JPWO2008023530A1 - トランスコンダクタンスアンプ - Google Patents

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Abstract

本発明は、トランスコンダクタンスアンプに関し、所定の動作入力範囲全体にわたって入力電圧と出力電流との間の線形性を維持した状態で、トランスコンダクタンスをより広範囲でチューニング可能なトランスコンダクタンスアンプを提供することを目的とする。本発明の一実施形態は、ソース接地された、第1のMOSトランジスタ(111)および第2のMOSトランジスタ(112)から構成された差動対と、ソース端子が第1のトランジスタ(111)および第2のトランジスタ(112)のドレイン端子と各々接続されている第3のトランジスタ(113)および第4のトランジスタ(114)と、チューニング電圧およびコモン電圧を、コモン電圧とチューニング電圧との比が一定となるように出力する電圧発生回路(300)と、入力電圧およびコモン電圧が入力され電圧VipおよびVinを第1のトランジスタ(111)および第2のトランジスタ(112)のゲート端子に各々出力する差動対入力電圧発生回路(320)とを備える。第4のトランジスタ(114)のゲート端子は、第3のトランジスタ(113)のゲート端子と接続され、両端子にはチューニング電圧が入力される。

Description

本発明は、電圧を電流に変換するトランスコンダクタンスアンプに関する。
トランスコンダクタンスアンプは、入力電圧に比例した出力電流を供給する増幅器であり、一般に安定した利得を持つ。言い換えると、所定の動作入力範囲にわたり入力電圧を変化させたときに出力電流と入力電圧との比が安定している、つまり出力電流が入力電圧に関して線形である。
所定の動作入力範囲において入力電圧と出力電流との間の良好な線形性を有するトランスコンダクタンスアンプとして、例えば、図1に示されているようなソース接地されたMOSトランジスタから構成された差動対を用いる方法が知られている(例えば、非特許文献1参照)。図1に示すトランスコンダクタンスアンプは、ソース接地されたMOSトランジスタ111および112から構成された差動対と、ソース端子がMOSトランジスタ111のドレイン端子と接続されているMOSトランジスタ113と、ソース端子がMOSトランジスタ112のドレイン端子と接続され、ゲート端子がMOSトランジスタ113のゲート端子と接続されているMOSトランジスタ114と、MOSトランジスタ113および114のゲート端子に入力されるチューニング電圧Vctrlを出力する電圧発生回路100と、差動対に入力される電圧VipおよびVinを生成するためのコモン電圧Vcmを出力する電圧発生器と、入力電圧Vinputおよびコモン電圧Vcmが入力され、電圧VipをMOSトランジスタ111のゲート端子に出力し電圧VinをMOSトランジスタ112のゲート端子に出力する差動対入力電圧発生回路120とから構成されている。ここで、各MOSトランジスタの(チャネル幅とチャネル長との比である)トランジスタサイズやチューニング電圧Vctrlおよびコモン電圧Vcmは、差動対を形成するMOSトランジスタ111および112が三極管領域で動作するように、MOSトランジスタ113および114が飽和領域で動作するように制御されている。また、電圧VipおよびVinは、
Vin=2×Vcm−Vip
の関係を満たすものである。VipとVinとの差が、Vinputにより定まる。
このような構成において、Vip−Vinを入力電圧としIp−Inを出力電流とすると、図1に示されている回路はトランスコンダクタンスアンプとして機能する。図2には、出力電流を入力電圧で微分して得られるトランスコンダクタンスGmが示されている。Vip−Vin=0の付近においてトランスコンダクタンスGmが一定であり、出力電流が入力電圧に比例することが分かる。入力電圧と出力電流との間の良好な線形性に加えて、チューニング電圧Vctrlの制御によってトランスコンダクタンスGmのチューニングを行うことも可能であり、チューニング電圧Vctrlを中レベルから小レベルおよび大レベルに変えたときのトランスコンダクタンスGmがそれぞれ示されている。
