JP2002288337A - 実施情報管理装置、実施情報管理プログラムおよび実施情報管理プログラム記憶媒体 - Google Patents

実施情報管理装置、実施情報管理プログラムおよび実施情報管理プログラム記憶媒体

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JP2002288337A JP2001093037A JP2001093037A JP2002288337A JP 2002288337 A JP2002288337 A JP 2002288337A JP 2001093037 A JP2001093037 A JP 2001093037A JP 2001093037 A JP2001093037 A JP 2001093037A JP 2002288337 A JP2002288337 A JP 2002288337A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な情報量を有する実施情報を容易に作成
する。 【解決手段】 物品情報と行為情報とを含む情報セット
を記憶したセットマスタ記憶部142と、物品情報の入
力を受け付ける情報入力部121と、入力された物品情
報をキーとしてセットマスタ記憶部142の情報セット
を検索する検索部122と、検索で見つかったセットに
基づいて実施情報を作成する実施情報作成部125とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療行為の実施内
容を表す実施情報を管理する実施情報管理装置、コンピ
ュータに組み込まれて、そのコンピュータを実施情報管
理装置として動作させる実施情報管理プログラム、およ
び実施情報管理プログラムが記憶された実施情報管理プ
ログラム記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療機関においても、コンピュー
タを利用した様々な文書作成機器や情報処理機器が普及
してきている。それらの機器の一種として、従来は病院
の事務スタッフなどが、医療行為者が作成した伝票を使
って手作業で記録して管理していた医療行為の実施内容
を電子情報として記録して管理する実施情報管理装置が
提案されている。この実施情報管理装置が導入されるこ
とによって、病院における診療報酬請求などに関する事
務作業の効率化や正確化が実現されることが期待されて
いる。
【0003】このような実施情報管理装置には、実施さ
れた医療行為を表す行為情報や消費された物品を表す物
品情報が入力される必要がある。そのような情報は、医
療行為が実施された際に、医師や看護スタッフなどとい
った医療行為者によって入力されることが望ましい。つ
まり、医療行為者には、医療現場における情報の入力作
業が要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、医療行為者が
多忙な医療現場で行為情報や物品情報を入力するという
ことは、当然ながら医療行為者に多くの負担がかかり、
入力ミスが生じやすいと言う問題がある。
【0005】そこで、選択メニューからマウスを使って
情報を選択入力したり、物品に添付されているバーコー
ドを、バーコードリーダを使って読み取ることで物品情
報を入力するといったように、医療行為者の負担を軽減
する工夫が施された実施情報管理装置も提案されてい
る。しかし、そのような工夫が施されていても、救急医
療の現場などでは救急処置などの後で使用物品の物品情
報などをまとめて入力することとなる可能性が高く、入
力すべき情報の欠落等を生じる可能性も高い。このた
め、不正確な実施情報が記録されるおそれがある。
【0006】また、一般に、実施情報管理装置で管理さ
れるべき行為情報や物品情報は、病院などの医療機関に
おける多種多様な医療行為や物品のうち一部の医療行為
や物品の情報に限定される。例えば、診療報酬が請求可
能な物品の物品情報は管理対象であるが、たとえ医療行
為に伴って消費した物品であっても、医療行為について
だけ診療報酬が請求可能であればその物品の物品情報は
実施情報管理装置では管理されないなどとという場合が
ある。このように管理対象が限定される場合には、医師
や看護スタッフなどといった医療行為者は、情報入力の
際に、実施情報管理装置での管理対象か否かを適切に判
断して入力する必要がある。しかし、管理対象を判断す
るためには、年々改正される保険制度などに関する最新
の知識などが必要であり、医療行為者に本来求められて
いる医療行為の実施に関する知識を越えた知識が要求さ
れることとなって、医療行為者に大変な業務上の負担を
強いる結果となる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、管理されるべ
き物品などの情報を適切に含んだ実施情報を容易に作成
することができる実施情報管理装置、そのような実施情
報管理装置としてコンピュータを動作させる実施情報管
理プログラム、およびそのような実施情報管理プログラ
ムが記憶されている実施情報管理プログラム記憶媒体を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の実施情報管理装置は、医療行為の実施内容を表す実
施情報を管理する実施情報管理装置であって、医療行為
を表す行為情報と、医療行為に伴って消費される物品を
表す物品情報とを含む情報セットを記憶する情報セット
記憶部と、医療行為に伴って消費される物品を表す任意
の物品情報が入力される物品情報入力部と、前記情報セ
ット記憶部に記憶されている情報セットのうち、前記物
品情報入力部に入力された物品情報と同じ物品情報を含
む情報セットを検索する情報セット検索部と、前記情報
セット検索部による検索で見つかった情報セットに含ま
れている物品情報および行為情報に基づいて前記実施情
報を作成する実施情報作成部とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】本発明の実施情報管理装置によれば、情報
セットに含まれている物品情報および行為情報に基づい
て実施情報が作成されるので、管理対象の物品などの情
報が情報セットとして予め適切に準備されることによっ
て、適切な実施情報が作成される。このため、本発明の
実施情報管理装置は、事務作業の効率化および正確化に
大きく貢献することができる。
【0010】また、本発明の実施情報管理装置によれ
ば、使用された物品のうちの一部の物品について物品情
報が物品情報入力部に入力されるだけで、情報セット検
索部によって情報セットが検索されて実施情報が作成さ
れるので、十分な物品情報などを含む適切な実施情報が
容易に作成される。このため、実施情報管理装置のユー
ザである医者や看護スタッフなどは、本来の業務である
医療行為の実施業務を妨げられることなく、容易に実施
情報を作成することができる。
【0011】本発明の実施情報管理装置は、行為情報を
所定の情報源から取得する行為情報取得部、および情報
セット検索部による検索で見つかった情報セットに含ま
れている行為情報と、行為情報取得部で取得された行為
情報とを照合する行為情報照合部を更に備えることが好
適である。
【0012】ここで、「所定の情報源」とは、実施予定
の医療行為を表す行為情報の情報源であってもよく、あ
るいは実施済みの医療行為を表す行為情報の情報源であ
ってもよい。
【0013】情報セット検索部による検索で見つかった
情報セットには、実施が予定されていない医療行為を表
す行為情報や、既に実施が済んで実施情報も作成済みの
医療行為を表す行為情報などを含んだ情報セットも含ま
れている可能性がある。このような行為情報を含んだ情
