JPWO2007102582A1 - 基板処理装置システム - Google Patents

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Abstract

複数の基板処理装置及び管理装置における操作権限の設定を容易にすることができる基板処理システムを提供する。ウエハ200に処理を行う複数の基板処理装置100と、複数の基板処理装置100と通信回線308で接続される管理装置302と、を含む基板処理システム300において、管理装置302は、使用者毎に、この管理装置302と、この管理装置302と通信可能な複数の基板処理装置100とのそれぞれに対して、操作権限を設定する表示画面350を有する。

Description

本発明は、基板を処理する複数の基板処理装置と、これらの基板処理装置を管理する管理装置とで構成される基板処理システムに関し、特に管理装置及び複数の基板処理装置における操作権限を設定する基板処理システムに関する。
この種の基板処理システムにおいて、基板処理装置の使用者(例えばオペレータ、保守員、プロセスエンジニア等)に対する操作権限の設定は、基板処理装置もしくは管理装置にて行われている。従来、複数の基板処理装置にて操作権限の設定を行う場合には、それぞれの基板処理装置に設けられた操作装置から操作権限に関する情報(操作権限情報)の入力を行うか、又は設定済みの操作権限情報を外部の記憶メディアに記憶させ、該記憶メディアを介して各基板処理装置にコピーしていた。一方、管理装置に操作権限を設定する場合には、該管理装置に操作権限情報を入力していた。
ここで操作権限とは、誤操作防止等のため使用者毎に管理装置や基板処理装置(操作装置)の使用可能な機能を制限するものである。また、操作権限情報とは、各使用者に、どのような機能を与えられているか、又、これらの機能毎に基板処理装置、又は管理装置のそれぞれに対して、各使用者には、どのような操作権が設定されているかを示す情報をいう。
しかしながら、管理装置に対する操作権の設定と、基板処理装置に対する操作権の設定とが個別に行われているため、各基板処理装置に操作権を設定する場合には設定作業の工数が多く、誤った設定が行われる恐れがあった。
本発明は、上記従来の問題を解消し、基板処理装置及び管理装置における操作権限の設定を容易にするだけでなく、各使用者に対して、基板処理装置と管理装置とのそれぞれに設定されている操作権限情報を目視確認することができる基板処理システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴とするところは、基板の処理を行う複数の基板処理装置と、前記複数の基板処理装置と通信回線で接続される管理装置と、を含む基板処理システムにおいて、前記管理装置は、使用者毎に該管理装置と、この管理装置と通信可能な前記複数の基板処理装置とのそれぞれに対して、操作権限情報を設定するために用いられる画面を有する基板処理システムにある。
好適には、前記画面に、前記使用者毎に使用可能な機能及び該機能に対する操作権の表示がなされる。
また、好適には、前記画面に、前記使用者毎に使用可能な機能及び該機能に対する操作権を設置する部分の表示がなされる。
また、本発明の第2の特徴とするところは、基板の処理を行う複数の基板処理装置と、前記複数の基板処理装置と通信回線で接続される管理装置と、を含む基板処理システムにおいて、前記管理装置は、所定の基板処理装置における操作装置上で使用者の操作権限情報が変更され、この変更された操作権限情報が送信されると、送信された操作権限情報と、前記使用者について設定された他の基板処理装置の操作権限情報とに相異があるかを判定し、相異がある場合は、前記所定の基板処理装置の操作装置に警告を表示させ、該管理装置に設定されている操作権限情報を更新し、更新した操作権限情報を前記他の基板処理装置に送信し、前記所定の基板処理装置と前記他の基板処理装置との間で、前記使用者の操作権限情報を一致させる基板処理システムにある。
また、本発明の第3の特徴とするところは、基板の処理を行う複数の基板処理装置と、前記複数の基板処理装置と通信回線で接続される管理装置と、を含む基板処理システムにおいて、前記管理装置は、所定の処理をする際に、所定の基板処理装置における操作装置上で使用者の操作権限情報が変更され、この変更された操作権限情報が送信なされると、送信された操作権限情報と、前記使用者について設定された他の基板処理装置の操作権限情報とに相異がないかを判定し、相異がある場合は、前記所定の基板処理装置の操作装置に警告を表示させ、前記所定の処理が終了するまで待機し、前記所定の処理が完了すると、前記所定の基板処理装置から送信された前記使用者に関する操作権限情報を収納する基板処理システムにある。
本発明によれば、管理装置が、この管理装置と、この管理装置と通信可能な複数の基板処理装置とのそれぞれに対して、使用者毎に操作権限情報を設定するために用いられる画面を有するので、複数の基板処理装置及び管理装置における操作権限の設定を容易にするだけでなく、各使用者に対して基板処理装置と管理装置のそれぞれに設定されている操作権限情報を目視確認することができる。