しかしながら、図1に示されているような従来のトランスコンダクタンスアンプにおいては、トランスコンダクタンスのチューニングを目的としてチューニング電圧Vctrlを変化させたとき、トランスコンダクタンスアンプの入力電圧と出力電流との間の線形性が悪化してしまう問題がある。チューニング前(図2の例では、Vctrlが中の時)にトランスコンダクタンスGmが一定である範囲をトランスコンダクタンスアンプ使用時の動作入力範囲と定めた場合、チューニング電圧Vctrlを大きくすると動作入力範囲の上限および下限付近におけるトランスコンダクタンスGmが減少するためトランスコンダクタンスGmが一定である範囲が狭くなる。したがって、入力電圧に比例した出力電流を供給することができなくなってしまう。別の観点から考えると、動作入力範囲全体にわたって入力電圧と出力電流との間の線形性を保った状態でチューニングするためには、トランスコンダクタンスをチューニングするためにチューニング電圧Vctrlを変化させることのできる範囲が非常に狭いものになってしまう。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、所定の動作入力範囲全体にわたって入力電圧と出力電流との間の線形性を維持した状態で、トランスコンダクタンスをより広範囲でチューニングすることのできるトランスコンダクタンスアンプを提供することにある。
Chun-Sup Kim, "A CMOS 4X Speed DVD Read Channel IC", IEEE Journal of Solid-State Circuits, vol. 33, No. 8, August 1998
このような目的を達成するために、請求項1に記載の本発明は、入力電圧に比例した出力電流を供給するトランスコンダクタンスアンプであって、三極管領域で動作する、ソース接地された第1および第2のMOSトランジスタから構成されている差動対と、飽和領域で動作する、ソース端子が前記第1のMOSトランジスタのドレイン端子と接続されている第3のMOSトランジスタと、飽和領域で動作する、ソース端子が前記第2のMOSトランジスタのドレイン端子と接続され、ゲート端子が前記第3のMOSトランジスタのゲート端子と接続されている第4のMOSトランジスタと、前記第3および第4のMOSトランジスタのゲート端子に入力されるチューニング電圧と、前記差動対に入力される第1の電圧および第2の電圧を生成するためのコモン電圧とを、前記チューニング電圧と前記コモン電圧との比が一定になるように出力する電圧発生回路と、前記コモン電圧が入力され、前記第1の電圧を前記第1のMOSトランジスタのゲート端子に出力し前記第2の電圧を前記第2のMOSトランジスタのゲート端子に出力する差動対入力電圧発生回路とを備え、前記第2の電圧は、2×(前記コモン電圧)−(前記第1の電圧)であり、前記入力電圧は、前記第1の電圧と前記第2の電圧との差であり、前記出力電流は、前記第1および第3のMOSトランジスタのドレイン・ソース間を流れる第1の電流と、前記第2および第4のMOSトランジスタのドレイン・ソース間を流れる第2の電流との差であることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記電圧発生回路は、前記チューニング電圧を出力する電圧発生器と、前記電圧発生器の出力とグランドとの間の電圧を分圧し、前記分圧された電圧を前記コモン電圧として出力する分圧手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2において、前記分圧手段は、前記電圧発生器の出力とグランドとの間に直列に接続された複数の抵抗を備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3において、前記分圧手段は、前記複数の抵抗を二分する点に入力端子の一方が接続され、他方の入力端子が出力端子と接続された演算増幅器をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1において、前記電圧発生回路は、前記コモン電圧を出力する電圧発生器と、前記電圧発生器の出力端子が入力端子に接続され前記チューニング電圧を出力する非反転増幅器とを備えることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5において、前記電圧発生器は、三極管領域で動作する、ソース接地された第5のMOSトランジスタと、飽和領域で動作する、