JP4392135B2 - 実施情報管理装置、実施情報管理プログラムおよび実施情報管理プログラム記憶媒体 - Google Patents

実施情報管理装置、実施情報管理プログラムおよび実施情報管理プログラム記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療行為の実施内容を表す実施情報を管理する実施情報管理装置、コンピュータに組み込まれて、そのコンピュータを実施情報管理装置として動作させる実施情報管理プログラム、および実施情報管理プログラムが記憶された実施情報管理プログラム記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、医療機関においても、コンピュータを利用した様々な文書作成機器や情報処理機器が普及してきている。それらの機器の一種として、従来は病院の事務スタッフなどが、医療行為者が作成した伝票を使って手作業で記録して管理していた医療行為の実施内容を電子情報として記録して管理する実施情報管理装置が提案されている。この実施情報管理装置が導入されることによって、病院における診療報酬請求などに関する事務作業の効率化や正確化が実現されることが期待されている。
【0003】
このような実施情報管理装置には、実施された医療行為を表す行為情報や消費された物品を表す物品情報が入力される必要がある。そのような情報は、医療行為が実施された際に、医師や看護スタッフなどといった医療行為者によって入力されることが望ましい。つまり、医療行為者には、医療現場における情報の入力作業が要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、医療行為者が多忙な医療現場で行為情報や物品情報を入力するということは、当然ながら医療行為者に多くの負担がかかり、入力ミスが生じやすいと言う問題がある。
【0005】
そこで、選択メニューからマウスを使って情報を選択入力したり、物品に添付されているバーコードを、バーコードリーダを使って読み取ることで物品情報を入力するといったように、医療行為者の負担を軽減する工夫が施された実施情報管理装置も提案されている。しかし、そのような工夫が施されていても、救急医療の現場などでは救急処置などの後で使用物品の物品情報などをまとめて入力することとなる可能性が高く、入力すべき情報の欠落等を生じる可能性も高い。このため、不正確な実施情報が記録されるおそれがある。
【0006】
また、一般に、実施情報管理装置で管理されるべき行為情報や物品情報は、病院などの医療機関における多種多様な医療行為や物品のうち一部の医療行為や物品の情報に限定される。例えば、診療報酬が請求可能な物品の物品情報は管理対象であるが、たとえ医療行為に伴って消費した物品であっても、医療行為についてだけ診療報酬が請求可能であればその物品の物品情報は実施情報管理装置では管理されないなどとという場合がある。このように管理対象が限定される場合には、医師や看護スタッフなどといった医療行為者は、情報入力の際に、実施情報管理装置での管理対象か否かを適切に判断して入力する必要がある。しかし、管理対象を判断するためには、年々改正される保険制度などに関する最新の知識などが必要であり、医療行為者に本来求められている医療行為の実施に関する知識を越えた知識が要求されることとなって、医療行為者に大変な業務上の負担を強いる結果となる。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑み、管理されるべき物品などの情報を適切に含んだ実施情報を容易に作成することができる実施情報管理装置、そのような実施情報管理装置としてコンピュータを動作させる実施情報管理プログラム、およびそのような実施情報管理プログラムが記憶されている実施情報管理プログラム記憶媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の実施情報管理装置は、医療行為の実施内容を表す実施情報を管理する実施情報管理装置であって、
医療行為を表す行為情報と、医療行為に伴って消費される物品を表す物品情報とを含む情報セットを記憶する情報セット記憶部と、
医療行為に伴って消費される物品を表す任意の物品情報が入力される物品情報入力部と、
前記情報セット記憶部に記憶されている情報セットのうち、前記物品情報入力部に入力された物品情報と同じ物品情報を含む情報セットを検索する情報セット検索部と、
前記情報セット検索部による検索で見つかった情報セットに含まれている物品情報および行為情報に基づいて前記実施情報を作成する実施情報作成部とを備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明の実施情報管理装置によれば、情報セットに含まれている物品情報および行為情報に基づいて実施情報が作成されるので、管理対象の物品などの情報が情報セットとして予め適切に準備されることによって、適切な実施情報が作成される。このため、本発明の実施情報管理装置は、事務作業の効率化および正確化に大きく貢献することができる。
【0010】
また、本発明の実施情報管理装置によれば、使用された物品のうちの一部の物品について物品情報が物品情報入力部に入力されるだけで、情報セット検索部によって情報セットが検索されて実施情報が作成されるので、十分な物品情報などを含む適切な実施情報が容易に作成される。このため、実施情報管理装置のユーザである医者や看護スタッフなどは、本来の業務である医療行為の実施業務を妨げられることなく、容易に実施情報を作成することができる。
【0011】
本発明の実施情報管理装置は、行為情報を所定の情報源から取得する行為情報取得部、および
情報セット検索部による検索で見つかった情報セットに含まれている行為情報と、行為情報取得部で取得された行為情報とを照合する行為情報照合部を更に備えることが好適である。
【0012】
ここで、「所定の情報源」とは、実施予定の医療行為を表す行為情報の情報源であってもよく、あるいは実施済みの医療行為を表す行為情報の情報源であってもよい。
【0013】
情報セット検索部による検索で見つかった情報セットには、実施が予定されていない医療行為を表す行為情報や、既に実施が済んで実施情報も作成済みの医療行為を表す行為情報などを含んだ情報セットも含まれている可能性がある。このような行為情報を含んだ情報セットは、間違った実施情報が作成される原因となり得るが、上述した行為情報照合部によって行為情報が照合されることによって、そのような間違った実施情報の作成を容易に回避して正確な実施情報を作成することができる。
【0014】
また、本発明の実施情報管理装置は、情報セット検索部による検索で見つかった情報セットに含まれる物品情報および行為情報から、報酬が請求可能な物品および医療行為のそれぞれを表す物品情報および行為情報のうち少なくともいずれか一方を抽出する情報抽出部を備えることが望ましい。
【0015】
実施情報管理装置における管理対象の医療行為や物品は、一般的には主に、診療報酬が請求可能な医療行為や物品であるが、管理対象のすべてについて診療報酬が請求可能であるとは限らない。また、診療報酬の請求の可否判断には、保険制度などの知識が必要である。
【0016】
そこで、診療報酬が請求可能なものを保険制度の規定などに基づいて実施情報の中から抽出する情報抽出部が備えられていると、正確な事務作業のためには大変便利である。
【0017】
