JPWO2007111296A1 - 実装ヘッド、および電子部品実装装置 - Google Patents

実装ヘッド、および電子部品実装装置 Download PDF

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Abstract

電子部品実装装置において、ノズル機構をノズルユニットの鉛直上方にシャフト型リニアモータを配設し、シャフト型リニアモータの鉛直上方にリニアエンコーダを配設して構成することでスリムな形状とする。これにより、各ノズル機構のXY方向(水平方向)における占有面積を小さくすることが可能になり、隣接するノズル間のピッチを狭ピッチ化することができ、小型化、高集積化する基板における電子部品の実装ピッチの狭ピッチ化に対応できる。

Description

本発明は、電子部品の実装に用いられるノズル機構、実装ヘッド、および電子部品実装装置に関する。
電子機器の小型軽量化、高機能化の進展に伴い、これに搭載される基板においてもさらなる小型化、高集積化が求められている。このように小型化、高集積化する基板においては、電子部品が実装される実装箇所が狭ピッチ化しているため、実装ヘッドにおいてもノズルピッチを狭ピッチ化することが要求される。
従来、実装ヘッドに備えられたノズルは、基板に対して上下動および軸回転可能に構成されており、ノズルの上部に備えられたモータの回転駆動がボールねじやナット等の駆動伝達機構によりノズルの上下動に変換されている(特許文献1参照)。
特開2002−9491号公報
ところで、ノズルピッチを狭ピッチ化するためには、サーボモータおよびサーボモータの回転運動をノズルの上下運動に伝達する駆動伝達機構を備えたノズル機構をスリム化する必要がある。しかしながら、ノズル機構は、ノズルに吸着保持された電子部品を基板に対して押圧する荷重機構を兼務しており、また、電子部品の実装における生産性を低下させないように上下移動速度を確保する必要があるためスリム化には限界がある。
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、電子部品の実装ピッチの狭ピッチ化に対応したスリムなノズル機構およびノズルピッチを狭ピッチ化した実装ヘッド、さらにノズルピッチを狭ピッチ化した実装ヘッドを備えた電子部品実装装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、フレームと、
電子部品を解除可能に吸着保持するノズルと、
その下端において上記ノズルが回転可能に装着され、上記フレームに対して上下移動可能に設けられたノズルユニットと、
上記フレームに対して固定され、上記ノズルユニットを上記フレームに対して上下移動させるシャフト型リニアモータと、
上記ノズルユニットの上記フレームに対する上下位置を検出するためのリニアエンコーダとを備え、
上記シャフト型リニアモータが上記ノズルユニットの鉛直上方に配設されるとともに、上記リニアエンコーダが上記シャフト型リニアモータの鉛直上方に配設されるノズル機構を提供する。
本発明の第2態様によれば、複数のノズルにそれぞれ吸着保持した電子部品を基板の複数の実装箇所に実装する実装ヘッドであって、
フレームと、
その下端において上記ノズルが回転可能に装着され、上記フレームに対して上下移動可能に設けられた複数のノズルユニットと、
上記フレームに対して固定され、上記各々のノズルユニットを上記フレームに対して個別に上下移動させる複数のシャフト型リニアモータと、
上記各々のノズルユニットの上記フレームに対する上下位置を検出するための複数のリニアエンコーダとを備え、
上記各シャフト型リニアモータが上記各ノズルユニットの鉛直上方に配設されるとともに、上記各リニアエンコーダが上記各シャフト型リニアモータの鉛直上方に配設される実装ヘッドを提供する。
本発明の第3態様によれば、電子部品供給装置および基板保持装置に対して水平移動可能に備えられ、上記電子部品供給装置に収納された複数の電子部品を複数のノズルにより吸着保持して、上記基板保持装置に保持された基板における複数の実装箇所に上記それぞれの電子部品を実装する実装ヘッドを備える電子部品実装装置において、
上記実装ヘッドが、
フレームと、
その下端において上記ノズルが回転可能に装着され、上記フレームに対して上下移動可能に設けられた複数のノズルユニットと、
上記フレームに対して固定され、上記各々のノズルユニットを上記フレームに対して個別に上下移動させる複数のシャフト型リニアモータと、
上記各々のノズルユニットの上記フレームに対する上下位置を検出するための複数のリニアエンコーダとを備え、
上記各シャフト型リニアモータが上記各ノズルユニットの鉛直上方に配設されるとともに、上記各リニアエンコーダが上記各シャフト型リニアモータの鉛直上方に配設される電子部品実装装置を提供する。
本発明の第4態様によれば、上記電子部品供給装置が備える複数の電子部品供給用フィーダの配置間隔と、同じ配置間隔にて、上記それぞれのノズルユニットがフレームに装備されている、第3態様に記載の電子部品実装装置を提供する。
本発明によれば、狭ピッチでノズルを配列することが可能になるので、小型化、高集積化により狭ピッチ化する基板への電子部品の実装に適したノズル機構、実装ヘッド、および電子部品実装装置を実現することができる。
本発明のこれらと他の目的と特徴は、添付された図面についての好ましい実施形態に関連した次の記述から明らかになる。この図面においては、
図1は、本発明の実施形態の電子部品実装装置の全体構成図であり、 図2は、上記実施形態の実装ヘッドの斜視図であり、 図3は、上記実施形態のノズル機構の側面図および制御系の構成図である。
本発明の記述を続ける前に、添付図面において同じ部品については同じ参照符号を付している。
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
