JPWO2007148620A1 - 可動部旋回可能な工作機械 - Google Patents

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Abstract

タンデム軸相当の軸数以上に制御軸を増やすことなく、タンデム駆動の利点を維持しつつ剛性の高いチルト機能を実現する。2自由度のパラレル機構の可動部の送りを実現する。第1の送りねじ軸14に第1の可動部基台12を、第2の送りねじ軸24に第2の可動部基台22を螺合させる。第1の可動部基台12には支持軸18により主軸頭31が揺動自在に結合される。主軸頭31から下方に延伸した延伸レバー32の先端の連結軸33が、第2の可動部基台22に設けられた斜めのリニアガイド28の案内子29に回転自在に結合され第2の可動部基台22に連結される。

Description

本発明は、工作機械の主軸頭やテーブルを旋回移動させながら直線移動させることのできる可動部旋回移動可能な工作機械に関する。
負荷のかかる主軸頭(Y軸)やテーブル(Z軸)に、同期2軸送り、つまりタンデム駆動を採用して高剛性と追随性の良さを追求した工作機械は公知である。
また、主軸チルト機構の付いた5軸マシニングセンタとして、チルト機構部に旋回制御軸を付加しビルトインされたダイレクトモータで主軸を旋回させるものが知られている。
そして、主軸頭を昇降させるだけではなく旋回させることのできるものとして、特許文献1には、リンク機構を用いたものが開示されている。これは、その図2、図3に示されているように、一本の固定されたボールねじ9上にサーボモータ11、11で上下駆動される2つの移動体4、5を上下に設け、一方の移動体5に主軸頭2を回転体3により旋回自在に取り付け、主軸頭2が固定された回転体3の一端と他方の移動体4とをリンク7で連結したものである。
特開2003−336713号公報
しかしながら、従来のチルト機構部に旋回制御軸を付加しダイレクトモータをビルトインしたものでは、ビルトインされたダイレクトモータで主軸をチルトするため主軸を余り大きくできない。このため、機械の大きさに比べて加工能力が低いという問題点があった。また、旋回制御軸用のモータ、エンコーダ等が追加となりコストアップになる、ビルトインされた旋回制御軸用モータのサーボ保持能力がそのまま剛性となるため高剛性化にはサイズアップが必須になる、といった問題点があった。
特許文献1のものでは、ボールねじ9が一本であるためタンデム駆動のものに比べ剛性と追随性に劣るという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためなされたものであり、その目的とするところは、タンデム駆動の利点を維持しつつ剛性の高いチルト機能を備えた可動部旋回可能な工作機械を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明では、チルトに旋回機構を用いず、2自由度(直線軸、旋回軸)のパラレル機構を採用し、タンデム駆動の2軸を利用してパラレル機構の工作機械とする。
すなわち、本発明では、直交3軸であるX、Y、Z軸の内、任意の1軸に沿って同期2軸送りされる可動部を有する工作機械であって、前記可動部を送る2組の駆動軸が、前記任意の1軸以外の2軸の内、どちらか一方の軸に沿う相対位置がずれていることと、前記可動部を同期送りする際に直線案内される第1の直線案内に直線移動自在に案内され前記2組の駆動軸のうち一方の駆動軸により駆動される第1の可動部基台と、前記可動部を同期送りする際に直線案内される第2の直線案内に直線移動自在に案内され前記2組の駆動軸のうち他方の駆動軸により駆動される第2の可動部基台と、前記第1の可動部基台に前記可動部が揺動自在に取り付けられていることと、前記第1の可動部基台に対する前記第2の可動部基台の相対運動により前記可動部が前記任意の1軸以外の2軸の内、他方の軸回りを揺動運動するように可動部と第2の可動部基台とを連結するリンク機構と、を備えることを特徴とする可動部旋回可能な工作機械が提供される。
