JPWO2008015749A1 - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

エレベータ装置においては、ブレーキ制御は、ブレーキ制御装置により制御される。ブレーキ制御装置は、かごの非常制動時に、ブレーキ装置の制動力を低減させる制動力低減制御を実施可能である。また、ブレーキ制御装置は、かごの非常制動時に、かごの走行状態を監視し、予め設定された許容停止距離内でかごが停止するように制動力低減制御の有効・無効を切り換える。

Description

この発明は、非常制動時の制動力を制御可能なブレーキ制御装置を有するエレベータ装置に関するものである。
従来のエレベータ装置では、非常停止時に、ブレーキコイルへの通電電流を制御することにより、かごの減速度が可変制御される。非常停止時には、所定の減速度を持つ非常停止用速度基準パターンに基づく速度指令が速度基準発生部から出力される(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−206288号公報
上記のような従来のエレベータ装置では、非常停止時にかご減速度を制御する場合の停止距離の変化について考慮されていないため、万一、速度基準パターンからの誤差が大きくなった場合や、制御機能自体が適正に働かなかった場合などには、停止距離が許容停止距離を超え、かごが昇降路終端部に突入する恐れがあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、非常制動時に過大な減速度が発生するのを防止しつつ、かごの昇降路終端部への到達をより確実に回避することができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、かご、かごの走行を制動するブレーキ装置、及びブレーキ装置を制御するとともに、かごの非常制動時にブレーキ装置の制動力を低減させる制動力低減制御を実施可能なブレーキ制御装置を備え、ブレーキ制御装置は、かごの非常制動時に、かごの走行状態を監視し、予め設定された許容停止距離内でかごが停止するように制動力低減制御の有効・無効を切り換える。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。 図1のブレーキ制御装置を示すブロック図である。 図2のブレーキ制御装置により非常制動時の減速制御を行った場合の制動力、減速度、速度及びかご位置の時間変化を示すグラフである。 この発明の実施の形態2によるエレベータ装置のブレーキ制御装置により非常制動時の減速制御を行った場合の制動力、速度及びかご位置の時間変化を示すグラフである。 この発明の実施の形態3によるエレベータ装置のブレーキ制御装置により非常制動時の減速制御を行った場合の制動力、速度及びかご位置の時間変化を示すグラフである。 この発明の実施の形態4によるエレベータ装置のブレーキ制御装置により非常制動時の減速制御を行った場合の制動力、速度及びかご位置の時間変化を示すグラフである。 この発明の実施の形態5によるエレベータ装置のブレーキ制御装置における制動力低減制御の有効化条件の一例を示すグラフである。 この発明の実施の形態6によるエレベータ装置のブレーキ制御装置における制動力低減制御の有効化条件の一例を示すグラフである。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す構成図である。図において、かご1及び釣合おもり2は、主索(懸架手段)3により昇降路内に吊り下げられており、巻上機4の駆動力により昇降路内を昇降される。巻上機4は、主索3が巻き掛けられた駆動シーブ5、駆動シーブ5を回転させるモータ6、及び駆動シーブ5の回転を制動する制動手段7を有している。
制動手段7は、駆動シーブ5と一体に回転されるブレーキ車8と、ブレーキ車8の回転を制動するブレーキ装置9とを有している。ブレーキ車8としては、ブレーキドラム又はブレーキディスク等が用いられる。駆動シーブ5、モータ6及びブレーキ車8は、同軸上に設けられている。
