JP4261368B2 - エレベータ主索伸び補償装置 - Google Patents

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Description

この発明は、かご及び釣合重りが主索により昇降路内に吊り下げられているエレベータ装置に設けられ、主索の伸びを補償する主索伸び補償装置に関するものである。
一般に、エレベータ装置の据付時には、かご及び釣合重りの荷重に対して主索が安定するまでに時間がかかる。即ち、据付直後には、主索に初期伸びが生じる。また、昇降路内には、主索の伸びを許容するためのスペースが確保されている。
これに対し、従来、据付前に引張荷重をかけて強制的に初期伸びを生じさせたプリテンションロープが知られている。このようなプリテンションロープによれば、据付直後の初期伸びは減少される。
また、伸びの少ない種類のロープを用いる方法もあるが、この場合、主索の寿命が短くなったり、主索の強度が低下したりするという別の問題が生じてしまう。さらに、プリテンションロープを含めて、いかなる種類のロープを使用した場合でも、主索の伸びを完全に除去することはできない。
通常、かご及び釣合重りは、昇降行程の範囲内で昇降されるが、万一故障等が起こった場合には、通常の昇降行程を越えて移動する。このような場合に備えて、通常は、昇降路内のかごの下方にかご緩衝器が設置され、釣合重りの下方に釣合重り緩衝器が設置されている。
また、着床位置の誤差を許容するため、かごが最下階に位置するとき、かごとかご緩衝器との間には、かごのオーバートラベルのための隙間が確保されている。同様に、かごが最上階に位置するとき、釣合重りと釣合重り緩衝器との間には、釣合重りのオーバートラベルのための隙間(以下、釣合重りオーバートラベル隙間と称す)が確保されている。
しかし、主索に伸びが生じると、かごが最上階に位置したときの釣合重りオーバートラベル隙間は減少する。
このため、予想される主索の伸び量を釣合重りオーバートラベル隙間に予め含ませておく方法がある。しかし、この方法では、万一、主索がまだ伸びていないときに釣合重りが釣合重り緩衝器に衝突したとすると、予想した伸び量の分だけかごが高い位置まで移動されるので、その分だけ昇降路の頂部隙間寸法も大きくしておく必要があり、昇降路全体の上下寸法が大きくなってしまう。
これに対して、釣合重り緩衝器の下部に複数枚のスペーサ板を配置することにより、釣合重り緩衝器の高さを調整し、釣合重りオーバートラベル隙間を調整する方法も知られている。この方法では、保守時に、主索の伸びに対応してスペーサ板が1枚ずつ取り除かれる。また、例えばEP0663367B1には、主索の伸びに対応して、釣合重り緩衝器の高さをねじ機構により調整する方法が示されている。
しかし、これらの方法では、主索の伸びによる釣合重りの位置の変化を測定し、作業員が昇降路ピット内に入って釣合重りの高さ寸法を調整する必要があり、測定及び調整作業に手間がかかっていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、昇降路の上下寸法の増大を防止しつつ、主索の伸びに容易に対応することができるエレベータ主索伸び補償装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ主索伸び補償装置は、昇降路と、かごと、釣合重りと、かご及び釣合重りを昇降路内に吊り下げる主索と、昇降路内の釣合重りの下方に設置されている釣合重り緩衝器とを備えたエレベータ装置に設けられ、主索の伸びによる釣合重りと釣合重り緩衝器との間の間隔の変化を補償するものであって、釣合重りの昇降方向に並べて配置され、釣合重り緩衝器の真上の当接位置と、釣合重り緩衝器の真上の領域から外れた非当接位置との間で移動可能な複数の可動スペーサを有し、釣合重りの下部に搭載されている延長部を備え、少なくとも1つの可動スペーサには、上方へ突出したストッパが設けられており、これにより、ストッパを有する可動スペーサが非当接位置に移動するまで、ストッパを有する可動スペーサの上側に隣接する可動スペーサの非当接位置への移動が規制されるものである。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す概略の構成図である。図において、昇降路1の上部には、巻上機2とそらせ車3とが配置されている。巻上機2は、駆動シーブ2aを有している。駆動シーブ2a及びそらせ車3には、複数本の主索4が巻き掛けられている。
