JPWO2007080869A1 - 眼内レンズ挿入用器具 - Google Patents

眼内レンズ挿入用器具 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2007080869A1
JPWO2007080869A1 JP2007553908A JP2007553908A JPWO2007080869A1 JP WO2007080869 A1 JPWO2007080869 A1 JP WO2007080869A1 JP 2007553908 A JP2007553908 A JP 2007553908A JP 2007553908 A JP2007553908 A JP 2007553908A JP WO2007080869 A1 JPWO2007080869 A1 JP WO2007080869A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
intraocular lens
intraocular
insertion device
installation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007553908A
Other languages
English (en)
Inventor
節 一戸
節 一戸
和徳 工藤
和徳 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Publication of JPWO2007080869A1 publication Critical patent/JPWO2007080869A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/14Eye parts, e.g. lenses, corneal implants; Implanting instruments specially adapted therefor; Artificial eyes
    • A61F2/16Intraocular lenses
    • A61F2/1662Instruments for inserting intraocular lenses into the eye
    • A61F2/1667Instruments for inserting intraocular lenses into the eye with rotatable plungers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/14Eye parts, e.g. lenses, corneal implants; Implanting instruments specially adapted therefor; Artificial eyes
    • A61F2/16Intraocular lenses
    • A61F2/1662Instruments for inserting intraocular lenses into the eye
    • A61F2/1675Instruments for inserting intraocular lenses into the eye with a lubricated inner surface, e.g. the lubricant being coated on the inner surface or being injected through a port

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Transplantation (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Abstract

予め設置されたレンズをスムーズに押し出すことができる眼内レンズ挿入用器具を提供する。眼内レンズ挿入用器具1は、眼内レンズ2を設置するレンズ設置部8と前記眼内レンズ2を変形させる移行部22と前記眼内レンズ2を放出するノズル部21とを備えた本体3と、前記レンズ設置部8に設置された眼内レンズ2を押し出すレンズ押出機構4とを備える。前記移行部22と前記ノズル部21のみに親水性コーティングを施した。レンズ設置部8は、前記レンズ2の周縁において前記レンズ2を保持するレンズ保持台12を備えた。前記レンズ保持台12は、上面12aが粗面からなる。

