JPWO2007020895A1 - スプールバルブ装置 - Google Patents

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Abstract

スプールバルブ装置の応答性を高くし、変速時の走行フィーリングを向上させる。入力ポート(p1)、出力ポート(p2)及びドレーンポート(p4)が形成されたバルブ本体(62)と、進退自在に配設されたスプール(62)とを有する。そして、スプール(62)は第1、第2のランド及びグルーブ部(79)を備え、グルーブ部(79)は、くびれ部(85)、くびれ部(85)より第1のランド側に形成された第1のテーパ部(86)、及びくびれ部(85)より第2のランド側に形成された第2のテーパ部(87)を備える。スプール(62)を移動させ、第1のランドの軸方向端部を入力ポート(p1)の軸方向端部間に置いたときに、第2のテーパ部(87)の延長線上に、出力ポート(p2)の径方向に延びる面が位置するように第2のテーパ部(87)が形成される。サイドフォース及びフローフォースのいずれも小さくなる。

Description

本発明は、スプールバルブ装置に関するものである。
従来、例えば、車両に搭載された自動変速機の油圧回路には、各種のソレノイドバルブ
が配設され、該ソレノイドバルブは、ソレノイド部及びバルブ部を備え、ソレノイド部のコイルに電流を供給することによってバルブ部を作動させ、油路を開閉したり、油の流量を調整したり、油圧を調整したりするようになっている。
次に、前記ソレノイドバルブのうちのリニアソレノイドバルブについて説明する。
図1は従来のリニアソレノイドバルブの断面図である。
図において、11はソレノイド部、12は該ソレノイド部11を駆動することによって作動させられるバルブ部としての調圧バルブ部である。前記ソレノイド部11は、図示されないコイルアッセンブリ、該コイルアッセンブリに対して進退(図において左右方向に移動)自在に配設されたプランジャ14等を備える。該プランジャ14において、前端面(図において左端面)S1に、調圧バルブ部12のスプール26の後端(図において右端)が当接させられる。
そして、前記コイルアッセンブリにおいて、コイルによってプランジャ14が所定の吸引力で吸引され、プランジャ14に推力が発生させられると、該推力はスプール26に伝達され、調圧バルブ部12が作動させられ、油の流量が調整されたり、油圧が調整されたりする。
一方、調圧バルブ部12は、スリーブ状のバルブ本体62、該バルブ本体62に対して進退自在に、かつ、摺(しゅう)動自在に配設された前記スプール26、前記バルブ本体62の前端(図において左端)に螺(ら)合によって固定されたエンドプレート64、該エンドプレート64とスプール26の前端との間に配設され、スプール26をソレノイド部11側に向けて所定のスプリング荷重で付勢するスプリング44等を備える。なお、前記バルブ本体62は、図示されないバルブボディに対して、例えば、圧入のような所定の方法によって取り付けられる。
前記スプール26は、前端に形成された中径のランド66、該ランド66の後方(図において右方)に隣接させて形成された小径のランド間部分、すなわち、グルーブ部67、該グルーブ部67の後方に隣接させて形成された大径のランド68、該ランド68の後方に隣接させて形成された小径のグルーブ部69、該グルーブ部69の後方に隣接させて形成された大径のランド70、及び該ランド70の後方に隣接させて形成された小径のプランジャ当接部71を備える。
そして、前記エンドプレート64の後端面(図において右端面)に凹部75が、前記ランド66の前端面に凹部76が形成され、前記スプリング44は、前端を凹部75内に位置させ、後端を凹部76内に位置させて配設される。前記エンドプレート64は、スプール26がバルブ本体62から抜け出すのを防止するとともに、スプリング荷重を調整するためのものであり、エンドプレート64を回転させることによって前後に移動させ、スプリング荷重を調整することができる。
