JP2003196392A - 薬歴管理方法及び薬歴管理システム - Google Patents

薬歴管理方法及び薬歴管理システム

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JP2003196392A
JP2003196392A JP2001390762A JP2001390762A JP2003196392A JP 2003196392 A JP2003196392 A JP 2003196392A JP 2001390762 A JP2001390762 A JP 2001390762A JP 2001390762 A JP2001390762 A JP 2001390762A JP 2003196392 A JP2003196392 A JP 2003196392A
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Shoichi Nakadai
彰一 中▲台▼
Toshiro Morishita
敏郎 森下
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者が複数の医療機関でから薬剤を処方され
たり、市販薬を服用した場合でも、医療機関で適切な相
互作用等の処方チェックが行えるようにする。 【解決手段】 データセンター11に薬歴情報および薬
剤情報を記憶する記憶手段と、医療機関の端末12A〜
12Bおよび患者の端末13から薬歴情報をインターネ
ットを通じてデータセンター11へ送信する手段と、デ
ータセンター11から薬歴情報および薬剤情報を医療機
関の端末12A〜12Bおよび患者の端末13にインタ
ーネットを通じて送信する手段とを備えさせることで厳
密な薬歴管理が可能となり、適切な相互作用等の処方チ
ェックが行えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者が過去に服用
した薬剤の名称や用法・用量などを管理する薬歴管理シ
ステムに係り、特にインターネットを利用して薬歴情報
を一元的に管理できるようにした薬歴管理方法及び薬歴
管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、体調を悪くした患者は、最寄りの
医療機関やかかりつけの医療機関へ行き、そこで医師の
診察や治療を受け、処方せんを受け取り、それに基づい
て薬局で薬を受け取り、服用している。このときに、患
者が一つの医療機関だけに通うのであればその医療機関
で薬歴を管理することは可能であるが、患者の中にはそ
れぞれの症状に応じて専門の医療機関に通院したり、又
は医療機関に行くことなく直接薬局に出向き、自分の症
状にあった薬を買い求め、それを服用している場合があ
る。このような場合、いつどこでどのような薬をどの程
度服用したのか、診察する医師はもちろん処方する薬剤
師も患者自身も認識することはほとんどできなかったの
が現状である。
【0003】最近では、患者自身が薬歴情報を管理する
ためにお薬手帳と呼ばれるものを携帯し、医療機関で処
方された薬剤の名称や用法・用量などの薬歴情報を手帳
に記録し、患者自身が薬歴を管理するようにしている。
このようなお薬手帳があると、複数のそれぞれ異なる医
療機関で薬剤の処方を受ける際であっても、このお薬手
帳を医師や薬剤師に提示するだけで重複投与や相互作用
の処方チェックを受けることができ、薬剤過誤の防止に
役立つ。また、患者自身が直接薬局で購入し服用してい
る市販薬等もお薬手帳に記載することで、市販薬に対す
る処方チェックも容易に行うこともができる。
【0004】また、医療機関の中には、独自の薬歴管理
システムとして、薬歴情報をセンタサーバで一元管理
し、このセンタサーバに接続可能な複数の医療機関で薬
剤が処方されていた場合には、このセンタサーバにて一
元管理された薬歴情報を利用することにより、正確な重
複投与や相互作用等の処方チェックを行うことが出来
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、お薬手
帳の形式では、薬歴情報を記載する場合、処方薬の一覧
を印刷したシールのようなものを貼るか、薬剤師あるい
は患者自身が手で記載する方法しかなかった。このた
め、処方チェックシステムを塔載したレセコン等では自
動チェックすることが出来ず、チェックは医師・薬剤師
自身がお薬手帳を見て行っているのが現状である。現
在、医薬品の種類は膨大であり、これに市販薬や食品等
を加味し処方チェックを行うのはベテランの医師・薬剤
師においても容易なことではなく、お薬手帳のような情
報だけでは迅速かつ的確な処方チェックを行うのは困難
である。
【0006】また、薬歴情報をセンタサーバで一元管理
する方法では、システムを利用していない医療機関で薬