Description

本発明は、白内障手術後の無水晶体眼に対して、眼内レンズを挿入するために使用される眼内レンズ挿入用器具、または、屈折矯正手術において有水晶体眼内レンズを挿入するために使用される眼内レンズ挿入用器具に関し、特に予めインジェクター内にレンズを設置したプリセット型の眼内レンズ挿入用器具に関するものである。
白内障手術においては、超音波乳化吸引(PEA)による混濁した水晶体の除去、および水晶体除去後の眼内への眼内レンズの埋植が広く行われている。眼内レンズにはその光学部がPMMAなどの硬質の材料からなる硬質眼内レンズと、シリコーンエラストマー、軟性アクリルなどの柔らかい材料からなる軟性眼内レンズとがある。硬質眼内レンズを使用する際には光学部の径とほぼ同じ幅の切開創を角膜、あるいは強膜に作製してレンズを挿入しなければならないのに対し、軟性眼内レンズを使用する際には光学部を折り畳むことにより光学部の径より小さな切開創から挿入することができる。手術後の角膜乱視や感染症を低減するためには、小さな切開創からレンズが挿入されることが好ましく、現在では軟性眼内レンズが好まれる傾向にある。また、レンズを眼内に入れるために、細長い筒の中を通してレンズを眼内へ導入する構造を有した専用のインジェクターが使用されることもある。このような眼内レンズ専用のインジェクターを使用することにより、3mmより小さい切開創口からレンズを入れることが可能である。
更に最近では、レンズの取扱時における細菌による汚染や、レンズの取扱時に起りうる操作ミスの可能性を排除するために、レンズが予めインジェクター内にセットされているプリセット型インジェクターが発売されている。このプリセット型インジェクターにおいては、出荷時におけるレンズを固定した状態から使用時におけるレンズの稼働状態に移行するために、光学部に応力をかけない状態で内部に保持する機構と、押し出し機構により押し出し可能な位置に移動させるためのレンズ移動機構を有するものがある(例えば特許文献1および2)。
特開2003−325570号公報 特開2003−325572号公報
しかしながら上記した特許文献1および2においては設置位置から押出可能位置への移動機構が複雑となるため、製造コストが高くなり、また、動作不良を招く可能性も考えられた。これらの問題を解決するため、発明者らは、レンズ設置位置にてレンズをそのまま押し出せる構造を考えた。
ところが、その場合にも眼内レンズがインジェクター内の設置部内面に接触した状態で保管されている場合には、レンズが設置部に密着してしまうという懸念があった。この場合、レンズをレンズ表面に対し平行方向に押し出そうとすると、レンズに過大な応力が生じ、レンズが破損したり、レンズの挙動が不安定になったりする可能性がある。特に、レンズが軟性アクリル材料やシリコン材料で構成されている場合は、レンズ設置部に密着する傾向が著しい。さらに、このような材料で構成されたレンズと、使い捨てのインジェクター材料として一般的に用いられるポリプロピレンやポリエチレン材料との組み合わせにおいては、レンズがレンズ設置部に密着する傾向がより高くなる。
一方、レンズとインジェクター内壁のすべり抵抗を減らすため、インジェクター内壁にコート物質を施すコーティング技術も開示されている(例えば、特表平10−512172号公報)。ところが、この技術をプリセット型インジェクターに適用したところ、レンズをレンズ設置部と接触した状態で保管することにより、コート物質がレンズに付着したり、あるいは、レンズが設置部に強く接着したりすることが分かった。また、コート物質が親水性の場合には、レンズが設置部に強く接着する傾向が顕著であることがわかった。
そこで本発明は上記した問題点に鑑み、予め設置されたレンズをスムーズに押し出すことができる眼内レンズ挿入用器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、眼内レンズを設置するレンズ設置部と前記眼内レンズを変形させる移行部と前記眼内レンズを放出するノズル部とを備えた本体と、前記レンズ設置部に設置された眼内レンズを押し出すレンズ押出機構とを備えた眼内レンズ挿入用器具において、前記移行部と前記ノズル部はコーティングが施され、前記レンズ設置部はコーティングが施されていないものである。
また、請求項2に係る発明は、コーティングを親水性コーティングとしたものである。
また、請求項3に係る発明は、前記レンズが出荷時に予め前記レンズ設置部に設置されているものである。
また、請求項4に係る発明は、記レンズ設置部は、前記レンズの周縁において前記レンズを保持するレンズ保持台を備えたものである。
また、請求項5に係る発明は、前記レンズ保持台は、上面が粗面からなるものである。
また、請求項6に係る発明は、前記レンズ保持台は、高密度ポリエチレン樹脂、高分子量ポリエチレン樹脂、フッ素系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂のいずれか一つで形成したものである。
本発明の請求項1の眼内レンズ挿入用器具によれば、レンズ設置部にはコーティングを施さないので、乾燥状態においても、レンズ設置部に設置されたレンズが滑動し、レンズをスムーズに押し出すことができ、レンズが破損したり、レンズの挙動が不安定になったりするのを防ぐことができる。
また、請求項2の眼内レンズ挿入用器具によれば、潤滑液を注入した後は、移行部を経てノズル部からレンズをスムーズに放出することができる。
また、請求項3の眼内レンズ挿入用器具によれば、予めレンズが設置されているので、操作性を向上することができる。また、レンズがレンズ設置部に長時間接触していた場合でも、レンズ設置部に密着するのを防ぐことができるので、レンズをスムーズに押し出すことができる。
また、請求項4の眼内レンズ挿入用器具によれば、レンズ設置部に設置されたレンズの光学面が傷つくことを防ぐことができるので、より安全にレンズを押し出すことができる。
また、請求項5の眼内レンズ挿入用器具によれば、レンズを密着させないでレンズ設置部に保持することができるので、レンズをよりスムーズに押し出すことができる。
また、請求項6の眼内レンズ挿入用器具によれば、摺動特性が向上し、レンズの動き出しをスムーズにすることができる。
本発明の眼内レンズ挿入用器具の全体構成を示す図であり、(A)正面図、(B)平面図である。 レンズ設置部の構成を示す斜視図である。 レンズ設置部の構成を示す断面図であり、(A)縦断面図、(B)横断面図である。 レンズをレンズ設置部に装填した状態を示す斜視図である。 レンズ設置部の構成を示す斜視図である。 レンズ設置部の構成を示す断面図であり、(A)縦断面図、(B)横断面図である。 レンズ当接部の変形例を示す縦断面図であり、(A)下端を突出させたもの、(B)くさび形としたものを示す図である。 レンズをレンズ設置部に装填した状態を示す斜視図である。
