JPWO2007029301A1 - 群管理エレベーターの火災時避難運転装置 - Google Patents

群管理エレベーターの火災時避難運転装置 Download PDF

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Abstract

短時間で大量人数の避難を可能にした群管理エレベーターの火災時避難運転装置を提供する。サービスすべき階床を複数のサービスゾーンに分割し、玄関階から各サービスゾーンを就役する複数のエレベーターを有し、各階床に設置された火災感知器が火災発生を感知した時、各エレベーターを最寄り階に停止させるものにおいて、火災発生時に、火災発生階を含むゾーンをサービスするエレベーターに対しては避難運転不可と判断し最寄り階停止後の運転を停止し、かつ火災発生階を含まないゾーンをサービスするエレベーターに対しては避難運転可能と判断する避難運転可否判定手段1Bと、避難運転可能と判断したエレベーターに対し火災が発生した階床に応じて救出階を設定する救出階設定手段1Cと、当該エレベーターを避難階となる玄関階と救出階との間を往復させることによりビル在館者の避難支援を行う避難運転指令手段1Dとを備える。

Description

この発明は、高層ビルにおける火災発生時に、エレベーターを使用して効率的に避難を実施できる群管理エレベーターの火災時避難運転装置に関するものである。
一般にビル内で火災が発生した場合には、各エレベーターは最寄り階に走行した後、以後の運転を停止することが多い。これは主としてエレベーターによる2次災害の防止を目的としているためである。すなわち、通常のエレベーターの火災管制運転は、火災が起こった場合に、既に乗り込み済みの乗客を迅速に避難させるためにエレベーターの避難階へ直行で着床させるとともに、乗客が閉じ込められるのを防止するために長時間の戸開状態を維持し、この後、火災時のエレベーターの使用を禁止して2次災害を防いでいる。
なお、通常エレベーターとは別に火災発生時に消防士等が利用する特殊構造の非常エレベーターも存在する。
しかし、近年のビルでは防火区画その他の技術が向上し、火災発生階やその上近傍階を除く階床では影響を受けることが少なく、エレベーターも通常運転を継続しても差し支えない構成となってきている。
このことを考慮したエレベーターの運転方式として、例えば高層ビルでの火災時に、火災発生階を含むゾーンをサービスするエレベーター群に火災管制運転(最寄り階に走行して停止)を実施させ、以下優先順位を設けて各ゾーンに順番に火災管制運転を行わせるようにしている。これによって火災に影響の少ない階での通常運転を継続する時間を延長するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば各階床に設置された火災検知手段からの情報に応じて、火災発生階を避けて安全に避難できる階へ誘導するようにしている(例えば、特許文献2参照)。
日本特開平5−8954号公報 日本特開平5−147849号公報
しかしながら、前者の従来技術では、安全な階をサービスするエレベーターに対しても通常運転を行う時間を少し延長しているのみで、通常エレベーターを避難手段として積極的に利用或いは提供する構成とはなっていない。同様に後者の従来技術でも、火災発生階に応じて避難階を変更しているのみで、通常エレベーターを避難手段として積極的に利用或いは提供する構成とはなっていない。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、ビルの防火区画その他の技術の向上等で火災発生階やその上近傍階を除く階床では影響を受けることが少ないことに着目して、火災発生階の位置に応じて安全なエレベーターを避難手段として積極的に提供することにより、短時間で大量人数の避難を可能にできる群管理エレベーターの火災時避難運転装置を提供するものである。