前記バルブ本体62は、入力圧が供給される入力ポートp1、出力圧を図示されないシフトバルブに対して出力するための出力ポートp2、フィードバックポートp3及び入力圧を排出するドレーンポートp4を備え、前記フィードバックポートp3は、前記バルブ本体62外に形成された図示されないフィードバック油路を介して前記出力ポートp2と連通させられ、出力圧がフィードバック圧として供給され、ランド66、68の面積差に対応するフィードバック力を発生させ、該フィードバック力でスプール26を後方に押す。
したがって、該スプール26は、プランジャ14による推力、スプリング44のスプリング荷重及びフィードバック圧によるフィードバック力を受け、プランジャ当接部71を前記前端面S1に当接させた状態で、プランジャ14と一体的に進退する。
しかしながら、前記従来のリニアソレノイドバルブにおいては、入力ポ−トp1の開き量が少ない状態で、特に、入力圧がライン圧のように高い場合、入力ポートp1から流入した油の流れによって、スプール26の径方向にサイドフォースが、スプール26の軸方向にフローフォースが加わってしまう。
図2は従来のリニアソレノイドバルブの要部を示す断面図である。
図において、26はスプール、62はバルブ本体、68、70はランド、69はグルーブ部、p1は入力ポート、p2は出力ポート、p4はドレーンポートである。
入力ポートp1に供給された油は、矢印Aで示されるように、入力ポートp1の後端(図において右端)のエッジe1とランド68の後端のエッジe2との間の隙(すき)間w1を通り、バルブ本体62とランド68、70及びグルーブ部69によって形成された筒状の油室81に流入する。
続いて、油は、グルーブ部69に当たって偏向させられ、矢印Bで示されるように、グルーブ部69に沿って流れ、ランド70の前端面(図において左端面)S2に当たるのに伴って、反転させられ、矢印Cで示されるように流れた後、矢印Dで示されるように出力ポートp2から排出される。
なお、所定の量の油は、矢印Eで示されるように、ドレーンポートp4の前端(図において左端)のエッジe3とランド70の前端のエッジe4との間の隙間w2を通り、ドレーンポートp4に送られる。
ところで、油室81に流入した油がグルーブ部69に当たることによって、スプール26の径方向における入力ポートp1と反対側に向けてサイドフォースFsが発生し、グルーブ部69に沿って流れた油がランド70の前端面S2に当たることによって、スプール26の軸方向におけるソレノイド部11(図1)側に向けてフローフォースFfが発生してしまう。
そして、サイドフォースFsによって、スプール26が、バルブ本体62の内周面における入力ポートp1と反対側に押し付けられ、また、フローフォースFfによって、スプール26が、ソレノイド部11側に押圧され、プランジャ14による推力と、スプリング荷重及びフィードバック力とのバランスを崩してしまう。したがって、スプール26を円滑に進退させることができなくなり、出力圧を安定させて発生させることができなくなる。
その結果、リニアソレノイドバルブの応答時間が長くなり、応答性が低くなるとともに、ヒステリシスが大きくなり、変速時の走行フィーリングが悪化してしまう。
本発明は、前記従来のリニアソレノイドバルブの問題点を解決して、応答時間を短くすることができ、応答性を高くすることができるとともに、ヒステリシスを小さくすることができ、変速時の走行フィーリングを向上させることができるスプールバルブ装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明のスプールバルブ装置においては、軸方向における一方側から他方側にかけての配列方向において、入力圧が供給される入力ポート、出力圧を出力するための出力ポート、及び前記入力圧を排出するドレーンポートが順に形成されたバルブ本体と、該バルブ本体に対して進退自在に配設され、前記配列方向において、第1のランド、該第1のランドと隣接させて形成されたグルーブ部、及び該グルーブ部と隣接させて形成された第2のランドを順に備えたスプールとを有する。
