、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)はC−C断面図である。
図7に示すようにガイド部81aは、横部材712aの下面に取り付けられる第1の取付部811aとレール取付部72の部材721aに取り付けられる第2の取付部812aを有している。また、ガイド部81aは第1の取付部811aにガイドレール5aのレール案内部52aを囲んで係合される係合部813aを有し、ガイドレール5aに摺動可能なように構成されている。また、ガイド部81aには、上方向から視た投影上で部材721aに対して離脱可能に取り付けられる取付手段814を第1の取付部811aに設けている。取付手段814は例えば長穴815とボルト816で構成されており、ガイド部81aは、長穴815を介してボルト816により横部材712aに取り付けられている。他方のガイド部81bについては説明を省略するが、同様にガイドレール5bに摺動可能なように構成され、レール取付部72の部材721bに取り付けられるように構成されている。
同様に、ガイド部82aは、図8に示すように、横部材712bの上面に取り付けられる第1の取付部821aとレール取付部72の部材721aに取り付けられる第2の取付部822aを有している。また、ガイド部82aは第1の取付部821aにガイドレール5aのレール案内部52aを囲んで係合される係合部823aを有し、ガイドレール5aに摺動可能なように構成されている。また、ガイド部82aには、上方向から視た投影上で部材721aに対して離脱可能に取り付けられる取付手段824を第1の取付部821aに設けている。取付手段824は例えば長穴825とボルト826で構成されており、ガイド部82aは、長穴825を介してボルト826により横部材712bに取り付けられている。他方のガイド部82bについては説明を省略するが、同様にガイドレール5bに摺動可能なように構成され、レール取付部72の部材721bに取り付けられるように構成されている。
次に、レール取付部72の詳細について説明する。前述のように、レール取付部72には部材721a,721bを有している。この部材721a、721bに、それぞれガイド部81a、82a及びガイド部81b、82bが取り付けられて、ガイドレール5a、5bの長手方向の範囲内で巻上機取付部71がレール取付部72に取り付けられる。また、部材721aは、ガイドレール5aの長手方向における巻上機取付部の取り付け範囲、即ち、ガイド部81a、82aを含んだガイドレール5aの長手方向の範囲に跨ってガイドレール5aに取り付けられている。
さらに、部材721aは、下側のレールブラケット53cの近傍までガイドレール5aに取り付けられている。即ち、部材721aは、実質的にガイドレール5aの昇降路壁の取り付け間隔を含んだ範囲に跨ってガイドレール5aに取り付けられている。また、図7,8に示すように、ガイドレール5aは、レール底部51aにレール案内部52aと反対側のレール取付面55aを有し、部材721aは、このレール取付面55aに取り付けられている。そして、図2に示すように、部材721aの上部の当接部722aが、上方向から視た投影上でガイドレール5aの上端と重なるように配置されている。また、図7,8に示すように、ガイドレール5bは、レール底部51bにレール案内部52bと反対側のレール取付面55bを有し、部材721bは、このレール取付面55bに取り付けられている。そして、図2に示すように、部材721bの上部の当接部722bが、上方向から視た投影上でガイドレール5bの上端と重なるように配置されている。
また、図2,7,8に示すように、部材721aは、ガイドレール5aの長手方向に対して所定の間隔に、クリップ54でレール底部51aを挟み込んでガイドレール5aに取り付けられる。他方の部材721bについては説明を省略するが、部材721aと同様に構成されている。
