JP2002151993A - 減衰回路 - Google Patents

減衰回路

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JP2002151993A
JP2002151993A JP2000349416A JP2000349416A JP2002151993A JP 2002151993 A JP2002151993 A JP 2002151993A JP 2000349416 A JP2000349416 A JP 2000349416A JP 2000349416 A JP2000349416 A JP 2000349416A JP 2002151993 A JP2002151993 A JP 2002151993A
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attenuation
circuit
resistance element
variable resistance
variable
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Application number
JP2000349416A
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English (en)
Inventor
Hirotsune Hoshino
浩恒 星野
Yasuo Kawakami
泰雄 川上
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 減衰量の可変範囲が広く、出力インピーダン
スを一定に保つことができ、高周波特性に優れ、回路規
模を小さくすることができる等の効果が得られる減衰回
路を提供する。 【解決手段】 PINダイオード10,11,12と、
PINダイオード10に並列接続した固定抵抗15を備
えて減衰回路ATTを構成する。固定抵抗15の抵抗値
を、一定に保つべき出力インピーダンスと同じ値に設定
し、高周波の入力信号Siのレベル変化に応じて、PI
Nダイオード10,11のバイアス電流Ib 1と、PIN
ダイオード12のバイアス電流Ib2をAGC制御して、
PINダイオード10,11,12の各内部抵抗値Rv
1,Rv2,Rwを調整することにより減衰量を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば高周波信号
を減衰して出力する定インピーダンス型の減衰回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、オーディオ・ビデオ機器にあって
は、より高い周波数域の信号を処理する必要性が高まっ
ている。
【0003】例えば、地上波TV放送を受信する受信機
では、高周波域まで包含する広周波数帯域の受信信号を
適切なレベルに減衰して同調回路に供給するための減衰
回路が必要となっている。
【0004】更に、同調回路によって周波数選択が行わ
れる際、減衰回路に入力する高周波受信信号のレベルが
変動しても、同調回路側から見た減衰回路の出力インピ
ーダンスが常に一定に保たれていることが重要となって
おり、仮に出力インピーダンスが変動した場合には、同
調回路における同調特性が悪化し、十分な妨害除去能力
が得られなくなる等の問題を招来する。
【0005】こうした高周波信号に対応可能な定インピ
ーダンス型減衰回路として、図5の等価回路で示す、T
型減衰回路が知られている。
【0006】このT型減衰回路は、信号入力端子aと信
号出力端子bとの間に直列接続された可変抵抗素子V
1,V2と、可変抵抗素子V1,V2の接続点cとグラ
ンド端子GNDとの間に接続された可変抵抗素子Wから
構成されている。
【0007】可変抵抗素子V1,V2,Wは、図6
(a)に示すように、PINダイオードで構成されてお
り、各PINダイオードの内部抵抗の値をバイアス電流
によって調整することにより、入力信号のレベルが変動
しても、所望の減衰量nと一定の出力インピーダンスZ
oの得られる減衰回路を実現することとしている。
【0008】また、このT型減衰回路の減衰量nは、次
式(1)〜(3)で表されるように、出力インピーダン
スZoと、各PINダイオードV1,V2,Wの内部抵
抗値Rv1,Rv2,Rwとの関係に従って変化する。
【0009】
【数1】
【0010】例えば、出力インピーダンスZoを50
〔Ω〕に設定した場合、各PINダイオードV1,V
2,Wへのバイアス電流を調整して、夫々の内部抵抗値
Rv1,Rv2,Rwを上記式(1)〜(3)に従って変化
させると、図6(b)に表記するように、減衰量n〔d
B〕を変化させることができるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
