JP7227588B2 - 生産管理システム及び生産管理方法 - Google Patents

生産管理システム及び生産管理方法 Download PDF

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Description

本開示は、生産管理システム及び生産管理方法に関する。
製造ラインの稼働状況に関する情報を管理するための生産管理システムが知られている(例えば、特許文献1)。この生産管理システムは、複数の製造ラインについて稼働状況に関する稼働状況情報をそれぞれ取得し、取得した稼働状況情報を利用者に提供する。
特開2016-181188号公報
発明者は、従来技術において、生産管理システムの操作のためのインターフェイスとして非接触による操作が可能な装置、例えばAIスピーカ、を用いる場合には、接触による操作が必要な装置と比べて、パスワードを用いるアクセス制限が困難であるという課題を見出した。
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本開示の一形態によれば、複数の生産設備を備える製造ラインの生産状況を管理する生産管理システムが提供される。この生産管理システムは、前記生産設備の稼働状態を示す情報である稼働情報を管理する生産管理装置と、前記生産管理システムの利用者による非接触の操作に応じて前記生産管理装置に対して前記稼働情報の送信を要求し、取得した稼働情報を前記利用者に提供する情報提供装置と、識別情報を前記生産管理装置に入力するための情報入力装置と、を備え、前記生産管理装置は、前記要求と前記識別情報とを用いて、前記情報提供装置が取得可能な前記稼働情報の範囲を決定する。
この形態によれば、生産管理装置は、要求と識別情報とを用いて、情報提供装置が取得可能な稼働情報の範囲を決定するので、情報提供装置として非接触による操作が可能な装置を用いる場合であっても、情報入力装置から入力される識別情報を用いて情報へのアクセス権限の制限が可能である。
(2)上記形態の生産管理システムにおいて、前記識別情報は、前記利用者の権限に応じて定められてもよい。この形態の生産管理システムによれば、識別情報が利用者の権限に応じて稼働情報へのアクセス制限を行うことができる。
(3)上記形態の生産管理システムは、複数の前記情報提供装置を備え、前記情報提供装置は、前記要求をする際に、自己が前記複数の情報提供装置のうちいずれの情報提供装置かを示す装置固有情報を前記生産管理装置に入力し、前記生産管理装置は、前記要求と前記識別情報と前記装置固有情報とを用いて、前記情報提供装置が取得可能な前記稼働情報の範囲を決定してもよい。この形態の生産管理システムによれば、情報提供装置に応じて稼働情報へのアクセス制限を行うことができる。
(4)上記形態の生産管理システムにおいて、前記装置固有情報は、前記情報提供装置が配置されている場所に応じて定められていてもよい。この形態の生産管理システムによれば、情報提供装置が配置されている場所に応じて稼働情報へのアクセス制限を行うことができる。
(5)上記形態の生産管理システムにおいて、前記生産管理装置は、前記識別情報が入力されていない場合には、前記装置固有情報を用いて、前記情報提供装置が取得可能な前記稼働情報の範囲を決定してもよい。この形態の生産管理システムによれば、識別情報が入力されていない場合であっても情報提供装置が取得可能な稼働情報の範囲を決定できる。
(6)上記形態の生産管理システムにおいて、前記情報提供装置は、複数の前記稼働情報を前記利用者に提供可能であり、前記利用者による非接触の操作に応じて、前記複数の稼働情報から前記利用者に提供する稼働情報を選択してもよい。この形態の生産管理システムによれば、利用者は、非接触の操作によって、複数の稼働情報から提供される稼働情報を選択できる。
(7)上記形態の生産管理システムにおいて、前記情報提供装置は、前記利用者の音声によって操作され、音声を用いて前記稼働情報を提供してもよい。この形態の生産管理システムによれば、利用者は、音声による情報提供装置の操作と、音声による稼働情報の提供を受けることが可能である。
(8)上記形態の生産管理システムにおいて、前記生産管理装置は、さらに、前記稼働情報の内容を用いて、前記情報提供装置が取得可能な前記稼働情報の範囲を決定してもよい。この形態の生産管理システムによれば、利用者は、生産設備の稼働状態に応じた稼働情報の提供を受けることができる。
(9)上記形態の生産管理システムにおいて、前記生産管理装置は、前記稼働情報を前記利用者に提供する際に、前記稼働情報に応じて、前記利用者以外の予め定められた前記生産管理システムの利用者である被報告者に対して、前記稼働情報と、前記被報告者への指示を示す情報と、の少なくともいずれか1つを提供してもよい。この形態の生産管理システムによれば、利用者は、被報告者への稼働状態の報告又は被報告者への指示を行う手間が低減される。
(10)上記形態の生産管理システムは、さらに、前記被報告者による前記提供に対する応答を前記生産管理装置に送信するための応答装置を、備え、前記生産管理装置は、前記応答がない場合に、前記被報告者とは別の被報告者に前記提供を行ってもよい。この形態の生産管理システムによれば、利用者は、被報告者から応答がない場合における、別の被報告者への稼働状態の報告又は被報告者への指示を行う手間が低減される。
(11)上記形態の生産管理システムにおいて、前記情報入力装置は、無線通信を用いて前記生産管理装置に前記識別情報を入力する可搬型の装置であり、前記利用者による押下可能な押下部を有し、前記押下部が押下された場合に、前記識別情報を前記情報提供装置に入力してもよい。この形態の生産管理システムによれば、利用者は、押下部を押下することによって、情報入力装置を操作することができる。
(12)上記形態の生産管理システムにおいて、前記情報入力装置は、前記情報提供装置と無線通信を用いて接続され、前記情報提供装置を介して前記識別情報を前記生産管理装置に入力してもよい。この形態の生産管理システムによれば、有線による通信を用いる場合に比べて、情報入力装置と情報提供装置との位置関係の変更が容易である。