この発明に係る群管理エレベーターの火災時避難運転装置は、サービスすべき階床を複数のサービスゾーンに分割し、玄関階から各サービスゾーンをサービスする複数のエレベーターを有し、ビルの各階床に設置された火災感知器が火災発生を感知した時、各エレベーターを最寄り階に停止させるようにしたものにおいて、火災が発生した場合に、火災発生階を含むゾーンをサービスするエレベーターに対しては避難運転不可と判断し最寄り階停止後の運転を停止させ、かつ火災発生階を含まないゾーンをサービスするエレベーターに対しては避難運転可能と判断する避難運転可否判定手段と、避難運転可否判定手段により避難運転可能と判断したエレベーターに対し火災が発生した階床に応じて救出階を設定する救出階設定手段と、当該エレベーターを避難階となる玄関階と救出階との間を往復させることによりビル在館者の避難支援を行う避難運転指令手段とを備えたものである。
また、救出階設定手段は、火災発生階を含むゾーンより上方に位置するゾーンに対しては、当該ゾーンと一つ下のゾーンとの乗継ぎ階に救出階を設定し、火災発生階を含むゾーンより下方に位置するゾーンに対しては、当該ゾーンと一つ上のゾーンとの乗継ぎ階に救出階を設定するものである。
また、避難運転可否判定手段は、火災発生階がゾーン間の乗継ぎ階である場合、当該乗継ぎ階を共有するゾーンのエレベーターの運転を停止するものである。
また、救出階設定手段は、火災発生階がゾーン間の乗継ぎ階の下方近傍階である場合、当該乗継ぎ階の上方近傍階に救出階を設定するものである。
また、この発明に係る群管理エレベーターの火災時避難運転装置は、サービスすべき階床を複数のサービスゾーンに分割し、玄関階から各サービスゾーンをサービスする複数のエレベーターを有し、ビルの各階床に設置された火災感知器が火災発生を感知した時、各エレベーターを最寄り階に停止させるようにしたものにおいて、火災が発生した場合に、各エレベーターを最寄り階に停止させた後、火災発生階を含むゾーンの各エレベーターに対して、火災発生階位置に応じて自己がサービスするゾーンの上方乗継ぎ階または下方乗継ぎ階に救出階を設定する火災ゾーン救出階設定手段と、火災発生階を含むゾーンより上方に位置するゾーンに対しては、当該ゾーンと一つ下のゾーンとの乗継ぎ階に救出階を設定し、かつ火災発生階を含むゾーンより下方に位置するゾーンに対しては、当該ゾーンと一つ上のゾーンとの乗継ぎ階に救出階を設定する非火災ゾーン救出階設定手段と、各エレベーターを避難階となる玄関階と救出階の間を往復させることによりビル在館者の避難支援を行う避難運転指令手段とを備えたものである。
また、火災ゾーン救出階設定手段は、火災発生階が最上ゾーンの場合には、最上ゾーンをサービスするエレベーターの救出階を最上ゾーンの下方乗継ぎ階に救出階を設定し、火災発生階が最上ゾーンでない場合には、火災発生階がその階を含むゾーンの上方に位置する場合は当該ゾーンをサービスするエレベーターの救出階を当該ゾーンの上方乗継ぎ階に救出階を設定し、それ以外は当該ゾーンの下方乗継ぎ階に救出階を設定するものである。
また、火災ゾーン救出階設定手段は、火災発生階がゾーン間の乗継ぎ階またはその直下階である場合には、その乗継ぎ階を救出階の選定候補から除外するものである。
また、火災ゾーン救出階設定手段は、火災発生階がゾーン間の乗継ぎ階またはその直下階である場合に、その乗継ぎ階を救出階の選定候補から除外されたとき、他にサービス可能な乗継ぎ階が存在する場合はその階に救出階を設定するものである。
以上のように、この発明によれば、高層ビルにおいて火災が発生した場合でも、火災発生階の位置に応じてエレベーターを避難手段として積極的に提供することにより、ビル在館者は階段とエレベーターを併用して避難を行うことができ、短時間で大量人数の避難が実施できるという効果を有する。
また、火災発生階を含むゾーンより上方に位置するゾーンに対しては、当該ゾーンと一つ下のゾーンとの乗継ぎ階に救出階を設定し、火災発生階を含むゾーンより下方に位置するゾーンに対しては、当該ゾーンと一つ上のゾーンとの乗継ぎ階に救出階を設定することにより、ビル在館者の階段移動距離を公平にでき、かつ各エレベーターは避難階と救出階のみに停止することになるので周回時間を早めることができ、短時間に大量人数の避難が実施できるという効果を有する。