T型減衰回路は、可変抵抗素子としてPINダイオード
が用いられていることから、減衰量の可変範囲がPIN
ダイオードの電気物性的制約に依存して制限されてしま
うという問題があった。
【0012】PINダイオードの内部抵抗は、その電気
物性的制約のため、例えば3〔Ω〕未満に設定すること
が困難なPINダイオードを用いてT型減衰回路を構成
した場合には、図6(b)に示したPINダイオードW
の内部抵抗値Rwを、実際には2.51〔Ω〕と1.0
0〔Ω〕に設定することはできず、表記した32〔d
B〕と40〔dB〕の減衰量を得ることはできなかっ
た。つまり、得られる減衰量はPINダイオードWの内
部抵抗値Rwが上記の3〔Ω〕未満にはならないという
制限のために、定インピーダンス特性を保ちつつ30
〔dB〕より大きな減衰量を得ることが困難であった。
【0013】こうしたPINダイオードWの電気物性的
制約を受け、大きな減衰量が得られないことから、例え
ば上記従来のT型減衰回路を受信機に用いると、大レベ
ルの受信信号が入力した時に出力インピーダンスZoが
変動してしまい、強入力信号に強い受信機を実現するこ
とが困難になる等の問題を招来していた。また、出力イ
ンピーダンスZoが変動すると、減衰回路に従属接続さ
れている同調回路の同調特性がずれてしまい、十分な妨
害除去能力をあげることが困難になるという問題があっ
た。
【0014】尚、出力インピーダンスZoを一定に保ち
ながら大きな減衰量を得ることを目的として、図7に示
すように、1個のPINダイオードWの代わりに複数個
のPINダイオードW1,W2を並列接続するという手
法も考えられる。
【0015】このように複数個のPINダイオードW
1,W2を並列接続すると、それらの内部抵抗が接続点
cとグランド端子GND間に並列接続されることから、
1個のPINダイオードWの場合よりも小さな抵抗値に
設定することが可能となる。
【0016】例えば、図7に示すように、最大減衰量が
得られるときにPINダイオードW1,W2のそれぞれ
の内部抵抗値が5.05〔Ω〕になるように調整してお
くと、並列抵抗値は約2.5〔Ω〕となることから、最
大減衰量を図6(b)に示した約32〔dB〕に設定す
ることが可能となる。つまり、図6に示した1個のPI
NダイオードWを備えた減衰回路では、そのPINダイ
オードWの内部抵抗値を3〔Ω〕未満にすることは電気
物性的制約のために困難であることから、最大減衰量が
約30〔dB〕に止まってしまうが、図7の減衰回路で
は、最大減衰量を約32〔dB〕にすることが可能とな
る。
【0017】しかしながら、図7に示した構成では、P
INダイオードの個数が増加し、それに伴って減衰回路
の規模が大きくなってしまうという等の問題があった。
【0018】本発明は上記従来の課題を克服し、減衰量
の可変範囲が広く、出力インピーダンスを一定に保つこ
とができ、また、回路規模を小さくすることができる等
の効果が得られる減衰回路を提供することを目的とす
る。また、高周波特性に優れた減衰回路を提供すること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、直列接続された第1,第2の可変抵抗素子
と、上記第1,第2の可変抵抗素子の接続点とグランド
との間に接続された第3の可変抵抗素子とを備え、上記
第1,第2の可変抵抗素子の抵抗値と上記第3の可変抵
抗素子の抵抗値とが相反的に増減変化することにより、
上記第1の可変抵抗素子に入力する信号に対する減衰量
を可変して、減衰した信号を上記第2の抵抗素子より出
力する減衰回路であって、出力インピーダンスが所定値
となるように寄与する抵抗素子が上記何れかの可変抵抗
素子に対し並列接続されていることを特徴とする。
【0020】かかる構成によると、減衰量が変化する
際、第1,第2,第3の可変抵抗素子の抵抗値はその減
衰量を生じさせるべく変化する。抵抗素子は並列接続の
関係にある可変抵抗素子と関わり合って並列抵抗を構成
しており、並列接続の関係にある可変抵抗素子の抵抗値
が抵抗素子の抵抗値より大きくなるか小さくなるかに応
じて、抵抗素子の抵抗値又は可変抵抗素子の抵抗値が、
並列抵抗の値に優勢に作用する。このように、並列接続
の関係にある可変抵抗素子と抵抗素子とが相互に作用し
合うことで、減衰量を可変しても出力インピーダンスは
所定値に保たれ、定インピーダンス型の減衰回路が実現
される。また、出力インピーダンスが所定値に保たれる
範囲が拡大することで、減衰量可変範囲の広い定インピ
ーダンス型の減衰回路が実現される。
【0021】また、上記抵抗素子は、上記第2の可変抵
抗素子に対し並列に接続されていることを特徴とする。
【0022】かかる構成によると、減衰量が大きくなる
ほど、上記第1,第2の可変抵抗素子の抵抗値は大きく
なり、第3の可変抵抗素子の抵抗値は小さくなる。抵抗