(13)上記形態の生産管理システムにおいて、前記情報入力装置は、接続可能な前記情報提供装置が複数ある場合には、前記複数の接続可能な情報提供装置のうち前記情報入力装置との距離が最も小さい情報提供装置を介して前記識別情報を前記生産管理装置に入力し、前記識別情報の入力に用いられた前記情報提供装置によって、前記利用者に前記稼働情報が提供されてもよい。この形態の生産管理システムによれば、複数の情報提供装置が利用可能な場合における、情報提供装置を選択する利用者の手間を低減できる。
(14)上記形態の生産管理システムにおいて、前記生産管理装置と前記情報提供装置との間の情報伝達には、インターネットが介在していてもよい。この形態の生産管理システムによれば、インターネットを利用した生産管理が可能である。
本開示は、生産管理装置および生産管理システム以外の種々の形態で実現することが可能である。例えば、生産管理システムを備えた製造ラインや、生産管理プログラム等の形態で実現することができる。
第1実施形態に係る生産管理システムを備えた製造ラインの概略図である。 第1実施形態に係る生産管理システムにおける情報伝達を示すブロック図である。 第1実施形態に係る生産管理システムの構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る生産管理装置の検出部が設置されている様子を示す模式図である。 第1実施形態に係る管理部において実行される稼働情報の提供処理を説明するためのフローチャート。 情報提供装置によって提供される情報を説明するための表である。
A.第1実施形態
図1は、第1実施形態に係る生産管理システム100を備える製造ラインL1、L2の概略図である。図2は、第1実施形態に係る生産管理システム100における情報伝達を示すブロック図である。生産管理システム100は、インターネットINTを利用するInternet of Things(IoT)技術によって生産管理を行なうシステムである。図1及び図2におけるエリアAr1~Ar3は、それぞれが異なる場所であることを示している。
製造ラインL1、L2は、搬送機構31と、複数の搬送機構31に沿って配置された複数の生産設備30a~30dと、を有する。製造ラインL1、L2は、生産設備30a~30dは、例えば、製品の製造工程における加工を行なう加工設備や、加工設備による加工品の品質を検査する検査設備である。製造ラインL1、L2において、製品は、複数の製造工程を経て製造される。なお、製品は、完成品だけではなく、加工途中の半加工品も含む。搬送機構31は、製品を搬送するための機構であり、例えば、ベルトコンベアや無人搬送車等の自動搬送装置や、フォークリフト等を用いた有人による搬送手段、である。本実施形態において、生産設備30a~30dおよび製造工程は、複数であるが、単数であってもよい。
生産管理システム100は、生産管理装置20と、複数の情報提供装置601~606と、情報入力装置902~904と、を備える。生産管理システム100は、製造ラインL1、L2の生産状況を管理する。本実施形態において、生産管理装置20と情報提供装置601~606とにおけるインターネットINTへの接続は、通信装置70を介して行われている。
生産管理装置20は、複数の検出部10a~10dと、本体部202と、管理部40と、を備える。生産管理装置20は、製造ラインL1、L2の稼働情報を算出し、情報提供装置601~606に送信する。管理部40は、インターネットINTに接続されたサーバ上に設けられている。
検出部10a~10dは、生産設備30a~30dの動作に応じて検出信号を出力する。検出部10a~10dによって出力された検出信号は、まず生産管理装置20の本体部202へと送信される。本体部202は、検出信号を受信した後に、受信した検出信号に応じて、検出信号の時間間隔の計時や検出信号の出力数の計数を行う。本体部202は、取得した検出信号や各種情報(例えば計時及び計数の結果)を、インターネットINTを介して接続された管理部40へと送信する。管理部40は、受信した検出信号と各種情報とに応じて、稼働情報を算出する。算出された稼働情報は、管理部40に記憶される。
情報提供装置601~606は、生産管理システム100の利用者U1~U4による非接触の操作に応じて生産管理装置20に対して稼働情報の送信を要求する。情報提供装置601~606は、要求に応じて送信された稼働情報を取得し、取得した稼働情報を生産管理システム100の利用者U1~U4に提供する。本実施形態において、情報提供装置601~606は、音声を用いた非接触の操作が可能であり、かつ、音声を用いた情報提供、例えば稼働情報の読み上げ、が可能な装置である。本実施形態において、情報提供装置601~606は、AIスピーカである。AIスピーカは、人工知能(AI)を有し、自然言語による指示を理解する機能と自然言語によって指示された処理を実行する機能とを含むAIアシスタント機能を備えたスピーカである。情報提供装置601~606としてAIスピーカを用いる場合における、稼働情報の送信の要求は、AIスピーカを動作させるために予め設定された単語に応じて実行される。なお、各情報提供装置601~606には、自己が複数の情報提供装置601~606のうちいずれの情報提供装置かを示す装置固有情報が設定されている。情報提供装置601~606は、生産管理装置20に対して稼働情報の送信を要求する際に、自己が複数の情報提供装置601~606のうちいずれの情報提供装置かを示す装置固有情報を生産管理装置20に入力する。本実施形態において、装置固有情報は、情報提供装置601~606が配置されている場所に応じて設定されている。情報提供装置601~606には、例えば、Amazon Echoを用いることが可能である。なお、Amazon及びEchoは登録商標である。
情報入力装置902~904は、可搬型の装置であり、利用者U1~U4のうちの少なくとも一部の利用者U2~U4に携帯されている。情報入力装置902~904は、識別情報を生産管理装置20に入力するための装置である。識別情報は、利用者U2~U4を識別するための情報であり、例えば、利用者U2~U4が有する稼働情報へのアクセス権限を定める為に用いられる情報である。本実施形態において、識別情報は、情報入力装置902~904毎に設定されている。情報入力装置902~904は、通信装置70と無線接続が可能であり、通信装置70を介して生産管理装置20に識別情報を送信する。無線接続には、例えば、Wi-Fi等のIEEE802.11の規格に準拠した無線通信を用いることができる。