ソース端子が前記第5のMOSトランジスタのドレイン端子と接続され、ドレイン端子が前記第5のMOSトランジスタのゲート端子と接続されている第6のMOSトランジスタと、前記第6のMOSトランジスタのドレイン端子に電流を出力する電流源とを備え、前記第5のMOSトランジスタのゲート端子は、前記電圧発生器の出力端子であり、前記第6のMOSトランジスタのゲート端子は、前記非反転増幅回路の出力端子と接続されていることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6において、前記第5のMOSトランジスタは、前記第1および第2のMOSトランジスタと、前記第6のMOSトランジスタは、前記第3および第4のMOSトランジスタとカレントミラー関係を有するように構成されていることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項6又は7において、前記電流源は可変であることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項2乃至8のいずれかにおいて、前記電圧発生器は可変であることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれかにおいて、前記チューニング電圧と前記コモン電圧との比は、定数αであることを特徴とする。
図1は従来のトランスコンダクタンスアンプを示す図である。 図2は従来のトランスコンダクタンスアンプをチューニングしたときのトランスコンダクタンスの変化を説明する図である。 図3は本発明の実施形態1に係るトランスコンダクタンスアンプを示す図である。 図4はソース接地されたMOSトランジスタの動作を説明する図である。 図5はソース接地された2つのMOSトランジスタから構成された差動対の動作を説明する図である。 図6は本発明の一実施形態に係るトランスコンダクタンスアンプをチューニングしたときのトランスコンダクタンスの変化を説明する図である。 図7は本発明の実施形態2に係るトランスコンダクタンスアンプを示す図である。 図8は本発明の実施形態3に係るトランスコンダクタンスアンプを示す図である。 図9は本発明の実施形態4に係るトランスコンダクタンスアンプを示す図である。 図10は本発明の一実施形態に係る差動対入力電圧発生回路の一実施例を示す図である。 図11は本発明の一実施形態に係る差動対入力電圧発生回路の別の実施例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(実施形態1)
図3は、実施形態1に係るトランスコンダクタンスアンプの回路図を示している。本実施形態に係るトランスコンダクタンスアンプは、MOSトランジスタ111乃至114に関して図1の従来のトランスコンダクタンスアンプと同一の構成であるが、電圧発生回路、コモン電圧Vcmを出力する電圧発生器、および差動対入力電圧発生回路に関して構成を異にする。具体的には、本実施形態に係るトランスコンダクタンスアンプは、ソース接地されたMOSトランジスタ111(第1のMOSトランジスタに対応)および112(第2のMOSトランジスタに対応)から構成された差動対と、ソース端子がMOSトランジスタ111のドレイン端子と接続されているMOSトランジスタ113(第3のMOSトランジスタに対応)と、ソース端子がMOSトランジスタ112のドレイン端子と接続されゲート端子がMOSトランジスタ113のゲート端子と接続されているMOSトランジスタ114(第4のMOSトランジスタに対応)と、MOSトランジスタ113および114のゲート端子に入力されるチューニング電圧Vctrl、ならびに差動対に入力される電圧Vip(第1の電圧に対応)およびVin(第2の電圧に対応)を生成するためのコモン電圧Vcmを出力する電圧発生回路300と、入力端子INPUTから入力される入力電圧Vinputおよびコモン電圧Vcmが入力され、電圧VipをMOSトランジスタ111のゲート端子に出力し電圧VinをMOSトランジスタ112のゲート端子に出力する差動対入力電圧発生回路320とを備える。ここで、各MOSトランジスタのトランジスタサイズやチューニング電圧Vctrlおよびコモン電圧Vcmは、差動対を形成するMOSトランジスタ111および112が三極管領域で動作するように、MOSトランジスタ113および114が飽和領域で動作するように制御されている。