主索4の一端部には、かご5が吊り下げられている。主索4の他端部には、釣合重り6が吊り下げられている。釣合重り6の下部には、主索4の伸びを補償する主索伸び補償装置である延長部7が搭載されている。延長部7は、釣合重り6の下部から下方に突出している。
昇降路1の底部のかご5の下方には、かご緩衝器8が設置されている。昇降路1の底部の釣合重り6の下方には、釣合重り緩衝器9が設置されている。昇降路1内の下部には、ガードスクリーン10が配置されている。かご5が最上位置へ移動したとき、釣合重り6は、最下位置へ移動し、ガードスクリーン10の後方に位置する。
また、ガードスクリーン10を取り除かなければ、延長部7へは接近できないようになっている。さらに、釣合重り緩衝器9の大部分もガードスクリーン10の後方に配置されている。
図2は図1の延長部7及び釣合重り緩衝器9を一部断面で示す正面図、図3は図2のIII−III線に沿う断面図である。釣合重り6は、一対の釣合重りガイドレール11に案内されて昇降される。延長部7は、釣合重り6の下部に取り付けられた第1及び第2の支持ブラケット12,13、支持ブラケット12,13間に水平に固定されたガイド部材である複数のガイドロッド14、ガイドロッド14に支持され案内される複数の板状の可動スペーサ15、当接位置ロック装置21、及び非当接位置ロック装置31を有している。
各可動スペーサ15は、釣合重り緩衝器9の真上の当接位置と、釣合重り緩衝器9の真上の領域から外れた非当接位置との間で水平に移動可能になっている。また、各可動スペーサ15の第2の支持ブラケット13側の端部には、上方へ突出した一対のストッパ16が設けられている。ストッパ16は、上側に隣接する可動スペーサ15の非当接位置への移動を規制する。
図4は図2の要部を拡大して示す断面図である。第1の支持ブラケット12には、係合部17が設けられている。可動スペーサ15の第1の支持ブラケット12側の端部には、フック18が設けられている。フック18は、係合部17が係合する凹部18aを有している。フック18は、軸19を中心としてロック位置と解除位置との間で揺動可能になっている。
また、フック18が図4のロック位置から反時計方向へ揺動されることにより、係合部17の凹部18aとの係合が解除される。可動スペーサ15には、フック18をロック位置に付勢するロック保持ばね20が設けられている。
可動スペーサ15を当接位置にロックする当接位置ロック装置21は、係合部17、フック18、軸19及びロック保持ばね20を有している。また、非当接位置に移動された可動スペーサ15は、非当接位置ロック装置31により非当接位置にロックされる。
このようなエレベータ装置では、釣合重り6の下部に延長部7が配置されているため、釣合重り6が最下下降位置よりも下方へ移動したとき、釣合重り緩衝器9には延長部7の可動スペーサ15が衝突する。従って、かご5が最上階に移動したときの可動スペーサ15と釣合重り緩衝器9との間の間隔が釣合重りオーバートラベル隙間となる。
また、初期には、全ての可動スペーサ15が当接位置に整列され配置されている。この状態から、ロック保持ばね20に逆らって対応するフック18を揺動させ、当接位置ロック装置21によるロックを解除することにより、可動スペーサ15は非当接位置へスライド移動させることができる。このような解除・移動の作業は、治具等を用いて容易に行うことができる。
主索4に伸びが生じ、釣合重りオーバートラベル隙間が小さくなった場合、縮小寸法に応じて可動スペーサ15が非当接位置へ移動される。非当接位置へ移動された可動スペーサ15は、釣合重り緩衝器9の相対的な軌道から外れるため、可動スペーサ15を非当接位置へ移動させることにより、釣合重りオーバートラベル隙間は広げられる。
このように、実施の形態1の主索伸び補償装置、即ち延長部7を釣合重り6の下部に搭載したことにより、昇降路1の上下寸法の増大を防止しつつ、主索4の伸びに容易に対応することができる。
また、可動スペーサ15にストッパ16を設けたので、可動スペーサ15を下から順に非当接位置へ移動させることができ、中間の可動スペーサ15を誤って先に移動させることが防止される。
さらに、非当接位置ロック装置31を設けたので、非当接位置に移動された可動スペーサ15が振動等により当接位置へ移動することはない。
なお、上記の例では、可動スペーサ15側にフック18を搭載したが、第1の支持ブラケット12側にフック18を搭載してもよい。
実施の形態2.