最初に、本発明の実施の形態の電子部品実装装置の全体構成について説明する。図1に本実施形態の電子部品実装装置の全体構成図を示す、図1において、電子部品実装装置のベースとなる基台1上には、基板2の搬送を行う基板搬送装置3がX方向に延伸して配設されている。基板搬送装置3には基板2をクランプして保持する機能が備わっており、X方向に搬送される基板2を所定の位置で保持する基板保持装置として機能する。なお、本実施形態においては、基板2の搬送方向をX方向とし、これに水平面内で直交する方向をY方向とし、X方向およびY方向に直交する鉛直方向をZ方向とする。
基板搬送装置3のY方向における両側方には、電子部品供給用フィーダの一例である複数のパーツフィーダ4が並設されている。パーツフィーダ4は電子部品供給装置として機能し、内部に収納された複数の電子部品を供給口5に順次供給する。
基台1のX方向における両端部には一対のYテーブル6が配設されており、この一対のYテーブル6上にXテーブル7が架設されている。Xテーブル7には実装ヘッド8が装着されている。Yテーブル6およびXテーブル7には、それぞれY軸駆動機構6aおよびX軸駆動機構7a(図3参照)が備えられており、実装ヘッド8を基台1に対して相対的に水平移動させる。
図2に本実施形態の実装ヘッドの斜視図を示す。図2において、実装ヘッド8はブラケット8aによりXテーブル7に装着されている。ブラケット8aには複数のノズル機構9を所定の間隔で保持するフレーム20が装着されている(本実施形態においては、X方向に6列、Y方向に2列の計12個のノズル機構が装着されている)。各ノズル機構9の下端には電子部品を解除可能に吸着保持するノズル10が装着されている。各ノズル機構9には、ノズル10をθ方向(Z軸周り)に回転させるためのθ回転機構30が備えられている。θ回転機構30は、モータ31に直結するプーリ32および各ノズル10に直結するプーリ33に係合されたタイミングベルト34により、モータ31の駆動を各ノズル10の回転に伝達する機構により構成されている。なお、図示はしていないが、θ回転機構は、X方向に配列された6列のノズル機構9を一組として構成されており、本実施形態においては、2組のθ回転機構が備えられている。
また、各ノズル機構9には、ノズル10を上下移動させるためのZ軸駆動機構40が備えられている。さらに、各ノズル機構9には、吸排気機構50が備えられており、図示しない真空発生源の駆動によりノズル10内を真空吸引することにより電子部品を吸着保持し、ノズル10内の排気を行うことにより電子部品をリリースするいわゆる真空破壊を行う。図3に示すように、Y軸駆動機構6aおよびX軸駆動機構7a、θ回転機構30、Z軸駆動機構40、吸排気機構50は制御部11と電気的及び制御的に接続されており、制御部11から送信される制御指令に基づいて駆動する。
図1および図2において、実装ヘッド8の側方にはカメラ12が配設されている。カメラ12は、実装ヘッド8と一体となって基台1に対して相対的にXY方向に水平移動し、認識対象の撮像を行う撮像手段として機能する。また、基板搬送装置3とパーツフィーダ4の間にはカメラ13が配設されている。カメラ13は、パーツフィーダ4の供給口5からノズル10によりピックアップされた電子部品を下方からスキャニングする撮像手段として機能する。
図3に、本実施形態のノズル機構の側面図および制御系の構成図を示す。図3において、カメラ12により撮像された認識対象の画像は、制御部11に含まれる画像処理領域11cにより画像処理され、演算領域11bにより認識対象の中心とカメラ12の認識原点との水平位置関係が演算される。記憶領域11aにはカメラ12の認識原点と各ノズル10の軸中心との距離データが予め記憶されており、演算領域11bにより実装ヘッド8の任意のノズル10の軸中心と認識対象の中心との水平位置関係が演算される。制御部11は演算領域11bによる演算結果に基づいてY軸駆動機構6aおよびX軸駆動機構7bの駆動の制御を行い、これにより任意のノズル10の軸中心と認識対象の中心との位置合わせが行われる。なお、カメラ12による認識対象は、ピックアップの際にはパーツフィーダ4の供給口5に供給された電子部品であり、実装の際には基板2の所定箇所に設けられた位置合わせ用の認識マーク等である。
カメラ13により撮像された認識対象の画像は画像処理領域11cにより画像処理され、演算領域11bにより認識対象の中心とカメラ13の認識原点との水平位置関係が演算される。通常、カメラ13による認識対象はノズル10に吸着された電子部品であり、認識対象となる電子部品を吸着したノズル10の軸中心がカメラ13の認識原点と撮像画像上で重なるように実装ヘッド8が位置決めされる。したがって、演算領域11bにより演算された電子部品の中心とカメラ13の認識原点との水平位置関係がノズル10の軸中心と電子部品の中心のずれとなる。制御部11は、演算領域11bによる演算結果に基づいてY軸駆動機構6aおよびX軸駆動機構7bの駆動の制御を行う。これにより、ノズル10に吸着された電子部品が、実装箇所に正確に位置合わせ補正される。また、画像処理領域11cでは電子部品の画像のパターン認識を行い、ノズル10に吸着された電子部品の姿勢認識を行う。演算領域11bによりノズル10に吸着された電子部品の姿勢と正常な実装姿勢とのずれを演算する。制御部11は、演算領域11bによる演算結果に基づいてθ回転機構30の駆動の制御を行う。これにより、ノズル10に吸着された電子部品の姿勢が正常な実装姿勢に補正される。
制御部11には、キーボードやドライバ等からなる入力部15が接続されており、記憶領域11aに予め記憶させる様々なデータを入力したり、制御部11に直接指令を入力したりする。さらに、制御部11には出力部16が接続されている。出力部16は、CRTや液晶パネル等の可視表示手段を備え、電子部品実装装置における動作状況を可視表示する。さらに出力部16は警告手段を備え、装置の稼動中に不具合が生じた場合等にオペレータにエラー情報を伝える。
また、演算領域11bは、電子部品実装装置における様々な演算処理を行う。演算処理に必要なデータは予め記憶領域11aに記憶されている。さらに記憶領域11aには制御プログラムが記憶されており、制御部11は制御プログラムに従って電子部品実装装置における実装動作の制御を行う。
