JPWO2006098059A1 - アンテナダンピング回路およびこれを用いた高周波受信機 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、従来のアンテナダンピング回路の構成例を示す図である。図1において、10はダミーアンテナ回路であり、アンテナダンピング回路の入力端Inputから出力端Outputに至るパスに対して直列に接続された抵抗R1およびコンデンサC1と、当該パスに対して並列に接続されたコンデンサC2とにより構成されている。
L1は高圧電線からのハムノイズを除去するためのコイル、I1は制御電圧Vcによって制御される定電流源、D1,D2はPINダイオード、C3,C4はコンデンサ、R2は出力抵抗である。このアンテナダンピング回路の出力段には、図示しないRF(Radio Frequency)アンプが接続されている。
このように構成された従来のアンテナダンピング回路において、入力端Inputに入力されたアンテナ入力信号の受信強度があまり大きくなく、これを減衰せずに出力端Outputから取り出す場合には、制御電圧Vcをゼロにして、定電流源I1からPINダイオードD1,D2に対して電流が流れないようにする、これにより、PINダイオードD1,D2のインピーダンスは無限大となり、ダミーアンテナ回路10を通過したアンテナ入力信号は、PINダイオードD1,D2のパスは通らずにそのまま出力端Outputに伝えられる。よって、アンテナ入力信号の減衰は行われない。
一方、入力端Inputに入力されたアンテナ入力信号の受信強度が大きく、これを減衰して出力端Outputから取り出す場合には、制御電圧Vcを印加して、定電流源I1からPINダイオードD1,D2に対して電流を供給する。これにより、PINダイオードD1,D2のインピーダンスは小さくなり、ダミーアンテナ回路10を通過したアンテナ入力信号は、PINダイオードD1,D2を介して接地電位点にも流れる。このとき生じるPINダイオードD1,D2の抵抗分によってアンテナ入力信号は大きな減衰を受けて、出力側端Outputに伝えられる。
なお、PINダイオードを利用してアンテナ入力信号を減衰させる技術は、例えば特許文献1,2などにも開示されている。
特許文献1:特開平5−121907号公報
特許文献2:特開平9−135180号公報
ところで、アンテナダンピング回路に要求される一般的な特性として、「必要な周波数帯域で減衰量の周波数特性が平坦であること」というものがある。特許文献1,2でも、減衰量の周波数特性を平坦にするための工夫が成されている。
すなわち、特許文献1では、PINダイオードに直列または並列に可変容量素子を接続し、PINダイオードの可変抵抗値を制御する電圧によって可変容量素子の容量を変化させることにより、周波数帯域内における周波数振幅特性を平坦化している。また、特許文献2では、アンテナ結合コンデンサと抵抗とによるハイパスフィルタを形成して、アンテナ入力回路に送電線妨害対策のために設けられたコイルと他のアンテナ容量素子とによって共振回路が形成されるために生じる周波数ピークを除去することにより、周波数特性の平坦化を図っている。
例えば、AMラジオ受信機の場合には、図1のようにコンデンサC1,C2を含むダミーアンテナ回路10が備えられている。このようなダミーアンテナ回路10を備えたアンテナダンピング回路の場合、当該ダミーアンテナ回路10が容量性を持つため、その容量分が大きく影響して減衰量の周波数特性が平坦にならない。つまり、PINダイオードD1,D2に一定の電流を流している限り、AM放送の受信周波数帯域内で減衰量が一定にならないという問題が生じる。
