JP6498312B2 - シャフト装置、実装ヘッド、表面実装機 - Google Patents

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Description

本明細書で開示される技術は、スプラインナットの軸受け構造に関する。
従来から、スプライン結合を利用して、シャフトに軸方向への直動運動と軸回りの回転運動を行わせる技術が知られている。こうした技術は例えば、電子部品をプリント基板上に実装する表面実装機の実装ヘッド等に利用されている。具体的には、吸着ノズルを昇降及び回転させるシャフトに利用されている。
スプラインシャフトとスプライン結合するスプラインナットは、回転を円滑に行うため、軸受け部材を用いて軸受けすることが好ましく、下記特許文献1に開示される部品装着ヘッドでは、スプラインナットの外周に取り付けたカラーを、ラジアル型の軸受け部材を用いて、軸受けする構造となっている。
特許第4041778号
スプラインナット、スプラインシャフト、軸受け部等を含む、シャフト装置を径方向で小型化するには、軸受け部の外径を小さくすることが好ましく、改良が求められていた。
本明細書で開示される技術は、上記の課題に鑑みて創作されたものであって、径方向について、シャフト装置を小型化することを目的とする。
本明細書で開示されるシャフト装置は、軸孔を有するナット支持体と、前記ナット支持体の前記軸孔を貫通するスプラインシャフトと、前記軸孔から突出した前記スプラインシャフトの軸上に位置し、前記スプラインシャフトとスプライン結合する筒型のスプラインナットと、前記ナット支持体に対して前記スプラインナットを回転可能な状態で軸受けするスラスト型の軸受け部と、前記軸受け部を、前記スプラインシャフトの軸方向に付勢する付勢部材と、を含む。尚、「スラスト型」とは、軸受け部が受ける荷重の方向が「軸方向」であることを意味している。
本構成では、軸受け部をスラスト型にしているため、ラジアル型に比べて、軸受け部の外径を小さくすることが可能である。そのため、軸受け部を含む、シャフト装置の全体を径方向について小型化することが出来る。
また、本明細書で開示されるシャフト装置の一実施態様として以下の構成が好ましい。
前記ナット支持体は、前記スプラインナットの端部を収容するハウジング部を有し、前記軸受け部は、前記ハウジング部内にて、前記スプラインナットを回転可能な状態で軸受けする。この構成では、スプラインナットを、ハウジング部内にて、軸受けすることが出来る。
前記軸受け部は、前記スプラインナットの先端が接触する軸側軌道板と、前記ハウジング部の底壁により構成されたハウジング側軌道板と、前記軸側軌道板と前記ハウジング側軌道板との間に位置する転動体と、を含む。この構成では、ハウジング側軌道板をハウジング部の底壁で構成しているので、部品点数を少なくすることが出来る。
本明細書で開示される実装ヘッドは、上記シャフト装置と、前記スプラインシャフトの先端に位置し、電子部品を保持する部品保持部と、前記シャフト装置を支持するベースと、前記スプラインシャフトを前記軸方向に移動させる軸方向駆動装置と、前記スプラインナットにトルクを伝達することで前記スプラインシャフトを軸回りに回転させる回転駆動装置と、を含む。本構成では、実装ヘッドを小型化することが可能となる。また、実装ヘッドに複数本のシャフト装置を搭載する場合は、スプラインシャフトを狭ピッチで配置することが出来ることから、より多くのスプラインシャフトが搭載できる。
また、本明細書で開示される実装ヘッドの一実施態様として以下の構成が好ましい。
前記スプラインシャフトと前記スプラインナットとの間に圧縮された状態で配置され、前記軸方向駆動装置の作動により下方に変位した前記スプラインシャフトを上昇端位置に復帰させるリターンスプリングを備え、前記リターンスプリングは、前記スプラインナットを介して前記軸受け部を前記軸方向に付勢し、前記付勢部材を兼用する。本構成であれば、付勢部材を専用に設ける必要がないので、実装ヘッドの部品点数を少なくすることが可能となる。
本明細書で開示される技術によれば、軸受け部を含む、シャフト装置の全体を径方向について小型化できる。