生産管理システム100の利用者U1~U4は、情報提供装置601~606を介して、管理部40において記憶されている稼働情報を取得できる。利用者U1~U4は、情報提供装置601~604を操作することによって、生産管理装置20に対して稼働情報の送信を要求する。利用者U2~U4は、稼働情報の送信の要求を行う際に、情報入力装置902~904を用いて生産管理装置20に対して識別情報を入力できる。情報提供装置601~604は、稼働情報の送信の要求を生産管理装置20の管理部40へと送信する。また、情報入力装置902~904は、識別情報を管理部40へと送信する。管理部40は、送信された要求と識別情報とに応じて、稼働情報を情報提供装置601~604に送信する。情報提供装置601~604は、送信された稼働情報を利用者U1~U4に提供する。
第1エリアAr1に配置された情報提供装置601~604は、主に、製造ラインL1、L2を備える工場である第1エリアAr1において業務を行う者、例えば第1の利用者U1や第2の利用者U2、に対して、製造ラインL1、L2における稼働情報を提供する。本実施形態において、第1の利用者U1は、例えば、製造ラインL1で作業を行う作業者である。第2の利用者U2は、例えば、製造ラインL1、L2の管理や監督を行う者である。第2エリアAr2に配置された情報提供装置605は、製造ラインL1、L2を有する企業の責任者等の通常の業務において製造ラインL1、L2が配置された第1エリアAr1を訪れない者に稼働情報を提供する。第3エリアAr3に配置された情報提供装置606は、製造ラインL1、L2に配置された生産設備30a~30dの段替えや保守や修理を担当する者に稼働情報を提供する。なお、第1から第4の利用者U1~U4は、生産管理システム100の説明のための例示であり、生産管理システム100の利用者は、これらの利用者U1~U4に限定されない。
図3は、第1実施形態に係る生産管理システム100の構成を示すブロック図である。以下において、情報提供装置601~606の共通の機能及び構成を説明する場合には、情報提供装置60と記載する。また、情報入力装置902~905の共通の性能及び構成を説明する場合には、情報入力装置90と記載する。
生産管理装置20における検出部10は、センサ11と、コントロール部12と、送信部13と、を有している。センサ11は、生産設備30a~30d(図1)に後付け可能なセンサであり、生産設備30a~30dが製造ラインL1、L2に設置された後に取り付けられている。センサ11は、製造ラインL1、L2の生産状況として製品の繰り出しに応じて信号を出力するセンサである。
コントロール部12は、図示しない中央演算処理装置(CPU)と記憶装置とを備えている。コントロール部12は、例えば、センサ11から出力された信号に含まれるノイズの除去や、時間情報の生成を行なう。時間情報は、検出部10が生産状況を検出した時刻を示す情報であり、例えば、センサ11から出力された信号がコントロール部12に到達した時刻である。コントロール部12は、センサ11がアナログセンサである場合には、センサ11から出力された信号をアナログ信号からデジタル信号への変換を行なってもよい。アナログ信号からデジタル信号への変換には、例えば、二値化処理が用いられる。本実施形態において、コントロール部12は、二値化処理により、センサ11から出力された信号の電力値または電圧値が予め定めた値以上である場合に、検出信号を送信部13へ出力する。
送信部13は、検出信号を本体部202へと無線通信によって送信する。無線通信とは、例えば、IEEE802.11aの規格に準拠した2.4GHz帯域もしくは5GHz帯域を用いた無線通信や、1GHz未満の周波数帯域(916.5-927.5MHz)であるサブギガ帯域を用いた無線通信や、Bluetooth(登録商標)を用いた無線通信である。
生産管理装置20の本体部202は、中央演算処理部(CPU)21と、記憶部22と、送受信部23と、稼働情報を表示するモニタである表示部24と、入力部25と、を有する。CPU21と記憶部22と送受信部23は、通信バスを介して相互に通信が可能となるように接続されている。
CPU21は、例えば、検出信号が出力された時刻である時間情報を取得する取得部211や、出力される検出信号を計数する計数部212や、検出信号が出力される時間間隔を計時する計時部213、として機能する。CPU21は、時間情報と計時の結果と計数の結果とを管理部40および記憶部22へ出力する。また、CPU21は、送受信部23や表示部24を制御する。
記憶部22は、読み込み及び書き込みが可能な記憶媒体であり、例えば、RAMや、ハードディスクドライブ(HDD)や、ソリッドステートドライブ(SSD)を用いることができる。本実施形態では、記憶部22として、HDDが採用されている。記憶部22は、例えば、前述したCPU21の各種機能を実現するための各種プログラムや、稼働情報を生成する際に必要となる基準パルス数や、基準パルス間隔を格納している。また、記憶部22は、検出信号と時間情報と計時の結果と計数の結果とを一時的に記憶する。
送受信部23は、検出部10から検出信号を受信し、管理部40から稼働情報を受信する受信部として機能する。また、送受信部23は、記憶部22に記憶されている情報を情報提供装置601~604および管理部40に送信する送信部としても機能する。
入力部25は、外部から生産管理装置20へ信号を入力するための入力装置、例えば、スウィッチやキーボードである。生産管理装置20の利用者U1~U4は、入力部25を介して生産管理装置20の設定変更、例えば、生産管理装置20から情報を送信する情報提供装置601~606の変更、が可能である。また、利用者U1~U4は、入力部25を介して管理部40への情報、例えば生産設備30a~30dの故障や保守についての情報、を入力が可能である。