上記目的を達成する本発明の実施情報管理プログラムは、コンピュータに組み込まれて、そのコンピュータを、医療行為の実施内容を表す実施情報を管理する実施情報管理装置として動作させる実施情報管理プログラムであって、
上記情報セット記憶部と、上記物品情報入力部と、上記情報セット検索部と、上記実施情報作成部とを備えた実施情報管理装置としてコンピュータを動作させることを特徴とする。
【0018】
また、上記目的を達成する本発明の実施情報管理プログラムは、コンピュータに組み込まれて、そのコンピュータを、医療行為の実施内容を表す実施情報を管理する実施情報管理装置として動作させる実施情報管理プログラムが記憶された実施情報管理プログラム記憶媒体であって、
上記情報セット記憶部と、上記物品情報入力部と、上記情報セット検索部と、上記実施情報作成部とを備えた実施情報管理装置としてコンピュータを動作させる実施情報管理プログラムが記憶されてなることを特徴とする。
【0019】
なお、本発明にいう実施情報管理プログラムについては、ここではその基本形態のみを示すのにとどめるが、これは単に重複を避けるためであり、本発明にいう実施情報管理プログラムには、上記の基本形態の実施情報管理プログラムのみではなく、前述した実施情報管理装置の各形態に対応する各種の形態の実施情報管理プログラムが含まれる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0021】
図1は、本発明の実施情報管理装置の一実施形態がサーバとして組み込まれたコンピュータネットワークを示す外観図である。
【0022】
ここには、例示的に3台のコンピュータが示されており、これらのコンピュータのうち1台のコンピュータは、実施情報管理装置100として病院内に設置されたサーバマシンであり、その他の2台のコンピュータは、医師や看護スタッフなどが実施情報管理装置100を利用するための端末200,300として設置されたパーソナルコンピュータである。これら実施情報管理装置100および端末200,300は、病院内に設けられたLAN(Local Area Network)400を介して互いに接続されている。なお、ここでは、サーバマシンが本発明の実施情報管理装置の一実施形態として動作するが、本発明の実施情報管理装置は、複数のコンピュータを含むコンピュータネットワークによって構成されたものであってもよい。説明の便宜上、以下では1台のサーバマシンが本発明の実施情報管理装置の一実施形態に相当していることを前提として説明する。
【0023】
この図1に示す実施情報管理装置100および端末200,300のそれぞれを構成するコンピュータは、CPU、主記憶装置、ハードディスク、通信用ボード等が内蔵された本体101,201,301、本体101,201,301からの指示により表示画面102a,202a,302a上に画像や文字列を表示するディスプレイ102,202,302、実施情報管理装置100および端末200,300にユーザの指示を入力するためのキーボード103,203,303、表示画面102a,202a,302a上の任意の位置を指定することにより、その指定時にその位置に表示されていたアイコン等に応じた指示を入力するマウス104,204,304を備えている。
【0024】
また、各本体101,201,301には、さらに外観上、フロッピィ(登録商標)ディスク(図1には図示せず:図2参照)、CDROM500が装填されるFD装填口101a,201a,301a;CDROM装填口101b,201b,301bを有しており、それらの内部には、それらの装填口101a,101b;201a,201b;301a,301bから装填されたフロッピィ(登録商標)ディスクやCDROM500をドライブしてアクセスする、FDドライブ、CDROMドライブも内蔵されている。
【0025】
また、端末200,300としてのコンピュータには、物品に添付されたバーコードを読み取るバーコードリーダ205,305も備られえている。
【0026】
ここでは、CDROM500に本発明の実施情報管理プログラムの一実施形態が記憶されており、このCDROM500がCDROM装填口101bからサーバマシンの本体101内に装填され、CDROMドライブによりそのCDROM500に記憶された実施情報管理プログラムがこのサーバマシンのハードディスク内にインストールされる。このハードディスク内にインストールされた実施情報管理プログラムが起動されると、このサーバマシンは、本発明の実施情報管理装置の一実施形態として動作する。
【0027】
従って、実施情報管理プログラムが記憶されたCDROM500は、本発明の実施情報管理プログラム記憶媒体の一実施形態に相当する。
【0028】
また、このCDROM500に記憶された実施情報管理プログラムは、上記のようにしてコンピュータのハードディスク内にインストールされるが、その実施情報管理プログラムがインストールされた状態のハードディスクも、本発明の実施情報管理プログラム記憶媒体の一実施形態に相当する。
【0029】
さらに、その実施情報管理プログラムがフロッピィ(登録商標)ディスクにダウンロードされるときは、そのダウンロードされた実施情報管理プログラムを記憶した状態にあるフロッピィ(登録商標)ディスクも、本発明の実施情報管理プログラム記憶媒体の一実施形態に相当する。
【0030】
図2は、本発明の実施情報管理装置の一実施形態(サーバマシン)のハード構成図である。
【0031】
この実施情報管理装置100には、中央演算処理装置(CPU)111、RAM112、ハードディスクコントローラ113、FDドライブ114、CDROMドライブ115、マウスコントローラ116、キーボードコントローラ117、ディスプレイコントローラ118、および通信用ボード119が備えられており、それらはバス110で相互に接続されている。
【0032】
FDドライブ114、CDROMドライブ115は、図1を参照して説明したように、フロッピィ(登録商標)ディスク510、CDROM500が装填され、装填されたフロッピィ(登録商標)ディスク510、CDROM500にアクセスするものである。
【0033】
通信用ボード119は、図1に示すLAN400に接続され、そのLAN400を介して通信を行うものである。
【0034】
また、ここには、ハードディスクコントローラ113によりアクセスされるハードディスク520、マウスコントローラ116により制御されるマウス104、キーボードコントローラ117により制御されるキーボード103、およびディスプレイコントローラ118により制御されるディスプレイ102も示されている。
【0035】
前述したように、CDROM500には本発明の実施情報管理プログラムの一実施形態が記憶されており、CDROMドライブ115により、そのCDROM500から実施情報管理プログラムが読み込まれ、バス110を経由し、ハードディスクコントローラ113によりハードディスク520内に格納される。実際の実行にあたっては、そのハードディスク520内の実施情報管理プログラムがRAM112上にロードされ、CPU111により実行される。
【0036】
図3は、本発明の実施情報管理装置の一実施形態を表す機能ブロック図である。
【0037】
この実施情報管理装置100は、実施情報処理部120および会計情報処理部130を備えている。実施情報処理部120は、医療行為の実施内容に関する情報を処理するものであり、会計情報処理部130は、医事会計の情報を処理するものである。