以下図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(実施例1)
図1に示す眼内レンズ挿入用器具1は、変形可能な眼内レンズ2(以下、レンズ2という)を眼内に安全かつ速やかに送り出すために使用されるものであり、主にレンズ2が眼内レンズ挿入用器具1内に予めセットされているプリセット型眼内レンズ挿入用器具1である。具体的には、レンズ2を設置し該レンズ2を眼内へ挿入する本体3と、前記レンズ2を押し出すレンズ押出機構4とを備える。尚、本実施例で示す前記レンズ2は光学部2aとループ部2bとからなるレンズを使用している。
前記本体3は筒状の基端部材5と、前記基端部材5に対し先細の先端部材6とからなる。この基端部材5と先端部材6とは、係合部7において着脱自在に一体化されている。また、本体3の材質は種々のものを用いることができ、例えばステンレス鋼、チタン等の金属だけでなく、合成樹脂なども用いることができる。
基端部材5は、一端に設けられたレンズ設置部8と、筒状の側壁に形成された長手方向に延びるスリット9とを備える。また、基端部材5の外周には、後述するグリップ部が係合する係合突起10が設けられている。スリット9は、基端部材5の一端の端部から略中央まで形成されている。
また、レンズ設置部8は、図2に示すように、レンズ2を密着させないで保持し得るように構成されている。レンズ2を密着させないで保持することにより、レンズ押出機構4が押し出したときに、レンズ設置部8に設置されたレンズ2がスムーズに動き出せるようになされている。このレンズ設置部8には、親水性コーティングが施されていない。したがって、乾燥状態においても、レンズ2がレンズ設置部8に張り付かず、滑動することができる。
レンズ設置部8は、基端部材5の一端に突設された設置部本体13と、前記設置部本体13の上面に形成されたレンズ保持台12と、前記レンズ保持台12よりさらに外側に設けられた側壁14とを備える。設置部本体13は、レンズ進行軸Aに対し平行かつ平滑な表面を有する板部材からなり、装填されたレンズ2を安定的に保持するように構成されている。
レンズ保持台12は、レンズ2をレンズ設置部8に張り付かせずに保持し得るように形成されている。これにより、レンズ2は、スムーズに動き出すことができる。このレンズ保持台12は、レンズ2との接触面積を小さくし得るように構成されている。
このレンズ保持台12は、設置部本体から上方へ突設された台からなり、レンズ進行軸方向両側部に一対設けられている。レンズ保持台12の上面12aは粗面からなる。
上面12aは、算術平均粗さ(Ra値)が0.5(μm)〜50(μm)の範囲となるように形成される。このように上面12aを粗面としたことにより、レンズ2の光学部とレンズ保持台12の上面12aとの接触面積を少なくして、張り付きを抑制し、より安全かつ滑らかにレンズ2を動かすことができる。
また、レンズ保持台12は、光学部2aの周縁を保持し得るように構成されている。これにより、光学部2aの光学面が傷つくことを防ぐことができる。このレンズ保持台12は、設置部本体13の両側部に設けられている。また、このようにレンズ保持台12を設けることにより、設置部本体13の中央には、レンズ押出機構4が通る通路15が形成される。通路15は、レンズ進行軸Aに平行に延びる溝で構成される。
また、レンズ保持台12は、ポリプロピレン、ポリエチレンや塩化ビニルなどの一般的な成形樹脂や他の摺動性樹脂で構成するのがより好ましい。レンズ保持台12を摺動性樹脂で構成することにより、レンズ2とレンズ設置部8との間に生じる摩擦力が低減し、レンズ2がスムーズに動き出せる。
摺動性樹脂は、高密度ポリエチレン樹脂、高分子量ポリエチレン樹脂、フッ素系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂のいずれか一つ高密度ポリエチレン樹脂、高分子量ポリエチレン樹脂、フッ素系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂のいずれか一つから選択される。レンズ保持台12は、上記のような材質によって構成することにより、摺動特性が向上し、レンズ2の動き出しをスムーズにすることができる。また、剛性を有し、寸法安定性を備えるので、生産性を向上することができる。
側壁14は、装填されたレンズ2の中心をレンズ進行軸Aに合わせ得るように構成されている。また、この側壁14が設けられていることにより、レンズ2をレンズ設置部8に装填する際、レンズ2が側方へ脱落することを防ぐことができるので、容易に組立を行なえる。この側壁14は、設置部本体13の両側端から上方に突設され、長手方向に延びる板部材で構成される。
先端部材6は、前記レンズ設置部8に設置されたレンズ2を眼内へ挿入するノズル部21と、前記ノズル部21と前記基端部材5とを接続する移行部22とからなり、親水性コーティングが内面に施されている。
移行部22は、先端に向かって先細となるすり鉢形状を有し、その先端でノズル部21に接続している。また、移行部22には、レンズ2を固定する固定ピン23が挿脱自在に設けられている。先端部材6には、レンズ2の進行方向前方に予め挿通孔23aが穿設されている。この挿通孔23aに固定ピン23が挿入され、レンズ2がレンズ進行軸A方向に移動するのを防ぐことができる構成となっている。
ノズル部21は、その外径が切開創口へ挿入可能な大きさに形成される。レンズ2はレンズ押出機構4によって押し出されて前記移行部22を通過する際に、折り畳まれる。また、先端部材6には後述するスライダーを所定位置で停止させるストッパ24が設けられている。このストッパ24は、後述するスライダーの操作部に係止する突起からなる。
前記レンズ押出機構4は、図1に示すように、レンズ2を挿入する初期動作を行うスライダー25と、レンズ2を眼内に挿入するプランジャー26とからなる。
プランジャー26は、前記スライダー25で折り畳まれたレンズ2を眼内へ挿入するもので、レンズ2を押し出す押出杆27と、前記押出杆27の基端に設けられたグリップ部28とにより構成される。前記押出杆27はグリップ部28に穿設された穴29に遊嵌され、穴29の底でグリップ部28に軸支されている。この穴29には雌ネジ29aが形成されている。グリップ部28に形成された雌ネジ29aは、前記係合突起10に螺合するように構成されている。係合突起10は、前記雌ネジ29aに螺合する雄ネジの一部の形状で構成されている。このように、係合突起10が雄ネジの一部で構成されていることにより、前記スリット9などに係合突起10が干渉するのを防ぐことができるとともに、確実に雌ネジ29aが螺合してグリップ部を押込むことができる。これによりグリップ部28が押出杆27をレンズ進行軸A方向に押し出す構成となっている。また、グリップ部28は、プランジャー26を押し出し易い形状に形成される。