以上のように、レール取付部72は、ガイドレール5a、5bの長手方向の範囲内で巻上機取付部71に取り付けられ、ガイドレール5a、5bの長手方向における巻上機取付部71の取り付け範囲に跨って、ガイドレール5a、5bに取り付けられている。さらに、レール取付部72は、実質的にガイドレール5a、5bの昇降路壁の取り付け間隔を含んだ範囲に跨って、ガイドレール5a、5bに取り付けられている。
また、巻上機取付機構7には、レール連結部73が部材721a、721bの当接部722a、722bに取り付けられて、ガイドレール5aとガイドレール5bの上部側でガイドレール5aとガイドレール5bを互いに連結している。
次に、巻上機取付機構7の据付方法について図9、10,11を用いて説明する。図9は据付作業の手順を示すフローチャートである。図10は据付作業状態を示す図で、図11は図10の下面図を示す図である。
まず、ガイドレール5a、5bをレールブラケット53とクリップ54を介して昇降路1内に立設する(図9のS1)。次に、レール取付部72の部材721a、721bをクリップ54を介してガイドレール5a、5bの上部に取り付ける(図9のS2)。なお、部材721a、721bをガイドレール5a、5bに取り付けた状態でガイドレール5a、5bを立設してもよい。次に、図10に示すように、巻上機6を枠体711に弾性体715a、715b、716a、716bを介して取り付けた状態で、昇降路1の底部に置く(図9のS3)。このとき巻上機6及び枠体711はガイドレール5a、5bの間に置く。なお、巻上機6、枠体711をそれぞれ別個にガイドレール5a、5bの間に置いた後、巻上機6を枠体711に取り付けるようにしてもよい。
次に、ガイド部81a,82a、81b、82bを枠体711に取り付ける(図9のS4)。このとき、図11に示すように、ガイド部81aをガイドレール5aに係合させる。また、ガイド部81aは、取付手段814の長穴815とボルト816を用いて、上方向から視た投影上で部材721aに対して離脱するように取り付けられる。ガイド部81bについても、ガイド部81aと同様に枠体711に取り付けられる。ガイド部82a、82bについては図示しないが、ガイド部81aと同様に枠体711に取り付けられる。これにより、巻上機6及び巻上機取付部71はガイドレール5a、5bに摺動可能に保持されたことになる。なお、ガイド部81a、81b、82a、82bは枠体711を昇降路1の底部に置く時に取り付けてもよい。
次に、巻上機6及び巻上機取付部71を、ガイドレール5a、5bに摺動させながら揚重する(図9のS5)。このとき、ガイド部81a、82aとガイド部81b、82bを、上方向から視た投影上でそれぞれ部材721a、721bに対して離脱するように取り付けているので、部材721aと部材721bの間隔とガイド部81a、82aとガイド部81b、82bの間隔に隙間が生じた状態で、巻上機取付部71を揚重される。巻上機6及び巻上機取付部71が所定の高さまで揚重された後、ボルト816を緩めて長穴815に沿って、図7のようにガイド部81aを部材721aに接触するようにずらす。そして、ガイド部81aを部材721aに取り付けるとともに、ボルト816を締め付けて巻上機取付部71に取り付ける。他のガイド部82a、81b、82bについては説明を省略するが、ガイド部81aと同様に取り付ける。これにより、巻上機6及び巻上機取付部71がレール取付部72に取り付けられたことになる(図9のS6)。
次に、図2に示すようにレール連結部73を部材721a、721bに取り付ける(図9のS7)。なお、レール連結部73は、部材721a、721bをガイドレール5a、5bに取り付ける時に設置してもよい。以上により、巻上機6が昇降路1内に設置される。
次に、巻上機取付機構7にかかる力について説明する。図3に示すように、巻上機6の駆動綱車6aには懸架手段10によって力Fがかかる。駆動綱車6aは枠体711に対してずれた位置に配置しているため、この力Fによって巻上機6を介して巻上機取付部71にモーメントが作用する。このモーメントが、巻上機取付部71とレール取付部72との取り付け位置、即ち、ガイド部81a、82aとガイド部81b、82bの位置で、それぞれガイドレール5a、5b及びレール取付部72に対して反力を作用させる。これにより、ガイドレール5a、5b及びレール取付部72には、それぞれガイド部81a、82aとガイド部81b、82bを含んだ長手方向の範囲に曲げモーメントが生じる。