次に、本発明の実施の形態のノズル機構について説明する。図3において、各ノズル機構9はフレーム20に所定の間隔をおいて保持されている。各ノズル機構9には、下端にノズル10が装着されたノズルユニット21と、ノズル10をフレーム20に対して上下移動させるZ軸駆動機構40と、ノズル10をθ方向(Z軸周り)に回転させるθ回転機構30と、ノズル10内を吸排気して電子部品のピックアップおよびリリースを行う吸排気機構50と、ノズルユニット21のフレーム20に対する上下位置を検出するためのリニアエンコーダ60が備えられている。
ノズルユニット21はボールスプライン23を主体として構成され、ボールスプライン23はベアリング24によりθ方向(Z軸周り)に回転自在に軸受けされている。ノズル10はスプライン軸23aの下端に装着され、スプライン軸23aのZ方向への摺動に連動して移動し、フレーム20に対して上下に変位する。スプライン軸23aの周囲にはコイルばね25が装着されており、コイルばね25の上端はスプライン軸23aの上端部に形成された係止部26により係止されている。コイルばね25の下端は、例えばプーリ33に係止されることでフレーム20に対して固定されている。図3に示す左側のノズル機構9のように、スプライン軸23aに何ら外力が作用しないと、スプライン軸23aおよびこれに装着されたノズル10はコイルばね25の弾性力により上方に付勢された状態となる。一方、図3に示す右側のノズル機構のように、スプライン軸23aを下方に押圧する力が作用すると、スプライン軸23aおよびノズル10はコイルばね25の弾性力に抗して下方に移動する。コイルばね25は、ノズル10をフレーム20に対して上方に付勢する付勢手段として機能する。
θ回転機構30において、プーリ33はその肉厚の薄型化が図られている。通常、このようなプーリは、その外周側から締結されることによりスプライン軸に固定される構造が採用される。しかしながら、本実施形態のノズル機構9においては、プーリ33の薄型化を図っているため、プーリ33の上下方向からプーリ33を挟み込む方式にて、スプライン軸23aへの固定を行っている。このような固定方法が採用されていることにより、プーリ33の実質的な外周端の径を小さくすることができ、後述するように、それぞれのノズル10の配置の狭ピッチ化に寄与することができる。
なお、コイルばねのばね長がばね巻き径に対して大きくなり過ぎると、圧縮された際に座屈し易くなり、座屈したばね部が他の部位に干渉する不具合が生じることがある。そのため、コイルばね25は、スペーサ29によりZ方向に2段に分割されており、ばね巻き径を大きくすることなくばね長を確保している。これにより、隣り合うノズル機構9を近接して配設した場合に、座屈したコイルばね25が相互に干渉することを防止することができる。
ノズルユニット21の鉛直上方には、Z軸駆動機構40を構成するシャフト型リニアモータが配設されている。シャフト型リニアモータ40は、フレーム20に対して固定された固定子41と、固定子41に対して上下方向にスライド自在の可動子42により構成されている。可動子42には永久磁石のS極およびN極が所定の間隔で交互に配列されており、固定子41に内蔵されたコイルに通電すると可動子42をZ方向に移動させるための推力が発生する。ノズルユニット21とシャフト型リニアモータ40の間には、可動子42の推力をスプライン軸23aに伝達する伝達手段としてのボールスプライン27が配設されており、可動子42の下端がボールスプライン27のスプライン軸27aの上端が接続されている。
可動子42に下向きの推力を発生させると、可動子42と接続されたスプライン軸27aが鉛直下方に移動し、コネクタ28を介してスプライン軸23aの上端に押圧力を作用する。この押圧力がコイルばね25の弾性力を超えると、スプライン軸23aは下方へ移動し、スプライン軸23aの下端に装着されたノズル10がフレーム20に対して下方に移動する。制御部11には推力調整領域11dが含まれており、コイルに通電する電流を調整して可動子42の推力を調整することによりノズル10のフレーム20に対する上下位置を調整する。なお、コネクタ28は、スプライン軸23aの上端を軸受けするベアリング24に当接してノズルユニット21を下方に押圧するので、ボールスプライン23の回転の影響を受けることはない。
シャフト型リニアモータ40の鉛直上方には、リニアエンコーダ60が配設されている。リニアエンコーダ60は可動部61と固定部62により構成されている。可動部61はフレーム20に設けられた軸受け63にZ方向に上下移動自在に挿通されて可動子42の上端と接続されており、可動子42の上下移動に連動して上下に移動可能になっている。固定部62はフレーム20に対して固定されており、可動子42の上下移動に連動して上下に移動可能な可動部61との相対的な上下位置が変化するようになっている。この上下位置の変化量は、可動部61に設けられた被検出部61aを固定部62に設けられた検出ヘッド62aにより検出した電気信号を制御部11に含まれる位置検出領域11eにおいて処理することで検出される。これにより、可動部61のフレーム20に対する上下位置、すなわちノズル10のフレーム20に対する上下位置が検出される。
なお、可動子42は、ボールスプライン27によりθ方向への変位が規制されているので、可動子42に接続された可動部61もθ方向への変位が規制されZ方向への変位のみが許容される。従って、可動部61がZ方向におけるどの位置に上下移動した場合であっても、可動部61に設けられた被検出部61aは常に固定部62に設けられた検出ヘッド62aと対向した状態が維持され、ノズル10のフレーム20に対する上下位置を検出することができる。