スライダー25は、図3に示すように、レンズ2に局所的な負荷をかけずにレンズ設置部8に設置されたレンズ2を本体3の先端側へ押し出すと共に、所定方向に折り畳むことができるように構成されている。このスライダー25は、本体3に設けられたスリット9に係合し、スライダー25をレンズ進行軸Aに沿って支持するスライダー本体30と、前記プランジャー26より大きな面積でレンズ2に当接するレンズ当接部31と、前記プランジャー26をレンズ進行軸Aに沿って支持する挿通部であるガイド溝32と、レンズ2のループ部2bを係止するループガイド34とを有する。
前記レンズ当接部31は、レンズ2の外径と略同径の曲率半径を有する円弧の一部により構成され、レンズ2と面接触することによりレンズ2に局部的なストレスを与えることなく、円滑に初期動作を行なうことができる構成となっている。
前記ガイド溝32は、前記プランジャー26がガイド溝32に摺動可能、かつ前記レンズ当接部31よりプランジャー26先端が突出可能に形成される。このガイド溝32はスライダー25の一面の長さ方向の略中央であって、全長にわたって形成され、レンズ進行軸Aに平行な溝で構成される。このガイド溝32の断面は、前記プランジャー26の外形と略同形状に形成される。ガイド溝32の基端には、扇状の導入路21aが形成されている。これにより、押出杆27は、前記スライダー25に形成されたガイド溝32に挿通され、ガイド溝32内をスライダー25の長手方向に摺動する。尚、ガイド溝32はレンズ進行軸Aに平行に貫通する穴であってもよい。
前記スライダー本体30は、前記スリット9に係合することにより、スライダー25を本体3の略中央に保持し、かつ、スライダー25をレンズ進行軸Aに沿って移動可能とする。したがって、プランジャー26は、本体3の中央に保持され、ガイド溝32によりレンズ進行軸Aに沿って移動が可能となる。スライダー25は前記操作部33により、容易に移動することができる。
前記ループガイド34は、前記ガイド溝32が形成されていないスライダー25の他面に形成されており、レンズ2のループ部2bを係止することにより、レンズ2を固定する。このループガイド34は、湾曲したループ部2bに相似して形成された溝でなり、ループ部2bに物理的な負荷を与えないように、スライダー25の先端側に湾曲状に形成されている。
また、図4に示すように、スライダー25は、スライダー25の押出及び戻し操作を行なう操作部33を備えている。操作部33は、レンズ進行軸Aに対し左右一対として設けられ、前記スライダー本体30の端部に連設され前記基端部材5から外側に突出するように形成されている。この操作部33は、前記本体3の先端に向かって外側へ膨出形成されている。また、操作部33の表面には、図示しないが、レンズ進行軸Aに対し略直角方向に複数の縦溝を形成してもよいし、あるいは、移動方向を示す矢印を設けてもよい。
このように、本体3は、レンズ2が設置されるレンズ設置部8と前記レンズ2が変形しながら移行する移行部22と前記レンズ2が放出されるノズル部21とを備える。
次に、このように構成された眼内レンズ挿入用器具1の組み立て手順について説明する。先ず、基端部材5にスライダー25を組み付ける。基端部材5にスライダー25を組み付けるには、基端部材5の一端の端部からスリット9にスライダー本体30を係合し、スリット9の基端までスライダー25を押込む。次いで、基端部材5の他端からプランジャー26を挿入する。このとき、プランジャー26先端は基端部材5に設置されたスライダー25の先端から突出しない位置に合わせる。次いで、図3に示すように、レンズ2のループ部2bをスライダー25に形成されたループガイド34に係止し、レンズ2をレンズ設置部8に装填する。このときレンズ2は、図3(A)に示すようにレンズ保持台12に載置されることにより、レンズ設置部に密着しない状態で保持される。したがって、レンズ2はレンズ設置部に張り付かずに保持される。また、レンズ設置部8には、側壁14を設けたから、レンズ2の中心をレンズ進行軸Aに容易に一致させることができる。次いで、図4に示すように、先端部材6と基端部材5とを係合部7において一体化する。さらに、挿通孔に固定ピンを挿入し、レンズを固定する。このようにしてレンズ2に負荷をかけることなく、確実に眼内レンズ挿入用器具1を組み立てることができる。
次に、上記構成の作用について説明する。尚、レンズ2はレンズ設置部8に装填された状態で一定時間が経過しているものとする。先ず、固定ピンを抜いて、レンズが前方へ移動できるようにする。操作部33を把持しスライダー25を前方へ押し出す。スライダー25が前方へ押し出されると、レンズ当接部31がレンズ2に当接する。レンズ当接部31がレンズ2に当接した状態で、尚スライダー25を前方へ押し出すと、レンズ2がレンズ設置部に張り付かずに保持されているので、レンズ2がレンズ設置部8からスムーズに動き出すことができる。そしてストッパ24に当接するまでスライダー25を押し出すことにより、レンズ2を移行部22へ押し出すことができる。
スライダー25がストッパ24に当接し、停止したら、プランジャー26を押し出す(図4(C))。プランジャー26を押し出すには、まず、グリップ部28を押し出し、係合突起10に雌ネジ29aを螺合する。次いで、グリップ部28を回動する。グリップ部28を回動すると、グリップ部28が基端部材5の他端からレンズ進行軸A方向に移動する。グリップ部28が基端部材5の他端からレンズ進行軸A方向に移動すると、グリップ部28に押されて押出杆27がレンズ進行軸A方向に移動し、プランジャー26が押し出される。このようにして、レンズ2はプランジャー26により押され細いノズル部21を通ることによって折り畳まれる。このようにレンズ2が折り畳まれた状態でさらにプランジャー26を押し出すことによって、レンズ2が眼内へ挿入される。
上記のように本実施例によれば、眼内レンズ挿入用器具1は、前記移行部22と前記ノズル部21のみにコーティングを施し、レンズ設置部8には親水性コーティングを施さないので、乾燥状態においても、レンズ設置部8に設置されたレンズ2が滑動できる。したがって、レンズ2をスムーズに押し出すことができ、レンズ2が破損したり、レンズ2の挙動が不安定になったりするのを防ぐことができる。
また、コーティングが親水性コーティングであるから、潤滑液を先端部材6に注入した後は、移行部22を経てノズル部21からレンズ2をスムーズに放出することができる。
また、レンズ2が出荷時に予め前記レンズ設置部8に設置されているから、操作性を向上することができる。また、レンズ2がレンズ設置部8に長時間接触していた場合でも、レンズ設置部8に密着するのを防ぐことができるので、レンズ2をスムーズに押し出すことができる。
また、レンズ設置部8は、前記レンズ2の周縁において前記レンズ2を保持するレンズ保持台12を備えたから、レンズ設置部8に設置されたレンズ2の光学面が傷つくことを防ぐことができるので、より安全にレンズ2を押し出すことができる。