剤を処方された場合や患者が直接薬局に出向き、自分の
症状にあった薬を買い求め、それを服用した場合など
は、薬歴情報に薬歴が追加されないため正確な処方チェ
ックを行なうことができない。また、この薬歴情報は患
者が参照や更新を行うことを可能としていないため、患
者自身が薬歴や詳しい薬剤情報を知りたくてもその内容
を容易に知ることが出来ないようになっている。そのた
め、患者が誤った知識からむやみに服用をやめてしま
い、コンプライアンスが果たされない場合も少なくなか
った。
【0007】本発明は、薬歴情報を一元管理し、医療機
関および患者が自由に薬歴・薬剤情報を閲覧・更新でき
る薬歴管理方法及び薬歴管理システムを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
された薬歴管理方法は、複数の患者の薬歴情報及び複数
の薬剤に関する薬剤情報を記憶しているデータベース手
段に対して通信回線手段を介してそれぞれ異なる複数の
場所からアクセスして前記薬歴情報を取り込むステップ
と、取り込まれた前記薬歴情報をそれぞれの場所で更新
するステップと、更新された前記薬歴情報を前記通信回
線手段を介して前記データベース手段に記憶させるステ
ップとを含むものである。データベース手段には、多数
の患者の薬歴情報や多数の薬剤に関する薬剤情報が記憶
されている。このデータベース手段に対してインターネ
ットなどの通信回線手段を介して複数の場所、すなわち
複数の医療機関(病院や薬局など)や患者自身などが自
由にアクセスすることができるようになっている。必要
な薬歴情報はデータベース手段にアクセスすることによ
って取り込むことができる。従って、医療機関が異なる
場合でも、データベース手段にアクセスすることによっ
て患者の薬歴情報を取り込むことができ、処方せんの作
成の参考にすることができる。また、患者自身が直接購
入した薬剤であっても患者自身がデータベース手段にア
クセスして、その薬歴情報を更新することによって、医
療機関は患者が過去にどのような薬剤を服用したかを容
易に認識することができ、処方せん作成の参考にするこ
とができる。
【0009】本発明の請求項2に記載された薬歴管理方
法は、請求項1において、前記取り込むステップによっ
て前記データベース手段から取り込まれた前記薬歴情報
に基づいて、処方せんの薬剤又は服用しようとする薬剤
について処方チェックを行なうステップを含むものであ
る。データベース手段には、市販薬を含む薬剤情報が記
憶されているので、処方された薬剤や市販の薬剤につい
て処方せんチェックを行なうことができる。処方せんチ
ェックとしては、医薬品の相互作用チェック(市販薬を
含む)、飲食物との相互作用チェック、重複投与チェッ
ク、投与量チェック、既往暦(病名)と医薬品とのチェ
ック(アレルギー等も含む)及び妊婦・授乳チェックな
どを行なう。
【0010】本発明の請求項3に記載された薬歴管理方
法は、請求項1において、医療機関から発行された処方
せんに関する処方せん情報を前記通信回線手段を介して
前記データベース手段に送信するステップと、受信した
前記処方せん情報に従って前記薬歴情報を更新するステ
ップとを含むものである。処方せん情報には処方された
薬剤に関する情報があるので、それに基づいて薬歴情報
を更新することができる。
【0011】本発明の請求項4に記載された薬歴管理方
法は、請求項1において、患者自身が服用した薬剤に関
する情報を前記通信回線手段を介して受信するステップ
と、受信した前記薬剤に関する情報に従って前記薬歴情
報を更新するステップとを含むものである。患者が本シ
ステムを利用していない医療機関から薬剤の処方をうけ
た場合や市販薬等を服用した場合などは、処方せんに関
する処方せん情報が存在しないので、このような場合に
は、患者自身が薬歴情報の更新を行うことができる。ま
た、処方された薬を全て処方せん通りに服用しない場合
にも、患者自身が服用した薬剤に関する情報すなわち実
際に服用した量や日数などに基づいて薬歴情報を更新す
ることができる。これによって、患者が実際に服用した
薬の量や日数などを正確に把握することができる。
【0012】本発明の請求項5に記載された薬歴管理シ
ステムは、複数の患者の薬歴情報及び複数の薬剤に関す
る薬剤情報を記憶しているデータベース手段と、前記デ
ータベース手段に対して通信回線手段を介して第1の場
所からアクセスして前記薬歴情報の追加及び更新の少な
くとも1つの処理を実行する第1の端末手段と、前記デ
ータベース手段に対して前記通信回線手段を介して前記
第1の場所とは異なる第2の場所からアクセスして前記
薬歴情報の追加及び更新の少なくとも1つの処理を実行
する第2の端末手段とを備えるものである。データベー
ス手段には、多数の患者の薬歴情報や多数の薬剤に関す
る薬剤情報が記憶されている。このデータベース手段に
対してインターネットなどの通信回線手段を介して第1