生産管理装置20の管理部40は、送受信部41と、制御部43と、記憶部42と、を有する。管理部40は、本体部202とは別の場所に備えられている。本実施形態において、管理部40は、本体部202とインターネットINTを介して接続されたサーバ上に設けられている。サーバとして、情報共有サービスを利用してもよい。
送受信部41は、管理部40をインターネットINTに通信可能な状態で接続する。送受信部41は、本体部202から送信された検出信号およびサイクルタイムを受信し、記憶部42へと出力する。また、送受信部41は、本体部202と情報提供装置60と情報入力装置90との通信に用いられる。
制御部43は、中央演算処理装置(CPU)を有する。制御部43は、検出信号と時間情報と計時の結果と計数の結果と用いて稼働情報を取得する情報取得部として機能する。稼働情報は、例えば、サイクルタイムや、可動時間や、可動率や、生産数や、停止時間である。制御部43は、情報提供装置601~606からの要求に応じた稼働情報の提供処理を行う。稼働情報の提供処理の詳細については、後述する。
記憶部42は、読み込み及び書き込みが可能な記憶媒体であり、例えば、RAMや、ハードディスクドライブ(HDD)や、ソリッドステートドライブ(SSD)を用いることができる。記憶部42は、例えば、前述したCPU21の各種機能を実現するための各種プログラムを格納している。また、記憶部42は、本体部202から送信された情報や、制御部43によって取得された稼働情報を記憶する。
情報提供装置60は、入力部61と、出力部62と、制御部63と、記憶部64と、送受信部65と、処理部66と、を備える。処理部66は、情報提供装置60の他の構成61~65とインターネットINTを介して接続されるサーバ上に設けられている。
入力部61は、利用者U1~U4が情報提供装置60を操作するための構成である。本実施形態において、入力部61は、音声を取得するためマイクを有し、利用者U1~U4の音声を音声データとして取得する。利用者U1~U4は、入力部61を介して、非接触によって生産管理システム100を操作することが可能である。入力部61から入力された音声データは、制御部63と記憶部64に出力される。
出力部62は、生産管理システム100から利用者U1~U4へ提供される、稼働情報や操作のために必要な情報を、利用者U1~U4に提供する。本実施形態において、出力部62は、音声を外部に出力するためのスピーカである。利用者U1~U4は、出力部62を介して、音声によって生産管理システム100から情報の提供を受けることが可能である。
制御部63は、CPUを備え、例えば、情報提供装置60における各構成、例えば入力部61と出力部62と送受信部65、の制御や、入力部61から入力された音声データに含まれるノイズの除去等のデータ処理を行う。
記憶部64は、読み込み及び書き込みが可能な記憶媒体であり、例えば、RAMや、ハードディスクドライブ(HDD)や、ソリッドステートドライブ(SSD)を用いることができる。本実施形態では、記憶部64として、HDDが採用されている。記憶部64は、例えば、前述した制御部63の各種機能を実現するための各種プログラムや、装置固有情報を記憶している。また、記憶部64は、入力部61から入力された音声データや情報入力装置90から入力された識別情報や処理部66から送信された情報を一時的に記憶する。
送受信部65は、通信装置70を介して音声データや装置固有情報を処理部66へ送信する送受信部として機能する。
処理部66は、入力部61から入力された音声データを取得し、取得した音声データを生産管理装置20に入力可能な仕様のデータへ加工するフロントエンドとしての機能を有する。具体的には、処理部66は、音声データに含まれる単語の認識と分解とを含む言語化や、言語化した音声データに応じて処理内容の決定を決定する。処理部66は、決定された処理内容に応じて各装置へ動作の要求を行う。処理内容は、処理部66に予め記憶された、単語と処理内容とを対応づけたジョブリストから選択される。処理部66は、例えば、フロントエンドとして機能するAIアシスタント、例えばALEXA(登録商標)、である。
ジョブリストに含まれる処理内容には、例えば、生産管理装置20に対する稼働情報の提供の要求や、操作された情報提供装置601~606以外の装置への稼働情報の送信の要求が含まれる。さらに、ジョブリストには、生産管理装置20に対して特定の稼働情報のみの提供の要求も含まれる。また、ジョブリストでは、ウェイクワードの入力後にジョブリストに登録された単語が入力されなかった場合における処理内容が含まれていてもよい。ジョブリストに登録された単語が入力されなかった場合における処理内容は、例えば、生産管理装置20に対する予め設定された稼働情報の送信の要求や、利用者U1~U4に対する選択可能な処理内容の提示、である。
情報入力装置90は、利用者U1~U4による押下が可能な物理ボタンである押下部92を有し、押下部92が押下された場合に、識別情報を生産管理装置20に入力する。押下部92を有する情報入力装置902~904を採用している場合には、利用者U2~U4は、押下部92を押した感触に応じて、情報入力装置902~904の操作を実行できたか否かを判断できる。このため、利用者U2~U4が、操作を実行できたか否かが判断できないことによって、情報入力装置902~904を誤って複数回操作してしまうことを抑制できる。また、利用者U2~U4は、手元を確認せずに情報入力装置902~904を操作する場合であっても、感触に応じて押下部92を判別できる。本実施形態において、情報入力装置902~904には、IoTボタン、例えば、AWS IoT Button(AWSは登録商標)、を用いることができる。IoTボタンは、接続する装置やクラウド等の接続対象を予め設定することができ、ユーザーの操作に応じて予め設定された情報を接続対象に送信する装置である。また、IoTボタンは、予め設定された情報を送信する以外の機能を有していない。情報入力装置902~904としてIoTボタンが採用されている場合には、利用者U2~U4は、情報入力装置902~904の操作内容を選択する煩わしさを低減できる。