ブレーキ装置9は、ブレーキ車8に接離される複数のブレーキシュー10と、ブレーキシュー10をブレーキ車に押し付ける複数のブレーキばねと、ブレーキばねに逆らってブレーキシュー10をブレーキ車8から開離させる複数の電磁マグネットとを有している。各電磁マグネットは、通電することにより励磁されるブレーキコイル(電磁コイル)11を有している。
ブレーキコイル11に電流を流すことにより、電磁マグネットが励磁され、ブレーキ装置9の制動力を解除するための電磁力が発生して、ブレーキシュー10がブレーキ車8から開離される。また、ブレーキコイル11への通電を遮断することにより、電磁マグネットの励磁が解除され、ブレーキばねのばね力によりブレーキシュー10がブレーキ車8に押し当てられる。さらに、ブレーキコイル11に流れる電流値を制御することにより、ブレーキ装置9の開放の度合いを制御することができる。
モータ6には、その回転軸の回転速度、即ち駆動シーブ5の回転速度に応じた信号を発生する速度検出器としての巻上機エンコーダ12が設けられている。
昇降路の上部には、調速機13が設置されている。調速機13は、調速機シーブ14と、調速機シーブ14の回転速度に応じた信号を発生する調速機エンコーダ15とを有している。調速機シーブ14には、調速機ロープ16が巻き掛けられている。調速機ロープ16の両端部は、かご1に搭載された非常止め装置の操作機構に接続されている。調速機ロープ16の下端部は、昇降路の下部に配置された張り車17に巻き掛けられている。
巻上機4の駆動は、エレベータ制御装置18によって制御される。即ち、かご1の昇降は、エレベータ制御装置18によって制御される。ブレーキ装置9は、ブレーキ制御装置19によって制御される。ブレーキ制御装置19には、エレベータ制御装置18及び巻上機エンコーダ12からの信号が入力される。
図2は図1のブレーキ制御装置19を示すブロック図である。ブレーキ制御装置19は、指令生成部21、安全判断部22、第1の安全リレー23及び第2の安全リレー24を有している。
指令生成部21は、エレベータ制御装置18からの信号S1に基づいて、ブレーキ装置9が非常制動状態であるかどうかを判定する。また、指令生成部21は、巻上機エンコーダ12からの信号S2に基づいて、かご速度及びかご減速度を検出(算出)する。さらに、指令生成部21は、ブレーキ装置9が非常制動状態のとき、かご減速度(又はかご速度)に応じてブレーキ装置9に与える指令を生成する。即ち、ブレーキ制御装置19は、非常制動時に、過大な減速度が生じるのを防止するためにブレーキ装置9の制動力を低減させる制動力低減制御を実施可能である。
安全判断部22は、エレベータ制御装置18からの信号S1に基づいて、ブレーキ装置9が非常制動状態であるかどうかを判定する。また、安全判断部22は、非常制動時に、巻上機エンコーダ12からの信号S2に基づいてかご1の走行状態を監視し、予め設定された許容停止距離内でかご1が停止するように制動力低減制御の有効・無効を切り換える。実施の形態1では、安全判断部22は、かご1の走行状態としてかご減速度を検出し監視する。
また、第1及び第2の安全リレー23,24の開閉は、安全判断部22により制御される。第1及び第2の安全リレー23,24は、互いに同期して開閉される。第1及び第2の安全リレー23,24が閉成されることにより、指令生成部21による制動力低減制御が有効になる。制動力低減制御が有効である場合、かご減速度(又はかご速度)に応じて、ブレーキ指令及びブレーキ解放指令が選択的にブレーキコイル11に出力される。第1及び第2の安全リレー23,24は、図1の2つのブレーキコイル11にそれぞれ対応している。
ここで、非常制動時の制動力低減制御におけるブレーキ解放指令は、ブレーキ装置9を完全解放させるための指令ではなく、ブレーキ装置9による制動力をある程度低減させる指令である。具体的には、例えば、ブレーキコイル11に電圧を印加するためのスイッチを、所定のスイッチングデューティでON/OFFすることにより、ブレーキ車8を減速する制動力が制御される。
また、第1及び第2の安全リレー23,24が開放されることにより、指令生成部21による制動力低減制御は無効になる。制動力低減制御が無効である場合、指令生成部21での演算結果によらず、ブレーキコイル11への通電は遮断され、全制動力がブレーキ車8にかかる。
