JPWO2007069745A1 - 光学活性な(4e)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸またはその塩基性アミノ酸塩の製造方法 - Google Patents
光学活性な(4e)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸またはその塩基性アミノ酸塩の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2007069745A1 JPWO2007069745A1 JP2007550254A JP2007550254A JPWO2007069745A1 JP WO2007069745 A1 JPWO2007069745 A1 JP WO2007069745A1 JP 2007550254 A JP2007550254 A JP 2007550254A JP 2007550254 A JP2007550254 A JP 2007550254A JP WO2007069745 A1 JPWO2007069745 A1 JP WO2007069745A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pentenoic acid
- optically active
- chloro
- isopropyl
- salt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C229/00—Compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton
- C07C229/02—Compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having amino and carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms of the same carbon skeleton
- C07C229/04—Compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having amino and carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms of the same carbon skeleton the carbon skeleton being acyclic and saturated
- C07C229/26—Compounds containing amino and carboxyl groups bound to the same carbon skeleton having amino and carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms of the same carbon skeleton the carbon skeleton being acyclic and saturated having more than one amino group bound to the carbon skeleton, e.g. lysine
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07B—GENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
- C07B57/00—Separation of optically-active compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/42—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
- C07C51/487—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by treatment giving rise to chemical modification
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C57/00—Unsaturated compounds having carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms
- C07C57/52—Unsaturated compounds having carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms containing halogen
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07B—GENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
- C07B2200/00—Indexing scheme relating to specific properties of organic compounds
- C07B2200/07—Optical isomers
Abstract
Description
(1)ラセミ体からの優先的晶出法。
(2)光学分割剤を用いるジアステレオマー法。
(3)光学活性物質を充填したカラムクロマトグラフィーによる分別法。
(4)酵素反応の立体特異性を利用する分別法。
(5)光学活性膜を用いる分別法。
(A)R体を認識するブタ肝臓由来のエステラーゼを用いる、酵素反応の立体特異性を利用する分別法(特許文献1参照。)。
(B)光学分割剤として光学活性なアルカロイドであるシンコニジンを用いるジアステレオマー法であり、ラセミ体とシンコニジンに、トリエチルアミンを加え、テトラヒドロフラン中から塩を析出させ、つぎにアセトン中で2回再結晶する方法(特許文献2参照。)。
しかし、いずれの方法も、収率および光学純度ともに不充分である、操作が煩雑である等の問題があった。