図4は、第1実施形態に係る生産管理装置20の検出部10aが設置されている様子を示す模式図である。検出部10aは、生産設備30aに備えられた開閉ドア301に取り付けられている。開閉ドア301は、加工が終了した製品が生産設備30aから排出される際に開く。センサ11は、生産設備30aの稼働状態を示す情報として製品WPが排出される際に開く開閉ドア301の動きを検出する。検出部10aは、センサ11として磁気センサを有している。磁気センサであるセンサ11による開閉ドア301の動きの検出は、センサ11と開閉時に位置が変動しないように設置された磁石112との距離の変化によるセンサによって検出される磁力の変化を用いて行なうことができる。
図5は、第1実施形態に係る生産管理システム100における稼働情報の提供処理の内容を示すフローチャートである。この提供処理は、利用者U1~U4が情報提供装置60に予め定められた単語を音声によって入力され、情報提供装置60から入力された単語に応じて生成される稼働情報の送信の要求が生産管理装置20へ送信されることによって開始される。情報提供装置60は、要求を送信する際に、装置固有情報を生産管理装置20へ送信する。提供処理が開始されると、管理部40の制御部43は、送受信部41を介して要求を取得する(ステップS101)。要求を取得した後に、制御部43は、要求とともに入力された装置固有情報を取得する(ステップS102)。装置固有情報を取得した後に、制御部43は、識別情報の入力の有無を確認する(ステップS103)。識別情報は、情報入力装置90を用いて利用者U2~U4によって入力される。本実施形態において、識別情報は、情報提供装置60への音声の入力の前における予め定められた期間において入力された場合に、管理部40へと送信される。また、この場合には、管理部40は、情報入力装置90から識別情報が入力された時刻や情報入力装置90が識別情報を入力するために用いた通信装置70のIPアドレスに応じて、識別情報と要求との関係性を判断しても良い。識別情報が入力されている場合には(ステップS103:Yes)、制御部43は、要求と識別情報と装置固有情報とを用いて、情報提供装置60に送信可能な稼働情報の範囲を決定する(ステップS104)。稼働情報の範囲は、記憶部42に予め記憶された要求と識別情報と装置固有情報とに応じて設定された稼働情報へのアクセス権限に従って決定される。制御部43は、決定した送信可能な稼働情報の範囲に応じた稼働情報を記憶部42から読み出し、送受信部41へと出力し(ステップS105)、提供処理を終了する。送受信部41に出力された稼働情報は、情報提供装置60に送信される。
ステップS103の処理において、識別情報が入力されていなかった場合には(ステップS103:No)、制御部43は、要求と装置固有情報とを用いて、情報提供装置60に送信可能な稼働情報の範囲を決定する(ステップS114)。制御部43は、決定した送信可能な稼働情報の範囲に応じた稼働情報を記憶部42から読み出し、送受信部41へと出力し(ステップS105)、提供処理を終了する。
図6は、情報提供装置601~606によって提供される情報を説明するための表である。本実施形態において、各情報提供装置601~606には、無条件でアクセス可能な情報であるパブリック情報と、アクセス権限を有する者にのみ開示が可能な情報である限定的情報と、が設定されている。パブリック情報及び限定的情報は、例えば、情報提供装置601~606の設置された場所や、利用が想定される利用者U1~U4の役職や役割に応じて設定されている。本実施形態において、アクセス権限の有無は、利用者U2~U4の製造ラインL1、L2における権限に応じて設定されている。製造ラインL1、L2における権限は、例えば、利用者U1~U4の役職や役割や立場に応じて定められている。図6では、各利用者U1~U4が各情報提供装置601~606を利用した場合における限定的情報の提供の可否を示している。
第1エリアAr1に設置された情報提供装置601~604におけるパブリック情報は、例えば、情報提供装置601~604の近傍に備えられた生産設備30a~30dの平均サイクルタイムや生産数である。また例えば、情報提供装置601~604におけるパブリック情報は、情報提供装置601~604の近傍の製造ラインL1、L2における可動率や生産数であってもよい。一方、情報提供装置601~604における限定的情報は、例えば、情報提供装置601~604の近傍の製造ラインL1、L2以外の製造ラインにおける可動率や生産数である。また例えば、情報提供装置601~604における限定的情報は、パブリック情報には含まれない稼働情報であってもよい。
第2エリアAr2に設置された情報提供装置605におけるパブリック情報は、例えば、製造ラインL1、L2における重大な異常の発生の有無である。ここで重大な異常とは、例えば、生産設備30a~30dにおける予め定められた長さの時間を超える長時間の停止等、生産計画に影響を与えうる異常である。一方、情報提供装置605における限定的情報は、例えば、発生している異常の具体的な内容である。
第3エリアAr3に設置された情報提供装置606におけるパブリック情報は、例えば、その日における予め登録された保守等の予定についての情報である。一方、情報提供装置606における限定的情報は、例えば、予定されている保守等の具体的な内容である。
図6に示す様に、情報入力装置90を所持していない第1の利用者U1は、いずれの情報提供装置601~606を用いる場合であっても、限定的情報へのアクセス権限を有していない。第2の利用者U2は、製造ラインL1、L2の監督をする役職であることを示す識別情報を有する情報入力装置902を有している。このため、第2の利用者U2は、第1エリアAr1に配置された情報提供装置601~604における限定的情報へのアクセス権限を有し、その他のエリアAr2、Ar3に配置された情報提供装置605、606における限定的情報へのアクセス権限を有しない。第3の利用者U3は、会社全体を管理する役職であることを示す識別情報を有する情報入力装置903を有している。このため、第3の利用者U3は、全ての情報提供装置601~606における限定的情報へのアクセス権限を有する。第4の利用者U4は、第3エリアAr3に配置された情報提供装置606における限定的情報へのアクセス権限を有し、その他の情報提供装置601~605における限定的情報へのアクセス権限を有しない。