また、ガイドレール5a、5bの昇降路壁の取り付け間隔、即ち、レールブラケット53aと53cの取り付け間隔及びレールブラケット53bと53dの取り付け間隔を、含んだ範囲においても、それぞれガイドレール5a、5bに曲げモーメントが作用する。レール取付部72は、実質的にガイドレール5a、5bの昇降路壁の取り付け間隔を含んだ範囲に跨って、ガイドレール5a、5bに取り付けられており、この範囲においてレール取付部72にも曲げモーメントが作用する。
以上のように、実施の形態1における巻上機取付機構7は、巻上機6を取り付ける巻上機取付部71と、巻上機取付部71をガイドレール5a、5bに取り付けるレール取付部72から構成されており、レール取付部72は、ガイドレール5a、5bの長手方向の範囲内で巻上機取付部71に取り付けられ、ガイドレール5a、5bの長手方向における巻上機取付部71の取り付け範囲に跨って、ガイドレール5a、5bに取り付けられている。
これにより、ガイドレール5a、5bの長手方向における巻上機取付部71の取り付け範囲において、巻上機取付機構7の断面性能がガイドレール5a、5bのみの場合に対して向上する。従って、等価的にガイドレール5a、5bに作用する曲げモーメントを小さくすることができる。
また、レール取付部72は、実質的にガイドレール5a、5bの昇降路壁の取り付け間隔を含んだ範囲に跨って、ガイドレール5a、5bに取付けられている。これにより、この範囲における巻上機取付機構7の断面性能がガイドレール5a、5bのみの場合に対して向上する。従って、等価的にガイドレール5a、5bに作用する曲げモーメントを小さくすることができる。
また、ガイドレール5a、5bは、レール底部51a、51bにレール案内部52a、52bと反対側のレール取付面55a、55bを有し、レール取付部72は、このレール取付面55a、55bに取り付けられている。これにより、レール取付部72のガイドレール5a、5bへの取り付けにおいて、レール案内部52a、52bが阻害されないので、レール取付部72が簡素な構造で構成できるとともに、取り付けが容易にできる。
また、巻上機取付部71には、ガイドレール5a、5bに摺動可能なガイド部81a、82a、81b、82bが取り付けられているので、巻上機6及び巻上機取付部71を昇降路1内の所定の高さに据え付ける際に、ガイドレール5a、5bに案内されるため、揚重が安定にでき、据付作業が容易にできる。
また、ガイド部81a、82aとガイド部81b、82bは、上方向から視た投影上でそれぞれ部材721a、721bに対して離脱可能に巻上機取付部71に取り付けられる取付手段814、824を有している。これにより、部材721aと部材721bの間隔と、ガイド部81a、82aとガイド部81b、82bの間隔に隙間が生じた状態で、巻上機取付部71を揚重することができる。そのため、部材721a、721bとガイド部81a、82a、81b、82bとがこじれることがなく、据付作業が容易にできる。
また、ガイド部81a、82a、81b、82bをレール取付部72に取り付けるように構成したので、ガイド部81a、82a、81b、82bを固定部材として共用し部品点数を削減することができる。さらに、ガイド部81a、82a、81b、82bをレール取付部72に対して任意の位置に取り付けることができ、巻上機6の取り付け高さを自由に選択できる。