制御部11は、ノズル10のフレーム20に対する上下位置に基づいて可動子42の推力の調整を行う。すなわち、スループットを向上させる、つまり生産性を向上させるためにはノズル10の上下移動速度を高くすることが要求される。一方、ノズル10により電子部品を吸着保持したり実装したりする際には、ノズル10の下降速度を低下させて電子部品や基板に与える衝撃を低減させる必要がある。そのため、ノズル10の下端が電子部品に対して所定の位置まで近接した時点、およびノズル10に吸着された電子部品が基板の実装箇所に対して所定の位置まで近接した時点で可動子42の推力を低下させ、ノズル10の下降速度を低下させる。このように、ノズル10のフレーム20に対する上下位置に基づいてノズル10の上下移動速度を制御することにより、スループットを低下させることなく実装品質を維持することができる。また、ノズル10はコイルばね25によりフレーム20に対して上方に付勢されているため、可動子42に内蔵されたコイルへの通電が中断若しくは停止すると、可動子42に働く推力がゼロになりコイルばね25による弾性力のみが作用してノズル10が急上昇することがある。その結果、ノズル10に吸着された電子部品が落下したり各駆動系に衝撃が加わったりする等の不具合が生じることがある。そのため、可動子42への通電の遮断を遅延するための電気回路を制御部11に設け、通電が遮断した時点から可動子42の推力が徐々に低下するように制御を行う。
このように本実施形態のノズル機構9は、ノズルユニット21の鉛直上方にシャフト型リニアモータ40を配設し、シャフト型リニアモータ40の鉛直上方にリニアエンコーダ60を配設した構成を採用してスリムな形状としている。このような構成を採用することにより、XY方向(水平方向)における占有面積を小さくすることが可能となる。特に、従来のサーボモータとボールねじ等の伝達機構の組み合わせによるノズル機構においてサーボモータの回転角を検出するロータリーエンコーダに比べ、鉛直方向における相対位置の変化を検出するリニアエンコーダは大幅にスリム化することが可能である。したがって、各ノズル10のX方向におけるピッチP1とY方向におけるピッチP2(図2および図3参照)を従来に比べ大幅に狭ピッチ化することができる。これにより、小型化、高集積化する基板の狭ピッチ化する実装箇所に対応したピッチでノズル10を配列した実装ヘッドを実現することができる。
例えば、従来の実装ヘッドにおける各ノズルのX方向におけるピッチP1は21mmであるのに対して、本実施形態ではピッチP1を10.5mmと、従来の2分の1程度に狭ピッチ化することができる。パーツフィーダにおいては、搭載品種数増加の目的でダブルフィーダ(1台のパーツフィーダにてその幅方向に2つの供給口を配置したフィーダ)を用いることは従来から行われているが、このようなダブルフィーダが用いられても、実装ヘッドにおけるノズルピッチを狭くすることができなかったために、同時吸着できるフィーダの組み合わせに制限が存在している。すなわち、1台のダブルフィーダにおけるそれぞれの供給口から同時に電子部品を吸着取り出しすることができないという問題が存在している。しかしながら、本実施形態ではノズルピッチを狭くすることができるため、例えばノズルピッチをダブルフィーダのピッチに合わせることが可能となる。このような場合にあっては、1台のダブルフィーダのそれぞれの供給口から電子部品を同時に吸着取り出しすることが可能となり、電子部品の実装における生産性を向上させることができる。
また、パーツフィーダ4(図1参照)が2個の電子部品を同時に供給することが可能なダブルフィーダである場合に、各ノズル10Y方向におけるピッチP2をパーツフィーダ4の供給口5(図1参照)に供給される2個の電子部品のY方向におけるピッチに対応させることが可能となり、2個同時にピックアップしてスループットを向上することができる。
さらに、ノズル10の上下移動にリニアモータの推力を直接利用しているので、従来の回転運動を直線運動に伝達する方法に比較してノズル10の上下移動量を直接調整することが可能となり、電子部品の実装の際のダイレクトな荷重制御を行うことができる。すなわち、従来の実装ヘッドのように駆動伝達機構としてボールねじ機構が用いられているような構成においては、ねじ溝ピッチの誤差を考慮してノズルの上下移動における精度を調整する必要がある。これに対して、本実施形態では、従来のように駆動伝達機構が介在することなく、リニアモータ40にて直接的に上下移動量が決定されるため、リニアエンコーダ60の精度により上下移動の精度が決定される。
また、本実施形態においては、従来のように駆動伝達機構を介在させることなく、シャフト型リニアモータ40によりノズル10の直接的な上下移動を実現しているため、ノズル機構9において軽量化および小型化を図ることができる。
本発明によれば、狭ピッチでノズルを配列することが可能になるので、小型化、高集積化する基板に電子部品を狭ピッチで実装する分野において有用である。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
2006年3月27日に出願された日本国特許出願No.2006−084601号の明細書、図面、及び特許請求の範囲の開示内容は、全体として参照されて本明細書の中に取り入れられるものである。
本発明は、電子部品の実装に用いられるノズル機構、実装ヘッド、および電子部品実装装置に関する。
電子機器の小型軽量化、高機能化の進展に伴い、これに搭載される基板においてもさらなる小型化、高集積化が求められている。このように小型化、高集積化する基板においては、電子部品が実装される実装箇所が狭ピッチ化しているため、実装ヘッドにおいてもノズルピッチを狭ピッチ化することが要求される。
従来、実装ヘッドに備えられたノズルは、基板に対して上下動および軸回転可能に構成されており、ノズルの上部に備えられたモータの回転駆動がボールねじやナット等の駆動伝達機構によりノズルの上下動に変換されている(特許文献1参照)。
特開2002−9491号公報