【0038】
この実施情報処理部120は、上述した端末200,300の入力機器(キーボード、マウス、バーコードリーダ)210,310およびLAN400を介した入力を受け付ける。また、この実施情報処理部120は、必要に応じて、上述した端末200,300の出力機器(ディスプレイやプリンタ)220,320を介した出力を行う。
【0039】
この実施情報管理装置100は、項目マスタ記憶部141、セットマスタ記憶部142、およびチェックマスタ記憶部143も備えている。項目マスタ記憶部141には、この実施情報管理装置100によって管理される医療行為および物品の項目が一覧表形式で記載された項目マスタが記憶されている。また、セットマスタ記憶部142には、項目マスタ記憶部141に記憶されている項目のセットが一覧表形式で記載されたセットマスタが記憶されている。後で詳述するように、このセットマスタ記憶部142は、本発明にいう情報セット記憶部の一例に相当する。また、チェックマスタ記憶部143には、実施情報処理部120で処理される情報の内容を医学的な角度からチェックするための指標が記載されたチェックマスタが記憶されている。実施情報処理部120は、これら項目マスタ記憶部141、セットマスタ記憶部142、およびチェックマスタ記憶部143それぞれの記憶内容を適宜に読み込んで情報処理に利用する。
【0040】
また、実施情報処理部120は、医療行為の予定を表す予定情報を上述したLAN400を介して予定情報記憶装置611から取得する。この予定情報記憶装置611は、本発明にいう情報源の一例に相当する。その予定情報は、LANに接続された所定のコンピュータが担う予定情報登録機能610によって予定情報記憶装置611に患者別に登録される。
【0041】
さらに、この実施情報処理部120は、患者がかかったことがある病気を表す病名情報を、上述したLAN400を介して病名情報記憶装置621から取得する。この病名情報記憶装置621も、本発明にいう情報源の一例に相当する。その病名情報は、LANに接続された所定のコンピュータが担う病名登録機能620によって病名情報記憶装置621に患者別に登録される。
【0042】
この実施情報処理部120には、情報入力部121、検索部122、行為情報取得部123、情報チェック部124、および実施情報作成部125が備えられている。
【0043】
情報入力部121は本発明にいう物品情報入力部の一例であり、上述した端末の入力機器210,310を介して患者番号d10や物品情報d20や医療行為識別情報d30の入力を受け付けるものである。ここで医療行為識別情報d30とは、上述した行為情報とは異なる情報であって、セットマスタ記憶部142に記憶されているセットのなかから所望のセットを特定する情報である。
【0044】
検索部122は本発明にいう情報セット検索部の一例であり、項目マスタ記憶部141およびセットマスタ記憶部142にアクセスして、入力された物品情報d20と同じ物品情報を項目として含むセットの検索や、医療行為識別情報d30によって特定されるセットの読込みを行うものである。
【0045】
行為情報取得部123は本発明にいう行為情報取得部の一例であり、予定されている医療行為を表す行為情報や、実施済みの医療行為を表す行為情報を取得するものである。
【0046】
情報チェック部124は本発明にいう行為情報照合部の一例であり、行為情報取得部123で取得された行為情報と、検索されたセットに含まれている行為情報との照合を行う。また、この情報チェック部124は、チェックマスタ記憶部143に記憶されているチェックマスタに基づいた医学的な情報チェックも行う。
【0047】
実施情報作成部125は、本発明にいう実施情報作成部の一例であり、チェックされた行為情報などを使って実施情報を作成するものである。作成された実施情報は第1の実施情報記憶部144に未確定の実施情報として記憶される。
【0048】
上述したように会計情報処理部130は医事会計の情報を処理するものであり、この会計情報処理部130には、会計情報抽出部131と提供情報作成部132が備えられている。また、この会計情報処理部130は、医事連携情報記憶部145から、医療行為や消費物品に対する診療報酬請求に必要な情報を取得する。
【0049】
会計情報抽出部131は本発明にいう情報抽出部の一例であり、未確定の実施情報に含まれる行為情報や物品情報の中から、診療報酬が請求可能な行為情報や物品情報を抽出する。
【0050】
提供情報作成部132は、会計情報抽出部で抽出された行為情報や物品情報を使って医事会計提供情報を作成するとともに、未確定の実施情報を確定させる。作成された医事会計提供情報は、提供情報記憶部146に記憶される。また、確定された実施情報は第2の実施情報記憶部147に記憶される。
【0051】
以下では、実施情報管理装置100の動作などについて詳細に説明する。
【0052】
図4は、項目マスタの一例を示す図である。
【0053】
この図4には3つの項目マスタが示されており、図4(A)には、医療行為(手技)の項目マスタ710、図4(B)には、診療報酬の加算項目の項目マスタ720、図4(C)には、物品の項目マスタ730が示されている。本実施形態では、これら3つの項目マスタ710,720,730が、図3に示す項目マスタ記憶部141に記憶されている。
【0054】
これら3つの項目マスタ710,720,730は、実施情報管理装置における取り扱い対象である医療行為や物品の項目を一覧表形式で表すものである。これら3つの項目マスタ710,720,730それぞれには、医療行為や物品の項目を表す項目コード711,721,731と、その項目コード711,721,731によって表される項目の項目名712,722,732が互いに対応づけられて記載されている。この項目コードは、項目を表すとともに、その項目に分類される医療行為や物品も表している。従って、医療行為を特定する項目コードは、本発明にいう行為情報に相当し、物品を特定する項目コードは、本発明にいう物品情報に相当する。
【0055】
図5は、セットマスタの一例を示す図である。
【0056】
このセットマスタ740は、医療行為や物品の項目のセットを一覧表形式で表すものであり、図3に示すセットマスタ記憶部142に記憶されている。
【0057】
このセットマスタ740の各段には、セットを特定するセット親コード741と、そのセットに含まれる項目を表すセット子コード743との組み合わせが1つ記載されている。このセット子コード743は、図4に示す項目コード711,721,731から選択されて記載されたものである。このセットマスタ740の1段(即ち1レコード)は、1つの医療行為あるいは1つの物品の項目に対応しており、同一のセット親コード741が記載された複数の段によって1つのセットが表されている。実施情報管理装置には多数のセットが予め用意されて記憶されている。
【0058】
このセットマスタ740が表すセットは、医療現場における医療行為の実施態様に応じて用意されるものであり、1つのセット中に複数の医療行為の項目が含まれている場合がある。例えば、特定部位の手術における一連の医療行為などは1つのセットにまとめられる。
【0059】
セットマスタ740には、上述したセット親コード741とセット子コード743との組み合わせに対応づけられて、セット子マスタ区分742と、会計フラグ744と、データフラグ745と、数量746も記載されている。
【0060】
