JP2018024491A - エレベーターシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】救出運転時に、乗りかごをより迅速に動かすこと。【解決手段】乗りかごの速度を検出する速度検出手段と、速度検出手段の検出出力を基にブレーキを制御するコントローラと、を有し、前記コントローラは、救出運転時に、前記速度検出手段が前記乗りかごの停止を検出したことを条件に、前記ブレーキに対してブレーキ電源を供給すると共に、前記ブレーキの制動力を漸次解除するための指令値を生成し、生成した指令値に従って前記ブレーキの制動力を制御し、その後、前記速度検出手段が前記乗りかごの移動を検出したことを条件に、前記生成した指令値を情報記憶メモリに記憶し、その後、前記乗りかごの速度が目標かご速度なったことに伴って前記指令値を低下させる過程で、前記速度検出手段の検出出力が、一定の条件を満たすと判定した場合、前記低下した指令値の代わりに前記情報記憶メモリに記憶された指令値に従って前記ブレーキの制動力を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、乗りかごの運転とブレーキの制動力を制御するためのエレベーターシステムに関する。
従来のエレベーターは、電力変換器から電動機を回転させ、電動機と連結しているシーブを介して、ロープを上下方向へ移動させることで、ロープと接続されているかごの昇降を可能としている。この電力変換器や電動機、電動機と接続したエンコーダ等、駆動システムの一部が故障した場合、エレベーターは停止する。エレベーターのかごの停止した位置が階と階の間であり、この時に乗客がかご内にいると閉じ込めが発生する。閉じ込めた状態ではかごは動かないため、乗客の安全性は担保されるが、乗客は不快感を受けることになる。
このような駆動システムの故障により閉じ込められた乗客を救出するための方法としては、一般的には保守作業員により行われる。特に、かご内の重量がつり合い重りとつり合っていない場合には、ブレーキを手動で開放することにより、つり合い重りとのアンバランスを利用して、最寄階までかごを移動させることで乗客を救出する。また、その他の救出方法としては、最寄階ではなく、乗客を救出するために昇降路内に設けられた救出口までかごを移動させて乗客を救出する方法や、正常な隣接号機を停止したかごに横づけして、かごに設けられた脱出口を介して停止したかご内にいる乗客を正常な隣接号機側へ移動する救出方法などがある。
また、かごの救出運転時に、救出運転電圧値を求め、救出運転電圧値の電圧を速度検出器からの信号に応じてブレーキコイルに印加する技術が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1には、救出運転電圧値が、ブレーキ装置の制動力を低減させ、かごと釣合おもりとのアンバランス状態を利用してかごを移動させるために必要な電圧の値に設定されているので、乗り心地が悪くなるのを防止しつつ短時間で救出運転ができることが記載されている。
国際公開第2009/013821号
特許文献1には、ブレーキコイルに印加する電圧の値を徐々に増大させて、かごが起動したときの電圧値を救出運転電圧値としたり、かごの速度が目標速度未満の場合ブレーキコイルを励磁し、かごの速度が目標速度以上になったときにはブレーキコイルを励磁する電圧を救出運転電圧値としたりすることが記載されているが、かごの速度が目標速度以下になったときに、より迅速に救出運転電圧値をブレーキコイルに印加することは記載されていない。このため、乗りかごをより迅速に動かすことが課題となる。
本発明の目的は、救出運転時に、乗りかごをより迅速に動かすことにある。
上記課題を解決するために、本発明は、乗りかごと、前記乗りかごとつり合い重りとを結ぶロープが巻き掛けられるシーブと、前記シーブに回転力を付加するモータと、動力電源を受けて前記モータの回転を制御する電力変換器と、ブレーキ電源の供給が遮断されたときに前記シーブに制動力を付加し、前記ブレーキ電源の供給を受けて前記シーブに対する制動力を解除するブレーキとを備えるエレベーターにおいて、前記乗りかごの速度を検出する速度検出手段と、前記速度検出手段の検出出力を基に前記ブレーキを制御するコントローラと、を有し、前記コントローラは、救出運転時に、前記速度検出手段が前記乗りかごの停止を検出したことを条件に、前記ブレーキに対して前記ブレーキ電源を供給すると共に、前記ブレーキの制動力を漸次解除するための指令値を生成し、当該生成した指令値に従って前記ブレーキの制動力を制御し、その後、前記速度検出手段が前記乗りかごの移動を検出したことを条件に、前記生成した指令値を情報記憶メモリに記憶し、その後、前記乗りかごの速度が目標かご速度なったことに伴って前記指令値を低下させる過程で、前記速度検出手段の検出出力が、一定の条件を満たすと判定した場合、前記低下した指令値の代わりに前記情報記憶メモリに記憶された指令値に従って前記ブレーキの制動力を制御することを特徴とする。