以上説明した第1実施形態に係る生産管理システム100によれば、生産管理装置20は、要求と識別情報とを用いて、情報提供装置601~606が取得可能な稼働情報の範囲を決定する。このため、情報提供装置60として非接触による操作が可能な装置を用いる場合であっても、情報入力装置90から入力される識別情報を用いて情報へのアクセス権限の制限が可能である。また、この生産管理システム100では、パスワードの入力と比べて、簡単な操作によってアクセス制限を解除することができるので、情報提供装置60の操作における手間が低減される。したがって、生産管理システム100は、非接触の操作における操作の容易性という利点を損なうことなく、アクセス権限の制限が困難であるというセキュリティ上の課題を解決することが可能である。
また以上説明した第1実施形態に係る生産管理システム100は、情報入力装置90の操作に応じて識別情報を入力するので、音声認識やジェスチャー等の非接触の操作を用いて識別情報を入力する場合と比べて、識別情報の入力に失敗する可能性を低減できる。また、音声認識を用いる場合と比べて、利用者U1~U4以外の者の声など、環境に由来するノイズの影響を低減できる。したがって、生産管理システム100は、アクセス権限の確認に非接触の操作を用いる場合と比べて、操作の安定性が向上する。
また以上説明した第1実施形態に係る生産管理システム100によれば、各情報入力装置902~904の識別情報は、各情報入力装置902~904を使用する利用者U2~U4の権限に応じて定められている。このため、権限に応じて稼働情報へのアクセス権限を設定することができるので、各利用者U2~U4への不必要な稼働情報の提供を抑制できる。このため、稼働情報の確認に要する時間を低減できる。
また以上説明した第1実施形態に係る生産管理システム100によれば、生産管理装置20は、要求と識別情報に加えて、装置固有情報を用いて、情報提供装置601~606が取得可能な稼働情報の範囲を決定している。このため、各利用者U1~U4が情報の提供を受ける情報提供装置601~606に応じて、利用者U1~U4に提供する稼働情報の範囲を変更できる。したがって、各利用者U2~U4への不必要な稼働情報の提供を抑制できるため、稼働情報の確認に要する時間を低減できる。また、装置固有情報は、情報提供装置601~606が配置されている場所に応じて設定されているため、利用者U1~U4が情報提供を受ける場所に基づいて必要となる稼働情報を設定することができる。
B.第2実施形態
第2実施形態に係る生産管理システム100において、生産管理装置20は、情報提供装置601~606を操作した利用者U1~U4に稼働情報を提供する際の処理内容において第1実施形態に係る生産管理システム100と異なる。また、本実施形態において、生産管理装置20は、操作が行われた際における生産設備30a~30dの稼働状態に応じて、操作を行った利用者U1~U4以外の利用者である被報告者にも稼働情報を提供する。また生産管理装置20は、稼働情報を提供された被報告者が稼働情報の提供に対する応答を行う為の装置である応答装置を備える。本実施形態において、操作が行われた際における生産設備30a~30dの稼働状態は、稼働情報に応じて判断される。被報告者は、生産管理装置20の管理部40に予め記憶されている利用者である。被報告者は、稼働状態や生産設備30a~30dに応じて設定されている。例えば、長時間の停止が発生している場合には、第2の利用者U2や第3の利用者U3に対して停止を示す稼働情報を提供してもよい。また、生産設備30a~30d毎に保守や修理の担当者が異なる場合には、生産設備30a~30dに応じて、被報告者が設定されていてもよい。以下において、第1実施形態と同様の構成を説明する場合には、同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。
被報告者への稼働情報の提供は、情報提供装置601~606を用いて行われても良く、被報告者の所有する通信装置(例えばスマートフォン)を用いて行われてもよい。本実施形態において、被報告者への稼働情報の提供に用いられる装置は、応答装置としての機能も有する。被報告者は、応答装置を用いて、提供された稼働情報を確認したことを示す応答情報を生産管理装置20に送信する。生産管理装置20は、応答装置からの応答情報の送信の有無に応じて、処理を行う。例えば、応答情報が送信された場合には、情報提供装置601~606を介して情報提供装置601~606を操作した利用者U1~U4に応答があったことを伝えてもよい。一方、応答情報が送信されない場合には、さらに別の被報告者に稼働情報を送信してもよい。この場合において、新たに稼働情報を送信される被報告者は、例えば、応答を行わなかった被報告者よりも役職の高い者であってもよい。なお、応答情報が送信されない場合とは、例えば、稼働情報を送信した後の予め定められた期間において、応答情報が送信されない場合である。
以上説明した第2実施形態に係る生産管理システム100によれば、第1実施形態と同様の構成を有する点において、同様の効果を奏する。さらに、第2実施形態によれば、生産管理装置20は、操作が行われた際における生産設備30a~30dの稼働状態に応じて、被報告者にも稼働情報を提供する。このため、利用者U1~U4は、生産設備30a~30dの停止等、上司等への報告が必要な稼働状態となった際における、報告を行うという手間が低減される。
なお、第2実施形態において、被報告者には、稼働情報が提供されているが、稼働情報に代えて、若しくは、加えて、被報告者への指示を示す情報が提供されていても良い。被報告者への指示を示す情報は、例えば、具体的な指示内容を含んでいても良く、被報告者による対処が必要であるか否かを示す情報や、緊急性の度合い等の対応を促す情報等の抽象的な情報であってもよい。
C.他の実施形態
C1.第1の他の実施形態