上記のように構成すると、2組の駆動軸を完全に同期して移動させると第1の可動部基台と第2の可動部基台が完全に同期して直線案内上を直線移動する。このため、第1の可動部基台と第2の可動部基台は一体となったものと見做すことができ、可動部はその姿勢を保ったまま同期2軸送り、つまりタンデム駆動される。このため、タンデム駆動特有の高い剛性と高い追随性を発揮する。そして、一方の駆動軸(静止していても移動していても良い)に対して他方の駆動軸を相対的に移動させると、第1の可動部基台に対して第2の可動部基台が相対的に移動する。このため、リンク機構で連結された可動部が揺動(旋回)する。リンク機構による旋回であるから高い剛性と高い位置決め速度を得ることができる。このように2自由度のパラレル機構を実現したので、タンデム軸相当の軸数以上に制御軸を増やすことなく、チルト機能を実現でき、コストの低減を図れるという効果がある。また、旋回のための制御軸を持たないため省スペースとなる、パラレル機構を採用したため高剛性である、という顕著な効果を奏する。したがって、高能力の大きな主軸も搭載することができる。
ここで、第2の態様の発明として、前記リンク機構が、前記可動部から延伸され一体となった係合子と、前記第2の可動部基台に設けられ、前記可動部の揺動に伴う前記係合子の円弧運動のうち前記他方の駆動軸の軸方向と垂直な成分を吸収可能な、ストロークを有するガイドと、を備え、前記係合子は前記ガイドに案内されていること、を特徴とすることができる。このように構成すると、可動部の旋回可能範囲が広く、かつ、剛性の高いリンク機構とすることができるという効果がある。
また、第3の態様の発明として、前記ガイドが、リニアガイドであり前記駆動軸の軸方向に対して斜めに設けられている、ことを特徴とすることができる。このように構成すると、リニアガイドであるので、より剛性の高いリンク機構とすることができるという効果がある。
第4の態様の発明として、前記可動部が、主軸頭である、ことを特徴とすることができる。このように構成すると、主軸頭を旋回することができる工作機械とすることができる。
第5の態様の発明として、前記可動部が、テーブルである、ことを特徴とすることができる。このように構成すると、テーブルを旋回又はチルトすることができる工作機械とすることができる。
第6の態様の発明として、前記可動部が、コラムである、ことを特徴とすることができる。このように構成すると、コラムを旋回又は傾動することができる工作機械とすることができる。
第7の態様の発明として、前記ガイドがリニアガイドであり、前記係合子を前記駆動軸の軸方向に対して直交する方向に移動可能に案内している、ことを特徴とすることができる。このように構成すると、可動部の全旋回領域において、可動部の旋回モーメントの方向と係合子の移動方向がほぼ直交する関係となり、これにより、特異点が発生せず、加工負荷に対する可動部の剛性を向上できる工作機械とすることができる。
第8の態様の発明として、前記主軸頭が、主軸軸線が水平となる角度と鉛直となる角度との間で90°旋回可能であり、前記係合子は前記ガイドに水平方向に移動可能に案内されている、ことを特徴とすることができる。このように構成すると、主軸頭の全旋回領域において、主軸頭の旋回モーメントの方向と係合子の移動方向がほぼ直交する関係となり、これにより、特異点が発生せず、加工負荷に対する主軸頭の剛性を向上できる工作機械とすることができる。
第9の態様の発明として、前記第1の可動部基台に前記可動部を揺動自在に取付ける支持軸と、前記第2の可動部基台と前記可動部とを連結するリンク機構の連結軸とを結ぶ線が、前記主軸軸線に対して45°傾斜されている、ことを特徴とすることができる。このように構成すると、主軸頭を水平状態から45°旋回するに必要な第1の可動部基台に対する第2の可動部基台の移動量と、主軸頭をさらに鉛直状態まで45°旋回するに必要な第1の可動部基台に対する第2の可動部基台の移動量は同じにすることができ、主軸頭を全旋回領域に亘ってほぼ同一の旋回速度で旋回できるとともに、主軸頭を90°旋回させるに必要な係合子の進退移動量を最小にできる工作機械とすることができる。
第10の態様の発明として、前記主軸頭の重心位置を、前記第1の可動部基台に前記可動部を揺動自在に取付ける支持軸と、前記第2の可動部基台と前記可動部とを連結するリンク機構の連結軸との間の距離の1/2に設定した、ことを特徴とすることができる。このように構成すると、主軸頭の自重を支持軸と連結軸とで均等に分担することができ、これによって、加工反力に対する負荷特性を向上することができ、高速、高加減速を実現でき、サイクルタイムの短縮が可能な工作機械とすることができる。