また、前記レンズ保持台12は、上面12aが粗面からなるから、レンズ2を密着させないでレンズ設置部8に保持することができるので、レンズ2をよりスムーズに押し出すことができる。
また、前記レンズ保持台12は、高密度ポリエチレン樹脂、高分子量ポリエチレン樹脂、フッ素系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂のいずれか一つで形成したから、摺動特性が向上し、レンズ2の動き出しをスムーズにすることができる。
また、レンズ設置部8は、側壁14を設けたことにより、レンズ設置部8の中央にレンズ2を容易に装填することができるので、眼内レンズ挿入用器具1を組み立てたときにレンズ2の軸心とレンズ進行軸Aとが一致し、よりスムーズにレンズ2を押し出すことができる。
また、先端部材6に固定ピン23を挿脱自在に設けたから、固定ピン23がレンズ2を固定するので、保管状態において不意にレンズ2が前方へ移動するのを防ぐことができ、安全性を向上することができる。
(実施例2)
次に本発明の第2実施例について説明する。尚、上記実施例と同様の構成については同様の符号を付し、簡単のため説明を省略する。
本実施例に係る眼内レンズ挿入用器具1は、図5に示すように、レンズ押出機構4と、
基端部材5と、先端部材6とを備える。また、眼内レンズ挿入用器具1は、解除手段40を備えることにより、レンズ設置部8において、装填されたレンズ2をレンズ押出機構4が押し出したときに、レンズ設置部8に密着したレンズ2を離脱させ、レンズ2がスムーズに動き出せるようになされている。
解除手段40は、レンズ設置部8に前傾姿勢で保持された前記レンズ2を前方へ押し出すことにより、レンズ設置部8からレンズ2を離脱させるものである。この解除手段40は、前記レンズ押出機構4と、前記レンズ設置部8に設置されたレンズ2を前傾姿勢で保持する姿勢保持台41とからなる。
姿勢保持台41は、レンズ2を前傾させた状態で保持するように構成されている。この姿勢保持台41は、その上部にレンズ設置部8の先端に向かって下方に傾斜した傾斜面41aを有し、中央には、レンズ押出機構4が通る通路15が形成されている。
前記レンズ押出機構4は、図6に示すように、レンズ2を挿入する初期動作を行うスライダー25と、レンズ2を眼内に挿入するプランジャー26とからなる。
スライダー25は、スライダー25をレンズ進行軸Aに沿って支持するスライダー本体30と、前記プランジャー26より大きな面積でレンズ2に当接するレンズ当接部42と、前記プランジャー26をレンズ進行軸Aに沿って支持する挿通部であるガイド溝32と、レンズ2のループ部2bを係止するループガイド34とを有する。
レンズ当接部42には、すくい上げ面43が設けられている。すくい上げ面43は、レンズ設置部8に設置されたレンズ2の後端をすくい上げ得るようになされている。このすくい上げ面43は、前方にいくにしたがって下方に傾斜した形状を有する。すくい上げ面43が傾斜した形状を備えることによりレンズ2を除々にすくい上げることができるので、より確実にレンズ2を離脱させることができる。
また、すくい上げ面43は、図7(A)に示すように、レンズ当接部42の下端から前方に突出して形成してもよい。このようにすくい上げ面43の先端が突出していることにより、すくい上げ面43の先端をレンズ2とレンズ設置部8との間に差し込むことができるので、レンズ2の中心部付近まで空気を入り込ませることができ、レンズ2をレンズ設置部8から容易に離脱させることができる。
また、すくい上げ面43は、図7(B)に示すように、くさび形に形成してもよい。このようにくさび形に形成した、すくい上げ面43をレンズ2とレンズ設置部8との間に差し込むことにより、レンズ2の後端を上方に押上げることができるので、レンズ2をレンズ設置部8からより容易に離脱させることができる。
次に、上記構成の作用について説明する。尚、レンズ2はレンズ設置部8に装填された状態で一定時間が経過しており、レンズ2がレンズ設置部8に密着している。先ず、図8に示すように、操作部33を把持しスライダー25を前方へ押し出す。スライダー25が前方へ押し出されると、レンズ当接部42がレンズ2に当接する。レンズ当接部42がレンズ2に当接した状態で、さらにスライダー25を前方へ押し出すと、レンズ2が前傾した状態で保持されているので、レンズ2の後方が浮き上がる。レンズ2の後方が浮き上がると、レンズ2とレンズ設置部8との間に空気が入り込み、レンズ設置部8に密着したレンズ2がレンズ設置部8から離脱する。そして図示しないストッパに当接するまでスライダー25を押し出すことにより、レンズ2を移行部22へ押し出すことができる。
上記のように本実施例によれば、眼内レンズ挿入用器具1は、前記レンズ押出機構4により押されたレンズ2をレンズ設置部8から離脱させる解除手段40を備えたから、レンズ設置部8に密着したレンズ2を、レンズ押出機構4で押し出すときにレンズ設置部8から離脱させることができる。したがって、レンズ2をスムーズに押し出すことができ、レンズ2が破損したり、レンズ2の挙動が不安定になったりするのを防ぐことができる。
また、前記解除手段40は、レンズ進行軸A方向にレンズ2を前傾させて保持する姿勢保持台41を備えるから、レンズ押出機構4がレンズ2を押し出すときに、レンズ2の後端が浮き上がり、レンズ2とレンズ設置部8の間に空気が入り込むことによって、レンズ2をレンズ設置部8から離脱させ、レンズ2をスムーズに押し出すことができる。
また、前記姿勢保持台41は、前記レンズ押出機構4が通る通路15を備えたから、レンズ押出機構4がレンズ2を押し出す際、姿勢保持台41がレンズ押出機構4の移動の妨げとならないので、レンズ2をよりスムーズに押し出すことができる。
また、前記レンズ押出機構4が、レンズ2をすくい上げるすくい上げ面43を備えたから、レンズ2を押し出す際、すくい上げ面43がレンズ2の後端をすくい上げることによって、レンズ2とレンズ設置部8との間に空気が入り込み、レンズ2をレンズ設置部8から離脱させ、レンズ2をよりスムーズに押し出すことができる。
また、前記姿勢保持台41は、レンズ2の両側を支持するように構成したから、長期間レンズ2を保持した場合でも、光学部2aの変形を防ぐことができる。
本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、レンズ保持台の上面は、レンズとの接触面積を減らすため粗面としたが、本発明はこれに限らず、レンズ進行軸方向に延びる凹溝を複数設けることとしてもよい。また、上記実施例を適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。例えば、レンズ設置部にはコーティングを施さず、かつ、レンズ設置部に設置されたレンズを前傾姿勢で保持する姿勢保持台を備えることで、よりスムーズにレンズを押し出すことができる。

