JP5545606B2 - 眼内レンズ挿入器具及びカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は眼内レンズ挿入器具及びカートリッジに関し、白内障手術後の無水晶体眼に対して眼内レンズを移植する際に用いられる眼内レンズ挿入器具に適用して好適なものである。
白内障手術においては、超音波乳化吸引(PEA)による混濁した水晶体の除去、及び水晶体除去後の眼内レンズの埋植が広く行われている。眼内レンズにはその光学部がPMMAなどの硬質の材料からなる硬質眼内レンズと、シリコーンエラストマー、軟性アクリル、ハイドロゲルなどの柔らかい材料からなる軟性眼内レンズとがある。
硬質眼内レンズを使用する際には光学部の径とほぼ同じ幅の切開創を角膜、あるいは強膜に作成してレンズを挿入しなければならないのに対し、軟性眼内レンズを使用する際には光学部を折り畳むことにより光学部の径より小さな切開創から挿入することができる。
図12はこのような軟性の眼内レンズを示し、図12(A)は正面図、図12(B)は側面図である。実際上、このような眼内レンズ100は、扁平円状に形成され、眼球内において水晶体として機能する光学部101と、線状に形成された2本の支持部102,102とから構成されている。2本の支持部102,102は、光学部101の円周上の2箇所の対称部位に設けられており、光学部101の外周の曲率よりやや大きい曲率で光学部101の外周から次第に離間しながら円弧状に延びている。
そして、このような軟性の眼内レンズ100は、WO2006/090531国際公開パンフレットや、特開2004−351196号公報に示すような眼内レンズ挿入器具によって光学部101が二重に折り曲げられて、小さな切開創から眼内に挿入され得るようになされている。
WO2006/090531国際公開パンフレット 特開2004−351196号公報
しかしながら、このような眼内レンズ挿入器具では、図13に示すように、眼球E内の水晶体嚢Cへ眼内レンズ100の挿入させる際、先ず始めに排出口104から眼内レンズ100の支持部102の先端が放出されることから、この支持部102先端が遊動し易く、支持部102先端を安定させて、眼内レンズ100を眼内へ挿入させるには熟練を要するという問題があった。
そこで、本発明は上記した問題点に鑑み、眼内レンズを従来よりも安定させて容易に眼内に挿入できる眼内レンズ挿入器具及びカートリッジを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、一又は二以上の支持部を光学部の外縁に有する眼内レンズが内部に設置される挿入筒部を備え、前記眼内レンズをプランジャーにより押し出し、前記眼内レンズを前記挿入筒部のノズル部から外部へ放出する眼内レンズ挿入器具において、前記挿入筒部では、レンズ進行方向側に配置された前記支持部が、レンズ進行方向に直交する方向に向かって前記挿入筒部を貫通するように穿設された突起挿入孔に挿入された突起部に押し当てられて後方向へ曲げられることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、前記突起部は、前記挿入筒部に着脱自在に設けられていることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、前記眼内レンズが予めセットされたプリセット型であることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、一又は二以上の支持部を光学部の外縁に有する眼内レンズを押し出すプランジャーを備えた挿入器具本体に取り付けられるカートリッジにおいて、前記眼内レンズがレンズ挿入口部から設置されるレンズ設置部と、前記レンズ設置部と連通し、前記眼内レンズを外部へ放出するノズル部とを備え、前記レンズ設置部では、レンズ進行方向側に配置された前記支持部が、レンズ進行方向に直交する方向に向かって前記カートリッジを貫通するように穿設された突起挿入孔に挿入された突起部に押し当てられて後方向へ曲げられることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の眼内レンズ挿入器具及び請求項4のカートリッジによれば、レンズ進行方向側に配置された眼内レンズの支持部を、突起部によって後方向へ曲げるようにしたことにより、眼内レンズをノズル部から放出する際に、支持部を折り曲げて遊動し難くさせて放出させることができ、かくして眼内レンズを従来よりも安定させて容易に眼内に挿入できる。