第11の態様の発明として、前記主軸頭の重心位置を、前記支持軸と前記連結軸との間の距離の1/2に設定した、ことを特徴とすることができる。このように構成すると、主軸頭の自重を支持軸と連結軸とで均等に分担することができるばかりでなく、主軸頭を全旋回領域に亘ってほぼ同一の旋回速度で旋回できるとともに、主軸頭を90°旋回させるに必要な係合子の進退移動量を最小にできる工作機械とすることができる。
以上説明したように、本発明の工作機械は、2自由度のパラレル機構の可動部の送りを実現したので、タンデム軸相当の軸数以上に制御軸を増やすことなく、タンデム駆動の利点を維持しつつ剛性の高いチルト機能を実現することができるという優れた効果を奏する。
本発明の第1の実施の形態に係る工作機械の基本構成を説明する斜視図であり、主軸頭が水平な場合を示す。 本発明の第1の実施の形態に係る工作機械の基本構成を説明する斜視図であり、主軸頭が45°の場合を示す。 本発明の第1の実施の形態に係る工作機械の基本構成を説明する斜視図であり、主軸頭が下向きの場合を示す。 本発明が適用された工作機械を示す斜視図であり、主軸頭が水平な場合を示す。 本発明が適用された工作機械を示す斜視図であり、主軸頭が45°の場合を示す。 本発明が適用された工作機械を示す斜視図であり、主軸頭が下向きの場合を示す。 本発明の第2の実施の形態に係る工作機械の基本構成を説明する概要図である。 本発明の第2の実施の形態に係る工作機械の作動状態を示すもので、(A)は主軸頭が水平に保持された状態を示し、(B)は主軸頭が45°傾斜された状態を示し、(C)は主軸頭が鉛直に保持された状態を示す。 本発明の第2の実施の形態に係る工作機械の制御特性を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る工作機械の基本構成を説明する概要図である。
符号の説明
11 第1の直線案内
12 第1の可動部基台
13 案内
14 第1の送りねじ軸
15 第1のサーボモータ
18 支持軸
21 第2の直線案内
22 第2の可動部基台
23 案内
24 第2の送りねじ軸
25 第2のサーボモータ
28、63 リニアガイド
31 主軸頭(可動体)
32 延伸レバー
33 連結軸(係合子)
以下本発明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る工作機械の基本構成を説明する斜視図である。コラムは省いて図示していない。工作機械の前方(図面左方)に一対の第1の直線案内11、11が図示しないコラムに固定され垂直に上下に走っている。第1の直線案内11、11には第1の可動部基台12が4つの案内13(内2つを図示)により案内され上下に移動自在に支持されている。第1の直線案内11の近傍にボールスクリューからなる第1の送りねじ軸14(本発明の駆動軸に相当する)が回転自在に図示しないコラムに支承されている。第1の送りねじ軸14は第1の直線案内11、11に平行で上下に走っている。第1の送りねじ軸14の上端は第1のサーボモータ15の出力軸に連結され回転駆動される。第1のサーボモータ15はブラケット16を介してコラムの頂上に固定されている。第1の送りねじ軸14は第1の可動部基台12に固定された送りナット(図示しない)と螺合し、第1の可動部基台12を第1のサーボモータ15の回転位置に応じて上下に移動する。第1の可動部基台12には前方に突出した突出部17が設けられており、その突出部17に支持軸18が水平に支承されている。
同様に、工作機械の後方(図面右方)に一対の第2の直線案内21、21が図示しないコラムに固定され、第1の直線案内11、11と平行に上下に走っている。第2の直線案内21、21には第2の可動部基台22が4つの案内23(内2つを図示)により案内され上下に移動自在に支持されている。第2の直線案内21の近傍にボールスクリューからなる第2の送りねじ軸24(本発明の駆動軸に相当する)が回転自在に図示しないコラムに支承されている。第2の送りねじ軸24は第1及び第2の直線案内11、11、21、21に平行で上下に走っている。第2の送りねじ軸24の上端は第2のサーボモータ25の出力軸に連結され回転駆動される。第2のサーボモータ25はブラケット26を介してコラムの頂上に固定されている。第2の送りねじ軸24は第2の可動部基台22に固定された送りナット(図示しない)と螺合し、第2の可動部基台22を第2のサーボモータ25の回転位置に応じて上下に移動する。第2の可動部基台22には前方に突出する三角形部27が一体に設けられ、その水平に対して45°の角度をなす稜線部にリニアガイド28が設けられている。リニアガイド28に案内されて案内子29が斜めに直線移動自在である。