報セットは、間違った実施情報が作成される原因となり
得るが、上述した行為情報照合部によって行為情報が照
合されることによって、そのような間違った実施情報の
作成を容易に回避して正確な実施情報を作成することが
できる。
【0014】また、本発明の実施情報管理装置は、情報
セット検索部による検索で見つかった情報セットに含ま
れる物品情報および行為情報から、報酬が請求可能な物
品および医療行為のそれぞれを表す物品情報および行為
情報のうち少なくともいずれか一方を抽出する情報抽出
部を備えることが望ましい。
【0015】実施情報管理装置における管理対象の医療
行為や物品は、一般的には主に、診療報酬が請求可能な
医療行為や物品であるが、管理対象のすべてについて診
療報酬が請求可能であるとは限らない。また、診療報酬
の請求の可否判断には、保険制度などの知識が必要であ
る。
【0016】そこで、診療報酬が請求可能なものを保険
制度の規定などに基づいて実施情報の中から抽出する情
報抽出部が備えられていると、正確な事務作業のために
は大変便利である。
【0017】上記目的を達成する本発明の実施情報管理
プログラムは、コンピュータに組み込まれて、そのコン
ピュータを、医療行為の実施内容を表す実施情報を管理
する実施情報管理装置として動作させる実施情報管理プ
ログラムであって、上記情報セット記憶部と、上記物品
情報入力部と、上記情報セット検索部と、上記実施情報
作成部とを備えた実施情報管理装置としてコンピュータ
を動作させることを特徴とする。
【0018】また、上記目的を達成する本発明の実施情
報管理プログラムは、コンピュータに組み込まれて、そ
のコンピュータを、医療行為の実施内容を表す実施情報
を管理する実施情報管理装置として動作させる実施情報
管理プログラムが記憶された実施情報管理プログラム記
憶媒体であって、上記情報セット記憶部と、上記物品情
報入力部と、上記情報セット検索部と、上記実施情報作
成部とを備えた実施情報管理装置としてコンピュータを
動作させる実施情報管理プログラムが記憶されてなるこ
とを特徴とする。
【0019】なお、本発明にいう実施情報管理プログラ
ムについては、ここではその基本形態のみを示すのにと
どめるが、これは単に重複を避けるためであり、本発明
にいう実施情報管理プログラムには、上記の基本形態の
実施情報管理プログラムのみではなく、前述した実施情
報管理装置の各形態に対応する各種の形態の実施情報管
理プログラムが含まれる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0021】図1は、本発明の実施情報管理装置の一実
施形態がサーバとして組み込まれたコンピュータネット
ワークを示す外観図である。
【0022】ここには、例示的に3台のコンピュータが
示されており、これらのコンピュータのうち1台のコン
ピュータは、実施情報管理装置100として病院内に設
置されたサーバマシンであり、その他の2台のコンピュ
ータは、医師や看護スタッフなどが実施情報管理装置1
00を利用するための端末200,300として設置さ
れたパーソナルコンピュータである。これら実施情報管
理装置100および端末200,300は、病院内に設
けられたLAN(Local Area Networ
k)400を介して互いに接続されている。なお、ここ
では、サーバマシンが本発明の実施情報管理装置の一実
施形態として動作するが、本発明の実施情報管理装置
は、複数のコンピュータを含むコンピュータネットワー
クによって構成されたものであってもよい。説明の便宜
上、以下では1台のサーバマシンが本発明の実施情報管
理装置の一実施形態に相当していることを前提として説
明する。
【0023】この図1に示す実施情報管理装置100お
よび端末200,300のそれぞれを構成するコンピュ
ータは、CPU、主記憶装置、ハードディスク、通信用
ボード等が内蔵された本体101,201,301、本
体101,201,301からの指示により表示画面1
02a,202a,302a上に画像や文字列を表示す
るディスプレイ102,202,302、実施情報管理
装置100および端末200,300にユーザの指示を
入力するためのキーボード103,203,303、表
示画面102a,202a,302a上の任意の位置を
指定することにより、その指定時にその位置に表示され
ていたアイコン等に応じた指示を入力するマウス10
4,204,304を備えている。
【0024】また、各本体101,201,301に
は、さらに外観上、フロッピィ(登録商標)ディスク
(図1には図示せず:図2参照)、CDROM500が
装填されるFD装填口101a,201a,301a;
CDROM装填口101b,201b,301bを有し
ており、それらの内部には、それらの装填口101a,
101b;201a,201b;301a,301bか
ら装填されたフロッピィ(登録商標)ディスクやCDR
OM500をドライブしてアクセスする、FDドライ
ブ、CDROMドライブも内蔵されている。
【0025】また、端末200,300としてのコンピ
ュータには、物品に添付されたバーコードを読み取るバ
ーコードリーダ205,305も備られえている。
【0026】ここでは、CDROM500に本発明の実
施情報管理プログラムの一実施形態が記憶されており、
このCDROM500がCDROM装填口101bから
サーバマシンの本体101内に装填され、CDROMド
ライブによりそのCDROM500に記憶された実施情
報管理プログラムがこのサーバマシンのハードディスク
内にインストールされる。このハードディスク内にイン
ストールされた実施情報管理プログラムが起動される
と、このサーバマシンは、本発明の実施情報管理装置の
一実施形態として動作する。
【0027】従って、実施情報管理プログラムが記憶さ
れたCDROM500は、本発明の実施情報管理プログ
ラム記憶媒体の一実施形態に相当する。
【0028】また、このCDROM500に記憶された
実施情報管理プログラムは、上記のようにしてコンピュ
ータのハードディスク内にインストールされるが、その
実施情報管理プログラムがインストールされた状態のハ
ードディスクも、本発明の実施情報管理プログラム記憶
媒体の一実施形態に相当する。
【0029】さらに、その実施情報管理プログラムがフ
ロッピィ(登録商標)ディスクにダウンロードされると
きは、そのダウンロードされた実施情報管理プログラム
を記憶した状態にあるフロッピィ(登録商標)ディスク
も、本発明の実施情報管理プログラム記憶媒体の一実施
形態に相当する。
【0030】図2は、本発明の実施情報管理装置の一実
施形態(サーバマシン)のハード構成図である。
【0031】この実施情報管理装置100には、中央演
算処理装置(CPU)111、RAM112、ハードデ
ィスクコントローラ113、FDドライブ114、CD
ROMドライブ115、マウスコントローラ116、キ
ーボードコントローラ117、ディスプレイコントロー
ラ118、および通信用ボード119が備えられてお
り、それらはバス110で相互に接続されている。
【0032】FDドライブ114、CDROMドライブ
115は、図1を参照して説明したように、フロッピィ
(登録商標)ディスク510、CDROM500が装填
され、装填されたフロッピィ(登録商標)ディスク51
0、CDROM500にアクセスするものである。
【0033】通信用ボード119は、図1に示すLAN
400に接続され、そのLAN400を介して通信を行
うものである。
【0034】また、ここには、ハードディスクコントロ
ーラ113によりアクセスされるハードディスク52
0、マウスコントローラ116により制御されるマウス