セット子マスタ区分742は、セット子コード743が対応する項目コードが記載されている項目マスタの区分を示している。値「1」のセット子マスタ区分742は、区分「手技」を示しており、値「2」のセット子マスタ区分742は、区分「加算」を示しており、値「3」のセット子マスタ区分742は、区分「薬品等」を示しており、値「4」のセット子マスタ区分742は、区分「医用材料」を示している。
【0061】
会計フラグ744は、セット子コード743が表す項目の医療行為や物品が診療報酬の請求対象として算定されるものであるか否かを示している。値「1」の会計フラグ744は「算定する」ことを示しており、値「0」の会計フラグ744は「算定しない」ことを示している。
【0062】
データフラグ745は、そのデータフラグ745が記載されている段が対応する項目が、医療現場における医療行為の実施に当たって必須の項目であるか、あるいは任意に選択可能な医療行為や物品であるかを表している。値が「1」のデータフラグ745は、対応する項目が必須の項目であることを表しており、値が「0」のデータフラグ745は、対応する項目が任意項目であることを表している。
【0063】
数量746は、物品の標準的な消費量を表している。
【0064】
図3に示すセットマスタ記憶部142には、このセットマスタ740の他に、セットの名前を一覧表形式で表すセット名マスタと、上述した項目マスタの区分の一覧表も記憶されている。
【0065】
図6は、セット名マスタ及びマスタ区分それぞれの一例を示す図である。
【0066】
図6(A)には、セット名マスタ750が例示されており、図6(B)には項目マスタの区分の一覧表760が例示されている。
【0067】
本実施形態では、項目のセットに、ユーザが使いやすい名前が付けられている。セット名マスタ750には、セットを特定するセット親コード751と、そのセット親コード751で特定されるセットの名前752が互いに対応づけられて記載されている。
【0068】
また、本実施形態では、図4に示す項目マスタ710,720,730と、図5に示すセットマスタ740が、項目マスタの区分を介して間接的に対応づけられており、これにより、項目マスタ710,720,730とセットマスタ740との対応付けの自由度が高められている。マスタ区分の一覧表760には、マスタの区分を示すコード番号761と、その区分の名前762と、その区分に属する項目マスタの名前763が対応づけられて記載されている。本実施形態では、一例として、区分「手技」と図4の項目マスタ710が対応づけられており、区分「加算」と図4の項目マスタ720が対応づけられており、区分「薬品」および区分「材料」それぞれと図4の項目マスタ730が対応づけられている。
【0069】
以下、本実施形態の実施情報管理装置の動作について説明する。
【0070】
まず、実施情報管理装置の基本的な動作について説明する。
【0071】
実施情報管理装置のユーザである医者や看護スタッフによって医療行為が実施され、ユーザによって実施情報管理装置が起動されると、図1及び2に示すディスプレイ202,203に患者選択用の入力欄が表示され、患者を特定する患者情報の入力が求められる。
【0072】
図7は、入力された患者情報の一例を示す図である。
【0073】
患者情報770は、図3に示す患者番号d10に相当する患者コード欄771と、患者名772で構成されている。この図7には、一例として、患者コード「123456789」と患者名「富士太郎」からなる患者情報770が示されている。
【0074】
医者や看護スタッフは、医療行為を実施した患者を特定する患者情報を入力した後、バーコードリーダなどを使った物品情報の入力操作、あるいはキーボードやマウスを使った医療行為識別情報の入力操作を行う。
【0075】
上述したように医療行為識別情報はセットを特定する情報であり、医療行為識別情報の入力操作は、従来の実施情報管理装置と同様なメニュー選択による操作である。この入力操作は、多数のセットのうち、実施した医療行為に対応する目的のセットを医者や看護スタッフが知っているときには便利な操作である。医療行為識別情報が入力された場合には、その医療行為識別情報によってセットが特定される。
【0076】
一方、物品情報が入力された場合には、以下説明するようにセットが検索される。
【0077】
図8は、入力された物品情報の一例を示す図である。
【0078】
物品を表す物品情報として、ここでは、項目コード781と項目名782との組で構成された物品情報780が入力される。この物品情報780は、物品に付されたバーコードがバーコードリーダで読み取られることによって、図3に示す情報入力部121に入力される。
【0079】
また、この図8には、物品情報の具体的な一例として、項目コード「300010」と項目名「酸素」からなる物品情報780が示されている。
【0080】
このような物品情報780が図3に示す情報入力部121に入力されると、検索部122によって項目のセットが検索される。この検索は、図5に示すセットマスタ740が用いられて、以下説明するように行われる。
【0081】
セットマスタ740の各段に記載されたセット子コード743のうち、情報入力部121に入力された物品情報を構成している項目コード(ここでは「300010」)と一致するセット子コード743が検索される。そして、検索で見つかったセット子コード743が記載されている段と同じ段のセット親コード741(ここでは「SET001」)が取得される。これにより、セット親コード741によって特定されるセットが検索されたこととなる。検索によって見つかったセットは、図3に示す出力機器220,320を介してユーザに提示されるとともに、図3に示す情報チェック部124による後述するようなチェックを経て、実施情報作成部125に送られる。
【0082】
ここでは、セットが検索された結果として1つのセットが見つかった例が示されており、実施された医療行為に対応する目的のセットが特定されている。
【0083】
これに対して、セットが検索された結果として複数のセットが見つかった場合には、実施情報管理装置100のユーザである医者や看護スタッフに対して実施情報作成部125がセットの選択操作を求め、その選択操作によって目的のセットが特定される。
【0084】
このように、検索あるいはユーザの選択によって目的のセットが特定されると、実施情報作成部125は、その目的のセットに含まれる医療行為や物品の項目を、図5に示すセットマスタ740から抽出する。そして、実施情報作成部125は、抽出した項目のうちデータフラグ745の値が「0」である項目に対する要不要の選択操作をユーザに求める。その選択操作によって、実際に実施された医療行為や物品の項目が特定される。その後、項目が特定されたセットに基づいた実施情報が実施情報作成部125によって作成され、その実施情報が図3に示す出力機器220,320を介してユーザに提示されるとともに、第1の実施情報記憶部144に記憶される。
【0085】
図9は、作成された実施情報の一例を示す図である。
【0086】
この図9に示す実施情報790は、図7に示す患者名772が引用された患者名791と、医療行為が実施された日の日付792と、図6に示す区分名762に基づいた区分名793と、図4に示す項目名712,722,732が引用された項目名794と、図5に示すセット子コード743、数量746、会計フラグ744それぞれが引用されたコード795、数量796、会計フラグ797によって構成されている。