実施形態に適用された表面実装機の平面図 実装ヘッドの斜視図 実装ヘッドの一部を拡大した斜視図 回転体の構造を示す斜視図 図4のA部を拡大した図 実装ヘッドの要部断面図 図6の一部(下半分)を拡大した図 シャフト装置の斜視図 シャフト装置の分解斜視図 シャフト装置の断面図 シャフト装置の下半分の断面図(図10の下半分を拡大した図) シャフト装置の上半分の断面図(図10の上半分を拡大した図) 図10のB部を拡大した図 図10のB部を拡大した図(比較例を示す) シャフト装置の下半分の断面図(図11に対してシャフトを下降した状態を示す) 実装ヘッドの先端部(下端部)の一部を示す断面図であって、バルブスプールが正圧供給位置にある状態における断面図 軸受け部の他の態様を示す断面図
(表面実装機の全体構成)
図面を参照して実施形態を説明する。本実施形態では、図1に示す表面実装機1について例示する。表面実装機1は、基台10と、プリント基板(基板の一例)B1を搬送するための搬送コンベア20と、プリント基板B1上に電子部品(部品の一例)E1を実装するための部品実装装置30と、部品供給部40等とを備えている。
基台10は、平面視長方形状をなすとともに上面が平坦とされる。また、基台10における搬送コンベア20の下方には、プリント基板B1上に電子部品E1を実装する際にそのプリント基板B1をバックアップするバックアップ装置が設けられている。以下の説明では、基台10の長辺方向(図1の左右方向)及び搬送コンベア20の搬送方向をX方向とし、基台10の短辺方向(図1の上下方向)をY方向とし、基台10の上下方向(図2の上下方向)をZ方向とする。
搬送コンベア20は、Y方向における基台10の略中央位置に配置され、プリント基板B1を搬送方向(X方向)に沿って搬送する。搬送コンベア20は、搬送方向に循環駆動する一対のコンベアベルト22を備えている。プリント基板B1は、両コンベアベルト22に架設する形でセットされる。プリント基板B1は、搬送方向の一方側(図1で示す右側)からコンベアベルト22に沿って基台10上の作業位置(図1の二点鎖線で囲まれる位置)に搬入され、作業位置で停止して電子部品E1の実装作業がされた後、コンベアベルト22に沿って他方側(図1で示す左側)に搬出される。
部品供給部40は、搬送コンベア20の両側(図1の上下両側)においてX方向に並んで2箇所ずつ、計4箇所に設けられている。これらの部品供給部40には、部品供給装置である、複数のフィーダ42が横並び状に整列して取り付けられている。各フィーダ42は、複数の電子部品E1が収容された部品供給テープ(不図示)が巻回されたリール(不図示)、及びリールから部品供給テープを引き出す電動式の送出装置(不図示)等を備えており、搬送コンベア側に位置する端部に設けられた部品供給位置から電子部品E1が一つずつ供給されるようになっている。
部品実装装置30は、一対の支持フレーム32と、ロータリー型の実装ヘッド50と、実装ヘッド50を駆動する実装ヘッド駆動機構とから構成される。一対の支持フレーム32は、それぞれX方向における基台10の両側に位置しており、Y方向に延びている。
Y軸サーボ機構は、Y軸ガイドレール33Yと、図示しないボールナットが螺合されたY軸ボールねじ34Yと、Y軸サーボモータ35Yとを有している。各Y軸ガイドレール33Yには、ボールナットに固定されたヘッド支持体36が取り付けられている。Y軸サーボモータ35Yが通電制御されると、Y軸ボールねじ34Yに沿ってボールナットが進退し、その結果、ボールナットに固定されたヘッド支持体36、及び後述する実装ヘッド50がY軸ガイドレール33Yに沿ってY方向に移動する。
X軸サーボ機構は、X軸ガイドレール(不図示)と、図示しないボールナットが螺合されたX軸ボールねじ34Xと、X軸サーボモータ35Xとを有している。X軸ガイドレールには、その軸方向に沿って実装ヘッド50が移動自在に取り付けられている。X軸サーボモータ35Xが通電制御されると、X軸ボールねじ34Xに沿ってボールナットが進退し、その結果、ボールナットに固定された実装ヘッド50が、X軸ガイドレールに沿ってX方向に移動する。
このように、X軸サーボ機構及びY軸サーボ機構によって、実装ヘッド50は、一定の可動領域内でX方向及びY方向に移動可能とされている。
(実装ヘッドの構成)