第1の可動部基台12の突出部17に設けられた支持軸18により、主軸頭31が揺動自在に支承されている。主軸頭31は主軸モータを擁し主軸に工具を保持して工作物を切削加工する。主軸頭31は本発明の可動部を構成する。主軸頭31の中央部付近に下方に延伸して延伸レバー32が固定されている。延伸レバー32の先端は、第2の可動部基台22の斜めのリニアガイド28を走行する案内子29に、連結軸33により回転自在に結合されている。リニアガイド28、案内子29、延伸レバー32、連結軸33は主軸頭31を揺動運動させるリンク機構を構成する。延伸レバー32の先端の連結軸33は係合子を構成する。ここで、第1及び第2の直線案内11、11、21、21がなす四角形を考えると、2本の送りねじ軸14、24は対角の位置に配置されている。つまり、2本の送りねじ軸14、24が、主軸頭31を同期送りする際に直線案内される面(第1の直線案内11、11を含む面)からの距離が互いに異なった位置に配設されていることになる。また、リニアガイド28は、主軸頭31の旋回に伴う延伸レバー32の先端の連結軸33の円弧運動のうち第2の送りねじ軸24に垂直な成分を吸収可能なストロークを有する。
以上の構成に基づき作動について説明する。2つのサーボモータ15、25を同期して回転させ第1の送りねじ軸14と第2の送りねじ軸24を完全に同期して回転させると、第1の可動部基台12と第2の可動部基台22が完全に同期してそれぞれの直線案内11、11、21、21上を直線移動する。このため、第1の可動部基台12と第2の可動部基台22は一体となったものと見做すことができ、主軸頭31はその姿勢を保ったまま同期2軸送り、つまりタンデム駆動される。このため、タンデム駆動特有の高い剛性と高い追随性を発揮する。
仮に、第1の送りねじ軸14を停止したまま第2の送りねじ軸24を回転駆動し第2の可動部基台22を上昇させたとする。すると、第2の可動部基台22の上昇にしたがって主軸頭31が傾き、案内子29が斜めのリニアガイド28を徐々に上昇する。同時に、主軸頭31が支持軸18を中心として旋回し徐々に頭を下げる。図2は、主軸頭31が45°傾いた状態を示す斜視図である。この状態では、案内子29がリニアガイド28の最も上の位置まで移動している。さらに第2の可動部基台22を上昇させると、案内子29がリニアガイド28を下降し始め主軸頭31が45°よりさらに傾く。図3は、主軸頭が90°傾いた状態を示す斜視図である。この状態では、案内子29はリニアガイド28の下の位置まで戻っている。
このように、第1の可動部基台12に対して第2の可動部基台22を上昇させることにより、主軸頭31を水平位置から90°傾いて下を向いた状態まで旋回させることができる。逆に、第1の可動部基台12に対して第2の可動部基台22を下降させることにより、主軸頭を90°傾いた状態から水平な状態に復帰させることができる。
ここでは、第1の送りねじ軸14を停止した状態で説明したが、問題となるのは第1の可動部基台11と第2の可動部基台22との相対的な位置関係であるから、第1及び第2の送りねじ軸14、24を回転駆動し主軸頭31を昇降させている状態で、第2の送りねじ軸24を第1の送りねじ軸14の回転に対して相対的に回転させることにより第1の可動部基台11と第2の可動部基台22との相対的な位置関係を変化させ、主軸頭31を昇降送りさせながら旋回送りすることができる。
図4は、上記の基本構成を適用した工作機械を示す斜視図である。ベッド41上に直線案内42、42が設けられ、その直線案内42、42によりコラム45が左右(X方向)に移動自在に設置されている。コラム45の移動位置は図示しないX軸サーボモータによりX軸送りねじ軸43を介して制御される。コラム45内には図1乃至図3で説明したパラレル機構が搭載されている。コラム45の上には対角の位置に第1のサーボモータ15と第2のサーボモータ25が配設されている。第1のサーボモータ15で前方の第1の可動部基台12の位置を制御し、第2のサーボモータ25で後方の第2の可動部基台22の位置を制御する。第1の可動部基台12に水平な支持軸18により主軸頭31が揺動可能に支持されている。主軸頭31の後方は、前述のように、コラム45に隠れたリンク機構により第2の可動部基台22に連結されている。以下、同じ部材には同じ符号を付して説明を省略する。第1及び第2のサーボモータ15、25は主軸頭31を上下させるY軸モータとしての機能と、主軸頭31を旋回させるA軸モータとしての機能を兼ね備えている。