図2A〜図2Cは、従来のアンテナダンピング回路における減衰量の周波数特性を示した図である。図2Aに示すように、制御電圧Vcをゼロにして定電流源I1からPINダイオードD1,D2に対して電流が流れないようにした場合(AGCをかけない場合)には、AM周波数帯域内のレベル差は1dB以内であり、ほとんど周波数依存性はない。これに対して、制御電圧Vcを印加して定電流源I1からPINダイオードD1,D2に対して100μA、1mAの電流を流した場合(AGCをかけた場合)には、図2Bおよび図2Cに示すように、AM周波数帯域内において周波数毎のレベル差が大きくなり、最大で10dB程度のダンピング誤差が生じてしまう。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、入力段に容量性の回路を持つアンテナダンピング回路において、必要な周波数帯域内の減衰量の周波数依存性を改善し、減衰量の周波数特性を平坦化できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明のアンテナダンピング回路では、可変抵抗素子とその前段に接続される容量性の回路(例えば、AMの高周波受信機が備えるダミーアンテナ回路)との間に抵抗またはMOSトランジスタを設けるようにしている。
本発明の他の態様では、容量性の回路に対して複数の出力パスを設け、その一部の出力パスに対して抵抗および可変抵抗素子を設けている。
本発明の他の態様では、MOSトランジスタのオン抵抗を可変制御するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、可変抵抗素子と容量性の回路との間に抵抗が存在することにより、可変抵抗素子の側から見た容量性の回路の容量が殆ど無視できるほど影響力が小さくなり、容量性に起因する減衰量の周波数依存性を改善して周波数特性をほぼ平坦にすることができる。
また、容量性の回路に対して複数の出力パスを設け、その一部の出力パスに対して抵抗および可変抵抗素子を設けた場合には、利得制御をかけないときにアンテナ入力信号が伝達される出力パスには抵抗が存在しないため、ノイズ特性の劣化を最小限に抑えることができる。
また、MOSトランジスタのオン抵抗を可変制御するようにした場合には、利得制御をかけるときにはMOSトランジスタのオン抵抗を大きくすることで、可変抵抗素子の側から見た容量性の回路が持つ容量の影響力を殆ど無視できるほど小さくすることができ、容量性に起因する減衰量の周波数依存性を改善して周波数特性をほぼ平坦にすることができる。一方、利得制御をかけないときにはMOSトランジスタのオン抵抗を小さくすることにより、ノイズ特性の劣化を最小限に抑えることができる。
図2Aは、従来のアンテナダンピング回路における減衰量の周波数特性を示す図である。
図2Bは、従来のアンテナダンピング回路における減衰量の周波数特性を示す図である。
図2Cは、従来のアンテナダンピング回路における減衰量の周波数特性を示す図である。
図3は、本実施形態に係るアンテナダンピング回路の構成例を示す図である。
図4は、本実施形態に係るアンテナダンピング回路の出力に接続される回路の構成例を示す図である。
図5Aは、本実施形態に係るアンテナダンピング回路における減衰量の周波数特性を示す図である。
図5Bは、本実施形態に係るアンテナダンピング回路における減衰量の周波数特性を示す図である。
図5Cは、本実施形態に係るアンテナダンピング回路における減衰量の周波数特性を示す図である。
図5Dは、本実施形態に係るアンテナダンピング回路における減衰量の周波数特性を示す図である。
図6は、本実施形態に係るアンテナダンピング回路を用いたAGCによる減衰レベルとダンピング誤差との関係を示す特性図である。
図7は、本実施形態に係るアンテナダンピング回路を用いたAGCによる減衰レベルとAGC電流との関係を示す特性図である。
図8は、本実施形態に係るアンテナダンピング回路を用いたAGCによる減衰レベルとノイズレベルとの関係を示す特性図である。
図9は、第2の実施形態に係るアンテナダンピング回路の構成例を示す図である。
図10は、第3の実施形態に係るアンテナダンピング回路の構成例を示す図である。
図11は、第4の実施形態に係るアンテナダンピング回路の構成例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図3は、第1の実施形態に係るアンテナダンピング回路の構成例を示す図である。図3に示すアンテナダンピング回路は、例えばAM受信機に実施されるものであり、ダミーアンテナ回路10(本発明の容量性の回路に相当)を備えている。このダミーアンテナ回路10は、アンテナダンピング回路の入力端Inputから出力端Outputに至るパスに対して直列に接続された抵抗R1およびコンデンサC1と、当該パスに対して並列に接続されたコンデンサC2とにより構成されている。