続いて実装ヘッド50の構成について詳しく説明する。実装ヘッド50は、フィーダ42によって供給される電子部品E1を吸着してプリント基板B1上に実装する機能を果たす。本実施形態の実装ヘッド50は、図2〜図4に示すように、ヘッド本体60と、ヘッド本体60を支持するヘッド支持部材52と、カバー53、54とを有している。
ヘッド本体60は、ロータリー型であり、図4、図6に示すように、Z方向に沿った軸状をなす軸部62と、回転体(本発明の「ベース」に相当)64と、18本のシャフト装置120と、N軸駆動装置45と、を含む。
軸部62は二重構造となっており、外側軸部62Bと、外側軸部62Bの内側に位置する内側軸部62Aと、を含む。内側軸部62Aは、ヘッド支持部材52によって、当該軸部62Aの軸線周りに回転可能に支持されている。
回転体64は、軸部62より大径な略円柱状をなす。回転体64は、内側軸部62Aの下部に固定されている。また、回転体64は、18個の貫通孔65を有している。18個の貫通孔65は周方向に等間隔で形成されており、シャフト装置120が取り付けられている。
軸部62の上部寄りの位置には、N軸被駆動ギヤ62Nと、R軸被駆動ギヤ62Rが上下に配置されている(図4参照)。N軸被駆動ギヤ62Nは内側軸部62Aと結合し、R軸被駆動ギヤ62Rは、外側軸部62Bと結合している。
N軸駆動装置45は、N軸サーボモータ35Nと、N軸サーボモータ35Nの出力軸に設けられたN軸駆動ギヤ(不図示)と、を有している。N軸駆動ギヤはN軸被駆動ギヤ62Nと噛み合わされている。そのため、N軸サーボモータ35Nを通電制御すると、モータ35Nの動力が、N軸駆動ギヤ及びN軸被駆動ギヤ62Nを介して内側軸部62Aに伝わる。そのため、内側軸部62Aと共に回転体64が回転し、回転体64に支持された18本のシャフト装置120が回転体64と一体的に回転する構造になっている。
また、外側軸部62Bは、軸方向の両端部を、ベアリングを介して内側軸部62Aと回転体64に対してそれぞれ軸受けしており、内側軸部62Aや回転体64に対して相対的に回転可能となっている。
(シャフト装置の説明)
シャフト装置120は図8〜図10に示すように、スプラインシャフト121と、ボールリテーナ141と、スプラインナット151と、第1軸筒(本発明の「ナット支持体」に相当)161と、第2軸筒171と、ボールケージ181と、コイルばね(本発明の「リターンスプリング」に相当)230と、軸受け部200(図13参照)と、を含む。
第1軸筒161は、Z方向(上下方向)に貫通する筒型である。第1軸筒161は、段付き形状であり、小径の軸本体162と、大径のハウジング部164を有している。
第1軸筒161の軸本体162は、図7に示すように、回転体64の貫通孔65内の上部側に位置しており、第1軸筒161は、貫通孔65に対して回転不能な状態で固定されている。また、第1軸筒161のハウジング部164は、貫通孔65内に位置しておらず、回転体64の上面に突出している。
第2軸筒171は図7に示すように、回転体64の貫通孔65内の下部側に位置しており、貫通孔65に対して回転不能な状態で取り付けられている。第2軸筒171の先端部(下端部)は、回転体64の下面から突出している。
スプラインシャフト121は、図8、図9に示すように、Z方向(上下方向)に長い形状である。スプラインシャフト121は外周面にボール溝123を有している。ボール溝123は、Z方向(上下方向)に延びている。
スプラインシャフト121は、第1軸筒161の軸孔163、第2軸筒171の軸孔173を上から順に貫通しており、第1軸筒161と第2軸筒171の内側に位置する。
スプラインシャフト121の下部は、回転体64の下面から下方に突出し、上部は、回転体64の上面から上方に突出している。
ボールケージ181は、第2軸筒171の内側に位置する。ボールケージ181は、第2軸筒171に対してスプラインシャフト121を軸受けする機能を果たしている。すなわち、軸方向への直動動作と軸線を中心とする回転動作の双方が可能な状態で、スプランシャフト121を支持している。
スプラインナット151は、図8、図9に示すように、Z方向に貫通する筒型であり、内周面には上下方向に延びるボール溝(図略)が形成されている。また、スプラインナット151の外周には、ギヤ155が設けられている。