また、火災発生階がゾーン間の乗継ぎ階である場合、当該乗継ぎ階を共有するゾーンのエレベーターの運転を停止することにより、安全なエレベーターを使用して避難が実施できるという効果を有する。
また、火災発生階がゾーン間の乗継ぎ階の下方近傍階である場合、当該乗継ぎ階の上方近傍階に救出階を設定することにより、各エレベーターは安全な階との往復運転により救出活動を行うことができるという効果を有する。
また、火災発生階が最上ゾーンの場合には、最上ゾーンをサービスするエレベーターの救出階を最上ゾーンの下方乗継ぎ階に救出階を設定するとともに、火災発生階が最上ゾーンでない場合には、火災発生階がその階を含むゾーンの上方に位置する場合は当該ゾーンをサービスするエレベーターの救出階を当該ゾーンの上方乗継ぎ階に救出階を設定し、それ以外は当該ゾーンの下方乗継ぎ階に救出階を設定することにより、火災により最も危険度の高いゾーンの在館者が乗車できるエレベーター数が増加し、速やかに避難が実施できるという効果を有する。
また、火災発生階がゾーン間の乗継ぎ階またはその直下階である場合には、その乗継ぎ階を救出階の選定候補から除外することにより、安全な避難運転が行えるという効果を有する。
また、火災発生階がゾーン間の乗継ぎ階またはその直下階である場合に、その乗継ぎ階を救出階の選定候補から除外されたとき、他にサービス可能な乗継ぎ階が存在する場合はその階に救出階を設定することにより、運転可能な全てのエレベーターを使用して避難運転が行えるという効果を有する。
図1はこの発明の実施例1における群管理エレベーターの火災時避難運転装置の機能別全体構成例を示すブロック図である。 図2はこの発明の実施例1における群管理エレベーターの火災時避難運転装置における動作の概略を示すフローチャートである。 図3はこの発明の実施例1における群管理エレベーターの火災時避難運転装置における救出階設定動作の一例を説明するための説明図である。 図4はこの発明の実施例1における群管理エレベーターの火災時避難運転装置における救出階設定動作の他の例を説明するための説明図である。 図5はこの発明の実施例2における群管理エレベーターの火災時避難運転装置の機能別全体構成例を示すブロック図である。 図6はこの発明の実施例2における群管理エレベーターの火災時避難運転装置における動作の概略を示すフローチャートである。 図7はこの発明の実施例2における群管理エレベーターの火災時避難運転装置における救出階設定動作の一例を説明するための説明図である。 図8はこの発明の実施例2における群管理エレベーターの火災時避難運転装置における救出階設定動作の他の例を説明するための説明図である。
符号の説明
1 避難計画案作成装置
1A 通信手段
1B 避難運転可否判定手段
1C 救出階設定手段
1D 避難運転指令手段
1E 火災ゾーン救出階設定手段
1F 非火災ゾーン救出階設定手段
2 防災管理装置
3 火災感知器
4 非常放送装置
5 エレベーター群管理装置
この発明をより詳細に説明するために、添付の図面に従ってこれを説明する。
以下この発明の実施例1における群管理エレベーターの火災時避難運転装置について説明する。図1はこの発明の実施例1における群管理エレベーターの火災時避難運転装置の機能別全体構成例を示すブロック図である。図1において、1はエレベーター避難計画案を作成し、指令を行う避難計画案作成装置、2はビル全体の防災機器を管理統括する防災管理装置、3は各階に設置された火災感知器、4は同じく各階に設置された非常放送装置であり、非常時に避難誘導に関するアナウンス等を実施する。また、5はエレベーター群を管理制御するエレベーター群管理装置である。
また図1の避難計画案作成装置1には以下の1A〜1Dの各手段が含まれており、これ
ら1A〜1Dの各手段はマイクロコンピューター上のソフトウェアによって構成されている。1Aは各エレベーター群管理制御装置5等との情報通信を行う通信手段、1Bは各ゾーンをサービスするエレベーターの運転可否を判断する避難運転可否判定手段、1Cは火災発生階位置に応じて避難運転を行う場合の救出階を設定する救出階設定手段、1Dは各エレベーター群管理制御装置5に対して避難運転指令を行う避難運転指令手段である。