素子は並列接続の関係にある第2の可変抵抗素子と関わ
り合って並列抵抗を構成していることから、第2の可変
抵抗素子の抵抗値が抵抗素子の抵抗値に較べて大きくな
ると、抵抗素子の抵抗値が並列抵抗の値に優位に作用
し、出力インピーダンスを所定値に保つ。このように、
減衰量が大きくなると、抵抗素子の抵抗値によって出力
インピーダンスが所定値に保たれることから、最大減衰
量の大きな定インピーダンス型の減衰回路が実現され、
ひいては、減衰量可変範囲の広い定インピーダンス型の
減衰回路が実現される。
【0023】また、上記可変抵抗素子はPINダイオー
ドであり、上記第1の可変抵抗素子に入力する信号レベ
ルに応じて、上記第1,第2の可変抵抗素子の抵抗値を
可変するバイアス電流と上記第3の可変抵抗素子の抵抗
値を可変するバイアス電流とを増減調整する電流調整手
段が設けられるとともに、 上記第1の可変抵抗素子と
第2の可変抵抗素子の接点と抵抗素子との間にコンデン
サが設けられていることを特徴とする。
【0024】かかる構成によると、従来問題となってい
た電気物性的制約のために、PINダイオードである第
1,第2,第3の可変抵抗素子の抵抗値が変化し得ない
状態になっても、抵抗素子によって出力インピーダンス
が所定値に保たれた状態で、減衰量は可変となる。した
がって、減衰量可変範囲の広い定インピーダンス型の減
衰回路が実現される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本実施形態の減衰回路の
構成を示す回路図であり、地上波TV用受信機等の高周
波信号を受信する受信機に適用した場合の構成例を示し
ている。
【0026】図1において、本実施形態の減衰回路AT
Tは、可変抵抗素子として高周波特性を有するPINダ
イオード10,11,12と、コンデンサ13,14
と、固定抵抗15を備えて構成されており、アンテナ8
で受信されてコンデンサ9を介して供給される高周波の
受信信号(以下、「入力信号」という)Siを減衰し、
その減衰した信号(以下、「減衰信号」という)Soを
コンデンサ17を介して同調回路18へ出力する。
【0027】すなわち、PINダイオード10のカソー
ドとPINダイオード11のアノードが接続され、その
接続点xにコンデンサ13を介してPINダイオード1
2のアノードが接続され、PINダイオード12のカソ
ードがグランド端子GNDに接続されている。ここで、
PINダイオード10,11,12は、いずれも抵抗値
が約3〔Ω〕から約1000〔Ω〕の範囲内で可変でき
る可変抵抗素子である。
【0028】更に、接続点xとPINダイオード11の
カソードとの間に、コンデンサ14と固定抵抗15が直
列に接続されている。そして、入力信号SiがPINダ
イオード10のアノードに入力され、減衰信号SoがP
INダイオード11のカソードから出力される。
【0029】ただし、コンデンサ13,14は、高周波
の入力信号Siに対して導通状態となるようにそれらの
容量値が設定されている。このことから、減衰回路AT
Tは、基本的には、図2に示す等価回路で構成されてい
ると言うことができる。
【0030】つまり、図2に示すように、減衰回路AT
Tは、直列接続されたPINダイオード10,11と、
これらPINダイオード10,11の接続点xとグラン
ド端子GNDとの間に接続されたPINダイオード12
と、PINダイオード11のアノードカソード間に接続
された固定抵抗15とを備えた構成の等価回路で表され
る。
【0031】また、コンデンサ13,14とコンデンサ
9,17は、後述のバイアス回路によって設定されるP
INダイオード10,11,12のバイアス電流Ib1,
Ib2が入力信号Siに対して影響を及ぼすことがないよ
うにするための直流阻止用コンデンサとなっている。
【0032】上記のバイアス回路は、電流源回路1と、
PNPトランジスタ2,3と、一定の基準電圧Vrefを
発生する定電圧源回路4と、入力信号Siのレベル変動
分(予め決められたレベルに対する誤差分)に応じて自
動調整した調整電圧Vagcを発生するAGC回路(自動
利得制御回路)5と、コイル6,7,16によって構成
されている。
【0033】ここで、電流源回路1は、常に一定値(固
定した電流値)の電流を出力する定電流源回路ではな
く、AGC回路5によって制御されることで、入力信号
Siの信号レベルに応じた電流値の出力電流I0を出力
する電流可変型の電流源回路で構成されている。すなわ
ち、減衰回路ATTが入力信号Siの信号レベルに応じ
て減衰量を変させる際に必要となる電流量が、その信号
レベルに応じて異なることから、AGC回路5によって
電流源回路1の出力電流I0を可変制御している。
【0034】そして、PNPトランジスタ2,3のエミ
ッタに電流源回路1が接続され、PNPトランジスタ2
のベースに定電圧源回路4が接続されると共にそのコレ