差動対入力電圧発生回路320は、たとえば図10に示す構成とすることができる。電圧Vipと電圧Vinとの差(トランスコンダクタンスアンプの入力)と実質的に等価である入力電圧Vinputと、コモン電圧Vcmとが入力され、差動対に入力される電圧VipとVinが出力される。
入力電圧Vinputは、シングル差動変換回路330を経て差動信号Vinputp、Vinputnとなり、抵抗Rhp1、Rhp2と容量Chp1、Chp2とから構成されるHPF(ハイパスフィルタ)により、それぞれの信号の基準電位をコモン電圧Vcmに直したあと、MOSトランジスタ111および112のゲート端子に出力される。シングル差動変換回路330を用いず直接、差動信号であるVinputp、Vinputnを元に差動対へ入力される電圧を発生させてももちろん良い。
また図11は、差動対入力電圧発生回路320の別の実施例を示している。電圧Vipと電圧Vinとの差(トランスコンダクタンスアンプの入力)と実質的に等価である入力電圧Vinputと、コモン電圧Vcmとが入力され、差動対に入力される電圧VipとVinが出力される。入力電圧Vinputは、シングル差動変換回路330を経て差動信号Vinputp、Vinputnとなり、レベルシフト回路331および332によりそれぞれの信号の基準電位をコモン電圧Vcmに直したあと、MOSトランジスタ111および112のゲート端子に出力される。シングル差動変換回路330を用いず直接、差動信号であるVinputp、Vinputnを元に差動対へ入力される電圧を発生させてももちろん良い。差動対入力電圧発生回路320は、上記二つの実施例のみに限定されるわけではないことを付け加えておく。
このような構成において、MOSトランジスタ111、112の各ゲート端子に発生する電圧Vip、Vinの差Vip−Vinを入力電圧とし、MOSトランジスタ113、114の各ドレイン端子OP、ONに流れる電流Ip、Inの差Ip−Inを出力電流とすると、図3に示されている回路はトランスコンダクタンスアンプとして機能する。
本実施形態は、電圧発生回路300が、チューニング電圧Vctrlの出力に加えて、チューニング電圧Vctrlと一定の関係を有するようにコモン電圧Vcmも出力している点において従来の図1に示すようなトランスコンダクタンスアンプと異なる。以下で、まずMOSトランジスタ111および113に注目して電圧Vipとチューニング電圧Vctrlとの関係を説明する。ついで、MOSトランジスタ112および114の動作と合わせて、本実施形態に係るトランスコンダクタンスアンプ全体の動作を説明する。
図4は、電圧Vipに対する電流Ipの値と、電流Ipを電圧Vipで微分した値、すなわちMOSトランジスタ111のトランスコンダクタンスGmpとを示している。電圧Vipが0VからMOSトランジスタ111のスレショルド電圧Vth1までの領域では、電流Ipは0である(遮断領域)。MOSトランジスタ111のドレイン電圧をVdpと表すと、電圧VipがVth1<Vip<Vdp+Vth1となる領域では、MOSトランジスタ111は飽和領域で動作し、その電流Ipは数式(1)を満たす。
Figure 2008023530
ここで、k1はトランジスタサイズと製造プロセスに依存する係数である。さらに、電圧VipがVip>Vdp+Vth1となる領域では、MOSトランジスタ111は三極管領域で動作し、その電流Ipは次式で表される。
Figure 2008023530
飽和領域と三極管領域との境界における電圧Vipを境界電圧Vtr1とすると、
Figure 2008023530
である。
ところで、ドレイン電圧Vdpは、飽和領域で動作しているMOSトランジスタ113に注目すると数式(4)に示す関係を満たし、数式(4)は、数式(5)のように変形することができる。
Figure 2008023530
Figure 2008023530
ここで、k3はトランジスタサイズと製造プロセスに依存する係数であり、Vth3はMOSトランジスタ113のスレショルド電圧である。数式(5)を数式(3)に代入することで、
Figure 2008023530
を得る。ここで、Vip=Vtr1となる点では電流Ipは数式(1)で表すことができることに注意すると、数式(1)を数式(6)に代入して次式を得る。
Figure 2008023530
ここで