そして、前記グルーブ部は、前記配列方向において、前記第1のランドからくびれ部にかけて形成された第1の第1のテーパ部、くびれ部、及び該くびれ部から第2のランドにかけて形成された第2のテーパ部を順に備え、軸方向において、前記第1のランドと前記グルーブ部との間の軸方向端部が、前記入力ポートにおける非駆動部側の軸方向端部と駆動部側の軸方向端部との間に置かれた状態で、第2のテーパ部の延長線上に、前記出力ポートの径方向に延びる面が位置するように前記第2のテーパ部が形成される。
本発明によれば、スプールバルブ装置においては、軸方向における一方側から他方側にかけての配列方向において、入力圧が供給される入力ポート、出力圧を出力するための出力ポート、及び前記入力圧を排出するドレーンポートが順に形成されたバルブ本体と、該バルブ本体に対して進退自在に配設され、前記配列方向において、第1のランド、該第1のランドと隣接させて形成されたグルーブ部、及び該グルーブ部と隣接させて形成された第2のランドを順に備えたスプールとを有する。
そして、前記グルーブ部は、前記配列方向において、前記第1のランドからくびれ部にかけて形成された第1の第1のテーパ部、くびれ部、及び該くびれ部から第2のランドにかけて形成された第2のテーパ部を順に備え、軸方向において、前記第1のランドと前記グルーブ部との間の軸方向端部が、前記入力ポートにおける非駆動部側の軸方向端部と駆動部側の軸方向端部との間に置かれた状態で、第2のテーパ部の延長線上に、前記出力ポートの径方向に延びる面が位置するように前記第2のテーパ部が形成される。
この場合、グルーブ部は、くびれ部及び第1、第2のテーパ部を備えるので、第1、第2のテーパ部において油の流れが偏向させられるのに伴って発生させられる力が分圧させられる。
したがって、サイドフォース及びフローフォースのいずれも小さくなるので、スプールを円滑に進退させることができるだけでなく、出力圧を安定させて発生させることができる。
その結果、スプールバルブ装置の応答時間を短くすることができ、応答性を高くすることができ、ヒステリシスを小さくすることができ、変速時の走行フィーリングを向上させることができる。
従来のリニアソレノイドバルブの断面図である。 従来のリニアソレノイドバルブの要部を示す断面図である。 本発明の実施の形態におけるリニアソレノイドバルブの断面図である。 本発明の実施の形態におけるリニアソレノイドバルブの要部を示す断面図である。 本発明の実施の形態における調圧範囲にスプールが配設された第1の状態を示す図である。 本発明の実施の形態における調圧範囲にスプールが配設された第2の状態を示す図である。 本発明の実施の形態におけるスプールに加わるサイドフォース及びフローフォースを示す図である。
符号の説明
10 リニアソレノイドバルブ
26 スプール
62 バルブ本体
68、70 ランド
79 グルーブ部
85 くびれ部
86〜88 第1〜第3のテーパ部
p1 入力ポート
p2 出力ポート
p4 ドレーンポート
s1、s2 側面
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、スプールバルブ装置としての、かつ、ソレノイドバルブとしてのリニアソレノイドバルブについて説明する。
図3は本発明の実施の形態におけるリニアソレノイドバルブの断面図である。
図において、10はリニアソレノイドバルブであり、該リニアソレノイドバルブ10は、例えば、自動変速機の油圧回路に配設され、該油圧回路において、図示されないオイルポンプから吐出された油圧が図示されないプライマリレギュレータバルブによって調整されてライン圧になり、該ライン圧がリニアソレノイドバルブ10が入力圧として供給される。
そして、リニアソレノイドバルブ10は、電流に基づいて作動させられ、電流に対応する油圧を図示されない摩擦係合要素、例えば、クラッチ、ブレーキ等の油圧サーボに供給する。
また、11はソレノイド駆動装置を構成するソレノイド部、12は該ソレノイド部11を駆動することによって作動させられるバルブユニットを構成する調圧バルブ部である。なお、本願発明の説明上、前記リニアソレノイドバルブ10において、調圧バルブ部12が配設される側を前側又は前方とし、ソレノイド部11が配設される側を後側又は後方とする。そして、前記調圧バルブ部12において、前側を非駆動部側とし、後側を駆動部側とする。
