JP2011015070A - 高周波信号の分配装置及び分配方法及びテレビジョン信号受信装置 - Google Patents

高周波信号の分配装置及び分配方法及びテレビジョン信号受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】インピーダンスを広い周波数帯において安定に維持し高周波信号の歪発生要因を低減しながら、可変減衰器の減衰量を広いレンジで調整可能とする。
【解決手段】高周波信号の分配装置において、第一、第二の可変減衰回路14、15は、前記高周波信号が入力ノードに導かれ、挿入損失が略0[dB]の設定を含む複数の減衰量を選択的に設定可能である。第一、第二の可変減衰回路は直列接続されている。切り替え回路110,120は、前記第一と前記第二の可変減衰回路に含まれており、各回路の前記複数の減衰量を選択的に組み合わせることにより、挿入損失が略0[dB]を含む組み合わせ減衰量を設定する。前記第一および第二の可変減衰回路は、それぞれの前記組み合わせ減衰量の設定状態にあっても略一定のインピーダンスを設定されている。
【選択図】図1

Description

この発明は高周波信号の分配装置及び分配方法及びテレビジョン信号受信装置に関する。
例えば複数のチューナを有し、異なるチャンネルの信号を同時に受信できるテレビジョン信号受信装置がある。このテレビジョン信号受信装置には、高周波信号の分配装置が設けられている。この種の分配装置を示した文献として、特許文献1、特許文献2、特許文献3がある。
特許文献1は、1つの分配器として、1入力端子と複数出力端子を有する分配器を使用している。1つの分配器は、入力側にセレクタを有し、このセレクタの出力が供給される複数の分配回路を有する。それぞれの分配回路は1入力端子2出力端子を有し、それぞれ分配比(1対N)が異なり、1つの分配器の中の分配回路のうちいずれか1つが採用される。そして採用された分配回路の一方の出力端子(分配率1)が対応するチューナに接続され、他方の出力端子(分配率N)が次段の同様な構成の分配器の入力端子に接続されている。Nは後段に接続される分配器(チューナ)の数に比例する。
特許文献2は、入力高周波信号のレベルに応じて減衰量を可変するための可変減衰器と、回路の分配損失を補償するための広帯域増幅器を有する。この文献2の技術では可変減衰器を切り替えると分配回路のインピーダンスが変化することがある。
特許文献3は、分配器の入力側において、高周波信号の利得を一定に自動制御している。
特開2008−016987号公報 特開平02−092010号公報 特開平06−253276号公報
例えばデジタルテレビジョン信号受信装置、デジタルテレビジョン信号録画装置、セットトップボックスなどは、設置位置によって、アンテナから入力する高周波信号のレベルが大きく異なる場合がある。
レベルを調整するために減衰器により単純にレベル調整を行うだけでは、特に広帯域(例えば90MHz〜770MHz)な高周波信号の場合、後段の回路との整合性が不均一・不安定になる、また安定した周波数特性が得られない等の問題がある。
また分配器による分配損失があると雑音指数が悪化する。この雑音指数を低減するために高周波増幅器で高周波信号を十分に増幅しようとすると、高周波信号に非線形歪が発生するので、ダイナミックレンジを抑えることになる。また分配器が多段化されると、全体回路に対して総合的にインピーダンスの低下、周波数特性の劣化が生じる。
そこでこの発明では、インピーダンスを広い周波数帯において安定に維持し高周波信号の歪発生要因を低減しながら、可変減衰器の減衰量を広いレンジで調整可能とする、高周波信号の分配装置及び分配方法及びテレビジョン信号受信装置を提供することを目的とする。
またこの発明では、前記可変減衰器の負荷となる次段の分配器の入力インピーダンスを安定化することで、前記可変減衰器の周波数特性を広範囲に安定化させることができる、高周波信号の分配装置及び分配方法及びテレビジョン信号受信装置を提供することを目的とする。
またこの発明では、前記可変減衰器の後段に設けられる周波数特性補正回路の周波数−挿入損失特性の選択により、広い周波数範囲で安定した特性の分配出力を得ることができる高周波信号の分配装置及び分配方法及びテレビジョン信号受信装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、