クタにはコイル6が接続され、PNPトランジスタ3の
ベースにAGC回路5が接続されると共にそのコレクタ
にはコイル7が接続されている。更に、コイル6,7は
それぞれPINダイオード12,10のアノードに接続
され、PINダイオード11のカソードとグランド端子
GNDとの間にコイル16が接続されている。
【0035】定電圧電源回路4とAGC回路5の各電圧
Vref,Vagcは予め所定電圧に初期設定されており、到
来電波の強さに応じたレベルの入力信号Siが入力する
と、PNPトランジスタ2,3が定電圧電源回路4の基
準電圧VrefとAGC回路5の調整電圧Vagcとの差電圧
に従って、電流源回路1からの定電流I0を分流するこ
とによってバイアス電流Ib1,Ib2を生成する。つま
り、差動対を構成しているPNPトランジスタ2,3
は、入力信号Siのレベルに応じてバイアス電流I b1
増加させるときにはバイアス電流Ib2を減少させ、逆に
バイアス電流Ib1を減少させるときにはバイアス電流I
b2を増加させるように、相反的に増減調整する。そし
て、バイアス電流Ib1をコイル7を介してPINダイオ
ード10,11に供給すると共に、バイアス電流Ib2
コイル6を介してPINダイオード12に供給する。
【0036】したがって、入力信号Siが予め決められ
た所定レベルより大きなレベルに変動しようとすると、
この変動をAGC回路5がいち早く検出し、調整電圧V
agcをレベル変動分に応じて上昇させる。これにより、
初期設定時よりもバイアス電流Ib1は減少し、バイアス
電流Ib2が増加することになって、PINダイオード1
0,11の内部抵抗値Rv1,Rv2は大きくなり、PIN
ダイオード12の内部抵抗値Rwは小さくなることで、
減衰信号Soのレベルを一定に保つべく減衰量nが自動
的に大きくなる。
【0037】一方、入力信号Siが予め決められた所定
レベルより小さなレベルに変動しようとすると、このレ
ベル変動をAGC回路5がいち早く検出し、調整電圧V
agcをレベル変動分に応じて降下させる。これにより、
初期設定時よりもバイアス電流Ib1は増加し、バイアス
電流Ib2が減少することになって、PINダイオード1
0,11の内部抵抗値Rv1,Rv2は小さくなり、PIN
ダイオード12の内部抵抗値Rwは大きくなることで、
減衰信号Soのレベルを一定に保つべく減衰量nが自動
的に小さくなる。
【0038】ここで、PINダイオード10,11,1
2の各内部抵抗値Rv1,Rv2,Rwを上記式(1)〜
(3)の関係に従って調節することで、減衰信号Soの
レベルを一定に保つべく減衰量nを調節することとして
いる。すなわち、AGC回路5には、上記式(1)〜
(3)の関係を表す所定データを予め記憶したルックア
ップテーブル(図示省略)等が備えられている。そし
て、AGC回路5は、入力信号Siのレベルを検出する
と、その検出結果に基づいてルックアップテーブル等を
検索し、減衰信号Soのレベルを一定に保つための減衰
量n及びその減衰量nを生じさせる内部抵抗値Rv1,R
v2,Rwのデータを取得する。更にそれらの内部抵抗値
Rv1,Rv2,Rwのデータに対応するバイアス電流Ib
1,Ib2を生成するための調整電圧Vagcを発生すること
で、PINダイオード10,11,12の内部抵抗値R
v1,Rv2,Rwを適切な値に自動調整している。
【0039】このように、AGC回路5によって、一定
の基準電圧Vrefに対して調整電圧Vagcが自動的にAG
C制御されることで、バイアス電流Ib1とIb2が調整さ
れ、且つPINダイオード10,11,12の内部抵抗
値Rv1,Rv2,Rwが適切に可変調整されることで、減
衰信号Soのレベルが一定に保たれるようになってい
る。
【0040】固定抵抗15は、同調回路18側から本減
衰回路ATT側を見たときの出力インピーダンスZoを
一定に保つべく寄与する抵抗となっている。
【0041】次に、かかる構成の減衰回路ATTの動作
を図3に示した等価回路(図2に対応した等価回路)
と、減衰量可変範囲の特性を示す図4を参照して説明す
る。尚、図4において、同図(a)は、従来の減衰回路
における減衰量可変範囲の特性を模式的に示し、同図
(b)は、本実施形態の減衰回路における減衰量可変範
囲の特性を模式的に示している。
【0042】また、具体的な実施例として、本減衰回路
ATTの出力インピーダンスZoが常に約50〔Ω〕と
なるように設定すべく固定抵抗15の抵抗値R15を50
〔Ω〕に設定したときの動作を説明する。
【0043】更に、到来電波の強度が次第に大きくなっ
ていき、入力信号Siが小さなレベルから次第に大きな
レベルに変化したときの動作、つまり、実際に本減衰回
路ATTの特性を計測試験する際と同様の条件下で入力
信号Siを加えたときの動作について説明する。
【0044】本減衰回路ATTの減衰量可変範囲は、約