<1> (4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸の光学異性体混合物、および、光学活性塩基性アミノ酸またはその塩、を含む溶媒溶液から、光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸塩基性アミノ酸塩を析出させる、光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸塩基性アミノ酸塩の製造方法。
<4> 光学活性塩基性アミノ酸が、L−(+)−リジンである上記<1>〜<3>のいずれかに記載の製造方法。
<6> 溶媒溶液が、アルコール類を含む溶媒の溶液である上記<1>〜<5>のいずれかに記載の製造方法。
<7> 溶媒溶液が、ケトン類を含む溶媒の溶液である上記<1>〜<5>のいずれかに記載の製造方法。
<8> 溶媒溶液が、アルコール類およびケトン類を含む溶媒の溶液である上記<1>〜<5>のいずれかに記載の製造方法。
<11> 上記<10>に記載の製造方法で得た光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸に、光学活性塩基性アミノ酸を作用させる、光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸塩基性アミノ酸塩の製造方法。
<13> (S)−(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸とL−(+)−リジンとの塩、を脱塩反応させる、(S)−(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸の製造方法。
<15> 光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸が、S体である上記<14>に記載のの製造方法。
<16> 光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸と塩基性アミノ酸との塩。
<17> (S)−(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸とL−(+)−リジンとの塩。
(a)4−ペンテン酸誘導体の光学異性体混合物、および、光学活性塩基性アミノ酸またはその塩、を含む溶媒溶液を調製する。
(b)該溶媒溶液から、光学活性な4−ペンテン酸誘導体塩を析出させる。
(c)必要に応じて、上記(b)工程で得た光学活性な4−ペンテン酸誘導体塩を、再析出させる。
(d)必要に応じて、上記(b)または(c)工程で得た4−ペンテン酸誘導体塩の析出物を脱塩反応させて、光学活性な4−ペンテン酸誘導体を得る。
(e)必要に応じて、上記(d)工程で得た光学活性な4−ペンテン酸誘導体を精製する。
(f)上記(d)または(e)工程で得た光学活性な4−ペンテン酸誘導体をアルコール類とエステル化反応させて、光学活性な4−ペンテン酸エステル誘導体を得る。
(a−1)溶媒中に4−ペンテン酸誘導体の光学異性体混合物と、光学活性塩基性アミノ酸またはその塩とを溶解させて溶媒溶液を生成させる。
(a−2)4−ペンテン酸誘導体の光学異性体混合物に、光学活性塩基性アミノ酸またはその塩を作用させることによって生成する生成物を溶媒に溶解させる。
4−ペンテン酸誘導体のラセミ体は、たとえば、国際公開第2004/052828号パンフレットに記載の方法により製造される。
L−(+)−リジンまたはその塩は、無水物、一水和物、水和物、50%水溶液、一塩酸塩、二塩酸塩等の形態で入手できる。
有機溶媒としては4−ペンテン酸誘導体、光学活性塩基性アミノ酸、4−ペンテン酸誘導体塩と反応しない溶媒が好ましい。
溶媒は、後述する析出および結晶化において用いる溶媒と同一の溶媒を採用するのが好ましい。
アルコール類としては、炭素数1〜4のアルコール類がより好ましく、メタノール、エタノール、1,1−ジメチルエタノールまたは2−プロパノールが特に好ましい。
ケトン類としては、アセトンが特に好ましい。
有機溶媒としてアルコール類を用いる場合には、アルコール類の1種または2種以上、これらと水との混合溶媒、もしくはこれらとケトン類と水との混用溶媒が好ましい。メタノールを使う場合は、溶媒量を少なくできることからメタノール単独で用いることが好ましい。さらに、エタノール、1,1−ジメチルエタノールまたは2−プロパノールを用いる場合は、水との混合溶媒もしくはアセトンと水との混合溶媒として用いることが好ましい。
有機溶媒としてケトン類を用いる場合には、ケトン類と水の混合溶媒、またはケトン類とアルコール類と水との混合溶媒が好ましい。アセトンを用いる場合には、水との混合溶媒として用いることが好ましく、水と2−プロパノールとの混合溶媒として用いることが特に好ましい。
エタノールと水との混合溶媒においては、エタノールに対して水が0容量%超であり、かつ10容量%以下であるのが好ましい。2−プロパノールと水との混合溶媒においては、2−プロパノールに対して水が2容量%〜15容量%であるのが好ましい。
ケトン類と水との混合溶媒を用いる場合の混合比は、ケトンの種類によって異なるが、通常はケトン類に対して水が0容量%超であり、かつ20容量%以下であるのが好ましい。アセトンと水との混合溶媒においては、アセトンに対して水が2容量%〜15容量%であるのが好ましい。
ケトン類とアルコール類と水との混合溶媒を用いる場合の混合比は、ケトン類およびアルコール類の種類によって異なるが、通常はケトン類に対して水が0容量%超であり、かつ20容量%以下であるのが好ましく、ケトン類に対してアルコール類が0容量%超であり、かつ100容量%未満であるのが好ましい。アセトンと2−プロパノールと水との混合溶媒においては、アセトンに対して水が2容量%〜15容量%であるのが好ましく、アセトンに対して2−プロパノールが5容量%〜100容量%未満であるのが好ましい。
有機溶媒の量は、通常、目的とする立体構造を有する4−ペンテン酸誘導体に対して2〜200倍質量用いるのが好ましく、4〜50倍質量用いるのがより好ましい。
塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等の無機塩基;ピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン等の有機塩基が挙げられる。
塩基の量は、光学異性体混合物に含まれる、目的とする立体構造を有する4−ペンテン酸誘導体に対して、0.1〜10倍モルが好ましく、0.2〜4倍モルがより好ましい。