スプラインナット151は、第1軸筒161から上方に突出したスプラインシャフト121の軸上に位置している。そして、スプラインナット151の下部157は、第1軸筒161のハウジング部164に対して嵌合しており、スプラインナット151は軸受け部200を介して、第1軸筒161のハウジング部164に回転可能に支持されている。また、スプラインナット151は、ハウジング部164に対して、ピン159により抜け止めされている。
ボールリテーナ141は、スプラインシャフト121と、スプラインナット151の間に位置している。ボールリテーナ141は、複数のボール143と、複数のボール143を所定の配列で転動可能に保持する筒型の保持体145とを有している。ボール143は、保持体145に対して、Z方向(上下方向)に一列状に並んで配列されている。一列状に並んで配列された各ボール143は、スプラインシャフト121側のボール溝123とスプラインナット151側のボール溝(図略)に対して、それぞれ嵌合している。尚、図9では、ボール143を1列だけ示しているが、図面では隠れた裏側にもボール143が配置されており、実際は2列の構成となっている。従って、スプラインシャフト121の外周面とスプラインナット151の内周面にも、ボール溝がそれぞれ2つ設けられている。
スプラインシャフト121とスプラインナット151は、ボールリテーナ141によってボールスプライン結合しており、スプラインナット151を介して回転方向のトルクをスプラインシャフト121に伝達することが出来、更に、スプラインナット151に対してスプラインシャフト121をZ方向に滑らせる(移動させる)ことができる構造になっている。
図13に示すように、軸受け部200は、転動体であるボールを利用したころがり軸受けであり、第1軸筒161のハウジング部164内にて、スプラインナット151を回転可能に軸受けする機能(支持する機能)を果たしている。
軸受け部200は、スプラインシャフト121の軸方向であるZ方向に、荷重を加えて使用するスラスト型の軸受け部であり、図13に示すように、軸側軌道板215を有する軸側軌道部材210と、転動体であるボール220と、ハウジング部164のハウジング側軌道板165より構成されている。
軸側軌道部材210は、上下に貫通する筒状をした内嵌筒213と、軸側軌道板215と、を有している。内嵌筒213は、スプラインナット151の下部157の内面側に位置する。軸側軌道板215は、内嵌筒213の下端に設けられており、内嵌筒213の下端から外方に突出している。
軸側軌道板215は円環状であり、その上面には、スプラインナット151の下部157の先端(下端)が突き当たる。軸側軌道板215の外径は、ハウジング部164の内径より小さく、ハウジング部164の内周面との間に隙間を設けている。軸側軌道板215の下面は、転動体であるボール220と接触する軌道面である。
ハウジング側軌道板165は、ハウジング部164の底面壁により構成されている。ハウジング側軌道板165の上面は、転動体であるボール220と接触してボール220を支持する軌道面である。
図13に示すように、軸側軌道部材210の軸側軌道板215と、ハウジング部164のハウジング側軌道板165は、軸方向(上下方向)に向かい合っており、両間に、転動体であるボール220が位置している。転動体であるボール220は、軸側軌道板215とハウジング側軌道板165との間において、周方向に複数個設けられている。
図13に示すように、軸側軌道板215の軌道面(下面)には、ボール220の形状に倣った弧状の軌道溝217が周方向に形成されている。一方、ハウジング部164のハウジング側軌道板165の軌道面は、水平な平滑面となっており、Z方向に対して直交する関係になっている。
上記のように構成された軸受け部200は、軸側軌道板215とハウジング側軌道板165との間に位置するボール220が、上下の軌道面に接触することで、軸方向(上下方向)の荷重を受けつつ、ボール220が軌道溝217に沿って周方向に転動することで、スプラインナット151が回転する際の抵抗を下げ、回転を円滑にさせるように機能する。
そして、軸受け部200はスラスト型であることから、ラジアル型の軸受け部300と比べて、外径を小さくすることが出来る。