安全判断部22は、ブレーキ装置9が非常制動状態であり、かつ許容停止距離内での停止が可能であると判断された場合に、第1及び第2の安全リレー23,24を閉成し、制動力低減制御を有効とし、それ以外の場合は、第1及び第2の安全リレー23,24を開放し、制動力低減制御を無効とする。なお、制動力低減制御の途中で安全リレー23,24が一旦開放された後であっても、許容停止距離内での停止が可能となったと判断されれば、安全リレー23,24を再度閉成してもよい。
ここで、指令生成部21及び安全判断部22の機能は、1つ又は複数のマイクロコンピュータにより実現される。即ち、ブレーキ制御装置19のマイクロコンピュータには、指令生成部21及び安全判断部22の機能を実現するためのプログラムが格納されている。
図3は図2のブレーキ制御装置19により非常制動時の減速制御を行った場合の制動力、減速度、速度及びかご位置の時間変化を示すグラフである。図中、破線L1は、下降運行で積載重量が小さい場合や、上昇運行で積載重量が大きい場合を示している。また、一点鎖線L3は、L1とは逆に、下降運行で積載重量が大きい場合や上昇運行で積載重量が小さい場合を示している。さらに、実線L2は、運行方向に関係なく、L1とL3との中間程度の積載重量で、かご1側の重量と釣合おもり2側の重量とが均衡する場合を示している。
時刻T1に非常停止指令が発生すると、制動力は時刻T2に発生する。即ち、非常制動時には、モータ6への通電も遮断されるため、非常停止指令が発生してから実際に制動力が発生するまで(ブレーキシュー10がブレーキ車8に当接するまで)の間には、かご1側の重量と釣合おもり2側の重量とのアンバランスによって、かご1が加速される場合(一点鎖線L3)と、かご1が減速される場合(破線L1)とがある。
エレベータ装置においては、制動力低減制御を行わなければ、非常制動動作を開始してから停止するまでの距離(停止距離)が最長の場合(一点鎖線L3)であっても、かご1が昇降路終端部に到達することなく停止できるように設計されている。従って、終端階付近で制動力低減制御を行っても、最長の停止距離よりも短い距離でかご1を停止させれば、かご1の昇降路終端部への到達は回避される。この例では、安全判断部22は、かご減速度を監視して許容停止距離内での停止の可否を判定し、安全リレー23,24を開閉する。
かご減速度を基準として安全リレー23,24の開閉を判断する場合、かご減速度が図3の基準減速度α1よりも大きい場合にのみ安全リレー23,24を閉成して制動力低減制御を有効化する。これにより、かご減速度が常に基準減速度α1よりも大きい値に保たれ、かご1を安全に停止させることができる。
この基準減速度α1は、少なくとも停止距離が最長となる場合の最大減速度よりも大きな値としなければならない。仮にその値よりも小さい値にすると、停止距離が最長となる場合にも制動力を低減させてしまい、想定している最長停止距離で停止できなくなる事象が起こり得ることになる。また、基準減速度α1は、制動力低減制御中の目標減速度α0よりも小さい値に設定されるのは勿論である。
具体的には、基準減速度α1は、かご1を基準とした場合のエレベータ装置の全換算慣性質量をm、ブレーキ装置9による制動力の最大値をF1、かご1側と釣合おもり2側との重量差が最大となる場合の最大の加速力をF2とすると、次式から求められる。
α1=(F1−F2)/m
このようなエレベータ装置では、ブレーキ制御装置19が、かご1の非常制動時に、かご1の走行状態を監視し、許容停止距離内でかご1が停止するように制動力低減制御の有効・無効を切り換えるので、非常制動時に過大な減速度が発生するのを防止しつつ、かご1の昇降路終端部への到達をより確実に回避することができる。
また、ブレーキ制御装置19は、かご1の走行状態としてかご減速度を監視し、かご減速度が基準減速度α1よりも大きいときに制動力低減制御を有効とするので、比較的簡単な制御により、かご1の昇降路終端部への到達をより確実に回避することができる。
実施の形態2.