及び第2の場所、すなわち複数の医療機関(病院や薬局
など)や患者自身などが有する第1及び第2の端末から
自由にアクセスすることができるようになっている。従
って、第1の端末を有する医療機関で新たに薬歴情報が
追加されたり、更新された場合、第2の端末を有する他
の医療機関又は患者自身は、そのデータベース手段にア
クセスすることによって、必要な薬歴情報や追加又は更
新された薬歴情報を取り込むことができると共にその薬
歴情報の内容を更新することができる。従って、医療機
関が異なる場合でも、データベース手段にアクセスする
ことによって患者の薬歴情報を取り込むことができ、処
方せんの作成の参考にすることができる。また、患者自
身が直接購入し服用した薬剤であっても患者自身がデー
タベース手段にアクセスして、その薬歴情報を更新する
ことによって、医療機関は患者が過去にどのような薬剤
を服用したかを容易に認識することができ、処方せん作
成の参考にすることができる。
【0013】本発明の請求項6に記載された薬歴管理シ
ステムは、請求項5において、前記第1及び前記第2の
端末手段は、前記データベース手段から取り込まれた前
記薬歴情報に基づいて、処方せんの薬剤又は服用しよう
とする薬剤について処方チェックを行なうものである。
これは、請求項2に対応するものであり、データベース
手段に記憶されている市販薬を含む薬剤情報と、処方さ
れた薬剤や市販の薬剤との間の処方せんチェックを行な
うものである。
【0014】本発明の請求項7に記載された薬歴管理シ
ステムは、請求項5において、第1又は第2の端末手段
は、患者自身が服用した薬剤に関する情報を前記データ
ベース手段に送信し、前記データベース手段は、受信し
た前記薬剤に関する情報に従って前記薬歴情報を更新す
るものである。これは、請求項3に対応するものであ
り、処方せん情報に基づいて薬歴情報を更新するように
したものである。
【0015】本発明の請求項8に記載された薬歴管理シ
ステムは、請求項5において、患者自身が服用した薬剤
に関する情報を第1又は第2の端末手段を用いて前記デ
ータベース手段に送信し、前記データベース手段は、受
信した前記薬剤に関する情報に従って前記薬歴情報を更
新するものである。これは、請求項4に対応するもので
あり、処方せん情報が存在しないような場合でも、患者
自身が薬歴情報の更新を行うことができるようにしたも
のである。
【0016】本発明の請求項9に記載された薬歴管理シ
ステムは、複数の患者の薬歴情報及び複数の薬剤に関す
る薬剤情報を表示する表示手段を備えた薬歴管理システ
ムにおいて、前記薬歴情報としてそれぞれ異なる複数の
医療機関で発行された処方せんに関する処方せん情報及
び患者自身が服用した薬剤に関する情報を表示するもの
である。これは、薬歴情報や薬剤情報を表示する表示手
段がそれぞれ異なる病院や薬局などの医療機関で発行さ
れた処方せん情報に基づいた薬歴情報を表示すると共に
患者自身が直接購入し服用した薬剤も合わせて薬歴情報
として表示するようにしたものである。この薬歴情報を
見ることによって、医療機関は患者が過去にどのような
薬剤を服用したかを容易に認識することができ、処方せ
ん作成の参考にすることができる。
【0017】本発明の請求項10に記載された薬歴管理
システムは、請求項9において、前記表示手段は、表示
中の薬剤名が選択されることによってその選択された薬
剤情報を表示するものである。これは、表示手段に表示
中の薬剤名を選択するだけでその薬剤情報を表示できる
ようにしたものである。
【0018】本発明の請求項11に記載された薬歴管理
システムは、請求項9において、前記表示手段は、表示
中の薬歴情報に基づいて、処方せんの薬剤又は服用しよ
うとする薬剤について処方チェックを行なうためのボタ
ンを有するものである。これは、処方チェックを行なう
ためのボタンを選択するだけで処方チェックが行なえる
ようにしたものであり、薬歴情報の内容と処方せんの内
容を一々確認しなくてもボタンを選択するだけで処方チ
ェックを行なうことができる。
【0019】本発明の請求項12に記載された薬歴管理
システムは、請求項9において、前記表示手段は、前記
薬歴情報の追加・変更を行なうためのボタンを有するも
のである。これは、薬歴情報の追加・変更う行なうため
のボタンを選択するだけで薬歴情報への新たな薬剤の追
加や薬歴情報の内容の更新が行なえるようにしたもので
ある。
【0020】本発明の請求項13に記載された薬歴管理
システムは、請求項9において、前記表示手段は、前記
薬剤情報を表示するためのボタンを有するものである。
これは、薬歴情報に存在しない薬剤情報を表示するため
のものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従ったこの発明
に係る薬歴管理システムの好ましい実施の形態について