L1は高圧電線からのハムノイズを除去するためのコイル、I1は制御電圧Vcによって制御される定電流源、D1,D2はPINダイオード(本発明の可変抵抗素子に相当)、C5,C6はコンデンサ、R3,R4は出力抵抗、Raはダミーアンテナ回路10とPINダイオードD1,D2との間に接続された抵抗である。PINダイオードD1,D2は、制御電圧Vcの印加によって定電流源I1から供給される定電流の大きさによって抵抗値が変化する可変抵抗素子である。
図3に示すように、第1の実施形態に係るアンテナダンピング回路では、ダミーアンテナ回路10の出力側に2つの出力パスP1,P2を設けている。第1の出力パスP1は、AGCが非動作状態のときにアンテナ入力信号が第1の出力端Output1に伝達される回路系である。第2の出力パスP2は、AGCが動作状態のときにのみアンテナ入力信号が第2の出力端Output2に伝達される回路系である。
抵抗RaおよびPINダイオードD1,D2は、第2の出力パスP2に対して設けられている。具体的には、定電流源I1とグランドとの間に2つのPINダイオードD1,D2を直列接続する。そして、前段側のPINダイオードD1の入力端とダミーアンテナ回路10との間に抵抗Raを接続するとともに、前段側のPINダイオードD1の出力端(後段側のPINダイオードD2の入力端)を第2の出力端Output2に接続している。ここで、抵抗Raは、PINダイオードD1,D2の側からダミーアンテナ回路10を見たときに当該ダミーアンテナ回路10の容量が充分に無視できる程度の高抵抗値を有するものである。
図4は、第1の実施形態によるアンテナダンピング回路の出力に接続される回路の構成例を示す図である。図4に示すように、アンテナダンピング回路の2つの出力端Output1,Output2には、RFアンプ(高周波増幅回路)11,12がそれぞれ接続されている。これら2つのRFアンプ11,12の動作は、スイッチ回路13によって制御される。
スイッチ回路13は、AGCの動作状態に応じて、第1のRFアンプ11または第2のRFアンプ12の何れか一方を選択的に動作させる。すなわち、AGCが非動作状態のときは、スイッチ回路13によって第1のRFアンプ11が動作させられ、これによって第1の出力パスP1が選択される。一方、AGCが動作状態のときは、スイッチ回路13によって第2のRFアンプ12が動作させられ、これによって第2の出力パスP2が選択される。
次に、上記のように構成した第1の実施形態に係るアンテナダンピング回路の動作を説明する。入力端Inputに印加されたアンテナ入力信号の受信強度があまり大きくない場合は、AGCを非動作状態にしてアンテナ入力信号を減衰させないようにする。この場合には、制御電圧Vcをゼロにして、定電流源I1からPINダイオードD1,D2に対して電流が流れないようにする。また、スイッチ回路13によって第1のRFアンプ11を選択的に動作させ、第1の出力パスP1を選択する。
この状態においては、PINダイオードD1,D2のインピーダンスは無限大となり、ダミーアンテナ回路10を通過したアンテナ入力信号は、PINダイオードD1,D2がある第2の出力パスP2は通らずに、第1の出力パスP1を通って第1の出力端Output1に伝えられる。よって、アンテナ入力信号の減衰は行われない。
一方、入力端Inputに入力されたアンテナ入力信号の受信強度が大きい場合には、AGCを動作状態にしてアンテナ入力信号を減衰させる。この場合には、制御電圧Vcを印加して、定電流源I1からPINダイオードD1,D2に対して電流を供給する。また、スイッチ回路13によって第2のRFアンプ12を選択的に動作させ、第2の出力パスP2を選択する。
この状態においては、PINダイオードD1,D2のインピーダンスは小さくなり、ダミーアンテナ回路10を通過したアンテナ入力信号は、PINダイオードD1,D2がある第2の出力パスP2を通って第2の出力端Output2に伝えられる。このとき生じるPINダイオードD1,D2の抵抗分によってアンテナ入力信号は大きな減衰を受けて、第2の出力端Output2から出力される。