次に、図4はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置のブレーキ制御装置19により非常制動時の減速制御を行った場合の制動力、速度及びかご位置の時間変化を示すグラフである。実施の形態2では、ブレーキ制御装置19は、かご1の走行状態として、かご速度と非常停止指令発生からの時間とを監視する。そして、ブレーキ制御装置19は、ブレーキ装置9が非常制動状態であり、かつ図4のかご速度が斜線の許可領域内にあるときのみ安全リレー23,24を閉成して制動力低減制御を有効化する。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
図中の実線L1は、停止距離が最長となる場合の状態量の変化を示している。従って、実線L1の停止距離よりも短い距離でかご1を停止させれば、昇降路終端部に到達する前にかご1を停止させることができる。
制動力低減制御を有効化する許可領域の境界線(基準速度変化曲線)L2は、ある一定の積載状態で制動力低減制御を実施せずにかご1を非常停止した場合の速度変化曲線である。かご速度がこの境界線L2を超えると、安全判断部22は安全リレー23,24を開放する。境界線L2よりも低い斜線の許可領域には、この積載状態よりも停止し易い状態になければ入り得ない。従って、許可領域内で制動力低減制御を実施している状態から境界線L2を超えた場合、境界線L2上の点からの停止距離が最大となる速度曲線は、境界線L2を定めた積載重量を想定して算出できる。
仮に、かご速度がA点で境界線L2上に達したとすると、時刻T3に安全リレー23,24が開放され制動力低減制御が無効化される(強制停止指令)。そして、時刻T4に制動力が発生する。この場合の速度曲線は、実線L3となる。
また、かご速度がB点で境界線L2上に達したとすると、時刻T5で安全リレー23,24が開放され制動力低減制御が無効化される(強制停止指令)。そして、時刻T6に制動力が発生する。この場合の速度曲線は、破線L4となる。
このような停止距離が最長となるような速度曲線を算出するときには、制動力が発生するまでの空走時間も考慮する必要がある。境界線L2は、境界線L2上のどの点からの速度曲線も、停止距離が最長となる速度曲線L1よりも低い速度にあるように定められる。そして、かご速度と時間との関係が斜線の許可領域内にある場合にのみ制動力低減制御を有効化することにより、かご1を許容停止距離内で停止させることができる。
このようなエレベータ装置では、かごの走行状態として、かご速度と非常停止指令が発生してからの時間とを監視し、かご速度と時間との関係が許可領域内にあるときに制動力低減制御を有効とするようにしたので、非常制動時に過大な減速度が発生するのを防止しつつ、かご1の昇降路終端部への到達をより確実に回避することができる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3について説明する。
実施の形態2は、かご1の積載状態が分かっていないことを前提としているため、かご1の積載状態と走行方向との関係が停止距離を最長とする条件であっても許容停止距離内にかご1を停止させるように安全リレー23,24が制御される。このため、かご1が減速し易い状態であれば、例えば、図4のA点及びB点からの速度曲線は、それぞれ実線L5及び破線L6となり、実線L1との間に十分な余裕が存在する。従って、かご1が減速し易い状態であることが把握できれば、許可領域を実線L1側に拡張することができる。
図5はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置のブレーキ制御装置19により非常制動時の減速制御を行った場合の制動力、速度及びかご位置の時間変化を示すグラフである。安全判断部22は、秤装置からの情報とかご1の走行方向とに基づいて、かご1が減速し易い状態であるかどうかを判断する。そして、下降運行で積載重量が小さい場合や、上昇運行で積載重量が大きい場合など、かご1が減速し易い状態である場合、基準速度変化曲線を境界線L2から境界線L7に変更し、許可領域を拡張する。
仮に、かご速度がC点で境界線L7上に達したとすると、時刻T7に安全リレー23,24が開放され制動力低減制御が無効化される(強制停止指令)。そして、時刻T8に制動力が発生する。この場合の速度曲線は、実線L8となる。
また、かご速度がD点で境界線L7上に達したとすると、時刻T9で安全リレー23,24が開放され制動力低減制御が無効化される(強制停止指令)。そして、時刻T10に制動力が発生する。この場合の速度曲線は、破線L9となる。