説明する。図1は、本発明の薬歴管理システムの全体構
成の概略を示す図である。この薬歴管理システムは、イ
ンターネット10に接続されたデータセンタサーバ11
と、複数の病院・薬局等の医療機関に配置されたインタ
ーネット10に接続可能な端末12A,12Bと、患者
が所有するインターネット10に接続可能な端末13と
から構成される。なお、医療機関及び患者の数は一例で
あり、実際は多数の医療機関及び患者の端末がインター
ネットを経由して接続されている。
【0022】データセンタサーバ11は、薬歴情報を統
括的に管理するため医療機関A及び医療機関Bの患者の
患者ファイル及び薬歴ファイル、患者に適切な薬剤情報
を提供するための医薬品ファイル、相互作用検索を検索
するための関連ファイルなどを薬歴・薬剤情報データベ
ースとして記憶している。図2は、データセンタサーバ
11の薬歴・薬剤情報データベースの一例を示す図であ
り、図2(A)は患者ファイルを、図2(B)は薬歴フ
ァイルを、図2(C)は医薬品ファイルの一例をそれぞ
れ示す。患者ファイルは、患者ID、パスワード、患者
氏名、性別、生年月日、既往症、アレルギー、妊婦授
乳、たばこ、コメント、その他の項目から構成される。
薬歴ファイルは、患者ID、処方日付、投与日数、投与
量、用法、薬剤名、コメント、その他の項目から構成さ
れる。医薬品ファイルは、医薬品名、メーカー名、一般
名、薬効名称、用法用量、効能効果、注意事項、副作
用、相互作用、薬理作用、色、識別番号、画像ファイル
名、その他の項目から構成される。
【0023】医療機関A及び医療機関Bにおいて、医者
又は薬剤師は患者へ薬剤を処方する際、データセンタサ
ーバ11にアクセスし、この患者の薬歴情報が薬歴・薬
剤情報データベースに記憶されていれば、薬歴ファイル
から該当する薬歴情報を取り込み、処方チェック等の必
要な処理を行い、薬剤処方後は、今回の処方薬の情報を
追加データとしてデータセンタサーバ11に送信し、薬
歴・薬剤情報データベースに追加記憶させる。一方、患
者は患者の所有する端末13からデータセンタサーバ1
1にアクセスし、薬歴・薬剤情報データベースに記憶さ
れている患者自身の薬歴情報を薬歴ファイルの中から閲
覧し、必要があれば患者自身がデータセンタサーバ11
内の薬歴情報を随時更新することができる。また、患者
が薬歴情報に記憶されている薬剤の情報を知りたい場合
は、データセンタサーバ11にアクセスし、該当する薬
剤情報を医薬品ファイルの中から閲覧することができ
る。
【0024】次に、医療機関で実行される処理の内容を
図3を参照して説明する。以下、このフローの詳細をス
テップ順に説明する。 [ステップS30]病院等の医療機関では患者に処方し
た処方せんを受け取り、薬局等の医療機関では患者が病
院等の医療機関から持参した処方せんを受取る。 [ステップS31]処方せんを受け取ると同時に、患者
の携帯している薬歴管理用のIDカードの提示を患者に
求め、提示あり又はなしの判定を行い、提示なし(N
O)の場合はステップS32に進み、提示あり(YE
S)の場合はステップS34に進む。 [ステップS32]薬歴管理用のIDカードをまだ患者
が持っていない場合は、新規登録のため新規IDカード
を医療機関(病院または薬局)の端末12A又は12B
に接続されたカードリーダに読込ませ、この患者に新し
いID番号を割り当てる。 [ステップS33]次に面接等によりこの患者の薬歴、
既往症、アレルギー、妊娠の有無、喫煙の有無等の患者
情報を調査し、端末12A又は12Bを用いて記録す
る。
【0025】[ステップS34]一方、患者が薬歴管理
用のIDカードを持っている場合は、受取ったIDカー
ドを病院または薬局の端末12に接続されたカードリー
ダを介して患者に関する情報を読み込む。 [ステップS35]取得したID番号をキーとしてこの
患者の情報として薬歴情報をインターネットを利用して
データセンタサーバ11に問い合わせる。 [ステップS36]データセンタサーバ11から該当す
るID番号の患者の薬歴情報を取得する。 [ステップS37]患者が持参した処方せんのデータ
(処方データ)を病院または薬局の端末12A又は12
Bを用いて入力する。 [ステップS38]入力された処方データには薬剤に関
するデータ(薬剤情報)を有するので、この薬剤情報と
データセンタサーバ11から取得した薬歴情報をもと
に、端末12A又は12Bを使用して自動処方チェック
を行う。なお、薬歴情報のない新規患者の場合は、今回
処方する処方せんの処方データ内の薬剤情報のみに基づ
いて自動処方チェックを行う。この自動処方チェック
は、相互作用、重複投与、用量、禁忌病名等のチェック
を行なうものである。自動処方チェックの結果が、問題
あり(NO)の場合はステップS39に進み、問題なし
(YES)の場合は次ステップS3Aに進む。
【0026】[ステップS39]自動処方チェックの結