図5A〜図5Dは、第1の実施形態によるアンテナダンピング回路における減衰量の周波数特性を示した図である。このうち図5Aは、制御電圧Vcをゼロにして定電流源I1からPINダイオードD1,D2に対して電流が流れないようにした場合(AGCをかけない場合)の特性を示す。図5Bは、制御電圧Vcを印加して定電流源I1からPINダイオードD1,D2に対して10μAの電流を流した場合(0.6MHzの減衰レベルATT=13dBの場合)の特性を示す。図5Cは、制御電圧Vcを印加して定電流源I1からPINダイオードD1,D2に対して100μAの電流を流した場合(0.6MHzの減衰レベルATT=30dBの場合)の特性を示す。図5Dは、制御電圧Vcを印加して定電流源I1からPINダイオードD1,D2に対して500μAの電流を流した場合(0.6MHzの減衰レベルATT=45dBの場合)の特性を示す。
これらの図5A〜図5Dから分かるように、AGCをかけない場合だけでなく、AGCをかけた場合も、AM周波数帯域内のレベル差は1dB以内であり、ほとんど周波数依存性がない。つまり、周波数毎のダンピング誤差が殆ど生じておらず、減衰量の周波数特性を平坦にできている。
図6は、AGCによる減衰レベルATT(利得調整量)を変化させたときにダンピング誤差がどのように変わるかを示した特性図である。ここに示したダンピング誤差は、AM周波数帯域内で生じる最大のレベル差、すなわち、周波数が最も低いときの出力レベルと最も高いときの出力レベルとの差を示している。また、ここでは、抵抗Raの値をいくつか変えた場合の特性を示している。
図6に示すように、抵抗Raが存在しない場合(図1に示した従来のアンテナダンピング回路を用いた場合)には、AGCの減衰レベルATTによらず10dBといった大きなダンピング誤差が生じている。これに対して、図3のように抵抗Raを設けた第1の実施形態によるアンテナダンピング回路を用いた場合には、従来に比べてダンピング誤差を小さくすることができている。
ただし、抵抗Raの値が1KΩ程度と小さい場合には、AGCによる減衰レベルATTが大きくなるにつれ、ダンピング誤差も大きくなってしまう。これに対して、抵抗Raの値を大きくすると、AGCによる減衰レベルATTが大きくなっても、ダンピング誤差はあまり増加しない。抵抗Raの値を10KΩ以上にした場合に至っては、AGCの減衰レベルATTによらずダンピング誤差は常に1dB以下といった極めて小さな値となっている。実用上は、ダンピング誤差が2dB程度以下であれば使える。したがって、ダンピング誤差を実用に耐えうる程度に小さくするためには、抵抗Raの値は約5KΩ以上であることが好ましい。
図7は、AGCによる減衰レベルATTを変化させたときにAGC電流がどのように変わるかを示した特性図である。ここでも、抵抗Raの値をいくつか変えた場合の特性を示している。図7に示すように、抵抗Raの値が1KΩの場合には、抵抗Raが存在しない従来の場合に比べてAGC電流は大きくなっている。これに対して、抵抗Raの値が5KΩ以上のときには、従来よりもAGC電流が小さくなっており、抵抗Raの値を大きくするほど、AGC電流は少なくて済むことが分かる。したがって、AGC電流を少なくして消費電流を低減するためには、抵抗Raの値はできるだけ大きくするのが好ましい。
図8は、AGCによる減衰レベルATTを変化させたときに電流ノイズがどのように変わるかを示した特性図である。ここでも、抵抗Raの値をいくつか変えた場合の特性を示している。図8に示すように、抵抗Raの値が1KΩ、5KΩと比較的小さい場合には、抵抗Raが存在しない場合に比べてノイズレベルは小さくなっている。抵抗Raの値が5KΩのときは、抵抗Raが存在しない従来の場合と殆ど同じノイズレベルとなっている。
一方、抵抗Raの値が10KΩ、15KΩと比較的大きい場合には、抵抗Raが存在しない場合よりもノイズレベルが大きくなっている。したがって、ノイズレベルを小さくするためには、抵抗Raの値は約5KΩ以下とするのが好ましい。ただし、アンテナダンピング回路においてAGCをかけるときは、後段にある第2のRFアンプ12でもゲインを絞っていることが多いので、抵抗Raの存在によって多少ノイズレベルが増えても、大きな影響はない。よって、抵抗Raの値を10KΩ、15KΩと比較的大きいものとしても、実用上はあまり問題にならない。