(b−1)光学活性な4−ペンテン酸誘導体塩の溶媒への溶解度の温度による差を利用する方法。
(b−2)溶媒溶液から溶媒の一部を蒸発させる方法。
(b)工程としては、(b−1)の方法が好ましい。析出物は、結晶であっても、非結晶であっても、これらの混合物であってもよい。さらに、本発明における(b)工程は(S)−4−ペンテン酸誘導体とL−(+)−リジンとの塩を析出させる工程であるのが好ましい。
(c)工程においては、(b)工程で得た析出物を、溶媒に溶解させて、4−ペンテン酸誘導体塩の溶媒溶液を得て、つぎに該溶媒溶液から光学活性な4−ペンテン酸誘導体塩を析出させる。該工程で生成する析出物は、結晶、非結晶、またはこれらの混合物のいずれであってもよく、結晶であるのが好ましい。
(d−1)光学活性な4−ペンテン酸誘導体塩と強酸とを接触させる方法。
(d−2)光学活性な4−ペンテン酸誘導体塩と塩基とを反応させる方法。
塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム等が挙げられる。
脱塩反応は、(d−1)の方法で行うのが好ましい。
(d−1)の方法は、水媒体中で行ってもよい。水の量は、生成する強酸と塩基性アミノ酸との塩が充分に溶解する量とするのが好ましい。
さらに、本発明における(d)工程は(S)−4−ペンテン酸誘導体とL−(+)−リジンとの塩を脱塩反応させる工程であるのが好ましい。
(e)工程は、再度の塩化反応および脱塩反応を行うつぎの方法によるのが好ましい。すなわち、光学活性な4−ペンテン酸誘導体に、光学活性塩基性アミノ酸を作用させ、光学活性な4−ペンテン酸誘導体塩を得て、ついで、光学活性な4−ペンテン酸誘導体塩を脱塩反応させて、光学活性な4−ペンテン酸誘導体を得る方法によるのが好ましい。
アルコール類としては、炭素数6以下のアルカノール、またはアルキレン部分の炭素数が4以下で、かつ全炭素数が14以下のアルアルカノールが好ましく、低級アルカノール(炭素数4以下のアルカノール)がさらに好ましく、メタノールまたはエタノールが特に好ましい。
エステル化の方法としては、一般的な脱水縮合の方法が広く用いられる。たとえば、酸や脱水剤の存在下に反応させる方法等が挙げられる。エステル化反応は、具体的には、光学活性な4−ペンテン酸誘導体にアルコール類を添加して撹拌した後に酸を添加する方法、が好ましい。
エステル化反応においては、ラセミ化を防ぐために、酸の量と反応温度を調節するのが好ましい。酸の量は、光学活性な4−ペンテン酸誘導体に対して0.1〜20倍モルが好ましい。反応温度は、50〜150℃が好ましく、50〜110℃がより好ましい。
光学活性塩基性アミノ酸は、(d)工程の廃液に、強塩基(たとえば、水酸化ナトリウム溶液等。)を添加して、抽出法等で回収してもよい。
以下、特に断りのない限り、「%」は「質量%」である。
実施例において、ガスクロマトグラフィーをGCと略記する。
化合物の構造は、公知のデータと比較することにより決定した。
光学純度は、カラムとしてLipodex E 50m×0.25mm(Macherey−Nagel社製)を用い、GCにより測定した。
NMRスペクトルは、300MHzの装置を用いて測定し、内部基準にテトラメチルシランを用いた。ケミカルシフトはppmで示し、sはシングレット、tはトリプレット、mはマルチプレットであることを示し、カップリング定数(J)の単位はHzである。
ガラス製ナス型フラスコにL−(+)−リジン・一水和物(2.7g、16.5mmol)の無水エタノール(90mL)懸濁液を入れた。該懸濁液に4−ペンテン酸誘導体のラセミ体(5.3g、30mmol)を加え、撹拌しながら90℃で1時間加熱還流し、溶媒溶液を調製した。加熱終了後、溶媒溶液を撹拌しながら室温まで放冷すると白色固体が析出した。7℃付近でさらに一晩撹拌した。
白色固体をろ取し、エタノールとtert−ブチルメチルエーテルとの混合溶媒(エタノール/tert−ブチルメチルエーテル=1:1(容量比))で洗浄し、減圧乾燥して(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(3.75g、11.6mmol)を得た。ラセミ体からの収率は39%であった。
ガラス製バイアルビンに4−ペンテン酸誘導体のラセミ体(1.76g、10mmol)を入れた。該ラセミ体に、L−(+)−リジン無水物(1.46g、10mmol)、およびメタノール(4mL)を加え、ホットプレート上で沸騰するまで加熱しながら撹拌し、溶媒溶液を調製した。加熱終了後、溶媒溶液を撹拌しながら室温まで放冷すると白色固体が析出した。
白色固体をろ取し、メタノールとtert−ブチルメチルエーテルとの混合溶媒(メタノール/tert−ブチルメチルエーテル=1:1(容量比))で洗浄し、(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩を得た。
(S)−4−ペンテン酸誘導体(10mg)に例1と同様の前処理を施してGC分析した結果、光学純度は、S体92.5%、R体7.5%であった。
ガラス製バイアルビンに、例2で得た光学純度92.5%の(S)−4−ペンテン酸誘導体(424mg、2.4mmol)を入れ、さらにL−(+)−リジン無水物(351mg、2.4mmol)およびメタノール(3mL)を加え、ホットプレート上で沸騰するまで加熱しながら撹拌し、溶媒溶液を調製した。窒素気流下でメタノールが2mLになるまで溶媒溶液を濃縮し、室温まで放冷すると、白色固体が析出した。
冷蔵庫で一晩冷却してから、白色固体をろ取し、メタノールとtert−ブチルメチルエーテルとの混合溶媒(メタノール/tert−ブチルメチルエーテル=1:1(容量比))で洗浄し、(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩を得た。
得られた(S)−4−ペンテン酸誘導体(10mg)に例1と同様の前処理を施してGC分析した結果、光学純度は、S体98.5%、R体1.5%であった。
ガラス製ナス型フラスコにL−(+)−リジン・一水和物(2.7g、16.5mmol)の無水エタノール(85mL)懸濁液を入れた。該懸濁液に4−ペンテン酸誘導体のラセミ体(5.3g、30mmol)を加え、撹拌しながら90℃で1時間加熱還流し、溶媒溶液を調製した。加熱終了後、溶媒溶液を撹拌しながら室温まで放冷すると白色固体が析出した。7℃付近でさらに一晩撹拌した。