また、請求項2に記載の眼内レンズ挿入器具によれば、眼内レンズを眼内に挿入する際に、突起部が妨げとなることを防止できる。
また、請求項3に記載の眼内レンズ挿入器具によれば、眼内レンズが予めセットされたプリセット型において、眼内レンズをノズル部から放出する際に、支持部を折り曲げて遊動し難くさせて放出させることができ、かくして眼内レンズを従来よりも安定させて容易に眼内に挿入できる。
本発明の第1の実施の形態による眼内レンズ挿入器具の全体構成を示す概略図である。 カートリッジの正面図及び側面図を示す概略図である。 カートリッジとケースの全体構成を示す斜視図である。 ケースにカートリッジを装着させたときの様子を示す概略図である。 ケースの正面図、側面図及び後面図を示す概略図である。 ケースに装着したカートリッジに眼内レンズを設置する際の説明に供する横断面図である。 第2の実施の形態におけるカートリッジに眼内レンズを設置する際の説明に供する横断面図である。 第3の実施の形態によるケース付眼内レンズ挿入器具の全体構成を示す斜視図である。 第3の実施の形態による眼内レンズ挿入器具の構成を示す斜視図である。 ケースとカバー体の構成を示す斜視図である。 第3の実施の形態におけるケースに眼内レンズ挿入器具を装着させたときの様子を示す斜視図である。 眼内レンズの正面図及び側面図を示す概略図である。 眼内レンズ挿入器具を用いて眼内レンズを眼内に挿入するときの様子を示す概略図である。
以下図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施の形態)
(1)眼内レンズ挿入器具の基本構成
図1において、1は全体として眼内レンズ挿入器具を示し、この眼内レンズ挿入器具1は、カートリッジ2と、プランジャー4を備えた挿入器具本体3とから構成され、カートリッジ2が挿入器具本体3の取付部3aに取り付けられている。また、眼内レンズ挿入器具1は、カートリッジ2に眼内レンズ100が設置されており、レンズ進行方向x(矢印x方向であり、レンズ進行軸Aの前方向)に向けて当該眼内レンズ100をプランジャー4で押し出し、眼内レンズ100をカートリッジ2の先端から眼内へ放出し得るように構成されている。
(2)カートリッジの構成
次に、上述したように挿入器具本体3に取り付けられるカートリッジ2について以下説明する。図2(A)に示すように、挿入筒部としてのカートリッジ2は、レンズ進行軸Aに沿って順に、レンズ挿入口部10、レンズ設置部11、移行部12及びノズル部13からなるカートリッジ本体14と、レンズ進行方向xと直交した側面方向yに沿うように当該カートリッジ本体14の両側面から延出した翼部15,15とから構成されている。
レンズ挿入口部10には、レンズ進行方向xに向けて切り欠いて形成した挿入溝16が上面及び下面に設けられている。また、レンズ挿入口部10のレンズ進行軸Aの前方には、レンズ設置部11が設けられており、このレンズ設置部11のレンズ進行軸Aの前方には、移行部12が設けられている。移行部12の内壁は、先端に向かって先細となるすり鉢形状に形成され、その先端がノズル部13に連通している。
これにより、カートリッジ本体14は、レンズ挿入口部10からレンズ設置部11に設置された眼内レンズ100が、レンズ進行方向xにプランジャー4で押されることにより、レンズ設置部11から移行部12、移行部12からノズル部13へと順に移動可能に形成されている。また、カートリッジ本体14は、プランジャー4で押された眼内レンズ100をノズル部13の排出口13aから眼内へ放出し得るように形成されている。なお、ノズル部13は、その外径が切開創口(図示しない)へ挿入可能な形状に形成されている。
かかる基本構成に加えて、本発明によるカードリッジ2には、図2(A)及び(B)に示すように、レンズ進行方向x及び側面方向yに直交する上下方向zに向ってレンズ設置部11付近の厚みを貫通するように突起挿入孔20が穿設されている。この実施の形態の場合、突起挿入孔20は、図2(A)に示すように、レンズ進行軸Aに対して一方側(この場合、下方側)に偏って配置されており、眼内レンズ100が移動する移動空間の一部分にのみ、この孔領域が交差するように形成されている。
また、このカートリッジ2は、図3及び図4に示すように、突起部21が立設したケース22に着脱可能に形成されており、当該ケース22に装着されることにより突起部21が突起挿入孔20に挿入され得るようになされている。カートリッジ2は、ケース22に装着されて突起部21が突起挿入孔20に挿通されると、当該突起部21がカートリッジ2内部の移動空間の一部領域を通って突起部21の先端が外部に露出し得るようになされている。
ここで、このケース22は、図5(A)、(B)及び(C)に示すように、カートリッジ2が装着されるケース本体23を備えており、このケース本体23には、カートリッジ2を係止してケース本体23に装着させるための固定用爪24,24と、カートリッジ2が装着されたときに突起挿入孔20に挿入される突起部21とが設けられている。
ケース本体23は、例えばプラスチック部材等の合成樹脂素材により一体成形されており、カートリッジ2の移行部12とノズル部13とを保持する先端側保持部25と、カートリッジ2のレンズ挿入口部10とレンズ設置部11と翼部15,15とを保持する挿入側保持部26とから構成されている。
この実施の形態の場合、先端側保持部25は、全体がほぼ釣鐘形状でその中央両側面が僅かに内側に向けて湾曲状に凹んだ形状からなる底板部27を有し、この底板部27の外郭に沿って壁部28が立設されている。このように先端側保持部25は、底板部27の形状に合わせて壁部28も中央両側面が僅かに内側に向けて湾曲状に凹んだ形状からなることにより、使用者が壁部28を親指と人差し指とで挟持し易い形状に形成されている。
先端側保持部25は、挿入側保持部26と隣接する根元部分の壁部29に、カートリッジ2の移行部12の外形に合わせて湾曲状の切り欠かれた切り欠き部30を備え、カートリッジ2の移行部12を切り欠き部30に載置し得るようになされている。
また、先端側保持部25には、根元部分の壁部29と所定間隔を空けて側面方向yに向って延びる内壁部31が設けられており、カートリッジ2の移行部12の外形に合わせて当該内壁部31が湾曲状に切り欠かれ、この切り欠かれた切り欠き部32にもカートリッジ2の移行部12が載置され得るようになされている。
さらに、先端側保持部25は、底板部27における根元部分の壁部29と内側壁部31との間の所定位置に、2つの固定用爪24,24が対向するようにして設けられている。ここで2つの固定用爪24,24は、材質として合成樹脂素材を選定することにより弾性力による保持性を有し、カートリッジ2をケース22に載上する際に加わる外力によって固定用爪24,24が側面方向yに広げられ、当該外力がなくなると、その弾性力により元の状態に戻るようになされている。
また、固定用爪24,24の先端部分には、カートリッジ2の上面側に折り返される係合爪24aがそれぞれ設けられている。従って、カートリッジ2は、先端側保持部25の2つの固定用爪24,24を介してケース22に対して嵌め込まれて保持され得るようになされている。
一方、挿入側保持部26は、長方形からなる底板部35がU字状に切り欠かれており、当該底板部35の両側面に壁部36が立設されている。挿入側保持部26は、先端側保持部25の固定用爪24,24にカートリッジ2が嵌め込まれたとき、当該壁部36の上面部にカートリッジ2の翼部15,15が当接してカートリッジ2を保持し得るようになされている(図4)。
かかる構成に加えて、本発明のケース22には、挿入側保持部26の底板部35に突起部21が立設され、当該突起部21は、先端側保持部25の固定用爪24,24を介してカートリッジ2がケース22に装着されたとき、当該カートリッジ2の突起挿入孔20に挿入し得るように形成されている。
実際上、折り曲げ手段としての突起部21は、カートリッジ2の突起挿入孔20の開口形状に合わせて、帯状で所定の厚みを有するように形成され、上下方向zに延びるように挿入側保持部26の底板部35に立設されている。そして、このようなケース22にはカートリッジ2が装着され、この状態のまま当該カートリッジ2のレンズ挿入口部10から眼内レンズ100が挿入され得る。
この際、眼内レンズ100は、図6(A)に示すように、支持部102,102を外側に延ばした状態で光学部101が二重に折り曲げられ、この状態のまま鑷子(図示せず)により挟持されて、図6(B)に示すように、一方の支持部102の先端が突起部21に当たるように配置されてカートリッジ2のレンズ挿入口部10に挿入され得る。なお、説明の便宜上、図6ではケース本体23は図示せずに突起部21のみ図示するものとする。
このときカートリッジ2は、移動空間39内に露出した突起部21に眼内レンズ100の支持部102の先端を当接させ得るようになされており、この状態まま眼内レンズ100が鑷子によりレンズ設置部11まで挿入される。これによりカートリッジ2は、図6(C)に示すように、突起部21によって支持部102の先端をレンズ進行方向xとは逆方向(以下、これを単に後方向と呼ぶ)に折り返させ得るようになされている。
このようにしてカートリッジ2は、突起部21によって支持部102をほぼU字状に折り曲げさせた状態のまま眼内レンズ100をレンズ設置部11に設置し得るようになされている。
また、カートリッジ2は、突起挿入孔20に挿入されて移動空間39に露出した突起部21に眼内レンズ100の光学部101が当接し、当該突起部21が光学部101を受け止めるように形成されており、レンズ設置部11に眼内レンズ100を正確に位置決めし得るようになされている。
その後、カートリッジ2は、ケース22から取り外されて突起挿入孔20から突起部21が離脱されるものの、突起部21に当接していた眼内レンズ100の支持部102を、移動空間39の内壁40に当接させ、当該支持部102の先端が光学部101側に折り返された状態を維持させ得る。そして、この状態のままカートリッジ2は、挿入器具本体3の取付部3aに取り付けられ得る。かくして、眼内レンズ挿入器具1は、支持部102が折り返された状態のまま眼内レンズ100をレンズ進行方向xに向けてプランジャー4で押し出してゆき、眼内レンズ100をカートリッジ2先端のノズル部13から眼内に放出し得る。
このとき、本発明の眼内レンズ挿入器具1は、U字状になり遊動し難くなった支持部102の湾曲部分を、ノズル部13の排出口13aから露出させ、さらに眼内レンズ100がプランジャー4で押し出されることにより、当該排出口13aから光学部101を放出できるので、眼内レンズ100をカートリッジ2の先端から眼内に放出させる途中で支持部102の先端だけが放出されて遊動してしまうことを防止し得る。
(3)動作及び効果
以上の構成において、カートリッジ2では、ケース22に装着させることにより、当該ケース22に設けられた突起部21を突起挿入孔20に挿入させ、当該突起部21を移動空間39に露出させることができる。
使用者は、カートリッジ2をケース22に装着させた状態のまま、レンズ挿入口部10から眼内レンズ100を挿入し、レンズ設置部11に眼内レンズ100を設置する。このとき使用者は、カートリッジ2の翼部15,15を直接挟持することなく、当該翼部15,15よりも面積が格段的に大きいケース22の壁部28を挟持できることから、カートリッジ2を容易に安定させることができ、かくして従来よりもレンズ設置部11に眼内レンズ100を簡単に設置させることができる。
また、使用者は、ケース22の壁部28を挟持することで、カートリッジ2を安定して保持することができるので、カートリッジ2の内部へ眼科用ヒアルロン酸製剤等の粘弾性物質を容易に充填させることができる。
さらに、カートリッジ2では、眼内レンズ100をレンズ設置部11に設置させるためにレンズ挿入口部10から眼内レンズ100を挿入させてゆくと、当該眼内レンズ100の支持部102の先端が突起部21に当接し、レンズ進行方向x側の支持部102の先端を後方向に折り返させることができる。
特にこの実施の形態では、突起部21が移動空間39全てに露出せずに、レンズ進行軸Aの一方側の領域のみに露出させていることから、支持部102の先端だけを突起部21に当接させることができ、かくして支持部102の先端及び支持部102の根元間の中間部分を確実にU字状に折り曲げることができる。
従って、眼内レンズ挿入器具1では、レンズ進行方向x側に配置された眼内レンズ100の支持部102を、突起部21に押し当てて後方向へ曲げるようにしたことにより、眼内レンズ100をノズル部13から放出する際に、U字状になり遊動し難くなった支持部102の湾曲部分から放出させることができ、かくして眼内レンズ100を従来よりも安定させて容易に眼内に挿入できる。
また、眼内レンズ挿入器具1では、突起部21を着脱自在に設けたことにより、眼内レンズ100を眼内に挿入する際に、突起部21が眼内レンズ100の移動の妨げとなることを防止できる。
また、この実施の形態では、カートリッジ2の突起挿入孔20をレンズ設置部11の上面にも穿設し、ケース22の突起部21の先端がレンズ設置部11の上面から露出するようにしたことにより、当該突起部21の位置を使用者が瞬時に目視確認することができ、かくして、眼内レンズ100をレンズ設置部11に設置させる際に、支持部102が突起部21に当接して折れ曲がるように、突起部21側に支持部102の先端を確実に配置させることができる。
さらに、この実施の形態では、突起部21をケース22に設けるようにしたことにより、ケース22をカートリッジ2に着脱させるだけで、細く短い突起部21であっても、カートリッジ2の突起挿入孔20に対して容易に着脱させることができる。
また、カートリッジ2では、ケース22に装着させることにより、当該ケース22によりノズル部13や移行部12等を外力から保護することができる。また、カートリッジ2では、ケース22に装着させた状態のまま載置台に置くことができるので、ノズル部13や移行部12等が直接、載置台に接することを防止し得、カートリッジ2を常に衛生に保つことができる。
(第2の実施の形態)
図6との対応部分に同一符合を付して示す図7は、第2の実施の形態によるカートリッジを示し、このカートリッジ50は眼内レンズ100の光学部101を2重に折り畳まずにレンズ挿入口部51に挿入される点で上述した第1の実施の形態と相違するものである。
実際上、図7(A)及び(B)に示すように、このカートリッジ50は、図示しないケースが装着可能に形成されており、当該ケースに装着させることによりケースに設けられた突起部52が突起挿入孔53に挿入され得るようになされている。なお、説明の便宜上、図7ではケースは図示せずに突起部52のみ図示するものとする。
実際上、突起挿入孔53は、レンズ進行方向x及び側面方向yに直交する上下方向(紙面手前方向)に向ってレンズ設置部54付近の厚みを貫通するように穿設されている。この実施の形態の場合、突起挿入孔53は、レンズ進行軸Aと交差するようにレンズ設置部54のほぼ中央位置に穿設されており、眼内レンズ100が移動する移動空間39の中央位置に孔領域が形成されている。
かくしてカートリッジ50は、ケースに装着されて突起部52が突起挿入孔53に挿通されると、当該突起部52が移動空間39の中央位置を通って突起部52の先端が外部に露出し得るようになされている。
この状態のまま、眼内レンズ100は、支持部102,102を外側に延ばした状態で光学部101が折り畳まれずに鑷子(図示せず)により挟持されて、図7(C)に示すように、一方の支持部102の先端からカートリッジ50のレンズ挿入口部51に挿入され得る。
このときカートリッジ50は、移動空間39内に露出した突起部52に眼内レンズ100の支持部102の先端を当接させ得るようになされており、この状態まま眼内レンズ100が鑷子によりレンズ設置部54まで挿入されることにより、図6(D)に示すように、突起部52の湾曲面に沿って支持部102の先端をレンズ進行方向xとは逆方向の後方向に折り返させるようになされている。このようにしてカートリッジ50は、突起部52によって支持部102をほぼU字状に折り曲がらせた状態で眼内レンズ100をレンズ設置部54に設置し得るようになされている。
この実施の形態の場合、突起部52は、眼内レンズ100の支持部102が当接する面を所定方向に向けて湾曲させるようにしたことにより、眼内レンズ100の支持部102を突起部52の湾曲面に沿って所望の方向へ確実に折り曲げることができる。
その後、カートリッジ50は、上述した第1の実施の形態と同様に、ケースから取り外されて突起挿入孔53から突起部52が離脱されるものの、突起部52に当接していた眼内レンズ100の支持部102が移動空間39の内壁40に当接し、当該支持部102が折り曲げられた状態を維持させ得る。そして、この状態のままカートリッジ50は、図示しない挿入器具本体の取付部に取り付けられ得る。かくして、眼内レンズ挿入器具は、支持部102が折り返された状態のまま眼内レンズ100をレンズ進行方向xに向けてプランジャーで押し出してゆき、眼内レンズ100をカートリッジ50先端のノズル部13から眼内に放出し得る。
(第3の実施の形態)
図8において、60は第3の実施の形態によるケース付眼内レンズ挿入器具を示し、このケース付眼内レンズ挿入器具60は、眼内レンズ挿入器具61と、眼内レンズ挿入器具61が着脱自在に取り付けられるケース62と、眼内レンズ挿入器具61が装着されたケース62に着脱自在に取り付けられ眼内レンズ挿入器具61を覆うカバー体63とから構成されている。
先ず始めに眼内レンズ挿入器具61について以下説明する。この眼内レンズ挿入器具61は、上述した第1及び第2の実施の形態とは異なり、眼内レンズ100が内部に予めセットされているプリセット型を示すものである。
図9に示すように、眼内レンズ挿入器具61は、本体66と、スライダー67と、プランジャー68と、ロック機構69とを備え、本体66が筒状の基端部材70と、先細形状の先端部材71とから構成されている。
この場合、基端部材70のレンズ進行方向x側の先端には、板状の部材からなるレンズ設置部(図示せず)が設けられており、当該レンズ設置部に眼内レンズ100が設置され得る。また、先端部材71には、基端部材70が一体的に連結され、基端部材70のレンズ設置部に設置された眼内レンズ100が内部に配置され得る。
スライダー67及びプランジャー68は、本体66内を前方及び後方へ移動可能に設けられている。ロック機構69は、プランジャー68の前方への移動を規制し得るようになされている。このロック機構69は、スライダー67を前方へ移動することにより解除され、これにより、プランジャー68が前方へ移動可能となる。
このように構成された眼内レンズ挿入器具61は、最初にスライダー67で眼内レンズ100を押し出して確実に所定形状に折り畳み、次いで、眼内レンズ100をプランジャー68で押し出して小さく折り畳んで、眼内レンズ100を眼内へ挿入し得るように構成されている。従って、眼内レンズ挿入器具61は、ロック機構69により、スライダー67で眼内レンズ100を押し出す前に、プランジャー68で眼内レンズ100を押し出してしまうことを確実に防止し、本体66内に設置された眼内レンズ100を、スライダー67、プランジャー68の順で2段階に分けて前方へ移動させながら、折り畳むように構成されている。
なお、これらの事項は、既に本出願人により開示されており、詳細については、例えばPCT/JP2008/59995における発明を実施するための最良の形態を参照されたい。
この場合、請求項1の挿入筒部はレンズ設置部と先端部材71とにより構成され、当該先端部材71には、レンズ進行方向x及び側面方向yに直交する上下方向zに向って厚みを貫通するように突起挿入孔73が穿設されている。この実施の形態の場合、突起挿入孔73は、レンズ進行軸Aに交差する中央位置に穿設されており、眼内レンズ100が移動する移動空間の中央位置に孔領域が配置されている。
そして、この眼内レンズ挿入器具61は、当該眼内レンズ挿入器具61と別体からなり、例えば合成樹脂素材により一体成形されたケース62に着脱自在に取り付けられ得る。図10に示すように、ケース63には、眼内レンズ挿入器具61を取り囲むようにして底板部75にU字状の壁部76が立設され、当該底板部75の所定位置に突起部80が立設されている。
突起部80は、上述した第2の実施の形態と同一構成を有し、図11に示すように、眼内レンズ挿入器具61がケース62に装着されることにより眼内レンズ挿入器具61の突起挿入孔73に挿入し得るように構成されている。これにより眼内レンズ挿入器具61には、ケース62の突起部80が先端部材71の移動空間の中央領域に配置され得るようになされている。
また、図10に示すように、このケース62には、両側面の壁部76に底板部75からの高さが低い段差部81が形成されており、図11に示すように、眼内レンズ挿入器具61が装着されたとき、この段差部81に眼内レンズ挿入器具61のスライダー67が位置決めされ得る。また、このとき、壁部76の当接面82と、眼内レンズ挿入器具61のスライダー67との間には、所定距離が設けられ得るようになされている。
そして、眼内レンズ挿入器具61は、ケース62の壁部76の当接面82にスライダー67が当接するまでレンズ進行方向xにスライドさせることにより、先端部材71の内部に設置された眼内レンズ100をレンズ進行方向xに向けて所定位置まで移動させることができる。
これにより、眼内レンズ100は、上述した第2の実施の形態と同様に、突起部80に支持部102が当接して当該突起部80の湾曲面に沿って支持部102の先端がレンズ進行方向xとは逆方向の後方向に折り返されるようになされている。このようにして眼内レンズ挿入器具61は、突起部80によって支持部102をほぼU字状に折り曲げさせた状態で眼内レンズ100をレンズ設置部(図示せず)に設置し得る。
また、この眼内レンズ挿入器具61は、この状態のままケース62から離脱され、支持部102が折り返された状態のまま眼内レンズ100をレンズ進行方向xに向けてプランジャー4で押し出してゆき、眼内レンズ100を先端部材71のノズル部85から眼内に放出し得る。
因みに、このケース62には、図10に示すように、壁部76の上面に嵌め込み孔86が穿設されており、カバー体63の下面に設けた嵌め込み用突起部87が嵌め込み孔86に嵌め込まれ、カバー体63が装着し得るようになされている。
実際上、このカバー体63は、ケース62における壁部76の上面形状に合わせて下面の外郭が形成されており、当該壁部76の段差部81の形状に合わせて形成された段差当接部88を備えている。
これによりカバー体63は、図8に示すように、眼内レンズ挿入器具61が装着されたケース62に装着されたとき、ケース62の壁部76の当接面82と、眼内レンズ挿入器具61のスライダー67との間に形成された隙間に、段差当接部88を嵌め込み、当該スライダー67がスライドすることを防止し得るようになされている。
なお、このカバー体63は、図10に示すように、例えば2つの位置決め突起部90,91を下面に有し、眼内レンズ挿入器具61の先端部材71に穿設された位置決め孔92,93に(図9)、位置決め突起部90,91が挿入され得るようになされている。かくしてケース62にカバー体63が装着されたときには、カバー体63の位置決め突起部90,91がこれら位置決め孔92,93に挿入され、眼内レンズ100の2つの支持部102,102を位置決め突起部90,91に当接させて位置決めし得るようになされている。因みに、眼内レンズ挿入器具61では、一方の位置決め孔91を介して、図示しない注入器等により内部へ眼科用ヒアルロン酸製剤等の粘弾性物質を充填し得るようになされている。
以上の構成において、眼内レンズ挿入器具61では、レンズ進行方向x側に配置された眼内レンズ100の支持部102を、突起部80によって後方向へ曲げるようにしたことにより、眼内レンズ100を先端部材71から放出する際に、U字状になり遊動し難くなった支持部102の湾曲部分から放出させることができ、かくして眼内レンズ100を従来よりも安定させて容易に眼内に挿入できる。
(他の実施の形態)
本発明は、本実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能であり、例えば突起部を円形等この他種々の形状に形成してもよい。また、光学部に1本だけ支持部を設けたり、或いは光学部に3本や4本等の複数本の支持部を設けた眼内レンズを適用するようにしてもよい。
なお、上述した実施の形態においては、突起部21,52,80によって支持部102をU字状に折り曲げるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、突起部21,52,80によって支持部102をV字状やC字状。L字状等この他種々の形状に折り曲げるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態においては、上下方向zに延びる突起部21,52,80を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は眼内レンズ100の支持部102の先端をレンズ進行方向xとは逆方向の後方向に折り曲げることができれば、側面方向yや斜め方向等の種々の方向に延びる突起部を適用するようにしてもよく、この場合、カートリッジ2,50及び先端部材71には、突起部の延びる方向に合わせて突起挿通孔を穿設すればよい。
さらに、上述した実施の形態においては、ケース22,62に突起部21,80を設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、突起部のみを着脱自在に設けたり、或いはカートリッジ自体、先端部材自体に突起部を設けてスライド機構により移動させる等この他種々の形態であってもよい。
さらに、上述した実施の形態においては、突起挿通孔20をレンズ設置部11付近に配置するようにしたが、本発明はこれに限らず、要は、13から排出される際に、眼内レンズ100の支持部102の先端をレンズ進行方向xとは逆方向に折り曲げることができれば、当該突起部をレンズ挿入口部10や移行部12等この他種々の部位に配置するようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態においては、突起挿入孔20をレンズ設置部11の下面及び上面間を貫通するように穿設して、突起部21の先端をレンズ設置部11の上面から露出させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、突起挿入孔20をレンズ設置部11の下面のみに穿設して、突起部21の先端がレンズ設置部11の上面から露出させないようにしてもよい。
1、61 眼内レンズ挿入器具
2、50 カートリッジ(挿入筒部)
4、68 プランジャー
10、51 レンズ挿入口部
11、54 レンズ設置部
13、85 ノズル部
20、53、73 突起挿入孔
21、52、80 突起部(折り曲げ手段)
100 眼内レンズ
101 光学部
102 支持部

Claims (4)

  1. 一又は二以上の支持部を光学部の外縁に有する眼内レンズが内部に設置される挿入筒部を備え、前記眼内レンズをプランジャーにより押し出し、前記眼内レンズを前記挿入筒部のノズル部から外部へ放出する眼内レンズ挿入器具において、前記挿入筒部では、レンズ進行方向側に配置された前記支持部が、レンズ進行方向に直交する方向に向かって前記挿入筒部を貫通するように穿設された突起挿入孔に挿入された突起部に押し当てられて後方向へ曲げられることを特徴とする眼内レンズ挿入器具。
  2. 前記突起部は、前記挿入筒部に着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1記載の眼内レンズ挿入器具。
  3. 前記眼内レンズが予めセットされたプリセット型であることを特徴とする請求項1又は2記載の眼内レンズ挿入器具。
  4. 一又は二以上の支持部を光学部の外縁に有する眼内レンズを押し出すプランジャーを備えた挿入器具本体に取り付けられるカートリッジにおいて、前記眼内レンズがレンズ挿入口部から設置されるレンズ設置部と、前記レンズ設置部と連通し、前記眼内レンズを外部へ放出するノズル部とを備え、前記レンズ設置部では、レンズ進行方向側に配置された前記支持部が、レンズ進行方向に直交する方向に向かって前記カートリッジを貫通するように穿設された突起挿入孔に挿入された突起部に押し当てられて後方向へ曲げられることを特徴とするカートリッジ。
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