前記リニアソレノイドバルブ10は、通常、重力の影響を受けることがないように、図示されない自動変速機ケースに水平に取り付けられる。前記ソレノイド部11は、図示されないコイルアッセンブリ、該コイルアッセンブリに対して進退自在(図において左右方向に移動)に配設されたプランジャ14、及び前記コイルアッセンブリを包囲して配設された筒状の筐(きょう)体としてのヨーク20を備える。
また、前記コイルアッセンブリは、コイル及びエンド部を備えた筒状体から成り、該筒
状体に中空部が形成され、該中空部に前記プランジャ14が摺動自在に嵌(かん)入される。したがって、プランジャ14は中空部に嵌入された状態でコイルアッセンブリによって支持される。
該プランジャ14において、前端面(図において左端面)S1に、調圧バルブ部12のスプール26の後端(図において右端)が当接させられる。
そして、前記コイルアッセンブリにおいて、前記コイルに電流が流され、コイルによってプランジャ14が所定の吸引力で吸引され、プランジャ14に推力Fplが発生させられると、該推力Fplはスプール26に伝達され、調圧バルブ部12が作動させられ、油の流量が調整されたり、油圧が調整されたりする。
一方、調圧バルブ部12は、バルブ本体62、該バルブ本体62に対して進退自在に嵌入された前記スプール26、前記バルブ本体62の前端(図において左端)に螺合によって固定されたエンドプレート64、該エンドプレート64とスプール26の前端との間に配設され、スプール26をソレノイド部11側に向けて所定のスプリング荷重Fspで付勢する付勢部材としてのスプリング44等を備える。なお、本実施の形態においては、バルブボディに前記バルブ本体62が組み付けられるようになっているが、バルブボディに穴を形成し、該穴にスプール26を挿入することもできる。その場合、前記バルブボディがバルブ本体を構成し、バルブボディに入力ポート、出力ポート、フィードバックポート、ドレーンポート等が形成され、バルブボディにソレノイド部が取り付けられる。
前記スプール26は、軸方向における一方側から他方側にかけての配列方向において、本実施の形態においては、非駆動部側から駆動部側にかけて、前端に形成された中径のランド66、該ランド66の後方(図において右方)に隣接させて形成された小径のグルーブ部67、該グルーブ部67の後方に隣接させて形成された第1のランドとしての大径のランド68、該ランド68の後方に隣接させて形成された小径のグルーブ部79、該グルーブ部79の後方に隣接させて形成された第2のランドとしての大径のランド70、及び該ランド70の後方に隣接させて形成された小径のプランジャ当接部71を順に備える。前記グルーブ部79は、ほぼ中央に形成され、径が最も小さくされたくびれ部85、該くびれ部85より前方(図において左方)、すなわち、ランド68側に形成された第1のテーパ部86、及び前記くびれ部85より後方、すなわち、ランド70側に形成された第2、第3のテーパ部87、88から成り、軸方向に、かつ、非駆動部側から駆動部側にかけて第1のテーパ部86、くびれ部85、及び第2、第3のテーパ部87、88が形成される。なお、前記くびれ部85によって最細部が構成される。
また、前記エンドプレート64の後端面(図において右端面)に凹部75が、前記ランド66の前端面に凹部76が形成され、前記スプリング44は、前端を凹部75内に位置させ、後端を凹部76内に位置させて配設される。前記エンドプレート64は、スプール26がバルブ本体62から抜け出すのを防止するとともに、スプリング荷重Fspを調整するためのものであり、エンドプレート64を回転させることによって前後に移動させ、スプリング荷重Fspを調整することができる。
前記バルブ本体62は、軸方向における所定の箇所に、入力圧が供給される入力ポートp1、出力圧を前記油圧サーボに対して出力するための出力ポートp2、フィードバックポートp3及びドレーンポートp4を備え、前記フィードバックポートp3、入力ポートp1、出力ポートp2及びドレーンポートp4は、バルブ本体62の軸方向において非駆動部側から駆動部側にかけて順に形成される。前記フィードバックポートp3は、前記バルブ本体62外に形成された図示されないフィードバック油路を介して前記出力ポートp2と連通させられ、出力圧がフィードバック圧として供給され、ランド66、68の面積