例えば、昇降路1の頂部が高い建物の場合、ガイドレール5a、5bの上端は昇降路1の頂部の建築梁に支持されるため、ガイドレール5a、5bの上端も高くする必要がある。このとき、巻上機6の取り付け位置がガイドレール5a、5bの上端から一律である場合、巻上機6も昇降路1の高い位置に据付けられるため、据付作業者や保守作業者は必要以上に高い位置で作業をすることになる。本実施の形態では、巻上機6の取り付け高さを自由に選択できるので、巻上機6を必要以上に高く据付ける必要もなく、据付作業や保守作業などが容易となる。
ガイド部81a、81b、82a、82bをレール取付部72に取り付け、巻上機6を弾性体715a、715b、716a、716bを介して巻上機取付部71に取り付けられているので、巻上機6に発生する振動がガイドレール5a、5bへ伝播することを抑制するという防振効果が得られる。また、ガイド部81a、82a、81b、82bとガイドレール5a、5bとの間に弾性体を設けて防振する必要がなく、巻上機6に取り付けられた弾性体715a、715b、716a、716bで防振することができ、数少ない構成で防振効果が得られる。
また、巻上機6の振動による図3の矢印J方向の振れを巻上機6の上下に配置した弾性体715a、715b、716a、716bで支持されるので、さらに防振効果が向上できる。なお、巻上機6の上下にそれぞれ2個の弾性体を設けたが、これに制限されず、巻上機の上部中央に1個、下部中央に1個の弾性体を設けた構成でもよく、上下にそれぞれ3個以上の弾性体を設けてもよい。
また、巻上機取付機構7は、ガイドレール5a、5bの上部側でガイドレール5a、5bを互いに連結するレール連結部73を有しているので、ガイドレール5a、5bの間隔の開きを防止することができ、信頼性の高いエレベータ装置を得ることができる。なお、レール連結部73は、部材721a、721bに取り付けたが、直接、ガイドレール5a、5bの上部に取り付けてもよい。
また、レール取付部72には、上方向から視た投影上でガイドレール5a、5bの上端と重なる当接部722a、722bを有し、レール取付部72がこの当接部722a,722bをガイドレール5a,5bの上端に接するように取付けられている。これにより、万一、レール取付部72とガイドレール5a、5bの締結が緩んでも、巻上機6にかかる力Fを当接部722a、722bで支持するので、簡素な構成で信頼性の高いエレベータ装置を得ることができる。
なお、当接部722a,722bがガイドレール5a,5bの上端に接していない状態で取り付けられている場合でも、万一、レール取付部72とガイドレール5a,5bとの締結が滑って、レール取付部72が下方向へ移動することがあるが、当接部722a,722bがガイドレール5a,5bの上端に引っ掛かって巻上機6にかかる力Fを支持するので、信頼性の高いエレベータ装置を得ることができる。
また、例えば、ガイドレール5a、5bに取付穴を設け、この取付穴にボルトを通してレール取付部72と締結するようなボルト締結の場合、締結が滑ってもボルトが取付穴と係合することで巻上機6にかかる力Fを支持する。この場合、ガイドレール5a、5bには取付穴を加工することはもちろんであるが、この取付穴におけるガイドレール5a、5bの断面の断面性能が低下し、ガイドレール5a、5bの強度が低下する。しかしながら、本実施の形態によれば、巻上機6にかかる力Fを当接部722a、722bで支持するので、ガイドレール5a、5bに取付穴を加工する必要がなく、強度が低下することもない。
また、懸架手段10を取り付ける懸架手段取付部12が巻上機取付部71に設けられているので、別途、懸架手段を取り付ける部材は不要で部品点数が削減できる。
また、ガイドレール5a、5bの上に梁を設けて、その梁の上に巻上機6を設置すると昇降路1の高さ方向の寸法を要するが、本実施の形態は、巻上機6及び巻上機取付部71がガイドレール5a、5bの長手方向の範囲内に設置しているので、昇降路1の高さ方向を増大させることなく、巻上機6を設置できる。
なお、本実施の形態は、巻上機取付部71が水平方向から視てガイドレール5a、5bの長手方向の範囲内に配置しているが、巻上機取付部71の一部分がガイドレール5a、5bの長手方向の範囲から出るように配置してもよい。
実施の形態2.