また、この工作機械はタンデム駆動されるテーブルを備えている。テーブルベッド51上に直線案内が設けられ、その直線案内によりテーブルベース53が前後(Z軸)方向に移動自在である。テーブルベース53の上には工作物を載置するテーブル56が設けられる。テーブルベース53の移動位置は、同期送りされる2つのZ軸サーボモータ54、54により駆動される2本のZ軸送りねじ軸55、55により駆動制御される。
図5,図6は主軸頭31を旋回させた状態での工作機械を示す斜視図である。ここでは主軸頭31を旋回させるのに、図1乃至図3とは異なり、第2の可動部基台22を固定し第1の可動部基台12を下降させることにより行っている。このため主軸頭31の旋回と共に主軸頭31の下降が伴っている。
図4に座標軸が記載してある。直交3軸のX軸Y軸Z軸とその各軸に平行な軸線回りに回転するA軸B軸C軸である。X軸はコラム45の左右の移動、Y軸は主軸頭31の上下の移動、Z軸はテーブル56の前後の移動である。A軸は主軸頭31の旋回運動である。B軸C軸の回転移動は上記の実施の形態では行わない。上記の実施の形態では、直交3軸であるX、Y、Z軸の内、任意の1軸(Y軸)に沿って同期2軸送りされる可動部(主軸頭31)を有する工作機械であって、前記可動部(主軸頭31)を送る2組の駆動軸(送りねじ軸14、24)が、前記任意の1軸(Y軸)以外の2軸(X軸、Z軸)の内、どちらか一方の軸(Z軸)に沿う相対位置がずれていることと、第1の可動部基台12に対する第2の可動部基台22の相対運動により前記可動部(主軸頭31)が前記任意の1軸(Y軸)以外の2軸(X軸、Z軸)の内、他方の軸(X軸)回りを揺動運動するように可動部(主軸頭31)と第2の可動部基台22とを連結するリンク機構と、を備えている。
図7及び図8は本発明の第2の実施の形態を示すもので、第1の実施の形態と異なる点は、主軸頭31の旋回に伴う延伸レバー32の先端の連結軸33の円弧運動のうち第2の可動部基台22の移動方向(第2の送りねじ軸24の軸線方向)に垂直な成分を吸収するために、リニアガイド28によって案内子29を第2の可動部基台22の移動方向に垂直な水平方向に移動可能に案内したことである。
すなわち、第2の実施の形態においては、図7及び図8(A)に示すように、第1の実施の形態で述べたと同様に、第1及び第2の可動部基台12、22が、第1及び第2の送りねじ軸14、24(図1参照)によって、上下方向(Y軸方向)に平行に移動されるようになっており、第1の可動部基台12には、主軸頭31が水平な支持軸18によって旋回可能に支持され、主軸頭31は主軸の軸線ALが図8(A)に示す水平となる原位置から図8(C)に示す鉛直(下向き)となる旋回位置まで90°旋回可能となっている。なお、以下の説明における主軸の軸線ALの向きは、特に断りがない限り、主軸頭31が原位置に位置決めされている状態でのものをいう。
主軸頭31には、主軸の軸線ALと直交する鉛直下方向に延伸する延伸レバー32が固着されている。なお、図8(C)に示す主軸の軸線ALが鉛直(下向き)となっている状態では、水平に延びる延伸レバー32の先端は第1の直線案内11と第2の直線案内21の中間位置まで延在されている。一方、第2の可動部基台22には、Z軸方向に平行な水平なリニアガイド63が設けられている。リニアガイド63には、案内子64がZ軸方向に平行な水平方向に直線移動可能に案内されている。案内子64には上記した延伸レバー32の先端が支持軸18に平行な連結軸33によって揺動可能に連結されている。これにより、延伸レバー32が主軸頭31とともに支持軸18の回りに旋回されると、延伸レバー32の先端の連結軸33の円弧運動に伴い、案内子64がリニアガイド63に案内されて、Z軸方向に平行な水平方向に直線移動される。
また、第2の可動部基台22に主軸頭31を旋回可能に支持する支持軸18と、延伸レバー32と案内子64を揺動可能に連結する連結軸33とを結ぶ直線SLは、図7に示すように、主軸軸線ALに対して45°傾斜するように設定されている。これにより、主軸頭31が図8(A)に示す原位置から図8(B)に示す45°傾斜した角度に旋回されると、上記した支持軸18と連結軸33を結ぶ直線SLは、水平線に一致する。主軸頭31が図8(B)に示す状態よりさらに45°旋回され、主軸軸線ALが鉛直となる図8(C)に示す位置まで旋回されると、支持軸18と連結軸33を結ぶ直線SLは、水平線に対して45°傾斜される。そして、主軸頭31の旋回によって、連結軸33は支持軸18を中心とした円弧軌跡CLに沿って移動するため、案内子64はリニアガイド63に沿って水平方向に進退されることになる。