【0087】
この実施情報790は、図8に示す物品情報780に基づいた検索によって1つだけ見つかった、セット親コード「SET001」で特定されるセットに基づいて作成されたものである。セット親コード「SET001」で特定されるセットには、図5に示すように5つの項目が含まれており、その5つの項目のうち2つの項目が「任意」の項目である。ここでは、ユーザによってこれら2つの「任意」の項目がいずれも「不要」であると選択されたため、実施情報790には3つの項目だけが含まれている。
【0088】
以上説明した基本動作では、医療行為の実施者である医者や看護スタッフが、少数の消費物品について実施情報管理装置にバーコードを読み込ませ、実施情報管理装置によって求められた選択操作を行うだけで、ほとんど自動的に実施情報が作成されて記録されることとなる。つまり、実施情報管理装置のユーザである医者や看護スタッフは、実施された医療行為の記録として必要な全項目が揃った実施情報を簡単かつ正確に作成することができる。このため、医者や看護スタッフは、本来の業務に労力を集中させることができる。
【0089】
なお、上述した基本動作では、検索部によって複数のセットが見つかった場合に、ユーザに対してセットの選択操作が求められるが、本発明の実施情報管理装置では、ユーザに対して別の物品情報の入力が求められてもよい。この場合に、ユーザによって別の物品情報が入力されると、検索部による更なる検索によってセットが絞り込まれる。
【0090】
以上説明した基本動作に対する3つの応用動作について以下説明する。本実施形態の実施情報管理装置は、上記基本動作と以下説明する3つの応用動作とを概念的に含んだ複合的な動作を実行するものであるが、以下では説明の便宜上、各動作が個別の動作であるものとして説明する。
【0091】
第1の応用動作は、検索によって見つかったセットに含まれる医療行為と、実施予定の医療行為との整合性をチェックする動作部分を含む応用動作である。
【0092】
図10は、入力された物品情報の他の一例を示す図である。
【0093】
この図10に示す物品情報800は、項目コード801と項目名802とで構成されている点で、図8に示す物品情報780と同様のものであるが、この図10に示す物品情報800の内容は、図8に示す物品情報780とは異なっている。この図10に示す物品情報800は、項目コード「300030」と項目名「ヘパリンナトリウム」からなる物品情報である。
【0094】
第1の応用動作では、このような物品情報の入力を受けて、上記基本動作と同様にセットの検索が行われ、その後、検索によって見つかったセットに含まれている項目のうち医療行為の項目が、図3に示す情報チェック部124に読み込まれる。本実施形態では、セット子マスタ区分が「1(=手技)」である項目が医療行為の項目である。
【0095】
図11は、読み込まれた項目を示す図である。
【0096】
この図11には、セット親コード「SET002」とセット親コード「SET003」とで特定される2つのセットから抽出された5つの項目810が示されている。これら5つの項目810それぞれのセット子マスタ区分811の値はいずれも、医療行為(手技)の区分を表す「1」であるので、これら5つの項目810それぞれを特定する5つの項目コード「10002」、「10003」、「10004」、「10005」、「10006」は、いずれも医療行為を表す行為情報である。
【0097】
このような項目810が情報チェック部124によってセットから抽出されて読み込まれると、図3に示す行為情報取得部123によって予定情報記憶装置611から、実施が予定されている医療行為が一覧表形式で表された予定情報が取得される。この予定情報は、医者によって実施がオーダされた医療行為の一覧という意味で、「オーダ一覧」と称されている。なお、ここでは、図7に示す患者選択情報770によって特定される患者の、当日分の予定情報が取得されるものとする。
【0098】
図12は、予定情報の一例を示す図である。
【0099】
この予定情報820には、医療行為を表す医療行為名821と、その医療行為名821で表された医療行為を特定する項目コード822が記載されている。この予定情報820は、4つの医療行為が予定されていることを表しており、4つの項目コード822の値は、「10007」、「10008」、「10005」、「10003」である。このような予定情報が図3に示す行為情報取得部123によって取得されて情報チェック部124に受け渡される。
【0100】
なお、医療行為名821は、図3に示す予定情報登録機能610においてユーザが医療行為を識別するためのものであり、一般的には予定情報登録機能610独自の表現である。これに対して項目コード822は、図3に示す実施情報管理装置100と予定情報登録機能610とに共通するものである。従って、情報チェック部124では、項目コード822が行為情報として用られる。
【0101】
図11に示す5つの項目810をセットから抽出し、図12に示す予定情報820を受け取った情報チェック部124は、抽出した項目810の項目コード812と、取得した予定情報820に記載された項目コード822とを照合して、抽出した項目810のなかから、取得した予定情報820に記載された項目コード822のうちいずれかの項目コードの値と同じ値の項目コード812を有する項目810だけを選び出す。これにより、図11に示す項目810(ここでは5つの項目)が、実施が予定されている医療行為の項目だけに絞り込まれる。
【0102】
図13は、選び出された項目の一例を示す図である。
【0103】
この図13には、図11に示す5つの項目810の中から選び出された2つの項目810が示されている。図11に示す5つの項目810それぞれの項目コード812の値は、「10002」、「10003」、「10004」、「10005」、「10006」であるのに対して、図12に示す予定情報820に記載されている項目コード822それぞれの値は、「10007」、「10008」、「10005」、「10003」であるため、図13に示すように、項目コード812の値が「10003」、「10005」である2つの項目810が選び出されている。
【0104】
情報チェック部124によるこのような照合に合格して選び出された2つの項目810は、ここでは、セット親コードが「SET002」、「SET003」である別々のセットに属している。このため、それらのセットが、図3に示す出力機器220,320を介してユーザに提示され、ユーザによる目的のセットの選択が求められる。その選択によって目的とするセットが特定され、特定されたセットに基づいて上記基本動作と同様に実施情報が作成される。なお、選び出された項目が属するセットが1つのセットである場合には、目的とするセットは特定されているので、その特定されたセットに基づいて実施情報が作成される。
【0105】
図14は、第1の応用動作で作成された実施情報の一例を示す図である。
【0106】
この図14には、セット親コード「SET003」で特定されるセットが選択された場合に作成された実施情報830が示されている。
【0107】
この実施情報830には、「手技」の項目が3つ記載されており、これら3つの項目のうち項目コードの値が「10005」である項目は、実施が予定されていた医療行為を表す項目である。また、この実施情報830に記載されている3つの「手技」の項目のうち項目コードの値が「10004」、「10006」である2つの項目は、実施が予定されていた医療行為に伴って実施される医療行為を表している。