以上の図6〜図8の特性を総合して考えると、抵抗Raの値は約5〜15KΩであることが好ましい。もちろん、ダンピング誤差特性、AGC電流特性、電流ノイズ特性のどれを重視するかのトレードオフによって抵抗Raの好ましい値を決定すれば良く、場合によっては5〜15KΩ以外の値をとっても良い。
以上詳しく説明したように、第1の実施形態では、ダミーアンテナ回路10の出力側に、AGCが非動作状態のときにアンテナ入力信号が第1の出力端Output1に伝達される第1の出力パスP1と、AGCが動作状態のときにアンテナ入力信号が第2の出力端Output2に伝達される第2の出力パスP2とを設け、このうちAGC動作を行う第2の出力パスP2についてのみ、PINダイオードD1,D2とダミーアンテナ回路10との間に抵抗Raを設けている。
このような構成により、PINダイオードD1,D2の側からダミーアンテナ回路10を見たときの容量の影響力が殆ど無視できるほど小さくなり、容量性に起因する減衰量の周波数依存性を改善して周波数特性をほぼ平坦にすることができる。また、AGCをかけないときにアンテナ入力信号が伝達される第1の出力パスP1には抵抗Raが存在しないため、AGCの非動作時におけるノイズ特性の劣化を最小限に抑えることができる。さらに、抵抗Raの値を適切な値(約5〜15KΩ)に決めることにより、AGCの動作時においても、AGCの減衰レベルに対するダンピング誤差特性、AGC電流特性、ノイズ特性を良好なものとすることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図9は、第2の実施形態に係るアンテナダンピング回路の構成例を示す図である。図9に示すアンテナダンピング回路も、例えばAM受信機に実施されるものである。なお、この図9において、図3や図1に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図9において、ASW1,ASW2はアナログスイッチである。第1のアナログスイッチASW1は、第1のAGC制御端AGC1から入力される制御信号に応じてオンまたはオフとなる。第2のアナログスイッチASW2は、第2のAGC制御端AGC2から入力される制御信号に応じてオンまたはオフとなる。
第2の実施形態に係るアンテナダンピング回路では、ダミーアンテナ回路10の出力側に2つの出力パスP3,P4を設けている。第1の出力パスP3は、AGCが非動作状態のときにアンテナ入力信号が出力端Outputに伝達される回路系で、抵抗Raを迂回するパスである。第2の出力パスP4は、AGCが動作状態のときにアンテナ入力信号が出力端Outputに伝達される回路系で、抵抗Raを通るパスである。どちらの出力パスP3,P4も、1つの出力端Outputに共通に接続されている。
次に、上記のように構成した第2の実施形態に係るアンテナダンピング回路の動作を説明する。入力端Inputに印加されたアンテナ入力信号の受信強度があまり大きくない場合は、AGCを非動作状態にしてアンテナ入力信号を減衰させないようにする。
この場合には、第1のアナログスイッチASW1をオン、第2のアナログスイッチASW2をオフとする。これにより、第1の出力パスP3が選択され、ダミーアンテナ回路10を通過したアンテナ入力信号が第1の出力パスP3を介して後段に伝達される。
また、AGCの非動作時には制御電圧Vcをゼロにして、定電流源I1からPINダイオードD1,D2に対して電流が流れないようにする。この状態においては、PINダイオードD1,D2のインピーダンスは無限大となり、第1の出力パスP3を通過したアンテナ入力信号は、PINダイオードD1,D2があるパスは通らずにそのまま出力端Outputに伝えられる。よって、アンテナ入力信号の減衰は行われない。