上記したように、第2の実施の形態においては、リニアガイド63によって案内子64を第2の可動部基台22の移動方向に垂直な水平方向に移動可能に案内することによって、主軸頭31の旋回に伴う延伸レバー32の先端の連結軸33の円弧運動のうち第2の可動部基台22の移動方向に垂直な成分を吸収するように構成したので、主軸頭31の全旋回領域において、主軸頭31の旋回モーメントの方向と案内子64の移動方向がほぼ直交する関係となり、これにより、特異点が発生せず、加工負荷に対する主軸頭31の剛性を向上できるようになる。
また、第2の実施の形態においては、支持軸18と連結軸33とを結ぶ直線SLの角度を、主軸軸線ALに対して45°に設定したので、主軸頭31を水平状態から45°旋回するに必要な第1の可動部基台12に対する第2の可動部基台22の移動量と、主軸頭31をさらに鉛直状態まで45°旋回するに必要な第1の可動部基台12に対する第2の可動部基台22の移動量は同じとなる。これによって、第2の可動部基台22を昇降する第2のサーボモータ25(図1参照)の定速回転で、主軸頭31を全旋回領域に亘ってほぼ同一の旋回速度で旋回できるようになる。しかも、主軸頭31を90°旋回させるに必要な案内子64の進退移動量を最小とすることができる。
図9は、主軸軸線ALに対する支持軸18と連結軸33を結ぶ直線SLの角度をパラメータにして、主軸頭31の旋回角度に対する第1の可動部基台12と第2の可動部基台22との相対移動量(第1の可動部基台12を固定として考えれば第2の可動部基台22の座標位置)の関係を示す制御特性図で、線図Aが本実施の形態の直線SLを主軸軸線ALに対して45°傾斜した場合、線図B、Cが直線SLを主軸軸線ALに対してそれぞれ90°、0°とした場合の特性を示す。同図より、本実施の形態の45°の場合には、90°、0°の場合に比較して、第1の可動部基台21と第2の可動部基台22との相対移動量に対する主軸頭31の旋回角度をほぼ一定割合で変化させることが理解できる。
図10は本発明の第3の実施の形態を示すもので、第2の実施の形態と異なる点は、主軸頭31の旋回による主軸頭31の自重に対する第1および第2の可動部基台12、22に係る負荷の変動を抑制できるようにしたものである。
すなわち、第3の実施の形態においては、図10に示すように、上記した支持軸18の位置を、主軸頭31を挟んで連結軸33の反対側に配置するとともに、主軸頭31の重心位置GPが支持軸18と連結軸33との間の距離の1/2の位置に一致するように、設定している。
なお、第3の実施の形態においても、第2の可動部基台22にリニアガイド63が水平に設けられ、このリニアガイド63に案内子64が、Z軸方向に平行な水平方向に直線移動可能に案内され、この案内子64に連結軸33を介して主軸頭31が揺動可能に連結されている。
このように、第3の実施の形態においては、主軸頭31の重心位置GPを支持軸18と連結軸33との間の距離の1/2に設定したことにより、主軸頭31の重心位置を、主軸頭31の旋回位置に拘らず、常に支持軸18と連結軸33との間の距離の1/2の位置に一致させることができ、主軸頭31の自重を支持軸18と連結軸33とで均等に分担することができる。これによって、加工反力に対する負荷特性を向上することができ、高速、高加減速を実現でき、サイクルタイムの短縮に寄与できるようになる。
以上、本発明を実施するための一実施の形態について説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良及び設計変更が可能である。たとえば、前記実施の形態では、駆動軸としてボールスクリューからなる送りねじ軸を適用した例について説明したが、送りねじ軸に換えてリニアモータであっても構わない。また、主軸頭をA軸回りに旋回させる構成について説明したが、リンク機構を変えてC軸回りに旋回させる構成としても良い。