104、キーボードコントローラ117により制御され
るキーボード103、およびディスプレイコントローラ
118により制御されるディスプレイ102も示されて
いる。
【0035】前述したように、CDROM500には本
発明の実施情報管理プログラムの一実施形態が記憶され
ており、CDROMドライブ115により、そのCDR
OM500から実施情報管理プログラムが読み込まれ、
バス110を経由し、ハードディスクコントローラ11
3によりハードディスク520内に格納される。実際の
実行にあたっては、そのハードディスク520内の実施
情報管理プログラムがRAM112上にロードされ、C
PU111により実行される。
【0036】図3は、本発明の実施情報管理装置の一実
施形態を表す機能ブロック図である。
【0037】この実施情報管理装置100は、実施情報
処理部120および会計情報処理部130を備えてい
る。実施情報処理部120は、医療行為の実施内容に関
する情報を処理するものであり、会計情報処理部130
は、医事会計の情報を処理するものである。
【0038】この実施情報処理部120は、上述した端
末200,300の入力機器(キーボード、マウス、バ
ーコードリーダ)210,310およびLAN400を
介した入力を受け付ける。また、この実施情報処理部1
20は、必要に応じて、上述した端末200,300の
出力機器(ディスプレイやプリンタ)220,320を
介した出力を行う。
【0039】この実施情報管理装置100は、項目マス
タ記憶部141、セットマスタ記憶部142、およびチ
ェックマスタ記憶部143も備えている。項目マスタ記
憶部141には、この実施情報管理装置100によって
管理される医療行為および物品の項目が一覧表形式で記
載された項目マスタが記憶されている。また、セットマ
スタ記憶部142には、項目マスタ記憶部141に記憶
されている項目のセットが一覧表形式で記載されたセッ
トマスタが記憶されている。後で詳述するように、この
セットマスタ記憶部142は、本発明にいう情報セット
記憶部の一例に相当する。また、チェックマスタ記憶部
143には、実施情報処理部120で処理される情報の
内容を医学的な角度からチェックするための指標が記載
されたチェックマスタが記憶されている。実施情報処理
部120は、これら項目マスタ記憶部141、セットマ
スタ記憶部142、およびチェックマスタ記憶部143
それぞれの記憶内容を適宜に読み込んで情報処理に利用
する。
【0040】また、実施情報処理部120は、医療行為
の予定を表す予定情報を上述したLAN400を介して
予定情報記憶装置611から取得する。この予定情報記
憶装置611は、本発明にいう情報源の一例に相当す
る。その予定情報は、LANに接続された所定のコンピ
ュータが担う予定情報登録機能610によって予定情報
記憶装置611に患者別に登録される。
【0041】さらに、この実施情報処理部120は、患
者がかかったことがある病気を表す病名情報を、上述し
たLAN400を介して病名情報記憶装置621から取
得する。この病名情報記憶装置621も、本発明にいう
情報源の一例に相当する。その病名情報は、LANに接
続された所定のコンピュータが担う病名登録機能620
によって病名情報記憶装置621に患者別に登録され
る。
【0042】この実施情報処理部120には、情報入力
部121、検索部122、行為情報取得部123、情報
チェック部124、および実施情報作成部125が備え
られている。
【0043】情報入力部121は本発明にいう物品情報
入力部の一例であり、上述した端末の入力機器210,
310を介して患者番号d10や物品情報d20や医療
行為識別情報d30の入力を受け付けるものである。こ
こで医療行為識別情報d30とは、上述した行為情報と
は異なる情報であって、セットマスタ記憶部142に記
憶されているセットのなかから所望のセットを特定する
情報である。
【0044】検索部122は本発明にいう情報セット検
索部の一例であり、項目マスタ記憶部141およびセッ
トマスタ記憶部142にアクセスして、入力された物品
情報d20と同じ物品情報を項目として含むセットの検
索や、医療行為識別情報d30によって特定されるセッ
トの読込みを行うものである。
【0045】行為情報取得部123は本発明にいう行為
情報取得部の一例であり、予定されている医療行為を表
す行為情報や、実施済みの医療行為を表す行為情報を取
得するものである。
【0046】情報チェック部124は本発明にいう行為
情報照合部の一例であり、行為情報取得部123で取得
された行為情報と、検索されたセットに含まれている行
為情報との照合を行う。また、この情報チェック部12
4は、チェックマスタ記憶部143に記憶されているチ
ェックマスタに基づいた医学的な情報チェックも行う。
【0047】実施情報作成部125は、本発明にいう実
施情報作成部の一例であり、チェックされた行為情報な
どを使って実施情報を作成するものである。作成された
実施情報は第1の実施情報記憶部144に未確定の実施
情報として記憶される。
【0048】上述したように会計情報処理部130は医
事会計の情報を処理するものであり、この会計情報処理
部130には、会計情報抽出部131と提供情報作成部
132が備えられている。また、この会計情報処理部1
30は、医事連携情報記憶部145から、医療行為や消
費物品に対する診療報酬請求に必要な情報を取得する。
【0049】会計情報抽出部131は本発明にいう情報
抽出部の一例であり、未確定の実施情報に含まれる行為
情報や物品情報の中から、診療報酬が請求可能な行為情
報や物品情報を抽出する。
【0050】提供情報作成部132は、会計情報抽出部
で抽出された行為情報や物品情報を使って医事会計提供
情報を作成するとともに、未確定の実施情報を確定させ
る。作成された医事会計提供情報は、提供情報記憶部1
46に記憶される。また、確定された実施情報は第2の
実施情報記憶部147に記憶される。
【0051】以下では、実施情報管理装置100の動作
などについて詳細に説明する。
【0052】図4は、項目マスタの一例を示す図であ
る。
【0053】この図4には3つの項目マスタが示されて
おり、図4(A)には、医療行為(手技)の項目マスタ
710、図4(B)には、診療報酬の加算項目の項目マ
スタ720、図4(C)には、物品の項目マスタ730
が示されている。本実施形態では、これら3つの項目マ
スタ710,720,730が、図3に示す項目マスタ
記憶部141に記憶されている。
【0054】これら3つの項目マスタ710,720,
730は、実施情報管理装置における取り扱い対象であ
る医療行為や物品の項目を一覧表形式で表すものであ
る。これら3つの項目マスタ710,720,730そ
れぞれには、医療行為や物品の項目を表す項目コード7
11,721,731と、その項目コード711,72
1,731によって表される項目の項目名712,72
2,732が互いに対応づけられて記載されている。こ
の項目コードは、項目を表すとともに、その項目に分類
される医療行為や物品も表している。従って、医療行為
を特定する項目コードは、本発明にいう行為情報に相当
し、物品を特定する項目コードは、本発明にいう物品情
報に相当する。
【0055】図5は、セットマスタの一例を示す図であ
る。
【0056】このセットマスタ740は、医療行為や物
品の項目のセットを一覧表形式で表すものであり、図3
に示すセットマスタ記憶部142に記憶されている。
【0057】このセットマスタ740の各段には、セッ
トを特定するセット親コード741と、そのセットに含
まれる項目を表すセット子コード743との組み合わせ
が1つ記載されている。このセット子コード743は、