高周波信号が入力ノードに導かれ、挿入損失が略0[dB]の設定を含む複数の減衰量を選択的に設定可能な第一の可変減衰回路と、前記第一の可変減衰回路に直列接続され、挿入損失が略0[dB]の設定を含む複数の減衰量を選択的に設定可能であり、分配用の出力を得る第二の可変減衰回路と、前記第一と前記第二の可変減衰回路に含まれており、各回路の前記複数の減衰量を選択的に組み合わせることにより、挿入損失が略0[dB]を含む組み合わせ減衰量を複数設定可能であり、いずれか1つを設定する切り替え回路と、を有し、かつ前記第一および第二の可変減衰回路は、それぞれの前記組み合わせ減衰量の各設定状態にあっても略一定のインピーダンスを呈するよう設定されていることを特徴とする。
この発明によると、インピーダンスを広い周波数帯において安定に維持し高周波信号の歪発生要因を低減しながら、可変減衰器の減衰量を広いレンジで調整可能とし、広帯域且つ広ダイナミックレンジの効果を奏する。
この発明の一実施例を示すブロック図である。 この発明の一実施例における可変減衰器の回路例を示す図である。 この発明の一実施例における周波数特性補正回路の例を示す図である。 この発明の一実施例における周波数特性補正回路の周波数特性例を示す図である。 この発明の一実施例における二分配回路の回路例を示す図である。 この発明の他の実施例のブロック図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。本発明は例えば90MHz〜770MHzのテレビジョン用高周波信号を複数の分配出力端子に分配する高周波信号の分配装置に関わる。
図1は、この発明の実施例のブロック図を示す。ここでは、高周波信号入力端子11から入力された高周波信号を八つの分配出力端子1〜8に出力する高周波信号の分配装置の例を示す。
高周波信号入力端子11から入力された広帯域な高周波信号は、バンドパスフィルタ12で不要な周波数帯域(ここでは90MHz以下と770MHz以上)の信号を除去された後、高周波増幅器13に入力され、ここで所定の利得に増幅される。
高周波増幅器13の出力信号は可変減衰器10に入力され所定の減衰量まで減衰された後、二分配回路16で二分配される。可変減衰器10は、直列接続された第一の可変減衰回路14と第二の可変減衰回路15を有するが、その具体的構成については図2の説明で詳述する。
二分配回路16で分配された一方の信号は、高周波増幅器21に入力され所定の利得に増幅された後、周波数特性補正回路22で周波数特性を補正される。この周波数補正された信号は、二分配回路23で更に二分配される。
二分配回路23で分配された一方の信号は、高周波増幅器41に入力され所定の利得に増幅された後、周波数特性補正回路42で周波数特性を補正される。この周波数補正された信号は、二分配回路43で更に二分配され、二分配出力は、バンドパスフィルタ81、82を通過後、分配出力端子1、2より出力される。
二分配回路23で分配された他方の信号は、高周波増幅器51に入力され所定の利得に増幅された後、周波数特性補正回路52で周波数特性を補正される。この周波数補正された信号は、二分配回路53で更に二分配され、二分配出力は、バンドパスフィルタ83、84を通過後、分配出力端子3、4より出力される。
二分配回路16で分配された他方の信号が、高周波増幅器31から分配出力端子5〜8に至る経緯は、上述した、一方の信号が高周波増幅器21から分配出力端子1〜4に至る経緯と同様なな構成であるため、説明を割愛する。
ここで、高周波増幅器21、31、41、51、61、71は、過大な入力信号により発生する非線形ひずみ成分によって、テレビジョン信号の受信に障害が発生する場合がある。
しかし、図1の構成によれば、可変減衰器10の減衰量を適切に設定することにより、高周波増幅器の非線形ひずみを抑圧することができる。また、高周波増幅器がない場合であっても、本分配装置の後段に接続される回路(図示せず)には非線形ひずみを発生する回路が存在することが一般的であるため、そのような場合にも本発明の構成は有効である。
なお、図1では、八つの分配出力を得る構成として説明したが、可変減衰器10の後段に高周波増幅器21、31のような過大な入力信号により非線形ひずみが発生する構成であれば、八つの分配出力に限らず、二つの分配出力であっても同様の効果が得られる。