次に、この発明の実施例1における動作について図2〜図4を用いて説明する。
図2はこの発明の実施例1における動作の概略を示すフローチャートである。また図3、図4はこの発明の実施例1における救出階設定動作を説明するための説明図である。
まず、図1の火災感知器3により火災が感知された後火災発生が確定すると、図2におけるステップS100で、火災発生の確定情報が図1の防災管理装置2から避難計画案作成装置1に入力される。この後ステップS101で各エレベーターは火災管制運転と呼ばれる運転に移行する。この火災管制運転は走行中のエレベーターが最寄り階に停止し、戸開して乗客を降車させるものである。
この後、ステップS102で各ゾーンをサービスするエレベーター群に対し避難運転可否判定手段1Bにより避難運転の実施可否を判断する。
ここでは、基本的に火災発生階11をサービスするエレベーター群に対しては安全のため避難運転不可と判定して運転を停止させ、ステップS106に進む。またサービスする階床に火災発生階11を含んでいないエレベーター群に対しては避難運転可能と判定し、ステップS103に進む。
次にステップS103では、前記ステップS102で避難運転可能と判定された各エレベーター群に対し、火災発生位置に応じて救出階を設定する。以下図3、図4を用いてこの救出階の設定について説明する。
図3は低層ゾーン・中層ゾーン・高層ゾーンの3つのゾーンをそれぞれサービスするエレベーターが就役するビルの例を示している。すなわち高層ゾーンのエレベーター(図3の右側のエレベーター)は玄関階と高層ゾーンの各階をサービスし、中層ゾーンのエレベーター(図3の中央のエレベーター)は玄関階と中層ゾーンの各階をサービスし、低層ゾーンのエレベーター(図3の左側のエレベーター)は玄関階と低層ゾーンの各階をサービスする場合を例にとる。なお、玄関階は火災発生時には避難階10となる。
ここで図3の例に示すように、中層ゾーンに含まれる階に火災が発生した場合を例にとり説明する。
図3の例では、まず火災発生階11を含む中層ゾーンのエレベーターはステップS102の判定で運転停止と判定される。上層ゾーンのエレベーターに対しては上層/中層ゾーンの乗継ぎ階を救出階12として設定する。また下層ゾーンのエレベーターに対しては中層/下層ゾーンの乗継ぎ階を救出階13として設定する。
これにより、上層ゾーン在館者は上層/中層ゾーンの乗継ぎ階である救出階12まで階段で移動し、この後上層ゾーンのエレベーターに乗車して避難階10である玄関階まで移動することができる。また中層ゾーン在館者は中層/下層ゾーンの乗継ぎ階である救出階13まで階段で移動し、この後下層ゾーンのエレベーターに乗車して避難階10である玄関階まで移動する。なお、下層ゾーン在館者は階段で避難を実施することになる。
このように基本的に火災発生階11よりも上方ゾーンについては、自己ゾーンと自己ゾーンより下のゾーンとの乗継ぎ階を救出階12として設定する。また火災発生階11よりも下方ゾーンについては、自己ゾーンと自己ゾーンより上のゾーンとの乗継ぎ階を救出階13として設定する。
一般的な人間の心理として、火災のような災害発生時には、ビルの在館者は下方向への移動を行うものである。したがって、上記のように乗継ぎ階を設定すれば、最下層を除く全ての在館者は自己ゾーンの下方乗継ぎ階まで階段で移動すればエレベーターに乗車することができ、各ゾーン在館者の階段移動距離はほぼ公平であり、特定階の人のみが長距離を階段移動する必要がない。また全員が階段のみで移動するよりもはるかに速やかに避難を完了することができる。
次に、乗継ぎ階または乗継ぎ階の下方近傍階に火災が発生した場合の救出階設定について、図4を用いて説明する。
図4(a)は中層/下層ゾーンの乗継ぎ階に火災が発生した場合の例を示す。このような場合、中層/下層ゾーンのエレベーターは自己のサービスする階に火災が発生したので、ステップS102の判定で共に避難運転不可と判定され、運転を停止する。したがって中層/下層ゾーンの在館者は階段で避難を行うことになる。また上層ゾーンのエレベーターは前述のように、上層/中層ゾーンの乗継ぎ階に救出階12が設定され、この救出階12から上層ゾーンの在館者はエレベーターで避難を行うことができる。