図4に示す項目コード711,721,731から選択
されて記載されたものである。このセットマスタ740
の1段(即ち1レコード)は、1つの医療行為あるいは
1つの物品の項目に対応しており、同一のセット親コー
ド741が記載された複数の段によって1つのセットが
表されている。実施情報管理装置には多数のセットが予
め用意されて記憶されている。
【0058】このセットマスタ740が表すセットは、
医療現場における医療行為の実施態様に応じて用意され
るものであり、1つのセット中に複数の医療行為の項目
が含まれている場合がある。例えば、特定部位の手術に
おける一連の医療行為などは1つのセットにまとめられ
る。
【0059】セットマスタ740には、上述したセット
親コード741とセット子コード743との組み合わせ
に対応づけられて、セット子マスタ区分742と、会計
フラグ744と、データフラグ745と、数量746も
記載されている。
【0060】セット子マスタ区分742は、セット子コ
ード743が対応する項目コードが記載されている項目
マスタの区分を示している。値「1」のセット子マスタ
区分742は、区分「手技」を示しており、値「2」の
セット子マスタ区分742は、区分「加算」を示してお
り、値「3」のセット子マスタ区分742は、区分「薬
品等」を示しており、値「4」のセット子マスタ区分7
42は、区分「医用材料」を示している。
【0061】会計フラグ744は、セット子コード74
3が表す項目の医療行為や物品が診療報酬の請求対象と
して算定されるものであるか否かを示している。値
「1」の会計フラグ744は「算定する」ことを示して
おり、値「0」の会計フラグ744は「算定しない」こ
とを示している。
【0062】データフラグ745は、そのデータフラグ
745が記載されている段が対応する項目が、医療現場
における医療行為の実施に当たって必須の項目である
か、あるいは任意に選択可能な医療行為や物品であるか
を表している。値が「1」のデータフラグ745は、対
応する項目が必須の項目であることを表しており、値が
「0」のデータフラグ745は、対応する項目が任意項
目であることを表している。
【0063】数量746は、物品の標準的な消費量を表
している。
【0064】図3に示すセットマスタ記憶部142に
は、このセットマスタ740の他に、セットの名前を一
覧表形式で表すセット名マスタと、上述した項目マスタ
の区分の一覧表も記憶されている。
【0065】図6は、セット名マスタ及びマスタ区分そ
れぞれの一例を示す図である。
【0066】図6(A)には、セット名マスタ750が
例示されており、図6(B)には項目マスタの区分の一
覧表760が例示されている。
【0067】本実施形態では、項目のセットに、ユーザ
が使いやすい名前が付けられている。セット名マスタ7
50には、セットを特定するセット親コード751と、
そのセット親コード751で特定されるセットの名前7
52が互いに対応づけられて記載されている。
【0068】また、本実施形態では、図4に示す項目マ
スタ710,720,730と、図5に示すセットマス
タ740が、項目マスタの区分を介して間接的に対応づ
けられており、これにより、項目マスタ710,72
0,730とセットマスタ740との対応付けの自由度
が高められている。マスタ区分の一覧表760には、マ
スタの区分を示すコード番号761と、その区分の名前
762と、その区分に属する項目マスタの名前763が
対応づけられて記載されている。本実施形態では、一例
として、区分「手技」と図4の項目マスタ710が対応
づけられており、区分「加算」と図4の項目マスタ72
0が対応づけられており、区分「薬品」および区分「材
料」それぞれと図4の項目マスタ730が対応づけられ
ている。
【0069】以下、本実施形態の実施情報管理装置の動
作について説明する。
【0070】まず、実施情報管理装置の基本的な動作に
ついて説明する。
【0071】実施情報管理装置のユーザである医者や看
護スタッフによって医療行為が実施され、ユーザによっ
て実施情報管理装置が起動されると、図1及び2に示す
ディスプレイ202,203に患者選択用の入力欄が表
示され、患者を特定する患者情報の入力が求められる。
【0072】図7は、入力された患者情報の一例を示す
図である。
【0073】患者情報770は、図3に示す患者番号d
10に相当する患者コード欄771と、患者名772で
構成されている。この図7には、一例として、患者コー
ド「123456789」と患者名「富士太郎」からな
る患者情報770が示されている。
【0074】医者や看護スタッフは、医療行為を実施し
た患者を特定する患者情報を入力した後、バーコードリ
ーダなどを使った物品情報の入力操作、あるいはキーボ
ードやマウスを使った医療行為識別情報の入力操作を行
う。
【0075】上述したように医療行為識別情報はセット
を特定する情報であり、医療行為識別情報の入力操作
は、従来の実施情報管理装置と同様なメニュー選択によ
る操作である。この入力操作は、多数のセットのうち、
実施した医療行為に対応する目的のセットを医者や看護
スタッフが知っているときには便利な操作である。医療
行為識別情報が入力された場合には、その医療行為識別
情報によってセットが特定される。
【0076】一方、物品情報が入力された場合には、以
下説明するようにセットが検索される。
【0077】図8は、入力された物品情報の一例を示す
図である。
【0078】物品を表す物品情報として、ここでは、項
目コード781と項目名782との組で構成された物品
情報780が入力される。この物品情報780は、物品
に付されたバーコードがバーコードリーダで読み取られ
ることによって、図3に示す情報入力部121に入力さ
れる。
【0079】また、この図8には、物品情報の具体的な
一例として、項目コード「300010」と項目名「酸
素」からなる物品情報780が示されている。
【0080】このような物品情報780が図3に示す情
報入力部121に入力されると、検索部122によって
項目のセットが検索される。この検索は、図5に示すセ
ットマスタ740が用いられて、以下説明するように行
われる。
【0081】セットマスタ740の各段に記載されたセ
ット子コード743のうち、情報入力部121に入力さ
れた物品情報を構成している項目コード(ここでは「3
00010」)と一致するセット子コード743が検索
される。そして、検索で見つかったセット子コード74
3が記載されている段と同じ段のセット親コード741
(ここでは「SET001」)が取得される。これによ
り、セット親コード741によって特定されるセットが
検索されたこととなる。検索によって見つかったセット
は、図3に示す出力機器220,320を介してユーザ
に提示されるとともに、図3に示す情報チェック部12
4による後述するようなチェックを経て、実施情報作成
部125に送られる。
【0082】ここでは、セットが検索された結果として
1つのセットが見つかった例が示されており、実施され
た医療行為に対応する目的のセットが特定されている。
【0083】これに対して、セットが検索された結果と
して複数のセットが見つかった場合には、実施情報管理
装置100のユーザである医者や看護スタッフに対して
実施情報作成部125がセットの選択操作を求め、その
選択操作によって目的のセットが特定される。
【0084】このように、検索あるいはユーザの選択に
よって目的のセットが特定されると、実施情報作成部1
25は、その目的のセットに含まれる医療行為や物品の
項目を、図5に示すセットマスタ740から抽出する。
そして、実施情報作成部125は、抽出した項目のうち
データフラグ745の値が「0」である項目に対する要