すなわち、ラジアル型の軸受け部300は、図14に示すように、内輪310、ボール320、外輪330から構成される。これに対し、スラスト型であれば、少なくとも、ボール220の外側に外輪330を設ける必要がない。従って、外輪330を設ける必要がない分だけ、ラジアル型に比べて、軸受け部200の外径Fsを小さくすることが出来る(Fs<Fr)。
しかも、ラジアル型の軸受け部300は、径方向の荷重を受けるため、図14に示すように、ボールスプラインナット151の下部157よりも径方向で外側の位置に、ボール320が位置する構成となる。
これに対し、スラスト型の軸受け部200は、軸方向(Z方向)の荷重を受ける構造であれば、必ずしも、ボールスプラインナット151の下部157の外周面とハウジング部164の内周面との間に配置する必要はない。本例では、軸受け部200のボール220を、スプラインナット151の下部157の下方に配置しており、図13に示すように、ボール220はスプラインナット151の外形線Loよりも径方向で内側に位置している。すなわち、図13に示すF3の範囲内に位置している。
このように、スラスト型の軸受け部200は、ラジアル型の軸受け部300と比べて、ボール220を径方向で中心に近い内側に配置することが出来る。そのため、ラジアル型に比べて、軸受け部200の外径Fsをより小さくすることが出来る(Fs<Fr)。
特に、本例では、軸受け部200の全体を、ボールスプラインナット151の外形線Loの内側に収めており、軸受け部200の外径Fsを、より小さくすることが出来る。
このように、軸受け部200をスラスト型とすることで、ラジアル型と比較して、軸受け部200の外径Fsを小さくすることが出来る。そのため、シャフト装置120を径方向について小型化することが出来る。
尚、図13、図14に示すように、スプラインナット151の下部157の内周面とスプラインシャフト121の外周面との間には、隙間dが設けられているが、この隙間は、上述したボールリテーナ141を配置するために設けられているスペースである。
次に、スプラインシャフト121の軸方向であるZ方向(より具体的には、スプラインナット151がハウジング部164に対して接近する図12の下方向)に、軸受け部200を付勢するコイルばね230について説明を行う。
コイルばね230は、図8、図9に示すように、スプラインシャフト121の上部側に取り付けられている。このコイルばね230は、図12に示すように、スプラインシャフト121の上端に取り付けられたばね止めナット235と、スプラインナット151の上部内周に設けられた円盤状のばね止め板158と、の間に配置されている。
ばね止め板158からばね止めナット235までのZ方向の距離は、スプラインシャフト121が図6に示す上昇端位置に移動した時に最大となる。コイルばね230は、その場合でも、圧縮された状態を維持しており、スプラインシャフト121を常に上方向に付勢する(図12に示す矢印F1)。そして、スプラインシャフト121を上向きに付勢する力の反力が、スプラインナット151に対して下向きに加わり、その力がスプラインナット151を介して軸受け部200に加わる(図12に示す矢印F2)。以上のことから、軸受け部200に対して、軸方向であるZ方向の荷重を加えることが出来る。
また、各スプラインシャフト121のうち回転体64から下方に突出する下端部には、図7及び図11に示すように、ノズルホルダ240を介して、電子部品E1を吸着する吸着ノズル(本発明の「部品保持部」に相当)250がそれぞれ設けられている。
図11に示すように、各スプラインシャフト121の中心には、軸方向に沿って供給通路125が形成されており、各吸着ノズル250には、供給通路125を通じて、負圧又は正圧が供給されるようになっている。各吸着ノズル250は、負圧によってその先端部に電子部品E1を吸着して保持するとともに、正圧によってその先端部に保持した電子部品E1を解放する。
ノズルホルダ240の外側には、ストッパ245が取り付けられている。スプラインシャフト121を、図6に示す上昇端位置まで移動させると、図11に示すように、ストッパ245が、第2軸筒171の下端に取り付けられたカバー部材175に対して突き当たって当接することで、スプラインシャフト121の位置が規制される構造になっている。尚、図15は吸着ノズルを下降させた状態を図示している。