なお図示しないが、玄関階のように各エレベーターが共通でサービスする階に火災が発生した場合は、ステップS102で全てのエレベーターは運転停止と判定されることになる。
また、図4(b)は上層/中層ゾーンの乗継ぎ階の直下階に火災が発生した場合の例を示す。このような場合、中層ゾーンのエレベーターは自己のサービスする階に火災が発生したので、ステップS102の判定で避難運転不可と判定され運転を停止する。また上層ゾーンのエレベーターはステップS102で避難運転可能と判定される。しかし直下階に火災が発生すると、火災の進展によっては乗継ぎ階にも延焼する場合がある。そのため安全余裕を考慮し、上層ゾーン用の救出階12を乗継ぎ階より上方の階にシフトする。このシフト方法として例えば次の方法が考えられる。
火災発生階11が乗継ぎ階−1階の場合、救出階を乗継ぎ階+2階に設定し、火災発生階が乗継ぎ階−2階の場合、救出階を乗継ぎ階+1階に設定する。
すなわち、安全パラメーターとしてX(階)を設定し、火災が乗継ぎ階−1階〜乗継ぎ階−X階に発生した場合に、救出階を火災発生階+X+1階に設定する。上記例はX=2とした場合である。このXの値はビル構造に応じて適宜設定して差し支えない。
以上のようにしてステップ S103で救出階が設定されると、ステップS104に進み、エレベーターを用いた避難が実施されることになる。
避難運転可能なエレベーターは設定された救出階12、13と避難階10(通常玄関階)との往復運転を行い、在館者の避難救助に当たる。また、各階に設置された非常放送装置4から在館者に対して、エレベーター避難の有効・無効およびどの階からエレベーターに乗車可能かの案内誘導が実施される。
前記ステップS104の避難運転はステップS105で終了と判定されるまで継続して実施される。この終了判定条件としては例えば以下が考えられる。
(i) 防災員、消防隊など人間の判断により運転終了と判定し、運転終了と入力された場合。
(ii) 火災の進展あるいは消化活動の浸水等によりエレベーター運転の安全が脅かされた場合。
(iii) 救出階での乗車がなくなり、避難完了と判定された場合。
上記(i)はマニュアル入力、(ii)、(iii)は乗降車センサーなどエレベーター関連設備のセンサーにより自動判定可能である。なお、終了判定は上記に限られることはない。例えば、何らかの条件で安全確保が困難になった場合、および避難が完了したと判定できる条件が満たされれば運転を終了してもよい。
以上ステップS102〜S104は各ゾーンを担当するエレベーターグループごとに実施されるものである。
以下この発明の実施例2における群管理エレベーターの火災時避難運転装置について説明する。図5はこの発明の実施例2における群管理エレベーターの火災時避難運転装置の機能別全体構成例を示すブロック図である。図5において、図1と同一部分には同一符号を付しているので説明を省略し、相違点のみ説明する。1Eは火災発生階位置に応じて火災発生階を含むゾーンをサービスするエレベーターが避難運転を行う場合の救出階を設定する火災ゾーン救出階設定手段、1Fは火災発生階を含まないゾーンをサービスするエレベーターが避難運転を行う場合の救出階を設定する非火災ゾーン救出階設定手段である。
次に、この発明の実施例2における動作について図6〜図8を用いて説明する。
図6はこの発明の実施例2における動作の概略を示すフローチャートである。また図7、図8はこの発明の実施例2における救出階設定動作を説明するための説明図である。
まず、図5の火災感知器3により火災が感知された後火災発生が確定すると、図6におけるステップS200で、火災発生の確定情報が図5の防災管理装置2から避難計画案作成装置1に入力される。この後ステップS201で各エレベーターは火災管制運転と呼ばれる運転に移行する。この火災管制運転は走行中のエレベーターが最寄り階に停止し、戸開して乗客を降車させるものである。