次に、図5はこの発明の実施の形態2によるエレベータ主索伸び補償装置を一部断面で示す正面図、図6は図5のVI−VI線に沿う断面図、図7は図5の要部を拡大して示す断面図である。
図において、延長部7は、可動スペーサ15を非当接位置へ付勢する付勢手段としての押圧ばね22をさらに有している。押圧ばね22は、第1の支持ブラケット12と可動スペーサ15との間に配置されている。また、押圧ばね22は、コイルばねであり、その内側にガイドロッド14が挿通されている。当接位置ロック装置21によるロックが解除されたとき、対応する可動スペーサ15は、押圧ばね22により押圧され、非当接位置へ自動的に移動される。
昇降路1内の固定部、例えば釣合重り緩衝器9のベース部には、L字形の取付部材23が固定されている。取付部材23の上端部には、軸24を中心として揺動可能な解除レバー25が取り付けられている。解除レバー25は、図7に示す第1の位置と、第1の位置から図の時計方向へ揺動された第2の位置との間で揺動可能となっている。取付部材23と解除レバー25との間には、解除レバー25を第1の位置へ付勢する解除レバーばね26が設けられている。
実施の形態2のロック解除装置27は、取付部材23、軸24、解除レバー25及び解除レバーばね26を有している。ロック解除装置27は、主索4の伸びによる釣合重り6の下降により当接位置ロック装置21と係合し、当接位置ロック装置21のロックを解除する。
実施の形態2の主索伸び補償装置は、延長部7とロック解除装置27とを有している。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような主索伸び補償装置では、主索4の伸びにより釣合重りオーバートラベル隙間が小さくなると、かご5が最上階に移動したとき、図7に示すように、フック18が解除レバー25よりも下方へ移動される。フック18と解除レバー25とは互いに干渉する位置に配置されているが、解除レバー25は、フック18に押圧されると解除レバーばね26に逆らって第2の位置へ揺動されるので、フック18の下方への通過が許容される。フック18の通過後には、解除レバー25は解除レバーばね26により第1の位置に復元される。
この後、釣合重り6が上昇されると、フック18が解除レバー25に再度当接するが、解除レバー25は第1の位置から図の反時計方向へは揺動しないので、今度はフック18がロック保持ばね20に逆らって解除位置へ揺動される。これにより、当接位置ロック装置21によるロックが解除され、可動スペーサ15は、押圧ばね22により押圧されて、自動的に非当接位置へ移動される。
このような主索伸び補償装置では、可動スペーサ15の非当接位置への移動が自動的に行われるため、主索4の伸びに対してさらに容易に対応することができる。
なお、昇降路1内の固定部は、釣合重り緩衝器9のベース部に限定されるものではなく、例えば釣合重りガイドレール11、レールブラケット(図示せず)、又は昇降路1の壁部等であってもよい。
実施の形態3.
次に、図8はこの発明の実施の形態3による主索伸び補償装置の要部を示す断面図である。図において、取付部材23には、ロック解除検出部である検出スイッチ28が取り付けられている。検出スイッチ28は、解除レバー25が第2の位置(図の2点鎖線)に揺動されることにより操作され、検出信号を出力する。ここでは、検出スイッチ28として、マイクロスイッチが用いられている。
実施の形態3による主索伸び補償装置は、延長部7とロック解除装置27と、検出スイッチ28とを有している。他の構成は、実施の形態2と同様である。
このような主索伸び補償装置では、解除レバー25が第1の位置から第2の位置側へ揺動されると、検出スイッチ28が操作され、検出信号が出力される。これにより、当接位置ロック装置21によるロックが解除されることが事前に検出される。検出信号は、例えば監視センタへ送られ、釣合重りオーバートラベル隙間の調整情報がモニタに表示されたり、保守情報データとして保管されたりする。
なお、上記の例では、検出スイッチ28をロック解除装置27に設けたが、当接位置ロック装置21側に設けてもよい。例えば、フック18の揺動を検出するように検出スイッチを配置したり、可動スペーサ15の非当接位置への移動を直接検出するように検出スイッチを配置したりしてもよい。
また、上記の例では、ロック解除検出部としてマイクロスイッチを用いたが、これに限定されるものではなく、例えば静電式近接スイッチ、反射形光スイッチ、又は遮断形光スイッチ等を用いてもよい。
実施の形態4.