Figure 2008023530
なる定数α、βを定義すると、境界電圧Vtr1とチューニング電圧Vctrlとの関係式
Figure 2008023530
を得ることができる。定数α、βは、トランジスタサイズと製造プロセスに依存する定数である。
次に、本実施形態に係るトランスコンダクタンスアンプ全体の動作を、図5を参照して説明する。
図5には、トランスコンダクタンスGmpに加え、電流Inを電圧Vinで微分したトランスコンダクタンスGmnがVipの関数として点線で示されている。トランスコンダクタンスGmnは、トランスコンダクタンスGmpをコモン電圧Vcmで折り返したようになっている。MOSトランジスタ112および114を、それぞれMOSトランジスタ111および113と同じ動作特性を有するものとし、VipとVinの関係を考慮することで、図示されるようなトランスコンダクタンスGmnを得ることができる。ここでコモン電圧Vcmは、MOSトランジスタ111および112を両方とも三極管領域で動作させるために、Vtr1<Vcmとなるよう設定されている必要があることに留意されたい。
MOSトランジスタ111および112で形成される差動対全体のトランスコンダクタンスGmは、Vip−Vinを入力電圧としIp−Inを出力電流とするとGmpとGmnの和で与えられる。したがって、図5に示すように、差動対全体のトランスコンダクタンスGmは、コモン電圧Vcmを中心に±(Vcm−Vtr1)の範囲内で安定した値を持ち、ほぼ一定となる。
本実施形態に係るトランスコンダクタンスアンプにおいては、トランスコンダクタンスのチューニングの際に、チューニング電圧Vctrlだけでなくコモン電圧Vcmもコントロールすることを特徴としている。具体的には、コモン電圧は、電圧発生回路300において、チューニング電圧との比が定数となるように調整される。数式(9)からVcm−Vtr1を計算すると次式のように表現することができる。
Figure 2008023530
数式(10)から、コモン電圧Vcmとチューニング電圧Vctrlとの比を定数αに近い適切な定数に選ぶと、Vcm−Vtr1に対するチューニング電圧Vctrlの影響を低減することができることが見出される。すなわち、たとえトランスコンダクタンスのチューニング目的でチューニング電圧Vctrlを変化させたとしても、チューニング前に定められた動作入力範囲全体にわたって入力電圧と出力電流との間の線形性を保つことができる。
特に、
Figure 2008023530
を満たすように電圧発生回路300が調整されると、数式(11)を数式(10)に代入して
Figure 2008023530
が得られる。つまり、図6に示されているように、チューニング電圧VctrlのVcm−Vtr1に対する影響を排除することができ、したがって所定の動作入力範囲全体において入力電圧と出力電流との間の線形性を保ちつつ、トランスコンダクタンスのチューニングのためにチューニング電圧Vctrlを大きく変化させることができる。
ここで定数αは、数式(8)で示されているようにk1とk3との比により一意に決定される。k1、k3は前述のとおり、トランジスタサイズと製造プロセスに依存する係数であり、その両者の積で表される。MOSトランジスタ111と113におけるサイズの比は、同一チップ上に形成することを考えると、製造プロセス変動の影響をほとんど受けずほぼ一定である。また、製造プロセスに依存する係数の比も、同一種類のトランジスタを使用し同一チップ上に形成することを考えると、製造プロセス変動の影響をほとんど受けずほぼ一定である。また動作温度条件によらない。したがって、k1とk3との比は製造プロセス変動や動作温度条件によって変動しない安定した数値になるため、電圧発生回路300で調整される定数αは、製造プロセス変動や動作温度条件によって変更を迫られるようなことのない、安定した定数であることがわかる。
以上説明してきたように、本発明に係るトランスコンダクタンスアンプは、トランスコンダクタンスのチューニングの際に、チューニング電圧Vctrlだけでなくコモン電圧Vcmもコントロールすることを特徴とする。より具体的には、コモン電圧Vcmとチューニング電圧Vctrlとの比が一定となるように電圧発生回路を構成していることを特徴とする。それによって、Vcm−Vtr1に対するチューニング電圧Vctrlの影響を低減し、より広い範囲でトランスコンダクタンスをチューニング可能なトランスコンダクタンスアンプを提供することができる。