【0108】
このように、行為情報の照合が行われると、検索で多数のセットが見つかった場合であっても適切なセットに絞り込まれるので、セットの選択および実施情報の作成が容易である。
【0109】
ところで、いずれの項目も情報チェック部124による上記照合に不合格で、選び出された項目が存在しない場合には、ユーザの入力ミスなどが生じた可能性があるため、図3に示す出力機器220,320を介してユーザに警告が発せられる。つまり、行為情報の照合によって、ユーザの入力ミスなどを発見することができ、正確な実施情報を容易に作成することができる。
【0110】
但し、医療現場では、予定の医療行為とは異なる他の医療行為が、その予定の医療行為に替えて実施されることもしばしば起る。このため、警告が発せられた場合には、予定情報に基づいた行為情報の絞り込みが無視されて、上記基本動作と同様にセットの選択操作がユーザに求められる。
【0111】
以上で第1の応用動作についての説明を終了し、以下では、第2の応用動作について説明する。この第2の応用動作は、検索によって見つかったセットに含まれる医療行為を、実施済みの医療行為に基づいてチェックする動作部分を含む応用動作である。
【0112】
この第2の応用動作は、物品情報が入力されてから、セットの検索が行われ、医療行為の項目が読み込まれ、予定情報が取得され、予定情報に基づいて医療行為の項目が絞り込まれるまでは、上述した第1の応用動作と同様の動作である。ただし、以下では、図10に示す物品情報800が入力され、図12に示す予定情報820とは異なる予定情報が読み込まれる場合を例にとって説明する。
【0113】
図15は、予定情報の他の一例を示す図である。
【0114】
この図15には、3つの医療行為が予定されていることを表した予定情報840が示されており、この予定情報840に記載されている3つの項目コード841の値は、「10007」、「10008」、「10005」である。
【0115】
図3に示す情報チェック部124は、ここでは、図11に示す5つの項目810をセットから抽出するとともに図15に示す予定情報840を受け取り、上記同様に、それら5つの項目810の項目コードを、予定情報840に記載されている項目コードと照合して、項目コードの値が一致した項目810だけを選び出す。
【0116】
図16は、選び出された項目の他の一例を示す図である。
【0117】
この図16には、選び出された項目として1つだけ項目850が示されている。
【0118】
第2の応用動作では、このように項目が選び出されると、図3に示す行為情報取得部123によって、実施済みの医療行為を表す作成済みの実施情報が取得されて情報チェック部124に受け渡される。
【0119】
図17は、作成済みの実施情報の一例を示す図である。
【0120】
この図17に示す実施情報860は、図14に示す実施情報830と同様の実施情報である。
【0121】
この図17に示すような作成済みの実施情報860が情報チェック部124に受け取られると、その情報チェック部124によって、図16に示す項目850の項目コード851の値と、その実施情報860に記載されている項目コード861の値が照合される。同一の値が存在している場合には、ユーザのミスによって重複操作が行われている可能性があるので、図3に示す出力機器220,320を介してユーザに警告が発せられる。図16に示す項目850の場合には、項目コード851の値「10005」と同じ値の項目コードが、図17に示す実施情報860に記載されているので、ユーザに警告が発せられる。
【0122】
このように、実施済みの医療行為を表す実施情報に基づいた照合が行われることにより、ユーザのミスを発見して正確な実施情報を容易に作成することができる。
【0123】
但し、1日に同一の医療行為(例えば注射など)が複数回実施されることもあり得るので、本実施形態では、警告を受けたユーザが実施情報作成の続行を指示することもできる。そのような続行を指示された実施情報管理装置は、チェックの結果を無視して、上記第1の応用動作や上記基本動作と同様に実施情報を作成する。
【0124】
以上で第2の応用動作についての説明を終了し、以下では、第3の応用動作について説明する。この第3の応用動作は、検索によって見つかったセットを、図3に示すチェックマスタ記憶部143に記憶されているチェックマスタに基づいて医学的な見地で評価(チェック)する動作部分を含む応用動作である。
【0125】
この第3の応用動作では、上述した基本動作、第1の応用動作、および第2の応用動作と同様に、物品情報が入力されてセットの検索が行われる。また、以下の説明では、第1の応用動作および第2の応用動作の説明と同様に、図10に示す物品情報800が入力されたものとして説明する。従って、図3に示す検索部122によるセットの検索によって、値が「SET002」、「SET003」であるセット親コードによって特定される2つのセットが見つけられることとなる。
【0126】
このようなセットの検索の後、情報チェック部124によって病名情報記憶装置621から患者の病名の一覧表が取得される。
【0127】
図18は、病名の一覧表を示す図である。
【0128】
この一覧表870には、患者がかかったことがある病気として登録された病気の名前871が記載されている。この一覧表870は、図3に示す出力機器220,230を介して医者や看護スタッフなどといったユーザに提示される。ユーザは、この一覧表870の中から、患者が現在かかっている病気の名前を選択する。ここでは、一例として「病名1」が選択されたものとして以下説明する。
【0129】
ユーザによって病気の名前が選択されると、図3に示す情報チェック部124によって、チェックマスタ記憶部143に記憶されているチェックマスタから、選択された病名に対応するレコードが読み込まれる。
【0130】
図19は、チェックマスタの一例を示す図である。
【0131】
上述したようにチェックマスタは、医学的な情報チェックを行うための指標が記載されたものである。
【0132】
この図19には、一例として4つのレコード881を含むチェックマスタ880が示されており、各レコード881が医学的な指標を表している。各レコード881は、そのレコードがセットの評価に用いられるか否かを決める評価条件882と、セットに含まれる項目のうち評価の対象となる評価項目883と、そのセットに対する評価の内容884で構成されている。このチェックマスタ880では、評価条件882として病気、評価項目883として薬品が採用されており、各レコード881は、ある病気に対する所定薬品の使用可否を表している。
【0133】
このチェックマスタ880に含まれているレコード881のうち、ユーザが選択した病名と一致する病名の評価条件882を含むレコード881が読み込まれて評価に用いられる。
【0134】
なお、図3に示すチェックマスタ記憶部143には、評価条件と評価項目との双方に薬品名などが採用された、薬品の医学的な相互作用を表す指標としてのチェックマスタが記憶されていてもよい。そのようなチェックマスタが記憶されている場合には、検索で見つかったセットに含まれている薬品の項目に対応するレコードが読み込まれることとなる。
【0135】
以下、評価条件として病名が採用されたチェックマスタが記憶されている場合の動作について説明を続ける。