白色固体をろ取し、エタノールとtert−ブチルメチルエーテルとの混合溶媒(エタノール/tert−ブチルメチルエーテル=1:1(容量比))で洗浄し、減圧乾燥して(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(3.86g、12.0mmol)を得た。ラセミ体からの収率は40%であった。
ガラス製ナス型フラスコに、例4で得た光学純度96.7%の(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(3.86g、12.0mmol)を入れ、さらにメタノール(15mL)および無水エタノール(35mL)を加え、撹拌しながら90℃で1時間加熱還流し、溶媒溶液を調製した。加熱終了後、溶媒溶液を撹拌しながら室温まで放冷すると白色固体が析出した。7℃付近でさらに一晩撹拌した。
白色固体をろ取し、エタノールとtert−ブチルメチルエーテルとの混合溶媒(エタノール/tert−ブチルメチルエーテル=1:1(容量比))で洗浄し、減圧乾燥して(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(3.08g、9.55mmol)を得た。光学純度96.7%の(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩からの収率は80%であった。
得られた(S)−4−ペンテン酸誘導体(10mg)に例1と同様の前処理を施してGC分析した結果、光学純度は、S体99.95%、R体0.05%であった。
ガラス製ナス型フラスコに4−ペンテン酸誘導体のラセミ体(5.3g、30mmol)を入れた。該ラセミ体に、L−(+)−リジン・一水和物(2.7g、16.5mmol)および含水エタノール(95%、25mL)を加え、撹拌しながら90℃で1時間加熱還流し、溶媒溶液を調製した。加熱終了後、溶媒溶液を撹拌しながら室温まで放冷すると白色固体が析出した。7℃付近でさらに一晩撹拌した。
白色固体をろ取し、エタノールとtert−ブチルメチルエーテルとの混合溶媒(エタノール/tert−ブチルメチルエーテル=1:1(容量比))で洗浄し、減圧乾燥して(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(2.33g、7.2mmol)を得た。ラセミ体からの収率は24%であった。
融点:173.5〜174.5℃。
1H−NMR(CD3OD)(δ値):0.77(6H,t,J=6.9Hz),1.23〜1.41(2H,m),1.50〜1.64(3H,m),1.73〜1.86(3H,m),1.94〜2.05(1H,m),2.15〜2.24(1H,m),2.89(2H,t,J=7.2Hz),3.62(1H,t,J=6.0Hz),5.74〜5.95(2H,m)。
得られた(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(20mg)に例4と同様の前処理を施してGC分析した結果、光学純度は、S体99.1%であり、R体0.9%であった。
ガラス製ナス型フラスコにL−(+)−リジンの50%水溶液(4.8g、16.5mmol)を入れ、4−ペンテン酸誘導体のラセミ体(5.3g、30mmol)および2−プロパノール(50mL)を加え、撹拌しながら90℃で15分間加熱還流し、溶媒溶液を調製した。加熱終了後、溶媒溶液を撹拌しながら室温まで放冷すると白色固体が析出した。7℃付近でさらに一晩撹拌した。
白色固体をろ取し、2−プロパノールで洗浄し、減圧乾燥して(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(3.85g、11.9mmol)を得た。ラセミ体からの収率は40%であった。
得られた(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(20mg)に例4と同様の前処理を施してGC分析した結果、光学純度は、S体99.1%であり、R体0.9%であった。
ガラス製4ツ口丸底フラスコにL−(+)−リジンの50.7%水溶液(26.9g、93.4mmol)を入れ、4−ペンテン酸誘導体のラセミ体(30.0g、170mmol)および2−プロパノール(226mL)を加え、撹拌しながら90℃で15分間加熱還流し、溶媒溶液を調製した。加熱終了後、溶媒溶液を撹拌しながら室温まで放冷すると白色固体が析出した。−10℃付近でさらに一晩撹拌した。
白色固体をろ取し、7%含水2−プロパノールで洗浄し、減圧乾燥して(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(20.1g、62.2mmol)を得た。ラセミ体からの収率は37%であった。
得られた(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(20mg)に例4と同様の前処理を施してGC分析した結果、光学純度は、S体99.1%であり、R体0.9%であった。
ガラス製4ツ口丸底フラスコに(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(274.1g、849mmol)を入れ、さらに35%塩酸(114mL)を加え、tert−ブチルメチルエーテル(741mL×2回)で抽出した。有機層を減圧濃縮して、(S)−4−ペンテン酸誘導体(148.4g、840mmol)を得た。(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩からの収率は99%であった。
ガラス製ナス型フラスコに(S)−4−ペンテン酸誘導体(148.0g、838mmol)を入れ、さらにメタノール(110mL)および98%硫酸(41.2mL)を加え、撹拌させながら85℃で20時間加熱した。メタノールを減圧下留去し、トルエン(225mL)で抽出した。有機層を水(150mL×5回)で洗浄した後、減圧濃縮して、さらに減圧精密蒸留を行い、(S)−4−ペンテン酸誘導体のメチルエステル(122.9g、645mmol)を得た。(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩からの収率は76%であった。GC分析した結果、光学純度は、S体98.7%であり、R体1.3%であった。