特に、コモン電圧Vcmとチューニング電圧Vctrlとの比が定数αとなるように電圧発生回路を構成することにより、Vcm−Vtr1に対するチューニング電圧Vctrlの影響を排除し、極めて広い範囲でチューニング可能なトランスコンダクタンスアンプを提供することができる。
(実施形態2)
図7は、実施形態2に係るトランスコンダクタンスアンプの回路図を示している。本実施形態は、実施形態1の電圧発生回路300の構成を特定したものであり、その他の構成は同一である。すなわち、本実施形態に係る電圧発生回路300は、電圧発生器302と、電圧発生器302の出力とグランドとの間に直列に接続された抵抗R0およびR1と、抵抗R0とR1との間に入力端子の一方が接続され、他方の入力端子が出力端子と接続された演算増幅器301とを備える。抵抗R0およびR1は、チップ上に形成されるポリシリコンからなる抵抗体だけに限られることはなく、例えば金属配線や三極管領域で動作させたMOSトランジスタなどでも良い。チューニング電圧Vctrlは電圧発生器302からの出力であり、コモン電圧Vcmは演算増幅器301の出力である。電圧発生器302の出力電圧を所望の値にすることにより、チューニング電圧Vctrl及びコモン電圧Vcmを所望の値にすることができる。ここで、電圧発生器302の出力電圧を可変としても良いし、チューニング電圧Vctrl及びコモン電圧Vcmが所望の値となるように設定した後にその出力電圧の値を固定としても良い。
このような構成を有するトランスコンダクタンスアンプは、抵抗R0と抵抗R1との抵抗比が定数であることを特徴とし、コモン電圧Vcmとチューニング電圧Vctrlとの比が一定となるように電圧発生回路300が構成されている。コモン電圧Vcmとチューニング電圧Vctrlとの比を定数αに近い適切な定数に選ぶと、数式(10)に示した関係によりVcm−Vtr1に対するチューニング電圧Vctrlの影響を低減することができるため、より広い範囲でトランスコンダクタンスをチューニングすることができるトランスコンダクタンスアンプを提供することが可能となる。特に、抵抗R0と抵抗R1との抵抗比を(1―α):αとすることによって、コモン電圧Vcmとチューニング電圧Vctrlとの電圧比を定数αにすることができる。それによって、Vcm−Vtr1に対するチューニング電圧Vctrlの影響を排除し、極めて広い範囲でトランスコンダクタンスをチューニングすることができるトランスコンダクタンスアンプを提供することが可能となる。
なお、本実施形態では、2つの抵抗および1つの演算増幅器(ボルテージホロア)により分圧を行い、分圧された電圧をコモン電圧Vcmとして出力しているが、電圧発生器の出力とグランドとの間の電圧を分圧し、分圧された電圧をコモン電圧Vcmとして出力する分圧手段は、これらに限定されるものではないことに留意されたい。分圧手段は、電圧発生器の出力とグランドとの間に直列に接続された複数の抵抗と、複数の抵抗を二分する点に入力端子の一方が接続され、他方の入力端子が出力端子と接続された演算増幅器とを備える手段とすることができる。また、演算増幅器を備えずに、抵抗分圧された電圧をコモン電圧Vcmとしてもよい。
(実施形態3)
図8は、実施形態3に係るトランスコンダクタンスアンプの回路図を示している。本実施形態は、実施形態1の電圧発生回路300の構成を特定したものであり、その他の構成は同一である。すなわち、電圧発生回路300は、電圧発生器304と、電圧発生器304の出力端子が入力端子に接続された非反転増幅器とを備える。非反転増幅器は、演算増幅器303、抵抗R0および抵抗R1から構成されている。抵抗R0およびR1は、チップ上に形成されるポリシリコンからなる抵抗体だけに限られることはなく、例えば金属配線や三極管領域で動作させたMOSトランジスタなどでも良い。チューニング電圧Vctrlは非反転増幅器からの出力であり、コモン電圧Vcmは電圧発生器304からの出力である。電圧発生器304の出力電圧を所望の値にすることにより、コモン電圧Vcm及びチューニング電圧Vctrlを所望の値にすることができる。ここで、電圧発生器304の出力電圧を可変としても良いし、コモン電圧Vcm及びチューニング電圧Vctrlが所望の値となるように設定した後にその出力電圧の値を固定としても良い。