一方、入力端Inputに入力されたアンテナ入力信号の受信強度が大きい場合には、AGCを動作状態にしてアンテナ入力信号を減衰させる。この場合には、第1のアナログスイッチASW1をオフ、第2のアナログスイッチASW2をオンとする。これにより、第2の出力パスP4が選択され、ダミーアンテナ回路10を通過したアンテナ入力信号が第1の出力パスP4を介して後段に伝達される。
また、AGCの動作時には制御電圧Vcを印加して、定電流源I1からPINダイオードD1,D2に対して電流を供給する。この状態においては、PINダイオードD1,D2のインピーダンスは小さくなり、第4の出力パスP4を通過したアンテナ入力信号は、PINダイオードD1,D2を介して接地電位点にも流れる。このとき生じるPINダイオードD1,D2の抵抗分によってアンテナ入力信号は大きな減衰を受けて、出力端Outputから出力される。
このように構成した第2の実施形態においても、図5〜図8と同様の特性を得ることができる。すなわち、AGCの動作時に抵抗Raを効かせることにより、PINダイオードD1,D2の側からダミーアンテナ回路10を見たときの容量の影響力が殆ど無視できるほど小さくなり、容量性に起因する減衰量の周波数依存性を改善して、周波数によるダンピング誤差を小さくすることができる。また、AGCの非動作時には抵抗Raを効かせないようにすることにより、電流ノイズ特性の劣化を最小限に抑えることができる。
また、第2の実施形態に係るアンテナダンピング回路では、1つの出力端Outputがあれば良いので、図4のように2つのRFアンプ11,12を設けなくても良いというメリットも有する。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図10は、第3の実施形態に係るアンテナダンピング回路の構成例を示す図である。図10に示すアンテナダンピング回路も、例えばAM受信機に実施されるものである。なお、この図10において、図9に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図10において、M1はMOSトランジスタであり、AGC制御端AGCから入力される制御信号に応じて動作領域が制御される。すなわち、MOSトランジスタM1は、AGCが非動作状態のときは飽和領域で動作し、AGCが動作状態のときは非飽和領域で動作するように制御される。
第3の実施形態に係るアンテナダンピング回路では、出力端Outputは1つのみ設け、ダミーアンテナ回路10から出力端Outputへの出力パスは1系統のみとしている。その出力パス上にMOSトランジスタM1が存在する。
次に、上記のように構成した第3の実施形態に係るアンテナダンピング回路の動作を説明する。入力端Inputに印加されたアンテナ入力信号の受信強度があまり大きくない場合は、AGCを非動作状態にしてアンテナ入力信号を減衰させないようにする。この場合には、AGC制御端AGCから入力される制御信号によって、MOSトランジスタM1を飽和領域で動作させる。これにより、MOSトランジスタM1のオン抵抗は小さくなる。
また、AGCの非動作時には制御電圧Vcをゼロにして、定電流源I1からPINダイオードD1,D2に対して電流が流れないようにする。この状態においては、PINダイオードD1,D2のインピーダンスは無限大となり、MOSトランジスタM1を通過したアンテナ入力信号は、PINダイオートD1,D2があるパスは通らずにそのまま出力端Outputに伝えられる。よって、アンテナ入力信号の減衰は行われない。
一方、入力端Inputに入力されたアンテナ入力信号の受信強度が大きい場合には、AGCを動作状態にしてアンテナ入力信号を減衰させる。この場合には、AGC制御端AGCから入力される制御信号によって、MOSトランジスタM1を非飽和領域で動作させる。これにより、MOSトランジスタM1のオン抵抗は大きくなる。
また、AGCの動作時には制御電圧Vcを印加して、定電流源I1からPINダイオードD1,D2に対して電流を供給する。この状態においては、PINダイオードD1,D2のインピーダンスは小さくなり、MOSトランジスタM1を通過したアンテナ入力信号は、PINダイオードD1,D2を介して接地電位点にも流れる。このとき生じるPINダイオードD1,D2の抵抗分によってアンテナ入力信号は大きな減衰を受けて、出力端Outputから出力される。