この後、ステップS202で各ゾーンをサービスするエレベーター群に対し救出階設定の可否を判断する。この実施例2では後述のステップS203で説明するように、基本的に各ゾーンの乗継ぎ階に救出階を設定するが、乗継ぎ階またはその直下階に火災が発生する場合がある。その場合、他にサービス可能な乗継ぎ階がある場合にはその階に救出階を設定するが、他に乗継ぎ階が存在しない場合には当該ゾーンの救出階設定不可と判定し、ステップS206に進みエレベーターの運転を停止する。
なお、避難階(通常玄関階)のように各エレベーターが共通で乗客を降車させるべき階に火災が発生した場合は、ステップS202で全てのエレベーターは運転不可と判定し、ステップS206に進みエレベーターの運転を停止する。
また上記以外のケースで救出階を設定可能な場合にはステップS203に進む。
次にステップS203では、前記ステップS202で避難運転可能と判定された各エレベーター群に対し、火災発生位置に応じて救出階を設定する。以下図7、図8を用いてこの救出階の設定について説明する。
図7は低層ゾーン・中層ゾーン・高層ゾーンの3つのゾーンをそれぞれサービスするエレベーターが就役するビルの例を示している。すなわち高層ゾーンのエレベーター(図7の右側のエレベーター)は玄関階と高層ゾーンの各階をサービスし、中層ゾーンのエレベーター(図7の中央のエレベーター)は玄関階と中層ゾーンの各階をサービスし、低層ゾーンのエレベーター(図7の左側のエレベーター)は玄関階と低層ゾーンの各階をサービスする場合を例にとる。なお、玄関階は火災発生時には避難階10となる。
まず図7(a)の例に示すように、中層ゾーン内でやや下方の階で火災が発生した場合を例にとり説明する。11は火災発生階である。
図7(a)の例では、火災発生で最も危険とみなされるのは中層ゾーンの各階である。したがって、この場合には中層ゾーン在館者の避難を優先すべきである。そのため、中層ゾーンのエレベーターに対しては中層/低層ゾーンの乗継ぎ階に救出階13を設定する。また 中層ゾーンより下にある低層ゾーンのエレベーターは当該ゾーンの上方にある乗継ぎ階に設定する。その結果、中層ゾーンのエレベーターと同様に中層/低層ゾーンの乗継ぎ階に救出階13を設定する。これによって、中層ゾーン在館者は中層/低層ゾーンの乗継ぎ階まで階段で移動した後、中層ゾーンのエレベーターと低層ゾーンのエレベーターの両方を用いて速やかに避難階(玄関階)まで移動を行うことができる。
また上層ゾーンのエレベーターに対しては、当該ゾーンの下方にある上層/中層ゾーンの乗継ぎ階を救出階12として設定する。上層ゾーン在館者は上層/中層ゾーンの乗継ぎ階まで階段で移動し、この後上層ゾーンのエレベーターで避難階(玄関階)まで移動することができる。なお、低層ゾーン在館者は階段で避難を実施することになる。
次に、図7(b)を例にとり説明する。この例では中層ゾーンのやや上方に火災が発生した場合であり、11は火災発生階である。この場合、延焼を考慮すれば中層ゾーンよりも上層ゾーンの方が危険性は高いと判断される。そのため中層ゾーンよりも上層ゾーン在館者の避難を優先し、中層ゾーンのエレベーターに対しては上層/中層ゾーンの乗継ぎ階に救出階12を設定する。一方、上層ゾーンのエレベーターと低層ゾーンのエレベーターに対しては図7(a)の場合と同じく、それぞれ上層/中層ゾーンの乗継ぎ階と中層/低層ゾーン乗継ぎ階に救出階12、13を設定する。これによって、上層ゾーン在館者は上層/中層ゾーンの乗継ぎ階まで階段で移動した後、上層ゾーンのエレベーターと中層ゾーンのエレベーターの両方を用いて速やかに避難を行うことができる。また、中層ゾーン在館者は低層ゾーンのエレベーターで避難を行い、低層ゾーン在館者は階段で避難を実施することになる。
このように、基本的に火災発生階11を含むゾーンについては火災発生階位置に応じて救出階を上下乗継ぎ階のいずれかに救出階12、13を設定する。また火災発生階11よりも上方ゾーンについては、自己ゾーンと自己ゾーンより下のゾーンとの乗継ぎ階を救出階12として設定し、火災発生階11よりも下方ゾーンについては、自己ゾーンと自己ゾーンより上のゾーンとの乗継ぎ階を救出階13として設定する。