このような構成を有するトランスコンダクタンスアンプは、抵抗R0と抵抗R1との抵抗比が定数であることを特徴とし、コモン電圧Vcmとチューニング電圧Vctrlとの比が一定となるように電圧発生回路300が構成されている。コモン電圧Vcmとチューニング電圧Vctrlとの比を定数αに近い適切な定数に選ぶと、数式(10)に示した関係によりVcm−Vtr1に対するチューニング電圧Vctrlの影響を低減することができるため、より広い範囲でトランスコンダクタンスをチューニングすることができるトランスコンダクタンスアンプを提供することが可能となる。特に、抵抗R0とR1との抵抗比を(1―α):αとすることによって、コモン電圧Vcmとチューニング電圧Vctrlとの電圧比を定数αにすることができる。それによって、Vcm−Vtr1に対するチューニング電圧Vctrlの影響を排除し、極めて広い範囲でトランスコンダクタンスをチューニングすることができるトランスコンダクタンスアンプを提供することが可能となる。
(実施形態4)
図9は実施形態4に係るトランスコンダクタンスアンプの回路図を示している。本実施形態は、図8の電圧発生器304を図9の電圧発生器306で代替した点を除いて実施形態3と同一の構成である。本実施形態に係る電圧発生回路300は、電圧発生器306と、電圧発生器306の出力端子が入力端子に接続された非反転増幅器とを備え、電圧発生器306は、ソース接地されたMOSトランジスタ315(第5のMOSトランジスタに対応)と、ソース端子がMOSトランジスタ315のドレイン端子と接続され、ドレイン端子がMOSトランジスタ315のゲート端子と接続されているMOSトランジスタ316(第6のMOSトランジスタに対応)と、MOSトランジスタ316のドレイン端子に電流を出力する電流源305とを備え、MOSトランジスタ315のゲート端子が電圧発生器306の出力端子であり、MOSトランジスタ316のゲート端子が非反転増幅回路の出力端子と接続されていることを特徴とする。チューニング電圧Vctrlは非反転増幅器からの出力であり、コモン電圧Vcmは電圧発生器306からの出力である。電流源305の出力電流を所望の値にすることにより、電圧発生器306の出力を所望の値にし、チューニング電圧Vctrl及びコモン電圧Vcmを所望の値にすることができる。ここで、電流源305の出力電流を可変としても良いし、チューニング電圧Vctrl及びコモン電圧Vcmが所望の値となるように電流源305の出力電流を設定した後にその出力電流の値を固定としても良い。
MOSトランジスタ315および316は、MOSトランジスタ111および113、ならびにMOSトランジスタ112および114とそれぞれカレントミラー関係を有するようなトランジスタサイズにすることができる。例えば、カレントミラー比をγとし固定電流源305の電流をIcとすると、Vip=Vin=VcmのときにIp=γ×Ic、In=γ×Icとなるように、MOSトランジスタ315および316を構成することができる。
このような構成を有するトランスコンダクタンスアンプは、実施形態3に係るトランスコンダクタンスアンプと同様に、抵抗R0と抵抗R1との抵抗比が定数であることを特徴とし、コモン電圧Vcmとチューニング電圧Vctrlとの比が一定となるように電圧発生回路300が構成されている。コモン電圧Vcmとチューニング電圧Vctrlとの比を定数αに近い適切な定数に選ぶと、数式(10)に示した関係によりVcm−Vtr1に対するチューニング電圧Vctrlの影響を低減することができるため、より広い範囲でトランスコンダクタンスをチューニング可能なトランスコンダクタンスアンプを提供することができる。特に、抵抗R0とR1との抵抗比を(1―α):αとすることによって、VcmとVctrlとの電圧比を定数αにすることができる。それによって、Vcm−Vtr1に対するチューニング電圧Vctrlの影響を排除し、極めて広い範囲でトランスコンダクタンスをチューニングすることができるトランスコンダクタンスアンプを提供することが可能となる。
加えて、本実施形態に係るトランスコンダクタンスアンプは、差動対を形成するMOSトランジスタ111および112を流れる電流IpおよびInを、電流源305により直接カレントミラー比で決定することができるという特徴を有する。

Claims (10)

  1. 入力電圧に比例した出力電流を供給するトランスコンダクタンスアンプであって、