図12、図13、図14、図15及び図16は、この発明の実施の形態2におけるエレベータ装置の巻上機取付機構を示すものであり、図12は正面図、図13は図12の断面E−Eである。図14は巻上機取付機構の上部の要部拡大図の正面図であり、図15は側面図、図16は図14の断面G−Gを示す図である。実施の形態2は、実施の形態1に対して、レール取付部72の上部に、部分当接部74と制限体75及び調整部材76を設けたものである。その他の点は実施の形態1と同様であり、説明は省略する。なお、実施の形態1と同符号のものは相当部分を示す。
ガイドレール5a側の部分当接部74と制限体75及び調整部材76について、図14、図15及び図16を用いて説明する。図において、レール取付部72の当接部722aとガイドレール5aの上端との間に、部分当接部74を設けている。また、部分当接部74は、上方向から視た投影上でガイドレール5aの上端の中央の一部分と重なるように配置されている。また、部分当接部74は当接部722aに取付けられている。
制限体75は、棒状の制限体、例えば一対のボルト75a、75bから構成され、レール取付部72の上部に設けられている。ボルト75a、75bは下面がガイドレール5aの上端より下に位置し、且つ、各々がガイドレール5aの案内部52aの両側に設けられている。これにより、制限体75はレール取付部72の水平方向の移動を制限する。また、ボルト75a、75bは当接部722aにレール連結部73とともに締結されている。
調整部材76は当接部722aとガイドレール5aの上端との間に配置され、板状に形成されている。なお、ここでは、調整部材76は部分当接部74とガイドレール5aの上端との間に配置されている。ガイドレール5aの組付け誤差により、当接部722aとガイドレール5aの上端との間隔に誤差が生じる場合がある。このとき、その間隔の誤差に相当する枚数の調整部材76を配置して、当接部722aとガイドレール5aの上端との間隔を調整する。また、調整部材76には穴が形成され、この穴にボルト75a、75bが貫通している。なお、ガイドレール5b側については説明を省略するが、ガイドレール5a側と同様に構成されている。
以上のように、実施の形態2における巻上機取付機構13は、レール取付部72の上部の当接部722a、722bとガイドレール5a、5bの上端との間にそれぞれ設けられた部分当接部74が、上方向から視た投影上でガイドレール5a、5bの上端の中央の一部分と重なるように配置されている。これにより、当接部722a、722bが巻上機6にかかる力Fを支持する際に、ガイドレール5a、5bの上端面の形状精度が悪くても、当接部722a、722bに設けられてた部分当接部74がガイドレール5a、5bの中央部に当接するため、レール取付部72に偏荷重が作用しにくくなる。通常、昇降路の高さは建築誤差などにより誤差が生じる。そのため、ガイドレール5a、5bは、据付現場にて昇降路の高さに合わせて上端面を切断する。一般的に、その切断面の形状精度は悪い状態であるが、実施の形態2によれば、この形状精度が悪くても簡単な構成で対応できるので、経済的で据付し易いエレベータ装置が得られる。
また、制限体75はレール取付部72の上部に設けられ、制限体75としてのボルト75a、75bが、それぞれレール案内部52a、52bの両側に配置して、レール取付部72の水平方向の移動を制限している。これにより、万一、レール取付部72とガイドレール5a、5bとを締結しているクリップ54が外れた場合、部材721a、721bがそれぞれガイドレール5a、5bの間隔方向の垂直方向に移動しようとするが、ボルト75a、75bがレール案内部52a、52bの側面に接触して、部材721a、721bの移動を規制する。従って、当接部722a、722bはガイドレール5a、5bの間隔方向の垂直方向に外れることなく、レール取付部72は確実に巻上機6にかかる力Fを支持でき、信頼性の高いエレベータ装置を得ることができる。
また、調整部材76がガイドレール5a、5bの上端と当接部722a、722bとの間に配置されて、ガイドレール5a、5bの上端と当接部722a、722bとの間隔を調整することにより、ガイドレール5a、5bの組付け誤差があっても、レール取付部72は高さ方向に精度良く取り付けできるとともに、当接部722a、722bがガイドレール5a、5bに支持され、巻上機6にかかる力Fを確実に支持できる。なお、調整部材76は部分当接部74とガイドレール5a、5bの上端との間に配置したがこれに制限されない。部分当接部74をガイドレール5a、5bの上端に当接し、調整部材76を当接部721a、721bと部分当接部74との間に配置してもよい。また、部分当接部74を設けない状態で、調整部材76を当接部722a、722bとガイドレール5a、5bの上端との間に配置してもよい。