本発明によれば、救出運転時に、乗りかごをより迅速に動かすことができる。
本発明におけるエレベーターシステムの一実施の形態を示す全体構成図である。 制動力制御部の構成を説明するためのブロック図である。 本実施の形態の比較対象となる制御方法による特性図である。 本実施の形態における第1の制御方法による特性図である。 本実施の形態における第2の制御方法による特性図である。 本実施の形態における第3の制御方法による特性図である。 ブレーキ電流指令の制御系を示すブロック図である。 ブレーキ電流指令作成処理を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して、一実施の形態について詳細を説明する。
図1は、本発明におけるエレベーターシステムの一実施の形態を示す全体構成図であり、エレベーターのかご(乗りかご)104の移動は、エレベーターコントローラ(制御部)100によって制御される。エレベーターコントローラ100は、エレベーターの運行制御を行うエレベーター制御部2の他に、制動力制御部20を備えている。
かご104は、建屋に形成された昇降路内を複数の階床間に渡って移動し、ロープ105を介してつり合い重り106(かご104とバランスを取るためのおもり)に接続されている。かご104には、乗り場側扉と係合して開閉する乗りかご側扉(図示せず)が設けられている。かご104の移動は、電動機(モータ)103によってシーブ(図示せず)が駆動されることにより行われる。ロープ105が巻き掛けられるシーブと、シーブを回転駆動する電動機103は巻上機(図示せず)を構成する要素であり、電動機103には、電力変換器101によって駆動用の電力の供給が行われる。電力変換器101は、エレベーターコントローラ100のかご位置制御指令に従って電動機103を制御するための電力を出力する。また、エンコーダなどのパルス発生器は電動機103に取り付けられており、エレベーターコントローラ100は電動機103の回転によって生じるパルスを計数することにより、電動機103の速度、かご104の昇降路移動方向、位置、移動距離などを計算する。エレベーターコントローラ100は、かご104を制動させる場合、ブレーキ電源停止指令及び動力電源停止指令(図示せず)を出力する。これらの停止指令が出力された場合、ブレーキ電源のブレーキ102への供給が遮断されると共に、動力電源の電力変換器101への供給が遮断され、かご104が制動させられる。ブレーキ電源及び動力電源の遮断と供給は、コンタクタと呼ばれる電磁接触器(図示せず)の開閉によって制御される。
ブレーキ102は、シーブを摩擦摺動で制動させるためのブレーキパッド、ブレーキパッドを引き上げてシーブとブレーキパッドのギャップを確保するためのソレノイドコイル及び鉄芯(コア)で構成される(いずれも図示せず)。通常、ソレノイドコイルに電力(ブレーキ電源からの電力)が供給されると、電磁力によりブレーキパッドが引き上げられ、シーブはブレーキパッドによる拘束がなくなり、自由に回転できるようになる。ソレノイドコイルへの給電は、ブレーキ電源からリレーを介して行われる。また、ブレーキ102は、ソレノイドコイルへ流れる電流(ブレーキ電流)を制御するブレーキ電流制御回路21により、制動力を変化させることが可能な構成となっている。例えば、ブレーキ102は、ブレーキ電源の供給が遮断されたときにシーブに制動力を付加し、ブレーキ電源の供給を受けてシーブに対する制動力を解除するように構成される。