ブレーキ制御装置19は、ブレーキ装置9が非常制動状態であり、かつ図5のかご速度と時間との関係が斜線の領域にあるときのみ安全リレー23,24を閉成して制動力低減制御を有効化する。但し、かご1が減速し易い状態にあると判断された場合には、かご速度と時間との関係が網掛けの領域にあるときにも、安全リレー23,24を閉成して制動力低減制御を有効化する。これにより、かご1を許容停止距離内で停止させることができる。即ち、斜線の領域に加えて、網掛けの領域が許可領域となる。
境界線L7は、境界線L7を適用するかご1の走行状態において、境界線L7上のどの点からの速度曲線も、停止距離が最長となる速度曲線L1よりも低い速度にあるように定められる。即ち、境界線L7は、各時間において、C点、D点のように基準点を決めて速度変化曲線を引いたときに、その速度変化曲線が実線L1よりも常に低い速度で推移するもののうち、速度が最大である点の集合により定めることができる。
このようなエレベータ装置では、かご速度と非常停止指令が発生してからの時間とに加えて、かご1の減速し易さを監視し、かご1の減速し易さに応じて許可領域を変更するので、かご1が減速し易い状態のときには、制動力低減制御を実施可能な速度及び時間の許可領域を広げることができる。
このような許可領域の変更は、かご1の減速し易さを段階的に判定することにより段階的に変更しても、連続的に変更してもよい。
実施の形態4.
次に、図6はこの発明の実施の形態4によるエレベータ装置のブレーキ制御装置19により非常制動時の減速制御を行った場合の制動力、速度及びかご位置の時間変化を示すグラフである。安全判断部22は、かご1が減速状態にあるかどうかを監視し、かご1が減速状態であるという条件と、かご速度と時間との関係が図6の斜線の許可領域内にあるという条件との理論積が真になる場合にのみ、安全リレー23,24を閉成して制動力低減制御を有効化する。
実施の形態2で述べたように、許可領域の境界線L2は、許可領域内で制動力低減制御を実施している状態から境界線L2を超えたときに、安全リレー23,24を開放すれば、許容停止距離内でかご1が停止できるように定める必要がある。実施の形態4でかご速度と時間との関係が許可領域内にある場合、かご1の積載重量及び走行方向の関係がかご1を加速させるような状態で減速しているときには、安全リレー23,24が閉成されていても制動力が働いているため、最長停止距離を算出する際にブレーキギャップによるかご1の空走時間を考慮する必要がない。
逆に、かご1の積載重量及び走行方向の関係がかご1を減速させるような状態のときには、ブレーキギャップによる空走時間に、制動力が働かない状態で減速していることもあるため、最長停止距離を算出する際にはかご1の空走時間を考慮する必要がある。
従って、減速状態にあるところから安全リレー23,24を開放して強制停止する場合に、停止距離が最長となる可能性があるのは、かご1側の重量と釣合おもり2側の重量との不均衡による力が最もかご1を加速する方向に働く状態で空走時間を考慮せずに停止する場合と、不均衡による力が無い状態で空走時間を考慮せずに停止する場合とである。
図6において、E点及びF点から延びている破線L4、L6は、不均衡による力が最もかご1を加速する方向に働く状態で空走時間を考慮せずに強制停止するときの速度曲線である。破線L4では、時刻T11に安全リレー23,24が開放され、時刻T12に制動力が発生している。また、破線L6では、時刻T13に安全リレー23,24が開放され、時刻T14に制動力が発生している。
境界線L2は、これらのような停止距離が最長となる可能性がある速度曲線を、基準とする時間を変化させて引いた場合に、各時間においてそれらの線が実線L1よりも常に低い速度で推移するもののうち、基準とする速度が最大となる点の集合である。従って、境界線L2を超えた場合に安全リレー23,24を開放して強制停止することにより、かご1は許容停止距離内に停止される。
このようなエレベータ装置では、かご速度、非常停止指令が発生してからの時間、及びかご1が減速状態にあるかどうかを監視し、かご1が減速状態であるという条件と、かご速度と時間との関係が許可領域(図6の斜線の領域)内にあるという条件との理論積が真になるときに制動力低減制御を有効とするので、制動力低減制御を実施可能な速度及び時間の関係の許可領域を実施の形態2よりも広げることができる。
なお、実施の形態4の制御方法に実施の形態3の制御方法を組み合わせることにより、制動力低減制御を実施可能な速度及び時間の許可領域を実施の形態4よりもさらに広げることができる。この場合、実施の形態4の監視項目に加えて、かご1の減速し易さを監視する。そして、かご1が減速し易いと判断される場合には、基準速度変化曲線を実線L1側へシフトして許可領域を拡張し、かご速度が図6の網掛けの領域にあるときにも、安全リレー23,24を閉成して制動力低減制御を有効化する。
実施の形態5.