600MHzにおいて、最小減衰量が約1.05〔d
B〕、最大減衰量が約42〔dB〕となるように予め決
められている。したがって、入力信号Siのレベルに応
じて、約1.05〔dB〕から約42〔dB〕の範囲で
減衰量nを自動調節するようになっている。
【0045】まず、入力信号Siのレベルが小さく、減
衰量nを最小減衰量とすべき時は、PINダイオード1
0,11の内部抵抗値Rv1,Rv2を共に約3.17
〔Ω〕に設定し、PINダイオード12の内部抵抗値R
wをその電気物性的制約によって生じる限界の抵抗値
(約413Ω)に調節している。
【0046】この最小減衰量調整時では、入力信号Si
のレベルが小さくなるのに応じて、AGC回路5がバイ
アス電流Ib1を増加させ、且つバイアス電流Ib2を減少
させるように動作する。これにより、PINダイオード
10,11の内部抵抗値Rv1,Rv2は、電気物性的制約
に起因して生じる約3.17〔Ω〕となり、PINダイ
オード12の内部抵抗値Rwは約413〔Ω〕となる。
【0047】こうしてPINダイオード10,11,1
2の内部抵抗値Rv1,Rv2,Rwが変化することで最小
減衰量は約1.05〔dB〕となり、減衰信号Soを一
定のレベルに保つことが可能となる。
【0048】更に、PINダイオード10,11の内部
抵抗値Rv1,Rv2は、固定抵抗15の抵抗値R15(=5
0Ω)に較べて相対的に小さな値(=3.17Ω)にな
ることから、並列接続の関係にあるPINダイオード1
1と固定抵抗15との並列抵抗値Rv2×R15/(Rv2+
R15)は、PINダイオード11の内部抵抗値Rv2が優
勢になり、次式(4)で表されるように固定抵抗15を
実質的に無視して考えることが可能となる。このため、
図3(a)中の点線で示すように、固定抵抗15が接続
されていないのと等価な状態となる。
【0049】
【数2】
【0050】この固定抵抗15が接続されていないのと
等価になる状態では、上記式(1)〜(3)の関係を満
足した状態の下で動作することから、出力インピーダン
スZoはほぼ一定の50〔Ω〕に保たれる。
【0051】したがって、減衰量nが最小減衰量になる
時は、出力インピーダンスZoはほぼ50〔Ω〕とな
り、且つ最小減衰量も減衰信号Soのレベルをほぼ一定
に保つように自動的に変化する。
【0052】次に、高周波の入力信号Siのレベルが次
第に大きくなっていくと、その入力信号Siのレベルに
応じてバイアス電流Ib1,Ib2は上記式(1)〜(3)
を満足するように調整されて変化し、更にバイアス電流
Ib1,Ib2に応じてPINダイオード10,11,12
の内部抵抗値Rv1,Rv2,Rwも調整されることで、減
衰信号Soのレベルを一定に保つべく減衰量nは次第に
大きくなっていく。
【0053】ただし、上記式(1)〜(3)の関係で
は、PINダイオード10,11の内部抵抗値Rv1,R
v2が約46.9〔Ω〕になる時に、PINダイオード1
2の内部抵抗値Rwは電気物性的制約によって限界の抵
抗値(約3.17Ω)に到達する。
【0054】このPINダイオード10,11の内部抵
抗値Rv1,Rv2が約46.9〔Ω〕となり、PINダイ
オード12の内部抵抗値Rwが約3.17〔Ω〕になる
と、減衰量nは約30〔dB〕となる。
【0055】したがって、PINダイオード12の内部
抵抗値Rwがこれ以上小さな値にはなり得ない約3.1
7〔Ω〕に到達するまでの範囲内、すなわち、図4
(b)中に「通常の減衰量可変範囲」として示している
範囲内では、減衰量nは入力信号Siのレベルに応じ
て、約1.05〔dB〕から約30〔dB〕の範囲内で
調節されることで、減衰信号Soは一定レベルに保たれ
る。更に、減衰量nが約1.05〔dB〕から約30
〔dB〕の範囲内で調節されるときは、上記式(1)〜
(3)の関係を満足するように、PINダイオード1
0,11,12の内部抵抗値Rv1,Rv2,Rwが変化す
ることから、出力インピーダンスZoはほぼ一定の50
〔Ω〕に保たれる。
【0056】次に、上記した「通常の減衰量可変範囲」
のときよりも更に大きなレベルの入力信号Siが入力さ
れると、AGC回路5は、上記式(1)〜(3)の関係
に従って、PINダイオード10,11のバイアス電流
Ib1を次第に増加させていくと同時に、PINダイオー
ド12のバイアス電流Ib2を次第に減少させていく。
【0057】こうして上記式(1)〜(3)の関係に従
ってバイアス電流Ib1,Ib2を変化させると、PINダ
イオード12の内部抵抗値Rwは約3.17〔Ω〕のま
まとなり、PINダイオード10,11の内部抵抗値R
v1,Rv2だけがバイアス電流Ib1に応じて大きくなって
いく。
【0058】つまり、PINダイオード12の内部抵抗
値Rwは、バイアス電流Ib1が増加しても、電気物性的
制約のために、これ以上小さな値にはなり得ない約3.