図2は、図1に示した可変減衰器10の回路例を示す。以下、図2に基づいて本発明の構成要素である可変減衰器10について詳細に説明を行う。
図2の可変減衰器は、直列接続された第一の可変減衰回路14と第二の可変減衰回路15を有する。
はじめに、第一の可変減衰回路14について説明を行う。可変減衰回路14の主な構成要素は信号経路切り替え回路110と固定減衰回路111である。
入力ノード100は、結合コンデンサ211を介して、インダクタ212の一方端子に接続されるとともに、PINダイオード112と、PINダイオード114のカソードに接続される。インダクタ212の他方の端子は、バイパスコンデンサ213と抵抗214を並列に介して接地端子に接続されている。PINダイオード114のアノードはインダクタ119を介してインダクタ216の一方の端子とコンデンサ219の一方の端子との接続点に接続されている。またPINダイオード112のアノードは抵抗115と116を介してPINダイオード113のカソードに接続されている。PINダイオード113のアノードは、コンデンサ219の他方の端子とインダクタ218の一方の端子の接続点に接続されている。
抵抗115と116の接続点は、抵抗117−a,コンデンサ117−bを介して接地端子に接続されている。
制御端子102は、コンデンサ215を介して接地されるとともに、インダクタ126の他方の端子に接続されている。また制御端子102は位相反転器118を介した後、コンデンサ217を介して接地端子に接続されるとともに、インダクタ218の他方の端子に接続されている。
制御端子102の電圧が0Vのとき、位相反転器118を介して接続されている信号経路切り替え回路110内のPINダイオード112とPINダイオード113に共通の電流が流れ、PINダイオード112およびPINダイオード113は高周波的に短絡状態となる。一方、位相反転器118を介さないで接続されている信号経路切り替え回路110内のPINダイオード114には電流が流れないために高周波的に開放状態となる。この制御状態においては、入力ノード100から入力された高周波信号は、PINダイオード112を経由し、固定減衰回路111を経由し、さらにPINダイオード113を経由し、インダクタ130を経由して、後段の第二の可変減衰回路15に入力される。
反対に、制御端子102に正の電圧(たとえば+3.3V)が与えられたとき、位相反転器118を介して接続されている信号経路切り替え回路110内のPINダイオード112とPINダイオード113には電流が流れず、PINダイオード112およびPINダイオード113は高周波的に開放状態となる。一方、位相反転器118を介さないで接続されている信号経路切り替え回路110内のPINダイオード114には電流が流れるために高周波的に短絡状態となる。この制御状態においては、入力ノード100から入力された高周波信号は、PINダイオード114を経由し、インダクタ119およびインダクタ130を経由して、後段の第二の可変減衰回路15に入力される。
次に第二の可変減衰回路15について説明を行う。可変減衰回路15の主な構成要素は信号経路切り替え回路120と固定減衰回路121である。第二の可変減衰回路14からの出力端子は、結合コンデンサ220、インダクタ130を介してインダクタ222の一方の端子とコンデンサ225の一方の端子に接続されている。このインダクタ222とコンデンサ225の接続点は、インダクタ129を介してPINダイオード124のアノードに接続されている。また前記コンデンサ225の他方の端子は、インダクタ224の一方の端子とPINダイオード123のアノードに接続されている。PINダイオード123のカソードは、抵抗126、125を介してPINダイオード122のアノードに接続されている。このPINダイオード122とPINダイオード124のカソードは、インダクタ226の一方の端子に接続されるとともに、結合コンデンサ227を介して出力ノード101に接続されている。インダクタ226の他方の端子は、コンデンサ228と抵抗229を並列に介して接地端子に接続されている。