差に対応するフィードバック力Ffbを発生させ、該フィードバック力Ffbでスプール26を後方に押す。前記入力ポートp1の後端面に切欠82が、ドレーンポートp4の前端面に切欠83が形成される。前記ランド68は入力ポートp1に、前記グルーブ部79は出力ポートp2に臨ませて形成される。
したがって、前記スプール26は、前記推力Fpl、スプリング荷重Fsp及びフィードバック力Ffbを受け、プランジャ当接部71を前端面S1に当接させた状態で、プランジャ14と一体的に進退し、前記出力圧を発生させるために設定された調圧範囲における所定の位置で停止させられた状態で、推力Fplと、スプリング荷重Fsp及びフィードバック力Ffbとはバランスさせられ、
Fpl=Fsp+Ffb
になる。
なお、前記調圧範囲は、入力圧が入力されて所定の出力圧が発生させられる範囲であり、所定のフィードバック圧がスプール26に加わる範囲である。また、調圧範囲には、入力圧と等しい出力圧が発生させられる範囲も含まれる。
次に、前記構成のリニアソレノイドバルブ10の動作について説明する。
プランジャ14の初期位置において、コイルに電流が供給されると、コイルによってプランジャ14が所定の吸引力で吸引され、プランジャ14に推力Fplが発生させられる。その結果、前記スプリング荷重Fsp及びフィードバック力Ffbに抗して、推力Fplはスプール26に伝達され、調圧バルブ部12が作動させられ、スプール26を前進(図において左方向に移動)させる。この場合、プランジャ14のストローク量に基づいて、スプール26の位置が制御される。これにより、入力ポートp1とドレーンポートp4との流通割合が制御され、リニアに油圧が調整され、出力ポートp2から調整された油圧が前記出力圧として出力される。
そして、前記コイルへの電流の供給を切断すると、スプリング荷重Fsp及びフィードバック力Ffbによって、スプール26及びプランジャ14が後退(図において右方向に移動)させられ、プランジャ14は初期位置に戻る。
ところで、入力ポ−トp1の開き量が少ない状態で、特に、入力圧がライン圧のように高い場合、入力ポートp1から流入した油の流れによって、スプール26の径方向にサイドフォースFsが、スプール26の軸方向にフローフォースFfが加わると、サイドフォースFsによって、スプール26が、バルブ本体62の内周面における入力ポートp1と反対側に押し付けられ、また、フローフォースFfによって、スプール26が、ソレノイド部11側に押圧され、推力Fplと、スプリング荷重Fsp及びフィードバック力Ffbとのバランスを崩してしまう。
その結果、リニアソレノイドバルブ10の応答性が低くなり、ヒステリシスが大きくなり、変速時の走行フィーリングが悪化してしまう。
そこで、前述されたように、本実施の形態においては、前記グルーブ部79は、くびれ部85及び第1〜第3のテーパ部86〜88を備えるようになっている。
図4は本発明の実施の形態におけるリニアソレノイドバルブの要部を示す断面図、図5は本発明の実施の形態における調圧範囲にスプールが配設された第1の状態を示す図、図6は本発明の実施の形態における調圧範囲にスプールが配設された第2の状態を示す図、図7は本発明の実施の形態におけるスプールに加わるサイドフォース及びフローフォース
を示す図である。
図において、26はスプール、62はバルブ本体、68、70はランド、79はグルーブ部、p1は入力ポート、p2は出力ポート、p4はドレーンポートである。また、前記出力ポートp2には、前記バルブ本体62の内周面に臨む開口の前端(図において左端)及び後端(図において右端)に段部91、92が形成され、開口面積が大きくされる。
入力ポートp1の前端にエッジe0が、入力ポートp1の後端にエッジe1が、ランド68の後端にエッジe2が、前記段部91の径方向内方の前端にエッジe5が、前記段部91の径方向外方の後端にエッジe6が、前記段部92の径方向外方の前端にエッジe7が、前記段部92の径方向内方の後端にエッジe8が、ドレーンポートp4の前端にエッジe3が、ランド70の前端にエッジe4が形成される。なお、前記エッジe0〜e8によって軸方向端部が構成される。