さらに、調整部材76には穴が形成され、この穴に棒状の制限体としてのボルト75a、75bが貫通している。これにより、万一、レール取付部72とガイドレール5a、5bの締結が緩んだ場合、調整部材76は脱落しようとするが、ボルト75a、75bに係合したままとなり脱落を防止できる。従って、レール取付部72は、巻上機6の据付け高さを維持した状態で確実に巻上機6にかかる力Fを支持でき、より信頼性の高いエレベータ装置を得ることができる。
なお、本実施の形態では、制限体75としてのボルト75a、75bを案内部52a、52bの両側に設けたが、これに制限されない。例えば、ボルト75a、75bをレール底部51a、51bの両側に設ける構成にしてもよい。この場合でも、ボルト75a、75bがレール底部51a、51bの側面に接触してレール取付部72の移動を規制するので、当接部722a,722bはガイドレール5a、5bの間隔方向の垂直方向に外れることがない。
なお、制限体のボルト75a、75bをレール案内部52a、52bの両側に設けた構成に加え、レール案内部52a、52bの頭部側にも制限体を設けた構成にしてもよい。この場合、レール案内部52a、52bの両側に設けた制限体がレール取付部72のガイドレール5a、5bの間隔方向と垂直方向の移動を制限する。そして、レール案内部52a、52bの頭部側に設けた制限体がレール取付部72のガイドレール5a、5bの間隔方向の移動を制限する。そのため、当接部722a、722bはガイドレール5a、5bの間隔方向と垂直方向に外れることなく、レール取付部72はより確実に巻上機6にかかる力Fを支持できる。
実施の形態3.
図17、図18は、この発明の実施の形態3におけるエレベータ装置を示すものであり、図15はエレベータ装置の全体構成図、図16はその巻上機取付機構の拡大図である。
実施の形態1,2は釣合い錘のガイドレール5a、5bに巻上機取付機構7,13を設けたが、これに限らず、かご2のガイドレール3a、3bに設けてもよい。実施の形態3はその一例を示したものである。その他の点は実施の形態1,2と同様であり、詳細な説明は省略する。なお、実施の形態1,2と同符号のものは相当部分を示す。
図において、かご2の上部にかご用吊り車14が設けられ、懸架手段10が、一端がかごのガイドレール3aの上部に設けられた懸架手段取付部11に固定され、かご用吊り車14に巻き掛けられて、昇降路1の上部に設置された巻上機15に巻き掛けられる。巻上機15は巻胴式の巻上機であり、懸架手段10を巻きつけることによりかご2を昇降させる。昇降路1の上部には、巻上機15をかごのガイドレール3bに取り付けるための巻上機取付機構16が設けられている。
巻上機取付機構16は、巻上機15を取り付ける巻上機取付部91と、巻上機取付部91に取り付けられるとともに、ガイドレール3bの上部に取り付けられるレール取付部92から構成されている。
図18に示すように、巻上機取付部91は、枠体911を有し、水平方向から視てガイドレール3bの長手方向の範囲内に配置している。実施の形態1または2と同様に、巻上機15が図示しない弾性体を介して枠体911に取り付けられる。また、巻上機取付部91は、枠体911の上下にそれぞれガイドレール3bに摺動可能なガイド部912、913が設けられている。このガイド部912,913がレール取付部92に取り付けられることで、巻上機取付部91がレール取付部92に取り付けられる。これにより、実施の形態1または2と同様に、巻上機取付部91はガイドレール3bに摺動可能に構成されて、レール取付部92に取り付けられる。
また、レール取付部92は、ガイドレール3bの長手方向の範囲で巻上機取付部71に取り付けられている。そして、レール取付部92は、ガイドレール3bの長手方向における巻上機取付部91の取り付け範囲、即ち、ガイド部912、913を含んだガイドレール3bの長手方向の範囲に跨って、ガイドレール3bに取り付けられている。また、レール取付部92は、上部に当接部921を有し、当接部921が、上方向から視た投影上でガイドレール3bの上端と重なるように配置されている。ガイドレール3bはレール底部31と、このレール底部31に立設してかご2の昇降を案内するレール案内部32とを有している。そして、レール取付部92は、レール底部31のレール案内部32と反対側の面に取り付けられている。
以上のように、実施の形態3は、実施の形態1または2と同様に、巻上機15がガイドレール3bに取り付けられ、実施の形態1,2と同様な効果を奏する。
以上のように、この発明は、巻上機をガイドレールに取り付けるエレベータ装置に適用される。