本発明の実施形態に係る基板処理装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置を示す透視側面図である。 本発明の実施形態に係る基板処理システムの構成を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る基板処理システムの詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る管理装置の表示画面に表示された操作権限情報を例示する図である。 本発明の実施形態に係る管理装置による操作権限情報の設定方法を説明するラダー図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置(操作装置)の表示画面に表示された操作権限情報を例示する図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置(操作装置)による操作権限情報の設定方法を説明する第1のラダー図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置(操作装置)による操作権限情報の設定方法を説明する第2のラダー図である。 本発明の実施形態に係る複数の基板処理装置及び管理装置間における操作権限情報を整合させる方法を説明するラダー図である。
符号の説明
100 基板処理装置
300 基板処理システム
302 管理装置
304 操作装置
308 通信回線
350 表示画面
352 操作権限設定テーブル
370 表示画面
372 操作権限設定テーブル
本発明を実施する最良の形態において、基板処理装置は、一例として、半導体装置(IC)の製造方法における処理装置を実施する半導体製造装置として構成されている。尚、以下の説明では、基板処理装置として基板に酸化、拡散処理やCVD処理などを行う縦型の装置(以下、単に処理装置という)を適用した場合について述べる。図1は、本発明に適用される基板処理装置の斜視図として示されている。また、図2は図1に示す基板処理装置の側面透視図である。
図1及び図2に示されているように、シリコン等からなるウエハ(基板)200を収納したウエハキャリアとしてフープ(基板収容器。以下ポッドという。)110が使用されている本発明の基板処理装置100は、筐体111を備えている。筐体111の正面壁111aの正面前方部にはメンテナンス可能なように設けられた開口部としての正面メンテナンス口103が開設され、この正面メンテナンス口103を開閉する正面メンテナンス扉104、104がそれぞれ建て付けられている。尚、操作装置304については、後述するのでここでは省略する。
筐体111の正面壁111aにはポッド搬入搬出口(基板収容器搬入搬出口)112が筐体111の内外を連通するように開設されており、ポッド搬入搬出口112はフロントシャッタ(基板収容器搬入搬出口開閉機構)113によって開閉されるようになっている。
ポッド搬入搬出口112の正面前方側にはロードポート(基板収容器受渡し台)114が設置されており、ロードポート114はポッド110を載置されて位置合わせするように構成されている。ポッド110はロードポート114上に工程内搬送装置(図示せず)によって搬入され、かつまた、ロードポート114上から搬出されるようになっている。
筐体111内の前後方向の略中央部における上部には、回転式ポッド棚(基板収容器載置棚)105が設置されており、回転式ポッド棚105は複数個のポッド110を保管するように構成されている。すなわち、回転式ポッド棚105は垂直に立設されて水平面内で間欠回転される支柱116と、支柱116に上中下段の各位置において放射状に支持された複数枚の棚板(基板収容器載置台)117とを備えており、複数枚の棚板117はポッド110を複数個宛それぞれ載置した状態で保持するように構成されている。
筐体111内におけるロードポート114と回転式ポッド棚105との間には、ポッド搬送装置(基板収容器搬送装置)118が設置されており、ポッド搬送装置118は、ポッド110を保持したまま昇降可能なポッドエレベータ(基板収容器昇降機構)118aと搬送機構としてのポッド搬送機構(基板収容器搬送機構)118bとで構成されており、ポッド搬送装置118はポッドエレベータ118aとポッド搬送機構118bとの連続動作により、ロードポート114、回転式ポッド棚105、ポッドオープナ(基板収容器蓋体開閉機構)121との間で、ポッド110を搬送するように構成されている。
筐体111内の前後方向の略中央部における下部には、サブ筐体119が後端にわたって構築されている。サブ筐体119の正面壁119aにはウエハ200をサブ筐体119内に対して搬入搬出するためのウエハ搬入搬出口(基板搬入搬出口)120が一対、垂直方向に上下二段に並べられて開設されており、上下段のウエハ搬入搬出口120、120には一対のポッドオープナ121、121がそれぞれ設置されている。ポッドオープナ121はポッド110を載置する載置台122、122と、ポッド110のキャップ(蓋体)を着脱するキャップ着脱機構(蓋体着脱機構)123、123とを備えている。ポッドオープナ121は載置台122に載置されたポッド110のキャップをキャップ着脱機構123によって着脱することにより、ポッド110のウエハ出し入れ口を開閉するように構成されている。