ブレーキ電流制御回路21は、インバータ回路やチョッパ回路といった電流ないしは電圧を制御する変換器、ブレーキ電流を検出するホールCT、ブレーキ電流を制御するためのコントローラで構成され、エレベーターコントローラ100よりソレノイドコイルに流れる電流の指令値(ブレーキ電流指令値)を受けて、その指令値に従ってブレーキ電流を制御する。なお、本実施の形態では、制動力を変化させるための一例として、ソレノイドコイルを用いた電流に応じた制動力を変化させるブレーキ機構を例示したが、たとえば直動式のアクチュエータを用いることによる、距離に応じて制動力を変化させるブレーキや、回転機構を用いることによる、回転角に応じて制動力を変化させるブレーキ(シューブレーキなど)でもよい。総じて、ある指令に応じてブレーキの制動力を変化させるものであれば、ブレーキの種類には依存しない。
秤センサ4は、かご104内の乗客の人数を検出するセンサである。通常運転中であれば、かご104とつり合い重り106の重量差を補償するための必要トルクを計算するのに使用される。秤センサ4は、かご床面が金属である場合には、かご枠に設けられた近接センサなどで、かご床面のたわみ量から重量を推定する方式が用いられる。
位置センサ5は、昇降路内の検出板6を検出することで、かご104が戸開可能な位置にいるかどうかを検出する、ドアゾーンセンサである。
安全コントローラ1は、エレベーターコントローラ100とは独立してブレーキ電源及び動力電源を遮断することで、かご104を制動させる、安全システムを構成するコントローラである。安全コントローラ1は、処理を実行するCPU(Central Processing Unit)を中心とした構成であり、他にCPUの異常を検出するためのウォッチドッグタイマや、電源異常を監視する回路を有する。またCPUの処理異常を検出するために、CPUを2重化することによる相互比較を行う構成を持つ場合もある。
安全コントローラ1の入力は、かごの位置・速度・加速度を検出するための手段7の出力信号や、エレベーターの安全装置の作動を検出する手段8からの信号で構成される。かごの位置・速度・加速度を検出するための手段7は、たとえば、かご104の位置に応じてパルスを出力するパルス発生器で構成される。本実施の形態では、パルス発生器として、ガバナにエンコーダを取り付けたものを用いることができる。かごの位置・速度・加速度を検出するための手段7としては、他にガイドレールに直接的にローラーを押し付けて、かご104の移動を検出するタイプや、レールを磁化して検出するタイプなど、かごの絶対的または相対的な位置を検出できる手段であればよい。
安全コントローラ1の出力は、ブレーキ電源遮断出力9と動力電源遮断出力10、及び安全コントローラ1で検出されるかご位置及び速度情報出力23で構成される。ブレーキ電源遮断出力9は、ブレーキ102に供給されるブレーキ電源を遮断し、ブレーキ102を作動させるための出力である。動力電源遮断出力10は、電力変換器101への電力電源を遮断して、電動機103を停止させるための出力である。いずれの出力も、かご104を制動するために使用される。
図2は、制動力制御部の構成を説明するためのブロック図である。図2において、制動力制御部20は、エレベーターコントローラ100のエレベーター制御部2より送信される救出運転開始指令を検出するための処理として、救出運転開始検出処理30を実行する。制動力制御部20は、救出運転開始検出処理30では、救出運転開始指令で識別される救出運転の開始または停止を判定し、判定結果をブレーキ電流指令作成処理32で利用する。また、制動力制御部20は、安全コントローラ1より入力されるかご位置及び速度情報出力23を受けて、現在の昇降路内における自号機のかご速度を検出するための処理として、かご速度検出処理31を実行し、処理結果として、その検出したかご速度をブレーキ電流指令作成処理32で利用する。
制動力制御部20は、ブレーキ電流指令作成処理32では、救出運転開始検出処理30の処理結果が、救出運転開始指令である場合、ブレーキ電流指令の作成を行い、作成したブレーキ電流指令をブレーキ電流制御回路21へ出力する。この際、制動力制御部20は、ブレーキ電流指令作成処理32では、かご速度検出処理31の処理結果であるかご速度を元に、ブレーキ電流指令を変化させる処理を行い、かご速度に応じたブレーキ電流指令をブレーキ電流制御回路21へ出力する。また、制動力制御部20は、ブレーキ電流指令作成処理32でブレーキ電流指令を作成する時、機種情報データベース(DB)33よりブレーキの種類によって異なる調整パラメータを入手し、入手した調整パラメータをブレーキ電流指令に反映する。また、制動力制御部20は、かご速度検出処理31でかご速度を検出したとき、ブレーキ電流指令作成処理部32で作成したブレーキ電流指令を情報記憶メモリ34に保管(記憶)し、例えば、かご速度がゼロになったときに、或いは、かご速度が目標かご速度を下回ったときに、情報記憶メモリ34に保管したブレーキ電流指令を抽出し、抽出したブレーキ電流指令をブレーキ電流制御回路21へ出力する。