17〔Ω〕のままとなり、一方、PINダイオード1
0,11の内部抵抗値Rv1,Rv2は、電気物性的制約を
生じないために、バイアス電流Ib1が減少するのに応じ
て次第に大きくなる。
【0059】このようにPINダイオード10,11,
12の内部抵抗値Rv1,Rv2,Rwが変化すると、入力
信号Siのレベルが次第に大きくなるのに従って、減衰
量nも次第に大きくなっていく。
【0060】更に、PINダイオード10,11の内部
抵抗値Rv1,Rv2は、固定抵抗15の抵抗値R15に較べ
て、より大きな値になっていく。このため、並列接続の
関係にあるPINダイオード11と固定抵抗15との並
列抵抗値Rv2×R15/(Rv2+R15)は、固定抵抗15
の抵抗値R15が優勢になり、次式(5)で表されるよう
にPINダイオード11を実質的に無視して考えること
が可能となる。更に図3(b)中の点線で示すように、
PINダイオード11が接続されていないのと等価な状
態となる。
【0061】
【数3】
【0062】こうしてPINダイオード11が接続され
ていないのと等価になる状態では、出力インピーダンス
Zoは固定抵抗15の抵抗値R15とほぼ等しい値(50
Ω)に保たれる。
【0063】したがって、減衰量nが30〔dB〕を超
える場合、すなわち図4(b)中に「拡大された減衰量
可変範囲」として示している範囲内においても、出力イ
ンピーダンスZoはほぼ一定の50〔Ω〕に保たれ、更
に入力信号Siのレベルが大きくなっても、減衰信号So
のレベルが過大にならないように減衰量nが変化してい
く。
【0064】そして、本減衰回路ATTは、PINダイ
オード10,11の内部抵抗値Rv1,Rv2が約1000
〔Ω〕となるときを上限として決めることで、このとき
の減衰量nを最大減衰量(約42dB)としている。
【0065】次に、本実施形態の減衰回路ATTによっ
て得られる減衰量可変範囲と、図6(a)に示した従来
の減衰回路の減衰量可変範囲とを比較することで、本実
施形態の減衰回路ATTの優位性について説明する。
【0066】図6(a)に示した減衰回路を構成してい
るPINダイオードV1,V2,Wを、本実施形態の減
衰回路ATTを構成しているPINダイオード10,1
1,12と同特性のPINダイオードで形成して動作さ
せると、従来の減衰回路の減衰量可変範囲は、図4
(a)のようになる。
【0067】一方、本減衰回路ATTの減衰量可変範囲
は、上記したように図4(b)のようになり、従来の減
衰回路では得られなかった約30〔dB〕を超える減衰
量nを得ることが可能となっている。
【0068】すなわち、図4(b)中に示す「通常の減
衰量可変範囲」と、図4(a)中に示す「従来の減衰量
可変範囲」とがほぼ同じ範囲となり、本減衰回路ATT
では、図4(b)中に示す「拡大された減衰量可変範
囲」の分が更に拡大された範囲「本実施形態の減衰可能
範囲」となる。
【0069】このように、本減衰回路ATTは、最大減
衰量の側の減衰量可変範囲が飛躍的に拡大したことで、
入力信号Siに対する制御可能範囲を広げることが可能
となると共に、より強入力特性の得られる受信機の実現
が可能となる。
【0070】更に、減衰量可変範囲が拡大しても出力イ
ンピーダンスZoは常に一定に保たれることから、従来
問題となっていた、同調回路の同調特性がずれて十分な
妨害除去能力をあげることが困難になるといった問題を
解消することができる。
【0071】また、本減衰回路ATTは、図7に示した
ようにグランド端子GND側に複数のPINダイオード
を並列接続する構成ではないので、回路規模の小型化な
どが可能となる。
【0072】このように、本実施形態の減衰回路ATT
によれば、減衰量の可変範囲が広く、出力インピーダン
スを一定に保つことができ、また、回路規模を小さくす
ることができる等の効果が得られ、また、可変抵抗素子
として高周波特性の良いPINダイオードを用いること
で、高周波特性の優れた減衰回路を提供することができ
る等の効果が得られる。
【0073】尚、本実施形態では、図4(b)に示した
ように、最大減衰量をより大きくすることで減衰量可変
範囲の拡大を図る場合を説明したが、最小減衰量をより
小さくすることで、減衰量可変範囲の拡大を図ることも
できる。
【0074】すなわち、最小減衰量が得られる時に、P
INダイオード10,11の内部抵抗値Rv1,Rv2が電
気物性的制約によって3〔Ω〕未満にはなり得ない状態
になっても、PINダイオード12の内部抵抗値Rwが