次に、この発明の実施の形態5について説明する。実施の形態5では、かご1の走行状態として、かご速度及びかご位置(残距離)を監視する。
図7はこの発明の実施の形態5によるエレベータ装置のブレーキ制御装置19における制動力低減制御の有効化条件の一例を示すグラフである。図7において、縦軸はかご速度、横軸は許容停止位置までの残距離を示している。安全判断部22は、残距離とかご速度との関係が図の斜線の許可領域内にある場合にのみ安全リレー23,24を閉成し制動力低減制御を有効化する。
図7の破線L2、L3、L4は、停止距離が最長となる積載状態で、G点、H点、J点から強制停止するときの速度曲線である。許可領域の境界線L1は、その状態から強制停止する場合は常に、残距離が0となる前に速度が0となるように定められている。即ち、境界線L1は、停止距離が最長となる積載状態で各残距離を持つ状態に対して許容停止距離内での停止が可能となる最大速度の点の集合により定められている。
ここで、かご1を速度指令に従って走行させている場合、エレベータ制御装置18で生成される指令速度は停止階で速度が0となるように定められている。従って、停止階が終端階であると想定することで、指令速度の時間変化とかご位置との関係から昇降路終端部までの最小残距離を推定して、その残距離を許容停止位置までの距離とすることもできる。但し、この場合、実際のかご速度が指令速度に適正に追従していることが必要である。
これに対して、通常のエレベータ装置では、停止距離が最長となる積載状態においても、かご1が昇降路終端部に到達する前に停止できる制動能力を持っているため、非常制動動作開始時における速度での最長停止距離をその時点での残距離とすれば、昇降路終端部に到達することなく、かご1を停止させることができる。
この場合、残距離x0は、停止までに要する時間t0とともに、次の積分方程式により求めることができる。
Figure 2008015749
Figure 2008015749
ここで、各変数及び定数は、かご1を基準として、エレベータ装置の全換算慣性質量をm、かご加速度をα(t)、ブレーキ装置9による制動力をF(t)、かご1側と釣合おもり2側との重量差が最大となる場合の最大の加速力をF2、非常制動動作開始時の速度をv0としている。但し、ブレーキ装置9による制動力が許容停止距離に対して余裕を持って設計されている場合、許容停止位置に対して余裕を持った残距離が求められることになる。
このようなエレベータ装置では、かご1の走行状態として、かご速度と、昇降路終端部までの残距離又は許容停止位置までの残距離とを監視し、かご速度と残距離との関係が予め設定された許可領域内にあるときに制動力低減制御を有効とするので、非常制動時に過大な減速度が発生するのを防止しつつ、かご1の昇降路終端部への到達をより確実に回避することができる。また、より多くの場合において制動力低減制御を実施可能とすることができる。
実施の形態6.