抵抗126と125の接続点は、抵抗127−a、コンデンサ127−bを介して接地端子に接続されている。制御端子103は、コンデンサ221を介して接地端子に接続されるとともに、インダクタ222の他方の端子に接続されている。また制御端子103は位相反転器128を介した後、コンデンサ223を介して接地端子に接続されるとともに、インダクタ224の他方の端子に接続されている。
制御端子103の電圧が0Vのとき、位相反転器128を介して接続されている信号経路切り替え回路120内のPINダイオード122とPINダイオード123に共通の電流が流れ、PINダイオード122およびPINダイオード123は高周波的に短絡状態となる。一方、位相反転器128を介さないで接続されている信号経路切り替え回路120内のPINダイオード124には電流が流れないために高周波的に開放状態となる。この制御状態においては、前記第一の可変減衰回路14から出力された高周波信号はインダクタ130を経由し、PINダイオード123を経由し、固定減衰回路121を経由し、さらにPINダイオード122を経由して、出力ノード101から出力される。
反対に、制御端子103に正の電圧(たとえば+3.3V)が与えられたとき、位相反転器128を介して接続されている信号経路切り替え回路120内のPINダイオード122とPINダイオード123には電流が流れず、PINダイオード122およびPINダイオード123は高周波的に開放状態となる。一方、位相反転器128を介さないで接続されている信号経路切り替え回路120内のPINダイオード124には電流が流れるために高周波的に短絡状態となる。この制御状態においては、第一の可変減衰回路14から出力された高周波信号はインダクタ130を経由して、第二の可変減衰回路15に入力され、インダクタ129を経由し、PINダイオード124を経由した後、出力ノード101から出力される。
ここで、第一の可変減衰回路14と第二の可変回路15は、素子配列において入出力の関係を逆転させているが、適宜変更して良いことを示したものである。
第一の可変減衰回路14内の固定減衰回路111の減衰量をA[dB]とし、前記可変減衰回路15内の固定減衰回路121の減衰量をB[dB]とした場合、入力ノード100から出力ノード101までの減衰量は、制御端子102および制御端子103の設定状態によって、下表の値が得られる。
Figure 2011015070
ここで、AとBは、同じ値でも異なった値でも良い。
また、入力ノード100の信号源インピーダンスが75Ωで、出力ノード101の負荷インピーダンスが75Ωの場合は、固定減衰回路111および121は75Ωとすることで、いずれの減衰量(0dB,AdB,BdB,(A+B)dB)でも略一定のインピーダンスが得られ、広帯域に平坦な減衰特性が得られる。
しかしながら、高周波回路においては、部品の残留インダクタンスや浮遊容量を無視することが出来ない場合があり、固定減衰器111および121を構成する際には、面実装型の固定抵抗器115〜117(125〜127)で構成することで良好な特性が得られる。また、PINダイオード112〜114および122〜124に関しては、完全な開放状態とはならず、端子間容量が存在する。これにより、端子間容量がしばしば高周波領域でのインピーダンス特性を悪化させ、減衰量の広帯域性を損なうことが発生する。このため、図2に示すインダクタ119、129、130などで適切に補正することで、改善することが出来る。
図1に記載したような、高周波増幅器や二分配回路が多段構成となった場合は、高周波増幅器の利得が使用周波数範囲の高周波側で不足したり、二分配回路の挿入損失が使用周波数範囲の高周波側で大きくなることがある。また、多段構成する際に、回路ブロック間で不整合が発生することにより、総合の利得特性の平坦性が損なわれ、これによって、周波数範囲によっては上述したような過大入力による非線形ひずみが発生して受信性能に障害を与えることがある。ここで述べる多段構成とは、一例として高周波信号入力端子11から分配出力端子1までの信号経路の例で示すと、3つの高周波増幅器13、21、41と3つの二分配回路16、23、43を直列に多段接続されていることを意味する。
上述した課題を解消するために、回路ブロック間に、図1に記載したように、必要に応じて周波数特性補正回路22、32、42、52、62、72を挿入することが有効になる。