次に、図3aと、図3bと、図4a及び図4bを用いて、ブレーキの制御方法を説明する。図3a、図3bと、図4a及び図4bは、ブレーキの制御方法を説明するための特性図であり、ブレーキ電流指令作成処理32が作成するブレーキ電流指令iとソレノイドコイルに流れるブレーキ電流i、ブレーキパッドとシーブの間に働くブレーキトルクT、およびかご速度Vの関係を横軸時間として図示したものである。図3aは、本実施の形態の比較対象となる制御方法による特性図を、図3bは、本実施の形態における第1の制御方法による特性図を示し、図4aは、本実施の形態における第2の制御方法による特性図を示し、図4bは、本実施の形態における第3の制御方法による特性図を示している。また、説明の便宜上、時間軸を、時間t1、t2、t3、t4、t5に従って1から5の5区間に分割している。以下、基本の動作方法について、区間1から順に説明する。
まず、図3aにおいて、区間1は、ブレーキ電流指令iはゼロの状態であり、ブレーキトルクTはシーブを拘束するのに十分なトルクが出ている状態であり、かご速度Vはゼロとなっている。
区間2は、ブレーキ電流指令iを階段状に増加している状態であり、それに伴いソレノイドコイルに流れるブレーキ電流iも増加している。ここで、ブレーキ電流指令i(またはブレーキ電流i)を増加する目的は、ブレーキ電流iを増加させることでブレーキの制動力であるブレーキトルクTを弱め、かご104とつり合い重り106のアンバランスから生じるトルクと、ブレーキ102の制動力を平衡状態にすることにある。区間2では、ブレーキ電流iの増加に伴い、ソレノイドコイルに電磁力が発生し、ブレーキトルクTが弱められる動作となるが、この状態ではブレーキトルクTがかご104とつり合い重り106のアンバランスから生じるトルクより大きい状態であるため、かご104は動かずかご速度Vはゼロのままとなっている。また、この時にブレーキ電流指令iを階段状に変化させていることは、ブレーキ102の応答性を考慮したものとなっているためである。
区間3は、かご速度Vを検出したタイミングで、ブレーキ電流指令iを固定した状態を示している。かご速度Vを検出したということは、ブレーキトルクTがかご104とつり合い重り106のアンバランスから生じるトルクよりも小さくなった状態を示している。この時にブレーキ電流指令iを固定にすることで、ブレーキ102の制動力であるブレーキトルクTとかご104とつり合い重り106のアンバランスから生じるトルクの差分により、かご104が加速する状態をつくることができる。
区間4は、検出したかご速度Vが目標かご速度Vを超えたため、ブレーキ電流指令iを減少させ、かご104のかご速度Vを減少させている。
区間5は、一度減少したブレーキ電流指令iを、減少した値から再び増加させている状態を示している。この場合、一度かご速度Vが、略ゼロまで落ちてしまうため、2回目以降にかご104が動き出すまでに時間を多く必要とすることになる。この現象は、電流の変化に対して磁束の応答が遅いブレーキの場合に起こりやすく、これにより乗客を救出するまでに多くの時間を要すことになり、乗客に不安感を与えてしまう。
次に、図3bの第1の制御方法について説明する。第1の制御方法は、区間1〜3までは、基本的には、図3aの制御方法と同様である。
区間4おいて、図3aの制御方法の場合、一度ブレーキ電流指令iがゼロまで落ちた値から、再びブレーキ電流指令iを階段状に増加させている。これに対して、第1の制御方法では、区間3で一度かご104が動き出したときのブレーキ電流指令iを情報記憶メモリ34に保管しておき、区間4でかご速度Vがゼロになったタイミングでブレーキ電流指令iを、情報記憶メモリ34に保管しておいたブレーキ電流指令値に制御する。区間5において、ブレーキ電流指令iは、情報記憶メモリ34に保管しておいたブレーキ電流指令値に設定され、その後減少する。これにより、区間5において、2回目以降にかご104が動きだすまでの時間を短縮することが可能となり、乗客の早期救出が可能となる。
次に、図4aの第2の制御方法について説明する。第2の制御方法は、区間1〜3までは、基本的には、第1の制御方法と同様である。