次に、図9はこの発明の実施の形態4による主索伸び補償装置を一部断面で示す正面図である。図において、非当接位置ロック装置31は、第2の支持ブラケット13に設けられた係合部32、係合部32に係合するロック位置と解除位置との間で揺動可能なフック33、及びフック33をロック位置に付勢するロック保持ばね34を有している。
釣合重りガイドレール11には、取付板35が取り付けられている。取付板35には、下降検出スイッチ36が取り付けられている。下降検出スイッチ36の作動部には、カム37が設けられている。カム37は、主索4の伸びにより延長部7が予め設定された位置まで下降したとき、非当接位置ロック装置31のフック33により押圧される。
下降限界検出部38は、取付板35、下降検出スイッチ36及びカム37を有している。また、実施の形態4の主索伸び補償装置は、延長部7と下降限界検出部38とを有している。
このような主索伸び補償装置では、実施の形態1と同様に、可動スペーサ15が非当接位置に移動されることにより、主索4の伸びが補償される。このとき、釣合重りオーバートラベル隙間はほぼ一定に保たれるが、釣合重り6及び延長部7は徐々に下降する。そして、全ての可動スペーサ15が非当接位置へ移動する位置まで釣合重り6及び延長部7が下降すると、フック33により下降検出スイッチ36が操作され、検出信号が出力される。検出信号は、例えば監視センタへ送られ、主索4の切り詰め作業が行われる。
従って、初期伸びだけではなく、主索4の経時的な伸びにも長期に渡って容易に対応することができる。
なお、主索は、通常のワイヤロープであっても、ベルトであってもよい。
また、上記の例では、1:1ローピング方式のエレベータ装置について示したが、例えば2:1ローピング方式でもよく、ローピング方式は1:1ローピング方式に限定されない。
さらに、上記の例では、板状の可動スペーサを示したが、可動スペーサの形状は特に限定されず、例えばブロック状のものであってもよい。
さらにまた、この発明のスペーサ装置又は独立した部分(ステップ)を用いた関連した装置を用いて、釣合重りの長さの代わりに緩衝器の高さを減少させることも可能である。このような解法は、可動スペーサを搭載するための釣合重りの下部のスペースがかなり小さい場合に必要となるかもしれない。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す概略の構成図である。 図1の延長部及び釣合重り緩衝器を一部断面で示す正面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図2の要部を拡大して示す断面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータ主索伸び補償装置を一部断面で示す正面図である。 図5のVI−VI線に沿う断面図である。 図5の要部を拡大して示す断面図である。 この発明の実施の形態3による主索伸び補償装置の要部を示す断面図である。 この発明の実施の形態4による主索伸び補償装置を一部断面で示す正面図である。

Claims (6)

  1. 昇降路と、かごと、釣合重りと、上記かご及び上記釣合重りを上記昇降路内に吊り下げる主索と、上記昇降路内の上記釣合重りの下方に設置されている釣合重り緩衝器とを備えたエレベータ装置に設けられ、上記主索の伸びによる上記釣合重りと上記釣合重り緩衝器との間の間隔の変化を補償するエレベータ主索伸び補償装置であって、
    上記釣合重りの昇降方向に並べて配置され、上記釣合重り緩衝器の真上の当接位置と、上記釣合重り緩衝器の真上の領域から外れた非当接位置との間で移動可能な複数の可動スペーサを有し、上記釣合重りの下部に搭載されている延長部を備え
    少なくとも1つの上記可動スペーサには、上方へ突出したストッパが設けられており、これにより、上記ストッパを有する可動スペーサが上記非当接位置に移動するまで、上記ストッパを有する可動スペーサの上側に隣接する可動スペーサの非当接位置への移動が規制されることを特徴とするエレベータ主索伸び補償装置。
  2. 上記延長部は、上記可動スペーサの移動を案内するガイド部材をさらに有していることを特徴とする請求項1記載のエレベータ主索伸び補償装置。
  3. 全ての上記可動スペーサが非当接位置へ移動するまで上記釣合重り及び上記延長部が下降したことを検出する下降限界検出部をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ主索伸び補償装置。
  4. 昇降路と、かごと、釣合重りと、上記かご及び上記釣合重りを上記昇降路内に吊り下げる主索と、上記昇降路内の上記釣合重りの下方に設置されている釣合重り緩衝器とを備えたエレベータ装置に設けられ、上記主索の伸びによる上記釣合重りと上記釣合重り緩衝器との間の間隔の変化を補償するエレベータ主索伸び補償装置であって、
    上記釣合重り緩衝器の真上の当接位置と、上記釣合重り緩衝器の真上の領域から外れた非当接位置との間で移動可能な可動スペーサを有し、上記釣合重りの下部に搭載されている延長部を備え、
    上記延長部は、上記可動スペーサを上記当接位置にロックする当接位置ロック装置と、上記可動スペーサを上記非当接位置へ付勢し、上記当接位置ロック装置によるロックが解除されたときに上記可動スペーサを上記非当接位置へ移動させる付勢手段とをさらに有し、
    上記昇降路内の固定部に設けられ、上記主索の伸びによる上記釣合重りの下降により上記当接位置ロック装置と係合し、上記当接位置ロック装置のロックを解除するロック解除装置をさらに備えていることを特徴とするエレベータ主索伸び補償装置。
  5. 上記ロック解除装置は、上記釣合重りが最下下降位置まで下降した後に上昇する際に、上記当接位置ロック装置と係合し、上記当接位置ロック装置のロックを解除することを特徴とする請求項記載のエレベータ主索伸び補償装置。
  6. 上記当接位置ロック装置のロック解除を検出するロック解除検出部をさらに備えていることを特徴とする請求項記載のエレベータ主索伸び補償装置。
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