図3は、前記図1に記載した周波数特性補正回路22、32、42、52、62、72の回路例を示す。以下、図3に基づいて本発明の構成要素である周波数特性補正回路について詳細に説明を行う。
図3の周波数特性補正回路は、第一の共振回路131と固定減衰部142と第二の共振回路132を有する。第一の共振回路131は、コンデンサ133とインダクタ135の直列共振回路であり、一方の端子は入力ノード140に接続され、他方の端子は出力ノード141に接続されている。
固定減衰部142は、固定抵抗器137〜139で構成されている。抵抗器137の一方の端子は入力ノード140に接続され、固定抵抗器137の他方の端子は固定抵抗器138の一方の端子に接続され、固定抵抗器138の他方の端子は出力ノード141に接続されている。固定抵抗器139の一方の端子は固定抵抗器137と固定抵抗器138との接続点に接続され、固定抵抗器139の他方の端子は第二の共振回路132の一端に接続されている。
第二の共振回路132はコンデンサ134とインダクタ136の並列共振回路である、一方の端子は固定減衰部142内の固定抵抗139に接続され、他方の端子は接地されている。
第一の共振回路131と第二の共振回路132の共振周波数を共に使用する周波数帯域の上限付近に設定することで、共振周波数においては低い挿入損失を持ち、共振周波数より低い周波数範囲と共振周波数よりも高い周波数範囲においては共振周波数における挿入損失よりも挿入損失が大きく、共振周波数から遠ざかるに従い、略一定の減衰量に漸近した特性が得られる。
図4は、共振周波数を770MHz付近に設定した場合の挿入損失を示した特性図の一例である。また、図示しないが、共振周波数から遠ざかると略一定のインピーダンスが得られる特徴がある。
図5は、図1に記載した二分配回路16、23、33、43、53、63、73の回路図を示す。以下図5に基づいて本発明の構成要素である二分配回路について詳細に説明を行う。
図5に示す二分配回路は、二分配部154の入力側にインピーダンス変換部153を備え、二分配部154の二つの出力ノード151、152の間に逆位相合成部155を備えている。
インピーダンス変換部153と二分配部154は、フェライトコアに複数の銅線を巻いた構成である。インピーダンス変換部153と二分配部154は、それぞれ独立したフェライトコアに構成することも可能であり、ひとつのフェライトコアに一体で構成することも可能である。
インピーダンス変換部153は、広帯域にわたって略一定のインピーダンスを得ることが出来る性質を持つ。このため、先の可変減衰器10の後段に設置した場合に、可変減衰器10の負荷インピーダンスが安定するために、可変減衰器10の減衰特性は広帯域に均一な特性が得られる。また、二分配回路23、33、43、53、63、73を、周波数特性補正回路22、32、42、52、62、72の後段に設置した場合は、周波数特性補正回路22、32、42、52、62、72の負荷インピーダンスを安定した所定の値(たとえば75Ω)に設定することができるため、理想定期な周波数特性補正を実現できる。
逆位相合成部155は、二分配部154の出力ノード151と出力ノード152の間のアイソレーション確保するために必要であり、もっとも基本的な回路構成は、出力ノード151と出力ノード152の間に100Ω〜500Ω程度の抵抗を接続することで改善される。
図5の例では、抵抗のほかにコンデンサやインダクタの一方または両方を接続することにより、出力ノード間のアイソレーションを得る周波数特性を設定することができる。しかし、90MHz〜770MHzもの広帯域にわたって良好なアイソレーションを得る事は難しい。
そこで、二分配器の後段に図3、図4に示したような周波数特性補正回路を接続することで、使用周波数範囲のなかで比較的低い周波数範囲に関しては、固定減衰部142の挿入損失が出力ポート間のアイソレーション改善に有効である。
このため逆位相合成部155の定数の最適化の際には、周波数の高い範囲を重視した設計が可能になり、その結果、総合的に広帯域に良好なアイソレーションを得ることができる。このような構成は、図1のなかでも採用されており、たとえば、二分配回路16の後段に周波数補正回路22,23を接続した構成となっている。つまり二分配回路16は、周波数補正回路22,23の前段に配置されている。