そして、前記第1のテーパ部86は、ランド68の後端面上のエッジe2よりわずかに径方向内方の点q1から、斜め後方(図において右方)に向け、かつ、径方向内方に向けて延在させられる。第1のテーパ部86は、スプール26の軸心に対して、鋭角で表される第1の角度θ1、本実施の形態においては、ほぼ45〔°〕の角度で形成され、前方(図において左方)ほど径が大きく、後方ほど径が小さくされる。なお、本実施の形態において、第1の角度θ1はほぼ45〔°〕の角度で形成されるようになっているが、第1の角度θ1を45〔°〕以下の所定の角度にするのが好ましい。
また、前記くびれ部85は第1、第2のテーパ部86、87間に形成され、径方向におけるエッジe2とくびれ部85との間の距離(ランド68の外周面とくびれ部85の最細部の外周面との間の距離)をαとし、軸方向におけるエッジe2とくびれ部85との間の距離をβとしたとき、距離α、βは、ほぼ等しく、
α≒β
にされる。
そして、前記第2のテーパ部87は、くびれ部85から、斜め後方に向け、かつ、径方向外方に向けて延在させられる。第2のテーパ部87は、スプール26の軸心に対して、鋭角で表される第2の角度θ2で形成され、前方ほど径が小さく、後方ほど径が大きくされる。前記第2のテーパ部87は、前記点q1より径方向内方の点q2において終了する。
なお、前記スプール26は、コイルに電流を供給するのに伴ってバルブ本体62に対して前記調圧範囲で移動させられ、それに伴って、図5に示されるように、軸方向においてエッジe1、e2が同じ位置に置かれる第1の位置、及び図6に示されるように、軸方向においてエッジe0、e2が同じ位置に置かれる第2の位置を採る。
そして、前記スプール26が第1、第2の位置間に位置する状態、すなわち、前記エッジe2が、前記入力ポートp1におけるエッジe0、e1間に置かれた状態で、第2のテーパ部87の延長線上に、前記段部92より径方向外方の前記出力ポートp2において径方向に延びる面、すなわち、側面s1、s2、本実施の形態においては、側面s2が位置するように、前記第2の角度θ2が設定される。
なお、本実施の形態においては、出力ポートp2に段部91、92が形成され、前記第2の角度θ2は、第2のテーパ部87の延長線上に、前記段部92より径方向外方の前記側面s2が位置するように設定されるようになっているが、出力ポートp2に段部が形成されない場合でも、前記第2の角度θ2を、第2のテーパ部87の延長線上に、前記側面
s2が位置するように設定される。
また、第3のテーパ部88は、点q2から、斜め後方に向け、かつ、径方向外方に向けて延在させられる。第3のテーパ部88は、スプール26の軸心に対して第2の角度θ2と異なる角度、本実施の形態においては、第2の角度θ2より小さい鋭角で表される第3の角度θ3で形成され、前方ほど径が小さく、後方ほど径が大きくされる。前記第3のテーパ部88は、径方向位置において、ランド70の前端面における前記点q1と等しい点q3において終了する。なお、前記エッジe2と点q1との間、及びエッジe4と点q3との間は、わずかな距離だけスプール26の軸方向に対して直角の方向に、環状の面s3、s4が形成される。また、該各面s3、s4は、スプール26を製造する段階で、ランド68、70等の軸方向長さを測定する際に、測定器具を当てるために形成される。
入力ポートp1に供給された油は、矢印Aで示されるように、エッジe1、e2間の隙間w1を通り、バルブ本体62とランド68、70及びグルーブ部79によって形成された筒状の油室93に流入する。
続いて、油は、第1のテーパ部86に当たって偏向させられ、矢印Bで示されるように、第1のテーパ部86に沿ってくびれ部85に向けて径方向内方に斜めに流れ、くびれ部85において反転させられ、偏向させられて、第2のテーパ部87に沿って径方向外方に斜めに流れる。そして、点q2に到達すると、大半の油は、そのまま出力ポートp2に向けて流れ、出力ポートp2から排出される。一方、その他の油は、矢印Cで示されるように、第3のテーパ部88に沿って径方向外方に斜めに流れた後、ランド70に当たって反転させられ、偏向させられて、出力ポートp2に向けて流れ、出力ポートp2から出力される。