サブ筐体119はポッド搬送装置118や回転式ポッド棚105の設置空間から流体的に隔絶された移載室124を構成している。移載室124の前側領域にはウエハ移載機構(基板移載機構)125が設置されており、ウエハ移載機構125は、ウエハ200を水平方向に回転ないし直動可能なウエハ移載装置(基板移載装置)125aおよびウエハ移載装置125aを昇降させるためのウエハ移載装置エレベータ(基板移載装置昇降機構)125bとで構成されている。図1に模式的に示されているようにウエハ移載装置エレベータ125bは耐圧筐体111右側端部とサブ筐体119の移載室124前方領域右端部との間に設置されている。これら、ウエハ移載装置エレベータ125b及びウエハ移載装置125aの連続動作により、ウエハ移載装置125aのツイーザ(基板保持体)125cをウエハ200の載置部として、ボート(基板保持具)217に対してウエハ200を装填(チャージング)及び脱装(ディスチャージング)するように構成されている。
移載室124の後側領域には、ボート217を収容して待機させる待機部126が構成されている。待機部126の上方には、処理炉202が設けられている。処理炉202の下端部は、炉口シャッタ(炉口開閉機構)147により開閉されるように構成されている。
図1に模式的に示されているように、耐圧筐体111右側端部とサブ筐体119の待機部126右端部との間にはボート217を昇降させるためのボートエレベータ(基板保持具昇降機構)115が設置されている。ボートエレベータ115の昇降台に連結された連結具としてのアーム128には蓋体としてのシールキャップ219が水平に据え付けられており、シールキャップ219はボート217を垂直に支持し、処理炉202の下端部を閉塞可能なように構成されている。
ボート217は複数本の保持部材を備えており、複数枚(例えば、50〜125枚程度)のウエハ200をその中心を揃えて垂直方向に整列させた状態で、それぞれ水平に保持するように構成されている。
図1に模式的に示されているように移載室124のウエハ移載装置エレベータ125b側及びボートエレベータ115側と反対側である左側端部には、清浄化した雰囲気もしくは不活性ガスであるクリーンエア133を供給するよう供給ファン及び防塵フィルタで構成されたクリーンユニット134が設置されており、ウエハ移載装置125aとクリーンユニット134との間には、図示はしないが、ウエハの円周方向の位置を整合させる基板整合装置としてのノッチ合わせ装置135が設置されている。
クリーンユニット134から吹き出されたクリーンエア133は、ノッチ合わせ装置135及びウエハ移載装置125a、待機部126にあるボート217に流通された後に、図示しないダクトにより吸い込まれて、筐体111の外部に排気がなされるか、もしくはクリーンユニット134の吸い込み側である一次側(供給側)にまで循環され、再びクリーンユニット134によって、移載室124内に吹き出されるように構成されている。
次に、本発明の基板処理装置100の動作について説明する。
図1及び図2に示されているように、ポッド110がロードポット114に供給されると、ポッド搬入搬出口112がフロントシャッタ113によって開放され、ロードポート114の上のポッド110はポッド搬送装置118によって筐体111の内部へポッド搬入搬出口112から搬入される。
搬入されたポッド110は回転式ポッド棚105の指定された棚板117へポッド搬送装置118によって自動的に搬送されて受け渡され、一時的に保管された後、棚板117から一方のポッドオープナ121に搬送されて受け渡され、一時的に保管された後、棚板117から一方のポッドオープナ121に搬送されて載置台122に移載されるか、もしくは直接ポッドオープナ121に搬送されて載置台122に移載される。この際、ポッドオープナ121のウエハ搬入搬出口120はキャップ着脱機構123によって閉じられており、移載室124にはクリーンエア133が流通され、充満されている。例えば、移載室124にはクリーンエア133として窒素ガスが充満することにより、酸素濃度が20ppm以下と、筐体111の内部(大気雰囲気)の酸素濃度よりも遥かに低く設定されている。
載置台122に載置されたポッド110はその開口側端面がサブ筐体119の正面壁119aにおけるウエハ搬入搬出口120の開口縁辺部に押し付けられるとともに、そのキャップがキャップ着脱機構123によって取り外され、ウエハ出し入れ口を開放される。 ポッド110がポッドオープナ121によって開放されると、ウエハ200はポッド110からウエハ移載装置125aのツイーザ125cによってウエハ出し入れ口を通じてピックアップされ、図示しないノッチ合わせ装置135にてウエハを整合した後、移載室124の後方にある待機部126へ搬入され、ボート217に装填(チャージング)される。ボート217にウエハ200を受け渡したウエハ移載装置125aはポッド110に戻り、次のウエハ110をボート217に装填する。
この一方(上段または下段)のポッドオープナ121におけるウエハ移載機構125によるウエハのボート217への装填作業中に、他方(下段または上段)のポッドオープナ121には回転式ポッド棚105から別のポッド110がポッド搬送装置118によって搬送されて移載され、ポッドオープナ121によるポッド110の開放作業が同時進行される。
予め指定された枚数のウエハ200がボート217に装填されると、炉口シャッタ147によって閉じられていた処理炉202の下端部が、炉口シャッタ147によって、開放される。続いて、ウエハ200群を保持したボート217はシールキャップ219がボートエレベータ115によって上昇されることにより、処理炉202内へ搬入(ローディング)されていく。
ローディング後は、処理炉202にてウエハ200に任意の処理が実施される。
処理後は、図示しないノッチ合わせ装置135でのウエハの整合工程を除き、概上述の逆の手順で、ウエハ200及びポッド110は筐体の外部へ払い出される。