このように構成した第3の実施形態においても、図5〜図8と同様の特性を得ることができる。すなわち、AGCの動作時にMOSトランジスタM1のオン抵抗を効かせることにより、PINダイオードD1,D2の側からダミーアンテナ回路10を見たときの容量の影響力が殆ど無視できるほど小さくなり、容量性に起因する減衰量の周波数依存性を改善して、周波数によるダンピング誤差を小さくすることができる。また、AGCの非動作時にはMOSトランジスタM1のオン抵抗を効かせないようにすることにより、電流ノイズ特性の劣化を最小限に抑えることができる。
また、第3の実施形態に係るアンテナダンピング回路でも第2の実施形態と同様に、1つの出力端Outputがあれば良いので、図4のように2つのRFアンプ11,12を設けなくても良いというメリットも有する。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。図11は、第4の実施形態に係るアンテナダンピング回路の構成例を示す図である。図11に示すアンテナダンピング回路も、例えばAM受信機に実施されるものである。なお、この図11において、図9に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
上記図6〜図8の特性を見ると、抵抗Raの値を例えば5KΩとした場合は、ダンピング誤差は何れの減衰レベルでも2dB以下であり、AGC電流は従来よりも小さくなっている。電流ノイズについても、従来よりもわずかではあるが小さくなっている。すなわち、何れの特性も従来に比べてより良好になっていると言える。特に、抵抗Raを入れたにもかかわらず、ノイズ特性は却って良好なものとなっている。したがって、抵抗Raの値を5KΩ付近の値とすれば、図3のように出力パスを2系統(P1,P2)に分ける必要は必ずしもない。
そこで、第4の実施形態では、図11に示すように、ダミーアンテナ回路10から出力端Outputへの出力パスは1系統のみとし、そのパス上にあるダミーアンテナ回路10とPINダイオードD1,D2との間に抵抗Raを設けるようにしている。ただし、抵抗Raの値は5KΩ付近の値とする。
このように構成した第4の実施形態においても、PINダイオードD1,D2の側からダミーアンテナ回路10を見たときの容量の影響力が殆ど無視できるほど小さくなり、容量性に起因する減衰量の周波数依存性を改善して、周波数によるダンピング誤差を小さくすることができる。また、電流ノイズ特性の劣化も最小限に抑えることができる。また、1つの出力端Outputがあれば良いので、図4のように2つのRFアンプ11,12を設けなくても良い。
なお、上記第1〜第4の実施形態ではPINダイオードD1,D2を用いてアンテナ入力信号を減衰させているが、これ以外の可変抵抗素子を用いても良い。また、上記第1〜第4の実施形態では容量性の回路の例としてダミーアンテナ回路10を挙げているが、これ以外の容量性回路であっても良い。
また、上記第1の実施形態では、ダミーアンテナ回路10の出力側を第1および第2の出力パスP1,P2の2系統に分け、第1の出力パスP1をAGC非動作時のパスとして使用し、第2の出力パスP2をAGC動作時のパスとして使用する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、出力パスを3系統以上に分け、その中の1つをAGC非動作時のパスとして使用し、それ以外のパスをAGC動作時のパスとして使用する。そして、AGC動作時の出力パスに接続される抵抗Raの値をそれぞれ異ならせ、AGCによる減衰レベルATTに応じて何れかの抵抗値の出力パスを選択的に使用するようにしても良い。
例えば、抵抗Raが存在しない第1の出力パス、抵抗Raの値が1KΩである第2の出力パス、抵抗Raの値が10KΩである第3の出力パスを設け、AGCの非動作時には第1の出力パスを使用し、AGCの減衰レベルATTが6dB以下と低いときには第2の出力パスを使用し、AGCの減衰レベルATTが6dB以上のときには第3の出力パスを使用するようにする。