ところで、ノズルピッチを狭ピッチ化するためには、サーボモータおよびサーボモータの回転運動をノズルの上下運動に伝達する駆動伝達機構を備えたノズル機構をスリム化する必要がある。しかしながら、ノズル機構は、ノズルに吸着保持された電子部品を基板に対して押圧する荷重機構を兼務しており、また、電子部品の実装における生産性を低下させないように上下移動速度を確保する必要があるためスリム化には限界がある。
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、電子部品の実装ピッチの狭ピッチ化に対応したスリムなノズル機構およびノズルピッチを狭ピッチ化した実装ヘッド、さらにノズルピッチを狭ピッチ化した実装ヘッドを備えた電子部品実装装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、フレームと、
電子部品を解除可能に吸着保持するノズルと、
その下端において上記ノズルが回転可能に装着され、上記フレームに対して上下移動可能に設けられたノズルユニットと、
上記フレームに対して固定され、上記ノズルユニットを上記フレームに対して上下移動させるシャフト型リニアモータと、
上記ノズルユニットの上記フレームに対する上下位置を検出するためのリニアエンコーダとを備え、
上記シャフト型リニアモータが上記ノズルユニットの鉛直上方に配設されるとともに、上記リニアエンコーダが上記シャフト型リニアモータの鉛直上方に配設されるノズル機構を提供する。
本発明の第2態様によれば、複数のノズルにそれぞれ吸着保持した電子部品を基板の複数の実装箇所に実装する実装ヘッドであって、
フレームと、
その下端において上記ノズルが回転可能に装着され、上記フレームに対して上下移動可能に設けられた複数のノズルユニットと、
上記フレームに対して固定され、上記各々のノズルユニットを上記フレームに対して個別に上下移動させる複数のシャフト型リニアモータと、
上記各々のノズルユニットの上記フレームに対する上下位置を検出するための複数のリニアエンコーダとを備え、
上記各シャフト型リニアモータが上記各ノズルユニットの鉛直上方に配設されるとともに、上記各リニアエンコーダが上記各シャフト型リニアモータの鉛直上方に配設される実装ヘッドを提供する。
本発明の第3態様によれば、電子部品供給装置および基板保持装置に対して水平移動可能に備えられ、上記電子部品供給装置に収納された複数の電子部品を複数のノズルにより吸着保持して、上記基板保持装置に保持された基板における複数の実装箇所に上記それぞれの電子部品を実装する実装ヘッドを備える電子部品実装装置において、
上記実装ヘッドが、
フレームと、
その下端において上記ノズルが回転可能に装着され、上記フレームに対して上下移動可能に設けられた複数のノズルユニットと、
上記フレームに対して固定され、上記各々のノズルユニットを上記フレームに対して個別に上下移動させる複数のシャフト型リニアモータと、
上記各々のノズルユニットの上記フレームに対する上下位置を検出するための複数のリニアエンコーダとを備え、
上記各シャフト型リニアモータが上記各ノズルユニットの鉛直上方に配設されるとともに、上記各リニアエンコーダが上記各シャフト型リニアモータの鉛直上方に配設される電子部品実装装置を提供する。
本発明の第4態様によれば、上記電子部品供給装置が備える複数の電子部品供給用フィーダの配置間隔と、同じ配置間隔にて、上記それぞれのノズルユニットがフレームに装備されている、第3態様に記載の電子部品実装装置を提供する。
本発明によれば、狭ピッチでノズルを配列することが可能になるので、小型化、高集積化により狭ピッチ化する基板への電子部品の実装に適したノズル機構、実装ヘッド、および電子部品実装装置を実現することができる。
本発明の記述を続ける前に、添付図面において同じ部品については同じ参照符号を付している。
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
最初に、本発明の実施の形態の電子部品実装装置の全体構成について説明する。図1に本実施形態の電子部品実装装置の全体構成図を示す、図1において、電子部品実装装置のベースとなる基台1上には、基板2の搬送を行う基板搬送装置3がX方向に延伸して配設されている。基板搬送装置3には基板2をクランプして保持する機能が備わっており、X方向に搬送される基板2を所定の位置で保持する基板保持装置として機能する。なお、本実施形態においては、基板2の搬送方向をX方向とし、これに水平面内で直交する方向をY方向とし、X方向およびY方向に直交する鉛直方向をZ方向とする。
基板搬送装置3のY方向における両側方には、電子部品供給用フィーダの一例である複数のパーツフィーダ4が並設されている。パーツフィーダ4は電子部品供給装置として機能し、内部に収納された複数の電子部品を供給口5に順次供給する。
基台1のX方向における両端部には一対のYテーブル6が配設されており、この一対のYテーブル6上にXテーブル7が架設されている。Xテーブル7には実装ヘッド8が装着されている。Yテーブル6およびXテーブル7には、それぞれY軸駆動機構6aおよびX軸駆動機構7a(図3参照)が備えられており、実装ヘッド8を基台1に対して相対的に水平移動させる。
図2に本実施形態の実装ヘッドの斜視図を示す。図2において、実装ヘッド8はブラケット8aによりXテーブル7に装着されている。ブラケット8aには複数のノズル機構9を所定の間隔で保持するフレーム20が装着されている(本実施形態においては、X方向に6列、Y方向に2列の計12個のノズル機構が装着されている)。各ノズル機構9の下端には電子部品を解除可能に吸着保持するノズル10が装着されている。各ノズル機構9には、ノズル10をθ方向(Z軸周り)に回転させるためのθ回転機構30が備えられている。θ回転機構30は、モータ31に直結するプーリ32および各ノズル10に直結するプーリ33に係合されたタイミングベルト34により、モータ31の駆動を各ノズル10の回転に伝達する機構により構成されている。なお、図示はしていないが、θ回転機構は、X方向に配列された6列のノズル機構9を一組として構成されており、本実施形態においては、2組のθ回転機構が備えられている。
また、各ノズル機構9には、ノズル10を上下移動させるためのZ軸駆動機構40が備えられている。さらに、各ノズル機構9には、吸排気機構50が備えられており、図示しない真空発生源の駆動によりノズル10内を真空吸引することにより電子部品を吸着保持し、ノズル10内の排気を行うことにより電子部品をリリースするいわゆる真空破壊を行う。図3に示すように、Y軸駆動機構6aおよびX軸駆動機構7a、θ回転機構30、Z軸駆動機構40、吸排気機構50は制御部11と電気的及び制御的に接続されており、制御部11から送信される制御指令に基づいて駆動する。
図1および図2において、実装ヘッド8の側方にはカメラ12が配設されている。カメラ12は、実装ヘッド8と一体となって基台1に対して相対的にXY方向に水平移動し、認識対象の撮像を行う撮像手段として機能する。また、基板搬送装置3とパーツフィーダ4の間にはカメラ13が配設されている。カメラ13は、パーツフィーダ4の供給口5からノズル10によりピックアップされた電子部品を下方からスキャニングする撮像手段として機能する。
図3に、本実施形態のノズル機構の側面図および制御系の構成図を示す。図3において、カメラ12により撮像された認識対象の画像は、制御部11に含まれる画像処理領域11cにより画像処理され、演算領域11bにより認識対象の中心とカメラ12の認識原点との水平位置関係が演算される。記憶領域11aにはカメラ12の認識原点と各ノズル10の軸中心との距離データが予め記憶されており、演算領域11bにより実装ヘッド8の任意のノズル10の軸中心と認識対象の中心との水平位置関係が演算される。制御部11は演算領域11bによる演算結果に基づいてY軸駆動機構6aおよびX軸駆動機構7bの駆動の制御を行い、これにより任意のノズル10の軸中心と認識対象の中心との位置合わせが行われる。なお、カメラ12による認識対象は、ピックアップの際にはパーツフィーダ4の供給口5に供給された電子部品であり、実装の際には基板2の所定箇所に設けられた位置合わせ用の認識マーク等である。
カメラ13により撮像された認識対象の画像は画像処理領域11cにより画像処理され、演算領域11bにより認識対象の中心とカメラ13の認識原点との水平位置関係が演算される。通常、カメラ13による認識対象はノズル10に吸着された電子部品であり、認識対象となる電子部品を吸着したノズル10の軸中心がカメラ13の認識原点と撮像画像上で重なるように実装ヘッド8が位置決めされる。したがって、演算領域11bにより演算された電子部品の中心とカメラ13の認識原点との水平位置関係がノズル10の軸中心と電子部品の中心のずれとなる。制御部11は、演算領域11bによる演算結果に基づいてY軸駆動機構6aおよびX軸駆動機構7bの駆動の制御を行う。これにより、ノズル10に吸着された電子部品が、実装箇所に正確に位置合わせ補正される。また、画像処理領域11cでは電子部品の画像のパターン認識を行い、ノズル10に吸着された電子部品の姿勢認識を行う。演算領域11bによりノズル10に吸着された電子部品の姿勢と正常な実装姿勢とのずれを演算する。制御部11は、演算領域11bによる演算結果に基づいてθ回転機構30の駆動の制御を行う。これにより、ノズル10に吸着された電子部品の姿勢が正常な実装姿勢に補正される。
制御部11には、キーボードやドライバ等からなる入力部15が接続されており、記憶領域11aに予め記憶させる様々なデータを入力したり、制御部11に直接指令を入力したりする。さらに、制御部11には出力部16が接続されている。出力部16は、CRTや液晶パネル等の可視表示手段を備え、電子部品実装装置における動作状況を可視表示する。さらに出力部16は警告手段を備え、装置の稼動中に不具合が生じた場合等にオペレータにエラー情報を伝える。
また、演算領域11bは、電子部品実装装置における様々な演算処理を行う。演算処理に必要なデータは予め記憶領域11aに記憶されている。さらに記憶領域11aには制御プログラムが記憶されており、制御部11は制御プログラムに従って電子部品実装装置における実装動作の制御を行う。
次に、本発明の実施の形態のノズル機構について説明する。図3において、各ノズル機構9はフレーム20に所定の間隔をおいて保持されている。各ノズル機構9には、下端にノズル10が装着されたノズルユニット21と、ノズル10をフレーム20に対して上下移動させるZ軸駆動機構40と、ノズル10をθ方向(Z軸周り)に回転させるθ回転機構30と、ノズル10内を吸排気して電子部品のピックアップおよびリリースを行う吸排気機構50と、ノズルユニット21のフレーム20に対する上下位置を検出するためのリニアエンコーダ60が備えられている。
ノズルユニット21はボールスプライン23を主体として構成され、ボールスプライン23はベアリング24によりθ方向(Z軸周り)に回転自在に軸受けされている。ノズル10はスプライン軸23aの下端に装着され、スプライン軸23aのZ方向への摺動に連動して移動し、フレーム20に対して上下に変位する。スプライン軸23aの周囲にはコイルばね25が装着されており、コイルばね25の上端はスプライン軸23aの上端部に形成された係止部26により係止されている。コイルばね25の下端は、例えばプーリ33に係止されることでフレーム20に対して固定されている。図3に示す左側のノズル機構9のように、スプライン軸23aに何ら外力が作用しないと、スプライン軸23aおよびこれに装着されたノズル10はコイルばね25の弾性力により上方に付勢された状態となる。一方、図3に示す右側のノズル機構のように、スプライン軸23aを下方に押圧する力が作用すると、スプライン軸23aおよびノズル10はコイルばね25の弾性力に抗して下方に移動する。コイルばね25は、ノズル10をフレーム20に対して上方に付勢する付勢手段として機能する。