ガラス製ナス型フラスコにL−(+)−リジン・一水和物(2.7g、16.5mmol)および水2.1mLを入れ、4−ペンテン酸誘導体のラセミ体(5.3g、30mmol)および1,1−ジメチルエタノール(25mL)を加え、撹拌しながら90℃で10分間加熱還流し、溶媒溶液を調製した。加熱終了後、溶媒溶液を撹拌しながら室温まで放冷すると白色固体が析出した。室温でさらに四晩撹拌した。
白色固体をろ取し、5%含水1,1−ジメチルエタノールで洗浄し、減圧乾燥して(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(2.91g、9.01mmol)を得た。ラセミ体からの収率は30%であった。
(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(20mg)に例4と同様の前処理を施してGC分析した結果、光学純度は、S体99.4%であり、R体0.6%であった。
ガラス製ナス型フラスコにL−(+)−リジンの50%水溶液(4.8g、16.5mmol)を入れ、4−ペンテン酸誘導体のラセミ体(5.3g、30mmol)およびアセトン(40mL)を加え、溶媒溶液を調製した。溶媒溶液を撹拌しながら90℃で30分間加熱還流すると、白色固体が析出した。加熱終了後、白色固体の懸濁溶液を撹拌しながら室温まで放冷し、室温でさらに一晩撹拌した。
白色固体をろ取し、2%含水アセトンで洗浄し、減圧乾燥して(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(2.95g、9.15mmol)を得た。ラセミ体からの収率は31%であった。
得られた(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(20mg)に例4と同様の前処理を施してGC分析した結果、光学純度は、S体98.6%であり、R体1.4%であった。
ガラス製ナス型フラスコにL−(+)−リジンの50%水溶液(3.95g、13.5mmol)を入れ、4−ペンテン酸誘導体のラセミ体(5.3g、30mmol)およびアセトン(30mL)を加え、溶媒溶液を調製した。溶媒溶液を室温で撹拌すると、白色固体が析出した。室温でさらに一晩撹拌した。
白色固体をろ取し、2%含水アセトンで洗浄し、減圧乾燥して(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(3.02g、9.36mmol)を得た。ラセミ体からの収率は31%であった。
得られた(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(20mg)に例4と同様の前処理を施してGC分析した結果、光学純度は、S体99.2%であり、R体0.8%であった。
ガラス製ナス型フラスコにL−(+)−リジンの50%水溶液(3.95g、13.5mmol)を入れ、4−ペンテン酸誘導体のラセミ体(5.3g、30mmol)および2−プロパノール(20mL)およびアセトン(20mL)を加え、溶媒溶液を調製した。溶媒溶液を撹拌しながら80℃で10分間加熱還流すると白色固体が析出した。加熱終了後、白色懸濁液を撹拌しながら室温まで放冷した。5℃付近でさらに一晩静置した。
白色固体をろ取し、2−プロパノールで洗浄し、減圧乾燥して(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(4.03g、12.5mmol)を得た。ラセミ体からの収率は42%であった。
得られた(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(20mg)に例4と同様の前処理を施してGC分析した結果、光学純度は、S体98.7%であり、R体1.3%であった。
ガラス製ナス型フラスコにL−(+)−リジンの50.8%水溶液(3.89g、13.5mmol)を入れ、4−ペンテン酸誘導体のラセミ体(5.3g、30mmol)および2−プロパノール(3.5mL)およびアセトン(21mL)を加え、溶媒溶液を調製した。溶媒溶液を撹拌しながら70℃で10分間加熱還流すると白色固体が析出した。
加熱終了後、白色懸濁液を撹拌しながら室温まで放冷した。5℃付近でさらに一晩静置した。
白色固体をろ取し、2−プロパノールで洗浄し、減圧乾燥して(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(3.24g、10.0mmol)を得た。ラセミ体からの収率は33%であった。
得られた(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(20mg)に例4と同様の前処理を施してGC分析した結果、光学純度は、S体99.2%であり、R体0.8%であった。
4−ペンテン酸誘導体のラセミ体(100.0g、566mmol)を用いて例14と同様の処理を行ったところ、(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(58.03g、180mmol)を得た。ラセミ体からの収率は32%であった。
得られた(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(20mg)に例4と同様の前処理を施してGC分析した結果、光学純度は、S体99.0%であり、R体1.0%であった。
ガラス製ナス型フラスコに(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(57.53g、178mmol)を入れ、さらに15.5%硫酸(153mL)を加え、トルエン(133mL×2回)で抽出した。有機層を減圧濃縮して、(S)−4−ペンテン酸誘導体(31.2g、176mmol)を得た。4−ペンテン酸誘導体のラセミ体からの収率は31%であった。
ガラス製ナス型フラスコに(S)−4−ペンテン酸誘導体(30.9g、175mmol)を入れ、さらにメタノール(21mL)および98%硫酸(8.6mL)を加え、撹拌させながら85℃で8時間加熱した。メタノールを減圧下留去し、トルエン(47mL)で抽出した。有機層を6%炭酸水素ナトリウム水溶液(32mL)、水(32mL)で洗浄した後、減圧濃縮して、さらに減圧精密蒸留を行い、(S)−4−ペンテン酸誘導体のメチルエステル(27.7g、145mmol)を得た。4−ペンテン酸エステル誘導体のラセミ体からの収率は26%であった。GC分析した結果、光学純度は、S体99.1%であり、R体0.9%であった。