なお、所定の量の油は、矢印Eで示されるように、エッジe3、e4間の隙間w2を通り、ドレーンポートp4に送られる。
ところで、入力ポートp1に供給された油は、エッジe1、e2間が開かれるのに伴って油室93に流入するので、ランド68の後端面とバルブ本体62の内周面とが成す角度(90〔°〕)の2等分線上を流れようとする。したがって、隙間w1を通った油は、ランド68の後端面及びバルブ本体62の内周面に対してほぼ45〔°〕角度で、すなわち、スプール26の軸心に対してほぼ45〔°〕の流入角度で油室93に流入することが分かった。そこで、第1のテーパ部86における第1の角度θ1を、ほぼ45〔°〕とするのが好ましい。
ところが、スプール26の製造上の問題から、前記第1のテーパ部86を、エッジe2からくびれ部85にかけて連続して形成することができないので、前述されたように、前記エッジe2と点q1との間に前記面s3を形成する必要が生じ、その結果、第1の角度θ1は、スプール26の軸心に対して45〔°〕以下の角度に設定される。
したがって、ほぼ45〔°〕の流入角度で油室93に流入する油は、第1のテーパ部86に当たって偏向させられ、第1のテーパ部86に沿って流れる。そのとき、図5に示されるように、油の流れの偏向に伴って発生する力は、スプール26の径方向における入力ポートp1と反対側に向く力Fs1と、スプール26の軸方向における前方に向く力Ff1とに分圧させられる。
また、前記第1のテーパ部86は、径方向内方に向けて延在させられるのに対して、第2のテーパ部87は、径方向外方に向けて延在させられるので、第1のテーパ部86に沿って流れる油は、くびれ部85を通過して第2のテーパ部87に当たった後、偏向させら
れて第2のテーパ部87に沿って流れる。そのとき、油の流れの偏向に伴って発生する力は、スプール26の径方向における入力ポートp1と反対側に向く力Fs2と、スプール26の軸方向における後方に向く力Ff2とに分圧させられる。
さらに、第3のテーパ部88は、径方向外方に向けて延在させられるので、点q2で分離させられたその他の油は、第3のテーパ部88に当たった後、偏向させられて第3のテーパ部88に沿って流れる。そのとき、油の流れの偏向に伴って発生する力は、スプール26の径方向における入力ポートp1と反対側に向く力Fs3と、スプール26の軸方向における後方に向く力Ff3とに分圧させられる。
そして、第3のテーパ部88の後端には前記面s4が形成されるので、第3のテーパ部88に沿って流れる油は、ランド70に当たって反転させられ、偏向させられて出力ポートp2に向けて流れる。そのとき、油の流れの偏向に伴って発生する力は、スプール26の軸方向における後方に向く力Ff4から成る。
その結果、サイドフォースΣFsは、
ΣFs=Fs1+Fs2+Fs3
になり、フローフォースΣFfは、
ΣFf=−Ff1+Ff2+Ff3+Ff4
になり、サイドフォースΣFs及びフローフォースΣFfのいずれも小さくなる。
すなわち、本実施の形態においては、第1〜第3のテーパ部86〜88において油の流れが偏向させられるのに伴って発生させられる力が、分圧させられるので、サイドフォースΣFs及びフローフォースΣFfのいずれも小さくなる。
したがって、スプール26が、サイドフォースΣFsによって、バルブ本体62の内周面における入力ポートp1と反対側に押し付けられるのを抑制することができるので、スプール26とバルブ本体62との間に発生する摩擦力が小さくなり、スプール26を進退させる場合の摺動抵抗を小さくすることができる。その結果、スプール26を円滑に進退させることができる。
また、フローフォースΣFfによって、スプール26が、ソレノイド部11側に押圧されるのを抑制することができるので、推力Fplと、スプリング荷重Fsp及びフィードバック力Ffbとのバランスが崩れるのを防止することができ、出力圧を安定させて出力することができる。
その結果、リニアソレノイドバルブ10の応答性を高くすることができ、ヒステリシスを小さくすることができ、変速時の走行フィーリングを向上させることができる。