Claims (6)

  1. 眼内レンズを設置するレンズ設置部と前記眼内レンズを変形させる移行部と前記眼内レンズを放出するノズル部とを備えた本体と、
    前記レンズ設置部に設置された眼内レンズを押し出すレンズ押出機構と
    を備えた眼内レンズ挿入用器具において、
    前記移行部と前記ノズル部はコーティングが施され、前記レンズ設置部はコーティングが施されていないことを特徴とする眼内レンズ挿入用器具。
  2. 前記コーティングが親水性コーティングであることを特徴とする請求項1記載の眼内レンズ挿入用器具。
  3. 前記レンズが出荷時に予め前記レンズ設置部に設置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の眼内レンズ挿入用器具。
  4. 前記レンズ設置部は、前記レンズの周縁において前記レンズを保持するレンズ保持台を備えたことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の眼内レンズ挿入用器具。
  5. 前記レンズ保持台は、上面が粗面からなることを特徴とする請求項4記載の眼内レンズ挿入用器具。
  6. 前記レンズ保持台は、高密度ポリエチレン樹脂、高分子量ポリエチレン樹脂、フッ素系樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂のいずれか一つで形成したことを特徴とする請求項4記載の眼内レンズ挿入用器具。
JP2007553908A 2006-01-13 2007-01-10 眼内レンズ挿入用器具 Pending JPWO2007080869A1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006006538 2006-01-13
JP2006006538 2006-01-13
PCT/JP2007/050124 WO2007080869A1 (ja) 2006-01-13 2007-01-10 眼内レンズ挿入用器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2007080869A1 true JPWO2007080869A1 (ja) 2009-06-11