図6および図7に示されるように、AGCの減衰レベルATTが6dB以下の領域では、抵抗Raの値が1KΩであっても、ダンピング誤差もAGC電流も極めて小さいため、実用が可能である。しかも、図8に示されるように、ノイズレベルは従来に比べて小さくなっているので、抵抗値として10KΩや15KΩを採用するよりも好ましい。しかし、AGCの減衰レベルATTが6dBよりも大きくなると、ノイズレベルは従来に比べて相変わらず小さいものの、ダンピング誤差やAGC電流が大きくなってしまう。そこで、AGCの減衰レベルATTが6dBよりも大きいときには、抵抗値を例えば10KΩに切り替えることにより、ノイズレベルを実用上問題ない範囲に抑えつつ、ダンピング誤差やAGC電流を小さく抑えることができる。
これと同様に、第2の実施形態においても出力パスを3系統以上にすることが可能である。そして、AGC動作時の出力パスに接続される抵抗Raの値をそれぞれ異ならせ、AGCによる減衰レベルATTに応じて何れかの抵抗値の出力パスを選択的に使用するようにしても良い。
また、第3の実施形態において、AGC制御端AGCからMOSトランジスタM1に入力される制御信号によって、MOSトランジスタM1のオン抵抗の大きさを3段階以上に変化させるようにすることも可能である。そして、AGCによる減衰レベルATTに応じて、MOSトランジスタM1のオン抵抗を何れかの抵抗値に可変制御するようにしても良い。
その他、上記第1〜第4の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
Claims (9)
- 印加電圧によって抵抗値が変化する可変抵抗素子を備え、上記可変抵抗素子を利用してアンテナ入力信号を減衰させるアンテナダンピング回路において、
上記可変抵抗素子とその前段に接続される容量性の回路との間に抵抗を設けたことを特徴とするアンテナダンピング回路。 - 上記容量性の回路に対して複数の出力パスを設け、その一部の出力パスに対して上記抵抗および上記可変抵抗素子を設けたことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のアンテナダンピング回路。
- 上記印加電圧によって定電流を供給する定電流源とグランドとの間に上記可変抵抗素子を2つ直列接続し、
前段側の可変抵抗素子の入力端と上記容量性の回路との間に上記抵抗を接続するとともに、上記前段側の可変抵抗素子の出力端を上記一部の出力パスの出力端に接続したことを特徴とする請求の範囲第2項に記載のアンテナダンピング回路。 - 上記一部の出力パスが複数存在する場合に、上記一部の出力パスに対して接続される上記抵抗の値をそれぞれ異ならせたことを特徴とする請求の範囲第2項に記載のアンテナダンピング回路。
- 上記抵抗は、上記可変抵抗素子の側から上記容量性の回路を見たときに上記容量性の回路の容量が充分に無視できる程度の高抵抗値を有することを特徴とする請求の範囲第1項〜第4項の何れか1項に記載のアンテナダンピング回路。
- 印加電圧によって抵抗値が変化する可変抵抗素子を備え、上記可変抵抗素子を利用してアンテナ入力信号を減衰させるアンテナダンピング回路において、
上記可変抵抗素子とその前段に接続される容量性の回路との間にMOSトランジスタを設けたことを特徴とするアンテナダンピング回路。 - 上記MOSトランジスタのオン抵抗を可変制御するようにしたことを特徴とする請求の範囲第6項に記載のアンテナダンピング回路。
- 上記MOSトランジスタを飽和領域で動作させることによって上記オン抵抗を小さくするモードと、上記MOSトランジスタを非飽和領域で動作させることによって上記オン抵抗を大きくするモードとを有することを特徴とする請求の範囲第7項に記載のアンテナダンピング回路。
- 請求の範囲第2項に記載のアンテナダンピング回路と、
上記複数の出力パスのそれぞれに対して接続された複数の高周波増幅回路と、
上記複数の高周波増幅回路の何れか1つを利得制御の動作状態に応じて選択的に動作させるスイッチ回路とを備えたことを特徴とする高周波受信機。
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