本実施の形態においては、ライン圧がリニアソレノイドバルブ10に入力圧として供給され、出力圧が直接油圧サーボに供給されるようになっているが、ライン圧の油路とリニアソレノイドバルブ10との間にレギュレータバルブを配設し、リニアソレノイドバルブ10と油圧サーボとの間にコントロールバルブ及びシフトバルブを配設し、レギュレータバルブで発生させられたレギュレータ圧を入力圧としてリニアソレノイドバルブ10に供給し、リニアソレノイドバルブ10において発生させられた出力圧をコントロールバルブ及びシフトバルブを介して油圧サーボに供給することができる。
また、本実施の形態においては、ノーマルクローズタイプのリニアソレノイドバルブ10について説明しているが、本発明をノーマルオープンタイプのリニアソレノイドバルブに適用することもできる。
そして、本実施の形態においては、非駆動部側から駆動部側にかけて、前記スプール26において、ランド66、グルーブ部67、ランド68、グルーブ部79、ランド70及びプランジャ当接部71を順に備え、グルーブ部79において、第1のテーパ部86、くびれ部85、及び第2、第3のテーパ部87、88を順に備え、バルブ本体62において、前記フィードバックポートp3、入力ポートp1、出力ポートp2及びドレーンポートp4を順に備えるようになっているが、駆動部側から非駆動部側にかけて備えることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明を自動変速機に配設されたリニアソレノイドバルブに適用することができる。

Claims (8)

  1. 軸方向における一方側から他方側にかけての配列方向において、入力圧が供給される入力ポート、出力圧を出力するための出力ポート、及び前記入力圧を排出するドレーンポートが順に形成されたバルブ本体と、該バルブ本体に対して進退自在に配設され、前記配列方向において、第1のランド、該第1のランドと隣接させて形成されたグルーブ部、及び該グルーブ部と隣接させて形成された第2のランドを順に備えたスプールとを有するとともに、前記グルーブ部は、前記配列方向において、前記第1のランドからくびれ部にかけて形成された第1の第1のテーパ部、くびれ部、及び該くびれ部から第2のランドにかけて形成された第2のテーパ部を順に備え、軸方向において、前記第1のランドと前記グルーブ部との間の軸方向端部が、前記入力ポートにおける非駆動部側の軸方向端部と駆動部側の軸方向端部との間に置かれた状態で、第2のテーパ部の延長線上に、前記出力ポートの径方向に延びる面が位置するように前記第2のテーパ部が形成されることを特徴とするスプールバルブ装置。
  2. 前記第2のテーパ部と第2のランドとの間に第3のテーパ部が形成され、該第3のテーパ部のスプールの軸心に対する角度は、前記第2のテーパ部のスプールの軸心に対する角度とは異なる角度で形成される請求項1に記載のスプールバルブ装置。
  3. 前記第3のテーパ部のスプールの軸心に対する角度は、前記第2のテーパ部のスプールの軸心に対する角度より小さくされる請求項2に記載のスプールバルブ装置。
  4. 径方向における前記第1のランドの外周面とくびれ部との距離をαとし、軸方向における前記駆動部側の軸方向端部とくびれ部との間の距離をβとしたとき、前記くびれ部の位置は、前記距離α、βが
    α≒β
    になるように設定される請求項1〜3のいずれか1項に記載のスプールバルブ装置。
  5. 前記第1のランドの外周面とくびれ部の最細部との距離をαとし、軸方向における前記駆動部側の軸方向端部とくびれ部との間の距離をβとしたとき、前記くびれ部の位置は、前記距離α、βが
    α≒β
    になるように設定される請求項1〜3のいずれか1項に記載のスプールバルブ装置。
  6. 前記第1のテーパ部は、スプールの軸心に対して45〔°〕以下の角度で形成される請求項1〜5のいずれか1項に記載のスプールバルブ装置。
  7. 前記第1のテーパ部は、スプールの軸心に対してほぼ45〔°〕の角度で形成される請求項1〜6のいずれか1項に記載のスプールバルブ装置。
  8. 前記入力圧としてライン圧が供給される請求項1に記載のスプールバルブ装置。
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