Family

ID=38256274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007553908A Pending JPWO2007080869A1 (ja) 2006-01-13 2007-01-10 眼内レンズ挿入用器具

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20100286704A1 (ja)
EP (1) EP1972306A4 (ja)
JP (1) JPWO2007080869A1 (ja)
WO (1) WO2007080869A1 (ja)

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1832247B1 (en) 2004-12-27 2015-06-24 Hoya Corporation Intraocular lens implanting device
WO2006080191A1 (ja) 2005-01-26 2006-08-03 Hoya Corporation 眼内レンズ挿入用器具
JP4836046B2 (ja) 2005-02-24 2011-12-14 Hoya株式会社 眼内レンズ挿入器具
JP4922174B2 (ja) 2005-09-28 2012-04-25 Hoya株式会社 眼内レンズ挿入用器具
JP4877643B2 (ja) 2005-12-08 2012-02-15 Hoya株式会社 眼内レンズ挿入用器具
US8066769B2 (en) * 2007-01-29 2011-11-29 Werblin Research & Development Corp. Intraocular lens system
WO2008149794A1 (ja) 2007-05-30 2008-12-11 Hoya Corporation 眼内レンズ挿入器具
EP2161005B1 (en) 2007-05-30 2016-12-28 Hoya Corporation Intraocular lens inserting tool
JP5086713B2 (ja) 2007-07-11 2012-11-28 Hoya株式会社 眼内レンズ挿入器具
JP5254669B2 (ja) 2008-06-05 2013-08-07 Hoya株式会社 眼内レンズ挿入器具及びカートリッジ
JP5470753B2 (ja) 2008-06-17 2014-04-16 Hoya株式会社 眼内レンズ挿入器具
JP5323420B2 (ja) 2008-08-21 2013-10-23 Hoya株式会社 眼内レンズ挿入器具
JP5416379B2 (ja) 2008-09-04 2014-02-12 Hoya株式会社 眼内レンズ挿入器具
JP5301943B2 (ja) * 2008-10-17 2013-09-25 株式会社ニデック 眼内レンズ挿入器具
SG172876A1 (en) 2009-01-07 2011-08-29 Hoya Corp Intraocular lens insertion device
JP5501658B2 (ja) * 2009-05-29 2014-05-28 株式会社ニデック 眼内レンズ挿入器具
GB2472871A (en) * 2009-08-18 2011-02-23 Carl Zeiss Meditec Sas Cassette for intraocular lens
GB2472872B (en) 2009-08-18 2014-12-31 Carl Zeiss Meditec Sas Holding device for an intraocular lens, packaging and transport means for an intraocular lens and injector device for an intraocular lens.
US8696682B2 (en) 2010-04-02 2014-04-15 Abbott Medical Optics Inc. Intraocular lens insertion devices
EP2555708B1 (en) 2010-04-08 2015-03-18 Hoya Corporation Ocular implant insertion apparatus
JP5511530B2 (ja) 2010-06-10 2014-06-04 Hoya株式会社 眼内レンズ挿入装置
JP5860880B2 (ja) * 2010-08-24 2016-02-16 アボット・メディカル・オプティクス・インコーポレイテッドAbbott Medical Optics Inc. 挿入装置用保護キャップおよび他の挿入装置装備品
JP5861284B2 (ja) * 2011-06-30 2016-02-16 株式会社ニデック 眼内レンズ挿入器具
JP6027536B2 (ja) * 2011-09-15 2016-11-16 興和株式会社 眼内レンズの挿入器具
WO2013038689A1 (ja) * 2011-09-15 2013-03-21 株式会社メニコン 眼内レンズの挿入器具
CA2875168C (en) 2012-06-04 2020-09-01 Alcon Pharmaceuticals, Ltd. Intraocular lens inserter
CA3078098C (en) 2012-06-12 2022-03-15 Alcon Inc. Intraocular gas injector
EP2913029A4 (en) * 2012-10-26 2016-06-15 Santen Pharmaceutical Co Ltd INJECTOR FOR INTRAOCULAR LENSES
JP6258865B2 (ja) * 2012-11-29 2018-01-10 興和株式会社 眼内レンズの挿入器具
JP5545606B2 (ja) * 2013-04-18 2014-07-09 Hoya株式会社 眼内レンズ挿入器具及びカートリッジ
US20150114855A1 (en) * 2013-10-24 2015-04-30 Aaren Scientific Inc. Hydrophilic iol packaging system
JP6276619B2 (ja) * 2014-03-19 2018-02-07 Hoya株式会社 眼内レンズ挿入器および眼内レンズ挿入装置
CN106456372B (zh) 2014-04-04 2020-01-21 爱尔康制药有限公司 人工晶状体插入器
US10588780B2 (en) 2015-03-04 2020-03-17 Alcon Inc. Intraocular lens injector
US10849738B2 (en) 2015-09-16 2020-12-01 Hoya Corporation Intraocular lens injector
JP6646987B2 (ja) 2015-09-16 2020-02-14 Hoya株式会社 眼内レンズ挿入器具
US10172706B2 (en) 2015-10-31 2019-01-08 Novartis Ag Intraocular lens inserter
AU2017288642B2 (en) 2016-06-28 2022-05-19 Hoya Corporation Intraocular lens insertion tool
US11000367B2 (en) 2017-01-13 2021-05-11 Alcon Inc. Intraocular lens injector
US10568735B2 (en) 2017-01-13 2020-02-25 Alcon Inc. Intraocular lens injector
US10426602B2 (en) * 2017-10-05 2019-10-01 Ast Products, Inc. Intraocular lens (IOL) injector and method of use thereof
EP3731779A1 (en) 2017-12-28 2020-11-04 Medicontur Medical Engineering Ltd. Injector system for intraocular lenses
WO2019130029A1 (en) 2017-12-28 2019-07-04 Medicontour Medical Engineering Ltd. Lens case for intraocular lenses with haptics
JP7162445B2 (ja) 2018-05-25 2022-10-28 Hoya株式会社 眼内レンズ挿入器
US11224537B2 (en) 2018-10-19 2022-01-18 Alcon Inc. Intraocular gas injector