θ回転機構30において、プーリ33はその肉厚の薄型化が図られている。通常、このようなプーリは、その外周側から締結されることによりスプライン軸に固定される構造が採用される。しかしながら、本実施形態のノズル機構9においては、プーリ33の薄型化を図っているため、プーリ33の上下方向からプーリ33を挟み込む方式にて、スプライン軸23aへの固定を行っている。このような固定方法が採用されていることにより、プーリ33の実質的な外周端の径を小さくすることができ、後述するように、それぞれのノズル10の配置の狭ピッチ化に寄与することができる。
なお、コイルばねのばね長がばね巻き径に対して大きくなり過ぎると、圧縮された際に座屈し易くなり、座屈したばね部が他の部位に干渉する不具合が生じることがある。そのため、コイルばね25は、スペーサ29によりZ方向に2段に分割されており、ばね巻き径を大きくすることなくばね長を確保している。これにより、隣り合うノズル機構9を近接して配設した場合に、座屈したコイルばね25が相互に干渉することを防止することができる。
ノズルユニット21の鉛直上方には、Z軸駆動機構40を構成するシャフト型リニアモータが配設されている。シャフト型リニアモータ40は、フレーム20に対して固定された固定子41と、固定子41に対して上下方向にスライド自在の可動子42により構成されている。可動子42には永久磁石のS極およびN極が所定の間隔で交互に配列されており、固定子41に内蔵されたコイルに通電すると可動子42をZ方向に移動させるための推力が発生する。ノズルユニット21とシャフト型リニアモータ40の間には、可動子42の推力をスプライン軸23aに伝達する伝達手段としてのボールスプライン27が配設されており、可動子42の下端がボールスプライン27のスプライン軸27aの上端が接続されている。
可動子42に下向きの推力を発生させると、可動子42と接続されたスプライン軸27aが鉛直下方に移動し、コネクタ28を介してスプライン軸23aの上端に押圧力を作用する。この押圧力がコイルばね25の弾性力を超えると、スプライン軸23aは下方へ移動し、スプライン軸23aの下端に装着されたノズル10がフレーム20に対して下方に移動する。制御部11には推力調整領域11dが含まれており、コイルに通電する電流を調整して可動子42の推力を調整することによりノズル10のフレーム20に対する上下位置を調整する。なお、コネクタ28は、スプライン軸23aの上端を軸受けするベアリング24に当接してノズルユニット21を下方に押圧するので、ボールスプライン23の回転の影響を受けることはない。
シャフト型リニアモータ40の鉛直上方には、リニアエンコーダ60が配設されている。リニアエンコーダ60は可動部61と固定部62により構成されている。可動部61はフレーム20に設けられた軸受け63にZ方向に上下移動自在に挿通されて可動子42の上端と接続されており、可動子42の上下移動に連動して上下に移動可能になっている。固定部62はフレーム20に対して固定されており、可動子42の上下移動に連動して上下に移動可能な可動部61との相対的な上下位置が変化するようになっている。この上下位置の変化量は、可動部61に設けられた被検出部61aを固定部62に設けられた検出ヘッド62aにより検出した電気信号を制御部11に含まれる位置検出領域11eにおいて処理することで検出される。これにより、可動部61のフレーム20に対する上下位置、すなわちノズル10のフレーム20に対する上下位置が検出される。
なお、可動子42は、ボールスプライン27によりθ方向への変位が規制されているので、可動子42に接続された可動部61もθ方向への変位が規制されZ方向への変位のみが許容される。従って、可動部61がZ方向におけるどの位置に上下移動した場合であっても、可動部61に設けられた被検出部61aは常に固定部62に設けられた検出ヘッド62aと対向した状態が維持され、ノズル10のフレーム20に対する上下位置を検出することができる。
制御部11は、ノズル10のフレーム20に対する上下位置に基づいて可動子42の推力の調整を行う。すなわち、スループットを向上させる、つまり生産性を向上させるためにはノズル10の上下移動速度を高くすることが要求される。一方、ノズル10により電子部品を吸着保持したり実装したりする際には、ノズル10の下降速度を低下させて電子部品や基板に与える衝撃を低減させる必要がある。そのため、ノズル10の下端が電子部品に対して所定の位置まで近接した時点、およびノズル10に吸着された電子部品が基板の実装箇所に対して所定の位置まで近接した時点で可動子42の推力を低下させ、ノズル10の下降速度を低下させる。このように、ノズル10のフレーム20に対する上下位置に基づいてノズル10の上下移動速度を制御することにより、スループットを低下させることなく実装品質を維持することができる。また、ノズル10はコイルばね25によりフレーム20に対して上方に付勢されているため、可動子42に内蔵されたコイルへの通電が中断若しくは停止すると、可動子42に働く推力がゼロになりコイルばね25による弾性力のみが作用してノズル10が急上昇することがある。その結果、ノズル10に吸着された電子部品が落下したり各駆動系に衝撃が加わったりする等の不具合が生じることがある。そのため、可動子42への通電の遮断を遅延するための電気回路を制御部11に設け、通電が遮断した時点から可動子42の推力が徐々に低下するように制御を行う。
このように本実施形態のノズル機構9は、ノズルユニット21の鉛直上方にシャフト型リニアモータ40を配設し、シャフト型リニアモータ40の鉛直上方にリニアエンコーダ60を配設した構成を採用してスリムな形状としている。このような構成を採用することにより、XY方向(水平方向)における占有面積を小さくすることが可能となる。特に、従来のサーボモータとボールねじ等の伝達機構の組み合わせによるノズル機構においてサーボモータの回転角を検出するロータリーエンコーダに比べ、鉛直方向における相対位置の変化を検出するリニアエンコーダは大幅にスリム化することが可能である。したがって、各ノズル10のX方向におけるピッチP1とY方向におけるピッチP2(図2および図3参照)を従来に比べ大幅に狭ピッチ化することができる。これにより、小型化、高集積化する基板の狭ピッチ化する実装箇所に対応したピッチでノズル10を配列した実装ヘッドを実現することができる。