(R軸駆動装置、Z軸駆動装置の説明)
実装ヘッド50は、図2に示すように、R軸駆動装置70と、2つのZ軸駆動装置80を備えている。R軸駆動装置(本発明の「回転駆動装置」に相当)70は、各スプラインシャフト121を、その軸線周りにおいて、同方向に一斉に同時回転させる装置である。
R軸駆動装置70は、R軸サーボモータ35R(図2参照)と、R軸サーボモータ35Rの出力軸に設けられ、R軸被駆動ギヤ62Rと噛み合わされたR軸駆動ギヤ72R(図3参照)と、共通ギヤ55を有している。
共通ギヤ55は、外側軸部62Bの下部に設けられている。共通ギヤ55は、図5に示すように、各スプラインナット151のギヤ155と噛み合わされている。R軸サーボモータ35Rを通電制御すると、モータ35Rの動力が、R軸駆動ギヤ72R及びR軸被駆動ギヤ62Rを介して、外側軸部62B、共通ギヤ55に伝わり、外側軸部62Bと共通ギヤ55が回転する。
共通ギヤ55が回転すると、ギヤ155との噛み合いにより、各スプラインナット151が回転する。そして、各スプラインナット151と各スプラインシャフト121は、ボールスプライン結合していることから、共通ギヤ55の回転に伴って、18本のスプラインシャフト121がその軸線周りにおいて、同方向及び同角度に一斉に回転する。
Z軸駆動装置(本発明の「軸方向駆動装置」に相当)80は、18本のスプラインシャフト121のうち特定の位置にあるスプラインシャフト121を、Z方向に昇降させる装置である。
Z軸駆動装置80は、スプラインシャフト121の上方において、軸部62を挟んでヘッド本体60の左右両側に対称配置されている(図6参照)。
Z軸駆動装置80は、図2、図4、図6に示すように、箱状をなす本体部82と、Z方向(上下方向)に移動するZ軸可動部84と、を有している。本体部82の内部には、Z軸可動部84をリニアモータ駆動するためのZ軸リニアモータ(図略)が設けられている。
そして、Z軸可動部84の下端部には、図4、図6に示すように、Z軸カムフォロア86が回転可能に取り付けられている。
Z軸可動部84を図6に示す初期位置から下降させると、Z軸カムフォロア86が特定の位置にあるスプラインシャフト121の上端部に当接し、当該スプラインシャフト121がコイルばね230の弾性力に抗って下降する。
これにより、吸着ノズル250が下降し、吸着ノズル250の先端部がフィーダ42の部品供給位置や作業位置にあるプリント基板B1に近接する。この状態からZ軸可動部84が上昇されると、コイルばね230の弾性力復帰力によってスプラインシャフト121及び吸着ノズル250が上昇する。
尚、図6に示す初期位置において、Z軸カムフォロア86は、スプラインシャフト121の上端部から離間した配置となる。そのため、Z軸可動部84が図6に示す初期位置にある状態では、Z軸カムフォロア86と干渉することなく、18本のスプラインシャフト121を含む回転体の全体を、軸部62を中心として回転させることが出来る。
(切替装置、V軸駆動装置の説明)
また、実装ヘッド50は、図4、図6に示すように、各吸着ノズル250に供給される圧力を負圧と正圧との間で切り替える切替装置90と、切替装置90を作動するためのV軸駆動装置100を備えている。
回転体64には、シャフト装置用の貫通孔65と隣り合うようにして、取付孔が周方向に等間隔で18個形成されている。切替装置90は各取付孔に取り付けられており、回転体64に対して各スプラインシャフト121に対応する形で、計18個搭載されている。
各切替装置90は、図16に示すように、バルブスプール92と、筒状のスリーブ94と、を有している。
各スリーブ94には、図16に示すように、負圧入力ポート94Aと、正圧入力ポート94Bと、出力ポート94Cとが設けられている。出力ポート94Cは、対応するスプラインシャフト121の軸心部に形成された供給通路125と連通している。
バルブスプール92は、図16に示すように、その上側部分に、横向きの略U字状をなす当接部93を有している。