果、処方内容に問題があると判定されたので、ここで
は、処方せんを発行した医師に問合わせ回避策を検討す
る。回避策としては新たな処方せんを発行して貰い、そ
れを入力し、再度自動処方チェックを行い、問題なしと
なるまで回避策を検討する。 [ステップS3A]自動処方チェッの結果、処方内容に
問題がないと判定されたので、ここでは、発行された処
方せんに従い調剤作業を行う。 [ステップS3B]調剤作業後、監査を行い、患者へ薬
剤を処方する。 [ステップS3B]薬剤処方後、今回処方した処方デー
タの中から薬剤情報を薬歴情報としてデータセンタサー
バ11に登録する。新規患者の場合は、データセンタサ
ーバ11に取得したID番号をキーとして新規ファイル
を作成し、入力した患者情報とともに今回処方した薬剤
情報を薬歴情報として登録する。 [ステップS3C]薬歴情報登録後、データセンタサー
バ11から登録完了メッセージが送信されるので、それ
を確認後、作業を終了する。
【0027】次に、患者が独自に自分の所有する端末を
用いてデータセンタサーバ11にアクセスして薬歴情報
の追加や薬剤情報の参照などを行なう場合について図4
及び図5を用いて説明する。以下、このフローの詳細を
ステップ順に説明する。 [ステップS40]医療機関から薬剤の処方をうけた
後、薬歴情報の追加及び薬剤情報の参照を行う場合は患
者が所有するインターネットに接続可能な端末13から
データセンタサーバ11のホームページにアクセスす
る。 [ステップS41]事前に登録してある患者固有のID
番号とパスワードを入力する。この際、ID番号及びパ
スワードを誤入力した場合には、データセンタサーバ1
1から誤入力の通知が送信され、誤入力を数回繰り返し
た場合にはデータセンタサーバ11へのアクセスが切断
される。
【0028】[ステップS42]適切なID番号とパス
ワードが入力された場合には、データセンタサーバ11
から患者の薬歴情報が読み出せるようになるので、患者
の端末13の表示部には読み出された薬歴情報が表示さ
れる。図6は、端末13の表示部に表示された患者の薬
歴情報の一例を示す図である。薬歴情報には、患者に関
する情報とその薬歴が表示される。患者情報としては、
患者氏名、性別、生年月日、血液型、既往症、アレルギ
ー、妊婦授乳、たばこ、お酒に関する項目が表示され
る。薬歴としては、調剤日(処方日付)、病院・薬局
名、薬の名称、用法用量、投与期間、コメントなどに関
する項目が表示される。表示画面の最下段には、薬剤情
報ボタン、処方チェックボタン及び追加・変更ボタンが
ある。薬剤情報ボタンは、薬剤の情報を表示するための
ボタンであり、このボタンがクリックされると、薬剤名
を選択する画面が表示され、その中から所望の薬剤名を
クリックするだけでその薬剤の情報が表示されるように
なっている。処方チェックボタンは、相互作用をチェッ
クするためのボタンであり、このボタンがクリックされ
ると、表示中の薬剤の中で、現在使用している薬剤につ
いて、相互作用チェックを始めとする処方チェックを行
なうようになる。追加・変更ボタンは、患者情報や医薬
品を追加・変更するためのボタンである。なお、薬の名
称の欄にある名称部分をクリックするだけでその薬剤情
報画面に移行するようになっている。
【0029】[ステップS43]患者が本システムを利
用していない医療機関から薬剤の処方をうけた場合や市
販薬等を投与した場合など患者自身が薬歴情報の追加を
行うことができる。この場合は、前のステップS42で
図6のような薬歴情報が表示されるので、その画面上で
追加・変更ボタンをマウスでクリックすることによって
薬歴情報の追加が可能となる。従って、このステップで
は、追加・変更ボタンがクリックされたか否かの判定を
行い、クリックされた(YES)場合はステップS44
に進み、そうでない場合は接続子1を介して図5のステ
ップS50にジャンプする。[ステップS44]追加・
更新ボタンがクリックされたと判定されたので、図7に
示すような更新(追加)画面が表示されるので、追加・
更新したい各項目に情報を入力する。検索ボタンがある
項目は、入力情報の数文字を入力することでその数文字
に該当する一覧が表示されるので、その中から該当する
ものを選択することで入力することができるようになっ
ている。例えば、薬剤名称の数文字を入力し、データセ
ンタサーバ11へ送信する。すると、データセンタサー
バ11から、その数文字に対応する薬剤の一覧表が患者
の端末13の表示部に表示される。薬剤の一覧表に登録
したい薬剤名称が存在しない場合には、再度、登録した
い薬剤名称が一覧表に現れるまでその薬剤名称の数文字
を入力し、データセンタサーバ11へ送信する。一覧表
に登録したい薬剤名称が存在する場合には、その薬剤名
称を選択する。薬剤を選択する際、名称のほか、用法用
量、効能効果、薬剤の識別番号、色、画像等を同時に表