上記実施形態において情報入力装置90は、IoTボタンであるが、これに限定されない。情報入力装置90は、接触式の操作に応じて識別情報を情報提供装置60に入力する装置であればよい。例えば、情報入力装置90は、物理ボタンである押下部92を有さない装置、例えばスマートフォンやタブレット型PC、であってもよい。また、識別情報を記憶したICカードとその読み取り機器であってもよい。この場合には、情報入力装置90と情報提供装置60との接続は、無線接続に限らず、有線接続されていてもよい。
C2.第2の他の実施形態
上記実施形態において、情報提供装置60は、AIスピーカであるが、これに限定されない。例えば、情報提供装置60は、ジェスチャーを読み取る撮像部を有し、ジェスチャーに応じて要求を生成する装置であってもよい。具体的には、情報提供装置60は、撮像部としてのカメラを有するパーソナルコンピュータやタブレット型PCであってもよい。また、情報提供装置60の処理部66は、サーバ上に形成されているが、これに限定されない。例えば、処理部66は、情報提供装置60の筐体内に格納されたCPUとメモリであってもよい。また、情報提供装置60は2以上の装置によって構成されていても良い。例えば、操作のための装置(例えばAIスピーカ)と情報を提供するための装置(例えばタブレット型PC)の協働によって情報提供装置として機能を発揮する。
C3.第3の他の実施形態
上記実施形態において、情報入力装置90は、通信装置70を介してインターネットINT上の管理部40に接続されているが、これに限定されない。例えば、情報入力装置90は、情報提供装置60を介して管理部40に識別情報を入力してもよい。情報入力装置90と情報提供装置60との接続には、例えば、Bluetooth(登録商標)等の無線通信を用いてもよい。この場合において、情報入力装置90が複数の情報提供装置601~606と接続可能な場合には、情報入力装置90は、複数の接続可能な情報提供装置601~606のうち情報入力装置90との距離が最も小さい情報提供装置を介して識別情報を生産管理装置20に入力してもよい。この場合には、識別情報の入力に用いられた情報提供装置601~606によって、利用者U1~U4に稼働情報が提供されてもよい。この場合には、複数の情報提供装置601~606が利用可能な場合における、情報提供装置601~606を選択する利用者U2~U4の手間が低減される。
C4.第4の他の実施形態
上記実施形態において、識別情報は、利用者U2~U4の権限に応じて設定されているが、これに限定されない。例えば、利用者U2~U4の権限とは無関係に、同一の情報であってもよい。この場合であっても、識別情報の有無に応じて、提供可能な稼働情報の範囲を設定することが可能である。
C5.第5の他の実施形態
上記実施形態において、生産管理装置20は、情報提供装置60の提供可能な稼働情報の範囲を定める際に、装置固有情報を用いているが、これに限定されない。情報提供装置601~606それぞれにおいて提供される稼働情報の範囲は同一の範囲に設定されていても良い。
C6.第6の他の実施形態
上記実施形態において、生産管理装置20は、識別情報が入力されていない場合には、パブリック情報である稼働情報を利用者U1~U4に提供するが、これに限定されない。例えば、生産管理装置20は、稼働情報を提供するための必須の条件として、識別情報の入力を設定し、識別情報が入力されていない場合には、稼働情報の提供を行わなくても良い。
C7.第7の他の実施形態
上記実施形態において、情報入力装置90は、識別情報の入力にのみ用いられているが、これに限定されない。例えば、情報入力装置90は、情報提供装置60の操作に用いられても良い。具体的には、例えば押下部92の長押し等によって識別情報以外の情報を情報提供装置60に送信してもよい。この場合には、情報提供装置60は、設定された情報に応じて、予め定められた処理を行うように設定されていてもよい。
C8.第8の他の実施形態
上記実施形態に係る生産管理システム100は、製造ラインL1、L2が配置された工場の敷地外、例えば第2及び第3エリアAr2、Ar3から接続可能なインターネットINTを用いて情報を共有している。しかし、生産管理システム100は、これに限定されない。例えば、生産管理システム100は、インターネットINTに代えて、企業内ネットワーク、いわゆるイントラネットを用いて情報の共有を行なってもよい。この場合には、生産管理装置20の管理部40は、企業内ネットワークに接続されたサーバに設けられている。通信装置70は、例えば、企業内ネットワークに接続された無線LAN通信装置である。
C9.第9の他の実施形態
上記実施形態に係る生産管理システム100において、情報入力装置90は、識別情報の生産管理装置20への入力以外の機能を有していてもよい。例えば、情報入力装置90は、予め定められた処理を指示するための情報を生産管理装置20に入力してもよい。予め定められた処理は、例えば、利用者U1~U4以外の利用者の呼び出しであってもよい。具体的には、生産設備30a~30dの停止等が発生した場合に、上司や修理の担当者を呼び出すための処理を指示するために用いられてもよい。この場合には、情報入力装置90は、識別情報を入力するための操作とは異なる操作に応じて、呼び出しのための情報を入力することが好ましい。例えば、識別情報を入力するための操作が押下部92を1回押下することである場合には、呼び出しのための情報を入力するための操作は、押下部92を2回押下することや長押しすることであってもよい。
上記第1から第9の他の実施形態に係る生産管理システム100おいて、第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成を有する点において、同様の効果を奏する。
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行なうことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…検出部、11…センサ、12…コントロール部、13…送信部、20…生産管理装置、21…CPU、22…記憶部、23…送受信部、24…表示部、25…入力部、30a…生産設備、30c…生産設備、31…搬送機構、40…管理部、41…送受信部、42…記憶部、43…制御部、60…情報提供装置、61…入力部、62…出力部、63…制御部、64…記憶部、65…送受信部、66…処理部、70…通信装置、90…情報入力装置、92…押下部、100…生産管理システム、112…磁石、202…本体部、211…取得部、212…計数部、213…計時部、301…開閉ドア、431…情報取得部、432…判定部、Ar1…第1エリア、Ar2…第2エリア、Ar3…第3エリア、INT…インターネット、L1、L2…製造ライン、U1…第1の利用者、U2…第2の利用者、U3…第3の利用者、U4…第4の利用者、WP…製品