バルブスプール92は、スリーブ94内にて流路を切り換えることで、出力ポート94Cに対する接続先を切り換える機能を果たす。本例では、バルブスプール92を、上昇端位置(以下、「負圧供給位置」と称する)に位置させると、スリーブ94の内部で負圧入力ポート94Aと出力ポート94Cが繋がった状態となる。
一方、バルブスプール92を、下降端位置(以下、「正圧供給位置」と称する)に位置させると、正圧入力ポート94Bと出力ポート94Cが繋がった状態となる。以上のことから、バルブスプール92の位置を切り換えることで、スプラインシャフト121の供給通路125を介して吸着ノズル250に供給する圧力を負圧/正圧に切り換えることが出来る。
次に、V軸駆動装置100について説明する。V軸駆動装置100は、バルブスプール92をZ方向(上下方向)に沿って負圧供給位置と正圧供給位置との間で移動させる機能を果たす。V軸駆動装置100は、Z軸駆動装置80と同様に、ヘッド本体60の軸部62を挟んで実装ヘッド50の左右両側に対称配置されている。
2つのV軸駆動装置100は、2つのZ軸駆動装置80とZ方向において対応する位置にそれぞれ設けられており(図6参照)、上記特定の位置にある吸着ノズル250と対応する切替装置90のバルブスプール92を、負圧供給位置と正圧供給位置との間で移動させる。
V軸駆動装置100は、図3、図4、図6に示すように、箱状をなす本体部102と、Z方向(上下方向)に移動するV軸可動部104と、を有している。本体部102の内部には、V軸リニアモータ(図略)が設けられている。
また、V軸可動部104には、図4、図6に示すように、カムフォロア支持部105を介して、カムフォロア106(以下、「V軸カムフォロア106」と称する)が回転可能に取り付けられている。
そして、V軸駆動装置100を作動させて、V軸カムフォロア106を、中間位置から上方に移動させると、V軸カムフォロア106が当接部を押し上げ、バルブスプール92は負圧供給位置に移動する。一方、V軸カムフォロア106を中間位置から下方に移動させると、V軸カムフォロア106が当接部を押し下げ、バルブスプール92は正圧供給位置に移動する。
(実施形態の効果)
本実施形態のシャフト装置120によれば、軸受け部200をスラスト型にしているため、ラジアル型に比べて、軸受け部200の外径を小さくすることが可能である。
そのため、軸受け部200を含む、シャフト装置120の全体を径方向について小型化することが出来る。また、シャフト装置120を径方向で小型化することで、シャフト装置120の配置ピッチを狭くすることが可能であり、実装ヘッド50の回転体64に対して、シャフト装置120の搭載本数を増やすことが可能となる。
また、本実施形態のシャフト装置120によれば、ハウジング部164の内部に軸受け部200を配しており、スプラインナット151を、ハウジング部164内にて、軸受けすることが出来る。そのため、軸受け構造を強固なものとすることが出来る。
また、本実施形態のシャフト装置120によれば、ハウジング側軌道板165は、ハウジング部164の底面壁であり、第1軸筒161と一体化されている。そのため、ハウジング側軌道板165を、第1軸筒161と別部品とした構造に比べて、部品点数を少なくすることが出来る。
また、本実施形態のシャフト装置120によれば、コイルばね230は、スプラインシャフト121を上昇端位置に自動復帰させるリターンスプリングとしての機能と、軸受け部200に対して軸方向(Z方向)への荷重を加える機能を兼用している。
そのため、スプラインシャフト121を上昇端位置に自動復帰させるリターンスプリングと、軸受け部200に対して軸方向(Z方向)への荷重を付加するスプリングをそれぞれ別に設ける場合に比べて、部品点数を少なくすることが出来る。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記既述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記の実施形態では、ハウジング側軌道板165を、第1軸筒161と一体化した構成を例示したが、別部品としてもよい。また、上記の実施形態では、ハウジング側軌道板165の軌道面(上面)を水平面としたが、図17に示すように、ハウジング側軌道板260の軌道面270を傾斜面としてもよい。すなわち、ボール220の中心と軌道面270の接触点を結ぶ直線が軸方向に対して所定の角度(接触角θ)を持つ構造(アンギュラタイプ)としてもよい。