このようにすれば、火災によって最も避難を優先すべきゾーンの在館者がより多くのエレベーターを使用して避難を行うことができる。
なお、図7(a)、 (b)に示すように火災発生階11を含むゾーンのエレベーターを上下いずれの乗継ぎ階に救出階を設定するかについては、パラメーターとしてX(階)を設定し、火災が上部乗継ぎ階−2階〜乗継ぎ階−X階に発生した場合に、救出階を上部乗継ぎ階に設定する。このXの値はビル構造に応じて適宜設定して差し支えない。
次に乗継ぎ階または乗継ぎ階の直下階に火災が発生した場合の救出階設定について、図8を用いて説明する。
図8(a)は中層/低層ゾーンの乗継ぎ階に火災が発生した場合の例を示す。11は火災発生階である。このような場合、低層ゾーンのエレベーターは自己のサービスする乗継ぎ階に火災が発生し、他に救出階を設定すべき乗継ぎ階が無いので、ステップS202の判定で救出階設定不可と判定され運転を停止する。したがって、中層/低層ゾーンの在館者は階段で避難を行うことになる。
また中層ゾーンのエレベーターは中層/低層ゾーンの乗継ぎ階に救出階設定が不可なので、代わりに救出階12を上層/中層ゾーンの乗継ぎ階に設定する。なお上層ゾーンのエレベーターは、前述のように上層/中層ゾーンの乗継ぎ階に救出階12が設定されている。したがって、上層/中層ゾーンの乗継ぎ階である救出階12から上層ゾーン在館者は上層ゾーンのエレベーターと中層ゾーンのエレベーターの両方を用いて避難を行うことができる。
また、図8(b)は上層/中層ゾーンの乗継ぎ階に火災が発生した場合の例を示す。11は火災発生階である。このような場合、上層ゾーンのエレベーターは自己のサービスする乗継ぎ階に火災が発生し、他に救出階を設定すべき乗継ぎ階が無いので、ステップS202の判定で救出階設定不可と判定され、運転を停止する。また中層ゾーンのエレベーターは上層/中層ゾーンの乗継ぎ階に救出階設定が不可なので、代わりに救出階13を中層/低層ゾーンの乗継ぎ階に設定する。したがって、上層/中層ゾーンの在館者は階段で中層/低層ゾーンの乗継ぎ階まで移動し、中層ゾーンのエレベーターと低層ゾーンのエレベーターの両方を用いて避難を行うことになる。
なお図示しないが、避難階(玄関階)に火災が発生した場合は、ステップS202で全てのエレベーターは運転停止と判定されることになる。
以上のようにしてステップS203で救出階が設定されると、ステップS204に進み、エレベーターを用いた避難が実施されることになる。
避難運転可能なエレベーターは設定された救出階と避難階(通常玄関階)との往復運転を行い、在館者の避難救助に当たる。また、各階に設置された非常放送装置4から在館者に対して、エレベーター避難の有効・無効およびどの階からエレベーターに乗車可能かの案内誘導が実施される。
前記ステップS204の避難運転はステップS205で終了と判定されるまで継続して実施される。この終了判定条件としては例えば以下が考えられる。
(i) 防災員、消防隊など人間の判断により運転終了と判定し、運転終了と入力された場合。
(ii) 火災の進展あるいは消化活動の浸水等によりエレベーター運転の安全が脅かされた場合。
(iii) 救出階での乗車がなくなり、避難完了と判定された場合。

上記(i)はマニュアル入力、(ii)、(iii)は乗降車センサーなどエレベーター関連設備のセンサーにより自動判定可能である。なお、終了判定は上記に限らない。何らかの条件で安全確保が困難になった場合、および避難が完了したと判定できる条件が満たされれば運転を終了する。
以上ステップS201〜S206は各ゾーンを担当するエレベーターグループごとに実施されるものである。
以上のように、この発明の群管理エレベーターの火災時避難運転装置は、ビルの防火区画その他の技術の向上等で火災発生階やその上近傍階を除く階床では影響を受けることが少ないことに着目して、火災発生階の位置に応じて安全なエレベーターを避難手段として積極的に提供することにより、短時間で大量人数の避難を可能にできる。

Claims (8)