次に、上述した基板処理装置100を用いた基板処理システム300の一例を図3及び図4に基づいて説明する。
図3に示すように、基板処理システム300は、管理装置302、上述した基板処理装置100、管理装置302と複数の基板処理装置100とを接続する例えばLANなどの通信回線308を有する。各基板処理装置100にはそれぞれ操作装置304が基板処理装置100と一体に、又はネットワークを介して設けられており、この操作装置304により、後述する各機能の設定等が行われる。また、管理装置302にはネットワークを介して管理端末装置306が接続されており、この管理装置302及び管理端末装置306により後述する各機能の設定等が行われる。尚、操作装置304は、基板処理装置100を介さずに通信回線308に接続されていてもよい。
図4に示すように、管理装置302は、制御部310、記憶部312、表示部314、入力部316及び通信制御部318を有する。制御部310は、記憶部312、表示部314、入力部316、通信制御部318の間におけるデータの入出力を行う。入力部316は、システム管理者等からの入力を受け付け、入力データを制御部310に出力する。記憶部312は、制御部310から出力されたデータを格納し、また、予め格納されているデータ(後述する管理装置302や基板処理装置100で使用可能な機能や、後述する操作権に関するデータ、また、レシピ等のファイル等)を制御部310に出力する。表示部314は、後述する表示画面350を有し、制御部310から出力されたデータを該表示画面350に表示する。通信制御部318は、通信回線308に接続されており、通信回線308に接続された他の装置と管理装置306とのデータの入出力を制御する。尚、表示部314は、表示手段と入力手段とを有する入力兼表示部であってもよい。
操作装置304は、制御部320、入力部322、表示部324及び通信制御部326を有する。制御部320は、入力部322、表示部324、通信制御部326の間におけるデータの入出力を行う。入力部322は、システム管理者等からの入力を受け付け、入力データを制御部320に出力する。表示部324は、後述する表示画面370を有し、制御部320から出力されたデータを該表示画面370に表示する。通信制御部326は、通信回線308に接続されており、通信回線308に接続された他の装置と操作装置304とのデータの入出力を制御する。尚、表示部324は、表示手段と入力手段を有する入力兼表示部であってもよい。
基板処理装置100は、制御部328、記憶部330、通信制御部332及び上述した操作装置304を有する。制御部328は、記憶部330、通信制御部332の間におけるデータの入出力を行う。記憶部330は、制御部328から出力されたデータを格納し、また格納されているデータを制御部328に出力する。記憶部330には、基板処理装置100で使用可能な機能のデータだけでなく、操作権限に関するデータ等、また、レシピファイル等のファイルも記憶される。通信制御部332は、通信回線308に接続されており、通信回線308に接続された他の装置と基板処理装置100とのデータの入出力を制御する。
また、制御部328は、I/O制御部334と可動制御部336とを有する。I/O制御部334は、反応炉202内の温度や圧力等を調整する調整装置(例えばヒータ、ガス流量バルブ等)に対して制御データを出力し、また反応炉202内の状態を検出する複数のセンサからの検出データ(例えば温度、ガス流量、圧力等に関するデータ)を受け付ける。可動制御部336は、可動機構338(例えば上述したボートエレベータ115、ポッド搬送装置118、ウエハ移載装置125などを含む)の動作を制御する。
管理端末装置306は、制御部340、入力部342、表示部344及び通信制御部346を有する。制御部340は、入力部342、表示部344、通信制御部346の間におけるデータの入出力を行う。入力部342は、システム管理者等からの入力を受け付け、入力データを制御部340に出力する。表示部344は、制御部340から出力されたデータを表示する。通信制御部346は、通信回線308に接続されており、通信回線308に接続された他の装置と管理端末装置306とのデータの入出力を制御する。
次に、管理装置302及び基板処理装置100(操作装置304)における操作権限情報の設定方法について図5乃至図9に基づいて説明する。
操作権限情報を設定する目的は、使用者(オペレータ、保守員及びプロセスエンジニア等)毎に管理装置302や基板処理装置100(操作装置304)における使用可能な機能を操作する権利(操作権)に制限を付加することで、誤操作を防止し、ひいては基板処理装置100の不要な停止(必要のないエラーや故障による停止)を防止することにある。
管理装置302において操作権限情報を設定する方法を説明する。
図5に示すように、システム管理者は、管理装置302の表示部314(図4に示す)に設けられた表示画面350に操作権限設定テーブル352を表示させる。この操作権限設定テーブル352は、ID入力部354、パスワード入力部356、機能入力部358、管理装置操作権限入力部360及び操作装置操作権限入力部362を有する。続いて、システム管理者等は、使用者の識別情報としての使用者ID及び使用者パスワードをそれぞれID入力部354及びパスワード入力部356に入力する。各使用者には、予め使用者の識別情報としての使用者ID及び該使用者IDに対応する使用者パスワードが付与されている。