次に、図8はこの発明の実施の形態6によるエレベータ装置のブレーキ制御装置19における制動力低減制御の有効化条件の一例を示すグラフである。この例では、実施の形態5の監視項目に加えて、実施の形態3に示したようにかご1の減速し易さを監視する。そして、かご1が減速し易いと判断される場合には、許可領域を図8の網掛けの領域まで広げ、かご速度と残距離との関係が図8の網掛けの領域にあるときにも、安全リレー23,24を閉成して制動力低減制御を有効化する。
このときの許可領域の境界線L11は、把握された積載状態において、各残距離を持つ状態に対して許容停止距離内での停止が可能となる最大速度の点の集合により定められる。これにより、制動力低減制御を実施可能な速度及び残距離の許可領域を実施の形態5よりもさらに広げることができる。
なお、上記の例では、エレベータ制御装置18からの信号により非常制動状態であるかどうかを判定したが、エレベータ制御装置からの信号によらず、ブレーキ制御装置で独立して非常制動状態の判定を行うようにしてもよい。例えば、ブレーキシューのブレーキ車への接近や接触を検出することにより非常制動状態の判定を行ってもよい。また、かご速度が所定値以上であるにも拘わらずブレーキコイルの電流値が所定値未満である場合に、非常制動状態であると判定してもよい。
また、上記の例では、巻上機エンコーダ12からの信号を用いてかご速度、かご減速度及びかご位置等を求めたが、例えば調速機エンコーダ15、又はかごに搭載された加速度センサや位置センサなど、他のセンサからの信号を用いてもよい。
さらに、上記の例では、安全判断部22が安全リレー23,24を開閉する構成としたが、安全判断部22から指令生成部21に指令の生成・停止指令を与えるようにしてもよい。
さらにまた、安全判断部22と指令生成部21とは別体で構成してもよい。

Claims (9)

  1. かご、
    上記かごの走行を制動するブレーキ装置、及び
    上記ブレーキ装置を制御するとともに、上記かごの非常制動時に上記ブレーキ装置の制動力を低減させる制動力低減制御を実施可能なブレーキ制御装置
    を備え、
    上記ブレーキ制御装置は、上記かごの非常制動時に、上記かごの走行状態を監視し、予め設定された許容停止距離内で上記かごが停止するように上記制動力低減制御の有効・無効を切り換えるエレベータ装置。
  2. 上記ブレーキ制御装置は、上記かごの走行状態としてかご減速度を監視し、予め設定された基準減速度よりもかご減速度が大きいときに上記制動力低減制御を有効とする請求項1記載のエレベータ装置。
  3. 上記ブレーキ制御装置は、上記かごの走行状態として、かご速度と非常停止指令が発生してからの時間とを監視し、かご速度と時間との関係が予め設定された許可領域内にあるときに上記制動力低減制御を有効とする請求項1記載のエレベータ装置。
  4. 上記ブレーキ制御装置は、上記かごの走行状態として、積載重量と上記かごの走行方向とに基づいて上記かごが減速し易い状態であるかどうかを監視し、上記かごの減速し易さに応じて上記許可領域を変更する請求項3記載のエレベータ装置。
  5. 上記ブレーキ制御装置は、上記かごの走行状態として、かご速度、非常停止指令が発生してからの時間、及び上記かごが減速状態にあるかどうかを監視し、上記かごが減速状態であるという条件と、かご速度と時間との関係が予め設定された許可領域内にあるという条件との理論積が真になるときに上記制動力低減制御を有効とする請求項1記載のエレベータ装置。
  6. 上記ブレーキ制御装置は、上記かごの走行状態として、積載重量と上記かごの走行方向とに基づいて上記かごが減速し易い状態であるかどうかを監視し、上記かごの減速し易さに応じて上記許可領域を変更する請求項5記載のエレベータ装置。
  7. 上記ブレーキ制御装置は、上記かごの走行状態として、かご速度と昇降路終端部までの残距離とを監視し、かご速度と残距離との関係が予め設定された許可領域内にあるときに上記制動力低減制御を有効とする請求項1記載のエレベータ装置。
  8. 上記ブレーキ制御装置は、上記かごの走行状態として、かご速度と許容停止位置までの残距離とを監視し、かご速度と残距離との関係が予め設定された許可領域内にあるときに上記制動力低減制御を有効とする請求項1記載のエレベータ装置。
  9. 上記ブレーキ制御装置は、上記かごの走行状態として、積載重量と上記かごの走行方向とに基づいて上記かごが減速し易い状態であるかどうかを監視し、上記かごの減速し易さに応じて上記許可領域を変更する請求項8記載のエレベータ装置。
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