ガラス製ナス型フラスコにL−(+)−リジン・一水和物(2.22g、13.5mmol)および水1.07mLを入れ(L−(+)−リジンの60%水溶液に相当)、4−ペンテン酸誘導体のラセミ体(5.3g、30mmol)および2−プロパノール(3.5mL)およびアセトン(21mL)を加え、溶媒溶液を調製した。溶媒溶液を撹拌しながら70℃で15分間加熱還流すると白色固体が析出した。加熱終了後、白色懸濁液を撹拌しながら室温まで放冷した。5℃付近でさらに一晩静置した。
白色固体をろ取し、2−プロパノールで洗浄し、減圧乾燥して(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(3.56g、11.0mmol)を得た。ラセミ体からの収率は37%であった。
得られた(S)−4−ペンテン酸誘導体−(L)−リジン塩(20mg)に例4と同様の前処理を施してGC分析した結果、光学純度は、S体98.8%であり、R体1.2%であった。
また、本発明の製造方法は、特殊な設備、装置、操作が不要であり、簡便な操作で上記の誘導体を製造できるので、工業的方法として有用である。
なお、2005年12月16日に出願された日本特許出願2005−362862号及び2006年6月12日に出願された日本特許出願2006−162220号の明細書、特許請求の範囲、及び要約書の全内容をここに引用し、本発明の明細書の開示として、取り入れるものである。
Claims (17)
- (4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸の光学異性体混合物、および、光学活性塩基性アミノ酸またはその塩、を含む溶媒溶液から、光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸塩基性アミノ酸塩を析出させることを特徴とする、光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸塩基性アミノ酸塩の製造方法。
- 溶媒溶液が、溶媒に(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸の光学異性体混合物と光学活性塩基性アミノ酸またはその塩とを溶解させることによって生成した溶媒溶液、または、(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸の光学異性体混合物に光学活性塩基性アミノ酸またはその塩を作用させることによって生成する生成物を溶媒に溶解させた溶媒溶液、である請求項1に記載の製造方法。
- (4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸の光学異性体混合物が、(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸のラセミ体である請求項1または2に記載の製造方法。
- 光学活性塩基性アミノ酸が、L−(+)−リジンである請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
- 光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸が、S体である請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
- 溶媒溶液が、アルコール類を含む溶媒の溶液である請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
- 溶媒溶液が、ケトン類を含む溶媒の溶液である請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
- 溶媒溶液が、アルコール類およびケトン類を含む溶媒の溶液である請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の製造方法によって得た光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸塩基性アミノ酸塩を、溶媒に溶解させて、光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸塩基性アミノ酸塩の溶媒溶液を得て、つぎに該溶媒溶液から光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸塩基性アミノ酸塩を析出させることを特徴とする、光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸塩基性アミノ酸塩の製造方法。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の製造方法で得た光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸塩基性アミノ酸塩、を脱塩反応させることを特徴とする、光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸の製造方法。
- 請求項10に記載の製造方法で得た光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸に、光学活性塩基性アミノ酸を作用させることを特徴とする、光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸塩基性アミノ酸塩の製造方法。
- 光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸とL−(+)−リジンとの塩、を脱塩反応させることを特徴とする、光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸の製造方法。
- (S)−(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸とL−(+)−リジンとの塩、を脱塩反応させることを特徴とする、(S)−(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸の製造方法。