また、入力部354を押下することにより、使用者ID一覧表(図示省略)を表示させて、この使用者ID一覧表より所定の使用者IDを選択してもよい。
尚、システム管理者は、使用者の使用範囲を決める権限を持つ者である。従って、操作権限設定テーブル352は、システム管理者のみに表示させることができる。
続いて、システム管理者は、所定の使用者に関する管理装置302の操作権限及び基板処理装置100(操作装置304)の操作権限情報を操作権限設定テーブル352に設定する。具体的には、管理装置302及び基板処理装置100(操作装置304)の各機能を機能入力部358に設定し、各機能に対応した管理装置302の操作権を管理装置操作権限入力部360に設定し、各機能に対応した基板処理装置100(操作装置304)の操作権を操作装置操作権限入力部362に入力してセーブボタン368を押下する。システム管理者により設定された操作権限設定テーブル352の各情報は、セーブボタン368が押下された際に、操作権限情報として管理装置302の記憶部312(図4に示す)に格納される。このように、所定の使用者に関する管理装置302の操作権と基板処理装置100(操作装置304)の操作権とを同一画面上で設定することができるので、操作権の設定ミスを抑制することができる。ところで、各機能の設定は、所定の使用者が、オペレータ、サービスエンジニア等であるかによって予め異ならせた状態で表示させておいてから行って良い。尚、操作権の設定は選択により設定できるようにすることが望ましい。
尚、管理装置302の記憶部312に格納された操作権限情報は、図5に示すように、管理装置302の表示画面350に表示され、ID入力部354の使用者IDを変更する毎に各使用者に関する操作権限情報が切替え表示されるようになっている。
本例における操作権には、図5に示すように、実行可、編集可、参照可、実行不可及び参照不可などがあり、これらの操作権は次のように不等号で表すことができる。
参照不可または実行不可<参照可<編集可または実行可
ここで、上記不等号の右側の操作権は上記不等号の左側の操作権を包含する。例えば、「編集可」の権限を有する場合は、参照も可能である。
ここで、図5に示す管理装置302及び基板処理装置100(操作装置304)の各機能について説明する。
「集約情報モニタ」とは、管理装置302の表示画面350上に複数台の基板処理装置100の稼動状態を集約して一覧表示させる機能である。例えばホスト制御オンライン/オフライン、装置モード、アラーム発生状況、実行中レシピ、レシピの終了予定時刻などが表示される。
「詳細情報モニタ」とは、所定の基板処理装置100の詳細な稼動状態を表示させる機能である。例えば、ヒータ温度、ガス流量、バルブの開閉、炉内圧力、メカステータス、材料(ポッド、ウエハなど)の状態、各種センサの検出状態などが表示される。
「トレースデータ」とは、所定の基板処理装置100の稼動状態の変化を一定周期で取得したデータを時間軸に対してプロットしてグラフ表示させる機能である。
「障害情報」とは、所定の基板処理装置100で発生した障害発生履歴を時系列で一覧表示させたり、該基板処理装置100の障害発生時における詳細な状態を表示させたりする機能である。
また、「レシピ編集」とは、指定した基板処理装置100の記憶部に格納されたレシピ
をアップロードして管理装置302や基板処理装置100(操作装置304)で編集する機能である。ここで、レシピとは、基板処理装置100においてウエハを処理するためのシーケンスプログラムや設定値等をまとめたものをいう。
「テーブル編集」とは、指定した基板処理装置100で使用するテーブルを編集する機能である。このテーブルには、温度補正テーブルや、アラームを発生させる条件を設定したアラーム条件テーブル、各可動部の動作スピードやポジションを定義したテーブルなどがある。
「リモートコマンド」とは、管理装置302や基板処理装置100から離れた位置にある操作装置304において遠隔で基板処理装置100を制御するコマンドを送信する機能である。このリモートコマンドに用いられるコマンドには、レシピのスタート及びストップ、ステップジャンプ、アラームクリア、ロットの投入及び払い出し指示などがある。
尚、管理装置302が有する機能は、基板処理装置100(操作装置304)が有する機能を包含している。例えば「集約情報モニタ」機能のように管理装置302のみに与えられる機能が存在する。
次に、管理装置302で設定した操作権限情報を基板処理装置100(操作装置304)に設定する方法を説明する。
図6に示すように、管理装置302において設定された操作権限情報は、表示画面350のダウンロードボタン364(図5に示す)が押下されると、管理装置302の記憶部312(図4に示す)より通信回線308を介して基板処理装置100に送信(ダウンロード)される。このとき、少なくとも各機能に対応した操作権(図5の操作装置操作権限入力部362に入力された操作権)に関する情報が送信される。基板処理装置100(操作装置304)は、管理装置302より送信された操作権限情報を記憶部330(図4に示す)に格納する。これにより、基板処理装置100では変更された操作権限情報に基づいて各プログラムが実行される。尚、使用者が必要に応じて、変更された操作権限情報が操作装置304の表示部324(図4に示す)に表示させるようになっている。また、ダウンロードボタン364が押下されると記憶部312に格納された操作権限情報を全て送信するのではなく、使用者を選択するようにしてもよい。また、送信する基板処理装置100を選択するようにしてもよく、更に、使用者と基板処理装置100の両方を選択してもよい。