    三極管領域で動作する、ソース接地された第1および第2のMOSトランジスタから構成されている差動対と、
    飽和領域で動作する、ソース端子が前記第1のMOSトランジスタのドレイン端子と接続されている第3のMOSトランジスタと、
    飽和領域で動作する、ソース端子が前記第2のMOSトランジスタのドレイン端子と接続され、ゲート端子が前記第3のMOSトランジスタのゲート端子と接続されている第4のMOSトランジスタと、
    前記第3および第4のMOSトランジスタのゲート端子に入力されるチューニング電圧と、前記差動対に入力される第1の電圧および第2の電圧を生成するためのコモン電圧とを、前記チューニング電圧と前記コモン電圧との比が一定になるように出力する電圧発生回路と、
    前記コモン電圧が入力され、前記第1の電圧を前記第1のMOSトランジスタのゲート端子に出力し前記第2の電圧を前記第2のMOSトランジスタのゲート端子に出力する差動対入力電圧発生回路と
    を備え、
    前記第2の電圧は、2×(前記コモン電圧)−(前記第1の電圧)であり、
    前記入力電圧は、前記第1の電圧と前記第2の電圧との差であり、
    前記出力電流は、前記第1および第3のMOSトランジスタのドレイン・ソース間を流れる第1の電流と、前記第2および第4のMOSトランジスタのドレイン・ソース間を流れる第2の電流との差であることを特徴とするトランスコンダクタンスアンプ。
  2. 前記電圧発生回路は、
    前記チューニング電圧を出力する電圧発生器と、
    前記電圧発生器の出力とグランドとの間の電圧を分圧し、前記分圧された電圧を前記コモン電圧として出力する分圧手段と
    を備えることを特徴とする請求1に記載のトランスコンダクタンスアンプ。
  3. 前記分圧手段は、
    前記電圧発生器の出力とグランドとの間に直列に接続された複数の抵抗
    を備えることを特徴とする請求項2に記載のトランスコンダクタンスアンプ。
  4. 前記分圧手段は、
    前記複数の抵抗を二分する点に入力端子の一方が接続され、他方の入力端子が出力端子と接続された演算増幅器
    をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のトランスコンダクタンスアンプ。
  5. 前記電圧発生回路は、
    前記コモン電圧を出力する電圧発生器と、
    前記電圧発生器の出力端子が入力端子に接続され前記チューニング電圧を出力する非反転増幅器と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のトランスコンダクタンスアンプ。
  6. 前記電圧発生器は、
    三極管領域で動作する、ソース接地された第5のMOSトランジスタと、
    飽和領域で動作する、ソース端子が前記第5のMOSトランジスタのドレイン端子と接続され、ドレイン端子が前記第5のMOSトランジスタのゲート端子と接続されている第6のMOSトランジスタと、
    前記第6のMOSトランジスタのドレイン端子に電流を出力する電流源と
    を備え、
    前記第5のMOSトランジスタのゲート端子は、前記電圧発生器の出力端子であり、
    前記第6のMOSトランジスタのゲート端子は、前記非反転増幅回路の出力端子と接続されていることを特徴とする請求項5に記載のトランスコンダクタンスアンプ。
  7. 前記第5のMOSトランジスタは、前記第1および第2のMOSトランジスタと、前記第6のMOSトランジスタは、前記第3および第4のMOSトランジスタとカレントミラー関係を有するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載のトランスコンダクタンスアンプ。
  8. 前記電流源は可変であることを特徴とする請求項6又は7に記載のトランスコンダクタンスアンプ。
  9. 前記電圧発生器は可変であることを特徴とする請求項2乃至8のいずれかに記載のトランスコンダクタンスアンプ。
  10. 前記チューニング電圧と前記コモン電圧との比は、定数αであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のトランスコンダクタンスアンプ。
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