上記の413〔Ω〕以上となるように、AGC回路5に
よってバイアス電流Ib1,Ib2を調整する。これによ
り、図4(b)中の範囲ALで示されるように、最小減
衰量がより小さな値となるように減衰量可変範囲を拡大
することができる。
【0075】このように、最小減衰量をより小さくする
と、到来電波が微弱となって入力信号Siのレベルが極
めて小さくなるような場合に、入力信号Siに対する減
衰量を極めて小さくすることができるため、減衰信号S
oのレベルを無用に小さくしてしまうといった問題を解
消することができる。
【0076】また、可変抵抗素子としてPINダイオー
ドを適用した場合を説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、他の種類の半導体ダイオード等の可
変抵抗素子を適用してもよい。
【0077】また、電気物性的抑制によって内部抵抗値
が3〔Ω〕未満にはならないPINダイオードを適用し
た場合の減衰回路について説明したが、電気物性的抑制
によって他の値の内部抵抗値を生じる可変抵抗素子を用
いる場合にも、本発明を適用することができる。
【0078】また、出力ピーダンスZoを50〔Ω〕に
設定するための減衰回路について説明したが、他の値の
出力ピーダンスZo、例えば75〔Ω〕の出力ピーダン
スZoをに設定するための減衰回路についても本発明を
適用することができる。
【0079】また、本実施形態では、PINダイオード
11に固定抵抗15を並列接続する場合を説明したが、
固定抵抗15の代わりに、PINダイオード等の抵抗素
子をPINダイオード11に対して並列接続する構成に
してもよい。
【0080】また、AGC回路15が入力信号Siのレ
ベル変動を検出してAGC制御を行う場合を説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば減
衰信号Soのレベル変動を検出してAGC制御を行う
等、他の信号のレベルを検出してAGC制御を行うよう
にしてもよい。
【0081】また、図1に示すように、差動対を構成す
るPNPトランジスタ2,3によって定電流I0を分流
することでバイアス電流Ib1,Ib2を生成する構成を説
明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例
えば、バイアス電流Ib1,Ib2をそれぞれ別個に発生す
る電流源回路を備え、AGC回路5の調整電圧Vagcに
従ってその電流源回路を制御するようにしてもよい。
【0082】また、本実施形態では、PINダイオード
12の内部抵抗値Rwが電気物性的制約によって限界の
抵抗値(3.17Ω)に達し、それ以上の減衰量nを設
定する際に、バイアス電流Ib2を上記(1)〜(3)の
関係に従って調整することとした。しかしかかる手法に
限定されるものではなく、例えば、PINダイオード1
2の内部抵抗値Rwが電気物性的制約によって限界の抵
抗値(3.17Ω)に達し、それ以上の減衰量nを設定
する際には、バイアス電流Ib2の値を固定することによ
って、PINダイオード12の内部抵抗値Rwを限界の
抵抗値(3.17Ω)に保持するようにしてもよい。
【0083】尚、本実施形態の説明では、上記式(1)
〜(3)の関係を満足するように、PINダイオードの
バイアス電流を変化させるものとして説明したが、実際
には、追加した抵抗15の影響があるため、上記式
(1)〜(3)のZoに50〔Ω〕を入力した値となる
ようにPINダイオードの抵抗値を変化させても、出力
インピーダンスZoを一定の50〔Ω〕とすることはで
きない。したがって、厳密に出力インピーダンスZoを
一定にさせようとする場合には、PINダイオードの抵
抗値を補正することが望ましい。
【0084】また、図4(b)中の範囲ALで示したよ
うに、最小減衰量をより小さくする際にも、PINダイ
オード10,11の内部抵抗値Rv1,Rv2が電気物性的
制約によって3〔Ω〕に到達すると、バイアス電流Ib1
の値を固定することによって、PINダイオード10,
11の内部抵抗値Rv1,Rv2を限界の抵抗値(3Ω)に
保持するようにしてもよい。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、直列接続
された第1,第2の可変抵抗素子と、第1,第2の可変
抵抗素子の接続点とグランドとの間に接続された第3の
可変抵抗素子とを備え、第1,第2の可変抵抗素子の抵