図6は、本発明の他の実施例のブロック図を示す。以下、図6に基づいて本発明の他の実施例について詳細に説明を行う。
図1では、2のべき乗である八つの分配出力端子で構成された実施例を示した。図6では、分配出力端子数が2のべき乗以外の場合の実施例を示す。図1との相違点は、図1の二分配回路33を、図6では固定減衰器34に置き換え、後続の回路ブロックを半減させ、六つの分配出力1〜6として構成した点である。
以下、その他の応用例について、説明を行う。図1や図6の構成では、すべての出力端子の特性を均一にする構成を示してきた。図示していないが、分配出力端子1〜8(または1〜6)の後続回路の要求により、分配出力端子の利得に差を設ける必要がある場合には、必要に応じて固定減衰器を加えても良い。
本発明を適用したテレビジョン受信機においては、可変減衰器10の減衰量を設定する方法としては、図1の高周波信号入力端子から入力された信号レベルを自動検出する方法と、ユーザーが受信状態に応じて設定する方法の、いずれも可能である。
テレビジョン信号のように90MHz〜770MHzにもわたる広帯域な信号を多分配する場合に、分配損失による雑音指数の悪化と、その分配損失を補うために設けられる高周波増幅器による非線形ひずみの発生に伴うダイナミックレンジの低減、ならびに、二分配器が多段化されることによるインピーダンスの低下や、周波数特性の劣化(高周波領域での挿入損失増大)などによる性能劣化が発生した。
本発明によれば、分配損失を補うための高周波増幅器の非線形ひずみを抑圧し、広帯域で均一且つ良好な利得特性や非線形ひずみ特性を得ることができ、高性能な多分配器が可能となる。
1〜8・・・分配出力端子、10・・・可変減衰器、11・・・高周波信号入力端子、12・・・バンドパスフィルタ(BPF)、13・・・高周波増幅器、14・・・第一の可変減衰回路、15・・・第二の可変減衰回路、16・・・二分配回路、21・・・高周波増幅器、22・・・周波数特性補正回路、23・・・二分配回路、31・・・高周波増幅器、32・・・周波数特性補正回路、33・・・二分配回路、34・・・固定減衰器、41・・・高周波増幅器、42・・・周波数特性補正回路、43・・・二分配回路、51・・・高周波増幅器、52・・・周波数特性補正回路、53・・・二分配回路、61・・・高周波増幅器、62・・・周波数特性補正回路、63・・・二分配回路、71・・・高周波増幅器、72・・・周波数特性補正回路、73・・・二分配回路、81〜88・・・バンドパスフィルタ(BPF)、100・・・入力ノード、101・・・出力ノード、102〜103・・・制御端子、110・・・信号経路切り替え回路、111・・・固定減衰回路、112、113、114・・・PINダイオード、115〜117・・・面実装型固定抵抗器、118・・・位相反転器、119・・・インダクタ、120・・・信号経路切り替え回路、121・・・固定減衰回路、122、123、124・・・PINダイオード、125〜127・・・面実装型固定抵抗器、128・・・位相反転器、129〜130・・・インダクタ、131・・・第一の共振回路、132・・・第二の共振回路、133〜134・・・コンデンサ、135〜136・・・インダクタ、137〜139・・・固定抵抗器、140・・・入力ノード、141:出力ノード、142:固定減衰部、150:入力ノード、151〜152:出力ノード、153・・・インピーダンス変換部、154・・・二分配部、155・・・逆位相合成部。

Claims (11)

  1. 高周波信号が入力ノードに導かれ、挿入損失が略0[dB]の設定を含む複数の減衰量を選択的に設定可能な第一の可変減衰回路と、
    前記第一の可変減衰回路に直列接続され、挿入損失が略0[dB]の設定を含む複数の減衰量を選択的に設定可能であり、分配用の出力を得る第二の可変減衰回路と、
    前記第一と前記第二の可変減衰回路に含まれており、各回路の前記複数の減衰量を選択的に組み合わせることにより、挿入損失が略0[dB]を含む組み合わせ減衰量を複数設定可能であり、いずれか1つを設定する切り替え回路と、を有し、
    かつ前記第一および第二の可変減衰回路は、それぞれの前記組み合わせ減衰量の各設定状態にあっても略一定のインピーダンスを呈するよう設定されていることを特徴とする高周波信号の分配装置。