次に、基板処理装置100(操作装置304)において操作権限情報を設定する方法を説明する。
図7に示すように、システム管理者は、操作装置304の表示部324(図4に示す)に設けられた表示画面370に操作権限設定テーブル372を表示させ、使用者IDをID入力部374に入力し、使用者パスワードをパスワード入力部376に入力する。この操作権限設定テーブル372は、このID入力部374、パスワード入力部376の他、機能入力部378及び操作装置操作権限入力部380を有する。この場合でも、この操作権限設定テーブル372を開く(表示する)権限があるのは、システム管理者のみである。
続いて、システム管理者は、基板処理装置100(操作装置304)の操作権限を操作権限設定テーブル372に設定する。具体的には、基板処理装置100(操作装置304)の各機能を機能入力部378に設定し、各機能に対応した基板処理装置100(操作装置304)の操作権を操作装置操作権限入力部380に設定してセーブボタン384を押下する。システム管理者により設定された操作権限設定テーブル372の各情報は、セーブボタン384が押下された際に、操作権限情報として基板処理装置100の記憶部330(図4に示す)に格納される。尚、各機能の設定は、対象となる使用者がオペレータ、プロセスエンジニア等であるかによって、予め設定された状態で表示して、機能を追加したり、削除したりして設定してもかまわない。
次に、基板処理装置100(操作装置304)で設定した操作権限情報を管理装置302に設定する方法を説明する。
図8に示すように、基板処理装置100(操作装置304)において設定(変更)された操作権限情報は、操作装置304の表示画面370のアップロードボタン382(図7に示す)が押下されることにより、基板処理装置100の記憶部330(図4に示す)より管理装置302に送信(アップロード)される。あるいは、管理装置302の表示画面350において、使用者等を指定してのアップロードボタン382(図5に示す)が押下されることにより、操作装置304において設定(変更)された操作権限情報が基板処理装置100から管理装置302へ送信(アップロード)される。このとき、管理装置302は、送信された操作権限情報が他の基板処理装置100(操作装置304)で設定された操作権限情報と相違があったと判定した場合には、操作装置304の表示画面370に警告を表示する。一方、管理装置302は、他の基板処理装置100(操作装置304)で設定された操作権限情報と相違がない場合もしくは他の基板処理装置100(操作装置304)で設定されていないと判定した場合には、該操作権限情報を管理装置302の記憶部312に格納する。これにより、基板処理装置100(操作装置304)で設定された操作権限情報が管理装置302に設定される。より具体的には、管理装置302の表示画面350に表示された操作権限設定テーブル352の操作装置操作権限入力部362(図5に示す)のデータが、基板処理装置100(操作装置304)より送信された操作権限情報に変更され、更新された操作装置操作権限入力部362のデータが管理装置操作権限入力部360にコピーされる。このとき、管理装置302のみの機能(例えば集約情報モニタ)のデータは変更されない。
又、基板処理装置100より送信された操作権限情報により操作装置操作権限入力部362のデータが変更されても、管理装置操作権限入力部360にデータは、自動更新されないようにしてもよい。そしてセーブボタン368を押下して記憶部312に格納する。
操作装置304の表示画面370に表示された警告の解除は、例えば、解除ボタンを押下するなど種々の方法で解除される。図示しないが、この管理装置302の操作権限設定テーブル352上におけるデータ更新が終了すると、前記警告が解除されるようにしても良い。
例えば、トラブル復旧操作や材料投入・払出しは、基板処理装置100(操作装置304)側のみで行われるようにすることが考えられる。トラブル復旧操作は、近い場所(基板処理装置100(操作装置304))で状態を確認せずに離れた場所から操作すると危険な場合がある。また、材料投入払い出しは、材料を人が運ぶ場合がある。この場合、離れた場所(管理装置302)からは操作しないようになっている。又、基板処理装置100に関するパラメータ(例えば、装置構成に関わるパラメータ)は、装置の出荷時に設定され、改造等により装置構成を変更する場合に変更される。これらの場合、誤作動等が生じる可能性があるため、操作は基板処理装置100側のみで行われる。また、これらの場合、管理装置302の操作権限情報と基板処理装置100(操作装置304)の操作権限情報とを異なる設定とする必要があるため、所定の基板処理装置100のみ個別に操作権限情報が再入力される。
図8で示すように、操作権限情報が変更されると、基板処理装置100(操作装置304)に警告が表示される。しかしながら、基板処理装置100では、上述したトラブル復旧操作や、材料投入・払出しや、セットアップにおける種々の処理が行えるのは言うまでもない。