示し、薬歴の誤登録を防止する。検索ボタンのない項目
は、直接テキスト入力できるようになっている。
【0030】[ステップS45]薬歴データの中の実際
に投与した薬剤に関するものを更新する場合には、登録
薬剤の投与量及び投与期間(日数)等を入力する。例え
ば、実際に服用した量や期間が処方せんで指定された投
与量及び投与期間と異なる場合には、実際に服用した量
や期間を用法・用量及び期間の項目を書き換えて変更す
る。 [ステップS46]医師・薬剤師等からの注意事項や特
記事項をその他のコメントとして入力する。例えば、用
法・用量の通り、1日2錠で服用するものを実際は1日
1錠で割合で服用したなどのメモなどを入力してもよ
い。 [ステップS47]追加・更新する内容の各項目への入
力が終了したら、追加実行ボタン又は更新実行ボタンを
クリックする。 [ステップS48]追加実行ボタン又は更新実行ボタン
がクリックされると、図8に示すような確認画面に今回
入力した項目が表示されるので、表示内容に誤りがない
かどうかを確認する。入力された患者情報・医薬品情報
が正しいかどうかを確認することができる。医薬品を更
新・追加する場合は、入力された医薬品の情報、色・識
別記号、効能効果、薬剤画像を表示し、患者が入力した
い薬剤が本当に入力されているのかどうかを患者自身が
チェックできるようになっている。入力内容が間違って
いる場合は修正ボタンをクリックすることによって、図
7の入力画面に戻り、正しい情報が入力されている場合
は登録ボタンをクリックすることによって図6に示すよ
うな患者の薬歴情報の表示画面が表示されるようにな
る。
【0031】[ステップS49]確認の結果、登録内容
に誤りがなければ、登録ボタンがクリックされ、誤りが
あり再度内容を変更する場合には、修正ボタンがクリッ
クされるので、ここでは、登録ボタンがクリックされた
か否かの判定を行い、登録ボタンがクリックされた(Y
ES)場合は図5のステップS50に進み、修正ボタン
がクリックされた(NO)場合はステップS44にリタ
ーンし、再度更新手続を行なう。ここで、登録ボタンが
クリックされると、データセンタサーバ11に新しい薬
歴情報が追加されると共に図6に示すような患者の薬歴
情報の表示画面が表示されるようになる。 [ステップS50]薬歴情報から薬剤情報を参照する場
合は、図6の表示画面で薬剤名をクリックすることによ
ってその薬剤情報を表示することができるが、参照した
い薬剤が薬歴情報に存在しない場合には、薬剤情報ボタ
ンをクリックすればよい。そこで、このステップでは、
薬剤情報ボタンがクリックされたか否かの判定を行い、
クリックされた(YES)場合は次のステップS51に
進み、そうでない(NO)場合はステップS53にジャ
ンプする。
【0032】[ステップS51]薬剤を選択する画面が
表示されるので、薬品名の数文字を入力して検索ボタン
をクリックして所望の薬剤を選択する。薬品名が明確で
ない場合などもあるので、薬剤にバーコードなどが存在
する場合には、そのバーコードを読み取ることによって
その薬剤情報が表示されるようになっていてもよい。 [ステップS52]クリックされた薬剤の薬剤情報が表
示される。図9は薬剤情報の表示画面の一例を示す図で
ある。表示される内容は、薬剤名称、メーカー名、一般
名(成分名)、薬効名称、用法・用量、効能・効果、警
告・禁忌、注意事項、副作用、薬理作用、相互作用(相
互作用を起こす薬剤の名称を表示)、薬剤画像、識別番
号、薬剤の色、貯蔵方法等である。
【0033】[ステップS53]薬歴情報に登録されて
いる薬剤間の相互作用を検索する場合は、図6の薬歴情
報表示画面の相互作用検索用の処方チェックボタンがク
リックされたかどうかを判定し、クリックされた(YE
S)場合はステップS54に進み、そうでない他のボタ
ンが操作された場合には処理を終了する。 [ステップS54]処方チェックボタンがクリックされ
たので、データセンタサーバ11では薬歴情報から相互
作用のある組み合わせがあるか否かを検索し、その組み
合わせがある場合には、その内容が表示される。図10
は、相互作用の組み合わせの表示画面の一例を示す図で
ある。表示画面の内容は、組み合わせごとに、その薬剤
の名称A,B、相互作用内容、作用機序等である。ま
た、飲食物等と相互作用を起こす薬剤がある場合には、
薬剤名と共に、飲食物名、相互作用内容、作用機序等を
表示する。
【0034】チェック項目としては、医薬品の相互作用
チェック(市販薬を含む)、飲食物との相互作用チェッ
ク、重複投与チェック、投与量チェック、既往暦(病
名)と医薬品とのチェック(アレルギー等も含む)及び
妊婦・授乳チェックなどを行なう。医薬品の相互作用チ
ェックでは、複数薬剤を投与した場合に起こる相互作用
をチェックし、併用禁忌(原則併用禁忌を含む)、併用
回避、併用注意、配合禁忌(複数薬剤を配合した場合に