抗値と第3の可変抵抗素子の抵抗値とが相反的に増減変
化することにより、第1の可変抵抗素子に入力する信号
に対する減衰量を可変して、減衰した信号を第2の抵抗
素子より出力する減衰回路であって、出力インピーダン
スが所定値となるように寄与する抵抗素子が何れかの可
変抵抗素子に対し並列接続されているので、並列接続の
関係にある可変抵抗素子と抵抗素子とが相互に作用し合
うことで、減衰量を可変しても出力インピーダンスを所
定値に保つことが可能な定インピーダンス型の減衰回路
を提供することができる。
【0086】また、出力インピーダンスを所定値に保つ
ことが可能となることで、減衰量の可変範囲の拡大が可
能な定インピーダンス型の減衰回路を提供することがで
きる。
【0087】また、部品点数が少ないことから、回路規
模を小さくすることができる等の効果が得られる。
【0088】また、第1,第2,第3の可変抵抗素子と
してPINダイオードを適用することで、高周波特性に
優れた減衰回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の減衰回路の構成を示す回路図であ
る。
【図2】本実施形態の減衰回路の等価回路を示す図であ
る。
【図3】最小減衰量調整時における本実施形態の減衰回
路の動作と、拡大された減衰量可変範囲における本実施
形態の減衰回路の動作を等価的に示した図である。
【図4】従来の減衰回路における減衰量可変範囲と、本
実施形態の減衰回路における減衰量可変範囲とを対比し
て示した図である。
【図5】従来の減衰回路の等価回路を示す図である。
【図6】従来の減衰回路のより具体的な構成及び動作を
説明するための図である。
【図7】従来の他の減衰回路の構成を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
ATT…減衰回路 1…電流源回路 2,3…PNPトランジスタ 4…定電圧源回路 5…AGC回路 6,7,16…コイル 8…アンテナ 9,13,14,17…コンデンサ 10,11,12…PINダイオード 18…同調回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列接続された第1,第2の可変抵抗素
    子と、前記第1,第2の可変抵抗素子の接続点とグラン
    ドとの間に接続された第3の可変抵抗素子とを備え、前
    記第1,第2の可変抵抗素子の抵抗値と前記第3の可変
    抵抗素子の抵抗値とが変化することにより、前記第1の
    可変抵抗素子に入力する信号に対する減衰量を可変し
    て、減衰した信号を前記第2の可変抵抗素子より出力す
    る減衰回路であって、 出力インピーダンスが所定値となるように寄与する抵抗
    素子が前記何れかの可変抵抗素子に対し並列接続されて
    いることを特徴とする減衰回路。
  2. 【請求項2】 前記抵抗素子は、前記第2の可変抵抗素
    子に対し並列に接続されていることを特徴とする請求項
    1に記載の減衰回路。
  3. 【請求項3】 前記可変抵抗素子はPINダイオードで
    あり、 前記第1の可変抵抗素子に入力する信号レベルに応じ
    て、前記第1,第2の可変抵抗素子の抵抗値を可変する
    バイアス電流と前記第3の可変抵抗素子の抵抗値を可変
    するバイアス電流とを増減調整する電流調整手段が設け
    られるとともに、 前記第1の可変抵抗素子と第2の可変抵抗素子の接点と
    抵抗素子との間にコンデンサが設けられていることを特
    徴とする請求項2に記載の減衰回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008035419A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Mitsumi Electric Co Ltd カーラジオ用fmアンプおよびそれを備えるfm受信機
JP2011015070A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Toshiba Corp 高周波信号の分配装置及び分配方法及びテレビジョン信号受信装置
JP7190926B2 (ja) 2019-02-07 2022-12-16 三菱電機特機システム株式会社 帯域阻止フィルタ

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