不要の選択操作をユーザに求める。その選択操作によっ
て、実際に実施された医療行為や物品の項目が特定され
る。その後、項目が特定されたセットに基づいた実施情
報が実施情報作成部125によって作成され、その実施
情報が図3に示す出力機器220,320を介してユー
ザに提示されるとともに、第1の実施情報記憶部144
に記憶される。
【0085】図9は、作成された実施情報の一例を示す
図である。
【0086】この図9に示す実施情報790は、図7に
示す患者名772が引用された患者名791と、医療行
為が実施された日の日付792と、図6に示す区分名7
62に基づいた区分名793と、図4に示す項目名71
2,722,732が引用された項目名794と、図5
に示すセット子コード743、数量746、会計フラグ
744それぞれが引用されたコード795、数量79
6、会計フラグ797によって構成されている。
【0087】この実施情報790は、図8に示す物品情
報780に基づいた検索によって1つだけ見つかった、
セット親コード「SET001」で特定されるセットに
基づいて作成されたものである。セット親コード「SE
T001」で特定されるセットには、図5に示すように
5つの項目が含まれており、その5つの項目のうち2つ
の項目が「任意」の項目である。ここでは、ユーザによ
ってこれら2つの「任意」の項目がいずれも「不要」で
あると選択されたため、実施情報790には3つの項目
だけが含まれている。
【0088】以上説明した基本動作では、医療行為の実
施者である医者や看護スタッフが、少数の消費物品につ
いて実施情報管理装置にバーコードを読み込ませ、実施
情報管理装置によって求められた選択操作を行うだけ
で、ほとんど自動的に実施情報が作成されて記録される
こととなる。つまり、実施情報管理装置のユーザである
医者や看護スタッフは、実施された医療行為の記録とし
て必要な全項目が揃った実施情報を簡単かつ正確に作成
することができる。このため、医者や看護スタッフは、
本来の業務に労力を集中させることができる。
【0089】なお、上述した基本動作では、検索部によ
って複数のセットが見つかった場合に、ユーザに対して
セットの選択操作が求められるが、本発明の実施情報管
理装置では、ユーザに対して別の物品情報の入力が求め
られてもよい。この場合に、ユーザによって別の物品情
報が入力されると、検索部による更なる検索によってセ
ットが絞り込まれる。
【0090】以上説明した基本動作に対する3つの応用
動作について以下説明する。本実施形態の実施情報管理
装置は、上記基本動作と以下説明する3つの応用動作と
を概念的に含んだ複合的な動作を実行するものである
が、以下では説明の便宜上、各動作が個別の動作である
ものとして説明する。
【0091】第1の応用動作は、検索によって見つかっ
たセットに含まれる医療行為と、実施予定の医療行為と
の整合性をチェックする動作部分を含む応用動作であ
る。
【0092】図10は、入力された物品情報の他の一例
を示す図である。
【0093】この図10に示す物品情報800は、項目
コード801と項目名802とで構成されている点で、
図8に示す物品情報780と同様のものであるが、この
図10に示す物品情報800の内容は、図8に示す物品
情報780とは異なっている。この図10に示す物品情
報800は、項目コード「300030」と項目名「ヘ
パリンナトリウム」からなる物品情報である。
【0094】第1の応用動作では、このような物品情報
の入力を受けて、上記基本動作と同様にセットの検索が
行われ、その後、検索によって見つかったセットに含ま
れている項目のうち医療行為の項目が、図3に示す情報
チェック部124に読み込まれる。本実施形態では、セ
ット子マスタ区分が「1(=手技)」である項目が医療
行為の項目である。
【0095】図11は、読み込まれた項目を示す図であ
る。
【0096】この図11には、セット親コード「SET
002」とセット親コード「SET003」とで特定さ
れる2つのセットから抽出された5つの項目810が示
されている。これら5つの項目810それぞれのセット
子マスタ区分811の値はいずれも、医療行為(手技)
の区分を表す「1」であるので、これら5つの項目81
0それぞれを特定する5つの項目コード「1000
2」、「10003」、「10004」、「1000
5」、「10006」は、いずれも医療行為を表す行為
情報である。
【0097】このような項目810が情報チェック部1
24によってセットから抽出されて読み込まれると、図
3に示す行為情報取得部123によって予定情報記憶装
置611から、実施が予定されている医療行為が一覧表
形式で表された予定情報が取得される。この予定情報
は、医者によって実施がオーダされた医療行為の一覧と
いう意味で、「オーダ一覧」と称されている。なお、こ
こでは、図7に示す患者選択情報770によって特定さ
れる患者の、当日分の予定情報が取得されるものとす
る。
【0098】図12は、予定情報の一例を示す図であ
る。
【0099】この予定情報820には、医療行為を表す
医療行為名821と、その医療行為名821で表された
医療行為を特定する項目コード822が記載されてい
る。この予定情報820は、4つの医療行為が予定され
ていることを表しており、4つの項目コード822の値
は、「10007」、「10008」、「1000
5」、「10003」である。このような予定情報が図
3に示す行為情報取得部123によって取得されて情報
チェック部124に受け渡される。
【0100】なお、医療行為名821は、図3に示す予
定情報登録機能610においてユーザが医療行為を識別
するためのものであり、一般的には予定情報登録機能6
10独自の表現である。これに対して項目コード822
は、図3に示す実施情報管理装置100と予定情報登録
機能610とに共通するものである。従って、情報チェ
ック部124では、項目コード822が行為情報として
用られる。
【0101】図11に示す5つの項目810をセットか
ら抽出し、図12に示す予定情報820を受け取った情
報チェック部124は、抽出した項目810の項目コー
ド812と、取得した予定情報820に記載された項目
コード822とを照合して、抽出した項目810のなか
から、取得した予定情報820に記載された項目コード
822のうちいずれかの項目コードの値と同じ値の項目
コード812を有する項目810だけを選び出す。これ
により、図11に示す項目810(ここでは5つの項
目)が、実施が予定されている医療行為の項目だけに絞
り込まれる。
【0102】図13は、選び出された項目の一例を示す
図である。
【0103】この図13には、図11に示す5つの項目
810の中から選び出された2つの項目810が示され
ている。図11に示す5つの項目810それぞれの項目
コード812の値は、「10002」、「1000
3」、「10004」、「10005」、「1000
6」であるのに対して、図12に示す予定情報820に
記載されている項目コード822それぞれの値は、「1
0007」、「10008」、「10005」、「10
003」であるため、図13に示すように、項目コード
812の値が「10003」、「10005」である2
つの項目810が選び出されている。
【0104】情報チェック部124によるこのような照
合に合格して選び出された2つの項目810は、ここで
は、セット親コードが「SET002」、「SET00
3」である別々のセットに属している。このため、それ
らのセットが、図3に示す出力機器220,320を介
してユーザに提示され、ユーザによる目的のセットの選
択が求められる。その選択によって目的とするセットが