第2の制御方法では、区間3で一度かご104が動き出したときのブレーキ電流指令iを情報記憶メモリ34に保管しておき、区間4でかご速度Vが、パラメータ、例えば、目標かご速度Vを下回ったタイミングでブレーキ電流指令iを、情報記憶メモリ34に保管しておいたブレーキ電流指令値に制御する。区間5において、ブレーキ電流指令iは、情報記憶メモリ34に保管しておいたブレーキ電流指令値に設定され、その後減少する。この場合、区間5において、かご104が動いている状態にあるので、2回目以降にかご104が動きだすまでの時間をより短縮することが可能となり、乗客の早期救出が可能となる。
次に、図4bの第3の制御方法について説明する。第3の制御方法は、区間1〜3までは、基本的には、第1の制御方法と同様である。
第3の制御方法では、区間3で一度かご104が動き出したときのブレーキ電流指令iを情報記憶メモリ34に保管しておき、区間4でかご速度Vが、パラメータ、例えば、目標かご速度Vを下回ったタイミングでブレーキ電流指令iを、情報記憶メモリ34に保管しておいたブレーキ電流指令値に制御する。区間5において、ブレーキ電流指令iは、情報記憶メモリ34に保管しておいたブレーキ電流指令値に設定され、その後、段階的に増加した後減少する。この場合、区間5において、かご104が動いている状態にあるので、2回目以降にかご104が動きだすまでの時間をより短縮することが可能となり、乗客の早期救出が可能となる。
図5は、ブレーキ電流指令の制御系を示すブロック図である。図5において、ブレーキ電流指令の制御系は、ASR(速度制御器)と、ブレーキ電流を制御するACR(電流制御器)503と、ブレーキコイルのモデル504と、ブレーキ本体のモデル505と、ブレーキ電流指令生成部506と、ブレーキ電流指令ホールド部507と、かご速度検出器508などから構成される。なお、本実施の形態では、速度指令Vを入力するスイッチ501を開き、ASR(速度制御器)502を制御ループから切り離している。
かご速度検出器508は、かご速度(Vre)509を入力し、かご104のかご速度を検出し、検出結果をブレーキ電流指令生成部506とブレーキ電流指令ホールド部507に出力する。ブレーキ電流指令生成部506は、かご速度に応じてブレーキ電流指令(ブレーキ電流指令値)を生成し、生成したブレーキ電流指令をブレーキ電流指令ホールド部507に出力する。ブレーキ電流指令ホールド部507は、かご104が移動開始した時のブレーキ電流指令値を情報記憶メモリ34に保管し、かご104が次に動き出すときに、情報記憶メモリ34に保管したブレーキ電流指令値をブレーキ電流指令として、電流制御器503に出力する。これにより、かご104が次に動くだすときには、情報記憶メモリ34に保管したブレーキ電流指令値に従ったブレーキ電流がモデル(ブレーキ本体)505に流れる。
図6は、ブレーキ電流指令作成処理を説明するためのフローチャートである。以下、ブレーキ電流指令作成処理32の具体的な動作について、図6を用いて説明する。
まず、制動力制御部20は、救出運転開始処理30の処理結果から、救出運転開始指令がON(開始)/OFF(停止)を判断し(ステップS101)、救出運転開始指令がOFFであった場合には、処理を終了し、救出運転開始指令がONであった場合には、ステップS102の処理へ移行する。ここで、救出運転開始指令がONとなる条件は、かご内に乗客が閉じ込められ、かつモータなどがなんらかの異常により駆動できない場合などに通常は設定される。なお、この時の動作条件として、ブレーキ102が正常動作することも必要となる。救出運転開始指令がOFFとなる条件は、平常運転中、あるいは救出運転を実施中に、最寄階の戸開可能位置に到達したときに設定される。また、ON(開始)/OFF(停止)は、手動によって設定されることもある。
次に、制動力制御部20は、かご速度Vがゼロであるかどうかを判定し(ステップS102)、かご速度Vがゼロであった場合には、ブレーキ102によりかご104は停止状態にあるので、かごが初めて動いた場合かどうかを判定する(ステップS103)。かご104が初めて動いた場合、そのときのブレーキ電流iを増加させることでブレーキ102の制動力であるブレーキトルクTを弱め、かご104とつり合い重り106のアンバランスから生じるトルクと、ブレーキ102の制動力を平衡状態にするために、制動力制御部20は、ブレーキ電流指令(電流指令)iを増加させ(ステップS105)、このルーチンでの処理を終了する。