Claims (15)

  1. 昇降路内に設けられ、かご又は釣合い錘の昇降を案内するガイドレールと、
    前記かご又は釣合い錘の昇降を駆動する巻上機と、
    前記巻上機が取付けられ、水平方向から視て前記ガイドレールの長手方向の範囲に少なくとも一部分を含むように配置された巻上機取付部と、
    前記ガイドレールの長手方向の範囲内で前記巻上機取付部に取り付けられ、前記ガイドレールの長手方向における前記巻上機取付部の取り付け範囲に跨って、前記ガイドレールに取り付けられるレール取付部とを、を備えたことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記ガイドレールは長手方向に所定の取り付け間隔で前記昇降路の壁に取り付けられ、前記レール取付部は実質的に前記取り付け間隔を含んだ範囲に跨って、前記ガイドレールに取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記ガイドレールは、レール底部と、該レール底部に立設し前記かご又は前記釣合い錘を案内するレール案内部と、前記レール底部にレール案内部と反対側のレール取付面とを有し、前記レール取付部は前記レール取付面に取り付けられたことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記巻上機取付部は前記ガイドレールの長手方向に摺動可能なガイド部を有し、該ガイド部は前記レール取付部に取り付けられたことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ装置。
  5. 前記ガイド部は、上方向から視た投影上で前記レール取付部に対して離脱可能に前記巻上機取付部に取り付けられる取付手段を有することを特徴とする請求項4に記載のエレベータ装置。
  6. 前記巻上機と前記巻上機取付部との間に設けられた弾性体を有することを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ装置。
  7. 前記弾性体は、前記巻上機の上部に少なくとも一個の弾性体と、前記巻上機の下部に少なくとも一個の弾性体とを備えたことを特徴とする請求項6に記載のエレベータ装置。
  8. 前記ガイドレールは第1のガイドレールと第2のガイドレールとを有し、該第1のガイドレールと第2のガイドレールの上部側で第1のガイドレールと第2のガイドレールを互いに連結するレール連結部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ装置。
  9. 前記レール取付部に、上方向から視た投影上で前記ガイドレールの上端と重なる当接部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ装置。
  10. 前記ガイドレールの上端と前記当接部との間に、上方向から視た投影上で前記ガイドレールの上端中央の一部分と重なる部分当接部を備えたことを特徴とする請求項9に記載のエレベータ装置。
  11. 前記ガイドレールに対して前記レール取付部の水平方向の移動を制限する制限体を備えたことを特徴とする請求9に記載のエレベータ装置。
  12. 前記当接部と前記ガイドレールの上端との間に配置され、前記当接部と前記ガイドレールの上端との間隔を調整する調整部材を備えたことを特徴とする請求9に記載のエレベータ装置。
  13. 前記ガイドレールに対して前記レール取付部の水平方向の移動を制限する棒状の制限体と、該制限体が貫通される穴を有する前記調整部材とを備えたことを特徴とする請求項12に記載のエレベータ装置。
  14. 前記巻上機取付部に、前記かご又は前記釣合い錘を懸架する懸架手段を取り付ける懸架手段取付部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ装置。
  15. 請求項4に記載のエレベータ装置の据付方法であって、
    前記ガイドレールを前記昇降路内に立設するとともに、前記レール取付部を前記ガイドレールに取り付ける立設工程と、
    前記ガイド部を前記ガイドレールの長手方向に摺動可能に係合するとともに前記巻上機取付部に取り付ける取付工程と、
    前記巻上機取付部に前記巻上機を取り付けた状態で、前記取付工程の後、前記巻上機取付部を前記ガイドレールの長手方向に摺動させながら揚重する揚重工程と、
    前記揚重工程の後、前記レール取付部に前記ガイド部を取り付け、前記巻上機を設置する設置工程とを有するエレベータ装置の据付方法。
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