例えば、従来の実装ヘッドにおける各ノズルのX方向におけるピッチP1は21mmであるのに対して、本実施形態ではピッチP1を10.5mmと、従来の2分の1程度に狭ピッチ化することができる。パーツフィーダにおいては、搭載品種数増加の目的でダブルフィーダ(1台のパーツフィーダにてその幅方向に2つの供給口を配置したフィーダ)を用いることは従来から行われているが、このようなダブルフィーダが用いられても、実装ヘッドにおけるノズルピッチを狭くすることができなかったために、同時吸着できるフィーダの組み合わせに制限が存在している。すなわち、1台のダブルフィーダにおけるそれぞれの供給口から同時に電子部品を吸着取り出しすることができないという問題が存在している。しかしながら、本実施形態ではノズルピッチを狭くすることができるため、例えばノズルピッチをダブルフィーダのピッチに合わせることが可能となる。このような場合にあっては、1台のダブルフィーダのそれぞれの供給口から電子部品を同時に吸着取り出しすることが可能となり、電子部品の実装における生産性を向上させることができる。
また、パーツフィーダ4(図1参照)が2個の電子部品を同時に供給することが可能なダブルフィーダである場合に、各ノズル10Y方向におけるピッチP2をパーツフィーダ4の供給口5(図1参照)に供給される2個の電子部品のY方向におけるピッチに対応させることが可能となり、2個同時にピックアップしてスループットを向上することができる。
さらに、ノズル10の上下移動にリニアモータの推力を直接利用しているので、従来の回転運動を直線運動に伝達する方法に比較してノズル10の上下移動量を直接調整することが可能となり、電子部品の実装の際のダイレクトな荷重制御を行うことができる。すなわち、従来の実装ヘッドのように駆動伝達機構としてボールねじ機構が用いられているような構成においては、ねじ溝ピッチの誤差を考慮してノズルの上下移動における精度を調整する必要がある。これに対して、本実施形態では、従来のように駆動伝達機構が介在することなく、リニアモータ40にて直接的に上下移動量が決定されるため、リニアエンコーダ60の精度により上下移動の精度が決定される。
また、本実施形態においては、従来のように駆動伝達機構を介在させることなく、シャフト型リニアモータ40によりノズル10の直接的な上下移動を実現しているため、ノズル機構9において軽量化および小型化を図ることができる。
本発明によれば、狭ピッチでノズルを配列することが可能になるので、小型化、高集積化する基板に電子部品を狭ピッチで実装する分野において有用である。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
2006年3月27日に出願された日本国特許出願No.2006−084601号の明細書、図面、及び特許請求の範囲の開示内容は、全体として参照されて本明細書の中に取り入れられるものである。
図1は、本発明の実施形態の電子部品実装装置の全体構成図である。 図2は、上記実施形態の実装ヘッドの斜視図である。 図3は、上記実施形態のノズル機構の側面図および制御系の構成図である。

Claims (4)

  1. フレームと、
    電子部品を解除可能に吸着保持するノズルと、
    その下端において上記ノズルが回転可能に装着され、上記フレームに対して上下移動可能に設けられたノズルユニットと、
    上記フレームに対して固定され、上記ノズルユニットを上記フレームに対して上下移動させるシャフト型リニアモータと、
    上記ノズルユニットの上記フレームに対する上下位置を検出するためのリニアエンコーダとを備え、
    上記シャフト型リニアモータが上記ノズルユニットの鉛直上方に配設されるとともに、上記リニアエンコーダが上記シャフト型リニアモータの鉛直上方に配設されるノズル機構。
  2. 複数のノズルにそれぞれ吸着保持した電子部品を基板の複数の実装箇所に実装する実装ヘッドであって、
    フレームと、
    その下端において上記ノズルが回転可能に装着され、上記フレームに対して上下移動可能に設けられた複数のノズルユニットと、
    上記フレームに対して固定され、上記各々のノズルユニットを上記フレームに対して個別に上下移動させる複数のシャフト型リニアモータと、
    上記各々のノズルユニットの上記フレームに対する上下位置を検出するための複数のリニアエンコーダとを備え、
    上記各シャフト型リニアモータが上記各ノズルユニットの鉛直上方に配設されるとともに、上記各リニアエンコーダが上記各シャフト型リニアモータの鉛直上方に配設される実装ヘッド。
  3. 電子部品供給装置および基板保持装置に対して水平移動可能に備えられ、上記電子部品供給装置に収納された複数の電子部品を複数のノズルにより吸着保持して、上記基板保持装置に保持された基板における複数の実装箇所に上記それぞれの電子部品を実装する実装ヘッドを備える電子部品実装装置において、
    上記実装ヘッドが、
    フレームと、
    その下端において上記ノズルが回転可能に装着され、上記フレームに対して上下移動可能に設けられた複数のノズルユニットと、
    上記フレームに対して固定され、上記各々のノズルユニットを上記フレームに対して個別に上下移動させる複数のシャフト型リニアモータと、
    上記各々のノズルユニットの上記フレームに対する上下位置を検出するための複数のリニアエンコーダとを備え、
    上記各シャフト型リニアモータが上記各ノズルユニットの鉛直上方に配設されるとともに、上記各リニアエンコーダが上記各シャフト型リニアモータの鉛直上方に配設される電子部品実装装置。
  4. 上記電子部品供給装置が備える複数の電子部品供給用フィーダの配置間隔と、同じ配置間隔にて、上記それぞれのノズルユニットがフレームに装備されている、請求項3に記載の電子部品実装装置。
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