特定され、特定されたセットに基づいて上記基本動作と
同様に実施情報が作成される。なお、選び出された項目
が属するセットが1つのセットである場合には、目的と
するセットは特定されているので、その特定されたセッ
トに基づいて実施情報が作成される。
【0105】図14は、第1の応用動作で作成された実
施情報の一例を示す図である。
【0106】この図14には、セット親コード「SET
003」で特定されるセットが選択された場合に作成さ
れた実施情報830が示されている。
【0107】この実施情報830には、「手技」の項目
が3つ記載されており、これら3つの項目のうち項目コ
ードの値が「10005」である項目は、実施が予定さ
れていた医療行為を表す項目である。また、この実施情
報830に記載されている3つの「手技」の項目のうち
項目コードの値が「10004」、「10006」であ
る2つの項目は、実施が予定されていた医療行為に伴っ
て実施される医療行為を表している。
【0108】このように、行為情報の照合が行われる
と、検索で多数のセットが見つかった場合であっても適
切なセットに絞り込まれるので、セットの選択および実
施情報の作成が容易である。
【0109】ところで、いずれの項目も情報チェック部
124による上記照合に不合格で、選び出された項目が
存在しない場合には、ユーザの入力ミスなどが生じた可
能性があるため、図3に示す出力機器220,320を
介してユーザに警告が発せられる。つまり、行為情報の
照合によって、ユーザの入力ミスなどを発見することが
でき、正確な実施情報を容易に作成することができる。
【0110】但し、医療現場では、予定の医療行為とは
異なる他の医療行為が、その予定の医療行為に替えて実
施されることもしばしば起る。このため、警告が発せら
れた場合には、予定情報に基づいた行為情報の絞り込み
が無視されて、上記基本動作と同様にセットの選択操作
がユーザに求められる。
【0111】以上で第1の応用動作についての説明を終
了し、以下では、第2の応用動作について説明する。こ
の第2の応用動作は、検索によって見つかったセットに
含まれる医療行為を、実施済みの医療行為に基づいてチ
ェックする動作部分を含む応用動作である。
【0112】この第2の応用動作は、物品情報が入力さ
れてから、セットの検索が行われ、医療行為の項目が読
み込まれ、予定情報が取得され、予定情報に基づいて医
療行為の項目が絞り込まれるまでは、上述した第1の応
用動作と同様の動作である。ただし、以下では、図10
に示す物品情報800が入力され、図12に示す予定情
報820とは異なる予定情報が読み込まれる場合を例に
とって説明する。
【0113】図15は、予定情報の他の一例を示す図で
ある。
【0114】この図15には、3つの医療行為が予定さ
れていることを表した予定情報840が示されており、
この予定情報840に記載されている3つの項目コード
841の値は、「10007」、「10008」、「1
0005」である。
【0115】図3に示す情報チェック部124は、ここ
では、図11に示す5つの項目810をセットから抽出
するとともに図15に示す予定情報840を受け取り、
上記同様に、それら5つの項目810の項目コードを、
予定情報840に記載されている項目コードと照合し
て、項目コードの値が一致した項目810だけを選び出
す。
【0116】図16は、選び出された項目の他の一例を
示す図である。
【0117】この図16には、選び出された項目として
1つだけ項目850が示されている。
【0118】第2の応用動作では、このように項目が選
び出されると、図3に示す行為情報取得部123によっ
て、実施済みの医療行為を表す作成済みの実施情報が取
得されて情報チェック部124に受け渡される。
【0119】図17は、作成済みの実施情報の一例を示
す図である。
【0120】この図17に示す実施情報860は、図1
4に示す実施情報830と同様の実施情報である。
【0121】この図17に示すような作成済みの実施情
報860が情報チェック部124に受け取られると、そ
の情報チェック部124によって、図16に示す項目8
50の項目コード851の値と、その実施情報860に
記載されている項目コード861の値が照合される。同
一の値が存在している場合には、ユーザのミスによって
重複操作が行われている可能性があるので、図3に示す
出力機器220,320を介してユーザに警告が発せら
れる。図16に示す項目850の場合には、項目コード
851の値「10005」と同じ値の項目コードが、図
17に示す実施情報860に記載されているので、ユー
ザに警告が発せられる。
【0122】このように、実施済みの医療行為を表す実
施情報に基づいた照合が行われることにより、ユーザの
ミスを発見して正確な実施情報を容易に作成することが
できる。
【0123】但し、1日に同一の医療行為(例えば注射
など)が複数回実施されることもあり得るので、本実施
形態では、警告を受けたユーザが実施情報作成の続行を
指示することもできる。そのような続行を指示された実
施情報管理装置は、チェックの結果を無視して、上記第
1の応用動作や上記基本動作と同様に実施情報を作成す
る。
【0124】以上で第2の応用動作についての説明を終
了し、以下では、第3の応用動作について説明する。こ
の第3の応用動作は、検索によって見つかったセット
を、図3に示すチェックマスタ記憶部143に記憶され
ているチェックマスタに基づいて医学的な見地で評価
(チェック)する動作部分を含む応用動作である。
【0125】この第3の応用動作では、上述した基本動
作、第1の応用動作、および第2の応用動作と同様に、
物品情報が入力されてセットの検索が行われる。また、
以下の説明では、第1の応用動作および第2の応用動作
の説明と同様に、図10に示す物品情報800が入力さ
れたものとして説明する。従って、図3に示す検索部1
22によるセットの検索によって、値が「SET00
2」、「SET003」であるセット親コードによって
特定される2つのセットが見つけられることとなる。
【0126】このようなセットの検索の後、情報チェッ
ク部124によって病名情報記憶装置621から患者の
病名の一覧表が取得される。
【0127】図18は、病名の一覧表を示す図である。
【0128】この一覧表870には、患者がかかったこ
とがある病気として登録された病気の名前871が記載
されている。この一覧表870は、図3に示す出力機器
220,230を介して医者や看護スタッフなどといっ
たユーザに提示される。ユーザは、この一覧表870の
中から、患者が現在かかっている病気の名前を選択す
る。ここでは、一例として「病名1」が選択されたもの
として以下説明する。
【0129】ユーザによって病気の名前が選択される
と、図3に示す情報チェック部124によって、チェッ
クマスタ記憶部143に記憶されているチェックマスタ
から、選択された病名に対応するレコードが読み込まれ
る。
【0130】図19は、チェックマスタの一例を示す図
である。
【0131】上述したようにチェックマスタは、医学的
な情報チェックを行うための指標が記載されたものであ
る。
【0132】この図19には、一例として4つのレコー
ド881を含むチェックマスタ880が示されており、
各レコード881が医学的な指標を表している。各レコ
ード881は、そのレコードがセットの評価に用いられ
るか否かを決める評価条件882と、セットに含まれる
項目のうち評価の対象となる評価項目883と、そのセ
ットに対する評価の内容884で構成されている。この
チェックマスタ880では、評価条件882として病
気、評価項目883として薬品が採用されており、各レ
コード881は、ある病気に対する所定薬品の使用可否
を表している。