一方、ステップS103でかご104が動いたのが2回目以降である場合、制動力制御部20は、情報記憶メモリ34に保管しているブレーキ電流指令値(電流値)をブレーキ電流指令(電流指令)iにセットする(ステップS104)。なお、情報記憶メモリ34に保管するタイミングはステップS108で後述する。そのあと、制動力制御部20は、セットした電流指令値からブレーキ電流指令(電流指令)iを増加させ(ステップS105)、このルーチンでの処理を終了する。ブレーキ電流指令iを増加させる値は、ブレーキ102を制御する分解能に応じて決定する。
一方、ステップS102で、かご速度Vがゼロでない場合、即ち、かご104が移動中である場合、制動力制御部20は、ブレーキ電流指令(電流指令)iを固定する(S106)。この際、かご速度Vがゼロでない状況にてブレーキ電流指令iを固定することで、ブレーキ102を完全に釈放することなく、ブレーキパッドとシーブが摩擦された状態を確保することができる。
次に、制動力制御部20は、かご104が初めて動いたかどうかを判定し(ステップS107)、かご104が初めて動いた場合は、動いたときのブレーキ電流指令値(電流指令値)を情報記憶メモリ34に保管し(ステップS108)、その後、ステップS109の処理に移行する。
制動力制御部20は、ステップS107でかご104の動きが初めてでないと判定した場合、或いはステップS109の処理の後、かご速度Vが目標かご速度Vより大きいかどうかを判定する(ステップS109)。なお目標かご速度Vは、通常保守運転速度やそれより低い速度で設定するが、定格速度に設定してもよい。
制動力制御部20は、ステップS109において、かご速度Vが目標かご速度Vより大きい場合、かご104をブレーキトルクにより減速させるため、ブレーキ電流指令iを減少させ(ステップS110)、このルーチンでの処理を終了する。
また、制動力制御部20は、ステップS109において、かご速度Vが目標かご速度Vより大きくない場合、かご速度Vが目標かご速度Vより小さいかどうかを判定(ステップS111)、かご速度Vが目標かご速度Vより小さい場合、ブレーキトルクを小さくしてかご104を増速させるため、ブレーキ電流指令iを増加させ(ステップS112)、その後、このルーチンでの処理を終了し、かご速度Vが目標かご速度Vより小さくない場合、そのままこのルーチンでの処理を終了する。
本実施の形態によれば、救出運転時に、かご104の速度を基にブレーキ指令値を生成し、生成したブレーキ指令値に従ってブレーキ102の制動力を制御する過程で、かご104の速度が目標かご速度になったことに伴ってブレーキ指令値を低下させる際に、より早いタイミングで、低下したブレーキ指令値の代わりに情報記憶メモリ34に記憶されたブレーキ指令値に従ってブレーキ102の制動力(シーブに対するブレーキ102の制動力)を制御(制動力を弱くする制御)するようにしたので、かご104をより迅速に動かすことができる。即ち、エレベーターコントローラ100の制御により、かご104が一度動いた後、速度検出手段7が、かご104が停止したことを検出した場合、エレベーターコントローラ100は、情報記憶メモリ34に保管したブレーキ制御指令値をブレーキ制御指令としてブレーキ電流制御回路21に与え、かご104を移動可能とする。これにより、ブレーキ制御指令値をかご104が動き出すために必要な値よりも多く下げてしまった場合でも、かご104が動き出すために必要なブレーキ制御指令値を瞬時にブレーキ電流制御回路21に与え、かご104を迅速に移動させることができ、結果として、乗客の救出時間を短縮することができ、乗客の不安感を低減することが可能となる。また、かご速度を基準にブレーキの制動力を変化させるため、ブレーキの種類に依存せずに、本実施の形態を適用することが可能である。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、エレベーターコントローラ100と、ブレーキ電流制御回路21を一体化してコントローラを構成したり、安全コントローラ1と、エレベーターコントローラ100及びブレーキ電流制御回路21を一体化してコントローラを構成したりすることができる。この際、コントローラは、かご104の速度又は移動を検出する速度検出手段(移行検出手段)の検出出力を基にブレーキ102を制御するコントローラとして機能し、電力変換器101に対する動力電源の供給が停止され、且つブレーキ102に対するブレーキ電源の供給が停止された後の救出運転時に、以下の処理を実行することができる。