装置構成に関するパラメータは、出荷時に設定されると、まず変更されることはない。但し、装置の改造(例えば仕様変更に伴う装置構造変更)をする場合、パラメータ変更を行わなければならない。設定変更後、誤動作等を考慮してセットアップが必要である。この設定変更は、基板処理装置100側で行われるため、管理装置302側と基板処理装置100側とでは、操作権限情報の設定が異なる。上述した装置構成のパラメータにおいて、セットアップ中(復帰操作中)は、管理装置302の操作情報と基板処理装置100の操作権限情報とを異なる設定とするが、セットアップ終了後(復旧操作終了後)は、元に戻す(それぞれの操作権限情報を同じに戻す)場合がある。
図9にこのような場合(トラブル復旧操作、材料投入・払出し、装置構成に関するパラメータ変更等)のデータの流れを示す。図9に示すように、基板処理装置100Aで操作権限の設定変更が行われると、この変更が管理装置302に通知される。管理装置302は、他の装置における操作権限に関する情報と相異があるか判定し、相異がある場合は基板処理装置100Aの表示画面に警告を表示する。相異が無い場合でも、再度、操作権限情報が送信されるのを待つ。使用者がセットアップ作業を終えると、基板処理装置100Aは、警告表示を解除するとともに、操作権限情報を管理装置302へ通知する。この通知を受けて、管理装置302は、通知された操作情報と管理装置302で保持していた操作権情報とを比較し、操作権限に関する情報を更新(格納)し、この更新した情報を同一の使用者が設定された他の基板処理装置100Bへ反映させるか判定し、反映させて良い場合、他の基板処理装置100Bへ、この更新させた操作権限に関する情報をダウンロードする、また、反映させてはいけない場合は、そのまま終了する。尚、この警告情報通知とともに送信された操作権限に関する情報を他の装置へ反映させるかの判定を基板処理装置100Aで行い、上記警告解除通知に、この判定結果の情報を含めるようにしても良い。
次に、複数の基板処理装置100(操作装置304)及び管理装置302間において操作権限情報を整合させる方法について説明する。
図10に示すように、基板処理装置100Aが起動して管理装置302との通信が確立した際に、基板処理装置100Aは管理装置302に操作権限情報を要求する。管理装置302は、基板処理装置100Aより操作権限情報の要求を受け付けると、最新の操作権限情報を該基板処理装置100Aに送信(ダウンロード)する。基板処理装置100Aは、操作権限情報を格納し操作権限情報を更新する。従って、それぞれの基板処理装置100の起動時において、該基板処理装置100の操作権限情報を管理装置302の最新の操作権限情報に更新することで、管理装置302の操作権限情報と各基板処理装置100(操作装置304)の操作権限情報との整合性を保持することができる。また、基板処理装置100(操作装置304)における操作権限の容易な設定及び変更も可能となる。
また、基板処理装置100Aにおいて設定した操作権限情報を他の基板処理装置100Bに設定するようにしてもよい。具体的には、図8、図9に示し、詳述しない。図10においては、基板処理装置100Aで変更された操作権限情報が管理装置302に送信(アップロード)されると、管理装置302は送信された操作権限情報を格納する。このとき、必要に応じて操作装置304や管理端末装置306(図4に示す)等に操作権限情報の変更があった旨を通知する。続いて、管理装置302は、基板処理装置100Aで設定された操作権限情報と同一の使用者が設定された操作権限情報が記憶された他の基板処理装置100Bに対して操作権限情報を送信(ダウンロード)する。このとき全ての使用者における操作権限情報を送信してもよいし、指定した使用者のみの操作権限情報を送信してもよい。このように、管理装置302より基板処理装置100Aと同一の使用者が設定された他の基板処理装置100(操作装置304)に対して操作権限情報を送信することで、通信回線308に接続された全ての基板処理装置(操作装置304)の操作権限情報の整合性を保持することができる。
以上のように本発明における実施例によれば、管理装置に対する操作権の設定と基板処理装置に対する操作権限の設定とが個別に行われていた上に、これらの操作権限の共有化がなされていなかったため、各基板処理装置に設定された操作権と管理装置に設定された操作権とが異なると、基板処理装置側では、データ編集が可能であるのに管理装置ではデータ参照のみでデータ編集ができないという矛盾がなくなり、また、参照可能なデータが、使用者が意図するデータと異なるということがなくなり、使い勝手が向上する。
従って、本発明は、複数の基板処理装置100(操作装置304)及び管理装置302に対する使用者毎の操作権限情報を同一画面上で容易に設定及び変更することができる。また、すでに運用されている既存のシステムに対して本発明の管理システム300を容易に導入することができる。すなわち、各基板処理装置100(操作装置304)にそれぞれ異なった操作権限情報が設定されている既存のシステムに対して管理装置302を後から導入した場合においても、該管理装置302が各基板処理装置100(操作装置304)の操作権限情報を取り込み、全ての基板処理装置100(操作装置304)の操作権限情報の整合性を保つことが可能である。特に、本発明では、各使用者の管理装置302における操作権限情報と、基板処理装置100(操作装置304)における操作権限情報とを共有しているので、各機能に対する操作権の設定が、管理装置302と基板処理装置100(操作装置304)とで、使用者の意思に反して異なることはない。よって、それに伴う装置の不要な停止を抑止できる。