色などが変化する場合)をチェックする。飲食物との相
互作用チェックでは、飲食物と相互作用を起こす薬剤の
チェックを行なう。例えば、薬剤AのワルファリンK錠
1mgと飲食物Bの納豆の摂取との間では、ワルファリ
ンK錠の作用が減弱するおそれがあるので、「ワルファ
リンK錠の作用が減弱するおそれがありますので、併用
には注意してください。」とのコメントを表示する。な
お、飲食物とのチェックは飲食物を入力しなくても、薬
剤Aについて該当のある(相互作用のある)飲食物がす
べて表示されるようになっている。重複投与チェックで
は、同一成分薬剤または同一薬効薬剤が複数投与されて
いる場合をチェックし、その注意文書を表示する。同一
成分薬剤の成分とは、薬剤情報表示画面の「一般名」を
指し、同一薬効薬剤とは薬剤表示画面の「薬効名称」を
指すので、これらが同一かどうかのチェックを行なう。
投与量チェックでは、医薬品の投与量が適切がどうかを
チェックする。投与量が適切用量より少ない場合又は多
い場合に警告表示する。既往暦(病名)と医薬品とのチ
ェックでは、医薬品が患者情報にある既往暦(病名)に
対し、投与して良いのかどうかをチェックする。添付文
書に記載された禁忌病名に既往暦(病名)が該当する場
合に警告表示する。妊婦・授乳チェックでは、患者が妊
婦・授乳状態にあり、妊婦・授乳患者に投与してはいけ
ない医薬品が処方されている場合に警告表示する。
【0035】以上説明したように、この実施形態に係る
薬歴管理システムによれば、患者が複数の医療機関で薬
剤の処方をうけた場合や市販薬を服用した場合でも、正
確かつ的確な処方チェックを行うことができ、相互作用
や重複投与等からおこる副作用を防止でき、より安全な
薬剤処方が行える。また、患者自身も服用している薬剤
の情報を容易に知ることが出来ることから、薬剤に対し
誤った知識を持つことを防止でき、コンプライアンスの
向上及び薬剤過誤の防止を図ることが出来る。
【0036】なお、上記の実施形態においては、患者が
データセンタサーバ11にアクセスする端末は、携帯電
話のような携帯通信端末を使用しても可能であり、患者
以外にも医師・薬剤師が外出先から携帯通信端末を用
い、患者の薬歴情報を参照することが可能である。
【0037】また、上記の説明では、患者は薬歴情報の
薬剤の薬剤情報及び相互作用の検索を行えるとしたが、
任意の薬剤に対しても、薬剤を選択することにより薬剤
情報及び相互作用検索を行えるようにしてもよい。
【0038】また、患者が市販薬を購入する場合、自分
の服用している薬剤と相互作用を起こすのかどうか知り
たい場合がある。購入したい市販薬が特定できる場合は
いいが、特定できない場合はどのような分類の薬が相互
作用を起こすのか知っておく必要がある。そこで、相互
作用の検索を行う際、相互作用起こす成分や分類、主な
市販薬等を表示し、事前にどのような薬剤が相互作用を
起こすのか検索できるようにしてもよい。
【0039】以上、説明したように、上述の実施の形態
によれば、患者が複数の医療機関で薬剤の処方をうけた
場合や、市販薬を服用した場合でも、医療機関がデータ
センタサーバに蓄積された薬歴情報を利用することによ
り、迅速かつ的確な処方チェックを行うことが出来る。
さらに、患者本人も薬歴情報から薬剤情報及び相互作用
情報を容易に知ることが出来ることから薬剤に対する知
識が向上し、コンプライアンスが果たされる。
【0040】
【発明の効果】この発明の薬歴管理方法及び薬歴管理シ
ステムによれば、薬歴情報を一元管理し、医療機関およ
び患者が自由に薬歴・薬剤情報を閲覧・更新することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の薬歴管理システムの全体構成の概略
を示す図
【図2】 データセンタサーバの薬歴・薬剤情報データ
ベースの一例を示す図
【図3】 図1の医療機関で実行される処理の内容を示
す図
【図4】 患者が独自に自分の所有する端末を用いてデ
ータセンタサーバにアクセスして薬歴情報の追加を行な
う場合の処理の内容を示す図
【図5】 患者が独自に自分の所有する端末を用いてデ
ータセンタサーバにアクセスして薬剤情報の表示や相互
作用の検索を行なう場合の処理の内容を示す図
【図6】 図1の端末13の表示部に表示された患者の
薬歴情報の表示画面の一例を示す図
【図7】 図6の追加・更新ボタンがクリックされた場
合の更新(追加)画面の一例を示す図
【図8】 追加実行/更新実行ボタンがクリックされた
場合の確認画面の一例を示す図
【図9】 薬剤情報の表示画面の一例を示す図
【図10】 薬の相互作用の組み合わせの表示画面の一
例を示す図
【符号の説明】
10…インターネット 11…データセンタサーバ 12A…医療機関Aの端末 12B…医療機関Bの端末 13…患者の端末