【0133】このチェックマスタ880に含まれている
レコード881のうち、ユーザが選択した病名と一致す
る病名の評価条件882を含むレコード881が読み込
まれて評価に用いられる。
【0134】なお、図3に示すチェックマスタ記憶部1
43には、評価条件と評価項目との双方に薬品名などが
採用された、薬品の医学的な相互作用を表す指標として
のチェックマスタが記憶されていてもよい。そのような
チェックマスタが記憶されている場合には、検索で見つ
かったセットに含まれている薬品の項目に対応するレコ
ードが読み込まれることとなる。
【0135】以下、評価条件として病名が採用されたチ
ェックマスタが記憶されている場合の動作について説明
を続ける。
【0136】図20は、チェックマスタから読み込まれ
たレコードの一例を示す図である。
【0137】上述したように、ユーザによって「病名
1」が選択されたことを受けて、図19に示すチェック
マスタ880から、評価条件882が「病名1」である
2つのレコードが読み込まれる。
【0138】図3に示す情報チェック部124は、この
ようにチェックマスタからレコードを読み込むと、検索
部122による検索で見つかったセットに含まれている
項目をレコードの評価項目と照合し、評価項目と一致し
た項目がセットに含まれている場合には、そのレコード
に含まれている「評価の内容」をそのセットに対する評
価とする。なお、1つのセットに対して、項目が一致す
るレコードが複数存在する場合には、各レコードの「評
価の内容」のうち最も重要な「評価の内容」をそのセッ
トに対する評価とする。
【0139】図21は、セットが評価された結果を示す
図である。
【0140】セットの評価は、評価されたセットを表す
セット親コード891と、評価の内容892と、評価の
指標となった項目を表す項目コード893との組み合わ
せで表現される。
【0141】ここでは、セット親コードの値が「SET
002」であるセットには、項目コード「30003
0」で表される「ヘパリンナトリウム5ML」という薬
品の項目が含まれており、このセットに対する評価の内
容は「使用可」となる。また、セット親コードの値が
「SET003」であるセットには、項目コード「30
0030」で表される「ヘパリンナトリウム5ML」と
いう薬品の項目と、項目コード「300050」で表さ
れる「塩酸プロカイン1%5ML」という薬品の項目が
含まれており、このセットに対する評価の内容は「使用
不可」となる。
【0142】従って、図3に示す情報チェック部124
は、検索で見つかった2つのセットのうち、セット親コ
ードの値が「SET002」であるセットだけが医学的
に適切なセットであると判断し、このセットの情報を実
施情報作成部125に送る。
【0143】このように、チェックマスタによる医学的
なチェックが行われることによって、正確な実施情報が
容易に作成される。
【0144】図3に示す実施情報処理部120におい
て、上述した基本動作や第1,第2,第3の応用動作に
よって作成された実施情報は、第1の実施情報記憶部1
44に未確定な実施情報として記憶される。そして、会
計情報処理部130によってその未確定な実施情報が読
み込まれ、その未確定な実施情報に基づいて医事会計提
供情報が作成されるとともに、その実施情報が確定され
る。
【0145】以下、会計情報処理部130によって医事
会計提供情報が作成される動作について説明する。この
会計情報処理部130は、読み込んだ実施情報と、予め
用意されている医事連携情報とを使って医事会計提供情
報を作成する。
【0146】図22は、医事連携情報の一例を示す図で
ある。
【0147】この図22には、図4に示す3つの項目マ
スタそれぞれに対応する3つの医事連携情報が示されて
おり、図22(A)には、医療行為(手技)の項目マス
タ710に対応する医事連携情報900、図22(B)
には、診療報酬の加算項目の項目マスタ720に対応す
る医事連携情報910、図22(C)には、物品の項目
マスタ730に対応する医事連携情報920が示されて
いる。本実施形態では、これら3つの医事連携情報90
0,910,920が、図3に示す医事連携情報記憶部
145に記憶されている。
【0148】これらの医事連携情報900,910,9
20は、実施情報に記載された医療行為や物品などの各
項目について医事会計の処理を行うための情報が一覧表
形式で記載されたものである。これらの医事連携情報9
00,910,920それぞれには、図4に示す項目コ
ード711,721,731および項目名712,72
2,732と同様な項目コード901,911,921
および項目名902,912,922が記載されてい
る。また、これらの医事連携情報900,910,92
0それぞれには、医療行為や物品などの各項目を医事会
計において特定する為の医事会計コード903,91
3,923も記載されている。更に、図22(A)及び
図22(C)に示す2つの医事連携情報900,920
それぞれには、医療行為や物品などの各項目に対する報
酬などを計算する際の会計単位905,925と換算量
904,924も記載されている。
【0149】図3に示す会計情報処理部130の会計情
報抽出部131は、第1の実施情報記憶部144から読
み取られた実施情報を受け取り、その実施情報に基づい
て、この図22に示すような医事連携情報900,91
0,920からレコードを抽出する。
【0150】図23は、会計情報処理部に読み込まれた
実施情報の一例を示す図である。
【0151】この実施情報930の形式は、図9で説明
した形式と同じ形式である。
【0152】この実施情報930には、会計フラグの値
が、診療報酬を算定することを表す値「1」である項目
931が5つ記載されており、会計フラグの値が、診療
報酬を算定しないことを表す値「0」である項目932
が1つ記載されている。
【0153】図3に示す会計情報抽出部131は、この
ような実施情報930を受け取ると、会計フラグの値が
「1」である項目のみについて、その項目の項目コード
と同じ項目コード901,911,921を有するレコ
ードを、図22に示す医事連携情報900,910,9
20から抽出する。そして、抽出したレコードと上述し
た実施情報とを、図3に示す提供情報作成部132に送
る。
【0154】提供情報作成部132は、実施情報930
に記載されている各項目のうち会計フラグの値が「1」
である項目に、対応する医事会計コードを追加し、実施
情報930に記載されている数量や単位を、図22に示
す会計単位905,925や換算量904,924に基
づいて医事会計用の数量や単位に変換する。このように
して、医事会計提供情報が作成される。
【0155】図24は、医事会計提供情報の一例を示す
図である。
【0156】この医事会計提供情報940は、図23に
示す実施情報930に基づいて作成されたものであり、
会計フラグの値が「1」である5つの項目931に対応
する5つの項目941だけで構成されている。
【0157】このように、実施情報930と医事連携情
報900,910,920とに基づいて医事会計提供情
報940が作成されることにより、診療報酬が正確かつ
容易に求められる。上述した基本動作あるいは応用動作
によって十分な情報量を有する正確な実施情報が作成さ
れているので、正確な医事会計提供情報940が作成さ
れ、正確な会計事務が実現される。
【0158】なお、上記実施形態では、行為情報と物品
情報との双方に会計フラグが対応づけられており、報酬
が請求可能な医療行為や物品を表す行為情報と物品情報
との双方が実施情報から抽出されるが、本発明にいう情
報抽出部は、実施情報から、報酬が請求可能な物品の情
報のみを抽出するものであってもよく、あるいは、実施