  1. サービスすべき階床を複数のサービスゾーンに分割し、玄関階から各サービスゾーンをサービスする複数のエレベーターを有し、ビルの各階床に設置された火災感知器が火災発生を感知した時、各エレベーターを最寄り階に停止させるようにした群管理エレベーターの運転装置において、
    火災が発生した場合に、火災発生階を含むゾーンをサービスするエレベーターに対しては避難運転不可と判断し最寄り階停止後の運転を停止させ、かつ火災発生階を含まないゾーンをサービスするエレベーターに対しては避難運転可能と判断する避難運転可否判定手段と、
    前記避難運転可否判定手段により避難運転可能と判断したエレベーターに対し火災が発生した階床に応じて救出階を設定する救出階設定手段と、
    当該エレベーターを避難階となる前記玄関階と前記救出階との間を往復させることによりビル在館者の避難支援を行う避難運転指令手段と、
    を備えたことを特徴とする群管理エレベーターの火災時避難運転装置。
  2. 救出階設定手段は、火災発生階を含むゾーンより上方に位置するゾーンに対しては、当該ゾーンと一つ下のゾーンとの乗継ぎ階に救出階を設定し、火災発生階を含むゾーンより下方に位置するゾーンに対しては、当該ゾーンと一つ上のゾーンとの乗継ぎ階に救出階を設定することを特徴とする請求項1記載の群管理エレベーターの火災時避難運転装置。
  3. 避難運転可否判定手段は、火災発生階がゾーン間の乗継ぎ階である場合、当該乗継ぎ階を共有するゾーンのエレベーターの運転を停止することを特徴とする請求項1記載の群管理エレベーターの火災時避難運転装置。
  4. 救出階設定手段は、火災発生階がゾーン間の乗継ぎ階の下方近傍階である場合、当該乗継ぎ階の上方近傍階に救出階を設定することを特徴とする請求項1記載の群管理エレベーターの火災時避難運転装置。
  5. サービスすべき階床を複数のサービスゾーンに分割し、玄関階から各サービスゾーンをサービスする複数のエレベーターを有し、ビルの各階床に設置された火災感知器が火災発生を感知した時、各エレベーターを最寄り階に停止させるようにした群管理エレベーターの運転装置において、
    火災が発生した場合に、各エレベーターを最寄り階に停止させた後、火災発生階を含むゾーンの各エレベーターに対して、火災発生階位置に応じて自己がサービスするゾーンの上方乗継ぎ階または下方乗継ぎ階に救出階を設定する火災ゾーン救出階設定手段と、
    火災発生階を含むゾーンより上方に位置するゾーンに対しては、当該ゾーンと一つ下のゾーンとの乗継ぎ階に救出階を設定し、かつ火災発生階を含むゾーンより下方に位置するゾーンに対しては、当該ゾーンと一つ上のゾーンとの乗継ぎ階に救出階を設定する非火災ゾーン救出階設定手段と、
    各エレベーターを避難階となる玄関階と前記救出階の間を往復させることによりビル在館者の避難支援を行う避難運転指令手段と、
    を備えたことを特徴とする群管理エレベーターの火災時避難運転装置。
  6. 火災ゾーン救出階設定手段は、火災発生階が最上ゾーンの場合には、最上ゾーンをサービスするエレベーターの救出階を最上ゾーンの下方乗継ぎ階に救出階を設定し、火災発生階が最上ゾーンでない場合には、火災発生階がその階を含むゾーンの上方に位置する場合は当該ゾーンをサービスするエレベーターの救出階を当該ゾーンの上方乗継ぎ階に救出階を設定し、それ以外は当該ゾーンの下方乗継ぎ階に救出階を設定することを特徴とする請求項5記載の群管理エレベーターの火災時避難運転装置。
  7. 火災ゾーン救出階設定手段は、火災発生階がゾーン間の乗継ぎ階またはその直下階である場合には、その乗継ぎ階を救出階の選定候補から除外することを特徴とする請求項5記載の群管理エレベーターの火災時避難運転装置。
  8. 火災ゾーン救出階設定手段は、火災発生階がゾーン間の乗継ぎ階またはその直下階である場合に、その乗継ぎ階を救出階の選定候補から除外されたとき、他にサービス可能な乗継ぎ階が存在する場合はその階に救出階を設定することを特徴とする請求項7記載の群管理エレベーターの火災時避難運転装置。
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