JPWO2008038775A1 - 薬剤管理指導支援システム - Google Patents

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Abstract

患者の処方データを記憶する第一の処方データ記憶手段と、薬剤に関する情報が格納された薬剤情報記憶手段と、薬剤情報記憶手段に記憶された情報の中から患者が持参した薬剤の特徴に基づいてこの薬剤名を検索する検索手段と、検索手段によってヒットした薬剤から特定の薬剤名を確定させる確定手段と、確定手段によって特定の薬剤を確定したしたとき、この薬剤を患者の前回の処方データとして記憶する第二の処方データ記憶手段とを備え、第一の処方データ記憶手段に格納された処方データを調剤指示として薬剤部へオーダーしたとき、当該処方データと前記第二の処方データ記憶手段に格納された処方データとを照合する照合手段と、照合手段による照合の結果、患者に対して有害な事象が発生するおそれがある場合、その旨を表示する表示手段とを備える。

Description

本発明は、医師、薬剤師等の医療従事者から患者に対して行われる薬剤管理指導を支援する薬剤管理指導支援システムに関するものである。
病院、診療所等の医療機関では医師による診察の後に処方指示がなされる。患者は、この処方指示に基づいて院内若しくは院外の薬局で薬剤を受け取ることができる。
薬剤はその種類によって用法・用量が決められており、これらの用法・用量を正しく守って服用することで期待される効果を得ることができる。しかしながら、用法・用量を守らずに服用した場合、期待される効果を得られないばかりか、体にとって有害な事象を引き起こすおそれがある。さらに、一度に複数種類の薬剤を服用する場合、薬剤の相互作用等によっても有害な事象を引き起こすおそれがある。また、薬剤は正しく用法・用量を守って服用していても有害な事象を引き起こすおそれがある。即ち、副作用である。
そこで、前記したような有害な事象を未然に回避するため、薬剤師が患者へ処方薬剤を提供する際は、薬剤の使用法、副作用等の薬剤情報が記載された服薬指導書を手渡すとともに口頭による薬剤管理指導を行うようにしているのが一般的である。
ところで、従来は薬剤を提供する日数、即ち処方日数に制限があったが、2002年の診療報酬改訂に伴って薬剤の長期処方が原則解禁された。また、2003年には患者の医療費負担率が引き上げられた。これらの法改正に伴って、入院患者が持参薬を持ち込む例が増加している。
ここで持参薬とは、糖尿病等の持病を抱えた患者が他の入院先に持ち込む薬剤のことを意味し、新たな薬代の負担を避けるため、この持参薬を飲み続ける患者が増加している。
薬剤の中には同じ効き目であるが薬品名(商品名)が異なるものが多数存在するため、ある医療機関で処方された持参薬が、患者が持ち込んだ医療機関において採用されていない場合が多い。
このため、従来から、持ち込まれた薬剤が何であるかを特定するため薬剤師による鑑別という作業が行われている。そして、この鑑別作業を支援するため、薬剤の形、色、コード等の検索項目に基づいて対象薬剤の名称を特定するための検索システムが考えられている。(例えば特許文献1、2参照)
特開2001−331583号公報 特開平09−16681号公報
このような検索システムは、前述の薬剤の形、色、コード等の検索項目に基づいて確実に持参薬が何であるかを特定することができるものの、あくまで単体で存在するシステムに過ぎない。
前記従来の検索システムを用いて、持参薬と処方薬とを併用することによる相互作用等の有害な事象を未然に防止するためには、得られた持参薬の情報を当該患者の過去の薬歴に反映させる必要がある。このため、あるシステムで持参薬の情報を入手した後、他のシステムで持参薬と処方薬との照合を行うという二重の作業が必要であった。従って、情報の一元管理が困難となってしまい業務が煩雑になってしまうという問題点があった。更に、業務が煩雑になればなるほど患者の有害事象に対するリスクが高まってしまうという問題点があった。
そこで、本発明は、持参薬と処方薬とを簡単に一元管理し、両薬剤間における相互作用、重複投与等のチェックを確実に行うことのできる薬剤管理指導支援システムを提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
薬剤管理指導支援システムを、
患者の処方データを入力する処方入力手段と、
前記処方入力手段により入力された処方データを記憶する第1処方データ記憶手段と、
薬剤に関する各種の情報を記憶する薬剤情報記憶手段と、
前記薬剤情報記憶手段に記憶された情報から、患者が持参した薬剤の特徴に基づいてその薬剤名を検索する薬剤名検索手段と、
前記薬剤名検索手段によって検索された薬剤名が複数ある場合、一の薬剤に確定する薬剤確定手段と、
前記薬剤確定手段によって確定された薬剤を、患者の少なくとも前回の処方データとして記憶する第2処方データ記憶手段と、
前記第1処方データ記憶手段に記憶した処方データを調剤指示として薬剤部へオーダーしたとき、当該処方データと前記第2処方データ記憶手段に記憶した処方データとを照合する照合手段と、
前記照合手段による照合の結果、患者に対して有害な事象が発生するおそれがある場合、その旨を表示する表示手段と、
を備えた構成としたものである。
また、本発明は、前記課題を解決するための手段として、
薬剤管理指導支援システムを、
薬剤データ及び処方データを記憶する記憶手段と、
持参薬を特定するための手がかりとなる種々のデータで構成される持参薬データを入力するための入力手段と、
前記入力手段により入力された持参薬データに基づいて、前記記憶手段に記憶した薬剤データを検索し、該当する薬剤データを抽出する抽出手段と、
前記持参薬を、前記抽出手段により抽出された薬剤データに基づいて、過去の処方データとして前記記憶手段に記憶させるデータ登録手段と、
新たな処方データと、前記記憶手段に記憶した過去の処方データとを照合して処方チェック処理を実行するチェック手段と、
を備えた構成としたものである。
前記記憶手段は、複数の端末をネットワーク接続する場合、ネットワーク接続されたいずれかの記憶装置で構成すればよく、単一で構成してもよいが、記憶する内容によっては複数の記憶装置でそれぞれ記憶させるようにしてもよい。
前記データ登録手段により、持参薬に関連する薬剤データを前記記憶手段に記憶させるか否かを選択可能とする選択手段を、さらに備えるのが好ましい。
本発明によれば、患者が持参した薬剤を患者の前回の処方データとして記憶させることができるため、持参薬と処方薬とを簡単に一元管理することができ、両薬剤間における相互作用、重複投与等のチェックを確実に行うことが可能となる。
本実施形態に係る薬剤管理指導支援システムの構成例を示す概念図である。 図1に示す薬剤室端末装置の表示手段に表示する医薬品鑑別報告書作成画面を示す図である。 図2の医薬品鑑別報告書作成画面から患者属性情報入力欄を別ウィンドウで表示させた状態を示す図である。 図2の医薬品鑑別報告書作成画面の薬品検索欄に必要事項を入力した状態を示す図である。 図2の医薬品鑑別報告書作成画面の薬品検索結果欄で、特定の薬剤を選択することにより、鑑別対象薬品欄に鑑別対象薬品として表示させた状態を示す図である。 図2の医薬品鑑別報告書作成画面から印刷処理確認画面を別ウィンドウで表示させた状態を示す図である。 図6の画面で確定させた鑑別報告書の印刷処理画面を表示させたときの状態を示す図である。 図1に示す薬剤室端末装置でのチェック処理の結果、表示手段に表示させるエラー照会画面を示す図である。 図1の薬剤室端末装置で実行する患者情報の入力処理の内容を示すフローチャート図である。 図1の薬剤室端末装置で実行する持参薬の鑑別処理の内容を示すフローチャート図である。 図1の薬剤室端末装置で実行する持参薬の確定処理の内容を示すフローチャート図である。 図1の薬剤室端末装置で実行するチェック処理の内容を示すフローチャート図である。
符号の説明
1…管理装置
2…診療室端末装置
3…薬剤室端末装置
4…病棟端末装置
5…院内LAN
6…記憶装置
7…中央処理装置
8…薬剤データベース
9…管理プログラム
9…調剤機器
11…医薬品鑑別報告書作成画面
12…患者情報欄
13…薬品検索欄
14…薬品検索結果欄
15…画像情報欄
16…鑑別対象薬品欄
17…入力ボタン
18…患者属性情報入力欄
19…明細編集画面
20…印刷処理確認画面
21…鑑別報告書
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本実施形態に係る薬剤管理指導支援システムの構成例を示す概念図である。この薬剤管理指導支援システムは、管理装置1、診療室端末装置2、薬剤室端末装置3、病棟端末装置4を備え、これらは院内LAN5を介して互いに接続されている。
管理装置1は、記憶装置6、中央処理装置7(CPU)を備える。
記憶装置6には、薬剤データベース8、管理プログラム9、等が格納されている。薬剤データベース8は、病院内で採用されているか否かを問わず薬剤全般の各種情報が記憶されている。具体的には、薬剤毎に、薬品名称、一般名称、形状、主成分、副作用、相互作用等の薬剤に関するデータが互いに関連付けされて記憶されている。薬剤データベース8には、前記院内LAN5を介して、診療室端末装置2、薬剤室端末装置3、及び、病棟端末装置4から適宜アクセスして必要な情報、特に、後述するように、入院患者が持参した薬剤の鑑別処理の際に必要となる情報を入手可能となっている。
CPU7は、前記記憶装置6に格納した管理プログラム9を読み出して実行することにより、病院、診療所等の医療機関における全システムを管理する。
診療室端末装置2は、医師が患者を診察する際に所見、診察録等を電子的に格納する、いわゆる電子カルテとしての機能を有する。診療室端末装置2は、CPU、記録手段、記憶手段、通信手段、キーボード等の入力手段、及び、液晶ディスプレイ等の表示手段を備えている。診療室端末装置2は、診察録における処方データを薬剤室(調剤部門)の薬剤室端末装置3に送信する。なお、診療室端末装置2は、単に薬剤室へ処方データを送信するオーダリング端末であってもよい。
薬剤室端末装置3は、薬剤師による調剤業務を支援するための端末であり、主として、医師により診察室用端末装置2から送信された処方データのチェック処理を実行し、各種調剤機器10a、10b、10cを作動させるためのコマンド送信等を行う。薬剤室端末装置3は、前記診療室端末4と同様にCPU、記録手段、記憶手段、通信手段、キーボード等の入力手段、及び、液晶ディスプレイ等の表示手段を備えている。特に、記録手段には各患者の薬歴が格納されている。また、記憶手段には当病院内で採用されている薬剤のマスタデータ等が格納されている。また、表示手段には、図2に示す医薬品鑑別報告書作成画面11が表示される。
医薬品鑑別報告書作成画面11は、図2に示すように、患者情報欄12、薬品検索欄13、薬品検索結果欄14、画像情報欄15、鑑別対象薬品欄16、及び、各種ボタンで構成されている。
患者情報欄12には、患者番号、患者氏名、病棟、診療科、主治医、薬剤師が表示される。これらの各項目への入力は、入力ボタン17を操作することにより、図3に示すように、患者属性情報入力欄18を別ウィンドウで立ち上げて行う。
薬品検索欄13は、薬剤外観項目選択部13a、薬剤外観項目入力欄13b、剤型選択部13c、割線有無選択部13d、採用区分選択部13eで構成されている。薬剤外観項目選択部13aでは、例えば、クリックすることにより、目的とする薬剤の外観に関するカテゴリ(刻印、色、薬品名等)がプルダウン表示されるので、その中から該当するカテゴリを選択する。薬剤外観項目入力欄13bには、薬剤外観項目選択部13aで選択されたカテゴリに関する具体的内容を入力する。図4の例では、薬剤外観項目選択部13aで刻印が選択され、薬剤外観項目入力欄13bに刻印「112」が入力されている。剤型選択部13cには、「錠剤」、「カプセル」等の剤型を入力する。割線有無選択部13dには、割線の有無を入力する。採用区分選択部13eには、院内採用薬であるか否か、あるいは、全薬品が検索対象であるか否かを入力する。但し、持参薬を特定するための手がかりとなる得るデータであれば、自由に追加することもできる。例えば、商品名等から含有される薬剤を割り出すようにすることも可能である。
病棟端末装置4は、入院患者に対して行う薬剤管理指導業務(服薬指導業務)を支援するための端末である。病棟端末装置4は、診療室端末装置2や薬剤室端末装置3と同様に、CPU、記録手段、記憶手段、通信手段、キーボード等の入力手段、及び、液晶ディスプレイ等の表示手段を備えている。病棟端末装置4では、入院患者から聴取したヒアリング内容、入院患者に対して行った薬剤管理指導(服薬指導)内容等を記憶し、薬剤室端末装置3に記録されている各患者の薬歴等を適宜参照することができる。なお、病棟端末装置4は、前述のように、入院患者に対して薬剤管理指導(服薬指導)の支援を行うために、通常のデスクトップパソコンに代えて、PDA等の小型携帯端末等を採用可能である。
次に、前記薬剤管理指導支援システムでの処理内容について、図9から図11に示すフローチャートに従って説明する。すなわち、患者情報の入力処理、持参薬の鑑別処理、持参薬の確定処理、処方チェック処理、及び、相互作用チェック処理について説明する。これらの処理は、前述のいずれの端末でも実行可能であるが、以下では、患者情報の入力処理、持参薬の鑑別処理、及び、持参薬の確定処理については、病棟端末装置4で行い、処方チェック処理、及び、相互作用チェック処理については、薬剤室端末装置3で行うものとして説明する。
(患者情報の入力処理)
患者情報の入力処理では、図9のフローチャートに示すように、まず、表示手段に図2に示す医薬品鑑別報告書作成画面11を表示させる(ステップS1)。そして、患者情報欄12の入力ボタン17が操作されれば(ステップS2)、図3に示す患者属性情報入力欄18を別ウィンドウで表示する(ステップS3)。患者属性情報入力欄18では、キーボード、マウス等を使用して患者番号、生年月日等の患者情報を入力する。但し、患者が入院手続を終えている場合等で、既にその患者に患者番号が付与されていれば、患者属性情報入力欄18の左上の患者番号欄18aに患者番号を入力すればよい(ステップS4)。これにより、この患者番号に関連付けられた各種情報(患者名、病棟、生年月日等)が自動的に読み込まれて表示される(ステップS5)。
患者情報の入力が完了した後、OKボタン18bが操作されれば(ステップS6)、図2に示す医薬品鑑別報告書作成画面11に復帰させる(ステップS7)。そして、この医薬品鑑別報告書作成画面11で、患者が持参した現物の薬剤、若しくは、薬剤が収容された薬袋の記載に基づいて、キーボード、マウス等の入力手段を利用して持参薬の鑑別に必要な検索項目を入力し、持参薬の鑑別処理を実行する。
(持参薬の鑑別処理)
持参薬の鑑別処理では、図10のフローチャートに示すように、まず、図4の左側中段部に配置される薬品検索欄13(本発明の検索手段、又は、抽出手段の一部)に検索に必要な項目を入力する(ステップS11)。
必要事項(全てでなくてもよい。)の入力が完了して検索ボタン14fが操作されれば(ステップS12)、管理装置1の記憶装置6に記憶した薬剤に関するデータベースを検索する(ステップS13)。そして、薬品検索結果欄14に検索結果である薬剤の一覧(薬品名、メーカー、一般名等)を表示する(ステップS14)。薬品検索結果欄14に表示した各薬剤がポインティングデバイス等で選択されれば(ステップS15)、選択された薬剤の一般画像、一錠画像等の各態様を画像情報欄15に表示する(ステップS16)。これにより、薬剤師は患者が持参した薬剤の情報に基づいて画像を確認しながら鑑別作業を行うことができ、持参薬が何であるかを確実に特定することができる。
(持参薬の確定処理)
また、持参薬が特定され、薬品検索結果欄14に表示された対象薬剤がポインティングデバイス等で選択されれば、図11のフローチャートに示すように、選択ボタン15aを操作可能な状態とし(ステップS17)、持参薬の確定処理を実行する。すなわち、選択ボタン15aが操作されると(ステップS18)、選択された薬剤を、図5に示す鑑別対象薬品欄16に表示させる(ステップS19)。
鑑別対象薬品欄16に表示された薬剤が選択された状態で、明細編集ボタン17aが操作されれば(ステップS20)、明細編集画面19を表示させる(ステップS21)。そして、明細編集画面19で、図5に示すように、1日量、用法名称、日数を入力し、登録ボタン19aが操作されれば(ステップS22)、特定された持参薬に関する情報を、患者の前回の処方データとして記録する(ステップS23)。
また、印刷ボタン7bが操作されれば(ステップS24)、図6に示す印刷処理確認画面20を表示させる(ステップS25)。印刷処理確認画面20には、第1チェックボックス20a、及び、第2チェックボックス19bが表示される。第1チェックボックス20aは、鑑別報告書21を印刷するか否かの確認用である。また、第2チェックボックス20bは、鑑別処理により特定された持参薬に関するデータを確定するか否かの確認用である(本発明の確定手段の一部、又は、データ登録手段、選択手段)。
鑑別報告書印刷の有無、鑑別履歴データ送信の有無をそれぞれ選択し、実行ボタン20cが操作されれば(ステップS26)、前記チェックボックス20a、20bがチェックされているか否かについて判断する(ステップS27、S28)。第1チェックボックス20aがチェックされていれば(ステップS27:YES)、特定された持参薬の1日量、用法名称、日数の入力が完了することにより、図7に示す鑑別報告書21を印刷する(ステップS29)。また、第2チェックボックス20bがチェックされていれば(ステップS28:YES)、鑑別処理により特定された持参薬に関するデータを送信する(ステップS30)。送信したデータ、すなわち持参薬に関する薬剤データは、当該患者の前回の処方データとして、薬剤室端末装置3の記録手段に格納したDoファイルに記録する(ステップS31)。但し、持参薬に関する薬剤データは、管理装置1の記憶装置6に格納してもよい。
(チェック処理)
薬剤室端末装置3では、今回の処方データと、既に記録されている過去の処方データ(処方履歴)との間で、重複処方チェック処理及び相互作用チェック処理を実行する(本発明のチェック手段)。
重複処方チェック処理では、図12のフローチャートに示すように、患者情報が入力されることにより(ステップS41)、当該患者に過去の処方データがあるか否かを判断する(ステップS42)。当該患者についての過去の処方データがあれば、前記Doファイルから過去の処方データを読み込む(ステップS43)。過去の処方データがなければ、そのまま次のステップに移行する。
続いて、診療室端末装置2より送信される処方オーダ(処方データ)が入力されれば(ステップS44)、ステップS43で読み込んだ過去の処方データと、今回送信された処方データとの間で、重複処方がないかどうかを判断する(ステップS45)。
ここでは、ある患者について全ての診療科で処方された全薬品(過去に処方された薬品及び持参薬を含む。)に、今回処方された薬品が既に含まれているか否かを判断する。この場合、過去の処方データには、前記処理で記録した持参薬に関する薬剤データが含まれる。したがって、従来は考慮されていなかった持参薬についても、処方薬と共に一元管理し、重複投与を確実に防止することが可能となる。
相互作用チェック処理では、処方された全薬品(過去に処方された薬品及び持参薬を含む。)に対し、患者にとって有害な事象となり得る、禁忌や注意の対象となる薬品が含まれていないか否かを判断する(ステップS47)。この相互作用チェックにおいても、前記重複処方チェック処理と同様に、持参薬に関するデータについても適用することができ、確実に薬剤の禁忌投与等を防止することができる。
チェック処理の結果、問題がなければ、処方箋を発行し(ステップS49)、患者に薬剤を提供する。一方、チェック結果に問題があれば、図8に示すように、エラー照会画面22によりエラー表示させ(ステップS46、S48)、処方箋の発行を保留する。

Claims (3)

  1. 患者の処方データを入力する処方入力手段と、
    前記処方入力手段により入力された処方データを記憶する第1処方データ記憶手段と、
    薬剤に関する各種の情報を記憶する薬剤情報記憶手段と、
    前記薬剤情報記憶手段に記憶された情報から、患者が持参した薬剤の特徴に基づいてその薬剤名を検索する薬剤名検索手段と、
    前記薬剤名検索手段によって検索された薬剤名が複数ある場合、一の薬剤に確定する薬剤確定手段と、
    前記薬剤確定手段によって確定された薬剤を、患者の少なくとも前回の処方データとして記憶する第2処方データ記憶手段と、
    前記第1処方データ記憶手段に記憶した処方データを調剤指示として薬剤部へオーダーしたとき、当該処方データと前記第2処方データ記憶手段に記憶した処方データとを照合する照合手段と、
    前記照合手段による照合の結果、患者に対して有害な事象が発生するおそれがある場合、その旨を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする薬剤管理指導支援システム。
  2. 薬剤データ及び処方データを記憶する記憶手段と、
    持参薬を特定するための手がかりとなる種々のデータで構成される持参薬データを入力するための入力手段と、
    前記入力手段により入力された持参薬データに基づいて、前記記憶手段に記憶した薬剤データを検索し、該当する薬剤データを抽出する抽出手段と、
    前記持参薬を、前記抽出手段により抽出された薬剤データに基づいて、過去の処方データとして前記記憶手段に記憶させるデータ登録手段と、
    新たな処方データと、前記記憶手段に記憶した過去の処方データとを照合して処方チェック処理を実行するチェック手段と、
    を備えたことを特徴とする薬剤管理指導支援システム。
  3. 前記データ登録手段により、持参薬に関連する薬剤データを前記記憶手段に記憶させるか否かを選択可能とする選択手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の薬剤管理指導支援システム。
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