尚、本実施形態においては、操作装置304と基板処理装置100とが切り離されている場合、操作装置304で管理装置302と同様な操作権限設定テーブル352を表示させて操作権限を設定するようにしてもよい。また、本発明は、基板処理装置として、半導体製造装置だけでなくLCD装置のようなガラス基板を処理する装置でも適用することができる。上述した基板処理装置内の処理(成膜処理)には、例えば、CVD、PVD、酸化膜、窒化膜を形成する処理、金属を含む膜を形成する処理等を含むものである。更に、アニール処理、酸化処理、窒化処理、拡散処理等でもよい。
本発明の好ましい実施形態を付記する。
基板の処理を行う複数の基板処理装置と、前記複数の基板処理装置と通信回線で接続される管理装置と、を含む基板処理システムにおいて、前記管理装置は、使用者毎に該管理装置と、この管理装置と通信可能な前記複数の基板処理装置とのそれぞれに対して、操作権限情報を設定するために用いられる画面を有することで、複数の基板処理装置及び管理装置に対する使用者毎の操作権限情報を同一画面上で容易に設定及び変更ができる。
更に、前記画面に、前記使用者毎に使用可能な機能及び該機能に対する操作権の表示がなされることが望ましい。更に、前記画面に、前記使用者毎に使用可能な機能及び該機能に対する操作権を設定する部分の表示がなされることにより、設定ミスが生じにくい。
また、基板の処理を行う複数の基板処理装置と、前記複数の基板処理装置と通信回線で接続される管理装置と、を含む基板処理システムにおいて、前記管理装置は、所定の基板処理装置における操作装置上で使用者の操作権限情報が変更され、この変更された操作権限情報が送信されると、送信された操作権限情報と、前記使用者について設定された他の基板処理装置の操作権限情報とに相異があるかを判定し、相異がある場合は、前記所定の基板処理装置の操作装置に警告を表示させ、該管理装置に設定されている操作権限情報を更新し、更新した操作権限情報を前記他の基板処理装置に送信し、前記所定の基板処理装置と前記他の基板処理装置との間で、前記使用者の操作権限情報を一致させることにより、全ての基板処理装置の操作権限情報の整合性を保つことが可能となる。
また、基板の処理を行う複数の基板処理装置と、前記複数の基板処理装置と通信回線で接続される管理装置と、を含む基板処理システムにおいて、前記管理装置は、所定の処理をする際に、所定の基板処理装置における操作装置上で使用者の操作権限情報が変更され、この変更された操作権限情報が送信なされると、送信された操作権限情報と、前記使用者について設定された他の基板処理装置の操作権限情報とに相異がないかを判定し、相異がある場合は、前記所定の基板処理装置の操作装置に警告を表示させ、前記所定の処理が終了するまで待機し、前記所定の処理が完了すると、前記所定の基板処理装置から送信された前記使用者に関する操作権限情報を収納することで、管理装置での操作権限情報と基板処理装置での操作権限情報とを異なる設定にしても、他の基板処理装置の操作権限情報が変更されることによる影響がない。
本発明は、複数の基板処理装置及び管理装置に対して各使用者の操作権限情報を設定する必要がある基板処理システムに利用することができる。

Claims (5)

  1. 基板の処理を行う複数の基板処理装置と、
    前記複数の基板処理装置と通信回線で接続される管理装置と、
    を含む基板処理システムにおいて、
    前記管理装置は、使用者毎に該管理装置と、この管理装置と通信可能な前記複数の基板処理装置とのそれぞれに対して、操作権限情報を設定するために用いられる画面を有する基板処理システム。
  2. 前記画面に、前記使用者毎に使用可能な機能及び該機能に対する操作権の表示がなされる請求項1記載の基板処理システム。
  3. 前記画面に、前記使用者毎に使用可能な機能及び該機能に対する操作権を設定する部分の表示がなされる請求項1記載の基板処理システム。
  4. 基板の処理を行う複数の基板処理装置と、
    前記複数の基板処理装置と通信回線で接続される管理装置と、
    を含む基板処理システムにおいて、
    前記管理装置は、
    所定の基板処理装置における操作装置上で使用者の操作権限情報が変更され、この変更された操作権限情報が送信されると、送信された操作権限情報と、前記使用者について設定された他の基板処理装置の操作権限情報とに相異があるかを判定し、
    相異がある場合は、前記所定の基板処理装置の操作装置に警告を表示させ、該管理装置に設定されている操作権限情報を更新し、更新した操作権限情報を前記他の基板処理装置に送信し、
    前記所定の基板処理装置と前記他の基板処理装置との間で、前記使用者の操作権限情報を一致させる基板処処理システム。
  5. 基板の処理を行う複数の基板処理装置と、
    前記複数の基板処理装置と通信回線で接続される管理装置と、
    を含む基板処理システムにおいて、
    前記管理装置は、
    所定の処理をする際に、所定の基板処理装置における操作装置上で使用者の操作権限情報が変更され、この変更された操作権限情報が送信なされると、送信された操作権限情報と、前記使用者について設定された他の基板処理装置の操作権限情報とに相異がないかを判定し、
    相異がある場合は、前記所定の基板処理装置の操作装置に警告を表示させ、
    前記所定の処理が終了するまで待機し、
    前記所定の処理が完了すると、前記所定の基板処理装置から送信された前記使用者に関する操作権限情報を収納する基板処理システム。
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