情報から、報酬が請求可能な医療行為の情報のみを抽出
するものであってもよい。
【0159】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
十分な情報量を有する実施情報を容易に作成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施情報管理装置の一実施形態がサー
バとして組み込まれたコンピュータネットワークを示す
外観図である。
【図2】本発明の実施情報管理装置の一実施形態(サー
バマシン)のハード構成図である。
【図3】本発明の実施情報管理装置の一実施形態を表す
機能ブロック図である。
【図4】項目マスタの一例を示す図である。
【図5】セットマスタの一例を示す図である。
【図6】セット名マスタ及びマスタ区分それぞれの一例
を示す図である。
【図7】実施情報管理装置に入力された患者情報の一例
を示す図である。
【図8】実施情報管理装置に入力された物品情報の一例
を示す図である。
【図9】実施情報管理装置で作成された実施情報の一例
を示す図である。
【図10】実施情報管理装置に入力された物品情報の他
の一例を示す図である。
【図11】情報チェック部に読み込まれた項目を示す図
である。
【図12】予定情報の一例を示す図である。
【図13】情報チェック部によって選び出された項目の
一例を示す図である。
【図14】第1の応用動作で作成された実施情報の一例
を示す図である。
【図15】予定情報の他の一例を示す図である。
【図16】情報チェック部によって選び出された項目の
他の一例を示す図である。
【図17】作成済みの実施情報の一例を示す図である。
【図18】病名の一覧表を示す図である。
【図19】チェックマスタの一例を示す図である。
【図20】チェックマスタから読み込まれたレコードの
一例を示す図である。
【図21】セットが評価された結果を示す図である。
【図22】医事連携情報の一例を示す図である。
【図23】会計情報処理部に読み込まれた実施情報の一
例を示す図である。
【図24】医事会計提供情報の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 実施情報管理装置 101,201,301 本体 102,202,302 ディスプレイ 103,203,303 キーボード 104,204,304 マウス 120 実施情報処理部 121 情報入力部 122 検索部 123 行為情報取得部 124 情報チェック部 125 実施情報作成部 130 会計情報処理部 141 項目マスタ記憶部 142 セットマスタ記憶部 143 チェックマスタ記憶部 144 第1の実施情報記憶部 145 医事連携情報記憶部 146 提供情報記憶部 147 第2の実施情報記憶部 200,300 端末 205,305 バーコードリーダ 210,310 入力機器 220,320 出力機器 400 LAN(Local Area Netwo
rk) 500 CDROM 510 フロッピィ(登録商標)ディスク 520 ハードディスク 610 予定情報登録機能 611 予定情報記憶装置 621 病名情報記憶装置 620 病名登録機能 710,720,730 項目マスタ 740 セットマスタ 750 セット名マスタ 760 マスタ区分の一覧表 770 患者情報 780,800 物品情報 790,830,860,930 実施情報 820,840 予定情報 870 病名の一覧表 880 チェックマスタ 900,910,920 医事連携情報 940 医事会計提供情報

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】医療行為の実施内容を表す実施情報を管理
    する実施情報管理装置であって、 医療行為を表す行為情報と、医療行為に伴って消費され
    る物品を表す物品情報とを含む情報セットを記憶する情
    報セット記憶部と、 医療行為に伴って消費される物品を表す任意の物品情報
    が入力される物品情報入力部と、 前記情報セット記憶部に記憶されている情報セットのう
    ち、前記物品情報入力部に入力された物品情報と同じ物
    品情報を含む情報セットを検索する情報セット検索部
    と、 前記情報セット検索部による検索で見つかった情報セッ
    トに含まれている物品情報および行為情報に基づいて前
    記実施情報を作成する実施情報作成部とを備えたことを
    特徴とする実施情報管理装置。
  2. 【請求項2】 前記行為情報を所定の情報源から取得す
    る行為情報取得部、および前記情報セット検索部による
    検索で見つかった情報セットに含まれている行為情報
    と、前記行為情報取得部で取得された行為情報とを照合
    する行為情報照合部を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の実施情報管理装置。
  3. 【請求項3】 前記情報セット検索部による検索で見つ
    かった情報セットに含まれる物品情報および行為情報か
    ら、報酬が請求可能な物品および医療行為のそれぞれを
    表す物品情報および行為情報のうち少なくともいずれか
    一方を抽出する情報抽出部を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の実施情報管理装置。
  4. 【請求項4】 コンピュータに組み込まれて、そのコン
    ピュータを、医療行為の実施内容を表す実施情報を管理
    する実施情報管理装置として動作させる実施情報管理プ
    ログラムであって、 医療行為を表す行為情報と、医療行為に伴って消費され
    る物品を表す物品情報とを含む情報セットを記憶する情
    報セット記憶部と、 医療行為に伴って消費される物品を表す任意の物品情報
    が入力される物品情報入力部と、 前記情報セット記憶部に記憶されている情報セットのう
    ち、前記物品情報入力部に入力された物品情報と同じ物
    品情報を含む情報セットを検索する情報セット検索部
    と、 前記情報セット検索部による検索で見つかった情報セッ
    トに含まれている物品情報および行為情報に基づいて前
    記実施情報を作成する実施情報作成部とを備えた実施情
    報管理装置としてコンピュータを動作させることを特徴
    とする実施情報管理プログラム。
  5. 【請求項5】 コンピュータに組み込まれて、そのコン
    ピュータを、医療行為の実施内容を表す実施情報を管理
    する実施情報管理装置として動作させる実施情報管理プ
    ログラムが記憶された実施情報管理プログラム記憶媒体
    であって、 医療行為を表す行為情報と、医療行為に伴って消費され
    る物品を表す物品情報とを含む情報セットを記憶する情
    報セット記憶部と、 医療行為に伴って消費される物品を表す任意の物品情報
    が入力される物品情報入力部と、 前記情報セット記憶部に記憶されている情報セットのう
    ち、前記物品情報入力部に入力された物品情報と同じ物
    品情報を含む情報セットを検索する情報セット検索部
    と、 前記情報セット検索部による検索で見つかった情報セッ
    トに含まれている物品情報および行為情報に基づいて前
    記実施情報を作成する実施情報作成部とを備えた実施情
    報管理装置としてコンピュータを動作させる実施情報管
    理プログラムが記憶されてなることを特徴とする実施情
    報管理プログラム記憶媒体。
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