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の患者の薬歴情報及び複数の薬剤に
    関する薬剤情報を記憶しているデータベース手段に対し
    て通信回線手段を介してそれぞれ異なる複数の場所から
    アクセスして前記薬歴情報を取り込むステップと、 取り込まれた前記薬歴情報をそれぞれの場所で更新する
    ステップと、 更新された前記薬歴情報を前記通信回線手段を介して前
    記データベース手段に記憶させるステップとを含むこと
    を特徴とする薬歴管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記取り込むステップによって前記データベース手段か
    ら取り込まれた前記薬歴情報に基づいて、処方せんの薬
    剤又は服用しようとする薬剤について処方チェックを行
    なうステップを含むことを特徴とする薬歴管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 医療機関から発行された処方せんに関する処方せん情報
    を前記通信回線手段を介して前記データベース手段に送
    信するステップと、 受信した前記処方せん情報に従って前記薬歴情報を更新
    するステップとを含むことを特徴とする薬歴管理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 患者自身が服用した薬剤に関する情報を前記通信回線手
    段を介して受信するステップと、 受信した前記薬剤に関する情報に従って前記薬歴情報を
    更新するステップとを含むことを特徴とする薬歴管理方
    法。
  5. 【請求項5】 複数の患者の薬歴情報及び複数の薬剤に
    関する薬剤情報を記憶しているデータベース手段と、 前記データベース手段に対して通信回線手段を介して第
    1の場所からアクセスして前記薬歴情報の追加及び更新
    の少なくとも1つの処理を実行する第1の端末手段と、 前記データベース手段に対して前記通信回線手段を介し
    て前記第1の場所とは異なる第2の場所からアクセスし
    て前記薬歴情報の追加及び更新の少なくとも1つの処理
    を実行する第2の端末手段とを備えることを特徴とする
    薬歴管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記第1及び前記第2の端末手段は、前記データベース
    手段から取り込まれた前記薬歴情報に基づいて、処方せ
    んの薬剤又は服用しようとする薬剤について処方チェッ
    クを行なうことを特徴とする薬歴管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 医療機関から発行された処方せんに関する処方せん情報
    を前記第1又は第2の端末手段を用いて前記データベー
    ス手段に送信し、 前記データベース手段は、受信した前記処方せん情報に
    従って前記薬歴情報を更新することを特徴とする薬歴管
    理システム。
  8. 【請求項8】 請求項5において、 第1又は第2の端末手段は、患者自身が服用した薬剤に
    関する情報を前記データベース手段に送信し、 前記データベース手段は、受信した前記薬剤に関する情
    報に従って前記薬歴情報を更新することを特徴とする薬
    歴管理システム。
  9. 【請求項9】 複数の患者の薬歴情報及び複数の薬剤に
    関する薬剤情報を表示する表示手段を備えた薬歴管理シ
    ステムにおいて、 前記薬歴情報としてそれぞれ異なる複数の医療機関で発
    行された処方せんに関する処方せん情報及び患者自身が
    服用した薬剤に関する情報を表示することを特徴とする
    薬歴管理システム。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記表示手段は、表示中の薬剤名が選択されることによ
    ってその選択された薬剤情報を表示することを特徴とす
    る薬歴管理システム。
  11. 【請求項11】 請求項9において、 前記表示手段は、表示中の薬歴情報に基づいて、処方せ
    んの薬剤又は服用しようとする薬剤について処方チェッ
    クを行なうためのボタンを有することを特徴とする薬歴
    管理システム。
  12. 【請求項12】 請求項9において、 前記表示手段は、前記薬歴情報の追加・変更を行なうた
    めのボタンを有することを特徴とする薬歴管理システ
    ム。
  13. 【請求項13】 請求項9において、 前記表示手段は、前記薬剤情報を表示するためのボタン
    を有することを特徴とする薬歴管理システム。
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