Claims (14)

  1. 複数の生産設備を備える製造ラインの生産状況を管理する生産管理システムであって、
    前記生産設備の稼働状態を示す情報である稼働情報を管理する生産管理装置と、
    前記生産管理システムの利用者による音声を用いた非接触の操作に応じて前記生産管理装置に対して前記稼働情報の送信を要求し、取得した前記稼働情報を前記利用者に提供する複数の情報提供装置であって自己が前記複数の情報提供装置のうちいずれの情報提供装置かを示す装置固有情報を前記生産管理装置に入力する情報提供装置と、
    識別情報を前記生産管理装置に入力するための情報入力装置と、を備え、
    前記生産管理装置は、前記要求と前記要求の入力後に入力される前記識別情報および前記装置固有情報とを用いて、前記情報提供装置が取得可能な前記稼働情報の範囲を決定する、
    生産管理システム。
  2. 請求項1に記載の生産管理システムであって、
    前記識別情報は、前記利用者の権限に応じて定められている、生産管理システム。
  3. 請求項に記載の生産管理システムであって、
    前記装置固有情報は、前記情報提供装置が配置されている場所に応じて定められている、生産管理システム。
  4. 請求項または請求項に記載の生産管理システムであって、
    前記生産管理装置は、前記識別情報が入力されていない場合には、前記装置固有情報を用いて、前記情報提供装置が取得可能な前記稼働情報の範囲を決定する、生産管理システム。
  5. 請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の生産管理システムであって、
    前記情報提供装置は、複数の前記稼働情報を前記利用者に提供可能であり、
    前記利用者による非接触の操作に応じて、前記複数の稼働情報から前記利用者に提供する稼働情報を選択する、生産管理システム。
  6. 請求項に記載の生産管理システムであって、
    前記情報提供装置は、前記利用者の音声によって操作され、音声を用いて前記稼働情報を提供する、生産管理システム。
  7. 請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の生産管理システムであって、
    前記生産管理装置は、さらに、前記稼働情報の内容を用いて、前記情報提供装置が取得可能な前記稼働情報の範囲を決定する、生産管理システム。
  8. 請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の生産管理システムであって、
    前記生産管理装置は、前記稼働情報を前記利用者に提供する際に、前記稼働情報に応じて、前記利用者以外の予め定められた前記生産管理システムの利用者である被報告者に対して、前記稼働情報と、前記被報告者への指示を示す情報と、の少なくともいずれか1つを提供する、生産管理システム。
  9. 請求項に記載の生産管理システムであって、さらに、
    前記被報告者による前記提供に対する応答を前記生産管理装置に送信するための応答装置を、備え、
    前記生産管理装置は、前記応答がない場合に、前記被報告者とは別の被報告者に前記提供を行う、生産管理システム。
  10. 請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の生産管理システムであって、
    前記情報入力装置は、無線通信を用いて前記生産管理装置に前記識別情報を入力する可搬型の装置であり、
    前記利用者による押下可能な押下部を有し、
    前記押下部が押下された場合に、前記識別情報を前記情報提供装置に入力する、生産管理システム。
  11. 請求項10に記載の生産管理システムであって、
    前記情報入力装置は、前記情報提供装置と無線通信を用いて接続され、
    前記情報提供装置を介して前記識別情報を前記生産管理装置に入力する、生産管理システム。
  12. 請求項11に記載の生産管理システムであって、
    前記情報入力装置は、接続可能な前記情報提供装置が複数ある場合には、前記複数の接続可能な情報提供装置のうち前記情報入力装置との距離が最も小さい情報提供装置を介して前記識別情報を前記生産管理装置に入力し、
    前記識別情報の入力に用いられた前記情報提供装置によって、前記利用者に前記稼働情報が提供される、生産管理システム。
  13. 請求項1から請求項12までのいずれ一項に記載の生産管理システムであって、
    前記生産管理装置と前記情報提供装置との間の情報伝達には、インターネットが介在している、生産管理システム。
  14. 製造ラインに備えられた複数の生産設備それぞれの稼働状態を示す稼働情報を管理する生産管理装置を用いて、前記製造ラインの生産状況を管理する生産管理方法であって、
    前記生産管理装置の利用者による音声を用いた非接触の操作が可能な装置を用いて、前記生産管理装置に前記稼働情報を要求し、取得した前記稼働情報を複数の情報提供装置を介して提供する第1の手段と、前記情報提供装置は、自己が前記複数の情報提供装置のうちいずれの情報提供装置かを示す装置固有情報を前記生産管理装置に入力し、
    識別情報を前記生産管理装置に入力する第2の手段と、
    前記要求と前記要求の入力後に入力される前記識別情報および前記装置固有情報とを用いて、前記第1の手段によって取得可能な前記稼働情報の範囲を決定する第3の手段と、を備える、
    生産管理方法。
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