【0136】
図20は、チェックマスタから読み込まれたレコードの一例を示す図である。
【0137】
上述したように、ユーザによって「病名1」が選択されたことを受けて、図19に示すチェックマスタ880から、評価条件882が「病名1」である2つのレコードが読み込まれる。
【0138】
図3に示す情報チェック部124は、このようにチェックマスタからレコードを読み込むと、検索部122による検索で見つかったセットに含まれている項目をレコードの評価項目と照合し、評価項目と一致した項目がセットに含まれている場合には、そのレコードに含まれている「評価の内容」をそのセットに対する評価とする。なお、1つのセットに対して、項目が一致するレコードが複数存在する場合には、各レコードの「評価の内容」のうち最も重要な「評価の内容」をそのセットに対する評価とする。
【0139】
図21は、セットが評価された結果を示す図である。
【0140】
セットの評価は、評価されたセットを表すセット親コード891と、評価の内容892と、評価の指標となった項目を表す項目コード893との組み合わせで表現される。
【0141】
ここでは、セット親コードの値が「SET002」であるセットには、項目コード「300030」で表される「ヘパリンナトリウム5ML」という薬品の項目が含まれており、このセットに対する評価の内容は「使用可」となる。また、セット親コードの値が「SET003」であるセットには、項目コード「300030」で表される「ヘパリンナトリウム5ML」という薬品の項目と、項目コード「300050」で表される「塩酸プロカイン1%5ML」という薬品の項目が含まれており、このセットに対する評価の内容は「使用不可」となる。
【0142】
従って、図3に示す情報チェック部124は、検索で見つかった2つのセットのうち、セット親コードの値が「SET002」であるセットだけが医学的に適切なセットであると判断し、このセットの情報を実施情報作成部125に送る。
【0143】
このように、チェックマスタによる医学的なチェックが行われることによって、正確な実施情報が容易に作成される。
【0144】
図3に示す実施情報処理部120において、上述した基本動作や第1,第2,第3の応用動作によって作成された実施情報は、第1の実施情報記憶部144に未確定な実施情報として記憶される。そして、会計情報処理部130によってその未確定な実施情報が読み込まれ、その未確定な実施情報に基づいて医事会計提供情報が作成されるとともに、その実施情報が確定される。
【0145】
以下、会計情報処理部130によって医事会計提供情報が作成される動作について説明する。この会計情報処理部130は、読み込んだ実施情報と、予め用意されている医事連携情報とを使って医事会計提供情報を作成する。
【0146】
図22は、医事連携情報の一例を示す図である。
【0147】
この図22には、図4に示す3つの項目マスタそれぞれに対応する3つの医事連携情報が示されており、図22(A)には、医療行為(手技)の項目マスタ710に対応する医事連携情報900、図22(B)には、診療報酬の加算項目の項目マスタ720に対応する医事連携情報910、図22(C)には、物品の項目マスタ730に対応する医事連携情報920が示されている。本実施形態では、これら3つの医事連携情報900,910,920が、図3に示す医事連携情報記憶部145に記憶されている。
【0148】
これらの医事連携情報900,910,920は、実施情報に記載された医療行為や物品などの各項目について医事会計の処理を行うための情報が一覧表形式で記載されたものである。これらの医事連携情報900,910,920それぞれには、図4に示す項目コード711,721,731および項目名712,722,732と同様な項目コード901,911,921および項目名902,912,922が記載されている。また、これらの医事連携情報900,910,920それぞれには、医療行為や物品などの各項目を医事会計において特定する為の医事会計コード903,913,923も記載されている。更に、図22(A)及び図22(C)に示す2つの医事連携情報900,920それぞれには、医療行為や物品などの各項目に対する報酬などを計算する際の会計単位905,925と換算量904,924も記載されている。
【0149】
図3に示す会計情報処理部130の会計情報抽出部131は、第1の実施情報記憶部144から読み取られた実施情報を受け取り、その実施情報に基づいて、この図22に示すような医事連携情報900,910,920からレコードを抽出する。
【0150】
図23は、会計情報処理部に読み込まれた実施情報の一例を示す図である。
【0151】
この実施情報930の形式は、図9で説明した形式と同じ形式である。
【0152】
この実施情報930には、会計フラグの値が、診療報酬を算定することを表す値「1」である項目931が5つ記載されており、会計フラグの値が、診療報酬を算定しないことを表す値「0」である項目932が1つ記載されている。
【0153】
図3に示す会計情報抽出部131は、このような実施情報930を受け取ると、会計フラグの値が「1」である項目のみについて、その項目の項目コードと同じ項目コード901,911,921を有するレコードを、図22に示す医事連携情報900,910,920から抽出する。そして、抽出したレコードと上述した実施情報とを、図3に示す提供情報作成部132に送る。
【0154】
提供情報作成部132は、実施情報930に記載されている各項目のうち会計フラグの値が「1」である項目に、対応する医事会計コードを追加し、実施情報930に記載されている数量や単位を、図22に示す会計単位905,925や換算量904,924に基づいて医事会計用の数量や単位に変換する。このようにして、医事会計提供情報が作成される。
【0155】
図24は、医事会計提供情報の一例を示す図である。
【0156】
この医事会計提供情報940は、図23に示す実施情報930に基づいて作成されたものであり、会計フラグの値が「1」である5つの項目931に対応する5つの項目941だけで構成されている。
【0157】
このように、実施情報930と医事連携情報900,910,920とに基づいて医事会計提供情報940が作成されることにより、診療報酬が正確かつ容易に求められる。上述した基本動作あるいは応用動作によって十分な情報量を有する正確な実施情報が作成されているので、正確な医事会計提供情報940が作成され、正確な会計事務が実現される。
【0158】
なお、上記実施形態では、行為情報と物品情報との双方に会計フラグが対応づけられており、報酬が請求可能な医療行為や物品を表す行為情報と物品情報との双方が実施情報から抽出されるが、本発明にいう情報抽出部は、実施情報から、報酬が請求可能な物品の情報のみを抽出するものであってもよく、あるいは、実施情報から、報酬が請求可能な医療行為の情報のみを抽出するものであってもよい。
【0159】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、十分な情報量を有する実施情報を容易に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施情報管理装置の一実施形態がサーバとして組み込まれたコンピュータネットワークを示す外観図である。
【図2】本発明の実施情報管理装置の一実施形態(サーバマシン)のハード構成図である。