例えば、コントローラは、速度検出手段がかご104の停止を検出したことを条件に、ブレーキ102に対してブレーキ電源を供給すると共に、ブレーキ102の制動力を漸次解除するための指令値(ブレーキ電流指令値)を生成し、生成した指令値に従ってブレーキ102の制動力を制御し、その後、速度検出手段がかご104の移動を検出したことを条件に、生成した指令値を情報記憶メモリ34に記憶し、その後、かご104の速度が目標かご速度なったことに伴って指令値を低下させる過程で、速度検出手段の検出出力が、一定の条件を満たすと判定した場合、低下した指令値の代わりに情報記憶メモリ34に記憶された指令値に従ってブレーキ102の制動力を制御する。
この際、コントローラは、速度検出手段が、かご104の停止を再度検出した場合、一定の条件を満たすと判定したり、速度検出手段が、かご104の速度が目標かご速度を下回ったことを検出した場合、一定の条件を満たすと判定したりすることができる。また、コントローラは、情報記憶メモリ34に記憶された指令値に従ってブレーキ102の制動力を制御する過程で、情報記憶メモリ34に記憶された指令値を基にこの指令値を漸次増加させる指令値を生成し、生成した指令値に従ってブレーキ102の制動力を制御することができる。
また、実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能等は、それらの一部又は全部を、例えば、集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に記録して置くことができる。
1 安全コントローラ、2 エレベーター制御部、4 秤センサ、5 位置センサ、20 制動力制御部、21 ブレーキ電流制御回路、100 エレベーターコントローラ、101 電力変換器、102 ブレーキ、103 電動機、104 かご、106 つり合い重り

Claims (4)

  1. 乗りかごと、前記乗りかごとつり合い重りとを結ぶロープが巻き掛けられるシーブと、前記シーブに回転力を付加するモータと、前記モータの回転を制御する電力変換器と、ブレーキ電源の供給が遮断されたときに前記シーブに制動力を付加し、前記ブレーキ電源の供給を受けて前記シーブに対する制動力を解除するブレーキとを備えるエレベーターにおいて、
    前記乗りかごの移動又は速度を検出する速度検出手段と、
    前記速度検出手段の検出出力を基に前記ブレーキを制御するコントローラと、を有し、
    前記コントローラは、
    救出運転時に、前記速度検出手段が前記乗りかごの停止を検出したことを条件に、前記ブレーキに対して前記ブレーキ電源を供給すると共に、前記ブレーキの制動力を漸次解除するための指令値を生成し、当該生成した指令値に従って前記ブレーキの制動力を制御し、その後、前記速度検出手段が前記乗りかごの移動を検出したことを条件に、前記生成した指令値を情報記憶メモリに記憶し、その後、前記乗りかごの速度が目標かご速度なったことに伴って前記指令値を低下させる過程で、前記速度検出手段の検出出力が、一定の条件を満たすと判定した場合、前記低下した指令値の代わりに前記情報記憶メモリに記憶された指令値に従って前記ブレーキの制動力を制御することを特徴とするエレベーターシステム。
  2. 請求項1に記載のエレベーターシステムであって、
    前記コントローラは、
    前記速度検出手段が、前記乗りかごの停止を再度検出した場合、前記一定の条件を満たすと判定することを特徴とするエレベーターシステム。
  3. 請求項1に記載のエレベーターシステムであって、
    前記コントローラは、
    前記速度検出手段が、前記乗りかごの速度が目標かご速度を下回ったことを検出した場合、前記一定の条件を満たすと判定することを特徴とするエレベーターシステム。
  4. 請求項1に記載のエレベーターシステムであって、
    前記コントローラは、
    前記情報記憶メモリに記憶された指令値に従って前記ブレーキの制動力を制御する過程で、前記情報記憶メモリに記憶された指令値を基に当該指令値を漸次増加させる指令値を生成し、当該生成した指令値に従って前記ブレーキの制動力を制御することを特徴とするエレベーターシステム。
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