(2)上記の実施形態では、スプラインシャフト121とスプラインナット151をボールススプライン結合した例を示したが、例えばキーとキー溝を利用してスプライン結合してもよい。
(3)上記の実施形態では、1つのコイルばね230で、スプラインシャフト121を上昇端位置に自動復帰させるリターンスプリングとしての機能と、軸受け部200に対して軸方向への荷重を加える機能を兼用した例を示した。軸受け部200に対して軸方向への荷重を加える付勢部材は、必ずしも、シャフト121のリターンスプリングと兼用する必要はなく、別に設ける構造にしてもよい。
(4)上記の実施形態では、実装ヘッドの一例として、シャフト装置120を周方向に複数本搭載したロータリー式の実装ヘッドを例示したが、例えば、シャフト装置120を一軸方向に直線状に配置したインライン式の実装ヘッドに適用してもよい。また、シャフト装置120は、必ずしも、複数本である必要はなく、1本だけ搭載するようにしてもよい。
(5)上記の実施形態では、部品保持部の一例として吸着ノズル250を例示したが、チャック式の部品保持部であってもよい。
1...表面実装機
20...搬送コンベア(搬送装置)
30...部品実装装置
42...フィーダ
50...実装ヘッド
60...ヘッド本体
62...軸部
64...回転体(ベース)
70...R軸駆動装置(回転駆動装置)
80...Z軸駆動装置(軸方向駆動装置)
120...シャフト装置
121...スプラインシャフト
151...スプラインナット
161...第1軸筒(ナット支持体)
165...ハウジング側軌道板
171...第2軸筒
181...ボールケージ
200...軸受け部
210...軸側軌道部材
215...軸側軌道板
220...ボール(転動体)
230...コイルばね(リターンスプリング)
250...吸着ノズル(部品保持部)

Claims (5)

  1. 軸孔を有するナット支持体と、
    前記ナット支持体の前記軸孔を貫通するスプラインシャフトと、
    前記軸孔から突出した前記スプラインシャフトの軸上に位置し、前記スプラインシャフトとスプライン結合する筒型のスプラインナットと、
    前記ナット支持体に対して前記スプラインナットを回転可能な状態で軸受けするスラスト型の軸受け部と、
    前記軸受け部を、前記スプラインシャフトの軸方向に付勢する付勢部材と、を含み、
    前記ナット支持体は、
    前記スプラインナットの端部を収容するハウジング部を有し、
    前記軸受け部は、前記ハウジング部内にて、前記スプラインナットを回転可能な状態で軸受けする、シャフト装置。
  2. 請求項1に記載のシャフト装置であって、
    前記軸受け部は、
    前記スプラインナットの先端が接触する軸側軌道板と、
    前記ハウジング部の底壁により構成されたハウジング側軌道板と、
    前記軸側軌道板と前記ハウジング側軌道板との間に位置する転動体と、を含む、シャフト装置。
  3. 請求項1又は請求項3に記載されたシャフト装置と、
    前記スプラインシャフトの先端に位置し、電子部品を保持する部品保持部と、
    前記シャフト装置を支持するベースと、
    前記スプラインシャフトを前記軸方向に移動させる軸方向駆動装置と、
    前記スプラインナットにトルクを伝達することで前記スプラインシャフトを軸回りに回転させる回転駆動装置と、を含む実装ヘッド。
  4. 請求項4に記載の実装ヘッドであって、
    前記スプラインシャフトと前記スプラインナットとの間に圧縮された状態で配置され、前記軸方向駆動装置の作動により下方に変位した前記スプラインシャフトを上昇端位置に復帰させるリターンスプリングを備え、
    前記リターンスプリングは、前記スプラインナットを介して前記軸受け部を前記軸方向に付勢し、前記付勢部材を兼用する、実装ヘッド。
  5. 請求項5に記載の実装ヘッドを備え、前記実装ヘッドの前記部品保持部に保持した電子部品を基板上に実装する、表面実装機。
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