【図3】本発明の実施情報管理装置の一実施形態を表す機能ブロック図である。
【図4】項目マスタの一例を示す図である。
【図5】セットマスタの一例を示す図である。
【図6】セット名マスタ及びマスタ区分それぞれの一例を示す図である。
【図7】実施情報管理装置に入力された患者情報の一例を示す図である。
【図8】実施情報管理装置に入力された物品情報の一例を示す図である。
【図9】実施情報管理装置で作成された実施情報の一例を示す図である。
【図10】実施情報管理装置に入力された物品情報の他の一例を示す図である。
【図11】情報チェック部に読み込まれた項目を示す図である。
【図12】予定情報の一例を示す図である。
【図13】情報チェック部によって選び出された項目の一例を示す図である。
【図14】第1の応用動作で作成された実施情報の一例を示す図である。
【図15】予定情報の他の一例を示す図である。
【図16】情報チェック部によって選び出された項目の他の一例を示す図である。
【図17】作成済みの実施情報の一例を示す図である。
【図18】病名の一覧表を示す図である。
【図19】チェックマスタの一例を示す図である。
【図20】チェックマスタから読み込まれたレコードの一例を示す図である。
【図21】セットが評価された結果を示す図である。
【図22】医事連携情報の一例を示す図である。
【図23】会計情報処理部に読み込まれた実施情報の一例を示す図である。
【図24】医事会計提供情報の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 実施情報管理装置
101,201,301 本体
102,202,302 ディスプレイ
103,203,303 キーボード
104,204,304 マウス
120 実施情報処理部
121 情報入力部
122 検索部
123 行為情報取得部
124 情報チェック部
125 実施情報作成部
130 会計情報処理部
141 項目マスタ記憶部
142 セットマスタ記憶部
143 チェックマスタ記憶部
144 第1の実施情報記憶部
145 医事連携情報記憶部
146 提供情報記憶部
147 第2の実施情報記憶部
200,300 端末
205,305 バーコードリーダ
210,310 入力機器
220,320 出力機器
400 LAN(Local Area Network)
500 CDROM
510 フロッピィ(登録商標)ディスク
520 ハードディスク
610 予定情報登録機能
611 予定情報記憶装置
621 病名情報記憶装置
620 病名登録機能
710,720,730 項目マスタ
740 セットマスタ
750 セット名マスタ
760 マスタ区分の一覧表
770 患者情報
780,800 物品情報
790,830,860,930 実施情報
820,840 予定情報
870 病名の一覧表
880 チェックマスタ
900,910,920 医事連携情報
940 医事会計提供情報

Claims (4)

  1. 医療行為の実施内容を表す実施情報を管理する実施情報管理装置であって、
    セットを特定するためのセット親コードと、医療行為を表す行為情報を示す項目識別子であるセット子コードと、医療行為に伴って消費される物品を表す物品情報を示す項目識別子であるセット子コードとを、対応付けて記憶する情報セット記憶部を参照し、入力された物品情報に対応するセット子コードに対応するセット親コードを取得するセット親コード取得部と、
    前記情報セット記憶部を参照し、前記セット親コード取得部において取得されたセット親コードに対応するセット子コードで示される行為情報を取得する行為情報取得部、
    実施が予定されている行為情報を取得する実施予定取得部と、
    前記行為情報取得において取得された行為情報の中から、前記実施予定取得部において取得された行為情報と同じ行為情報を選出する選出部と、
    前記選出部において選出された行為情報が属するセット親コードを特定し、該セット親コードに対応するセット子コードで示される行為情報およびまたは物品情報を含む実施情報を作成する実施情報作成部とを備えたことを特徴とする実施情報管理装置。
  2. 前記実施情報作成部が、前記実施情報に、各行為情報および各物品情報のそれぞれが診療報酬の請求対象として算定されるものであるか否かを示す会計フラグを含めるものであり、
    行為情報および物品情報のうち、前記会計フラグが、請求対象として算定されるものであることを示しているものを、前記実施情報から抽出する情報抽出部を備えたことを特徴とする請求項1記載の実施情報管理装置。
  3. コンピュータに組み込まれて、そのコンピュータを、医療行為の実施内容を表す実施情報を管理する実施情報管理装置として動作させる実施情報管理プログラムであって、
    セットを特定するためのセット親コードと、医療行為を表す行為情報を示す項目識別子であるセット子コードと、医療行為に伴って消費される物品を表す物品情報を示す項目識別子であるセット子コードとを、対応付けて記憶する情報セット記憶部を参照し、入力された物品情報に対応するセット子コードに対応するセット親コードを取得するセット親コード取得部と、
    前記情報セット記憶部を参照し、前記セット親コード取得部において取得されたセット親コードに対応するセット子コードで示される行為情報を取得する行為情報取得部、
    実施が予定されている行為情報を取得する実施予定取得部と、
    前記行為情報取得において取得された行為情報の中から、前記実施予定取得部において取得された行為情報と同じ行為情報を選出する選出部と、
    前記選出部において選出された行為情報が属するセット親コードを特定し、該セット親コードに対応するセット子コードで示される行為情報およびまたは物品情報を含む実施情報を作成する実施情報作成部とを備えた実施情報管理装置としてコンピュータを動作させることを特徴とする実施情報管理プログラム
  4. コンピュータに組み込まれて、そのコンピュータを、医療行為の実施内容を表す実施情報を管理する実施情報管理装置として動作させる実施情報管理プログラムが記憶された実施情報管理プログラム記憶媒体であって、
    セットを特定するためのセット親コードと、医療行為を表す行為情報を示す項目識別子であるセット子コードと、医療行為に伴って消費される物品を表す物品情報を示す項目識別子であるセット子コードとを、対応付けて記憶する情報セット記憶部を参照し、入力された物品情報に対応するセット子コードに対応するセット親コードを取得するセット親コード取得部と、
    前記情報セット記憶部を参照し、前記セット親コード取得部において取得されたセット親コードに対応するセット子コードで示される行為情報を取得する行為情報取得部、
    実施が予定されている行為情報を取得する実施予定取得部と、
    前記行為情報取得において取得された行為情報の中から、前記実施予定取得部において取得された行為情報と同じ行為情報を選出する選出部と、
    前記選出部において選出された行為情報が属するセット親コードを特定し、該セット親コードに対応するセット子コードで示される行為情報およびまたは物品情報を含む実施情報を作成する実施情報作成部とを備えた実施情報管理装置としてコンピュータを動作させる実施情報管理プログラムが記憶されてなることを特徴とする実施情報管理プログラム記憶媒体
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