可動部が主軸頭の場合について説明したが、可動部は主軸頭、テーブル、コラムのいずれであっても良い。可動部が主軸頭の場合は、主軸頭はY軸方向に同期2軸送りされ,A軸又はC軸回りに旋回される。可動部がテーブルの場合は、Z軸方向に同期2軸送りされB軸又はA軸回りに旋回される。可動部がコラムの場合は、X軸方向に同期2軸送りされB軸又はC軸回りに旋回される。テーブルを旋回させる場合、図4に示す例では、リンク機構を付加してもB軸回りにしか旋回できないが、2本のZ軸送りねじ軸55のY軸に沿う相対的な位置関係をずらせて、A軸回りに旋回可能としても良い。コラムを旋回させる場合、図4に示す例では、X軸送りねじ軸43が単軸であるので旋回できないが、同期2軸送りとし、X軸送りねじ軸の位置をZ軸に沿って相対的な位置関係をずらせばB軸回りの旋回が、Y軸に沿って相対的な位置関係をずらせばC軸回りの旋回が可能となる。
本発明に係る可動部旋回可能な工作機械は、主軸頭やテーブルを旋回移動させるとともに直線移動させる工作機械に用いるのに適している。

Claims (11)

  1. 直交3軸であるX、Y、Z軸の内、任意の1軸に沿って同期2軸送りされる可動部を有する工作機械であって、
    前記可動部を送る2組の駆動軸が、前記任意の1軸以外の2軸の内、どちらか一方の軸に沿う相対位置がずれていることと、
    前記可動部を同期送りする際に直線案内される第1の直線案内に直線移動自在に案内され前記2組の駆動軸のうち一方の駆動軸により駆動される第1の可動部基台と、
    前記可動部を同期送りする際に直線案内される第2の直線案内に直線移動自在に案内され前記2組の駆動軸のうち他方の駆動軸により駆動される第2の可動部基台と、
    前記第1の可動部基台に前記可動部が揺動自在に取り付けられていることと、
    前記第1の可動部基台に対する前記第2の可動部基台の相対運動により前記可動部が前記任意の1軸以外の2軸の内、他方の軸回りを揺動運動するように可動部と第2の可動部基台とを連結するリンク機構と、
    を備えることを特徴とする可動部旋回可能な工作機械。
  2. 前記リンク機構が、
    前記可動部から延伸され一体となった係合子と、
    前記第2の可動部基台に設けられ、前記可動部の揺動に伴う前記係合子の円弧運動のうち前記他方の駆動軸の軸方向と垂直な成分を吸収可能な、ストロークを有するガイドと、
    を備え、
    前記係合子は前記ガイドに案内されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の可動部旋回可能な工作機械。
  3. 前記ガイドが、リニアガイドであり前記駆動軸の軸方向に対して斜めに設けられている、ことを特徴とする請求項2に記載の可動部旋回可能な工作機械。
  4. 前記可動部が、主軸頭である、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の可動部旋回可能な工作機械。
  5. 前記可動部が、テーブルである、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の可動部旋回可能な工作機械。
  6. 前記可動部が、コラムである、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の可動部旋回可能な工作機械。
  7. 前記ガイドがリニアガイドであり、前記係合子を前記駆動軸の軸方向に対して直交する方向に移動可能に案内している、ことを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の可動部旋回可能な工作機械。
  8. 前記主軸頭が、主軸軸線が水平となる角度と鉛直となる角度との間で90°旋回可能であり、前記係合子は前記ガイドに水平方向に移動可能に案内されている、ことを特徴とする請求項4に記載の可動部旋回可能な工作機械。
  9. 前記第1の可動部基台に前記可動部を揺動自在に取付ける支持軸と、前記第2の可動部基台と前記可動部とを連結するリンク機構の連結軸とを結ぶ線が、前記主軸軸線に対して45°傾斜されている、ことを特徴とする請求項4または8に記載の可動部旋回可能な工作機械。
  10. 前記主軸頭の重心位置を、前記第1の可動部基台に前記可動部を揺動自在に取付ける支持軸と、前記第2の可動部基台と前記可動部とを連結するリンク機構の連結軸との間の距離の1/2に設定した、ことを特徴とする請求項4または8に記載の可動部旋回可能な工作機械。
  11. 前記主軸頭の重心位置を、前記支持軸と前記連結軸との間の距離の1/2に設定した、ことを特徴とする請求項9に記載の可動部旋回可能な工作機械。
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