  2. 前記第一の可変減衰回路は挿入損失が略0[dB]の設定と第一の所定の減衰量A[dB]の二つの設定が可能であり、前記第二の可変減衰回路は挿入損失が略0[dB]の設定と第二の所定の減衰量B[dB]の二つの設定が可能であり、
    前記組み合わせ減衰量は、挿入損失が略0[dB]の設定と第一の所定の減衰量A[dB]と、第二の所定の減衰量B[dB]と前記第一と第二の所定の減衰量とを加算したA+B[dB]の四つの設定状態を可能にしている、ことを特徴とする請求項1記載の高周波信号の分配装置。
  3. 前記第一と前記第二の可変減衰回路を含む可変減衰器の後段に、二分配回路を有し、前記二分配回路は、
    入力インピーダンスを広帯域に略一定のインピーダンスに変換するインピーダンス変換部と、
    このインピーダンス変換部の出力を二分配し、二分配出力端子に出力する二分配部と、
    前記二分配出力端子間に設けられる逆位相合成部を有することを特徴とする前記請求項1に記載した高周波信号の分配装置。
  4. 前記第一と前記第二の可変減衰回路を含む可変減衰器の後段に、高周波増幅器を含んでいることを特徴とした、前記請求項1に記載した高周波信号の分配装置。
  5. 前記第一の可変減衰回路および前記第二の可変減衰回路のそれぞれは、固定減衰回路と前記切り替え回路を有し、
    前記切り替え回路は、
    電流を共有し同位相で動作制御される第一および第二のPINダイオードと、
    前記第一および第二のPINダイオードとは逆位相で動作制御される第三のPINダイオードと、を有し、
    前記固定減衰回路は、前記第一のPINダイオードと第二のPINダイオードと接地端子間に接続され、面実装型固定抵抗器を有することを特徴とする請求項1に記載した高周波信号の分配装置。
  6. 前記第一と前記第二の可変減衰回路を含む可変減衰器の後段に二分配回路が配置され、
    前記二分配回路の出力側若しくは入力側に、周波数に応じて減衰量が異なる周波数特性補正回路を備え、
    前記周波数特性補正回路は所定の周波数においては低い挿入損失を持ち、前記所定の周波数より低い周波数範囲と前記所定の周波数よりも高い周波数範囲における挿入損失は前記所定の周波数における挿入損失よりも大きく、前記所定の周波数から遠ざかるに従い略一定の減衰量に漸近した特性を示すとともに略一定のインピーダンスを呈することを特徴とする請求項1に記載した高周波信号の分配装置。
  7. 前記周波数特性補正回路の前記所定の周波数は、使用周波数範囲の上限付近に設定したことを特徴とした請求項6に記載した高周波信号の分配装置。
  8. 前記周波数特性補正回路の後段に、高周波増幅器を含んでいることを特徴とした、前記請求項6に記載した高周波信号の分配装置。
  9. 前記周波数特性補正回路の前段又は後段の二分配回路は、
    入力インピーダンスを広帯域に略一定のインピーダンスに変換するインピーダンス変換部と、
    このインピーダンス変換部の出力を二分配し、二分配出力端子に出力する二分配部と、
    前記二分配出力端子間に設けられる逆位相合成部を有することを特徴とする前記請求項6に記載した高周波信号の分配装置。
  10. 前記請求項1乃至9に記載の高周波信号分配器を搭載し、可変減衰器10の減衰量をユーザーが設定可能としたことを特徴としたテレビジョン受信装置。
  11. 挿入損失が略0[dB]の設定を含む複数の減衰量を選択的に設定可能な第一の可変減衰回路の入力ノードに高周波信号を導き、
    前記第一の可変減衰回路に、挿入損失が略0[dB]の設定を含む複数の減衰量を選択的に設定可能であり、分配用の出力を得る第二の可変減衰回路を直列接続し、
    前記第一と前記第二の可変減衰回路に、各回路の前記複数の減衰量を選択的に組み合わせることにより、挿入損失が略0[dB]を含む組み合わせ減衰量を複数設定可能であり、いずれか1つを設定する切り替え回路を設け、
    かつ前記第一および第二の可変減衰回路は、それぞれの前記組み合わせ減衰量の各設定状態にあっても略一定のインピーダンスを呈するよう設定したことを特徴とする高周波信号の分配方法。
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