- 請求項10または12に記載の製造方法で得た光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸に、アルコール類を反応させることを特徴とする、光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸エステルの製造方法。
- 光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸が、S体である請求項14に記載の光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸エステルの製造方法。
- 光学活性な(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸と塩基性アミノ酸との塩。
- (S)−(4E)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸とL−(+)−リジンとの塩。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007550254A JP5182615B2 (ja) | 2005-12-16 | 2006-12-15 | 光学活性な(4e)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸またはその塩基性アミノ酸塩の製造方法 |
Applications Claiming Priority (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005362862 | 2005-12-16 | ||
JP2005362862 | 2005-12-16 | ||
JP2006162220 | 2006-06-12 | ||
JP2006162220 | 2006-06-12 | ||
PCT/JP2006/325108 WO2007069745A1 (ja) | 2005-12-16 | 2006-12-15 | 光学活性な(4e)-5-クロロ-2-イソプロピル-4-ペンテン酸またはその塩基性アミノ酸塩の製造方法 |
JP2007550254A JP5182615B2 (ja) | 2005-12-16 | 2006-12-15 | 光学活性な(4e)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸またはその塩基性アミノ酸塩の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2007069745A1 true JPWO2007069745A1 (ja) | 2009-05-28 |
JP5182615B2 JP5182615B2 (ja) | 2013-04-17 |
Family
ID=38163048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007550254A Expired - Fee Related JP5182615B2 (ja) | 2005-12-16 | 2006-12-15 | 光学活性な(4e)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸またはその塩基性アミノ酸塩の製造方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20080255385A1 (ja) |
EP (1) | EP1961728B1 (ja) |
JP (1) | JP5182615B2 (ja) |
CN (1) | CN101331104B (ja) |
CA (1) | CA2631409C (ja) |
ES (1) | ES2439735T3 (ja) |
WO (1) | WO2007069745A1 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE755498A (fr) * | 1969-09-12 | 1971-02-01 | Sumitomo Chemical Co | Preparation d'acide chrysanthemique optiquement |
US6777574B1 (en) * | 1999-07-29 | 2004-08-17 | Speedel Pharma Ag | 2-alkyl-5-halogen-pent-4-ene carboxylic acids and their production |
TR200401871T4 (tr) * | 2000-07-25 | 2004-08-23 | Speedel Pharma Ag | Değiştirilen oktanoil amitlerin (octanoyl amides) hazırlanması |
ATE355263T1 (de) * | 2002-12-09 | 2006-03-15 | Asahi Glass Co Ltd | Verfahren zur herstellung von(4e)-5-chloro-2- isopropyl-4-pentensäureester und optischaktivem isomer davon |
CA2599409A1 (en) * | 2005-03-09 | 2006-09-28 | Dsm Fine Chemicals Austria Nfg Gmbh & Co Kg | Process for preparing enantiopure e-(2s)-alkyl-5-halopent-4-enoic acids and esters |
JP2007013684A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Toshiba Corp | 通信システム、サーバ装置及びデータ端末装置 |
-
2006
- 2006-12-15 ES ES06834835.8T patent/ES2439735T3/es active Active
- 2006-12-15 CN CN200680047263.1A patent/CN101331104B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2006-12-15 CA CA2631409A patent/CA2631409C/en not_active Expired - Fee Related