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004105649A1 (ja) * 2003-06-02 2004-12-09 Hoya Healthcare Corporation 眼内レンズ挿入用インジェクターカートリッジおよび眼内レンズ挿入装置
WO2005112847A2 (en) * 2004-05-13 2005-12-01 Biocoat Incorporated Tol insertion device with lubricious coating

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5807400A (en) * 1992-09-30 1998-09-15 Staar Surgical Company, Inc. Deformable intraocular lens insertion system
WO1996003924A1 (en) 1994-08-05 1996-02-15 Chiron Vision Corporation Device for inserting a flexible intraocular lens
US5803925A (en) * 1995-01-17 1998-09-08 Allergan IOL insertion apparatus with covalently bonded lubricant
SE9904338D0 (sv) * 1999-11-30 1999-11-30 Pharmacia & Upjohn Ab Intraocular lens implanter
JP2003325570A (ja) 2002-05-08 2003-11-18 Canon Star Kk 眼内挿入用レンズの挿入システム
JP2003325572A (ja) 2002-05-08 2003-11-18 Canon Star Kk 眼内挿入用レンズの挿入システム
JP4068479B2 (ja) * 2003-02-28 2008-03-26 株式会社ニデック 眼内レンズ挿入器具
US20040267359A1 (en) * 2003-06-27 2004-12-30 Harish Makker IOL insertion apparatus and methods for making and using same
US7422604B2 (en) * 2003-08-28 2008-09-09 Bausch & Lomb Incorporated Preloaded IOL injector
US20070050023A1 (en) * 2005-08-29 2007-03-01 Bausch & Lomb Incorporated Preloaded injector for intraocular lenses and methods of making and using
JP4877643B2 (ja) * 2005-12-08 2012-02-15 Hoya株式会社 眼内レンズ挿入用器具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004105649A1 (ja) * 2003-06-02 2004-12-09 Hoya Healthcare Corporation 眼内レンズ挿入用インジェクターカートリッジおよび眼内レンズ挿入装置
WO2005112847A2 (en) * 2004-05-13 2005-12-01 Biocoat Incorporated Tol insertion device with lubricious coating

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007080869A1 (ja) 2007-07-19
EP1972306A4 (en) 2012-11-28
EP1972306A1 (en) 2008-09-24
US20100286704A1 (en) 2010-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2007080869A1 (ja) 眼内レンズ挿入用器具
JP4877643B2 (ja) 眼内レンズ挿入用器具
US10517717B2 (en) Intraocular lens insertion device and cartridge
JP5086713B2 (ja) 眼内レンズ挿入器具
JP5236637B2 (ja) 眼内レンズ挿入器具及び眼内レンズ挿入装置
JP4766442B2 (ja) 眼内レンズ挿入用器具
JP5246316B2 (ja) 眼内レンズ挿入用器具
JP4873366B2 (ja) 眼内レンズ挿入用器具
JP4707016B2 (ja) 眼内レンズ挿入装置及びそのカートリッジ
AU714145B2 (en) Disposable intraocular lens insertion system
WO2006080191A1 (ja) 眼内レンズ挿入用器具
JP2010533531A (ja) 眼内レンズを眼球内に挿入する装置
JP5255041B2 (ja) 眼内レンズ挿入用器具
JP6027536B2 (ja) 眼内レンズの挿入器具
JP2006006817A (ja) 眼内挿入用レンズの挿入器具
JP5507282B2 (ja) 眼内レンズ挿入器具
JP7021477B2 (ja) 眼内レンズ挿入器具
JP2008237274A (ja) 眼内レンズ挿入器具
JP2022150383A (ja) 眼内レンズ挿入器具
JP2004344478A (ja) 眼内挿入用レンズの挿入システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120416

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120530

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120820