- 2006-12-15 EP EP06834835.8A patent/EP1961728B1/en not_active Not-in-force
- 2006-12-15 JP JP2007550254A patent/JP5182615B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2006-12-15 WO PCT/JP2006/325108 patent/WO2007069745A1/ja active Application Filing
-
2008
- 2008-06-16 US US12/139,553 patent/US20080255385A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2631409A1 (en) | 2007-06-21 |
CN101331104B (zh) | 2012-12-26 |
EP1961728B1 (en) | 2013-12-11 |
CN101331104A (zh) | 2008-12-24 |
WO2007069745A1 (ja) | 2007-06-21 |
CA2631409C (en) | 2014-11-18 |
ES2439735T3 (es) | 2014-01-24 |
EP1961728A1 (en) | 2008-08-27 |
US20080255385A1 (en) | 2008-10-16 |
JP5182615B2 (ja) | 2013-04-17 |
EP1961728A4 (en) | 2010-05-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007231024A (ja) | 3,3−ジアリルプロピルアミンの製造プロセス | |
JPH0362711B2 (ja) | ||
BRPI0609888A2 (pt) | processo para resolver dinamicamente um ácido (r) - ou (s) - mandélico opcionalmente substituìdo | |
US20080146819A1 (en) | Process for Preparing Levetiracetam | |
JP5182615B2 (ja) | 光学活性な(4e)−5−クロロ−2−イソプロピル−4−ペンテン酸またはその塩基性アミノ酸塩の製造方法 | |
WO2006083012A1 (ja) | ピリミジン化合物の製造方法 | |
JP2003335756A (ja) | 芳香族アルデヒドおよびキラルジオールの製造法 | |
JP5216762B2 (ja) | (s)−1−メチル−フェニルピペラジンの立体選択的合成 | |
CN100488969C (zh) | 光学活性的取代氧膦基乙酸盐及其用途 | |
CN100497335C (zh) | 取代氧膦基乙酸的光学拆分方法 | |
JP2019513805A (ja) | Dl−4,4’−ビフェニルアラニンアルキルエステルからd−4,4’−ビフェニルアラニンアルキルエステルまたはl−4,4’−ビフェニルアラニンアルキルエステルを製造する方法 | |
WO1998029398A1 (fr) | Procede servant a preparer des derives d'acide 2-piperazinecarboxylique presentant une efficacite optique | |
JP4519564B2 (ja) | 1−アミノシクロプロパンカルボン酸の精製方法及び製造方法 | |
JP4586116B2 (ja) | ヒドロキシメチル化化合物の製法 | |
JPH0710822A (ja) | アミノ酸エステルの光学異性体分離法 | |
JP3011784B2 (ja) | 新規なピリジンスルホン酸エステル | |
JP2003171327A (ja) | 光学活性1,1’−ビ−2−ナフトール類の製造方法 | |
JP2014031372A (ja) | 高純度ミチグリニドを調製するための効率的な方法 | |
JPH10218863A (ja) | 光学活性2−ピペラジンカルボン酸誘導体の製造法 | |
MXPA01006203A (en) | Alkyl esters of 3-(3,4-dihalogenophenyl)-2,6-dioxopiperidine-3-propionic acid useful as intermediates | |
JP2005263664A (ja) | 光学活性な3−ニトロアルキルマロン酸エステル誘導体の製造方法 | |
JPH10279564A (ja) | 光学活性なグアニジン誘導体 | |
MXPA06006038A (en) | A process for resolving, optionally substituted, mandelic acids by salt formation with a chiral base cyclic amide | |
JPS61103852A (ja) | 2−フエニルプロピオン酸エステル類の光学分割法 | |
JP2002047263A (ja) | 2−アミノ−ω−シアノアルカン酸誘導体、およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120619 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120710 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20120711 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121221 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130103 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160125 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |